JP2006306748A - 茶ポリフェノールを主剤とする水溶液型の化粧水・皮膚塗布剤、歯磨き剤および浴用剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】茶ポリフェノールを主剤とする水溶液型の化粧水・皮膚塗布剤および歯磨き剤において、変色を抑制し長期間の保存に耐える実用的なものを提供する。また、製造が容易で使用に便利な上に浴槽を汚染しない浴用剤を提供する。
【解決手段】高純度の緑茶ポリフェノールと、アスコルビン酸とを含む水溶液を用い、ペットボトル中に密栓して保存する。皮膚塗布液の場合には、例えば、緑茶ポリフェノール濃度を25ppmとし、アスコルビン酸を2ppmとする。歯磨き剤の場合には、緑茶ポリフェノール濃度を100ppm〜5%にする。浴用剤の場合には、緑茶ポリフェノール濃度を例えば約1.0重量%とするとともに、アスコルビン酸ナトリウムを加えてアスコルビン酸との比率の調整により、pHを3.0〜6.0とする。
【選択図】なし
【解決手段】高純度の緑茶ポリフェノールと、アスコルビン酸とを含む水溶液を用い、ペットボトル中に密栓して保存する。皮膚塗布液の場合には、例えば、緑茶ポリフェノール濃度を25ppmとし、アスコルビン酸を2ppmとする。歯磨き剤の場合には、緑茶ポリフェノール濃度を100ppm〜5%にする。浴用剤の場合には、緑茶ポリフェノール濃度を例えば約1.0重量%とするとともに、アスコルビン酸ナトリウムを加えてアスコルビン酸との比率の調整により、pHを3.0〜6.0とする。
【選択図】なし
Description
本発明は、茶葉抽出物である茶ポリフェノールを主剤に用いた化粧水、皮膚塗布剤、歯磨き剤および浴用剤に関する。
現在製造されている茶ポリフェノールは主に緑茶から抽出精製した緑茶ポリフェノールである。緑茶ポリフェノールの精製物は主に粉末の状態で販売されている。緑茶ポリフェノールは抗酸化・抗菌・消臭などの作用を有することから、様々な分野で広く利用されている。健康食品・食品添加物・抗う蝕製品・消臭製品・空気清浄器等の分野で活用されている。緑茶ポリフェノールは肌に付けると「肌がすべすべになる」「肌がしっとりする」「あせもが改善する」「日焼けが改善する」「様々な肌荒れが改善する」「アトピー性皮膚炎が改善する」等々、従前より様々な肌に対する効果が知られている。この様な効能に着目して緑茶粉末を利用した浴用剤、緑茶を添加した石鹸、緑茶ポリフェノールを添加した化粧品等が販売されている。
緑茶ポリフェノールには、虫歯の原因菌であるミュータンス菌や歯周炎の原因菌に対する増殖抑制作用があることが知られている。その上、不活性グルカン合成阻害作用による菌体の歯面への付着防止作用も知られている。よって、緑茶ポリフェノールは、虫歯や歯周炎の予防効果、口臭防止効果、及び歯茎のひきしめ(アストリンジェント)効果を有すると考えられる。そのため、緑茶ポリフェノールを主剤とする歯磨き剤の開発が強く望まれる。
しかしながら、緑茶ポリフェノールを主剤とした水溶液形態の化粧品、皮膚塗布剤、歯磨き剤および浴用剤の分野は未開発である。緑茶ポリフェノールは、酸化されやすく変色しやすい性質がある。特に水溶液の状態では変色が激しい為にこの物質の利用が阻まれている。緑茶ポリフェノール水溶液の変色の速度は低温領域(10℃以下)では遅いが、10℃以上の室温領域では速くなる。夏季温度においては極めて激しくなる。pH値についても色の変化に合わせて大きく変動する。このようにカテキン水溶液は化学的に不安定な為、この水溶液を利用した化粧品・浴用剤、歯磨き剤および皮膚塗布剤の分野での開発が遅れている。
しかしながら、緑茶ポリフェノールを主剤とした水溶液形態の化粧品、皮膚塗布剤、歯磨き剤および浴用剤の分野は未開発である。緑茶ポリフェノールは、酸化されやすく変色しやすい性質がある。特に水溶液の状態では変色が激しい為にこの物質の利用が阻まれている。緑茶ポリフェノール水溶液の変色の速度は低温領域(10℃以下)では遅いが、10℃以上の室温領域では速くなる。夏季温度においては極めて激しくなる。pH値についても色の変化に合わせて大きく変動する。このようにカテキン水溶液は化学的に不安定な為、この水溶液を利用した化粧品・浴用剤、歯磨き剤および皮膚塗布剤の分野での開発が遅れている。
従来、緑茶抽出物である緑茶ポリフェノール粉末原料は純度が30〜90重量%のものが主流である。この純度の原料を使って、緑茶ポリフェノールの水溶液を製作すると、濃度に関係なくカビの発生が著しい。緑茶ポリフェノールは抗菌性や静菌性が強いのであるが、カビに対する静菌性・防カビ性はあまり強くないものと考えられる。水溶液中のカビの繁殖は粉末原料中の不純物が主因と考えられる。カビ発生を抑制するには高い純度の原料が必要であるが、今まで市販されていなかった。健康食品や食品分野等ではそれほど高い純度の需要がないことから当然というべきかも知れない。化粧品のように肌の健康にかかわる分野では、強い防カビ剤を使用することも出来ない。この事が緑茶ポリフェノールを主剤とした水溶液形態での化粧品・皮膚塗布剤、歯磨き剤および浴用剤の開発が遅れているもう一つの原因と考えられる。
従来、浴用剤としては温泉の成分に近いもの、さまざまな薬草や植物の有効成分を浴湯に溶出させるもの、他の薬効のある成分を合わせたものなど多様な種類が存在する。製品の形態としては、粉末、固形や水溶型の物がある。茶葉を利用した浴用剤としては、主に茶葉の粉末を和紙に入れて浴湯で溶出させる形の製品が販売されている(特許文献1〜2)。この製品は、浴湯の温度では溶出に長時間必要であり不便である。その上、茶葉に含まれている不純物による浴槽の汚染が難点である。これらの難点を解決するためには茶葉の抽出精製物である茶ポリフェノール粉末を利用すればよいように思われる。しかしこの粉末を利用する場合、浴湯での溶解性は優れているが、吸湿性や吸着性が強いために製品加工や製品化が難しい面がある。
このような状況で、製作が容易で使用が便利な上に浴槽も汚れない茶ポリフェノールを利用した浴用剤の開発が望まれる。
近年、緑茶ポリフェノールが臓器保存に有用である事が発見され、その保存液の開発が進められている。この分野での要望があり、ある研究所において高純度緑茶ポリフェノールの製造開発が進められた。直近になり、純度99重量%以上の原料が得られるようになった。そこでこの原料を使って製作したところ、緑茶ポリフェノール水溶液のカビ発生率は0%とはいえないが極めて低いことが確認できた。本発明の目的はこの高純度緑茶ポリフェノール粉末を利用して、実用的な化粧品・皮膚塗布剤、歯磨き剤および浴用剤を開発することを目的とする。
本発明の目的は、茶ポリフェノールを主剤とする水溶液型の化粧水・皮膚塗布剤および歯磨き剤を開発することである。これらの製剤では主に比較的低濃度(1重量%以下)領域を利用する。低濃度の茶ポリフェノール水溶液は酸化による変色が顕著になる。低温(10℃以下)では変色の速度は遅いが、10℃以上になると次第に速くなる。この発明は、酸化による変色を抑制し長期間の保存に耐える実用的な化粧品・皮膚塗布剤および歯磨き剤を開発することを目的とする。
また本発明の目的は、製造が容易で使用に便利な上に浴槽を汚染しない浴用剤を開発することである。これらの諸要求を満たす一方策として、茶葉の精製物である茶ポリフェノールの水溶液型の浴用剤を開発しようとするものである。併せて、夏季温度においても酸化による変色の少ない、長期間の保存に耐える実用的な浴用剤を開発することである。
本発明は原料として茶葉の精製物を利用するものであるから、茶葉に含まれる不純物による浴槽の汚染は防げる。しかし、茶ポリフェノール自身も浴湯中の濃度が高くなると浴槽の汚染源となる。そこで、浴湯中の茶ポリフェノール濃度を下げて、かつその効果は低下させない工夫が課題である。
水道水には消毒のため塩素が加えられている。残留塩素の濃度は地域と季節により変化するが、およそ0.4〜0.8ppmの範囲である。残留塩素は肌の弱い人や肌に疾患のある人には害をなし、肌荒れやアトピーの一因と考えられる。プールでアトピーがひどくなること、水道水の湯で入浴後に身体がかゆくなること、浄水で入浴するとアトピーが改善することなどの事実から、残留塩素は肌に様々の害をなすものと考えられる。
緑茶ポリフェノールには残留塩素を消去する作用がある。家庭の水道水(京都市新山科浄水場管内)で実験した結果は、残留塩素を消去するに必要な緑茶ポリフェノールは0.5ppm(4月)であった。浴湯中の茶ポリフェノールが肌に対して数々の効能があるのはこのことが一要因と考えられる。アトピー症状を持っている人達に緑茶ポリフェノールだけを浴用剤としてその使用効果をテストした。緑茶ポリフェノール濃度0.7ppmで冬期から春期にはアトピー性皮膚炎の抑制効果が認められた。ところが夏期になって効果が認められなくなった。そこで夏期に緑茶ポリフェノール濃度を1.0ppmに高めたところ、その効果が回復した。夏期(7月)に行った実験では、水道水中の残留塩素を消去するに必要な緑茶ポリフェノールは0.7ppmであった。これらの事実から、残留塩素を消去する以上の緑茶ポリフェノールを浴湯に加えなければ効果が現れないことになる。このように、浴湯に加えられた茶ポリフェノールは残留塩素を消去する為に一部が消費されることになる。このことから他の成分を加えて残留塩素を消去させることができるのであれば、残留塩素消去に使用される茶ポリフェノールの量を減らすことになり、茶ポリフェノールの有効性を高めることができる。結果として浴湯に加える茶ポリフェノールの濃度を下げることができる可能性がある。
茶ポリフェノール原料は幾分酸化している為に水溶液は茶色を呈する。一般的に浴用剤は浴湯で薄めて使用するので、製品としては高い濃度(1重量%以上)が必要である。原料によってその濃さに差はあるが、いずれにしても色が濃い為に商品として使用感や美観上に難点がある。溶液の色を淡色化することにより商品価値を高め、実用的な浴用剤を開発することがもう一つの課題である。
本発明の皮膚塗布液(化粧水ないし皮膚塗布剤)、本発明の歯磨き剤及び本発明の浴用剤は、水溶液型であって、主剤として茶ポリフェノールを含む。茶ポリフェノールは、典型的には緑茶ポリフェノールであるが、ウーロン茶または紅茶由来のものであってもよい。用いる茶ポリフェノール(特にはカテキン)の純度は、少なくとも65%以上、好ましくは90%以上、より好ましくは95%以上である。
第一の構成の化粧水ないし皮膚塗布剤は、緑茶ポリフェノールおよびその他の茶ポリフェノールから選択される少なくとも一種の茶ポリフェノールと、アスコルビン酸、および/または(and/or)、アスコルビン酸ナトリウム等少なくとも一種のアスコルビン酸塩とを含む水溶液であることを特徴とする。すなわち、茶ポリフェノールと、アスコルビン酸及びアスコルビン酸塩のうちの一方または両方とを含む水溶液である。
第二の構成の化粧水ないし皮膚塗布剤は、重量比で、茶ポリフェノールを1ppm〜2%含み、アスコルビン酸、および/または、アスコルビン酸ナトリウム等の少なくとも一種のアスコルビン酸塩を合計で1ppm〜10%含む水溶液であることを特徴とする。茶ポリフェノールの濃度は、好ましくは5ppm〜1%、より好ましくは10〜1000ppmである。またアスコルビン酸およびアスコルビン酸の合計含量の濃度は、好ましくは1ppm〜2%である。
第三の構成の化粧水ないし皮膚塗布剤は、第二の構成において、茶ポリフェノールに対する、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸ナトリウム等の少なくとも一種についての配合比(合計配合比)が4重量%以上であることを特徴とする。
第四の構成の化粧水ないし皮膚塗布剤は、第三の構成において、アスコルビン酸とアスコルビン酸塩の配合比を調整することにより、pH値を3.0〜7.0の間で調整したことを特徴とする。
茶ポリフェノールの水溶液は、アルカリ性になると変色が激しくなることが知られた。そのため、変色を抑制するには、アスコルビン酸類の濃度にも依存するが、pH値を7.0以下に保つ必要がある。一方、酸性が強すぎると肌に対する刺激が強くなることから、pH値はおよそ3.0以上にする必要がある。好ましいpH値は3.5〜6.5であり、より好ましくは4.0〜6.0である。
本発明の化粧水および皮膚塗布剤は、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸塩を含むことにより、夏季温度(35℃)でも茶ポリフェノールの変色が抑制されpH値も安定する。従って長期間保存できる製品の製作が可能となっている。
本発明の化粧水ないし皮膚塗布剤は、ペットボトルやガラス瓶等の酸素ガス遮断性のボトル容器中に封入することにより、変色抑制効果が高まり長期間の保存が可能な製品となる。
本発明の化粧水ないし皮膚塗布剤に、グリセリンやソルビトール、トレハロース等の保湿剤をさらに含ませることができる。
第一の構成の歯磨き剤は、緑茶ポリフェノールおよびその他の茶ポリフェノールから選択される少なくとも一種の茶ポリフェノールと、アスコルビン酸、および/または(and/or)、アスコルビン酸ナトリウム等少なくとも一種のアスコルビン酸塩とを含む水溶液であることを特徴とする。すなわち、茶ポリフェノールと、アスコルビン酸及びアスコルビン酸塩のうちの一方または両方とを含む水溶液である。ここで、歯磨き剤は、歯や歯茎に塗布あるいは洗浄するものであり、例えば歯ブラシに含浸させた上で歯磨きの要領で歯や歯茎に塗布されても良いし、あるいはうがいによって塗布されても良い。うがいの場合には、適度に水で薄めて使用することも出来る。
第二の構成の歯磨き剤は、重量比で茶ポリフェノールを100ppm〜10%含み、アスコルビン酸、および/または、アスコルビン酸ナトリウム等の少なくとも一種のアスコルビン酸塩を合計で4ppm〜10%含む水溶液であることを特徴とする。茶ポリフェノールの濃度は、より好ましくは、300ppm〜5重量%である。
第三の構成の歯磨き剤は、第二の構成において、茶ポリフェノールに対する、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸ナトリウム等の少なくとも一種についての配合比(合計配合比)が4重量%以上であることを特徴とする。
第四の構成の歯磨き剤は、第三の構成において、アスコルビン酸とアスコルビン酸塩の配合比を調整することにより、pH値を3.0〜7.0の間で調整したことを特徴とする。
茶ポリフェノールの水溶液は、アルカリ性になると変色が激しくなることが知られた。そのため、変色を抑制するには、アスコルビン酸類の濃度にも依存するが、pH値を7.0以下に保つ必要がある。一方、酸性が強すぎると口中の刺激が強くなることから、pH値はおよそ3.0以上にする必要がある。好ましいpH値は3.5〜6.5であり、より好ましくは4.0〜6.0である。
本発明の歯磨き剤は、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸塩を含むことにより、夏季温度(35℃)でも茶ポリフェノールの変色が抑制されpH値も安定する。従って長期間保存できる製品の製作が可能となっている。
本発明の歯磨き剤は、ペットボトルやガラス瓶等の酸素ガス遮断性のボトル容器中に封入することにより、変色抑制効果が高まり長期間の保存が可能な製品となる。
本発明の歯磨き剤は、水道水(他の水でも良い)で任意に薄めて化粧水や皮膚塗布剤として利用することもできる。
第一の構成の浴用剤は、緑茶ポリフェノールおよびその他の茶ポリフェノールから選択される少なくとも一種の茶ポリフェノールと、アスコルビン酸、および/または(and/or)、アスコルビン酸ナトリウム等少なくとも一種のアスコルビン酸塩とを含む水溶液であることを特徴とする。すなわち、アスコルビン酸及びアスコルビン酸塩のうちの一方または両方を含む。
第二の構成の浴用剤は、重量比で茶ポリフェノールを0.1〜20%含み、アスコルビン酸、および/または、アスコルビン酸ナトリウム等の少なくとも一種のアスコルビン酸塩を合計で0.01〜20%含む水溶液であることを特徴とする。
第三の構成の浴用剤は、第二の構成において、茶ポリフェノールに対する、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸ナトリウム等の少なくとも一種のアスコルビン酸塩を配合比で10重量%以上含む水溶液であることを特徴とする。
第四の構成の浴用剤は、第三の構成において、アスコルビン酸とアスコルビン酸塩の配合比を変えることにより、pH値を2.4〜7.0の間で調整した水溶液であることを特徴とする。
前述のように茶ポリフェノールの水溶液はアルカリ性になると変色が激しくなる。アスコルビン酸類の濃度に依存するが、変色を抑制するにはpH値を7.0以下に保つ必要がある。浴用剤は希釈して使用するものであるからpH値が小さくても肌に支障は生じないものの、pH値が2.4未満になるとこの水溶液の変色が大きくなるために、pH値を2.4以上にする必要がある。好ましいpH値は3.0〜6.5、より好ましくは4.0〜6.0である。
本発明の浴用剤は、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸塩を含むことにより、夏期温度(35℃)でも茶ポリフェノールの変色が抑制されpH値も安定する。従って長期間保存できる浴用剤製品の製作が可能となっている。
アスコルビン酸類は、還元性を有するために水道水の残留塩素を消去する効果がある。家庭用水道水での残留塩素消去実験の結果によると、消去に必要な量は、緑茶ポリフェノール含量が0.5ppmのとき、アスコルビン酸なら1.4ppm、アスコルビン酸ナトリウムなら2.0ppmであった。
水道水の残留塩素濃度には地域差や季節変動があるが、およそ、アスコルビン酸なら2ppm以上で、アスコルビン酸塩なら3ppm以上で、浴湯の残留塩素を消去できるものと考えられる。
浴湯中の緑茶ポリフェノールの濃度を0.5ppmとしてもアトピー性皮膚炎抑制効果が認められなかったときに、浴湯中の茶ポリフェノール濃度を0.5ppmに保ったままアスコルビン酸を加えて、その濃度を2ppmにしたところ効果が回復した。この実験結果は、浴湯の残留塩素の消去をアスコルビン酸類に担わせることにより、茶ポリフェノールの効果を充分に発現させたことを示す。すなわち、アスコルビン酸類に茶ポリフェノールの効果を補完ないし助長する働きがあることになる。したがって、茶ポリフェノールにアスコルビン酸類を加えることにより、浴湯中の茶ポリフェノール濃度を低減できるのであり、その結果、茶ポリフェノールによる浴槽の汚染を防止することができる。アスコルビン酸類を浴湯に加えることは、肌の美白や老化防止の効果も期待できる。
茶ポリフェノールの水溶液は、濃度が0.1%以上になると濃い茶色を呈するため商品としての使用感や美観上難点となる。本発明のようにアスコルビン酸類を加えた浴用剤であっても、製作直後では色に大差はない。しかし、常温(25℃)で5〜7日間放置しておくと徐々に淡色化し、淡い茶色の透明感のある水溶液となる。温度を高める(35℃)と淡色化は速くなり、三日間位で完了する。このような淡色化は、一旦酸化された茶ポリフェノールがアスコルビン酸類により還元されることによると思われる。
本発明の皮膚塗布液(化粧品ないし皮膚塗布剤)、本発明の歯磨き剤、そして本発明の浴用剤において、アスコルビン酸とアスコルビン酸塩とを組み合わせて用いるとき、アスコルビン酸塩がpH値を調整する働きを兼ねている。従って、この組成の組み合わせは他の成分との組み合わせで代替することができる。例えば、アスコルビン酸とクエン酸ナトリウム等の塩基性の有機塩及び塩基性の無機塩や金属酸化物そして塩基との組合せであっても良い。また、アスコルビン酸塩と、クエン酸等の有機酸または無機酸とを組み合わせて水溶液に添加することも可能である。
本発明の浴用剤は、ペットボトルやガラス瓶等の酸素遮断性の容器に封入することにより、変色抑制効果が高まり長期間の保存が可能な製品となる。
本発明の浴用剤は、水道水(他の水でも良い)で任意に薄めて化粧水や皮膚塗布剤、さらに歯磨き剤として利用することもできる。
<皮膚塗布液>
以下に、皮膚塗布液に関する実施例について説明する。
以下に、皮膚塗布液に関する実施例について説明する。
最初に、皮膚塗布液の夏季長期保存による変化について、特には、アスコルビン酸濃度の影響について検討した。
緑茶ポリフェノール粉末(カテキン純度99%以上)及びアスコルビン酸(純度99%以上)を精製水に溶解して、皮膚塗布液を得た。緑茶ポリフェノール濃度を100ppmの一定値とし、アスコルビン酸濃度を0〜16ppmの間で変化させた。得られた各水溶液を密栓可能な75ml容ペットボトル中に入れて密封した。ペット(PET:polyethylene terephtalate)は、酸素ガス非透過性、すなわち酸素遮断性の材料の一つである。なお、用いたペットボトルは、開放時にもなるべく空気との接触を少なくするように、口部の径が小さく、フタをねじ合わせることにより、素早く密栓可能なものである。
ペットボトル中に密封した各サンプルについて、夏季温度での保存後の変色等を観察した。詳しくは、35℃に保った恒温槽中に90日間保存した後、着色の度合いを目視観察するとともに、初期及び保存後のpH値を測定した。この結果を図1の写真、及び表1に示す。
茶ポリフェノール水溶液は、10℃以上になると、酸化による変色が速くなる。ところが、この実験結果から知られるように、夏季温度(35℃)で保存しても、アスコルビン酸を、4ppm以上(茶ポリフェノールに対して4重量%以上)添加することにより、長期間にわたって変色を抑制することができた。また、pH値の安定化も可能であった。
次に、緑茶ポリフェノールの濃度を25ppm,50ppm,及び100ppmと3段階に変化させ、それぞれについて、アスコルビン酸無添加のサンプル、及び、アスコルビン酸を緑茶ポリフェノールに対して8重量%添加したサンプルを作製した。これらを上記と同様にペットボトル中に密封して35℃の恒温槽中に保存し、90日間経過後の変色の度合い、及び経時的な変化を観察した。その結果を、図2の写真及び表2に示す。これらの結果からも、アスコルビン酸による変色抑制、及び安定化の効果が明瞭に認められる。
表2中に示す「2C」のサンプル(緑茶ポリフェノール濃度25ppm,アスコルビン酸2ppm)と同一組成の水溶液を皮膚塗布液として、6人のアトピー症患者に対する治癒効果を観察した。塗布は、スプレーで1日数回ずつ患部の肌に噴霧する方法により行った。痒(かゆ)み抑制効果は、数分で全員に現れた。湿疹に対する治癒効果には個人差や症状による差があるものの、症状の軽微な2人については、7〜10日後に湿疹が完全に消えた。症状の重い4人についても、7〜10日後に湿疹が減り始めた。そして、そのうち2人については30日後に湿疹が認められなくなった。残る2人の症状の重かった患者には、30日後に湿疹が残ってはいるものの、症状が次第に改善しているのが認められた。
症状の軽微な2人のうちの1人については、30日で使用を止めても、湿疹症状は再発しなかった。これに対して、他の5人の患者については、1〜2日間使用を止めると、症状が再び悪化し始めた。しかし、使用を再開すると、治癒効果が現れ、症状が改善して行くのが認められた。
一方、表2中に示す「5C」及び「1C」のサンプル、すなわち、茶ポリフェノール濃度の大きい塗布液を、同様に用いたところ、濃度が高いほど、かゆみ抑制効果の持続する時間が長くなり、また、湿疹に対する治癒効果も幾分高まることが知られた。以上のように、本発明の塗布液は、アトピー性皮膚炎を完治するものではないが、その症状を緩和ないし抑制する効果を発揮する。
<歯磨き剤>
以下に、本発明の歯磨き剤の実施例について説明する。
<歯磨き剤>
以下に、本発明の歯磨き剤の実施例について説明する。
緑茶ポリフェノール濃度0.8重量%のみを溶質として含む水溶液と、これにアスコルビン酸1重量%、及びアスコルビン酸ナトリウム1重量%添加した水溶液とを作製した。そして、35℃の夏季温度で60日間保存後の着色度合いの変化を観察するとともに、保存前後のpHの値を測定した。この結果を図3の写真及び表3にまとめて示す。
図3の左端(Aの保存前)と2番目のサンプル(Aの保存後)の比較から知られるように、緑茶ポリフェノールのみを溶質とする水溶液は、変色とpH値の変化が大きかった。これに対して、図3の左から3番目のサンプル(Bの保存前)と右端のサンプル(Bの保存後)との比較から知られるように、着色度の変化、及びpHの変化が観測されなかった。すなわち、本発明の歯磨き剤は、季節変動に耐え、長期間の保存が可能であると考えられた。
次に、表3のサンプルBの組成の歯磨き剤を用いて歯周炎に対する治癒効果を調べた。1日に3回(朝、昼、夜)通常の歯磨きを終えた後、歯磨き剤を清浄な歯ブラシに1回当たり0.3ml含浸させて通常の歯磨きを行う要領で歯と歯茎に塗布した。表4に、治験者6名(a〜f)の症状と改善が認知される迄の経過日数を示す。表4に見られるように、治癒効果が現れる迄の日数や改善の程度に個人差はあるが、全員に治癒効果が認められた。
<浴用剤>
以下に、本発明の浴用剤の実施例について説明する。
以下に、本発明の浴用剤の実施例について説明する。
まず、常温で7日間保存した際の変化について検討した。
緑茶ポリフェノールの濃度を1.2重量%とし、アスコルビン酸及びアスコルビン酸ナトリウムの合計含量を7.2重量%に固定した。そして、アスコルビン酸と、アスコルビン酸ナトリウムとの重量比を変化させることにより、数種の浴用剤のサンプルを作製した。得られたサンプルを、皮膚塗布液の場合と同様の密栓可能な200ml容ペットボトル中に密封し、常温(25℃)で7日間保存した後、着色の度合いを観察するとともに、pH値を測定した。この結果を図4の写真及び表5に示す。
緑茶ポリフェノールのみのサンプルNo.1では、濃い茶褐色のままであり、経時的な着色度合いの変化は見られない。しかし、アスコルビン酸類を加えた他のサンプルでは、7日間の保存中に、いずれも淡色化されている。アスコルビン酸ナトリウムのみを添加したサンプルNo.2での淡色化は他のサンプルに比べて少ない。したがって、淡色化に好適な条件は、pHが6以下というものであると考えられた。
次に、表5のサンプルNo.3と同一の組成の浴用剤を用いて、アトピー性皮膚炎に対する治癒効果を観察した。この際、浴用剤6gを200リットルの浴湯中に溶かした。したがって、浴湯中における茶ポリフェノールの濃度が0.36ppm、アスコルビン酸類の濃度が2.2ppmとなった。皮膚塗布液の場合と同様、6人のアトピー症患者に使用させた結果、使用した最初の日から、患者全員に、かゆみ抑制効果が認められた。湿疹に対しても、上記皮膚塗布液の場合と同様の治癒効果が認められた。
この時期、水道水の残留塩素を消去するのに必要な茶ポリフェノール濃度は0.6ppm、アスコルビン酸では1.7ppm、アスコルビン酸ナトリウムでは2.5ppmであった。すなわち、前述の浴湯の茶ポリフェノール濃度0.36ppmは、残留塩素を消去するには不十分な濃度である。にもかかわらず十分な治癒効果が認められることから、アスコルビン酸類が残留塩素消去に十分働いた結果と言える。本発明の浴用剤を用いた場合、浴槽の汚れは軽微であり、浴用剤を用いないときの通常の汚れと差がない。茶ポリフェノールのみを用いた場合、治癒効果が認められるのは、1.0ppm以上であり、このような浴用剤の場合、使用を重ねるにつれて浴槽の汚れが目立ってくる。一方、アスコルビン酸のみの水溶液を用い、浴湯中の濃度を3ppmとして、同様にアトピー症患者に対する効果を観察したところ、治癒効果は認められなかった。
緑茶ポリフェノール濃度0.8重量%のみを溶質として含む水溶液と、これにアスコルビン酸3重量%、及びアスコルビン酸ナトリウム3重量%添加した水溶液とを作製した。そして、35℃の夏季温度で60日間保存後の着色度合いの変化を観察するとともに、保存前後のpHの値を測定した。この結果を図5の写真及び表6にまとめて示す。
図5の左端(No.6の保存前)と2番目のサンプル(No.6の保存後)の比較から知られるように、緑茶ポリフェノールのみを溶質とする水溶液は、変色とpH値の変化が大きかった。これに対して、図5の左から3番目のサンプル(No.7の保存前)と右端のサンプル(No.7の保存後)との比較から知られるように、着色度の変化、及びpHの変化が観測されなかった。すなわち、本発明の入浴剤は、季節変動に耐え、長期間の保存が可能であると考えられた。
次に、図6の写真には、35℃40日の長期保存した際の密栓の効果について示す。図6の左のもの(No.8)は、開放状態にて保存した後のサンプルであり、図6の右のもの(No.9)は、密栓状態にて保存した後のサンプルを示す。いずれも、緑茶ポリフェノール1.0重量%、アスコルビン酸3.0重量%及びアスコルビン酸ナトリウム3.0重量%を含む水溶液を調製し、75ml内容積のペットボトル中に、35℃40日間保存したものである。図6から知られるように、本発明の浴用剤は、開放状態すなわち外気にさらされた状態では、夏季温度で著しく変色するが、酸素遮断性の容器に保存することにより、変色はわずかとなった。すなわち、酸素遮断性の容器中に密栓して保存するならば、長期間の保存が可能である。なお、水溶液のpH値は、開放、密閉にかかわらず、いずれも4.0のままであった。すなわち、初期値が4.0であり、40日保存後にいずれのサンプルも4.0で、変化はなかった。
次に、図7〜8の写真には、変色に対するpH値の影響を示す。
図7の左側のサンプル(No.10)は、表6のNo.7と同一の組成の水溶液(pH値4.0、緑茶ポリフェノール濃度0.8重量%)であり、図7の右側のサンプル(No.11)は、表6のNo.7からアスコルビン酸ナトリウムを省いた組成の水溶液(pH値2.3)である。これら両サンプルを同時に35℃の恒温槽中で30日間保存した。いずれのサンプルについても長期保存の前後でpH値に変動が見られなかった。
図7の写真から知られるように、pHが2.3のサンプル(No.10)では変色が大きい。pH値が2.4より小さくなると夏季温度では、酸化による変色が速くなる。
図8の左端のサンプル(No.12)は、250ppmの緑茶ポリフェノールのみの水溶液(pH4.8)であり、その他のサンプル(No.13〜17)は、アンモニア水を添加して、左から順にpH5.5,5.9,6.3,7.1及び7.3としたものである。図8の写真には、これらサンプルを10℃で7日間保存した後の様子について示す。この結果から知られるように、pH値が高くなると、10℃という低温領域でも変色が目立ってくる。特に、pH値が6.3以上で変色が明確になる。なお、アンモニア水に代えて炭酸水素ナトリウムを添加した場合も同様の結果が得られた。
最後に、図9には、緑茶ポリフェノール水溶液に種々の酸を添加した場合の変色への影響について示す。
濃度500ppm緑茶ポリフェノールのみの水溶液のサンプル(No.18)、並びに、濃度500ppm緑茶ポリフェノール水溶液に対し、アスコルビン酸、クエン酸、リン酸、及び酢酸をそれぞれ添加したサンプル(No.19〜22)を作製した。酸を添加する際、添加量を調整して、いずれもpH値が3.9となるようにした。また、酸を加えなかったサンプル(No.18)のpH値は4.7であった。このように調製したサンプルを、35℃の恒温槽中で30日間同時に保存して、変色を比較した。図9に示す保存後の様子から知られるように、アスコルビン酸以外の酸でも、変色抑制の効果が見られる。
Claims (15)
- 茶ポリフェノールと、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸塩とを含む水溶液からなることを特徴とする皮膚塗布液。
- 茶ポリフェノールの含量が重量比で1ppm〜2%であり、アスコルビン酸及びアスコルビン酸塩の合計含量が重量比で1ppm〜10%であることを特徴とする請求項1記載の皮膚塗布液。
- 茶ポリフェノールの含量に対する、アスコルビン酸及びアスコルビン酸塩の合計含量の比が4重量%以上であることを特徴とする請求項2記載の皮膚塗布液。
- pH値が3.0〜7.0であることを特徴とする請求項3に記載の皮膚塗布液。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の皮膚塗布液を、ペットボトル、ガラスビンその他のフタまたは栓付きの酸素遮断性のボトル中に密封したことを特徴とする皮膚塗布液のボトル詰め製品。
- 茶ポリフェノールと、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸塩とを含む水溶液からなることを特徴とする歯磨き剤。
- 茶ポリフェノールの含量が重量比で100ppm〜10%であり、アスコルビン酸及びアスコルビン酸塩の合計含量が重量比で4ppm〜10%であることを特徴とする請求項6記載の歯磨き剤。
- 茶ポリフェノールの含量に対する、アスコルビン酸及びアスコルビン酸塩の合計含量の比が4重量%以上であることを特徴とする請求項7記載の歯磨き剤。
- pH値が3.0〜7.0であることを特徴とする請求項8に記載の歯磨き剤。
- 請求項6〜9のいずれかに記載の歯磨き剤を、ペットボトル、ガラスビンその他のフタまたは栓付きの酸素遮断性のボトル中に密封したことを特徴とする歯磨き剤のボトル詰め製品。
- 茶ポリフェノールと、アスコルビン酸および/またはアスコルビン酸塩とを含む水溶液からなることを特徴とする浴用剤。
- 茶ポリフェノールの含量が0.1〜20重量%であり、アスコルビン酸及びアスコルビン酸塩の合計含量が0.01〜20重量%であることを特徴とする請求項11記載の浴用剤。
- 茶ポリフェノールの含量に対する、アスコルビン酸及びアスコルビン酸塩の合計含量の比が10重量%以上であることを特徴とする請求項12記載の浴用剤。
- pH値が2.4〜7.0であることを特徴とする請求項13に記載の浴用剤。
- 請求項11〜14のいずれかに記載の浴用剤を、ペットボトル、ガラスビンその他のフタまたは栓付きの酸素遮断性のボトル中に密封したことを特徴とする浴用剤のボトル詰め製品。
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JP2007217334A (ja) * | 2006-02-16 | 2007-08-30 | Kao Corp | 歯磨剤 |
CN104770461A (zh) * | 2015-04-02 | 2015-07-15 | 上海海洋大学 | 一种冷鲜鸡的保鲜方法 |
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- 2005-04-27 JP JP2005128900A patent/JP2006306748A/ja active Pending
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