JP2006305012A - ビューラー - Google Patents

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Abstract

【課題】 睫毛に保持液を容易に付けることができるビューラーを提供すること。
【解決手段】 開口6を有するビューラー本体4と、ビューラー本体4の開口6に上下方向に移動自在に装着された可動部材8と、ビューラー本体4に非作用位置と作用位置との間を移動自在に装着された噴射部材10と、可動部材8を上下方向に移動させるための操作部材12と、を備えたビューラー2。操作部材12を操作すると、可動部材8が上方向に移動して上挟圧部と下挟圧部との間に睫毛が挟圧され、さらに操作部材12を操作すると、可動部材8がビューラー本体4の一部に当接して上方向への移動が阻止されることによって、操作部材12の一部が噴射部材10に作用して本体部64が非作用位置から作用位置に移動し、本体部64の作用部68がスプレー部材14のノズル部78に作用する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、睫毛をカールさせた状態に維持するためのビューラーに関する。
近年、女性の化粧の中心は目となり、アイメイクが化粧の重要なポイントの一つとなっている。アイメイクでは例えばマスカラが用いられ、このマスカラを睫毛に付けて睫毛をカールさせることにより、睫毛にボリューム感を持たせるとともに、睫毛を長く見せることができる。しかしながら、このように睫毛にマスカラを付けると、その重量によって時間の経過とともに睫毛が下方に下がるようになるため、ビューラーなどを用いて睫毛を適宜上方に上げることにより、睫毛をカールさせた状態に維持させている(例えば、特許文献1参照)。このようにビューラーを用いて睫毛を上方に上げる場合、その効果の持続時間は比較的短いため、睫毛をカールさせた状態に長時間維持させるためには、何度も繰り返しビューラーを使用しなければならない。
特開平10−295433号公報
このようなことから、例えば仕上げ用スプレーなどを用いて保持液を睫毛に付けることも考えられるが、仕上げ用スプレーなどを用いて睫毛に保持液を付ける際には、例えば、片方の手でビューラーを操作して睫毛を所望の形状に保持させ、他方の手で仕上げ用スプレーを操作して睫毛に保持液を付けるなどして、ビューラーと仕上げ用スプレーとを別々に操作しなければならず、睫毛に保持液を容易に付けることができないという問題がある。また、仕上げ用スプレーから噴射された保持液が飛散して目やその周囲に付着し、目の粘膜やその周囲の皮膚などを痛めてしまうおそれがある。
本発明の目的は、睫毛に保持液を容易に且つ安全に付けることができるビューラーを提供することである。
また、本発明の他の目的は、保持液を睫毛に付ける際に、目やその周囲に保持液が付着するのを防止することができるビューラーを提供することである。
本発明の請求項1に記載のビューラーでは、開口を有するビューラー本体と、前記ビューラー本体の前記開口に上下方向に移動自在に装着された可動部材と、前記ビューラー本体に非作用位置と作用位置との間を移動自在に装着された噴射部材と、前記可動部材を上下方向に移動させるための操作部材と、を備え、
前記噴射部材は、スプレー部材のノズル部を押圧するための作用部を有する本体部を備え、前記本体部の内部には、前記作用部から前記本体部の上端まで貫通して延びる噴射流路が形成されており、
前記ビューラー本体の前記開口の上側部は上挟圧部として機能し、前記可動部材の上端部は前記上挟圧部と協働して睫毛を挟圧するための下挟圧部として機能し、
前記操作部材を操作すると、前記可動部材が上方向に移動して前記上挟圧部と前記下挟圧部との間に睫毛が挟圧され、さらに前記操作部材を操作すると、前記可動部材が前記ビューラー本体の一部に当接して上方向への移動が阻止されることによって、前記操作部材の一部が前記噴射部材に作用して前記本体部が前記非作用位置から前記作用位置に移動し、前記本体部の前記作用部が前記スプレー部材の前記ノズル部に作用することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のビューラーでは、開口を有するビューラー本体と、前記ビューラー本体の前記開口に上下方向に移動自在に装着された可動部材と、前記ビューラー本体に非作用位置と作用位置との間を移動自在に装着された噴射部材と、前記可動部材を上下方向に移動させるための操作部材と、前記ビューラー本体に着脱自在に装着されたスプレー部材と、を備え、
前記スプレー部材は、睫毛を保持する保持液を噴射するためのノズル部を有し、前記噴射部材は、前記スプレー部材の前記ノズル部を押圧するための作用部を有する本体部を備え、前記本体部の内部には、前記作用部から前記本体部の上端まで貫通して延びる噴射流路が形成されており、
前記ビューラー本体の前記開口の上側部は上挟圧部として機能し、前記可動部材の上端部は前記上挟圧部と協働して睫毛を挟圧するための下挟圧部として機能し、
前記操作部材を操作すると、前記可動部材が上方向に移動して前記上挟圧部と前記下挟圧部との間に睫毛が挟圧され、さらに前記操作部材を操作すると、前記可動部材が前記ビューラー本体の一部に当接して上方向への移動が阻止されることによって、前記操作部材の一部が前記噴射部材に作用して前記本体部が前記非作用位置から前記作用位置に移動し、前記本体部の前記作用部が前記スプレー部材の前記ノズル部に作用することを特徴とする。
さらに、本発明の請求項3に記載のビューラーでは、前記ビューラー本体の前記開口の上側部又は前記可動部材の前記上端部には第1当接部が設けられ、また前記本体部の外側部には第2当接部が設けられており、
前記操作部材を操作すると、前記可動部材が上方向に移動して前記上挟圧部と前記下挟圧部との間に睫毛が挟圧され、さらに前記操作部材を操作すると、前記可動部材が前記第1当接部に当接する又は前記第1当接部が前記開口の上側部に当接して上方向への移動が阻止されることによって、前記操作部材の一部が前記第2当接部に作用して前記本体部が前記非作用位置から前記作用位置に移動し、前記本体部の前記作用部が前記スプレー部材の前記ノズル部に作用することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載のビューラーでは、前記本体部に関連して移動阻止機構が設けられており、前記移動阻止機構は、前記本体部の移動を阻止する移動阻止状態と前記本体部の移動の阻止を解除する移動解除状態とに選択的に保持され、前記操作部材を操作することにより前記可動部材が上方向に移動して前記ビューラー本体の一部に当接すると、前記移動阻止機構は前記移動阻止状態から前記移動解除状態となって、前記本体部の前記作用位置への移動が許容されることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項5に記載のビューラーでは、前記移動阻止機構は、前記噴射部材の前記本体部に設けられた係止片と、前記ビューラー本体に設けられた係止用孔と、から構成され、前記係止片は、前記ビューラー本体の前記係止用孔に係止される係止位置と、前記係止用孔から外れる解除位置との間を揺動自在に構成されており、
前記移動阻止機構が前記移動阻止状態にあるときには、前記係止片が前記係止位置に位置して前記本体部の移動が阻止され、また前記移動阻止機構が前記移動解除状態になると、前記係止片が前記解除位置に位置付けられて前記本体部の前記作用位置への移動が許容されることを特徴とする。
また、本発明の請求項6に記載のビューラーでは、前記移動阻止機構は、前記可動部材に設けられた作用突部と、前記噴射部材の前記本体部に設けられた板バネ部材と、前記ビューラー本体に設けられた係止部材と、から構成され、前記板バネ部材は係止用開口を有し、前記係止用開口が前記係止部材に係止される係止位置と、前記係止用開口が前記係止部材から外れる解除位置との間を弾性的に移動自在に構成されており、
前記移動阻止機構が前記移動阻止状態にあるときには、前記板バネ部材が前記係止位置に位置して前記本体部の移動が阻止され、また前記移動阻止機構が前記移動解除状態になると、前記板バネ部材が前記解除位置に位置付けられて前記本体部の前記作用位置への移動が許容されることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項7に記載のビューラーでは、前記移動阻止機構は、前記噴射部材の前記本体部に設けられた係止用孔と、前記ビューラー本体に設けられた係止部材と、から構成され、前記係止部材は、前記本体部の前記係止用孔に係止される係止位置と、前記係止用孔から外れる解除位置との間を揺動自在に構成されており、
前記移動阻止機構が前記移動阻止状態にあるときには、前記係止部材が前記係止位置に位置して前記本体部の移動が阻止され、また前記移動阻止機構が前記移動解除状態になると、前記係止部材が前記解除位置に位置付けられて前記本体部の前記作用位置への移動が許容されることを特徴とする。
また、本発明の請求項8に記載のビューラーでは、前記本体部の前記作用部には筒状のカバー部が設けられており、前記本体部が前記非作用位置から前記作用位置に移動して前記作用部が前記ノズル部に作用すると、前記ノズル部の周囲が前記カバー部により覆われることを特徴とする。
さらに、本発明の請求項9に記載のビューラーでは、開口を有するビューラー本体と、前記ビューラー本体の前記開口に上下方向に移動自在に装着された可動部材と、前記ビューラー本体に非作用位置と作用位置との間を移動自在に装着された噴射部材と、前記可動部材を上下方向に移動させるための操作部材と、前記ビューラー本体に着脱自在に装着されたスプレー部材と、を備え、
前記スプレー部材は、睫毛を保持する保持液を噴射するためのノズル部を有し、前記ノズル部には被作用部が設けられており、前記噴射部材は、前記ノズル部の前記被作用部に作用する作用部を有する本体部を備え、前記作用部は前記被作用部に嵌合されるよう構成され、前記本体部の内部には、上下方向に貫通して延びる第1噴射流路が形成され、また前記被作用部の内部には、前記第1噴射流路と連通して上下方向に貫通して延びる第2噴射流路が形成されており、
前記ビューラー本体の前記開口の上側部は上挟圧部として機能し、前記可動部材の上端部は前記上挟圧部と協働して睫毛を挟圧するための下挟圧部として機能し、
前記操作部材を操作すると、前記可動部材が上方向に移動して前記上挟圧部と前記下挟圧部との間に睫毛が挟圧され、さらに前記操作部材を操作すると、前記可動部材が前記ビューラー本体の一部に当接して上方向への移動が阻止されることによって、前記操作部材の一部が前記噴射部材に作用して前記本体部が前記非作用位置から前記作用位置に移動し、前記本体部の前記作用部が前記ノズル部の前記前記被作用部に嵌合して作用することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のビューラーによれば、操作部材を操作すると、可動部材が上方向に移動して上挟圧部と下挟圧部との間に睫毛が挟圧され、さらに操作部材を操作すると、本体部が非作用位置から作用位置に移動して本体部の作用部がスプレー部材のノズル部に作用するので、睫毛の保持と睫毛への保持液の噴射とを一操作でもって行うことができ、睫毛に保持液を容易に付けることが可能となる。また、睫毛を上挟圧部と下挟圧部との間に挟圧した際に、目やその周囲がビューラー本体の開口よりも上側部分及び可動部材により覆われるので、保持液を睫毛に付ける際に保持液が目やその周囲に付着するのを防止することが可能となる。さらに、可動部材がビューラー本体の一部に当接して上方向への移動が阻止されることによって操作部材の一部が噴射部材に作用するので、目やその周囲がビューラー本体の開口よりも上側部分及び可動部材により覆われる前に、保持液がノズル部より噴射されることがなく、使用に際しての充分な安全性を確保することができるとともに、保持液が目やその周囲に付着するのを確実に防止することが可能となる。
また、本発明の請求項2に記載のビューラーによれば、睫毛の保持と睫毛への保持液の噴射とを一操作でもって行うことができ、睫毛に保持液を容易に付けることが可能となる。また、睫毛を上挟圧部と下挟圧部との間に挟圧した際に、目やその周囲がビューラー本体の開口よりも上側部分及び可動部材により覆われるので、保持液を睫毛に付ける際に保持液が目やその周囲に付着するのを防止することが可能となり、また可動部材の移動が阻止されることによって初めて操作部材が噴射部材に作用するようになるので、使用上の充分な安全性を確保することができる。さらに、スプレー部材はビューラー本体に着脱自在に装着されるので、例えばスプレー部材内の保持液を全て使い切った場合には、スプレー部材を新しいものに容易に交換することができ、利便性の高いビューラーを提供することが可能となる。
さらに、本発明の請求項3に記載のビューラーによれば、ビューラー本体の開口の上側部(又は、可動部材の上端部)には第1当接部が設けられているので、可動部材が上方向に移動して第1当接部に当接した(又は、第1当接部がビューラー本体の開口の上側部に当接した)際に、上挟圧部と下挟圧部との間に僅かな空隙を形成することができ、これにより睫毛が必要以上に強い力で挟圧されることがなく、アイメイクによりカールさせた睫毛の形状が崩れてしまうのを防止することが可能となる。また、本体部の外側部には第2当接部が設けられ、操作部材の一部がこの第2当接部に作用するので、操作部材の操作によって本体部を非作用位置から作用位置に確実に移動させることが可能となる。
また、本発明の請求項4に記載のビューラーによれば、本体部に関連して移動阻止機構が設けられ、操作部材を操作することにより可動部材が上方向に移動してビューラー本体の一部に当接することによって、移動阻止機構は移動阻止状態から移動解除状態となるので、目やその周囲がビューラー本体の開口よりも上側部分及び可動部材により覆われる前に、本体部が非作用位置から作用位置に移動することがなく、使用上の充分な安全性を確保することができる。
さらに、本発明の請求項5に記載のビューラーによれば、移動阻止機構は、噴射部材の本体部に設けられた係止片と、ビューラー本体に設けられた係止用孔と、から構成され、移動阻止機構が移動阻止状態にあるときには、係止片が係止位置に位置付けられて係止片がビューラー本体の係止用孔に係止されるので、本体部の移動を確実に阻止することができる。また、移動阻止機構が移動解除状態になると、係止片が解除位置に位置付けられて係止片が係止用孔から外れるので、本体部を非作用位置から作用位置に向けて移動させることが可能となり、使用上の充分な安全性を確保することができる。
また、本発明の請求項6に記載のビューラーによれば、移動阻止機構は、可動部材に設けられた作用突部と、噴射部材の本体部に設けられた板バネ部材と、ビューラー本体に設けられた係止部材と、から構成され、移動阻止機構が移動阻止状態のときには、板バネ部材が係止位置に位置付けられて係止部材が板バネ部材の係止用開口に係止されるので、本体部の移動を確実に阻止することができる。また、移動阻止部材が移動解除状態になると、板バネ部材が解除位置に位置付けられて係止部材が係止用開口から外れるので、本体部を非作用位置から作用位置に向けて移動させることが可能となり、使用上の充分な安全性を確保することができる。
さらに、本発明の請求項7に記載のビューラーによれば、移動阻止機構は、噴射部材の本体部に設けられた係止用孔と、ビューラー本体に設けられた係止部材と、から構成され、移動阻止機構が移動阻止状態のときには、係止部材が係止位置に位置付けられて係止部材が本体部の係止用孔に係止されるので、本体部の移動を確実に阻止することができる。また、移動阻止機構が移動解除状態になると、係止部材が解除位置に位置付けられて係止部材が係止用孔から外れるので、本体部を非作用位置から作用位置に向けて移動させることが可能となり、使用上の充分な安全性を確保することができる。
また、本発明の請求項8に記載のビューラーによれば、本体部の作用部には筒状のカバー部が設けられ、本体部の作用部がノズル部に作用するとノズル部の周囲がカバー部により覆われるので、ノズル部から噴射される保持液がノズル部の周囲に飛散するのを防止することができ、ノズル部からの保持液を本体部の噴射流路に効率よく導くことが可能となる。
さらに、本発明の請求項9に記載のビューラーによれば、スプレー部材のノズル部には被作用部が設けられ、噴射部材の本体部の作用部はこの被作用部と嵌合されるように構成されているので、本体部の作用部をノズル部の被作用部に確実に作用させることが可能となる。また、例えば本体部の作用部が、被作用部の設けられていないノズル部に作用しないように構成することにより、誤って他の種類のスプレー部材をビューラー本体に取り付けられるのを防止することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従うビューラーの各種実施形態について説明する。
第1の実施形態
まず、図1〜図8を参照して、第1の実施形態のビューラーについて説明する。図1は、第1の実施形態によるビューラーの可動部材が開位置に位置付けられた状態を示す斜視図であり、図2は、図1のビューラーの可動部材が閉位置に位置付けられた状態を示す斜視図であり、図3は、図1のビューラーよりスプレー部材が取り外された状態を示す分解図であり、図4は、図1のビューラーの一部を切り欠いて示す概略斜視図であり、図5は、図1のビューラーの噴射部材及び操作部材を示す斜視図であり、図6は、図1のビューラーの可動部材が開位置に位置付けられた状態を示す概略断面図であり、図7は、図1のビューラーの可動部材が閉位置に位置付けられた状態を示す概略断面図であり、図8は、図1のビューラーの本体部の作用部がスプレー部材のノズル部に作用した状態を示す概略断面図である。
図1〜図8を参照して、図示のビューラー2は、ビューラー本体4と、ビューラー本体4の第1開口6(後述する)に上下方向に移動自在に装着された可動部材8と、ビューラー本体4に非作用位置と作用位置との間を移動自在に装着された噴射部材10と、可動部材8を上下方向に移動させるための操作部材12と、ビューラー本体4に着脱自在に装着されたスプレー部材14と、を備えている。以下、これら各構成要素について詳細に説明する。なお、以下の説明において、「上方向」とは図1〜図8において上方向を示し、また「下方向」とは図1〜図8において下方向を示すものとする。
ビューラー本体4は、可動部材8が装着される第1本体部16と、噴射部材10が装着される第2本体部18と、スプレー部材14を着脱自在に装着するための取付部20と、を備えている。第1本体部16は、上カバー部22と、この上カバー部22の両端部より下方向に延びる一対の側カバー部24と、一対の側カバー部24の下端部に上カバー部22と対向して設けられた底板部26と、から構成されている。第1本体部16の一側面(図6において左側の側面)には第1開口6が設けられ、またその他側面(図6において右側の側面)には第2開口28が設けられ、上カバー部22及び一対の側カバー部24の内側には噴射空間30が規定されている。第1本体部16の一側面は、下方に向かって傾斜するテーパ状に構成されており、第1開口6の上側部は凹状に構成され、その両端部にはそれぞれ下方に突出する第1当接部32が設けられている。側カバー部24の外側部の第1開口6側には上下方向に延びる案内突部34が設けられ、また底板部26の中央部には円形状の開口部36が設けられている。底板部26の第1開口6側には、凹状の切欠きを有する遮蔽板38(図3参照)が上方向に延びて設けられており、この遮蔽板38の一側面(図6において右側の側面)の中央部には係止用孔40が設けられている。
第2本体部18は円筒状に構成され、第1本体部16の底板部26より下方向に延びて設けられている。第2本体部18の内側面の軸方向中間部には、径方向内方に突出した環状突部42が設けられており、第2本体部18の上端部の第1開口6側には、矩形状の第1切欠き部44が設けられ、またその第2開口28側には、矩形状の第2切欠き部46が設けられている。
取付部20は円筒状に構成され、第2本体部18の下端部に保持位置と解除位置との間を回転自在に装着されている。取付部20の内側面には、複数の係止突部48が周方向に所定の間隔を置いて設けられており(図6参照)、取付部20が解除位置から保持位置に位置付けられると、複数の係止突部48は取付部20の径方向内方に向けて移動され、また取付部20が保持位置から解除位置に位置付けられると、複数の係止突部48は取付部20の径方向外方に向けて移動される。
可動部材8は、凹状に湾曲した板状のカバー本体部50と、カバー本体部50の両端部よりそれぞれカバー本体部50の凸面側(図6において右側)に延びる一対のスライド部52と、カバー本体部50の下端部より下方向に延びる被支持部54と、から構成されている。カバー本体部50の上端部には、その一端部から他端部にかけて、例えばシリコンゴムなどの軟性樹脂で形成された緩衝部材56が設けられている。スライド部52には縦長の案内孔58が設けられており、この案内孔58にはビューラー本体4の案内突部34が上下方向に移動自在に受け入れられ、一対のスライド部52は、各側カバー部24の第1開口6側にそれぞれ上下方向にスライド移動自在に装着される。これにより、可動部材8は、ビューラー本体4の第1開口6に、開位置(最も下方の位置)と閉位置(最も上方の位置)との間を上下方向に移動自在に装着されることとなる。また、被支持部54には、操作部材12の支持部60(後述する)の先端部が移動自在に挿入される貫通孔62が設けられている。
噴射部材10は本体部64を備えており、この本体部64は、筒状部66と、筒状部66の下端部より下方に延びる円筒状の作用部68と、から構成されている。筒状部66の外側部には、その上端より一対のスリット70が実質上平行に軸方向下方に延びて設けられており、この一対のスリット70によって、長板状の係止片72が筒状部66(すなわち、本体部64)の外側部に形成される(図5参照)。この係止片72は、その下端部を中心として係止位置と解除位置との間を弾性的に揺動自在に構成されている。係止片72の先端部73(上端部)は、筒状部66の径方向外方に折り曲げられるとともに、筒状部66の上端よりも幾分上方向に突出され、さらに係止片72の外側部には、三角形状の作用突部74が設けられている。また、筒状部66の外側部の係止片72とは反対側には、板状の第2当接部76が径方向外方に延びて設けられている。作用部68は、スプレー部材14のノズル部78(後述する)を押圧するためのものであり、作用部68の下端部には、下方向に突出した押圧突部80と、この押圧突部80の周囲より下方向に延びる円筒状のカバー部82と、が設けられている。本体部64の内部には、作用部68から本体部64の上端(すなわち、筒状部66の上端)まで貫通して延びる噴射流路84が形成されており、筒状部66内における噴射流路84の外径は、作用部68内における噴射流路84の外径よりも大きく構成されている。この噴射流路84に関連して、作用部68(押圧突部80)の下端には導入開口86が設けられ、また筒状部66の上端には噴射開口88が設けられている。また、作用部68内における噴射流路88には、径方向内方に突出した複数の羽根体(図示せず)が螺旋状に配設されている。
この噴射部材10の本体部64は、ビューラー本体4の第2本体部18の内部に非作用位置と作用位置との間を上下方向に移動自在に装着され、底板部26の開口部36及び第2本体部18の環状突部42が、本体部64が第2本体部18の内部を移動する際のガイドとして機能される。このように本体部64が第2本体部18の内部に装着された状態において、係止片72は第1開口6側に配設され、また第2当接部76は第2開口28側に配設される。本体部64が非作用位置に位置付けられた状態では、本体部64の上端部が第2本体部18の底板部26の開口部36よりも上側に幾分突出され(図6参照)、また本体部64が作用位置に位置付けられた状態では、本体部64の上端面が第2本体部18の底板部26の上側面と実質上同一平面上に位置付けられる(図8参照)。なお、本体部64に関連してストッパー機構(図示せず)が設けられており、本体部64は、このストッパー機構の作用により、非作用位置よりも上側及び作用位置よりも下側には移動できないように構成されている。
操作部材12は、環状の装着部90と、装着部90より径方向外方(図6において右方向)に延びる環状のハンドル部92と、装着部90よりハンドル部92とは反対方向(図6において左方向)に延びる棒状の支持部60と、から構成されている(図4〜図6参照)。装着部90は、噴射部材10の本体部64の外周部に移動自在に装着され、この装着部90は、係止片72の作用突部74の先端部よりも下側に配設されており、操作部材12の支持部60側が上方向に移動すると、装着部90の一部がこの作用突部74に作用するように構成されている。また、ハンドル部92は、第2本体部18の第2切欠き部46を通してビューラー本体4の外部に配設され、また支持部60の先端部は、所定角度でもって下方に折り曲げられ、第2本体部18の第1切欠き部44を通して可動部材8の被支持部54の貫通孔62に移動自在に挿入されている。
スプレー部材14は、円柱状のスプレー本体部94と、スプレー本体部94の上端部より上方向に延びるノズル部78と、から構成されている。スプレー本体部94の内部には保持液空間(図示せず)が設けられ、この保持液空間には、睫毛を所定の状態に保持するための保持液が圧縮ガスとともに充填されており、ノズル部78と保持液空間とは開閉弁(図示せず)を介して連通されている。ノズル部78は、バネ(図示せず)などによって上方向に弾性的に付勢されており、ノズル部78が弾性復元力に抗して下方向に押圧されることにより開閉弁が開放され、保持液空間内の保持液が圧縮ガスの作用によってノズル部78の先端部より上方向に向けて噴射される。また、スプレー本体部94の外側部の上端部には、環状の係止凹部96が設けられている(図3参照)。
このスプレー部材14は、次のようにしてビューラー本体4に着脱自在に装着される。まず、ビューラー本体4の取付部20を解除位置に位置付けておき、スプレー部材14のノズル部78側を取付部20の下端部より取付部20内へ挿入し、取付部20を例えば時計方向(図3中の矢印Pで示す方向)に所定回転角度(例えば、60度)だけ回転させると、取付部20が解除位置から保持位置に位置付けられ、取付部20の複数の係止突部48が径方向内方に向けて移動してスプレー本体部94の係止凹部96に嵌合される。これにより、スプレー本体部94の外側部が複数の係止突部48によって挟持され、スプレー部材14がビューラー本体4に装着される。このようにスプレー部材14がビューラー本体4に装着された状態において、ノズル部78の先端部が噴射部材10の作用部68の押圧突部80に作用し、噴射部材10の本体部64は、ノズル部78の弾性復元力により上方向に押し上げられて非作用位置に位置付けられる(図6参照)。
スプレー部材14をビューラー本体4から取り外す際には、取付部20を例えば反時計方向(図3中の矢印Qで示す方向)に所定回転角度(例えば、60度)だけ回転させる。このように取付部20を回転させると、取付部20が保持位置から解除位置に位置付けられ、取付部20の複数の係止突部48が径方向外方に向けて移動してスプレー本体部94の係止凹部96から離脱され、これにより、スプレー部材14をビューラー本体4から取り外すことが可能となる。
また、本実施形態のビューラー2では、噴射部材10の本体部64に関連して、本体部64の移動を阻止するための移動阻止機構98が設けられている。この移動阻止機構98は、上述した係止片72及び係止用孔40から構成されており、本体部64の移動を阻止する移動阻止状態と、本体部64の移動の阻止を解除する移動解除状態とに選択的に保持される。係止片72は、移動阻止機構98が移動阻止状態である時には係止位置に位置付けられ、また移動阻止機構98が移動解除状態である時には解除状態に位置付けられる。この移動阻止機構98の構成及び動作については後述する。
次に、主として図6〜図8を参照して、本実施形態のビューラー2を用いて、睫毛を保持して睫毛に保持液を付ける方法について説明する。ビューラー2を使用する前の状態においては、操作部材12の装着部90の支持部60側は、そのハンドル部92側よりも下方に配置されており、これにより支持部60の先端部の作用によって可動部材8の被支持部54が下方(図6中の矢印Sで示す方向)に押し下げられ、ビューラー本体4の案内突部34の上端部が可動部材8の案内孔58の上端部に当接されて(図1参照)、可動部材8が開位置に位置付けられる。また、係止片72は係止位置に位置付けられ、その先端部73がビューラー本体4の係止用孔40に係止されることにより移動阻止機構98が移動阻止状態に保持され、これにより噴射部材10の本体部64は、下方向への移動が阻止されて非作用位置に位置付けられた状態に保持される(図6参照)。
マスカラを睫毛に付けるなどしてアイメイクを施した後に、このビューラー2を手に持ちビューラー本体4の第1開口6側を顔に近接対置させ、睫毛をビューラー本体4の第1開口6より挿入して噴射空間30に配設させる。可動部材8のカバー本体部50及び第1開口6の上側部は、顔の骨格や瞼の形状などに応じて凹状に形成されているので、ビューラー本体4を容易に顔に近接対置させることができる。操作部材12のハンドル部92に手の指などを掛け、このハンドル部92をビューラー本体4に近接する方向(図6中の矢印Xで示す方向)に操作すると、操作部材12のハンドル部92の一部と第2当接部76との接触部を力の支点として、梃子の原理により操作部材12の支持部60が上方向に移動される。このように操作部材12の支持部60が上方向に移動すると、支持部60の先端部が被支持部54の貫通孔62内を移動することにより、可動部材8が支持部60の先端部によって押し上げられて上方向(図6中の矢印Tで示す方向)に移動する。
このように可動部材8が上方向に移動すると、可動部材8の上端部の両端部が第1開口6の第1当接部32(すなわち、ビューラー本体4の一部)に当接されて可動部材8が閉位置に位置付けられ、これにより第1開口6に挿入した睫毛が、第1開口6の上側部と可動部材8の上端部に設けた緩衝部材56との間に挟圧されて保持される(図2及び図7参照)。すなわち、第1開口6の上側部は上挟圧部として機能し、また可動部材8の上端部(緩衝部材56)は上挟圧部と協働して睫毛を挟圧するための下挟圧部として機能し、睫毛はこれら上挟圧部と下挟圧部との間に挟圧されることとなる。可動部材8の上端部の両端部が第1当接部32に当接されると、緩衝部材56と第1開口6の上側部との間に僅かな間隙が形成され、これにより睫毛が必要以上に強い力で挟圧されることがないため、アイメイクによりカールさせた睫毛の形状が崩れてしまうおそれがない。また、可動部材8が閉位置に位置付けられた状態では、目やその周囲が、可動部材8のカバー本体部50及びビューラー本体4の上カバー部22によって覆われる。なお、この第1当接部32は、ビューラー本体4側に設けることに代えて、可動部材8の上端部に設けるようにしてもよい。
可動部材8の上端部の両端部が第1当接部32に当接すると、操作部材12の装着部90の一部が係止片72の作用突部74に作用し、係止片72が所定方向(図7中の矢印Mで示す方向)に揺動され、これにより係止片72が係止位置から解除位置に位置付けられる。このように係止片72が係止位置から解除位置に位置付けられると、移動阻止機構98が移動阻止状態から移動解除状態となり、係止片72の先端部73がビューラー本体4の係止用孔40から離脱され、これにより本体部64の作用位置への移動が許容される。
このように可動部材8の上端部が第1当接部32に当接して上方向への移動が阻止された状態において、さらに操作部材12のハンドル部92をビューラー本体4に近接する方向(図7中の矢印Xで示す方向)に操作すると、操作部材12の支持部60と可動部材8の貫通孔62との接触部を支点として、梃子の原理によってハンドル部92の一部が第2当接部76に作用して噴射部材10の本体部64が下方向(図7中の矢印Kで示す方向)に押し下げられ、本体部64が非作用位置から作用位置に移動する(図8参照)。本体部64が作用位置に位置付けられると、作用部68の押圧突部80がスプレー部材14のノズル部78の先端部に作用して、ノズル部78が作用部68の押圧突部80により下方に押し下げられ、これによりノズル部78の先端部より保持液が噴射される。ノズル部78の先端部より噴射された保持液は、作用部68の導入開口86より噴射流路84へと送給され、噴射流路84に送給された保持液は複数の羽根体(図示せず)によってその噴射力を弱められながら噴射流路84を上方向へと流れ、噴射開口88より噴射空間30内の挟圧された睫毛全体に向けて保持液が霧状に噴射され、保持液が睫毛全体に均一に付着される。なお、作用部68の押圧突部80がノズル部78の先端部に作用した際に、ノズル部78の周囲が作用部68に設けたカバー部82によって覆われるため、ノズル部78の先端部より噴射された保持液がノズル部78の周囲に飛散するのを防止でき、保持液を効率よく噴射流路84に導入することが可能となる。
上述のようにして保持液を睫毛に適量付着させた後、操作部材12のハンドル部92をビューラー本体4から離間する方向(図8中の矢印Yで示す方向)に操作することにより、ハンドル部92の一部が第2当接部76に作用しなくなり、これにより本体部64は、ノズル部78の上方向への弾性復元力によって上方向(図8中の矢印Iで示す方向)へ押し上げられて作用位置から非作用位置へと移動し、また可動部材8は、その自重により閉位置から開位置へと下方向(図6中の矢印Sで示す方向)へ移動する。本体部64が非作用位置に位置付けられると、係止片72は、弾性復元力により上記所定方向とは反対方向(図8中の矢印Nで示す方向)に揺動して解除位置から係止位置に移動し、係止片72の先端部73がビューラー本体4の係止用孔40に係止され、これにより移動阻止機構98が移動解除状態から移動阻止状態となる。
本実施形態のビューラー2では、次のような作用効果が達成される。可動部材8が閉位置に位置付けられた状態においては、目やその周囲は、可動部材8のカバー本体部50及びビューラー本体4の上カバー部22(すなわち、ビューラー本体4の第1開口6よりも上側部分)によって覆われるので、噴射開口88より噴射された保持液が目やその周囲に付着するのを防止することができ、目の粘膜や目の周囲の皮膚などを保護することが可能となる。なお、噴射空間30と第1開口6との間には遮蔽板38が配設されているので、保持液が、第1開口6の下側部とカバー本体部50の下端部との間の空間99(図2参照)を通してビューラー本体4の外部(すなわち、顔側)に漏出することがない。また、可動部材8の上端部が第1当接部32に当接して上方向への移動が阻止されることによって、本体部64の作用部68がスプレー部材14のノズル部78に作用するので、睫毛が上挟圧部と下挟圧部との間に挟圧された後でなければ保持液が噴射されることがない。例えば、指や異物などが第1開口6に挿入された状態で操作部材12を操作した場合には、可動部材8の上端部が第1当接部32に当接されないため操作部材12の装着部90一部が係止片72に作用せず、これにより本体部64の作用位置への移動が許容されることがないので、保持液がノズル部78より噴射されてしまうことがなく、保持液が目やその周囲に付着するのをより確実に防止することが可能となる。
第2の実施形態
次に、図9及び図10を参照して、第2の実施形態のビューラーについて説明する。図9は、第2の実施形態によるビューラーの可動部材が開位置に位置付けられた状態を示す概略断面図であり、図10は、図9のビューラーの可動部材が閉位置に位置付けられた状態を示す概略断面図である。なお、以下の実施形態において、第1の実施形態と実質上同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2の実施形態のビューラー2Aでは、スプレー部材14Aのノズル部78Aに筒状の被作用部100が一体的に設けられており、この被作用部100の上端部の外周部には、複数の嵌合凹部102が周方向に所定の間隔を置いて設けられている。また、噴射部材10Aの本体部64Aは、筒状部66Aと、この筒状部66Aの下端部より下方に延びる筒状の作用部68Aと、から構成されている。被作用部100の外径は、作用部68Aの内径と実質上同一に(又は、作用部68Aの内径よりも僅かに小さく)構成され、また作用部68Aの内側部の上端部には、複数の嵌合凹部102に対応して径方向内方に突出する複数の嵌合突部103が設けられている。本体部64Aの筒状部66Aの内部には、上下方向(軸方向)に貫通して延びる第1噴射流路84Aaが形成され、また被作用部100の内部には、上下方向(軸方向)に貫通して延びる第2噴射流路84Abが形成されており、第2噴射流路84Abはノズル部78Aを介してスプレー本体部94の保持液空間(図示せず)と連通されている。また、第2噴射流路84Abには、径方向内方に突出した複数の羽根体(図示せず)が螺旋状に設けられている。
スプレー部材14Aがビューラー本体4Aに取り付けられると、ノズル部78Aの被作用部100が作用部68Aの内部に挿入され、作用部68Aの内側部に設けた複数の嵌合突部103が被作用部100の複数の嵌合凹部102にそれぞれ嵌合される。これにより、作用部68Aと被作用部100とが相互に嵌合され、第1噴射流路84Aaは第2噴射流路84Abと連通される。本体部64Aが非作用位置から作用位置に移動すると、嵌合突部103が嵌合凹部102に作用され、これにより本体部64Aの作用部68Aがノズル部78Aの被作用部100に作用してノズル部78Aが押圧される。
したがって、本体部64Aの作用部68Aはノズル部78Aの被作用部100に嵌合されるので、本体部64Aをノズル部78Aに確実に作用させることが可能となる。なお、本体部64Aの作用部68A及びノズル部78Aの被作用部100の構成は、図9及び図10に図示した形状に限定されず、作用部68A及び被作用部100が相互に嵌合される構成であればよい。また、作用部68Aの形状は、被作用部100の設けられていないノズル部を有するスプレー部材ではビューラー本体4Aに取り付けることができない形状とすることが好ましく、このような形状とすることにより、例えば誤って他の種類のスプレー部材をビューラー本体4Aに装着してしまうおそれがなくなる。なお、上述した嵌合凹部102及び嵌合突部103はそれぞれ1つずつ設けるようにしてもよい。
また、第2の実施形態のビューラー2Aでは、可動部材8Aのカバー本体部50Aの凸面側には、第2開口28側に向けて突出する作用突部104が設けられ、また遮蔽板38Aの一側面(図9において右側の側面)の中央部にはフック状の係止部材106が設けられ、係止部材106の先端部は第2開口28側に所定角度でもって折り曲げられている。また、噴射部材10Aの筒状部66Aの外側部の第2当接部76とは反対側には、筒状部66Aの上端部より上側に延びる板バネ部材108が設けられている。この板バネ部材108は板状に構成され、係止位置と解除位置との間を弾性的に移動自在に構成されており、この板バネ部材108の上側部には、係止部材106の先端部が係止される係止用開口110が設けられている。
第2の実施形態の移動阻止機構98Aは、これら作用突部104、係止部材106及び板バネ部材108から構成されており、次にこの移動阻止機構98Aの動作について説明すると、可動部材8Aが開位置に位置付けられている状態においては、移動阻止機構98Aは移動阻止状態となっており、板バネ部材108は非弾性変形状態となって係止位置に位置付けられ、係止部材106の先端部が板バネ部材108の係止用開口110に係止され、これにより噴射部材10Aの本体部64Aは下方向への移動が阻止される。この状態より操作部材12のハンドル部92を図9中の矢印Xで示す方向に操作して、可動部材8Aの上端部の両端部が第1当接部32に当接すると、可動部材8Aに設けた作用突部104が板バネ部材108の上端部に作用し、板バネ部材108が所定方向(図9中の矢印Mで示す方向)に湾曲されて弾性変形され、板バネ部材108が係止位置から解除位置に位置付けられる。このように板バネ部材108が係止位置から解除位置に位置付けられると、移動阻止機構98Aが移動阻止状態から移動解除状態となり、係止部材106の先端部が板バネ部材108の係止用開口110から離脱され、これにより本体部64Aの作用位置への移動が許容される。
このように本体部64Aの作用位置への移動が許容された後に、さらに操作部材12のハンドル部92を図10中の矢印Xで示す方向に操作すると、上述したのと同様に、ハンドル部92の一部が第2当接部76に作用して本体部64Aが下方向に押し下げられ、これにより本体部64Aが非作用位置から作用位置へと移動し、本体部64Aの作用部68Aがノズル部78Aの被作用部100に作用してノズル部78Aより保持液が噴射される。睫毛に保持液を適量付着させた後に、操作部材12のハンドル部92を図10中の矢印Yで示す方向に操作すると、本体部64Aはノズル部78Aの弾性復元力により上方向に押し上げられ、これにより本体部64Aは作用位置から非作用位置へ移動する。本体部64Aが非作用位置へ移動すると、板バネ部材108は、弾性復元力によって図10中の矢印Nで示す方向に揺動して解除位置から係止位置へと移動し、係止部材106の先端部が再び板バネ部材108の係止用開口110に係止されて、移動阻止機構98Aが移動解除状態から移動阻止状態となる。
この第2の実施形態のビューラー2Aにおいても、上述した実施形態と同様の作用効果が達成される。
第3の実施形態
次に、図11及び図12を参照して、第3の実施形態のビューラーについて説明する。図11は、第3の実施形態によるビューラーの可動部材が開位置に位置付けられた状態を示す概略断面図であり、図12は、図11のビューラーの可動部材が閉位置に位置付けられた状態を示す概略断面図である。
第3の実施形態のビューラー2Bでは、移動阻止機構98Bは、ビューラー本体4Bに設けられた係止部材112と、噴射部材10Bの筒状部66B(本体部64B)の外側部に設けられた係止用孔114と、から構成されている。係止部材112はクランク状に構成され、棒状の係止本体部116と、係止本体部116の上端部より所定方向(図11において左側方向)に実質上垂直に延びる作用端部118(すなわち、係止部材112の他端部)と、係止本体部116の下端部より上記所定方向とは反対方向(図11において右側方向)に実質上垂直に延びる係止端部120(すなわち、係止部材112の一端部)と、から構成されている。この係止部材112の係止本体部116は、操作部材12の装着部90と筒状部66Bの外側部との間を通り、係止本体部116の上端部が支持機構(図示せず)によって係止位置と解除位置との間を揺動自在に支持され、また係止部材112の作用端部118は、遮蔽板38Bの中央部の下端部に設けた収容開口122に配設される。すなわち、この係止部材112は、係止本体部116の上端部を中心として揺動自在であり、例えばねじりバネ(図示せず)によって図12中の矢印Vで示す方向(反時計方向)に弾性的に付勢されている。また、係止用孔114は、筒状部66Bの外側部の第2当接部76とは反対側に設けられている。
次に、この移動阻止機構98Bの動作について説明すると、可動部材8が開位置に位置付けられている状態においては、移動阻止機構98Bは移動阻止状態となっており、係止部材112はねじりバネの作用によって係止位置に位置付けられてその係止端部120が本体部64Bの係止用孔114に係止され、これにより本体部64Bの下方向への移動が阻止される。この状態より操作部材12のハンドル部92を図11中の矢印Xで示す方向に操作すると支持部60が上方向に移動し、これにより可動部材8が上方向に移動して開位置から閉位置に位置付けられる。このように支持部60が上方向に移動すると、支持部60の一部が係止部材112の作用端部118に作用し、係止部材112がねじりバネの作用に抗して図11中の矢印Uで示す方向(時計方向)に揺動されて係止位置から解除位置に移動し、移動阻止機構98Bが移動阻止状態から移動解除状態となって係止端部118が係止用孔114から離脱され、本体部64Bの作用位置への移動が許容される。
このように本体部64Bの作用位置への移動が許容された後に、さらに操作部材12のハンドル部92を図12中の矢印Xで示す方向に操作すると、上述したのと同様に、ハンドル部92の一部が第2当接部76に作用して本体部64Bが下方向に押し下げられ、これにより本体部64Bが非作用位置から作用位置へと移動し、本体部64Bの作用部68がノズル部(図示せず)に作用してノズル部より保持液が噴射される。睫毛に保持液を適量付着させた後に、操作部材12のハンドル部92を図12中の矢印Yで示す方向に操作すると、本体部64Bはノズル部の弾性復元力により上方向に押し上げられ、これにより本体部64Bは作用位置から非作用位置へ移動する。本体部64Bが非作用位置へ移動すると、係止部材112は、ねじりバネの弾性復元力によって図12中の矢印Vで示す方向に揺動して解除位置から係止位置へと移動し、係止端部120が再び本体部64Bの係止用孔114に係止されて、移動阻止機構98Bが移動解除状態から移動阻止状態となる。
以上、本発明に従うビューラーの各種実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上記実施形態では、ビューラー本体4(4A,4B)の第1本体部16に第2開口28を設けたが、このような第2開口28を省略してもよく、あるいは、この第2開口28にシャッタ部材を開閉自在に設けるようにしてもよい。これにより、噴射開口10より噴射された保持液が第2開口28を通して外部に飛散するのを防止することができる。
また例えば、上記実施形態では、可動部材8(8A)の上端部に緩衝部材56を設けたが、ビューラー本体4の第1開口6の上側部にも同様に緩衝部材を設けるようにしてもよく、あるいは、これら緩衝部材を省略するようにしてもよい。
第1の実施形態によるビューラーの可動部材が開位置に位置付けられた状態を示す斜視図である。 図1のビューラーの可動部材が閉位置に位置付けられた状態を示す斜視図である。 図1のビューラーよりスプレー部材が取り外された状態を示す分解図である。 図1のビューラーの一部を切り欠いて示す概略斜視図である。 図1のビューラーの噴射部材及び操作部材を示す斜視図である。 図1のビューラーの可動部材が開位置に位置付けられた状態を示す概略断面図である。 図1のビューラーの可動部材が閉位置に位置付けられた状態を示す概略断面図である。 図1のビューラーの本体部の作用部がスプレー部材のノズル部に作用した状態を示す概略断面図である。 第2の実施形態によるビューラーの可動部材が開位置に位置付けられた状態を示す概略断面図である。 図9のビューラーの可動部材が閉位置に位置付けられた状態を示す概略断面図である。 第3の実施形態によるビューラーの可動部材が開位置に位置付けられた状態を示す概略断面図である。 図11のビューラーの可動部材が閉位置に位置付けられた状態を示す概略断面図である。
符号の説明
2,2A,2B ビューラー
4,4A,4B ビューラー本体
6 第1開口
8,8A 可動部材
10,10A,10B 噴射部材
12 操作部材
14,14A スプレー部材
32 第1当接部
40 係止用孔
64,64A,64B 本体部
68,68A 作用部
72 係止片
74 作用突部
76 第2当接部
78,78A ノズル部
82 カバー部
84,84Aa,84Ab 噴射流路
98,98A,98B 移動阻止機構
100 被作用部

Claims (9)

  1. 開口を有するビューラー本体と、前記ビューラー本体の前記開口に上下方向に移動自在に装着された可動部材と、前記ビューラー本体に非作用位置と作用位置との間を移動自在に装着された噴射部材と、前記可動部材を上下方向に移動させるための操作部材と、を備え、
    前記噴射部材は、スプレー部材のノズル部を押圧するための作用部を有する本体部を備え、前記本体部の内部には、前記作用部から前記本体部の上端まで貫通して延びる噴射流路が形成されており、
    前記ビューラー本体の前記開口の上側部は上挟圧部として機能し、前記可動部材の上端部は前記上挟圧部と協働して睫毛を挟圧するための下挟圧部として機能し、
    前記操作部材を操作すると、前記可動部材が上方向に移動して前記上挟圧部と前記下挟圧部との間に睫毛が挟圧され、さらに前記操作部材を操作すると、前記可動部材が前記ビューラー本体の一部に当接して上方向への移動が阻止されることによって、前記操作部材の一部が前記噴射部材に作用して前記本体部が前記非作用位置から前記作用位置に移動し、前記本体部の前記作用部が前記スプレー部材の前記ノズル部に作用することを特徴とするビューラー。
  2. 開口を有するビューラー本体と、前記ビューラー本体の前記開口に上下方向に移動自在に装着された可動部材と、前記ビューラー本体に非作用位置と作用位置との間を移動自在に装着された噴射部材と、前記可動部材を上下方向に移動させるための操作部材と、前記ビューラー本体に着脱自在に装着されたスプレー部材と、を備え、
    前記スプレー部材は、睫毛を保持する保持液を噴射するためのノズル部を有し、前記噴射部材は、前記スプレー部材の前記ノズル部を押圧するための作用部を有する本体部を備え、前記本体部の内部には、前記作用部から前記本体部の上端まで貫通して延びる噴射流路が形成されており、
    前記ビューラー本体の前記開口の上側部は上挟圧部として機能し、前記可動部材の上端部は前記上挟圧部と協働して睫毛を挟圧するための下挟圧部として機能し、
    前記操作部材を操作すると、前記可動部材が上方向に移動して前記上挟圧部と前記下挟圧部との間に睫毛が挟圧され、さらに前記操作部材を操作すると、前記可動部材が前記ビューラー本体の一部に当接して上方向への移動が阻止されることによって、前記操作部材の一部が前記噴射部材に作用して前記本体部が前記非作用位置から前記作用位置に移動し、前記本体部の前記作用部が前記スプレー部材の前記ノズル部に作用することを特徴とするビューラー。
  3. 前記ビューラー本体の前記開口の上側部又は前記可動部材の前記上端部には第1当接部が設けられ、また前記本体部の外側部には第2当接部が設けられており、
    前記操作部材を操作すると、前記可動部材が上方向に移動して前記上挟圧部と前記下挟圧部との間に睫毛が挟圧され、さらに前記操作部材を操作すると、前記可動部材が前記第1当接部に当接する又は前記第1当接部が前記開口の上側部に当接して上方向への移動が阻止されることによって、前記操作部材の一部が前記第2当接部に作用して前記本体部が前記非作用位置から前記作用位置に移動し、前記本体部の前記作用部が前記スプレー部材の前記ノズル部に作用することを特徴とする請求項1又は2に記載のビューラー。
  4. 前記本体部に関連して移動阻止機構が設けられており、前記移動阻止機構は、前記本体部の移動を阻止する移動阻止状態と前記本体部の移動の阻止を解除する移動解除状態とに選択的に保持され、前記操作部材を操作することにより前記可動部材が上方向に移動して前記ビューラー本体の一部に当接すると、前記移動阻止機構は前記移動阻止状態から前記移動解除状態となって、前記本体部の前記作用位置への移動が許容されることを特徴とする請求項1又は2に記載のビューラー。
  5. 前記移動阻止機構は、前記噴射部材の前記本体部に設けられた係止片と、前記ビューラー本体に設けられた係止用孔と、から構成され、前記係止片は、前記ビューラー本体の前記係止用孔に係止される係止位置と、前記係止用孔から外れる解除位置との間を揺動自在に構成されており、
    前記移動阻止機構が前記移動阻止状態にあるときには、前記係止片が前記係止位置に位置して前記本体部の移動が阻止され、また前記移動阻止機構が前記移動解除状態になると、前記係止片が前記解除位置に位置付けられて前記本体部の前記作用位置への移動が許容されることを特徴とする請求項4に記載のビューラー。
  6. 前記移動阻止機構は、前記可動部材に設けられた作用突部と、前記噴射部材の前記本体部に設けられた板バネ部材と、前記ビューラー本体に設けられた係止部材と、から構成され、前記板バネ部材は係止用開口を有し、前記係止用開口が前記係止部材に係止される係止位置と、前記係止用開口が前記係止部材から外れる解除位置との間を弾性的に移動自在に構成されており、
    前記移動阻止機構が前記移動阻止状態にあるときには、前記板バネ部材が前記係止位置に位置して前記本体部の移動が阻止され、また前記移動阻止機構が前記移動解除状態になると、前記板バネ部材が前記解除位置に位置付けられて前記本体部の前記作用位置への移動が許容されることを特徴とする請求項4に記載のビューラー。
  7. 前記移動阻止機構は、前記噴射部材の前記本体部に設けられた係止用孔と、前記ビューラー本体に設けられた係止部材と、から構成され、前記係止部材は、前記本体部の前記係止用孔に係止される係止位置と、前記係止用孔から外れる解除位置との間を揺動自在に構成されており、
    前記移動阻止機構が前記移動阻止状態にあるときには、前記係止部材が前記係止位置に位置して前記本体部の移動が阻止され、また前記移動阻止機構が前記移動解除状態になると、前記係止部材が前記解除位置に位置付けられて前記本体部の前記作用位置への移動が許容されることを特徴とする請求項4に記載のビューラー。
  8. 前記本体部の前記作用部には筒状のカバー部が設けられており、前記本体部が前記非作用位置から前記作用位置に移動して前記作用部が前記ノズル部に作用すると、前記ノズル部の周囲が前記カバー部により覆われることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のビューラー。
  9. 開口を有するビューラー本体と、前記ビューラー本体の前記開口に上下方向に移動自在に装着された可動部材と、前記ビューラー本体に非作用位置と作用位置との間を移動自在に装着された噴射部材と、前記可動部材を上下方向に移動させるための操作部材と、前記ビューラー本体に着脱自在に装着されたスプレー部材と、を備え、
    前記スプレー部材は、睫毛を保持する保持液を噴射するためのノズル部を有し、前記ノズル部には被作用部が設けられており、前記噴射部材は、前記ノズル部の前記被作用部に作用する作用部を有する本体部を備え、前記作用部は前記被作用部に嵌合されるよう構成され、前記本体部の内部には、上下方向に貫通して延びる第1噴射流路が形成され、また前記被作用部の内部には、前記第1噴射流路と連通して上下方向に貫通して延びる第2噴射流路が形成されており、
    前記ビューラー本体の前記開口の上側部は上挟圧部として機能し、前記可動部材の上端部は前記上挟圧部と協働して睫毛を挟圧するための下挟圧部として機能し、
    前記操作部材を操作すると、前記可動部材が上方向に移動して前記上挟圧部と前記下挟圧部との間に睫毛が挟圧され、さらに前記操作部材を操作すると、前記可動部材が前記ビューラー本体の一部に当接して上方向への移動が阻止されることによって、前記操作部材の一部が前記噴射部材に作用して前記本体部が前記非作用位置から前記作用位置に移動し、前記本体部の前記作用部が前記ノズル部の前記前記被作用部に嵌合して作用することを特徴とするビューラー。
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