JP2006304090A - フォトムービー作成装置及びフォトムービー作成プログラム - Google Patents

フォトムービー作成装置及びフォトムービー作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】静止画の一部をクローズアップし、スクロールさせるフォトムービーを作成する際に、スクロール方向が急に変化する見づらいフォトムービーとなることを防ぐ。
【解決手段】 静止画の一部を切り出す範囲を定めるトリミング枠を移動させ、トリミング枠が移動するごとに切り出される画像を使用してフォトムービーを作成する。トリミング枠の移動経路が決定される際には、静止画から人物の顔が検出され、人物の数、顔の位置が特定される。静止画に写る人物が複数であるときに、各人物の顔の位置を結ぶ曲線を作成する。作成された曲線の上をトリミング枠の中心が移動するように、トリミング枠の移動経路が決定される。これにより、スクロールの方向が滑らかに変化し、見やすいフォトムービーが作成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、素材となる静止画から、動画として観賞されるフォトムービーを作成するフォトムービー作成装置及びフォトムービー作成プログラムに関する。
デジタルカメラ等により記録された静止画を、動的な視覚効果を付与する特殊な加工編集処理によって動きのあるフォトムービーとして観賞できるようにしたフォトムービー作成ソフトウェアが知られている(非特許文献1ないし3参照)。フォトムービーの映像は、上記ソフトウェアを組み込んだコンピュータ上で再生することができる。また、フォトムービーの映像データを汎用的なデジタル動画フォーマットに変換し、DVD等の光ディスクに記録すれば、家庭用DVDプレイヤー等を用いてフォトムービーを観賞することもできる。
フォトムービーは、例えば1つの静止画から生成される1シーンを構成単位とし、複数の静止画を使用した場合には複数のシーンが集合して構成される場合もある。高品位のフォトムービーを作成するためには、素材となる静止画の画質、静止画の内容と特殊エフェクトの組み合わせ、1シーンの再生時間等の要素から個々のシーンを最適に構築する必要がある。静止画に動きを与えるフォトムービーの特殊エフェクトには、静止画の一部の領域に注目してズームイン/ズームアウトするズーミング効果、静止画の一部の領域をクローズアップしてスクロールするパンニング効果等がある。
非特許文献3に記載のフォトムービー作成ソフトウェアでは、ズーミング効果とパンニング効果を設定するパラメータとして、静止画の一部を切り出す範囲を定めるトリミング枠が用意されている。トリミング枠の始点と終点を定める静止画上の少なくとも2つのポイントがユーザーにより指定されると、トリミング枠の始点と終点が定められ、始点と終点を結ぶ直線の移動経路が設定される。トリミング枠は、この移動経路上を移動することで静止画を切り出す範囲を変更し、複数の画像を切り出す。
1シーンの再生時間が例えば5秒間であれば、トリミング枠により5秒×30フレーム/秒の計150フレーム分の画像が切り出される。切り出された画像は、フォトムービーの動画フレームとして、例えば720ピクセル×480ピクセルの家庭用テレビでの観賞に適した規定の画像サイズに変換される。したがって、トリミング枠が小さいほど、切り出される画像は静止画を高倍率にしたものとなる。
また、移動経路を設定する際に、静止画上の3つ以上のポイントが指定されれば、最初に指定されたポイントが移動経路の始点、最後に指定されたポイントが移動経路の終点、途中で指定されたポイントは移動経路の中継点となり、始点から中継点、中継点から終点を結ぶ移動経路が設定され、ユーザーの希望する内容のフォトムービーを自在に作成することができる。
株式会社デジタルステージ LIFE* with-Photo-Cinema [平成16年11月1日検索]インターネット<URL:http://www.digitalstage.net/jp/product/life/index.html> エー・アイ・ソフト株式会社 デジカメ de ムービーシアター [平成16年11月1日検索]インターネット<URL:http://ai2you.com/imaging/products/dcmtheater/dcmt.asp> カノープス株式会社 Imaginate2.0 [平成16年11月1日検索]インターネット<URL:http://www.canopus.co.jp/catalog/imaginate/imaginate20#index.htm>
しかしながら、フォトムービーの素材となる静止画の数が多い場合には、各静止画についてトリミング枠の移動経路を設定する必要があるため、フォトムービーを作成するために大変な手間がかかる。また、従来では、指定されたポイントを直線で結ぶことによってトリミング枠の移動経路が設定されるために移動経路が屈曲し、画面のスクロールする方向が突然変化するような見づらいフォトムービーが作成されてしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、多数の静止画を使用したフォトムービーが容易に作成でき、画面のスクロール方向が突然変化することがなく快適に観賞できるフォトムービーを作成することが可能なフォトムービー作成装置及びこのためのフォトムービー作成プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、静止画を部分的に切り出す範囲を定めたトリミング枠を、前記静止画上で設定された移動経路に基づいて移動させ、前記トリミング枠が移動するごとに切り出される複数の画像を使用してフォトムービーを作成するフォトムービー作成装置において、前記静止画から人物の被写体の顔を検出し、その位置を特定する顔位置特定手段と、顔の検出された人数が複数であるときに各人物の顔の位置を経由する曲線を作成し、前記トリミング枠の中心を前記曲線に沿って移動させるための移動経路を算出する移動経路算出手段とを備えたことを特徴とする。
前記トリミング枠は、検出された人物の顔のサイズに基づいてその大きさが決定されることを特徴とする。
前記移動経路算出手段により作成された曲線を前記静止画に重ねて画面上に表示する曲線表示手段を備えたことを特徴とする。
静止画を部分的に切り出す範囲を定めたトリミング枠を、前記静止画上で設定された移動経路に基づいて移動させ、前記トリミング枠が移動するごとに切り出される複数の画像を使用してフォトムービーを作成するためのフォトムービー作成プログラムにおいて、前記静止画から人物の被写体の顔を検出し、その位置を特定する顔位置特定手段と、顔の検出された人数が複数であるときに各人物の顔の位置を含む曲線を作成し、前記トリミング枠の中心を前記曲線に沿って移動させるための移動経路を算出する移動経路算出手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明によれば、静止画から人物の被写体の顔を検出し、検出された人物の数が複数であった場合に、検出された人物の顔の位置を結ぶ曲線を作成し、トリミング枠の中心が作成された曲線上を移動するように、トリミング枠の移動経路が設定されるから、画面のスクロールする方向が突然変化せず、滑らかにスクロールするフォトムービーを自動的に作成することができる。これにより、軽い空間識の乱れによる不快さやこれに伴う疲れを感じることなく快適に観賞できるフォトムービーが得られ、多数の静止画を使用しても見映えのよい高品位なフォトムービーが手間をかけずに容易に作成できる。
また、検出された人物の顔の大きさに基づいてトリミング枠の大きさを算出するから、クローズアップされる人物の顔とその周囲の余白のバランスが適度に調整された見映えのよいフォトムービーを作成することができる。
さらに、トリミング枠の中心が描く軌跡として作成された曲線を静止画と重ねて表示するから、トリミング枠がどのように移動するかをユーザーに事前に伝え、作成されるフォトムービーをユーザーが容易に予測できるようになる。
図1において、フォトムービー作成装置10は、写真プリントサービスを提供するDPE店の店頭又は店内に設置され、フォトムービーの作成を依頼する注文客をユーザーとして各種の入力操作がなされる。フォトムービー作成装置10は、フォトムービー作成プログラムが記憶された記憶装置11と、フォトムービー作成プログラムを実行するCPU12とを備えている。記憶装置11は、例えばハードディスク型磁気記憶装置であり、フォトムービー作成プログラムの他に、フォトムービーの素材となる静止画の画像データ、CPU12の演算処理により生じる中間データ等が記憶される。
モニタ13は、フォトムービーを作成するための編集メニュー及び作成されたフォトムービー等を画面上に表示する。入力操作部14は、フォトムービーの作成時に必要となるパラメータの入力等を行うための操作がなされ、モニタ13の画面上に表示された入力キー等に触れることによりユーザーの入力操作を検知するタッチパネルからなる。通信部15は、デジタルカメラ16等の外部機器との間で画像データ等のデータ通信を行う。メディア読取り部17は、注文客により持ち込まれたメモリカード18に記憶された画像データを読取る。メディア記録部19は、作成されたフォトムービーをCD、DVD等の光ディスク20に記録する。
CPU12は、記憶装置11に記憶されたフォトムービー作成プログラムを実行することにより、入力操作部14を介してなされた入力処理等に基づいて各部の動作を制御する制御部25と、フォトムービーを作成するフォトムービー作成部26として機能する。フォトムービー作成部26は、特殊エフェクトを設定するためのパラメータとして用意されたトリミング枠を設定するトリミング枠設定部27と、フォトムービーの再生時間を設定する再生時間設定部28と、フォトムービーの動画データを出力するフォトムービー出力部29とを有している。
トリミング枠設定部27は、静止画から人物の被写体の顔を検出する顔検出部30と、検出された顔の位置を特定する顔位置特定部31と、検出された人物の顔の位置に基づいてトリミング枠の移動経路を算出する移動経路算出部32とを有している。
図2において、顔検出部30は、1つの静止画から人物の被写体の顔画像を検出するために人物の眼の画像を抽出する。顔検出部30は、静止画を複数の領域に分割した分割領域S1のそれぞれから、皮膚と推定される肌色の画素を多く含む分割領域S1を選び出す。さらに、肌色の画素を多く含む領域から眼部の白色画素と白色の画素に包囲された瞳と推定される色の画素を有する領域を選び出すことにより、人物の眼を抽出する。
顔位置特定部31は、抽出された人物の眼の座標を特定し、その周辺の特徴から一人の人物の両眼を特定する。また、一人の人物の両眼が特定されると、その両眼距離dを算出し、両眼の中点座標を顔の位置座標Pとして算出する。両眼距離dと顔の位置座標Pは、静止画中で検出された全ての人物の被写体について求められ、このとき静止画に写る人数も特定される。
図3において、移動経路算出部32は、静止画に写る全ての人物について求められた顔の位置座標Pを結ぶ曲線C1を作成する。曲線C1は、各顔の位置座標を通る近似曲線であり、静止画の一部を切り出す範囲を定めるトリミング枠F1の中心点の軌跡となる曲線である。曲線C1は、静止画とともにモニタ13の画面上に表示され、ユーザーにトリミング枠F1の移動経路が概略的に伝えられる。
図4において、移動経路算出部32は、検出された各人物の顔のサイズをその両眼距離dに基づいて判断し、各人物の顔の位置座標Pにおける適切なトリミングF1の大きさを規定する枠サイズを算出する。トリミング枠F1は長方形であり、枠サイズはトリミング枠F1の対角線の中点となる中心座標と1つの頂点との距離によって定まる。トリミング枠F1は、そのアスペクト比が一般家庭用テレビの画面アスペクト比と同じ値に固定されている。両眼距離dが同じであれば、トリミング枠F1は同じ大きさ・形状になる。
図5において、各人物の顔の位置におけるトリミング枠F1の枠サイズが決まると、トリミング枠F1の移動経路が決まる。トリミング枠F1の移動経路は、曲線C1により決まるトリミング枠F1の時間ごとの中心座標と、各中心座標に対するトリミング枠F1の時間ごとの枠サイズとによって定められる。
再生時間設定部28は、1シーンごとの再生時間を設定する。1シーンは、1つの静止画から作成されるフォトムービーの構成単位であり、複数の静止画を使用したフォトムービーは、複数のシーンのフォトムービーを繋ぎ合わせたものとなる。1シーンの再生時間は、曲線C1の長さに基づいて決まり、曲線C1が長くなるほど1シーンの再生時間が長く設定される。
フォトムービー出力部29は、移動経路の設定されたトリミング枠F1に基づいて画像を切り出し、例えば横720ピクセル、縦480ピクセルの一定サイズに規格化された画像に変換する。これにより、枠サイズの小さいトリミング枠F1によって切り出された画像ほど静止画を高倍率にしたものとなる。また、サイズの規格化された画像を1フレームとし、例えば毎秒30フレームの動画データを生成する。フォトムービー出力部29は、例えば再生時間が10秒であれば、トリミング枠F1の中心が曲線C1上を移動する間に計300フレーム分の画像を切り出す。
枠サイズが常に一定とされ、中心座標が曲線C1上を移動するトリミング枠F1が設定された場合、倍率を一定にしたまま静止画の一部をスクロールさせるパンニング効果の付与されたフォトムービーが作成される。また、中心座標が変化せず、枠サイズのみが時間ごとに変化するトリミング枠が設定された場合、静止画の倍率が変化するズーミング効果の付与されたフォトムービーが作成される。また、枠サイズが時間ごとに変化し、中心座標が曲線C1上を移動するトリミング枠F1が設定された場合には、パンニング効果とズーミング効果とを複合したフォトムービーが作成される。
フォトムービー出力部29は、生成されたフォトムービーの動画データを、例えば、MPEG2−DVD−Videoフォーマットのデジタル動画フォーマットに変換し、変換されたフォトムービーの動画データを記憶装置11に格納する。記憶装置11に格納されたフォトムービーの動画データは、メディア記録部19により光ディスク20に記録される。
次にフォトムービー作成装置10の作用について説明する。図6において、静止画の画像データが記憶されたデジタルカメラ16又はメモリカード18がユーザーにより持ち込まれる。デジタルカメラ16は通信部15に接続され、メモリカード18はメディア読取り部17にセットされる。制御部25は、デジタルカメラ16又はメモリカード18から静止画の画像データを読み出し、これを記憶装置11に格納する。
制御部25は、読取られた静止画の画像データからサムネイル画像を作成し、読取られた静止画の一覧をモニタ13に表示する。ユーザーによりフォトムービーに使用する静止画が選択されると、フォトムービー作成部26によりフォトムービーの自動作成が開始される。
制御部25は、第1番目のシーンに使用される静止画の画像データを読み出し、これをフォトムービー作成部26に送る。フォトムービー作成部26では、顔検出部30により読み出された静止画から人物の眼が抽出され、顔位置特定部31により抽出された眼に基づいて一人の人物の両眼が特定され、被写体の人数、両眼距離d、顔の位置座標Pが算出される。
移動経路算出部32は、特定された人物が複数であった場合、各人物の顔の位置座標Pを通る曲線C1を求める。なお、人物が一人であった場合には曲線C1は求められず、その静止画は、トリミング枠F1の中心座標が一定のまま枠サイズのみが変化するズーミング効果の付与されたフォトムービーとなる。曲線C1が求められると、モニタ13の画面上には静止画とともに曲線C1が表示される。移動経路算出部32は、各人物の両眼距離dから、各地点におけるトリミング枠F1の枠サイズを算出し、トリミング枠F1の時間ごとの頂点座標を決定する。
再生時間設定部28は、求められた曲線C1の長さから、1シーンの再生時間を設定する。フォトムービー出力部29は、トリミング枠F1の中心が曲線C1上を移動するようにトリミング枠F1を移動させ、必要なフレーム数の画像を切り出し、フォトムービーの動画データを生成する。
例えば、4人の人物の顔が高い位置と低い位置とに交互に並んだ図3に示す静止画の場合、求められた波線状の曲線C1の上をトリミング枠F1の中心が移動するように移動経路が決定される。静止画の最も左側に位置する人物について設定されたトリミング枠F1の範囲の画像がフォトムービーの1シーンを第1フレームとして静止画が部分的に切り出され、最も右側に位置する人物について設定されたトリミング枠F1の範囲の画像が最終フレームとなる。
図7に示すように、この静止画から作成されるフォトムービーは、最も左側に写る野球帽を被った男の子の顔のクローズアップで始まり、この男の子の顔が画面のほぼ左下方向に向かって移動し、野球帽を被った男の子の右上に写る女の子の顔がクローズアップされる。次に、この女の子の顔が左上方向に移動し、その右下に写るおさげの女の子の顔がクローズアップされ、このおさげの女の子の顔が左下方向へ移動し、ニット帽を被った男の子の顔がクローズアップされると、フォトムービーが終了する。中心座標が曲線C1の上を移動するようにしてトリミング枠F1が移動することにより、このようにして画面が波線を描くように滑らかにスクロールするフォトムービーが作成される。
その他の静止画についても同様の処理が行われ、全ての静止画についてそれぞれ1シーン分のフォトムービーが作成され、これらが繋ぎ合わされた1つの動画データが生成される。生成された動画データはMPEG圧縮処理が施され、MPEG圧縮された動画データは、DVD−Videoフォーマットに変換され、記憶装置11に格納される。
記憶装置11に格納されたフォトムービーの動画データは、メディア記録部19において光ディスク20に書き込まれる。フォトムービーの動画データが書き込まれた光ディスク20は、料金と引き換えにフォトムービー作成装置10から外部に排出され、注文客に渡される。以上のようにして、フォトムービーの注文と作成、商品の受渡しが終了する。
なお、本発明は、上記実施形態に限られず適宜の変更が可能である。例えば、曲線C1が作成される際、1通りの曲線を作成するのではなく、複数通りの曲線を作成し、作成された複数種類の曲線から1つの曲線をユーザーが選択できるようにしてもよい。また、作成された曲線をユーザーの操作により変形できるようにしてもよい。例えば、モニタ13の画面上に静止画と曲線C1を表示する時、処理をそのまま続行してよいか否かの判断を要求するダイアログを表示し、ユーザーが曲線の種類を変更する指示を行えるようにし、選択候補となるその他の曲線の例を一覧できるようにすることや、ユーザーが曲線を変形させる部分や変形の程度を指定できるようにすることが好ましい。
また、上述のフォトムービー作成装置10は、フォトムービーを作成するために静止画の画像データの読み込みからフォトムービーの動画データが記録された光ディスク作成を一括して行う専用装置として構成されているが、他の形態として、静止画の画像データを読み込ませて特殊エフェクト等の指定を行うための注文受付機と、注文受付機から静止画の画像データやユーザーにより指定された各種の情報を受信し、これに基づいてフォトムービーを作成するフォトムービー出力機とから構成されていてもよい。この場合、本発明のフォトムービー作成プログラムをパーソナルコンピュータに組み込み、注文を自宅からインターネット等の通信手段を介して行えるようにしてもよい。本発明をデジタルスチルカメラに適用し、撮影した画像をその場でフォトムービーとして再生できるようにしてもよい。
フォトムービー作成装置の概略構成を示すブロック図である。 両眼距離と顔の位置座標を示す説明図である。 人物の顔の位置に基づいて作成された曲線を示す説明図である。 トリミング枠を示す概念図である。 トリミング枠の軌跡を示す説明図である。 フォトムービー作成装置のフローチャートである。 フォトムービーを示す説明図である。
符号の説明
10 フォトムービー作成装置
12 CPU
16 デジタルカメラ
25 制御部
26 フォトムービー作成部
27 トリミング枠設定部
28 再生時間設定部
29 フォトムービー出力部
30 顔検出部
31 顔位置特定部
32 移動経路算出部
F1 トリミング枠
C1 曲線

Claims (4)

  1. 静止画を部分的に切り出す範囲を定めたトリミング枠を、前記静止画上で設定された移動経路に基づいて移動させ、前記トリミング枠が移動するごとに切り出される複数の画像を使用してフォトムービーを作成するフォトムービー作成装置において、
    前記静止画から人物の被写体の顔を検出し、その位置を特定する顔位置特定手段と、
    顔の検出された人数が複数であるときに各人物の顔の位置を経由する曲線を作成し、前記トリミング枠の中心を前記曲線に沿って移動させるための移動経路を算出する移動経路算出手段とを備えたことを特徴とするフォトムービー作成装置。
  2. 前記トリミング枠は、検出された人物の顔のサイズに基づいてその大きさが決定されることを特徴とする請求項1記載のフォトムービー作成装置。
  3. 前記移動経路算出手段により作成された曲線を前記静止画に重ねて画面上に表示する曲線表示手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のフォトムービー作成装置。
  4. 静止画を部分的に切り出す範囲を定めたトリミング枠を、前記静止画上で設定された移動経路に基づいて移動させ、前記トリミング枠が移動するごとに切り出される複数の画像を使用してフォトムービーを作成するためのフォトムービー作成プログラムにおいて、
    前記静止画から人物の被写体の顔を検出し、その位置を特定する顔位置特定手段と、
    顔の検出された人数が複数であるときに各人物の顔の位置を含む曲線を作成し、前記トリミング枠の中心を前記曲線に沿って移動させるための移動経路を算出する移動経路算出手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするフォトムービー作成プログラム。
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