JP2006307548A - 鉄筋コンクリート用スペーサー - Google Patents
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- E04C5/16—Auxiliary parts for reinforcements, e.g. connectors, spacers, stirrups
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Abstract
【課題】本発明は、鉄筋に簡単に取り付けられて作業能率が良く確実に鉄筋と型枠の間の距離を所定の長さに保つ鉄筋コンクリート用スペーサーを提供するものである。
【解決手段】本発明の鉄筋コンクリート用スペーサーは横筋にワンタッチで取り付けられ縦筋に当てて回動を止め、縦筋で回動を止めるまで回動があっても鉄筋と型枠の距離が変わらないように概略、横筋の中心を中心とした円弧を形成した。これにより作業性がよく、鉄筋と型枠の距離も確実に所定の長さを確保できる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の鉄筋コンクリート用スペーサーは横筋にワンタッチで取り付けられ縦筋に当てて回動を止め、縦筋で回動を止めるまで回動があっても鉄筋と型枠の距離が変わらないように概略、横筋の中心を中心とした円弧を形成した。これにより作業性がよく、鉄筋と型枠の距離も確実に所定の長さを確保できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、鉄筋コンクリートの建造物を作る際に鉄筋と型枠の間に所定の空間を保持するための鉄筋コンクリート用スペーサーに関する。
鉄筋コンクリート用スペーサーは鉄筋に取り付けて型枠との距離を所定の長さに保ち、コンクリートを流し建造物を完成させた時、鉄筋の外側のコンクリートを所定の厚みにするために用いられる。さまざまな鉄筋コンクリートの建造物に対応するために鉄筋コンクリート用スペーサーも目的に応じて多種、開発されてきている。その中にあって鉄筋と型枠を所定長さに保つことが本来の目的であるが確実な取り付けで、かつスピーディな作業性が近年特に求められておりその開発が望まれている。
このような背景で鉄筋コンクリート用スペーサーの作業性向上について、様々な検討がなされてきているが一長一短でさらなる向上を求められている。現状公開されている例として特許文献1を掲げる。
特許文献1の鉄筋コンクリート用スペーサーの取り付けは縦に配置された鉄筋(以降、縦筋と称す)にワンタッチで取り付けられるように鉄筋コンクリート用スペーサーの取り付け金具に工夫がなされており、縦筋に押し込むようにして取り付けることができる。しかしながら縦筋の軸方向に対しての保持はそれほど強いものではなく、型枠を組む際には型枠と鉄筋コンクリート用スペーサーが直角になるように調整しながら作業する必要がある。また説明の特許文献などに拠らなければ、鉄筋コンクリート用スペーサーに一体に埋め込んだ針金などを鉄筋に巻きつけて固定するなどの手段がとられるが鉄筋が設置された現場では鉄筋の裏側に巻きつける作業は能率が悪いものとなっている。鉄筋コンクリート用スペーサーを鉄筋に取り付けることと型枠を組み立てるまでを含めた作業性のさらなる向上がはかれる鉄筋コンクリート用スペーサーが望まれている。
そこで、このような課題を解決するために本発明は鉄筋に容易に設置でき、さらに型枠を組むときにも鉄筋に取り付けられた鉄筋コンクリート用スペーサーの位置や傾きを修正することなく作業性の良い鉄筋コンクリート用スペーサーを提供することを目的とする。
本発明の鉄筋コンクリート用スペーサーは縦筋と横方向に配置された鉄筋(以降、横筋と称す)で横筋が縦筋より鉄筋コンクリート用建造物の外側つまり、工事中では型枠側に設置されるものにおいて横筋にワンタッチで取り付けられ、しかもそのまま取り付けられた鉄筋コンクリート用スペーサーの位置を修正することなく型枠を取り付けることができるようにしたものである。通常鉄筋の軸方向(ラジアル方向)の保持力を強くして、ワンタッチで組み込むなどの作業を確保するのは難しいものである。そこで横筋の軸方向に鉄筋コンクリート用スペーサーを回動自在に取り付け縦筋に鉄筋コンクリート用スペーサーの一部を当接させ前記回動を止めることで作業性の確保を行い、型枠と当接する鉄筋コンクリート用スペーサーに概略、横筋の中心から円弧を形成して型枠との距離を一定に保つようにしたことを特徴とする鉄筋コンクリート用スペーサーである。
本発明によれば、横筋に鉄筋コンクリート用スペーサーを容易に取り付けることができ概略、横筋の中心から鉄筋コンクリート用スペーサーに円弧を形成しているので縦筋に当接するまで鉄筋コンクリート用スペーサーが回動させるだけでよく、しかも型枠との距離を一定に保つので、鉄筋コンクリート用スペーサーの鉄筋への取り付け及び型枠組み立て作業能率の向上に貢献できる。
本発明の第1の形態は、本発明は前述のように縦筋と横筋が設置された鉄筋の横筋に型枠と所定の空間を保持するための鉄筋コンクリート用スペーサーを横筋に鉄筋コンクリート用スペーサーに設けられた取り付け具によって回動自在に固定し前記縦方向の鉄筋に鉄筋コンクリート用スペーサーの一部が当接させ回動を止めるもので、回動しても鉄筋と型枠の空間を一定に保持するように鉄筋コンクリート用スペーサーが型枠と当接する部分が概略横方向に設置された鉄筋の中心付近を中心とした円弧を形成した鉄筋コンクリート用スペーサーである。
本発明の第2の形態は第1の形態に従属する形態であって、本発明の鉄筋コンクリート用スペーサーを、鉄筋コンクリート用スペーサーに設けられた弾力性をもたせた取り付け具により横筋に取り付ける際に鉄筋コンクリート用スペーサー自体に横筋との当て部を設けることで、取り付け時に押し込み過ぎることを防止した鉄筋コンクリート用スペーサーである。
本発明の実施例1の鉄筋コンクリート用スペーサーについて、図面に基づいて説明をする。図1は本発明の実施例1における鉄筋コンクリート用スペーサーを鉄筋に取り付けた斜視図、図2は鉄筋コンクリート用スペーサーを取り付けた状態を示す側面図、第3図は鉄筋コンクリート用スペーサーが縦筋に当接し型枠を取り付けた状態を示す側面図、第4図は鉄筋コンクリート用スペーサーを横筋に取り付けるときの状態を示す側面図である。
図1において、1は鉄筋コンクリート用スペーサーで取り付け具2の一部と一体に固定されている。3は横筋、4は縦筋で複数設けられているが横筋3と縦筋4が交差した箇所に必要に応じて鉄筋コンクリート用スペーサー1を横筋3に取り付け具2により取り付けられる。取り付け具2は縦筋4を挟んだ2ヶ所で横筋3に取り付けられる。1aは鉄筋コンクリート用スペーサー1に設けた円弧部で型枠5と当接する部分である。前記、円弧1aは概略、横筋3の中心から半径で描く円を必要な幅をとったものである。
図2に横筋3に鉄筋用スペーサー1を取り付けた直後を示すが、取り付け具2は横筋3に対して回動自在であるので鉄筋用スペーサー1の自重により図3に示すように縦筋4に鉄筋用スペーサー1の当接部1bが当り回動は止まる。この状態で型枠5を鉄筋用スペーサー1に設けた円弧1aに当てて組み込めばよい。また鉄筋コンクリート用スペーサー1を横筋3に取り付けるときの状態を図4に示すが取り付け具2と鉄筋コンクリート用スペーサーの挿入部1dの最小隙間は、横筋3の直径より小さいが取り付け具2は弾力性のある材料であり横筋3に取り付ける時だけ一時的に横筋3の直径と同じに広がり取り付けられ取り付け後は、元の隙間に戻る。前述のような円弧1aを設けているので横筋3と型枠5の距離は一定に保持される。また鉄筋コンクリート用スペーサー1の角1bが盛り上がったり、多少欠損したりすると縦筋4と当るときの変化で鉄筋コンクリート用スペーサー1の回動する距離が変わるが円弧1aを設けているので横筋3と型枠5の距離が変化することも無い。このことは鉄筋コンクリート用スペーサー1の実際の製作において歩留まり向上がはかれる。
また鉄筋コンクリート用スペーサー1の取り付け具2は縦筋4の両側に設けているので型枠4を組み込む作業のときにも鉄筋コンクリート用スペーサー1の取り付けを修正する必要も生じない。
図3は本発明の実施例1における形態2について説明する。図4において鉄筋コンクリート用スペーサー1を横筋3に取り付けるのは鉄筋コンクリート用スペーサー1を取り付け具2に設けた挿入部1dから取り付け具2の弾力性を利用して行われる。その際に横筋3が鉄筋コンクリート用スペーサー1の取り付け部の奥より先に行き過ぎないように鉄筋コンクリート用スペーサー1には当て部1cを設けている。前述のように取り付け具2は挿入部1dの最小隙間を横金3の直径より小さく形成して弾力性をもたせ、取り付けるものであるが、その際作業者の力のかけ方によっては、弾みで所定の位置より取り付け具2の奥まで押し込み、取り付け具2を変形させる恐れがある。取り付け具2の強度を増せばその恐れはなくなるが、逆に作業性は低下する。作業性を低下させることなく取り付け具2の変形を確実に防止するために当て部1cを鉄筋コンクリート用スペーサー1と一体に備えたものである。この当て部1cは鉄筋コンクリート用スペーサー1に取り付け具2の一部を埋め込むが、その埋め込み部の強度の確保にも有用である。さらに型枠5組立てまで行ってコンクリートを充填する際に上方から鉄筋コンクリート用スペーサー1に加わる力に対する強度に対しても有用である。
このように実施例1の鉄筋コンクリート用スペーサーは縦筋、横筋が設置された横筋に容易に設置でき確実に型枠との距離を一定に保つことができるものである。
本発明は、鉄筋コンクリート建造物の工事に於いて、鉄筋と型枠の距離を一定にする鉄筋コンクリート用スペーサーに適用でき作業能率の向上をはかることができる。
1 鉄筋コンクリート用スペーサー
1a 円弧部
1b 当接部
1c 当て部
1d 挿入部
2 取り付け具
3 横筋
4 縦筋
5 型枠
1a 円弧部
1b 当接部
1c 当て部
1d 挿入部
2 取り付け具
3 横筋
4 縦筋
5 型枠
Claims (2)
- 縦方向と横方向に設置された鉄筋と型枠に所定の空間を保持するための鉄筋コンクリート用スペーサーであって、前記型枠側に設置された前記横方向の鉄筋に鉄筋コンクリート用スペーサーに設けられた取り付け具によって回動自在に固定し前記縦方向の鉄筋に鉄筋コンクリート用スペーサーの一部を当接させ回動を止め、回動しても鉄筋と型枠の空間を一定に保持するように鉄筋コンクリート用スペーサーの型枠と当接する部分が概略横方向に設置された鉄筋の中心付近を中心とした円弧状を形成したことを特長とする鉄筋コンクリート用スペーサー。
- 鉄筋コンクリート用スペーサーを横方向に設置された鉄筋に、鉄筋コンクリート用スペーサーに設けられた弾力性をもたせワンタッチで取り付けるように構成した取り付け具を備え、取り付け時にスペーサー自身に横方向に設置された鉄筋との当て部を設けてなる請求項1記載の鉄筋コンクリート用スペーサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005131687A JP2006307548A (ja) | 2005-04-28 | 2005-04-28 | 鉄筋コンクリート用スペーサー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005131687A JP2006307548A (ja) | 2005-04-28 | 2005-04-28 | 鉄筋コンクリート用スペーサー |
Publications (1)
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JP2006307548A true JP2006307548A (ja) | 2006-11-09 |
Family
ID=37474740
Family Applications (1)
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JP2005131687A Pending JP2006307548A (ja) | 2005-04-28 | 2005-04-28 | 鉄筋コンクリート用スペーサー |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006307548A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010189863A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Art Space Kk | 鉄筋用スペーサー |
CN109954963A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-07-02 | 东莞市东晓五金制品有限公司 | 一种焊接辅助装置 |
CN111424885A (zh) * | 2020-04-22 | 2020-07-17 | 中亿丰建设集团股份有限公司 | 钢筋保护层的控制方法 |
TWI796197B (zh) * | 2022-04-08 | 2023-03-11 | 國立彰化師範大學 | 建築用之補強裝置 |
-
2005
- 2005-04-28 JP JP2005131687A patent/JP2006307548A/ja active Pending
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