JP2006308611A - レンズ装置およびそれを備えたカメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンズの損傷を防止し、かつ、変倍機能を有するレンズ装置を提供する。
【解決手段】 レンズ装置10は、レンズユニット11と、レンズ群12と、軸部材13と、ステッピングモータ14,15とを含む。軸部材13は、レンズユニット11およびレンズ群12を支持する。レンズユニット11は、撮像素子20に対向して軸部材13に固定され、望遠レンズを構成する。レンズ群12は、撮像素子20に対向する位置へ移動し、レンズユニット11と共に広角レンズを構成する。ステッピングモータ14は、軸部材13の内部部材を周方向DR1,DR2に回転させ、レンズ群12を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置に選択的に移動させる。ステッピングモータ15は、軸部材13を光軸方向DR3に移動させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、レンズ装置およびそれを備えたカメラモジュールに関し、特に、倍率を切換え可能なレンズ装置およびそれを備えたカメラモジュールに関するものである。
従来、携帯電話機用のカメラモジュールは、焦点距離を変化させる2群方式のズームレンズユニットを備えている。このズームレンズは、負のパワーを有する第1の群と、正のパワーを有する第2の群とからなる。そして、第1の群と第2の群との間隔を変えることにより、ズームレンズの焦点距離、即ち倍率を変える(特許文献1)。
また、2焦点レンズが知られている(特許文献2)。この2焦点レンズは、第1レンズ群、第2レンズ群および第3レンズ群からなる。第1レンズ群は、負のパワーを有し、第2レンズ群は、正のパワーを有し、第3レンズ群は、負のパワーを有する。そして、第1レンズ群は、物体側に配置され、第2レンズ群は、第1レンズ群に対向して配置され、第3レンズ群は、第2レンズ群に対向して配置される。
2焦点レンズにおいては、第2レンズ群を光軸上で物体側に移動させることにより焦点を変える。
特許第3333473号公報 特開2004−294910号公報
しかし、特許文献1および特許文献2に開示されたレンズにおいては、レンズ群を光軸方向に移動させるため、レンズ同士が衝突し、レンズを損傷する可能性がある。また、レンズ群を移動させ、その後、焦点が合う位置でレンズ群を停止させるのが困難である。その結果、焦点が正確に合わない場合がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、レンズの損傷を防止し、かつ、変倍機能を有するレンズ装置を提供することである。
また、この発明の別の目的は、焦点を正確に合わせ、かつ、変倍機能を有するレンズ装置を提供することである。
さらに、この発明の別の目的は、レンズの損傷を防止し、かつ、変倍機能を有するレンズ装置を備えたカメラモジュールを提供することである。
さらに、この発明の別の目的は、焦点を正確に合わせ、かつ、変倍機能を有するレンズ装置を備えたカメラモジュールを提供することである。
この発明によれば、レンズ装置は、第1のレンズユニットと、複数のレンズと、レンズユニット形成手段とを備える。第1のレンズユニットは、撮像素子に対向して設けられ、第1の焦点距離を有する。複数のレンズは、第1のレンズユニットを第1の焦点距離と異なる第2の焦点距離を有する第2のレンズユニットに変換するためのレンズである。レンズユニット形成手段は、撮像素子に対向する第1の位置または撮像素子に対向しない第2の位置に複数のレンズを移動させ、撮像素子に対向して第1および第2のレンズユニットを選択的に形成する。
好ましくは、レンズユニット形成手段は、複数のレンズを第2の位置から第1の位置へ移動させ、撮像素子に対向して第2のレンズユニットを形成する。
好ましくは、第1のレンズユニットは、撮像素子に対向して固定されている。
好ましくは、レンズユニット形成手段は、第1または第2のレンズユニットの光軸方向において、第2のレンズユニットの全長が複数のレンズの全長と第1のレンズユニットの全長との和よりも短くなるように複数のレンズを第2の位置から第1の位置へ移動させる。
好ましくは、第1のレンズユニットは、望遠レンズを構成し、第2のレンズユニットは、広角レンズを構成する。
好ましくは、第1のレンズユニットは、第1から第3のレンズからなり、複数のレンズは、第4から第6のレンズからなる。そして、レンズユニット形成手段は、第4のレンズが第1のレンズと第2のレンズとの間に挿入されるように、複数のレンズを第2の位置から第1の位置へ移動させる。
好ましくは、第1のレンズユニットにおいて、第1のレンズは、物体側に配置され、第2のレンズは、第1のレンズに対向して配置され、第3のレンズは、第2のレンズに対向して配置される。第2のレンズユニットにおいて、第1のレンズは、物体側に配置され、第4のレンズは、第1のレンズに対向して配置され、第2のレンズは、第4のレンズに対向して配置され、第3のレンズは、第2のレンズに対向して配置され、第5のレンズは、第3のレンズに対向して配置され、第6のレンズは、第5のレンズに対向して配置される。
好ましくは、第2および第4のレンズは、第1、第3、第5および第6のレンズの屈折率よりも大きく、かつ、ほぼ同じ屈折率を有する。また、第1および第5のレンズは、ほぼ同じ屈折率を有する。
好ましくは、第1から第6のレンズは、ガラスからなる。
好ましくは、複数のレンズは、レンズユニットを構成し、レンズユニット形成手段は、第1の位置と第2の位置との間で複数のレンズをレンズユニットとして一体的に移動させる。
好ましくは、第1のレンズユニットは、広角レンズを構成し、第2のレンズユニットは、望遠レンズを構成する。
好ましくは、レンズユニット形成手段は、複数のレンズが撮影対象である物体と第1のレンズユニットとの間に挿入されるように複数のレンズを第2の位置から第1の位置へ移動させる。
好ましくは、第1のレンズユニットは、第1から第3のレンズからなり、複数のレンズは、第4から第7のレンズからなる。第1のレンズユニットにおいて、第1のレンズは、物体側に配置され、第2のレンズは、第1のレンズに対向して配置され、第3のレンズは、第2のレンズに対向して配置される。第2のレンズユニットにおいて、第4のレンズは、物体側に配置され、第5のレンズは、第4のレンズに対向して配置され、第6のレンズは、第5のレンズに対向して配置され、第7のレンズは、第6のレンズに対向して配置され、第1のレンズは、第7のレンズに対向して配置され、第2のレンズは、第1のレンズに対向して配置され、第3のレンズは、第2のレンズに対向して配置される。
好ましくは、第6のレンズは、光出射面に第1の回折格子を含む。第7のレンズは、光入射面に第2の回折格子を含む。
好ましくは、第1および第2の回折格子は、相互に異なる位相定数を有する。
好ましくは、第2のレンズは、第1および第3のレンズよりも大きい屈折率を有する。第5および第7のレンズは、第4および第6のレンズよりも大きい屈折率を有する。
好ましくは、第2のレンズは、第5のレンズとほぼ同じ屈折率を有する。
好ましくは、第1から第7のレンズは、ガラスからなる。
また、この発明によれば、カメラモジュールは、請求項1から請求項18のいずれか1項に記載のレンズ装置を備えるカメラモジュールである。
この発明によるレンズ装置においては、複数のレンズは、撮像素子に対向する第1の位置または撮像素子に対向しない第2の位置へ移動される。そして、焦点距離が相互に異なる第1および第2のレンズユニットが撮像素子に対向して選択的に形成される。
したがって、この発明によれば、第1のレンズユニットのレンズが第2のレンズユニットのレンズと衝突することはなく、レンズの損傷を防止し、かつ、焦点距離、即ち倍率を変えることができる。
また、この発明によるカメラモジュールにおいては、複数のレンズを撮像素子に対向する第1の位置または撮像素子に対向しない第2の位置へ移動して、相互に異なる焦点距離を有する第1および第2のレンズユニットを選択的に形成して物体が撮影される。
したがって、この発明によれば、第1および第2のレンズユニットのレンズの損傷を防止し、かつ、倍率を変えて物体を撮影できる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1によるカメラモジュールの概略図である。図1を参照して、この発明の実施の形態1によるカメラモジュール100は、レンズ装置10と、撮像素子20とを備える。
レンズ装置10は、レンズユニット11と、レンズ群12と、軸部材13と、ステッピングモータ14,15とを含む。レンズユニット11は、撮像素子20に対向して軸部材13に固定され、望遠レンズを構成する。
レンズ群12は、レンズユニット11と協同して広角レンズを構成する。すなわち、レンズ群12の光軸がレンズユニット11の光軸に一致するようにレンズ群12を撮像素子20に対向する位置へ移動させると、レンズユニット11およびレンズ群12は、広角レンズを構成する。
したがって、レンズユニット11は、標準レンズの焦点距離よりも長い焦点距離を有し、レンズユニット11およびレンズ群12は、標準レンズの焦点距離よりも短い焦点距離を有する。
軸部材13は、レンズユニット11およびレンズ群12を支持する。ステッピングモータ14は、レンズ群12が撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置へ移動するように軸部材13を周方向DR1,DR2へ回転させる。ステッピングモータ15は、軸部材13を光軸方向DR3へ移動させる。
撮像素子20は、たとえば、CCD(Charge Coupled Device)からなり、レンズユニット11またはレンズユニット11およびレンズ群12を介して対象とする物体の映像を撮影する。そして、撮像素子20は、その撮影した映像を画像処理部(図示省略)へ出力する。
図2は、図1に示す軸部材13およびステッピングモータ14の構成図である。また、図3は、図2に示す軸部材13およびステッピングモータ14のロータの光軸方向DR3における断面図である。
図2および図3を参照して、軸部材13は、外部部材130と、内部部材131〜133とからなる。外部部材130は、中空の円筒形状からなり、内部部材131を覆う。内部部材131は、中空の円筒形状からなり、内部部材132を覆う。内部部材132は、中空の円筒形状からなり、内部部材133を覆う。内部部材133は、円筒形状からなる。
外部部材130の一部分130Aは、内周側に溝1302を有する。また、内部部材131の一部分131Aは、外周側に突出部1311を有し、内周側に溝1312を有する。さらに、内部部材132の一部分132Aは、外周側に突出部1321を有し、内周側に溝1322を有する。さらに、内部部材133の一部分133Aは、外周側に突出部1331を有する。
そして、内部部材131の突出部1311は、外部部材130の溝1302に嵌合し、内部部材132の突出部1321は、内部部材131の溝1312に嵌合し、内部部材133の突出部1331は、内部部材132の溝1322に嵌合する。その結果、外部部材130および内部部材131〜133は、光軸方向DR3へ一体的に移動する。
また、外部部材130は、支持部材(図示せず)によって固定されており、内部部材131は、外部部材130に対して周方向DR1,DR2に回転可能であり、内部部材132は、内部部材131に対して周方向DR1,DR2に回転可能であり、内部部材133は、内部部材132に対して周方向DR1,DR2に回転可能である。その結果、内部部材131〜133は、それぞれ、独立に周方向DR1,DR2へ回転可能である。
外部部材130の一部分130Aの外周面には、三角形状の凹凸1301が形成されており、この凹凸1301には、歯車134が嵌合している。そして、歯車134の中心軸1341は、ステッピングモータ15の回転軸に連結されている。
また、外部部材130は、開口部130Bを有し、内部部材131は、開口部131Bを有する。さらに、内部部材133の一部分133Bは、外部部材130および内部部材131,132によって被覆されておらず、外部へ出ている。
レンズユニット11は、撮像素子20に対向して外部部材130に固定されている。レンズ群12は、3個のレンズ121〜123からなる。レンズ121は、内部部材133の一部分133Bに固定され、レンズ122は、外部部材130の開口部130Bおよび内部部材131の開口部131Bを介して内部部材132に固定され、レンズ123は、外部部材130の開口部130Bを介して内部部材131に固定されている。
ステッピングモータ14は、ロータ141〜143と、ステータコイル144〜146とを含む。ロータ141は、ステータコイル144の内周側にステータコイル144に対向して設けられ、ロータ142は、ステータコイル145の内周側にステータコイル145に対向して設けられ、ロータ143は、ステータコイル146の内周側にステータコイル146に対向して設けられる。
ロータ141は、ロータコア1411と、磁石1412とからなる。ロータコア1411は、略円筒形状からなり、内側が空洞になっている。磁石1412は、ロータコア1411に埋め込まれ、磁石1412の表面は、ロータコア1411の外周面に一致している。
ロータ142は、ロータコア1421と、磁石1422とからなる。ロータコア1421は、略円筒形状からなり、内側が空洞になっている。磁石1422は、ロータコア1421に埋め込まれ、磁石1422の表面は、ロータコア1421の外周面に一致している。
ロータ143は、ロータコア1431と、磁石1432とからなる。ロータコア1431は、略円筒形状からなる。磁石1432は、ロータコア1431に埋め込まれ、磁石1432の表面は、ロータコア1431の外周面に一致している。
そして、ロータコア1411は、軸部材13の内部部材131に連結されており、ロータコア1421は、ロータコア1411の内側を介して軸部材13の内部部材132に連結されており、ロータコア1431は、ロータコア1421の内側を介して軸部材13の内部部材133に連結されている。
ステータコイル144に一方方向の電流が流れると、ステータコイル144は、一方方向の磁力を発生し、その発生した磁力を磁石1412に及ぼす。そうすると、ロータ141は、周方向DR1に所定の距離ごと(ステップごと)に回転し、軸部材13の内部部材131も周方向DR1に所定の距離ごと(ステップごと)に回転する。これにより、レンズ123は、その光軸LX2がレンズユニット11の光軸LX1に一致するように撮像素子20に対向する位置へ移動する。
また、ステータコイル144に他方方向の電流が流れると、ステータコイル144は、他方方向の磁力を発生し、その発生した磁力を磁石1412に及ぼす。そうすると、ロータ141は、周方向DR2に所定の距離ごと(ステップごと)に回転し、軸部材13の内部部材131も周方向DR2に所定の距離ごと(ステップごと)に回転する。これにより、レンズ123は、撮像素子20に対向しない位置へ移動する。
ステータコイル145に一方方向の電流が流れると、ステータコイル145は、一方方向の磁力を発生し、その発生した磁力を磁石1422に及ぼす。そうすると、ロータ142は、周方向DR1に所定の距離ごと(ステップごと)に回転し、軸部材13の内部部材132も周方向DR1に所定の距離ごと(ステップごと)に回転する。これにより、レンズ122は、その光軸LX2がレンズユニット11の光軸LX1に一致するように撮像素子20に対向する位置へ移動する。
また、ステータコイル145に他方方向の電流が流れると、ステータコイル145は、他方方向の磁力を発生し、その発生した磁力を磁石1422に及ぼす。そうすると、ロータ142は、周方向DR2に所定の距離ごと(ステップごと)に回転し、軸部材13の内部部材132も周方向DR2に所定の距離ごと(ステップごと)に回転する。これにより、レンズ122は、撮像素子20に対向しない位置へ移動する。
ステータコイル146に一方方向の電流が流れると、ステータコイル146は、一方方向の磁力を発生し、その発生した磁力を磁石1432に及ぼす。そうすると、ロータ143は、周方向DR1に所定の距離ごと(ステップごと)に回転し、軸部材13の内部部材133も周方向DR1に所定の距離ごと(ステップごと)に回転する。これにより、レンズ121は、その光軸LX2がレンズユニット11の光軸LX1に一致するように撮像素子20に対向する位置へ移動する。
また、ステータコイル146に他方方向の電流が流れると、ステータコイル146は、他方方向の磁力を発生し、その発生した磁力を磁石1432に及ぼす。そうすると、ロータ143は、周方向DR2に所定の距離ごと(ステップごと)に回転し、軸部材13の内部部材133も周方向DR2に所定の距離ごと(ステップごと)に回転する。これにより、レンズ121は、撮像素子20に対向しない位置へ移動する。
このように、ステータコイル144〜146に流す電流の方向を一方方向または他方方向へ切換えることにより、レンズ121〜123の各々を独立に撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置へ移動可能である。
すなわち、ステッピングモータ14は、軸部材13の内部部材131〜133の各々を独立に周方向DR1またはDR2に回転させ、レンズ121〜123の各々を独立に撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置へ移動可能である。
ステッピングモータ15が歯車134を矢印1の方向へ回転させると、軸部材13(外部部材130および内部部材131〜133)は、歯車134の回転に連動して光軸方向DR3の一方の方向DR31へ移動する。また、ステッピングモータ15が歯車134を矢印2の方向へ回転させると、軸部材13(外部部材130および内部部材131〜133)は、歯車134の回転に連動して光軸方向DR3の他方の方向DR32へ移動する。
上述したように、軸部材13は、ステッピングモータ14によって内部部材131〜133のみが周方向DR1,DR2へ回転するとともに、ステッピングモータ15によって外部部材130および内部部材131〜133が一体的に光軸方向DR3(DR31,DR32)へ移動する。
レンズユニット11およびレンズ群12をステッピングモータ15によって光軸方向DR3へ移動させるのは、レンズユニット11またはレンズユニット11およびレンズ群12からなるレンズのフォーカスを合わせるためである。
このように、レンズ装置10は、ステッピングモータ14によってレンズ群12の複数のレンズ121〜123を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置に回転させるとともに、ステッピングモータ15によってレンズユニット11またはレンズユニット11およびレンズ群12からなるレンズのフォーカスを合わせる。
図4は、図1に示すレンズユニット11の構成図である。図4を参照して、レンズユニット11は、レンズ111〜113からなる。レンズ111は、撮影の対象となる物体側に配置され、レンズ112は、レンズ111に対向して配置され、レンズ113は、レンズ112に対向して撮像素子20側に配置される。すなわち、3個のレンズ111〜113は、物体側から撮像素子20側へ向かう方向に順次配置される。
レンズ111は、非球面111A,111Bを有し、レンズ112は、非球面112A,112Bを有し、レンズ113は、非球面113A,113Bを有する。
レンズ111〜113の光学特性および面間隔を表1に示す。
Figure 2006308611
レンズ111は、屈折率が1.487であるガラスからなる。そして、レンズ111のアッベ数は、70.4である。なお、アッベ数は、色収差の度合いを示す指標であり、その数値が大きい程、色収差が少ないことを表す。
非球面111Aの曲率半径は、3.328mmであり、非球面111Bの曲率半径は、61.296mmである。
表1において、非球面111Bの次の行に「球面」と記載されているのは、レンズ111とレンズ112との間に絞りが挿入されているからである。
レンズ112は、屈折率が2.002であるガラスからなる。そして、レンズ112のアッベ数は、20.6である。非球面112Aの曲率半径は、−2.359mmであり、非球面112Bの曲率半径は、−4.350mmである。
レンズ113は、屈折率が1.744であるガラスからなる。そして、レンズ113のアッベ数は、44.9である。非球面113Aの曲率半径は、1.771mmであり、非球面113Bの曲率半径は、2.134mmである。
非球面111A,111B間の間隔L1は、0.57mmであり、非球面111B,112A間の間隔L2は、1.53mmであり、非球面112A,112B間の間隔L3は、0.99mmであり、非球面112B,113A間の間隔L4は、0.10mmであり、非球面113A,113B間の間隔L5は、0.75mmであり、非球面113Bと撮像素子20との間隔L6は、5.14mmである。
このように、レンズユニット11は、同じ材料(ガラス)からなる3個のレンズ111〜113からなる。そして、レンズユニット11においては、レンズ111,113間に配置されるレンズ112は、レンズ111,113の屈折率(=1.487,1.744)よりも大きい屈折率(=2.002)を有し、レンズ113は、レンズ111の屈折率(=1.487)よりも大きい屈折率(=1.744)を有する。その結果、レンズユニット11は、標準レンズの焦点距離(=5.3mm)よりも長い7.8mmの焦点距離を有する。
図5は、図1に示すレンズ群12の構成図である。図5を参照して、レンズ群12のレンズ121は、物体側に配置され、レンズ122は、レンズ121に対向して配置され、レンズ123は、レンズ122に対向して撮像素子20側に配置される。すなわち、3個のレンズ121〜123は、物体側から撮像素子20側へ向かう方向に順次配置される。
レンズ121は、非球面121A,121Bを有し、レンズ122は、非球面122A,122Bを有し、レンズ123は、非球面123A,123Bを有する。
レンズ121〜123の光学特性および面間隔を表2に示す。
Figure 2006308611
レンズ121は、屈折率が2.002であるガラスからなる。そして、レンズ121のアッベ数は、20.6である。非球面121Aの曲率半径は、−2.072mmであり、非球面121Bの曲率半径は、−2.372mmである。
レンズ122は、屈折率が1.487であるガラスからなる。そして、レンズ122のアッベ数は、70.4である。非球面122Aの曲率半径は、3.175mmであり、非球面122Bの曲率半径は、−0.841mmである。
レンズ123は、屈折率が1.755であるガラスからなる。そして、レンズ123のアッベ数は、27.6である。非球面123Aの曲率半径は、−0.716mmであり、非球面123Bの曲率半径は、−1.726mmである。
非球面121A,121B間の間隔L7は、0.85mmであり、非球面121B,122A間の間隔L8は、2.54mmであり、非球面122A,122B間の間隔L9は、2.46mmであり、非球面122B,123A間の間隔L10は、0.14mmであり、非球面123A,123B間の間隔L11は、0.87mmであり、非球面123Bと撮像素子20との間隔L12は、1.17mmである。
レンズ群12において、3個のレンズ121〜123は、同じ材料(ガラス)からなる。そして、レンズ121が最も大きい屈折率(=2.002)を有し、レンズ123がレンズ121に次いで大きい屈折率(=1.744)を有し、レンズ122が最も小さい屈折率(=1.487)を有する。
図6は、図1に示すレンズユニット11とレンズ群12とからなるレンズの構成図である。図6を参照して、レンズ群12の3個のレンズ121〜123が撮像素子20に対向する位置へ移動すると、レンズ111〜113,121〜123からなるレンズユニット17が形成される。
レンズユニット17においては、レンズ111は、物体側に配置され、レンズ121は、レンズ111に対向して配置され、レンズ112は、レンズ121に対向して配置され、レンズ113は、レンズ112に対向して配置され、レンズ122は、レンズ113に対向して配置され、レンズ123は、レンズ122に対向して撮像素子20側に配置される。
したがって、レンズ121がレンズユニット11のレンズ111,112間に挿入され、レンズ122,123がレンズユニット11のレンズ113と撮像素子20との間に挿入されるようにレンズ群12が撮像素子20に対向する位置へ移動される。
この場合、3個のレンズ121〜123は、ステッピングモータ14によって、別々に撮像素子20に対向する位置へ移動されてもよく、一体的に撮像素子20に対向する位置へ移動されてもよい。
レンズユニット17におけるレンズ111〜113,121〜123の光学特性および面間隔を表3に示す。
Figure 2006308611
レンズユニット17において、非球面111B,121A間の間隔L13は、0.47mmであり、非球面121B,112A間の間隔L14は、0.20mmであり、非球面113B,122A間の間隔L15は、0.50mmである。
その他は、表1および表2において説明したとおりである。
レンズユニット17においては、レンズ112,121は、同じ屈折率(=2.002)を有し、レンズ111,122は、同じ屈折率(=1.487)を有する。そして、レンズ112,122の屈折率は、レンズ111,113,121,123の屈折率よりも大きい。
したがって、レンズユニット11のレンズ112と同じ屈折率(=2.002)を有するレンズ121をレンズ111,112間に挿入し、レンズ122,123をレンズユニット11のレンズ113と撮像素子20との間に挿入することにより、標準レンズの焦点距離(=5.3mm)よりも短い3.9mmの焦点距離を有するレンズユニット17を形成可能である。
レンズユニット17は、レンズユニット11に3個のレンズ121〜123を追加して形成されるため、光軸方向DR3におけるレンズユニット17の長さは、光軸方向DR3におけるレンズユニット11およびレンズ群12の長さよりも長い。しかし、レンズユニット17は、レンズユニット11のレンズ111,112間にレンズ121を挿入し、かつ、レンズ121,122間にレンズユニット11のレンズ112,113を挿入することによって形成されるため、光軸方向DR3における長さを9.9mmまで縮めることができる。
すなわち、この発明においては、レンズユニット17の光軸方向DR3における長さが、レンズユニット11の光軸方向DR3における長さと、レンズ群12の光軸方向DR3における長さとの和よりも短くなるように、レンズ121をレンズ111,112間に挿入し、レンズ112,113をレンズ121,122間に挿入する。
再び、図1を参照して、カメラモジュール100における動作について説明する。カメラモジュール100が起動された時点においては、レンズ装置10のレンズユニット11が撮像素子20に対向する位置に保持されている。
そして、望遠レンズであるレンズユニット11によって対象とする物体を撮影する場合、制御回路(図示せず)がステッピングモータ15を制御し、上述した方法によって軸部材13を光軸方向DR3に移動させてレンズユニット11のフォーカスを合わせる。
その後、レンズユニット11のフォーカスが合った状態で、撮像素子20により対象とする物体を撮影する。
レンズユニット11により撮影した後、広角レンズを構成するレンズユニット17(レンズユニット11+レンズ群12)により対象とする物体を撮影する場合、制御回路(図示せず)は、ステッピングモータ14を制御し、上述した方法によって、軸部材13の内部部材131〜133を周方向DR1に回転させてレンズ群12を撮像素子20に対向する位置へ移動させ、レンズユニット17を形成する。
その後、制御回路(図示せず)は、ステッピングモータ15を制御し、上述した方法によって軸部材13を光軸方向DR3に移動させてレンズユニット17のフォーカスを合わせる。
そして、レンズユニット17のフォーカスが合った状態で、撮像素子20により対象とする物体を撮影する。
さらに、レンズユニット17により撮影した後、望遠レンズを構成するレンズユニット11により対象とする物体を撮影する場合、制御回路(図示せず)は、ステッピングモータ14を制御し、上述した方法によって、軸部材13の内部部材131〜133を周方向DR2に回転させてレンズ群12を撮像素子20に対向しない位置へ移動させ、撮像素子20に対向する位置にレンズユニット11を形成する。
その後、制御回路(図示せず)は、ステッピングモータ15を制御し、上述した方法によって軸部材13を光軸方向DR3に移動させてレンズユニット11のフォーカスを合わせる。
そして、レンズユニット11のフォーカスが合った状態で、撮像素子20により対象とする物体を撮影する。
このように、カメラモジュール100においては、撮影の用途に応じて、レンズ群12を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置に移動させ、撮像素子20に対向する位置にレンズユニット11,17を選択的に形成して対象とする物体を撮影する。
なお、レンズ群12を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置に移動させるときに必要とする面積は、364mm(=19mm角)である。
上述したように、実施の形態1によれば、レンズ装置10は、撮像素子20に対向する位置にレンズユニット11を支持する軸部材13と、レンズ群12が取り付けられた軸部材13の内部部材131〜133を軸部材13の周方向DR1,DR2に回転させてレンズ群12を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置に移動させるステッピングモータ14とを備えるので、レンズ群12のレンズ121〜123がレンズユニット11のレンズ111〜113に衝突してレンズ111,113,121〜123が損傷するのを防止できるとともに、望遠レンズを構成するレンズユニット11または広角レンズを構成するレンズユニット17(=レンズユニット11+レンズ群12)を撮像素子20に対向する位置に選択的に形成できる。すなわち、レンズの損傷を防止し、かつ、焦点距離、即ち倍率を変えることができる。
[実施の形態2]
図7は、実施の形態2によるカメラモジュールの概略図である。図7を参照して、実施の形態2によるカメラモジュール100Aは、図1に示すカメラモジュール100のレンズ装置10をレンズ装置10Aに代えたものであり、その他は、カメラモジュール100と同じである。
レンズ装置10Aは、レンズ装置10のカメラユニット11およびレンズ群12をレンズユニット18,19に代え、軸部材13を軸部材13Aに代え、ステッピングモータ14をステッピングモータ14Aに代えたものであり、その他は、レンズ装置10と同じである。
レンズユニット18は、広角レンズを構成し、2つのレンズユニット18,19からなるレンズユニットは、望遠レンズを構成する。
レンズユニット18は、撮像素子20に対向して設けられ、軸部材13Aに固定される。レンズユニット19は、軸部材13Aに取り付けられる。軸部材13Aは、レンズユニット18,19を支持する。
ステッピングモータ14Aは、軸部材13Aの内部部材を周方向DR1,DR2に回転させ、レンズユニット19のみを撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置に移動させる。
なお、レンズ装置10Aにおいては、ステッピングモータ15は、軸部材13Aを光軸方向DR3に移動させる。
図8は、図7に示す軸部材13Aおよびステッピングモータ14Aの構成図である。また、図9は、図8に示す軸部材13Aおよびステッピングモータ14Aのロータの光軸方向における断面図である。
図8および図9を参照して、軸部材13Aは、図2および図3に示す軸部材13の内部部材131〜133を内部部材135に代えたものであり、その他は、軸部材13と同じである。
内部部材135は、円筒形状からなり、一部分135Bを除いて外部部材130によって被覆される。内部部材135の一部分135Aは、外周側に突出部1351を有する。そして、突出部1351は、外部部材130の溝1302に嵌合する。その結果、外部部材130および内部部材135は、光軸方向DR3へ一体的に移動する。
また、内部部材135は、外部部材130に対して周方向DR1,DR2に回転可能である。その結果、内部部材135は、周方向DR1,DR2へ回転可能である。
レンズユニット18は、軸部材13Aの外部部材130に固定され、レンズユニット19は、軸部材13Aの内部部材135に固定される。
ステッピングモータ14Aは、ロータ147と、ステータコイル148とを含む。ロータ147は、ステータコイル148の内周側にステータコイル148に対向して設けられる。
ロータ147は、ロータコア1471と、磁石1472とからなる。ロータコア1471は、略円筒形状からなる。磁石1472は、ロータコア1471に埋め込まれ、磁石1472の表面は、ロータコア1471の外周面に一致している。
そして、ロータコア1471は、軸部材13Aの内部部材135に連結されている。
ステータコイル148に一方方向の電流が流れると、ステータコイル148は、一方方向の磁力を発生し、その発生した磁力を磁石1472に及ぼす。そうすると、ロータ147は、周方向DR1に所定の距離ごと(ステップごと)に回転し、軸部材13Aの内部部材135も周方向DR1に所定の距離ごと(ステップごと)に回転する。これにより、レンズユニット19は、その光軸LX4がレンズユニット18の光軸LX3に一致するように撮像素子20に対向する位置へ移動する。
また、ステータコイル148に他方方向の電流が流れると、ステータコイル148は、他方方向の磁力を発生し、その発生した磁力を磁石1472に及ぼす。そうすると、ロータ147は、周方向DR2に所定の距離ごと(ステップごと)に回転し、軸部材13Aの内部部材135も周方向DR2に所定の距離ごと(ステップごと)に回転する。これにより、レンズユニット19は、撮像素子20に対向しない位置へ移動する。
このように、ステータコイル148に流す電流の方向を一方方向または他方方向へ切換えることにより、レンズユニット19を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置へ移動可能である。
すなわち、ステッピングモータ14Aは、軸部材13Aの内部部材135を周方向DR1またはDR2に回転させ、レンズユニット19を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置へ移動可能である。
なお、レンズユニット18,19は、ステッピングモータ15によって歯車134を矢印1の方向または矢印2の方向へ回転させることによって光軸方向DR3へ移動される。
上述したように、軸部材13Aは、ステッピングモータ14Aによって内部部材135のみが周方向DR1,DR2へ回転するとともに、ステッピングモータ15によって外部部材130および内部部材135が光軸方向DR3(DR31,DR32)へ移動する。
レンズユニット18,19をステッピングモータ15によって光軸方向DR3へ移動させるのは、レンズユニット18,19のフォーカスを合わせるためである。
このように、レンズ装置10Aは、ステッピングモータ14Aによってレンズユニット19を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置に回転させるとともに、ステッピングモータ15によってレンズユニット18,19のフォーカスを合わせる。
図10は、図7に示す一方のレンズユニット18の構成図である。図10を参照して、レンズユニット18は、レンズ181〜183からなる。レンズ181は、撮影の対象となる物体側に配置され、レンズ182は、レンズ181に対向して配置され、レンズ183は、レンズ182に対向して撮像素子20側に配置される。すなわち、3個のレンズ181〜183は、物体側から撮像素子20側へ向かう方向に順次配置される。
レンズ181は、非球面181A,181Bを有し、レンズ182は、非球面182A,182Bを有し、レンズ183は、非球面183A,183Bを有する。
レンズ181〜183の光学特性および面間隔を表4に示す。
Figure 2006308611
レンズ181は、屈折率が1.487であるガラスからなる。そして、レンズ181のアッベ数は、70.4である。
非球面181Aの曲率半径は、1.667mmであり、非球面181Bの曲率半径は、20.055mmである。
表4において、非球面181Bの次の行に「球面」と記載されているのは、レンズ181とレンズ182との間に絞りが挿入されているからである。
レンズ182は、屈折率が1.755であるガラスからなる。そして、レンズ182のアッベ数は、27.6である。非球面182Aの曲率半径は、−0.592mmであり、非球面182Bの曲率半径は、−1.065mmである。
レンズ183は、屈折率が1.620であるガラスからなる。そして、レンズ183のアッベ数は、60.3である。非球面183Aの曲率半径は、1.556mmであり、非球面183Bの曲率半径は、29.838mmである。
非球面181A,181B間の間隔L16は、0.50mmであり、非球面181B,182A間の間隔L17は、0.87mmであり、非球面182A,182B間の間隔L18は、0.30mmであり、非球面182B,183A間の間隔L19は、0.10mmであり、非球面183A,183B間の間隔L20は、0.72mmであり、非球面183Bと撮像素子20との間隔L21は、2.53mmである。
このように、レンズユニット11は、同じ材料(ガラス)からなる3個のレンズ181〜183からなる。そして、レンズユニット18においては、レンズ181,183間に配置されるレンズ182は、レンズ181,183の屈折率(=1.487,1.620)よりも大きい屈折率(=1.755)を有し、レンズ183は、レンズ181の屈折率(=1.487)よりも大きい屈折率(=1.620)を有する。その結果、レンズユニット18は、標準レンズの焦点距離(=5.3mm)よりも短い3.9mmの焦点距離を有する。
図11は、図7に示す他方のレンズユニット19の構成図である。図11を参照して、レンズユニット19は、レンズ191〜194からなる。レンズ191は、物体側に配置され、レンズ192は、レンズ191に対向して配置され、レンズ193は、レンズ192に対向して配置され、レンズ194は、レンズ193に対向して撮像素子20側に配置される。すなわち、4個のレンズ191〜194は、物体側から撮像素子20側へ向かう方向に順次配置される。
レンズ191は、非球面191Aおよび球面191Bを有し、レンズ192は、球面192Aおよび非球面192Bを有し、レンズ193は、非球面193A,193Bを有し、レンズ194は、非球面194A,194Bを有する。
レンズ191〜194の光学特性および面間隔を表5に示す。
Figure 2006308611
レンズ191は、屈折率が1.616であるガラスからなる。そして、レンズ191のアッベ数は、60.5である。
非球面191Aの曲率半径は、4.943mmであり、球面191Bの曲率半径は、−10.810mmである。
レンズ192は、屈折率が1.755であるガラスからなる。そして、レンズ192のアッベ数は、27.6である。球面192Aの曲率半径は、−10.810mmであり、非球面192Bの曲率半径は、2.137×10mmである。
レンズ193は、屈折率が1.487であるガラスからなる。そして、レンズ193のアッベ数は、70.4である。非球面193Aの曲率半径は、4.244mmであり、非球面193Bの曲率半径は、2.619mmである。そして、非球面193Bは、−3.82×10−3の位相定数を有する回折格子を含む。したがって、レンズ193は、光出射面側に回折格子を含む回折格子レンズである。
レンズ194は、屈折率が1.749であるガラスからなる。そして、レンズ194のアッベ数は、35.1である。非球面194Aの曲率半径は、5.255mmであり、非球面194Bの曲率半径は、2.405mmである。そして、非球面194Aは、1.32×10−2の位相定数を有する回折格子を含む。したがって、レンズ194は、光入射面側に回折格子を含む回折格子レンズである。
非球面191Aおよび球面191B間の間隔L22は、1.04mmであり、球面192Aおよび非球面192B間の間隔L23は、0.30mmであり、非球面192B,193A間の間隔L24は、0.10mmであり、非球面193A,193B間の間隔L25は、1.50mmであり、非球面193B,194A間の間隔L26は、1.56mmであり、非球面194A,194B間の間隔L27は、0.30mmであり、非球面194Bと撮像素子20との間隔L28は、4.45mmである。
このように、レンズユニット19は、同じ材料(ガラス)からなる4個のレンズ191〜194からなる。そして、レンズユニット19においては、レンズ192,194は、レンズ191,193の屈折率(=1.616,1.487)よりも大きい屈折率(=1.755,1.749)を有する。
図12は、図7に示す2つのレンズユニット18,19からなるレンズユニットの構成図である。図12を参照して、レンズユニット19が撮像素子20に対向する位置へ移動されると、レンズ181〜183,191〜194からなるレンズユニット21が形成される。
レンズユニット21においては、レンズ191は、物体側に配置され、レンズ192は、レンズ191に対向して配置され、レンズ193は、レンズ192に対向して配置され、レンズ194は、レンズ193に対向して配置され、レンズ181は、レンズ194に対向して配置され、レンズ182は、レンズ181に対向して配置され、レンズ183は、レンズ182に対向して撮像素子20側に配置される。
したがって、レンズユニット19がレンズユニット18と撮像素子20との間に挿入されるようにレンズユニット19が撮像素子20に対向する位置へ移動される。
レンズユニット17におけるレンズ181〜183,191〜194の光学特性および面間隔を表6に示す。
Figure 2006308611
レンズユニット21において、非球面194B,181A間の間隔L29は、0.20mmであり、その他は、表4および表5において説明したとおりである。
レンズユニット21においては、レンズ182は、レンズ182とほぼ同じ屈折率(=1.755)を有し、レンズ182は、レンズ181,183の屈折率(=1.487,1.620)よりも大きい屈折率(=1.755)を有し、レンズ192,194は、レンズ191,193の屈折率(=1.616,1.487)よりも大きい屈折率(=1.755,1.749)を有する。
したがって、レンズユニット19をレンズユニット18と撮像素子20との間に挿入することにより、標準レンズの焦点距離(=5.3mm)よりも長い7.8mmの焦点距離を有するレンズユニット21を形成可能である。
レンズユニット21は、レンズユニット18にレンズユニット19を追加して形成されるため、光軸方向DR3におけるレンズユニット21の長さは、光軸方向DR3におけるレンズユニット18,19の長さよりも長いが、回折格子レンズ(レンズ193,194)を用いているため、光軸方向DR3における長さを9.9mmまで縮めることができる。
再び、図7を参照して、カメラモジュール100Aにおける動作について説明する。カメラモジュール100Aが起動された時点においては、レンズ装置10Aのレンズユニット18が撮像素子20に対向する位置に保持されている。
そして、広角レンズであるレンズユニット18によって対象とする物体を撮影する場合、制御回路(図示せず)がステッピングモータ15を制御し、上述した方法によって軸部材13Aを光軸方向DR3に移動させてレンズユニット18のフォーカスを合わせる。
その後、レンズユニット18のフォーカスが合った状態で、撮像素子20により対象とする物体を撮影する。
レンズユニット18により撮影した後、望遠レンズを構成するレンズユニット21(レンズユニット18+レンズユニット19)により対象とする物体を撮影する場合、制御回路(図示せず)は、ステッピングモータ14Aを制御し、上述した方法によって、軸部材13Aの内部部材135を周方向DR1に回転させてレンズユニット19を撮像素子20に対向する位置へ移動させ、レンズユニット21を形成する。
その後、制御回路(図示せず)は、ステッピングモータ15を制御し、上述した方法によって軸部材13Aを光軸方向DR3に移動させてレンズユニット21のフォーカスを合わせる。
そして、レンズユニット21のフォーカスが合った状態で、撮像素子20により対象とする物体を撮影する。
さらに、レンズユニット21により撮影した後、広角レンズを構成するレンズユニット18により対象とする物体を撮影する場合、制御回路(図示せず)は、ステッピングモータ14Aを制御し、上述した方法によって、軸部材13Aの内部部材135を周方向DR2に回転させてレンズユニット19を撮像素子20に対向しない位置へ移動させ、撮像素子20に対向する位置にレンズユニット18を形成する。
その後、制御回路(図示せず)は、ステッピングモータ15を制御し、上述した方法によって軸部材13Aを光軸方向DR3に移動させてレンズユニット18のフォーカスを合わせる。
そして、レンズユニット18のフォーカスが合った状態で、撮像素子20により対象とする物体を撮影する。
このように、カメラモジュール100Aにおいては、撮影の用途に応じて、レンズユニット19を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置に移動させ、撮像素子20に対向する位置にレンズユニット18,21を選択的に形成して対象とする物体を撮影する。
なお、レンズユニット19を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置に移動させるときに必要とする面積は、374mm(=19mm角)である。
上述したように、実施の形態2によれば、レンズ装置10Aは、撮像素子20に対向する位置にレンズユニット18を支持する軸部材13Aと、レンズユニット19が取り付けられた軸部材13Aの内部部材135を軸部材13Aの周方向DR1,DR2に回転させてレンズユニット19を撮像素子20に対向する位置または撮像素子20に対向しない位置に移動させるステッピングモータ14Aとを備えるので、レンズユニット19のレンズ191〜194がレンズユニット18のレンズ181〜183に衝突してレンズ181〜183,191〜194が損傷するのを防止できるとともに、広角レンズを構成するレンズユニット18または望遠レンズを構成するレンズユニット21(=レンズユニット18+レンズユニット19)を撮像素子20に対向する位置に選択的に形成できる。すなわち、レンズの損傷を防止し、かつ、焦点距離、即ち倍率を変えることができる。
図13は、図1に示すカメラモジュール100を搭載した携帯電話機の斜視図である。なお、図13においては、カメラモジュール100のうち、特徴的なレンズ装置10を図示する。図13を参照して、携帯電話機200は、レンズ装置10を備える。レンズ装置10のレンズユニット11およびレンズ群12は、携帯電話機200のカメラ配置部210に内蔵される。
携帯電話機200は、その厚さTが約15mmであり、カメラ配置部210は、その高さHが約5mmであり、縦の長さLが約20mmであり、横幅Wが約20mmである。
上述したように、レンズユニット11およびレンズ群12は、光軸方向の全長が8.0mmであり、レンズユニット11およびレンズ群12の切換えに要する面積は、364mmであるので、レンズユニット11およびレンズ群12をカメラ配置部210に収納可能であり、レンズユニット11およびレンズ群12をカメラ配置部210に収納した状態でレンズ群12を周方向DR1,DR2に切換え可能である。
携帯電話機200は、金属からなる反射板220を備えるが、この反射板220は、携帯電話機200の持ち主が自己の顔写真を撮影するときに自己の顔がレンズユニット11または17の方向を向いているかを確認するために用いるものである。
そして、レンズ装置10を搭載した場合には、反射板220は、撮影に用いないレンズ群12に対向するカメラ配置部210に設けられる。これにより、反射板220と、撮影に用いるレンズユニット11の光入射面とを同じ高さにでき、携帯電話機200の持ち主が自己の顔を確認し易くなる。
なお、携帯電話機200は、カメラモジュール100に代えてカメラモジュール100Aを搭載してもよい。
この発明においては、レンズ121〜123またはレンズ191〜194は、「複数のレンズ」を構成する。
また、ステッピングモータ14および軸部材13の内部部材131〜133は、「レンズユニット形成手段」を構成する。
さらに、ステッピングモータ14Aおよび軸部材13Aの内部部材135は、「レンズユニット形成手段」を構成する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、レンズの損傷を防止し、かつ、変倍機能を有するレンズ装置に適用される。また、この発明は、焦点を正確に合わせ、かつ、変倍機能を有するレンズ装置に適用される。さらに、この発明は、レンズの損傷を防止し、かつ、変倍機能を有するレンズ装置を備えたカメラモジュールに適用される。さらに、この発明は、焦点を正確に合わせ、かつ、変倍機能を有するレンズ装置を備えたカメラモジュールに適用される。
この発明の実施の形態1によるカメラモジュールの概略図である。 図1に示す軸部材およびステッピングモータの構成図である。 図2に示す軸部材およびステッピングモータのロータの光軸方向における断面図である。 図1に示すレンズユニットの構成図である。 図1に示すレンズ群の構成図である。 図1に示すレンズユニットとレンズ群とからなるレンズの構成図である。 実施の形態2によるカメラモジュールの概略図である。 図7に示す軸部材およびステッピングモータの構成図である。 図8に示す軸部材およびステッピングモータのロータの光軸方向における断面図である。 図7に示す一方のレンズユニットの構成図である。 図7に示す他方のレンズユニットの構成図である。 図7に示す2つのレンズユニットからなるレンズユニットの構成図である。 図1に示すカメラモジュールを搭載した携帯電話機の斜視図である。
符号の説明
10,10A レンズ装置、11,17〜19,21 レンズユニット、12 レンズ群、13,13A 軸部材、14,14A,15 ステッピングモータ、20 撮像素子、100,100A カメラモジュール、111〜113 レンズ、111A,111B,112A,112B,113A,113B,121A,121B,122A,122B,123A,123B,181A,181B,182A,183A,191A,192B,193A,193B,194A,194B 非球面、130 外部部材、130A,131A,132A,133A,133B,135A,135B 一部分、130B,131B 開口部、131〜133,135 内部部材、131A 一方端、134 歯車、141〜143,147 ロータ、144〜146,148 ステータコイル、191B,193A 球面、200 携帯電話機、210 カメラ配置部、220 反射板、1301 凹凸、1302,1312,1322 溝、1311,1312,1321,1331,1351 突出部、1341 中心軸、1411,1421,1431,1471 ロータコア、1412,1422,1432,1472 磁石。

Claims (19)

  1. 撮像素子に対向して設けられ、第1の焦点距離を有する第1のレンズユニットと、
    前記第1のレンズユニットを前記第1の焦点距離と異なる第2の焦点距離を有する第2のレンズユニットに変換するための複数のレンズと、
    前記撮像素子に対向する第1の位置または前記撮像素子に対向しない第2の位置に前記複数のレンズを移動させ、前記撮像素子に対向して前記第1および第2のレンズユニットを選択的に形成するレンズユニット形成手段とを備えるレンズ装置。
  2. 前記レンズユニット形成手段は、前記複数のレンズを前記第2の位置から前記第1の位置へ移動させ、前記撮像素子に対向して前記第2のレンズユニットを形成する、請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記第1のレンズユニットは、前記撮像素子に対向して固定されている、請求項2に記載のレンズ装置。
  4. 前記レンズユニット形成手段は、前記第1または第2のレンズユニットの光軸方向において、前記第2のレンズユニットの全長が前記複数のレンズの全長と前記第1のレンズユニットの全長との和よりも短くなるように前記複数のレンズを前記第2の位置から前記第1の位置へ移動させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  5. 前記第1のレンズユニットは、望遠レンズを構成し、
    前記第2のレンズユニットは、広角レンズを構成する、請求項4に記載のレンズ装置。
  6. 前記第1のレンズユニットは、第1から第3のレンズからなり、
    前記複数のレンズは、第4から第6のレンズからなり、
    前記レンズユニット形成手段は、前記第4のレンズが前記第1のレンズと前記第2のレンズとの間に挿入されるように、前記複数のレンズを前記第2の位置から前記第1の位置へ移動させる、請求項4または請求項5に記載のレンズ装置。
  7. 前記第1のレンズユニットにおいて、
    前記第1のレンズは、物体側に配置され、
    前記第2のレンズは、前記第1のレンズに対向して配置され、
    前記第3のレンズは、前記第2のレンズに対向して配置され、
    前記第2のレンズユニットにおいて、
    前記第1のレンズは、物体側に配置され、
    前記第4のレンズは、前記第1のレンズに対向して配置され、
    前記第2のレンズは、前記第4のレンズに対向して配置され、
    前記第3のレンズは、前記第2のレンズに対向して配置され、
    前記第5のレンズは、前記第3のレンズに対向して配置され、
    前記第6のレンズは、前記第5のレンズに対向して配置される、請求項6に記載のレンズ装置。
  8. 前記第2および第4のレンズは、前記第1、第3、第5および第6のレンズの屈折率よりも大きく、かつ、ほぼ同じ屈折率を有し、
    前記第1および第5のレンズは、ほぼ同じ屈折率を有する、請求項7に記載のレンズ装置。
  9. 前記第1から第6のレンズは、ガラスからなる、請求項7または請求項8に記載のレンズ装置。
  10. 前記複数のレンズは、レンズユニットを構成し、
    前記レンズユニット形成手段は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記複数のレンズを前記レンズユニットとして一体的に移動させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  11. 前記第1のレンズユニットは、広角レンズを構成し、
    前記第2のレンズユニットは、望遠レンズを構成する、請求項10に記載のレンズ装置。
  12. 前記レンズユニット形成手段は、前記複数のレンズが撮影対象である物体と前記第1のレンズユニットとの間に挿入されるように前記複数のレンズを前記第2の位置から前記第1の位置へ移動させる、請求項10または請求項11に記載のレンズ装置。
  13. 前記第1のレンズユニットは、第1から第3のレンズからなり、
    前記複数のレンズは、第4から第7のレンズからなり、
    前記第1のレンズユニットにおいて、
    前記第1のレンズは、物体側に配置され、
    前記第2のレンズは、前記第1のレンズに対向して配置され、
    前記第3のレンズは、前記第2のレンズに対向して配置され、
    前記第2のレンズユニットにおいて、
    前記第4のレンズは、前記物体側に配置され、
    前記第5のレンズは、前記第4のレンズに対向して配置され、
    前記第6のレンズは、前記第5のレンズに対向して配置され、
    前記第7のレンズは、前記第6のレンズに対向して配置され、
    前記第1のレンズは、前記第7のレンズに対向して配置され、
    前記第2のレンズは、前記第1のレンズに対向して配置され、
    前記第3のレンズは、前記第2のレンズに対向して配置される、請求項12に記載のレンズ装置。
  14. 前記第6のレンズは、光出射面に第1の回折格子を含み、
    前記第7のレンズは、光入射面に第2の回折格子を含む、請求項13に記載のレンズ装置。
  15. 前記第1および第2の回折格子は、相互に異なる位相定数を有する、請求項14に記載のレンズ装置。
  16. 前記第2のレンズは、前記第1および第3のレンズよりも大きい屈折率を有し、
    前記第5および第7のレンズは、前記第4および第6のレンズよりも大きい屈折率を有する、請求項13から請求項15のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  17. 前記第2のレンズは、前記第5のレンズとほぼ同じ屈折率を有する、請求項16に記載のレンズ装置。
  18. 前記第1から第7のレンズは、ガラスからなる、請求項13から請求項16のいずれか1項に記載のレンズ装置。
  19. 請求項1から請求項18のいずれか1項に記載のレンズ装置を備えるカメラモジュール。
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