JP2006305665A - 作業支援装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 作業支援装置を、複数種類の締結工具4a、4bのうち、選択された工具を検出する工具検出部6a、6bと、部材9を供給する部材供給装置5a、5bに設けられ、複数種類の部材9のうち選択された工具4a、4bに対応する部材以外のものの取得を禁止する部材取得禁止部7a、7bと、を備えて構成する。
【選択図】 図3
Description
このような組み立てラインにおいて1つの工程で複数種類のネジ等を締め付ける場合には、予めこれら複数種類のネジ等の各々にそれぞれ対応する電動ドライバ等が作業者に与えられ、作業者には、締め付けるネジ等の種類に応じて適正な電動ドライバ等を選択してネジ等を締結する。
ネジ供給箇所55の上部空間にはビットガイド56が設けられており、作業者はこのガイド56に電動ドライバの回転軸41のビット先端42を沿わせることにより、磁石付ビット先端42をネジ頭部の係合溝に係合させて、ネジ9を取り出す。
特に、ネジ等の種類の相違が締付トルクのみの相違の場合には、当該ネジ等の適正締付トルクに設定された電動ドライバ等でなくても締結することが可能であるため、作業者がミスに気づかず締め付け作業を継続してしまう問題があった。
また、部材取得禁止手段は、部材供給手段の部材の供給場所を覆うことにより部材の取得を禁止するカバー部を備えて構成してもよい。
さらに部材供給手段が、部材を工具に係合させて取り出しできる状態に呈して供給する場合には、部材取得禁止手段は、部材供給手段により供給される部材を、工具によって取り出すことを妨げる取り出し防止手段を備えて構成してもよい。
特に、適正締付トルクが異なる複数の締結部材を、これら適正締付トルクに応じて締付トルクが各々設定された複数の締結工具で締め付ける作業に使用することにより、作業者が間違った締付トルクで締結部材を締め付けること防止することが可能となる。
さらに、部材供給手段の部材の供給場所を覆うカバー部を備えることにより、簡易な構成によって、作業者がいずれの部材供給手段から部材を取り出すべきかを目視することを容易にする。
さらに、部材および工具も締結部材および締結工具に限定されるものではなく、圧着端子と圧着ペンチなどの工具を使って作業する部材であれば、他の種類の部材および工具に本発明を適用可能であることは言うまでもない。
ここで、複数のネジ供給装置5a及び5bは、各々適正締付トルクがそれぞれ異なるネジを供給し、複数の電動ドライバ4a及び4bは、その締付トルクが、それぞれネジ供給装置5a及び5bが供給するネジの適正締付トルクに合わせて設定されている。
さらに、作業支援装置は、ツール検出センサ6a及び6bの検出信号に基づいて電磁バルブ部82を制御して、ネジ供給装置5a及び5bのうち、作業者に選択された電動ドライバに対応するいずれかのネジ供給装置(すなわち選択された電動ドライバの締付トルクに対応するネジを供給するネジ供給装置)に設けられたネジ取得禁止部を取得許可状態に駆動し、他方のネジ供給装置に設けられたネジ取得禁止部を取得禁止状態に駆動する制御部83を備える。
図5の(A)に示すとおり、ドライバ4が作業者に選択されていない状態では、ツールバランサ3のワイヤ31の引き出し量は少なく、ワイヤ31に固定されたワイヤカラー61は、リミットスイッチ62のアクチュエータ(レバー)に当接することによってこれを押し上げ、リミットスイッチ62のB接点が開放される(又はA接点が構成される)。
したがって、図3に示した制御部83は、リミットスイッチ62の電気接点の開閉状態を読み取ることにより、かかるリミットスイッチ62が取り付けられたツールバランサ3に懸吊された電動ドライバ4を、作業者が選択したか否かを検出することが可能である。
また、上記構成例では、センサをツールバランサ3に設けることとしたが、本発明はこれに限定されるものではなくツールバランサ3を支持する架台2や、これをさらに支持する作業台1に設けてもよい。
さらに、締め付け作業に使用しない電動ドライバ4を備え付けておく場所やホルダを予め定めておき、これらの場所やホルダに電動ドライバ4が置かれているか否かを上記種々のセンサで検出し、ドライバ4の選択の有無を検出してもよい。
ネジ取得禁止部7は、ネジ供給箇所55の上部空間又はビットガイド56の上部空間を覆うことにより、ネジ供給装置5からのネジの取り出しを禁止するためのカバー部材(またはシャッター部材)71と、エア源81からの圧縮空気によって駆動されて、カバー部材71を開位置(ネジ9の取得許可状態)及び閉位置(ネジ9の取得禁止状態)に動かすエアシリンダ72と、ネジ供給装置5の背面、側面及び底面をカバーしつつネジ供給装置5本体を収容する構造を備え、その上にネジ供給装置5を載置することによりネジ供給装置5を保持するネジ供給装置カバー73と、エアシリンダ72をネジ供給装置カバー73に固定するためのエアシリンダ取り付け部材74と、を備える。
図3に示す複数の電動ドライバ4のうち、いずれかの電動ドライバ4が作業者に選択されたとき、制御部83は、ツール検出センサ6に各々設けられたリミットスイッチ62(図4参照)の電気接点を読み取って、電磁バルブ部82を制御し、複数のネジ供給装置5のうち、作業者に選択された電動ドライバ4に対応するネジ9を供給するネジ供給装置5に設けられたネジ取得禁止部7のカバー部材71を開位置に駆動する。この状態を図7の(A)に示す。そして、他方のネジ供給装置5に設けられたネジ取得禁止部7のカバー部材71を閉位置に駆動する。この状態を図7の(B)に示す。
一方で、そのカバー部材71が閉位置に駆動され、ネジ9の取得禁止状態にあるとき、図7の(B)に示すとおり、ネジ取得禁止部7は、カバー部材71でビットガイド56の上部空間を覆って、電動ドライバ4の回転軸41の先端に設けられたビット42が、ネジ9の上部に設けられた係合溝と係合することを阻害して、電動ドライバ4によるネジ9の取り出しを禁止する。
例えば、ソレノイドのような駆動手段を使用する場合には、制御部83は、エア源81の圧縮空気を電磁バルブ部82で制御する必要がなくなる。このとき制御部83は、リミットスイッチ62(図4参照)の電気接点を読み取って選択されたドライバ4を検出し、これに対応するネジ供給装置5のネジ取得禁止部7のカバー部材71を駆動するソレノイドに、カバー部材71を開位置に駆動する電気信号を直接送信する。また他方のネジ供給装置5のネジ取得禁止部7のカバー部材71を駆動するソレノイドに、カバー部材71を閉位置に駆動する電気信号を直接送信する。
また出力信号Va及びVbは、それぞれネジ供給装置5a及び5bに設けられたネジ取得禁止部7a及び7bのカバー部材71を開閉するための電磁バルブを制御する「H」及び「L」の2値信号を示し、「H」の値が出力されたときカバー部材71を開き、「L」の値が出力されたときカバー部材71を閉じる。
図示するとおり、出力信号Va及びVbは下記論理式、
Vb=SWb AND (SWa NAND SWb)
また、上記の実施例では、簡単のために1台の電動ドライバ4には1台のネジ供給装置5が対応するように構成したが、1台の電動ドライバ4に複数台のネジ供給装置5が対応するように構成してもよい。
好適には、電動ドライバや電動レンチなどによりネジ又はボルトの締め付け作業を行う際に、ネジ等の適正締付トルクと異なった締付トルクに設定された電動ドライバ等により締め付け作業が行われることを防止する作業支援装置に利用可能である。
2 架台
3a、3b ツールバランサ
4a、4b 電動ドライバ
5a、5b ネジ供給装置
6a、6b ツール検出センサ
7a、7b ネジ取得禁止部
81 エア源
82 電磁バルブ部
83 制御部
Claims (5)
- 複数種類の部材を対象にそれぞれに対応する複数種類の工具を使用して作業する際の作業支援装置であって、
前記複数種類の工具のうち、選択された締結工具を検出する工具検出手段と、
前記部材を供給する部材供給手段に設けられ、前記複数種類の部材のうち、前記選択された工具に対応する部材以外のものの取得を禁止する部材取得禁止手段と、
を備えることを特徴とする作業支援装置。 - 前記部材取得禁止手段は、複数の工具が同時に選択されたことを前記工具検出手段が検出したとき、これら選択された工具にそれぞれ対応する部材の取得をも禁止することを特徴とする請求項1に記載の作業支援装置。
- 前記部材取得禁止手段は、前記部材供給手段の部材の供給場所を覆うことにより前記部材の取得を禁止するカバー部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業支援装置。
- 前記部材供給手段は、前記部材を、前記工具に係合させて取り出しできる状態に呈して供給し、
前記部材取得禁止手段は、前記部材供給手段が供給する前記部材を、前記工具により取り出すことを妨げる取り出し防止手段を備えること、
を特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の作業支援装置。 - 前記複数種類の部材は適正締付トルクが異なる複数の締結部材であり、
前記複数種類の締結工具は、対応する前記締結部材の適正締付トルクに応じてその締付トルクが設定されている、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の作業支援装置。
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