JP2006305136A - 医療用ステープラー - Google Patents

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Abstract

【課題】医療用ステープルを成形する際に必要な力を軽減する。
【解決手段】ステープラーAは、ラム6をアンビル5方向に案内するラム案内部9を設けると共にレバー2を回動可能に取り付けたハウジング1と、駆動部2aがラム6と当接してアンビル5方向に移動させるレバー2と、ハウジング1に固定され収容部4の先端に連なり供給されるステープル3を支持するアンビル5と、ハウジング1に対し摺動可能に且つアンビル5に対して往復移動可能に構成されレバーの駆動部2aと当接する当接部6a及びアンビル5にあるステープル3を成形する一対の脚6bを有するラム6と、を有し、ラム6が金属材料によって構成されると共にレバー2の駆動部2a及びハウジング1のラム案内部9が合成樹脂によって構成され、脚6bの成形面6cと成形面と対向するアンビル5の端部との間の隙間Cがステープル3の太さに対応した寸法を持って形成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、生体組織を縫合する際に用いる医療用ステープラーに関し、特に、ステープルを成形する際に必要な力を軽減し得るように構成した医療用ステープラーに関するものである。
外科手術では、医療用ステープラーを用いて切開された生体組織を縫合することが行われている。この医療用ステープラーは、金属の線材を素材としてコ字状に形成された医療用ステープルをアンビル上に支持し、この状態で、アンビルに対してラムを接近させて該ラムに形成した脚を医療用ステープルのクラウンに於ける両端部分に当接させ、更に、ラムを移動させることで、ラムとアンビルとの共同作用によって医療用ステープルを四角形状に成形し、この成形過程で生体組織を縫合するものである。
医療用ステープラーは、ハウジングに設けた収容部に予め所定数の医療用ステープルを収容すると共に該医療用ステープルをアンビル及びラムの方向に付勢し得るように構成されている。また医師の操作によって回動するレバーを有しており、該レバーの一部に形成された駆動部によってラムを、或いはラムとアンビルを縫合すべき生体組織の方向に移動させるように構成されている(例えば特許文献1参照)。
医療用ステープラーとしては、ハウジングに対し移動不能に形成されたアンビルに対し、収容部から医療用ステープルを供給して支持し得るように構成したものがある。このように構成された医療用ステープラーでは、医療用ステープルを支持したアンビルにラムを接近させて医療用ステープルを成形することが可能である。
またハウジング内に、アンビルを設けた板状の部材を縫合部位に向けて移動可能に収容すると共に、板状の部材からなるラムをアンビルに向けて移動可能に且つ縫合部位に向けて移動可能に収容して構成した医療用ステープラーもある。このように構成された医療用ステープラーでは、アンビルを収容部に対向させて医療用ステープルの供給を受け、この状態でラムのみを移動させてアンビルとの間に医療用ステープルを挟むことが可能である。そして、アンビルとラムを同時に縫合すべき部位に接近させると共にラムをアンビルに対して移動させることで医療用ステープルを成形することが可能である。
特開2000−217829号公報
医療用ステープラーを操作して生体組織を縫合する際には種々の抵抗が作用する。このような抵抗としては、レバーの一部に形成した駆動部とラムとの間に発生する摩擦抵抗、ラムが移動する際に該ラムの移動を案内する案内部との間に発生する摩擦抵抗、医療用ステープルが生体組織を刺通する際の刺通抵抗、医療用ステープルを成形する際の材料の抵抗、ラムと医療用ステープルとの接触摩擦による抵抗等がある。特に、滑り接触する部位には潤滑を施すことが好ましいが、医療用ステープラーでは充分な潤滑を行うことが困難なため、医師がこれらの抵抗を受けて縫合回数の増加に伴って、疲労する原因となるという問題がある。
特に、アンビルがハウジングに対して移動可能に配置された金属製の板部材に形成されており、ラムもハウジング及び前記板部材に対して移動可能に構成されたアンビルと同素材の金属製の板部材によって構成されており、医療用ステープルを成形する際にアンビルに対してラムが移動する場合、同素材の金属どうしが無潤滑状態で滑り接触することとなり大きな摩擦抵抗が生じる。
また縫合時にレバーを操作したとき、該レバーの一部にラムと当接して力を付与する駆動が形成されるが、レバーが合成樹脂製である場合、ラムに作用する力によって駆動部の面に撓みが生じることがあり、この撓みを防止するために、駆動部に於けるラムとの接触部を該ラムと同素材の金属板を一体成形して補強することが行われているが、この構成では、同素材の金属どうしが滑り接触することとなり大きな摩擦抵抗が生じる。
また、合成樹脂製のレバーが、同素材の合成樹脂によって形成された部材を介してラムを押圧するような場合でも、同素材の合成樹脂の滑り接触となり、比較的摩擦抵抗が大きくなる。合成樹脂どうしを滑り接触させる場合、自己潤滑性を有する合成樹脂原料を用いることで摩擦抵抗を小さくすることができるが、このような合成樹脂原料は高価であり、医療用ステープラーのコストが増加してしまうという問題がある。
また生体組織を縫合している医療用ステープルは、医療用ステープルが成形部で直角に折れ曲がっている方が、曲線状に折れ曲がっているよりも外れ難いことから、医療用ステープラーでは直角に成形することに比重がおかれ、成形時に必要な力の大きさについては注意が注がれていないという問題もある。
本発明の目的は、医療用ステープルを成形する際に必要な力を軽減することができる医療用ステープラーを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る医療用ステープラーは、ラムをアンビルに対して接近させることでアンビルに支持された医療用ステープルを成形して生体組織を縫合する医療用ステープラーであって、ラムをアンビル方向に案内するラム案内部を設けると共にレバーを回動可能に取り付けたハウジングと、一部に形成された駆動部がラムと当接し回動に伴ってラムをアンビル方向に接近させるように構成したレバーと、前記ハウジングに固定されると共に複数の医療用ステープルを収容する収容部の先端に連なり該収容部から供給される医療用ステープルを支持するアンビルと、前記ハウジングに対し摺動可能に且つ前記アンビルに対して往復移動可能に構成されレバーの一部に形成された駆動部と当接する当接部及び一方の端部に形成されアンビルにある医療用ステープルを成形する一対の脚とを有するラムと、を有し、前記ラムが金属材料によって構成されると共に前記レバーの一部に形成された駆動部及びハウジングに設けたラム案内部が合成樹脂によって構成され、更に、ラムに形成された脚の成形面と該成形面と対向するアンビルの端部との間の隙間が医療用ステープルの太さに対応した寸法を持って形成されたものである。
上記本発明に係る医療用ステープラー(以下、単に「ステープラー」という)では、アンビルが、医療用ステープル(以下「ステープル」という)を収容した収容部の先端に連なってハウジングに固定されており、ラムが金属によって構成されるため、ラムとアンビルとの間に滑り摩擦が生じることがない。またラムがアンビル方向に移動する際に、該ラムが接触する部位であるレバーの一部に形成された駆動部、ハウジングに形成されたラムの案内部が合成樹脂によって構成されているため、ラムが接触する部位に於ける素材(金属からなるラムと、該ラムと接触する合成樹脂からなる駆動部、案内部)の硬さが異なることから、滑り摩擦抵抗が小さくなり大きな力を必要としない。従って、生体組織を縫合する際に必要な力を低減することができる。
また、ラムとレバーの一部に形成された駆動部、ラムと案内部に於いて両者が滑り接触したとき、硬度の違いから合成樹脂側の接触面が金属の接触面なりに倣うことで、円滑な滑り接触を実現すると共に摩擦抵抗の軽減をはかることができる。
またラムに形成された脚の成形面とアンビルの端部との隙間を、ステープルの太さに対応した寸法とすることによって、最小限の力によってステープルを直角に折り曲げることができる。このため、医師の疲労を可及的に低減することができる。
以下、本発明に係るステープラーの最も好ましい実施の形態について説明する。本発明のステープラーは、アンビルに支持されているコ字状のステープルを四角形に成形して生体組織を縫合する際に必要な力を低減させると共に、ステープルを良好な形状に成形し得るように構成したものである。
このため、ラムを金属の板状の部材によって形成すると共に、レバーの一部に形成された駆動部とラムとの接触部、ラムがアンビル方向に移動する際に該ラムの移動方向を案内する案内部、を夫々合成樹脂によって形成することで、接触摩擦による抵抗を軽減し得るように構成している。このように、ラムが金属板によって形成され、該ラムに滑り接触するレバーの駆動部、ハウジングに設けた案内部が合成樹脂によって形成されることから、同素材の金属どうし又は同素材の合成樹脂どうしの滑り接触時の摩擦抵抗に比較して小さい摩擦抵抗となり、力の軽減をはかることが可能である。
またラムに形成された脚の成形面とアンビルの端部との隙間をステープルの太さに対応させて設定することで、ステープルの成形形状を良好な形状に確保すると共に、成形時の抵抗を低減し得るように構成している。このように、ラムに形成された脚の成形面とアンビルの端部との隙間をステープルの太さに対応させてて設定することによって、成形されたステープルを良好な形状としつつ成形時の抵抗を低減することが可能である。
ラムを構成する金属材料は特に限定するものではなく、ステープルを成形する際に作用する力に対し充分な強度を有するものであれば利用することが可能である。しかし、医療用器具としての観点からは錆の発生がないことが好ましい。このような材料としてはステンレス鋼、特にオーステナイト系ステンレス鋼があり、オーステナイト系ステンレス鋼の板材を冷間に於ける塑性加工によって強度を高めたものを利用することが好ましい。
ラムと滑り接触するレバーに形成された駆動部や、ハウジングに設けた案内部を構成する合成樹脂の材料は特に限定するものではないが、自己潤滑性を有することが望ましい。しかし、コストとの兼ね合いは重要な要件であり、必ずしも自己潤滑性を有するものでなくとも滑り摩擦による抵抗は同素材の金属どうし、又は同素材の合成樹脂どうしの滑り摩擦による抵抗よりも小さくすることが可能である。
ラムに形成された脚の成形面とアンビルの端部との隙間は、ステープルの太さに対応して設定される。ステープラーは、縫合手術の最中であっても、収容部に収容されたステープルを使い切ったとき、このステープラーに新たなステープルを補充することはなく、新たなステープラーを利用する。このため、個々のステープラーに於ける脚の成形面とアンビルの端部との隙間の大きさは一定となる。
以下、第1実施例に係るステープラーの構成について図を用いて説明する。図1はレバーを操作しない状態に於けるステープラーの三面図である。図2はレバーを操作してステープルを成形したときのステープラーの側面図である。図3はアンビルに支持されたステープルを成形する順序を説明する図である。
図に示すステープラーAは、ハウジング1と、ハウジング1に回動可能に装着され一部(本実施例では一方の端部)に駆動部2aが形成されたレバー2と、ハウジング1と一体的に構成され複数のステープル3を収容する収容部4と、収容部4に連続して配置されハウジング1に対し位置移動不能に構成されたアンビル5と、アンビル5の方向に移動可能に配置されアンビル5に支持されたステープル3を成形するラム6と、ラム6をレバー2の駆動部2a方向に付勢する付勢部材7と、を有して構成されている。
ハウジング1は合成樹脂(本実施例ではABS樹脂)によって成形されており、レバー2と共に把持し易さや操作性を考慮した形状に形成されている。ハウジング1の正面には中心を表示する突条1aが形成されており、この突条1aによって切開部位を縫合する際の基準を認識し得るようになっている。またハウジング1の正面であって下方には、アンビル5に支持されたステープル3の両端部と当接して該ステープル3がステープラーAから離脱することを防止する当接片1bが形成されると共に、該当接片1bの中央に成形されたステープル3がアンビル5から(ステープラーAから)離脱し得る開口1cが形成されている。
ハウジング1の所定位置には軸8が配置されており、該軸8にレバー2が回動可能に装着されている。ハウジング1に於けるレバー2の回動範囲に対応する部分(把持部1d)は断面がコ字状に形成されており、この形状によってレバー2を操作して回動させたとき該レバー2を受け入れることが可能である。またハウジング1の収容部4に対応する位置には付勢部材7の座1eやレバー2の回動限を規定するストッパー1fを有するフランジ1gが形成されている。
ハウジング1の正面壁1hの内部側であって該ハウジング1に形成されたフランジ1gとの間には、ラム6の移動を案内する案内部9が形成されている。この案内部9はラム6の板厚に対応する溝によって形成されており、ラム6の幅方向の両端部分を嵌合することで、該ラム6の移動方向をアンビル5に接近させ或いは離隔させる方向に案内することが可能である。特に、ラム6が金属によって形成されると共に案内部9が合成樹脂(ABS樹脂)によって形成されているため、ラム6が移動して案内部9に沿って摺動する際の摩擦抵抗は、同素材の金属どうし、又は同素材の合成樹脂どうしが無潤滑状態で滑り接触する際の摩擦抵抗と比較して充分に小さい。
レバー2は、ラム6と当接して駆動する駆動部2aを含めて合成樹脂(本実施例ではABS樹脂)によって成形されており、ハウジング1と共に把持性や操作性を考慮して自由状態に於ける両者の角度等が設定されている。またステープル3によって生体組織を縫合する際に、レバー2には大きな力が作用するため、駆動部2aを含む端部側や軸8の周辺は高い剛性を発揮し得るように複数のリブやフランジ等が形成されている。このように、リブやフランジを設けることによって、レバーに大きな力が作用した場合でも該レバーの変形を防ぐことが可能であり、特に、駆動部2aに生じる虞のある撓みを防ぐことが可能となる。
ステープル3はステンレス鋼の線材によってコ字状に形成されており、両端部分が生体組織を刺通する際の抵抗を小さくするために鋭い尖端3aとして形成され、中央にクラウン3bが形成されている。クラウン3bは生体組織を縫合する際に折り曲げられる部分である。
ステープル3は、予め設定された数が並べられた状態で収容部4に収容されている。この収容部4は、先端位置がアンビルに連なり複数のステープル3を並べて保持する保持部4aと、保持部4aに保持されたステープル3に当接する当接部材4bと、当接部材4bを介してステープル3をハウジングの当接片1b方向に付勢する付勢部材4cと、保持部4aと当接部材4b及び付勢部材4cを収容するケーシング4dと、を有して構成されている。
収容部4を構成するケーシング4dは、ハウジング1に一体成形されるか、或いは別体として成形されたものを嵌合して固定することで一体的に設けられている。本実施例では、ケーシング4dは透明なABS樹脂によって成形されており、収容されているステープル3の残数を外部から確認し得るように構成されている。
保持部4aは、予め設定された数のステープル3を保持する機能と、先頭にあるステープル3が成形されてアンビル5から離脱したとき付勢部材4cによって付勢されたステープル3の移動を案内する機能と、を有するものである、従って、保持部4aは前記機能を発揮し得る形状を有していれば良く、形状や材料を限定するものではない。
本実施例では、保持部4aからアンビル5に対するステープル3の供給を円滑に行えるように、保持部4aとアンビル5を連続させて一体的に構成している。そしてアンビル5が成形されるステープル3を支持する機能を発揮させるために高い剛性と強度が求められることから、保持部4a及びアンビル5を1枚のステンレス鋼板をΩ状に成形して構成されている。このように構成された保持部4a及びアンビル5は、収容部4を構成するケーシング4dに形成されたアンダーカット部を利用して固定されている。
当接部材4bはステープル3と同様の形状に形成され保持部4aに配置されることで、最後部にあるステープル3と当接している。当接部材4bには、例えば圧縮バネ等の付勢部材4cが接続されており、これにより、当接部材4bによってステープル3をアンビル5の方向に付勢している。
アンビル5は保持部4aの先端に連続して形成されており、ハウジング1の正面に設けた開口部1cに配置されている。そして保持部4aがケーシング4dに固定され、且つケーシング4dがハウジング1に一体的に構成されていることから、アンビル5はハウジング1に固定されている。
アンビル5の幅寸法はステープル3を成形したときに形成される四角形の横方向の寸法に対応している。特に、アンビル5は収容部4を構成する保持部4aから片持ち梁状に形成されるため、ステープル3を成形する際に作用する力に対し充分に対抗し得る厚さを持って形成されている。
ラム6はレバー2に駆動されてアンビル5の方向に移動し、この移動過程でアンビル5に支持されたステープル3を成形するものである。ラム6の上端部は略直角に折り曲げられてており、上面にレバー2の駆動部2aが当接し、下面に付勢部材7の座が形成される当接片6aが形成されている。またラム6の下端部であって幅方向の両側には一対の脚6bが形成されている。
ラム6は、レバー2に力を付与して図1に於ける半時計方向に回動させたとき、この回動に応じて駆動されてアンビル5方向(下方)に移動し、レバー2に付与していた力を除去したとき、付勢部材7に付勢されてアンビル5から離脱する方向(上方)に移動する。ラム6の上方への移動に伴ってレバー2が付勢され時計方向に回動する。
ラム6の当接片6aはレバー2の駆動部2aと当接しており、レバー2の回動に伴って駆動部2aが当接片6aに対して滑り接触する。このとき、当接片6aが金属によって形成されているものの、駆動部2aが合成樹脂によって形成されているため、滑り接触する際の摩擦抵抗は、同素材の金属どうし、又は同素材の合成樹脂どうしが無潤滑状態で滑り接触する際の摩擦抵抗と比較して充分に小さい。
このようにラム6が金属で形成され、且つ駆動部2a,案内部9が合成樹脂で形成されることから摩擦抵抗が小さくなり、これにより、ステープルの成形に必要な力が小さくなること、に関し、他のステープラーと比較検討したところ、以下の結果が得られた。
即ち、本実施例に係るステープラーAと、他社のステープラーB、C(図示せず)とを、(I)レバーの回動軸(支点)からラムを駆動する駆動部(作用点)までの距離を1としたときの回動軸(支点)から把持部(力点)までの距離の倍率(力点倍率)、(II)駆動部及びラム案内部の素材(素材)、(III) 各ステープラーA〜Cのステープル成形時の最大荷重(成形荷重)、の三点について比較検討した。尚、各ステープルA〜C共にラムは金属製であり、ステープルの太さは0.58mmであった。
(I)の力点倍率については、本実施例のステープラーAが4.18倍、他社のステープラーBは3.90倍、他社のステープラーCは5.94倍であった。
(II)の素材については、本実施例のステープラーAでは駆動部、案内部共に合成樹脂である。他社のステープラーBでは、駆動部は合成樹脂であって合成樹脂製の他の部品を介してラムを駆動するように構成され、また案内部は金属製のアンビルと合成樹脂によって構成されている。他社のステープラーCでは、駆動部、案内部ともに合成樹脂であるが、ラムが合成樹脂製の固定部品に固定されており、該固定部品が案内部に対して摺動する関係に構成されているため、合成樹脂どうしが摺動するように構成されている。
(III) の成形荷重については、本実施例のステープラーAでは1.97kgf、他社のステープラーBでは2.46kgf、他社のステープラーCでは2.60kgfであった。
上記の如く、他社のステープラーBは力点倍率が本実施例のステープラーAと比較的近い数値にあるものの、成形荷重はステープラーAよりも約1.25倍と大きかった。また他社のステープラーCは力点倍率が本実施例のステープラーAに比較して大幅に大きいため、成形荷重はステープラーAよりも小さくなると予想したが、結果としてはステープラーAよりも大きかった。またステープラーA〜C共にステープルの太さが同じであるため、ステープルを成形する際に必要な力が同じであるとすると、本実施例に係るステープラーAは、他社のステープラーB、Cと比較して明らかに成形荷重が小さい。そして、本実施例に係るステープラーAの成形荷重が小さいのは、ステープルの成形に際し、ラムと摺動する駆動部、案内部を合成樹脂としたことに起因するものであるといえる。
ラム6に設けた一対の脚6bはアンビル5に支持されたステープル3を成形するものであり、アンビル5を挟んで脚6bの対向する面が成形面6cとして形成されている。特に、脚6bの成形面6cと、該成形面6cと対向するアンビル5の端部との間の隙間Cは、ステープル3の太さに対応した寸法を持って形成されている。
ここで、ステープル3の太さに対応した寸法、とはステープル3の太さと等しいという意味ではなく、ステープル3の太さに対しどの程度の余裕(クリアランス)を設けるか、という意味である。また隙間Cの値は、アンビル4の幅寸法に対して設定された寸法交差や、ラム6に形成された一対の脚6bに於ける成形面6c間に設定された寸法交差とは異なるものである。即ち、隙間Cは、ステープル3を生体組織を縫合するために良好な形状に成形することが可能で、且つレバー2に付与する力が最も小さい寸法を求めて積極的に設定されたものである。
このため、成形面6cとアンビル5の端部との隙間を種々の値に設定し、各値毎にステープル3の成形形状(四角形に成形したときの尖端3aの隙間)と、レバー2に付与する力との関係を実験により求め、成形形状と力との関係から隙間Cの値を設定している。
ステープル3の成形形状は、尖端3aが僅かな間隔を隔てて対向し、且つクラウン3bの屈折部分が正確に略直角に形成された四角形である。またステープル3の尖端3aからクラウン3bまでの距離は、アンビル5の幅寸法の略1/2である。
クラウン3bの屈折部分が略直角であることは、成形されたステープル3がラム6の拘束の排除と同時に生じるスプリングバックの影響により、正確な直角にはならないためである。またアンビル5から尖端3aの間隔は、ラム6をアンビル5方向の移動限まで移動させた状態でステープル3を成形したとき(成形完了時)、尖端3aどうしが接触することがなく、ラム6をアンビル5から退避させたとき(ステープル3からラム6による拘束を排除したとき)に生じるスプリングバックの量であって良い。
成形完了時に尖端3aどうしが接触してはならない理由は、生体組織を縫合する際にステープル3の尖端3aが患部に接触したとき、この尖端3aには細菌が付着することが想定される。細菌が付着した尖端3aどうしが生体組織内で互いに接触すると、該尖端3aを介しての細菌の移動が生じて好ましくはないためである。
また成形されたステープル3に於いて、クラウン3bの屈折部分が正確に略直角であることが好ましい理由は、生体組織を縫合した後、ステープル3が患部から離脱し難いためである。例えば、クラウン3bに於ける屈折部分が曲線状(R状)である場合、縫合手術を行った後、時間を経るに従って患部から外れ易くなる。
上記の如く、ステープル3のクラウン3bが略直角に屈折した成形完了時に尖端3aが接触することがない状態で、ラム6を退避させたときのスプリングバックによる間隔は、大凡0.3mm〜0.5mm程度である。尖端3aどうしの間隔が大凡0.3mmよりも小さくなる場合成形完了時に尖端3aどうしが接触してしまい、また尖端3aどうしの間隔が大凡0.5mmよりも大きくなる場合クラウン3bに於ける屈折部分が直角よりも大きい鈍角になってしまう。
本件発明者等は、ラム6に形成された脚6bの成形面6cとアンビル5の端部との間の隙間Cの値を変化させた試料を製作し、ステープル3をアンビル5に支持した状態でラム6をアンビル5に対して移動させて成形し、このときに必要なレバー2に加える力を測定した。また成形され且つアンビル5から離脱したステープル3の尖端3aの間隔を測定した。
この実験の結果、隙間Cがステープル3の太さの1.01倍〜1.07倍の範囲にあるとき、ステープル3のクラウン3bに於ける屈折部分は略直角になり、且つ尖端3aの間隔は大凡0.32mm〜0.43mmであった。更に、成形の際に必要な力は、大きなものではなかった。
次に、太さが0.58mmのステープル3を成形するに際し、隙間Cを0.610mm〜0.633mmの範囲(ステープルの太さの約1.05倍〜1.09倍)に設定したサンプル1と、隙間Cを0.598mm〜0.620mmの範囲(ステープルの太さの約1.03倍〜1.07倍)に設定したサンプル2と、隙間Cを0.585mm〜0.608mmの範囲(ステープルの太さの約1.01倍〜1.05倍)に設定したサンプル3と、隙間Cを0.573mm〜0.595mmの範囲(ステープルの太さの約0.99倍〜1.02倍)に設定したサンプル4と、隙間Cを0.560mm〜0.583mmの範囲(ステープルの太さの約0.97倍〜1.005倍)に設定したサンプル5と、を作成し、これらのサンプル1〜5によってアンビル5に支持されたステープル3を成形する際の力、成形されたステープル3に於ける尖端3aの間隔及び形状について説明する。夫々のサンプル毎に於けるステープル3の成形数は20である。
サンプル1の場合、力(平均値、以下同じ)は2.55kgf、尖端3aの隙間(平均値、以下同じ)は0.52mmで且つクラウン3bの屈折部分には曲がりが生じていた。従って、成形に必要な力は小さいものの成形形状に少々難点があった。
サンプル2の場合、力は2.65kgf、尖端3aの隙間は0.46mmで、クラウン3bの屈折部分は略満足し得る程度に直角であった。従って、成形形状は生体組織を縫合する形状として略満足し得る。
サンプル3の場合、力は2.86kgf、尖端3aの隙間は0.32mmで、クラウン3bの屈折部分は充分に満足し得る程度の直角であった。従って、成形形状は生体組織を縫合する形状として充分に満足し得る。
サンプル4の場合、力は2.96kgf、尖端3aの隙間は0.23mmで、クラウン3bの屈折部分は充分に満足し得る直角であった。このサンプル4の場合、成形形状は生体組織を縫合する形状として満足し得るものの、尖端3aの隙間が小さく、成形完了時に尖端3aどうしが接触する虞があり好ましくはない。
サンプル5の場合、力は3.20kgf、尖端3aの隙間は0.12mmで、クラウン3bの屈折部分は充分に満足し得る直角であった。このサンプル5の場合、成形形状は生体組織を縫合する形状として満足し得るものの、尖端3aの隙間が小さく、成形完了時に尖端3aどうしが接触する虞があり好ましくはない。また、成形に必要な力が大きくなってしまうという難点がある。
上記の如き実験結果を考慮して、脚3bの成形面3cとアンビル5の端部との隙間Cは、ステープル3の太さに対応して変化するものの、大凡ステープル3の太さの1.01倍〜1.07倍の範囲にあることが好ましい。そして隙間Cがステープラー3の太さの1.01倍よりも小さい場合、好ましい成形形状を得ることが可能であるものの、成形時に必要な力が大きくなる。また隙間Cがステープラー3の太さの1.07倍よりも大きい場合、成形時に必要な力が小さくなるものの、好ましい成形形状を得ることが困難になる。
上記の如く構成されたステープラーAでは、レバー2に何ら力が付与されることのない初期状態では、図3(a)に示すように、アンビル5にステープル3が支持され、ラム6の脚6bはステープル3に対し力を作用させることがない。
医師がレバー2を把持して力を付与することによって、該レバー2は半時計方向に回動し、この回動に伴ってラム6が下方に移動し、図3(b)に示すように、脚6bからステープル3に曲げ力が付与される。この結果、ステープル3のクラウン3bは弓なりに曲がりが生じる。
ラム6の更なる下方への移動に伴って、ステープル3はクラウン3bがアンビル5の端部と脚6bの成形面6cとの間に挟まれて直角に屈折し、この屈折過程で生体組織を縫合する。このとき、成形面6cとアンビル5の端部との隙間Cが、ステープル3を良好な成形形状に成形し且つこの成形形状を得るために最小の力となるようなステープル3の太さに対応した寸法を持って形成されているため、医師の過大な疲労を招くことなく、良好な成形を実現することが可能である。
アンビル5に支持されたステープル3を成形して患部の生体組織を縫合した後、レバー2に対する力の付与を解除すると、ラム6は付勢部材7の付勢力に従って上方に移動し、アンビル5に支持され且つ成形が完了したステープル3に対する拘束を解除する。この解除に伴って、成形が完了したステープル3はハウジング1の開口部1cを通って患部に残り、縫合状態を保持する。
上記操作を繰り返すことで、生体組織に対する縫合を行うことが可能となる。
本発明のステープラーでは、切開された生体組織を縫合する際に、小さい力で確実な縫合を実現することが可能である。このため、外科手術に於ける切開部位の縫合に利用して有効である。
レバーを操作しない状態に於けるステープラーの三面図である。 レバーを操作してステープルを成形したときのステープラーの側面図である。 アンビルに支持されたステープルを成形する順序を説明する図である。
符号の説明
A ステープラー
C 隙間
1 ハウジング
1a 突条
1b 当接片
1c 開口
1d 把持部
1e 座
1f ストッパー
1g フランジ
1h 正面壁
2 レバー
2a 駆動部
3 ステープル
3a 尖端
3b クラウン
4 収容部
4a 保持部
4b 当接部材
4c 付勢部材
4d ケーシング
5 アンビル
6 ラム
6a 当接片
6b 脚
6c 成形面
7 付勢部材
8 軸
9 案内部

Claims (1)

  1. ラムをアンビルに対して接近させることでアンビルに支持された医療用ステープルを成形して生体組織を縫合する医療用ステープラーであって、ラムをアンビル方向に案内するラム案内部を設けると共にレバーを回動可能に取り付けたハウジングと、一部に形成された駆動部がラムと当接し回動に伴ってラムをアンビル方向に接近させるように構成したレバーと、前記ハウジングに固定されると共に複数の医療用ステープルを収容する収容部の先端に連なり該収容部から供給される医療用ステープルを支持するアンビルと、前記ハウジングに対し摺動可能に且つ前記アンビルに対して往復移動可能に構成されレバーの一部に形成された駆動部と当接する当接部及び一方の端部に形成されアンビルにある医療用ステープルを成形する一対の脚とを有するラムと、を有し、前記ラムが金属材料によって構成されると共に前記レバーの一部に形成された駆動部及びハウジングに設けたラム案内部が合成樹脂によって構成され、更に、ラムに形成された脚の成形面と該成形面と対向するアンビルの端部との間の隙間が医療用ステープルの太さに対応した寸法を持って形成されていることを特徴とする医療用ステープラー。
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