JP2006308158A - ヒートポンプ式給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒートポンプ式給湯装置の設置工事時にエア抜き工事などを行わなかった場合において、圧縮機の戸出冷媒の圧力の上昇を抑え、ヒートポンプ式給湯装置を正常に運転させる。
【解決手段】圧縮機1、給湯用熱交換器2、減圧装置3、蒸発器4を順次環状に接続した冷媒回路と、貯湯槽11、前記貯湯槽の水を送り出すポンプ12、給湯用熱交換器2を配管で順次接続した循環回路と、圧縮機1から吐出される冷媒の圧力を検出する圧力検出手段6を備えたヒートポンプ式給湯装置15において、前記圧力検出手段が異常を検出した結果に基づいて、前記ポンプを制御し、循環回路のみを一定時間運転する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒートポンプ式給湯装置の運転方法に関するものである。
従来のヒートポンプ式給湯装置は、図3に示すようなものがある(例えば、特許文献1参照)。以下図3を用いて従来のヒートポンプ式給湯装置の構成について説明する。図3は従来のヒートポンプ式給湯装置の構成図である。
従来のヒートポンプ式給湯装置は、圧縮機101、冷媒と水が熱交換する給湯熱交換器102、冷媒を減圧する膨張弁103、冷媒と空気が熱交換を行う蒸発器104を順次、冷媒配管105で環状に接続した冷媒回路と、貯湯槽106、貯湯槽106から給湯熱交換器102に水を送るポンプ107、給湯熱交換器102を順次、配管108で環状に接続した給湯回路で構成され、貯湯槽106には、湯を出湯する出湯配管109と、貯湯槽106に水を供給する給水配管110を設けている。
上記構成のヒートポンプ式給湯装置を使用する場合には、必ず設置工事の段階で給湯回路内の空気を抜くエア抜きなどの処理を行わなければならない。
特開2004−218965号公報
しかしながら従来のヒートポンプ式給湯装置では、設置工事時においてエア抜きなどの処理を忘れてしまった場合に、配管108に空気と水とが混在してしまい、給湯熱交換器102において、水と冷媒とがうまく熱交換されない。そのため圧縮機101には熱交換されないままの冷媒が吸入されてしまい、圧縮機1の吐出冷媒の圧力が異常に高くなり、エア抜きなどの処理を忘れた時には運転が継続できないという一般的な課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ヒートポンプ式給湯装置の水中に空気が混入している時でも、圧縮機の吐出冷媒の圧力が上昇してしまうのを抑制できるヒートポンプ式給湯装置を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明のヒートポンプ式給湯装置は、圧縮機、給湯用熱交換器、減圧装置、蒸発器を順次環状に接続した冷媒回路と、貯湯槽、前記貯湯槽の水を搬送する搬送手段、前記給湯用熱交換器を順次接続した循環回路と、前記圧縮機から吐出される冷媒の圧力を検出する圧力検出手段を備え、前記圧力検出手段の検出値に基づいて、前記搬送手段の動作を制御することで、設置工事時にエア抜き処理を忘れ、ヒートポンプ式給湯装置の水中に空気が混入している時でも、圧縮機の吐出冷媒の圧力が上昇することを抑制し、運転を可能にさせるものである。
本発明は、ヒートポンプ式給湯装置の水中に空気が混入している時でも、圧縮機の吐出冷媒の圧力上昇を抑制し、運転を可能にするヒートポンプ式給湯装置の提供できる。
第1の発明は、圧縮機、給湯用熱交換器、減圧装置、蒸発器を順次環状に接続した冷媒回路と、貯湯槽、前記貯湯槽の水を搬送する搬送手段、前記給湯用熱交換器を順次接続し
た循環回路と、前記圧縮機から吐出される冷媒の圧力を検出する圧力検出手段を備え、前記圧力検出手段が異常を検出した場合には、冷媒回路の運転をやめ、前記搬送手段の出力量を一定値に設定し、循環回路のみを一定時間運転する。その結果、循環回路内にある空気は循環し、貯湯槽内に移動する。そのため次にヒートポンプ式給湯装置を運転した時には、圧縮機から吐出される冷媒の圧力上昇を抑えることができる。
第2の発明は、特に第1の発明において、圧力検出手段に圧力スイッチを用いたものである。圧力スイッチを用いることで、圧縮機の吐出冷媒の圧力に以上を検出した時には圧力スイッチがOFFになり冷媒回路の運転を止め、搬送手段の出力量を一定値に設定し、循環回路のみを一定時間運転させることで、循環回路内にある空気は循環し、次に運転した時には圧縮機から吐出される冷媒の圧力上昇を抑えることができる。
第3の発明は、特に第1の発明において、圧力検出手段に圧力センサを用いたものである。圧力センサを用いることで、圧縮機から吐出される冷媒の圧力を精度よく検出できる。
第4の発明は、特に第1〜3のいずれか1つの発明において、冷媒に二酸化炭素を用いたものである。二酸化炭素は比較的安価であり、安定した冷媒であるので、より安価で信頼性の高いヒートポンプ式給湯装置を提供することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ式給湯装置の構成図である。以下図1を用いて本発明のヒートポンプ式給湯装置の構成を説明する。
本発明のヒートポンプ式給湯装置15は、圧縮機1と給湯用熱交換器2と減圧装置3と蒸発器4とを冷媒配管5で順次環状に接続して構成されたヒートポンプサイクル部10と、給湯用の液体を蓄える貯湯槽11と貯湯槽11内の液体を給湯用熱交換器2に送る搬送手段であるポンプ12と給湯用熱交換器2とを液体配管13で順次環状に接続して構成された液体サイクル部14と、圧縮機1の吐出冷媒の圧力を検出するための圧力検出手段6と、マイクロコンピュータ7と、蒸発器4の熱交換に空気を送り込むファン8と、ファン8を動作させるファンモータ9で構成される。本実施の形態1では圧縮機1はインバータ式圧縮機を用いる。
以上のように構成されたヒートポンプ式給湯装置15について、以下その動作、作用を説明する。図2は、ヒートポンプ式給湯装置15の動作フローチャート図である。
図1、図2において、ヒートポンプ式給湯装置15を運転開始後、給湯用熱交換器2の温度状態は、蒸発器4で冷媒と熱交換を行う外気の温度や圧縮機1の回転数によって変わってくるため、給湯用熱交換器2の温度状態が低いと、冷媒と水が効率よく熱交換できない。そこで、これらの状況に基づいて、マイクロコンピュータ7でポンプ12から給湯用熱交換器2に送る流量を決定し、ヒートポンプ式給湯装置15を運転している。
しかしながら、ヒートポンプ式給湯装置15の設置工事時に行わなければならないエア抜き工事などが行われておらず、液体サイクル部14の液体配管13内に空気と水とが混在している場合がある。もし空気と水が混在していると給湯用熱交換器2での熱交換ができず、圧縮機1には熱交換がされないままの冷媒が吸入されるため、圧縮機1の吐出冷媒の圧力が異常に高くなることがある。吐出冷媒の圧力が正常である場合は、給湯用熱交換器2の温度状態に基づいた運転を行う。
本実施の形態1では、圧縮機1の吐出冷媒の圧力を計測するために、圧力検出手段6と
して圧力スイッチを設ける。圧力スイッチを設けたことで、圧縮機1の吐出冷媒の圧力が高い場合には、圧力スイッチがOFFになり、圧縮機1の動作を停止させて、ヒートポンプサイクル部10の運転が止まる。
図2に示すように、圧力スイッチはOFFになると、ヒートポンプサイクル部10の運転は停止するが、ポンプ12の動作は継続させ、異常が発生してからある一定時間Tf(例えば、3分〜5分)の間、液体サイクル部の運転のみを続ける。このときのポンプの流量αは任意であるが、水が循環する量とする。そしてある一定時間Tfが経過すると、ポンプ12の運転を停止させ、ポンプの流量をゼロにして、液体サイクル部14の運転を止める。
そして圧縮機1の吐出冷媒の圧力に異常が発生してからある一定時間Ts(例えば、5分〜10分)経過すると、圧力の値が正常値にもどり、圧力スイッチがONとなりヒートポンプサイクル部の運転が可能な状態となる。
このような制御を行うことで、次にヒートポンプサイクル部10が運転を再開した時には、液体配管13内に混在していた空気が循環するため、給湯用熱交換器2での熱交換が正常に行われ、圧縮機1の吐出冷媒の圧力も上昇しない。そのため、ヒートポンプ式給湯装置15の運転を継続することができる。
したがって、設置工事時にエア抜きなどの処理をしていない場合でも、ヒートポンプ式給湯装置15のリモコンなどに異常表示をすることがなく、ヒートポンプ式給湯装置15の運転を継続することができる。
なお本実施の形態1では、マイクロコンピュータ7のみを用いたが、ヒートポンプサイクル部を制御するマイクロコンピュータと液体サイクル部を制御するマイクロコンピュータの2つに分けて実施してもよい。また冷媒は、冷媒回路で熱交換を行えるものであれば何でもよいが、例えば比較的安価で安定な二酸化炭素を用いることで、製品コストを抑えるとともに信頼性も向上させることができる。また二酸化炭素はオゾン破壊係数がゼロであり、地球温暖化係数も非常に低いため、地球環境にもやさしい。また本実施の形態1では圧力検出手段6は圧力スイッチを設けたが、圧力センサや温度センサを用いて圧力を検出し、その検出値に基づいて制御を行ってもよい。また本実施の形態1で用いた一定時間Tf、Tsは任意の時間であり、製品の設計に基づく値である。
以上のように、本発明にかかるヒートポンプ式給湯装置15は、エア抜きなどの処理を忘れていてもヒートポンプ式給湯装置15を運転することができるため、給湯だけに限らず、このような仕組みを用いた暖房器具などにも適用できる。
本発明の実施の形態1におけるヒートポンプ式給湯装置の構成図 同ヒートポンプ式給湯装置の動作フローチャート 従来のヒートポンプ式給湯装置の構成図
符号の説明
1 圧縮機
2 給湯用熱交換器
3 減圧装置
4 蒸発器
5 冷媒配管
6 圧力検出手段
7 マイクロコンピュータ
8 ファン
9 ファンモータ
10 ヒートポンプサイクル部
11 貯湯槽
12 ポンプ
13 液体配管
14 液体サイクル部
15 ヒートポンプ式給湯装置

Claims (4)

  1. 圧縮機、給湯用熱交換器、減圧装置、蒸発器を順次環状に接続した冷媒回路と、貯湯槽、前記貯湯槽の水を搬送する搬送手段、前記給湯用熱交換器を順次接続した循環回路と、前記圧縮機から吐出される冷媒の圧力を検出する圧力検出手段とを備え、前記圧力検出手段の検出値に基づいて前記搬送手段の動作を制御することを特徴とするヒートポンプ式給湯装置。
  2. 圧力検出手段として圧力スイッチを用いることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  3. 圧力検出手段として圧力センサを用いることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ式給湯装置。
  4. 冷媒に二酸化炭素を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒートポンプ式給湯装置。
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JP2012241968A (ja) * 2011-05-18 2012-12-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ヒートポンプ式給湯機

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