JP2006306309A - 車室内音制御装置 - Google Patents

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靖二 秋好
Takashi Shibata
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Abstract

【課題】 車外への騒音がなく、車室内で聞こえる音を効果的に低減しながら特定の車室内領域においてはその音が聞こえるようにして、静粛性とドライバーのドライビングフィールを満足させることが可能な車室内音制御装置を提供する。
【解決手段】 車両1の車室内2に配置され、音を発生させる第1の音発生手段3と、第1の音発生手段3で発生される音と逆位相の音を発生させ、互いの音を干渉させて打ち消しあう消音領域を車室内2に形成させる第2の音発生手段4とを備え、運転席が非消音領域になるように、第1の音発生手段3及び第2の音発生手段4を配置する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車室内で聞こえる音を効果的に低減しながら特定の車室内領域においてはその音が聞こえるようにする車室内音制御装置に関する。
自動車無などの車両の車室内には、ロードノイズ、風切り音、エンジン音や排気音等の様々な音が侵入してくる。車室内の静粛性を確保するためには、一般に、これら音との侵入経路に吸音材や遮音材を配置して、車室内へ侵入する音のレベルを低くする手法や、車室内で聞こえる音の周波数と逆位相の音を車室内で発生させて、乗員に聞こえないようにする手法がある。例えば特許文献1では、内燃機関の吸気経路と排気経路とを接続管で接続し、この接続管の途中に配置した媒介器内に吸気経路と排気経路とを画成する振動板を設け、この振動板の排気経路側に吸気経路中の吸気脈動の周期と180°に近く位相をずらした周期と、吸気脈動の振幅とほぼ同一の振幅とを有する脈動が供給されるように設定した吸気消音装置が記載されている。
特許文献2には、内燃機関の機関負荷情報と機関回転数情報と吸気温度又は排気温度とから、吸気系又は排気系における発生音の逆位相・同音圧の制御音信号を生成し、内燃機関の発生音の伝播経路に制御音信号が入力されることでその信号に応じた制御音を発する発音アクチュエータを配置した電子デバイスを用いた騒音制御装置が記載されている。
実開平5−96463号公報 特開平8−158966号公報
車両では、車室内に侵入する音を効果的に演出することにより乗員、特にドライバーのドライビングフィールを高める場合がある。例えば、スポーツ性の高い車種においては、排気音やエンジン音が聞こえることは車両の性質上、ドライバーには好まれる傾向にある。このため、車種によっては排気音やエンジン音などを意図的に車室内で聞こえるように設定する場合がある。しかし、ドライバーに心地良い音は、他の乗員に対しては必ずしも心地よい音ではなく、単なる騒音に聞こえる場合もあり、2つの異なる要素を満たすことが要望されている。特許文献1,2に記載のものは、車室内で聞こえる音と逆位相の音を機械的、あるいは電子デバイスを用いて発生させているので、車室内全体の静粛性を高めることには適しているが、特定の車室内領域において特定の音を聞こえるようにすることは難しい。
また、排気音を演出して車室内に聞こえるようする場合、その多くはマフラーを改良して行うことが多く、車室内で心地よく聞こえるようにするには、その音量が大きくなる傾向となり、車外に対する騒音となりかねない。
本発明は、車外への騒音がなく、車室内で聞こえる音を効果的に低減しながら特定の車室内領域においてはその音が聞こえるようにして、静粛性とドライバーのドライビングフィールを満足させることが可能な車室内音制御装置を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる車室内音制御装置は、車両の車室内に音を発生させる第1の音発生手段と、第1の音発生手段で発生される音と逆位相の音を発生させ、互いに音を干渉させて打ち消しあう消音領域を車室内に形成させる第2の音発生手段とを備えることにより、運転席は、非消音領域となるように、第1及び第2の音発生手段を配置したことを特長としている。
本発明に係る車室内音制御装置では、第1の音発生手段を車室内前方の車幅方向中央部に配置し、第2の音発生手段を第1の音発生手段よりも車室内の助手席側に配置し、消音領域を助手席に形成させることを特徴としている。
本発明に係る車室内音制御装置では、第1の音発生手段を車室内前方の車幅方向略中央部に配置し、第2の音発生手段を車室内の後部座席よりも後方に配置し、消音領域を後部座席に形成させることを特徴としている。
本発明に係る車室内音制御装置では、第1及び第2の音発生手段が、車両に搭載されているエンジンの運転状態に応じてその発生音量が増減されることを特徴としている。
本発明に係る車室内音制御装置では、第1及び第2の音発生手段が、吸気導入側に接続する第1の連通部が設けられ第1の空間部と車室内にそれぞれ連通する第2及び第3の連通部が設けられた第2及第3の空間部を備えたケースと、第1の空間部を2室に仕切るともに、第2の空間部と第3の空間部とを仕切るようにケースに揺動可能に支持され、第1の空間部の圧力変動により揺動する仕切部材とを有することを特徴としている。
本発明に係る車室内音制御装置では、第1及び第2の音発生手段が、車室内で音を発生させるスピーカーであり、このスピーカーから発生する音を制御手段によって制御することを特徴としている。
本発明によれば、車両の車室内に配置した第1の音発生手段と第1の音発生手段で発生される音と逆位相の音を発生させる第2の音発生手段とにより、車室内に第1及び第2の音発生手段から発せられた互いの音を干渉させて打ち消しあう領域を形成させるので、消音領域と非消音領域が車室内に形成される。非消音領域を運転席に形成させるように第1及び第2の音発生手段を配置することによってドライバーに音を聞かせることで、エンジンパワー感、加速感などのドライビングフィーリングを満足させる一方で、消音領域を運転席ではない位置に形成させことで、その他の乗員には静粛性を提供できる。
本発明によれば、第1及び第2の音発生手段が、車両に搭載されているエンジンの運転状態に応じてその発生音量が増減されるので、各音発生手段からの発生音量がエンジンの運転状態に対応した音量となり、消音領域と非消音領域が車室内により安定して形成されるので、車室内で聞こえる音をより確実に効果的に低減しながら運転席においてはその音が確実に聞こえるようにして、静粛性とドライバーのドライビングフィールを満足させることができる。
本発明によれば、第1の音発生手段を車室内前方の車幅方向中央部に配置し、第2の音発生手段を第1の音発生手段よりも車室内の助手席側に配置したので、消音領域が助手席側、非消音領域が運転席側となり、助手席の静粛性とドライバーのドライビングフィールを満足させることができる。
本発明によれば、第1の音発生手段を車室内前方の車幅方向略中央部に配置し、第2の音発生手段を車室内の後部座席よりも後方に配置したので、消音領域が後部座席側、非消音領域が前方座席となり、後部座席の静粛性と前方座席のドライビングフィールを満足させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1に示す車室内音制御装置10は、メカニカルな構成により互いに180度異なる位相の音を発生させるものである。車室内音制御装置10は、車両1の車室内2に配置され、音を発生させる第1の音発生手段3と、車室内2に配置され第1の音発生手段3で発生される音と逆位相の音を発生させる第2の音発生手段4とを備え、車室内2に、第1及び第2の音発生手段3,4から発せられた互いの音を干渉させて打ち消しあう領域5を発生させている。第1の音発生手段3は、車室内前方の車幅方向中央部2aに配置され、第2の音発生手段4は、第1の音発生手段3よりも車室内2の助手席側6に配置されている。符号21はハンドルを示す。
本形態において、第1及び第2の音発生手段3,4は、図2,図3に示すように、エンジン7への吸気導入側となる吸気通路8に接続する第1の連通部11が設けられ第1の空間部12と前記車室内にそれぞれ連通する第2及び第3の連通部13,14が設けられた第2及第3の空間部15,16を備えたケース17と、第1の空間部12を2室12A,12Bに仕切るともに、第2の空間部15と第3の空間部16とを仕切るようにケース17に揺動可能に支持された仕切部材としてのパドル18とを備えている。
図1に示すように、第2の連通部13の先端13aは、車幅方向中央部2aであって助手席6と運転席9の間に配設され、その開口が助手席6の中央部に向かって配置されている。第3の連通部14の先端14aは、車幅方向中央部2aの左方(右ハンドルの場合)であって助手席6の左側に配設され、その開口が助手席6の中央に向かって配置されている。本形態では、第2の連通路13と第3の連通路14の先端13a,14aは、ダッシュパネル20に設けられている。
ケース17は、内部に空間を有する2つのケース170,171を各ケースにそれぞれ形成されたフランジ部170A,171Aを接合させて図示しないボルトとナットなどの締結部材で締め付けることで一体化されている。ケース170,171は樹脂製であって、それぞれの内部空間を2分割するように隔壁170B,171Bが空間中央部に形成されている。図2は一方のケース170側の内部構成を示している。ケース171の内部構造もケース170と同様とされている。ケース170とケース171の違いは、ケース170には第1の連通部11と第2の連通路14が接続され、ケース171には第2の連通部13が接続されている点にある。ケース170,171の容積は略同一量とされている。
本形態の車室内音制御装置10では、第1の連通部11が吸気通路8、詳しくは吸気通路8に設けられた図示しない周知のスロットル弁よりも吸気上流側で吸気通路8と接続しており、エンジン7が始動することで負圧化されるように構成されている。このため、第1の連通路11及び第1の空間部12Aの負圧は、エンジンの運転状態が変化する事で増減するように構成されている。
パドル18は、金属製もしくは樹脂製の薄い板材で形成されていて、その中央にはパドル18を横切るように支持軸18Bが溶接などで固定もしくは一体成形されている。支持軸18Bは、ケース170,171を接合する際に、フランジ部170A,171Aに挟み込まれてケース17の中心に位置されて回動自在に支持される。このため、パドル18は、第1の空間部12の圧力が変動することにより空間部12Aと空間部12Bの容積を変動するとともに、第2の空間部15と第3の空間部16の容積を変動するように構成されている。パドル18におけるの第1の空間部12と対向する部位には、空間部12A,12Bを連通させる穴18Aが形成されている。このため、パドル18は、空間部12A,12Bの圧力状態に応じて、図3に示すように第2の空間部15側の容積が第3の空間部16よりも大きくなる第1作用位置と、図4に示すように第2の空間部15側の容積が第3の空間部16よりも小さくなる第2作用位置とを占めるように構成されている。
このような構成の車室内音制御装置10では、パドル18が第1の連通部から伝わる音振動によって振動して揺動する際に発する共振周波数とダクトとしての第2及び第3の連通路13,14長さで決まる気柱共鳴周波数とをコントロールすることで、エンジン回転上昇時(加速時)にある回転数でエンジン次数(周波数帯)の音圧を上昇させることができる。
エンジン7が始動すると、吸気通路8に吸気音が発生し、第1の連通路11から伝わる音圧変動によりケース17の中心にあるパドル18が揺動される。これにより、第2の連通路13と第3の連通路14側から車室内2まで音圧変動が伝わり吸気音となって車室内2に侵入する。この侵入する音は、図5(a)に示すように、助手席6の乗員P1には、位相差が180度異なる音として伝達されるので、その音は図5(b)に示すように、互いに打ち消しあうように作用する。このため、助手席6周辺が消音領域となり、助手席6の乗員P1には吸気音が聞こえなくなり、静粛性が確保される。
一方、運転席9側においては、図6(a)に示すように、第2の連通路13と第3の連通路14の放音部となる先端13a,14aまでの距離が、助手席6までの距離と異なるので、運転席9の周辺では、図6(b)に示すように吸気音の位相が互いに打ち消しあうことがない。このため、運転席9の乗員(ドライバー)P2には吸気音が聞こえるようになり、乗員(ドライバー)P2の加速感を満足させることができる。つまり、助手席6の静粛性を保ちつつも、運転席9側では力強いドライビングフィールを得ることができる。また、本形態では、排気音を車室内2に取り込んで、加速時のドライビングフィールを得ていないので、排気マフラーによる排気音のチューニングの必要がなく、車外に対する騒音を抑制することができる。
ところで、車室内侵入した吸気音の音圧レベルは、パドル18の共振周波数と各連通路13,14の気柱共鳴周波数でチューニングでき、そのチューニング領域で音圧が上下する。エンジン回転数とスロットル開度の兼ね合いにより、ある回転数領域になると音圧レベルが上昇することから、力強く官能的な加速時のドライビングフィールを得られる。このような効果を出すエンジン回転数については、ケース17のチューニングを要する。このようなケース17のチューニングの効果が主に発揮されるのは、加速時が多く、定常走行・減速時の効果が薄くなる。
(第2の実施形態)
図7に示す車室内音制御装置30は、電子デバイスにより互いに180度異なる位相の音を発生させるものである。車室内音制御装置30は、車両1の車室内2に配置され、音を発生させる第1の音発生手段としてのスピーカー31、車室内2に配置されスピーカー31で発生される音と逆位相の音を発生させる第2の音発生手段4としてのスピーカー32を備え、車室内2にスピーカー31及び32から発せられた互いの音を干渉させて打ち消しあう領域35を発生させている。スピーカー31は、車室内前方の車幅方向中央部2aのダッシュパネル20に配置され、スピーカー32は、スピーカー31よりも車室内2の助手席側6のダッシュパネル20にそれぞれ配置されている。各スピーカー31,32は増幅部としてのアンプ36に接続されている。このアンプ36は、制御手段37と接続されている。制御手段37は、周知のコンピュータで構成されていて、アンプ36の出力をエンジン7の運転状態に応じて増減するように制御している。エンジン7の運転状態は、例えばエンジン回転数を検出する手段としてのエンジン回転数検出手段としてのセンサ38からの信号で判断している。制御手段37は、エンジン7が始動すると、エンジン回転数に応じた出力量の、互いに180度位相野となる音をスピーカー31,32から発するようにアンプ36を制御している。
エンジン7が始動すると、スピーカー31,32からは、助手席6の乗員P1に向かって位相差が180度異なる音がそれぞれ発せられる。このときの音は、図5(b)に示すように、互いに打ち消しあうように作用する。このため、助手席6周辺が消音領域35となり、助手席6の乗員P1には吸気音が聞こえなくなり、静粛性が確保される。
一方、運転席9側においては、スピーカー31,32からの距離が、助手席6側とは異なっているので、運転席9の周辺では、図6(b)に示すようにスピーカー31,32から発せられた音の位相が互いに打ち消しあうことがない。このため、運転席9の乗員(ドライバー)P2にはスピーカー31,32の何れかの音が聞こえるようになり、乗員(ドライバー)P2の加速感を満足させることができる。つまり、助手席6の静粛性を保ちつつも、運転席9側では力強いドライビングフィールを得ることができる。また、本形態では、排気音を車室内2に取り込んで加速時のドライビングフィールを得ていないので、排気マフラーによる排気音のチューニングの必要がなく、車外に対する騒音を抑制することができる。
なお、第1の実施形態及び第2の実施形態では右ハンドルの場合を説明し、第2の音発生手段を左方に配置するとしたが、左ハンドルの車両の場合は第2の音発生手段を右方に配置する構成、すなわち助手席6側に配置すればよい。
第1の実施形態及び第2の実施形態において、車室内音制御装置10,30は、車室内2の助手席6の近傍に消音領域5,35を形成し、運転席9側に非消音領域を形成するように、すなわち、車室内2の車幅方向における音制御を行うように車両1に搭載配置したがこのような形態に限定するものではない。
例えば、図8に示すように、車室内2の車両前方側の座席6,9と、これら座席6,9よりも車室内2において後方に位置する後部座席50という、車室内2の前後方向における音制御を行うように、車両1に搭載配置してもよい。図8は、車室内音制御装置30の構成を適用したものである。この形態では、第1の音発生手段となるスピーカー31を車室内前方の車幅方向略中央部となる助手席6とト転席9との間に配置されたセンターコンソール51に配置し、第2の音発生手段としてのスピーカー32を車室内2の後部座席50よりも後方で、ヘッドレスト50a,50bの間に配置している。
このような構成にすると、エンジン7が始動してスピーカー31,32から音が発生すると、後部座席50の乗員P3,P4に向かって位相差が180度異なる音がそれぞれ発せられる。このときの音は、図5(b)に示すように、互いに打ち消しあうように作用する。このため、後部座席50周辺が消音領域35となり、後部座席50の乗員P3,P4には音が聞こえなくなり、静粛性が確保される。
運転席9及び助手席6側においては、スピーカー31,32からの距離が、助手席6側とは異なっているので、運転席9の周辺では、図6(b)に示すようにスピーカー31,32から発せられた音の位相が互いに打ち消しあうことがない。このため、運転席9及び助手席6の乗員P1,P2にはスピーカー31,32の何れかの音が聞こえるようになり、乗員(ドライバー)P2の加速感を満足させることができる。つまり、後部座席50の静粛性を保ちつつも、運転席9や助手席6などの前方座席側では力強いドライビングフィールを得ることができる。また、本形態では、排気音を車室内2に取り込んで加速時のドライビングフィールを得ていないので、排気マフラーによる排気音のチューニングの必要がなく、車外に対する騒音を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態が適用された車両と車室内音制御装置の概略構成を示す平面視図である。 第1の実施形態の構成であるケースの一部と仕切部材の構成を示す分解斜視図である。 仕切部材の揺動とそれにより発生する周波数の関係を示す拡大図である。 仕切部材の揺動とそれにより発生する周波数が逆転した関係を示す拡大図である。 第1の実施形態による助手席側での消音作用を示す平面視図である。 第1の実施形態による運転席側での音波作用を示す平面視図である。である。 本発明の第2の実施形態が適用された車両と車室内音制御装置の概略構成を示す平面視図である。 本発明の第3の実施形態が適用された車両と車室内音制御装置の概略構成を示す平面視図である。
符号の説明
1 車両
2 車室内
2a 車幅方向中央部
3 第1の音発生手段
4 第2の音発生手段
6 助手席
7 エンジン
8 吸気導入側
10 車室内音制御装置
11 第1の連通部
12 第1の空間部
13 第2の連通部
14 第3の連通部
15 第2の空間部
16 第3の空間部
17 ケース
18 仕切部材
30 車室内音制御装置
31,32 スピーカー
37 制御手段
50 後部座席

Claims (6)

  1. 車両の車室内に音を発生させる第1の音発生手段と、
    前記第1の音発生手段で発生される音と逆位相の音を発生させ、互いの音を干渉させて打ち消しあう消音領域を車室内に形成させる第2の音発生手段とを備えることにより、
    運転席は、非消音領域となるように、前記第1及び第2の音発生手段を配置したことを特長とする車室内音制御装置。
  2. 請求項1記載の車室内音制御装置において、
    前記第1の音発生手段は、車室内前方の車幅方向中央部に配置し、
    前記第2の音発生手段は、前記第1の音発生手段よりも前記車室内の助手席側に配置し、
    前記消音領域を前記助手席に形成させることを特徴とする車室内音制御装置。
  3. 請求項1記載の車室内音制御装置において、
    前記第1の音発生手段は、車室内前方の車幅方向略中央部に配置し、
    前記第2の音発生手段は前記車室内の後部座席よりも後方に配置し、
    前記消音領域を前記後部座席に形成させることを特徴とする車室内音制御装置。
  4. 請求項1ないし3の何れかに記載の車室内音制御装置において、
    第1及び第2の音発生手段は、前記車両に搭載されているエンジンの運転状態に応じてその発生音量が増減されることを特徴とする車室内音制御装置。
  5. 請求項1ないし4の何れかに記載の車室内騒音抑制装置において、
    第1及び第2の音発生手段は、
    吸気導入側に接続する第1の連通部が設けられ第1の空間部と前記車室内にそれぞれ連通する第2及び第3の連通部が設けられた第2及第3の空間部を備えたケースと、
    第1の空間部を2室に仕切るともに、第2の空間部と第3の空間部とを仕切るように前記ケースに揺動可能に支持され、第1の空間部の圧力変動により揺動する仕切部材とを有することを特徴とする車室内音制御装置。
  6. 請求項1ないし4の何れかに記載の車室内騒音抑制装置において、
    第1及び第2の音発生手段は、前記車室内で音を発生させるスピーカーであり、
    各スピーカーから発生する音が制御手段によって制御されることを特徴とする車室内音制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014043238A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Dr Ing Hcf Porsche Ag 自動車の車内および車外で音を発生させるための方法およびデバイス

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