JP2006295723A - 画像処理方法 - Google Patents

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【課題】 静止画像の表示形式を工夫することで、アルバム鑑賞者が楽しく電子アルバムを鑑賞できるようにする。
【解決手段】 静止画像中の人物の顔を含むように絶対表示領域枠34を設定し、モニタ13に表示すべき再生領域の該静止画像全体における大きさや位置を変更しつつ、該静止画像の再生時間の少なくとも一部において、絶対表示領域枠34における画像をモニタ13に表示するようにする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子アルバムに記録された静止画像を画像表示部に再生表示する際の画像処理方法に関する。
近年、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話が普及してきており、撮影したデジタル画像データをプリントして鑑賞するだけではなく、このデジタル画像データをCD−RやDVD−R等の記録メディアに記録して電子アルバムを作成し、コンピュータやテレビモニタ等に写真を表示させて楽しむといった使い方がなされている。
このような電子アルバムを再生すると、記録されている画像データのうち1枚がモニタ画面上に表示され、所定の間隔(例えば、5〜10秒程度)で次の画像データに切り替わる、いわゆるスライドショー形式で画像データが表示される。
また、近年のデジタルカメラには動画撮影機能が搭載されており、手軽に動画と静止画とを切り替えて撮影することができるようになっている。この場合には、動画像と静止画像とが混在したデジタル画像データを記録した電子アルバムを作成することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−293974号公報
ここで、静止画と動画とが混在したデジタル画像データが記録された電子アルバムをスライドショー形式で再生した場合、動画再生時には画面上で動きや変化があるのでアルバム鑑賞者は楽しく鑑賞することができるが、静止画再生時には一定時間同じ画像が表示されるだけであることから、アルバム鑑賞者が退屈してしまうおそれがある。
また、動画から静止画に切り替わったときには、それまで変化のあった表示画面が急に一時停止されたような表示状態となることから、画像表示のリズムが悪くなってアルバム鑑賞者に違和感を生じさせるおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、静止画像の表示形式を工夫することで、アルバム鑑賞者が楽しく電子アルバムを鑑賞できるようにすることにある。
前記目的を達成するため、本発明では、静止画像全体の中から画像表示部に表示すべき再生領域を設定し、該再生領域の該静止画像全体における位置を移動したり、その大きさを変更したりすることで、動きのある再生表示を行うことができるようにした。
すなわち、請求項1の発明は、静止画像データを再生表示画像データとして含む電子アルバムの画像処理方法であって、
前記静止画像全体の中から画像表示部に表示すべき再生領域を設定する手順と、
前記静止画像の再生中に、前記再生領域の該静止画像全体における位置を段階的に移動させる手順とを備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、静止画像全体の中から画像表示部に表示すべき再生領域が設定され、該静止画像の再生中に、該再生領域の該静止画像全体における位置が段階的に移動される。
請求項2の発明は、静止画像データを再生表示画像データとして含む電子アルバムの画像処理方法であって、
前記静止画像全体の中から画像表示部に表示すべき再生領域を設定する手順と、
前記静止画像の再生中に、前記再生領域の該静止画像全体におけるサイズを段階的に変更させる手順とを備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、静止画像全体の中から画像表示部に表示すべき再生領域が設定され、該静止画像の再生中に、該再生領域の該静止画像全体における大きさが段階的に変更される。
請求項3の発明は、請求項1に記載された画像処理方法において、
前記静止画像の再生中に、前記再生領域の該静止画像全体におけるサイズを段階的に変更させる手順をさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、例えば、再生領域の位置を移動させながらその移動途中で静止画像の外枠からはみ出さないように該再生領域の大きさを変更させることができる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載された画像処理方法において、
前記静止画像全体における位置の移動後又はサイズ変更後の前記再生領域が、前記静止画像の画像範囲内に含まれるように、該静止画像を再生する手順をさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、静止画像全体における位置の移動後又はサイズ変更後の再生領域が静止画像の画像範囲内に含まれるように、該静止画像が再生される。
請求項5の発明は、請求項1乃至4のうち何れか1項に記載された画像処理方法において、
前記画像表示部の表示画面の一部に、前記静止画像を再生表示するための再生表示枠を表示し、該静止画像の再生中に、該再生表示枠の該表示画面全体における位置及びサイズのうち少なくとも一方を経時的に変化させる手順をさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、画像表示部の表示画面の一部に表示された再生表示枠の該表示画面全体における位置及びサイズのうち少なくとも一方が経時的に変化される。
請求項6の発明は、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載された画像処理方法において、
前記静止画像内の所定の画像範囲を絶対表示領域として設定する手順と、
前記静止画像の再生時間の少なくとも一部において、前記再生領域が前記絶対表示領域を含むように該静止画像を再生する手順とをさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、静止画像内の所定の画像範囲が絶対表示領域として設定され、静止画像の再生時間の少なくとも一部において、該絶対表示領域における画像が画像表示部に再生表示される。
請求項7の発明は、請求項6に記載された画像処理方法において、
前記静止画像中の人物の顔の位置を特定する手順と、
前記特定した人物の顔を含む画像範囲を前記絶対表示領域として設定する手順とをさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、静止画像中の人物の顔の位置が特定され、特定した人物の顔を含む画像範囲が絶対表示領域として設定される。
請求項8の発明は、請求項6に記載された画像処理方法において、
前記静止画像中の色彩の濃淡を示す情報に基づいて該静止画像中の風景における境界位置を特定する手順と、
前記境界位置の少なくとも一部を含む画像範囲を前記絶対表示領域として設定する手順をさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、静止画像中の色彩の濃淡を示す情報に基づいて該静止画像中の風景における境界位置が特定され、該境界位置の少なくとも一部を含む画像範囲が絶対表示領域として設定される。
請求項9の発明は、請求項1乃至8のうち何れか1項に記載された画像処理方法において、
前記電子アルバムに記録されている複数の静止画像の再生時間を、互いに略等しくなるように設定し、該設定した再生時間で該静止画像を再生する手順をさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、電子アルバム中の複数の静止画像の再生時間が、互いに略等しくなるように設定され、該設定された再生時間で該静止画像が再生される。
請求項10の発明は、請求項1乃至9のうち何れか1項に記載された画像処理方法において、
前記静止画像の再生時間を、前記電子アルバムに記録されている動画像の再生時間と略等しくなるように設定し、該設定した再生時間で該静止画像を再生する手順をさらに備えたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、静止画像の再生時間が、電子アルバム中の動画像の再生時間と略等しくなるように設定され、該設定された再生時間で該静止画像が再生される。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、例えば、静止画像が風景写真であった場合には、この風景写真の一端から他端にかけてパン又はティルトさせたような動画風の映像表現を行うことができる。従来、このような風景動画を撮影するためには、ビデオカメラを両手でしっかりと固定した状態にして手ぶれが生じないように風景を撮影しなければならず熟練した撮影技術が必要であったが、本発明では、撮影した写真に対して画像処理ソフト上で同様の動作を行うことから、手ぶれのない風景動画映像を誰でも簡単に作成することができる。
請求項2に係る発明によれば、静止画像全体の中から画像表示部に表示すべき再生領域を設定し、該静止画像の再生中に、該再生領域の該静止画像全体における大きさを段階的に変更させるようにしたから、画像全体の中でも特に撮影当時の状況を想起する上で有利となる特徴部分(例えば、観光地の建物、一緒に旅行した人物の顔等)をクローズアップして画面に表示しつつ、静止画像であっても動画像のように画面表示を変化させながら表示することができ、アルバム鑑賞者がより興味深くアルバムを鑑賞することができるようになる。
請求項3に係る発明によれば、例えば、最初に全体画像を表示させ、設定した再生領域が画面全体に表示されるように段階的に拡大していき、その後、該再生領域を静止画像内で移動させる等の変化に富んだ動画表現を行うことができ、アルバム鑑賞者を退屈させることなく、楽しくアルバムを鑑賞できるようになる。
さらに、前記再生領域の移動途中において、そのままの再生領域の大きさでは静止画像の外枠からはみ出しそうな場合であっても、その大きさを適宜変更して写真の白縁等を画面に表示させないようにすることができる。
請求項4に係る発明によれば、再生領域の位置の移動又はサイズの変更を静止画像の画像範囲内で行うから、静止画像の画像範囲よりも外側の領域にある写真の白縁等が再生領域の移動又はサイズ変更時に表示画面に表示されてしまうおそれがなく、アルバム鑑賞者に違和感を生じさせることがないため好ましい。
請求項5に係る発明によれば、静止画像を再生表示するために画像表示部の表示画面の一部に表示された再生表示枠の位置及びサイズのうち少なくとも一方を、該表示画面内で経時的に変化させるから、より多彩なアルバム再生表現を行うことができて楽しくアルバム鑑賞できるようになる。
請求項6に係る発明によれば、静止画像の再生時間の少なくとも一部において、絶対表示領域として設定した画像範囲を画面に表示するようにしたから、画像全体の中でも特に撮影当時の状況を想起する上で有利となる特徴部分(例えば、観光地の建物、一緒に旅行した人物の顔等)を絶対表示領域として設定すれば、該静止画像の再生時に必ずこの特徴部分を鑑賞することができて好ましい。
請求項7に係る発明によれば、静止画像中の人物の顔の位置を自動的に認識して、人物の顔を含む画像範囲を絶対表示領域とするから、オペレータがわざわざ静止画像中の人物の顔を判別して特定する必要がなく作業効率が向上する。
請求項8に係る発明によれば、静止画像中の風景における境界位置を自動的に認識するから、例えば、海水浴に行ったときの写真であれば、水平線を境界位置として特定し、この水平線に沿って左から右へとカメラをパンさせたような動画風の映像表現を手軽に行うことができる。また、このようなパン操作は画像処理ソフト上で行うため、人間が風景を動画撮影したときのように手ぶれが生じることもなく、見やすい風景映像を表示することができる。
請求項9に係る発明によれば、電子アルバムに記録されている複数の静止画像の再生時間を互いに略等しくなるようにしたから、再生時間の差異によるアルバム鑑賞者の違和感を軽減し、アルバム再生中の画像表示切換をリズム良く行うことができる。
請求項10に係る発明によれば、静止画像の再生時間を動画像の再生時間と略等しくするようにしたから、画像データの表示切換をリズム良く行うことができ、アルバム鑑賞者を退屈させることなくアルバムの再生をスムーズに行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
<装置構成>
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置100の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、10はドライブユニット、11はドライブユニット10で読み取った画像データに対する画像処理を行う画像処理部、12は画像処理部11に対して情報入力を行うための情報入力部、13は画像データや画像処理ソフトの各種メニュー等を表示するモニタ(画像表示部)である。
前記ドライブユニット10は、デジタルカメラで撮影された写真や動画を含む画像データが保存されたフラッシュメモリ等の半導体メディアMsからのデータを取得する(読み出す)半導体ドライブ1と、CD−RやDVD−R等の複数種類の大容量のディスク状メディアMdからのデータの取得及び書き込みを可能にするディスクドライブ2とを備えている。なお、この半導体ドライブ1は、コンパクトフラッシュ(登録商標)やスマートメディア(登録商標)やメモリースティック(登録商標)等のフラッシュメモリの種類に対応できるように複数の挿入部を備えていることが好ましい。
前記画像処理部11は、情報処理を行うCPU、メモリ及びハードディスクを含むコンピュータで構成されており、ドライブユニット10で読み取った画像データを該ハードディスクに保存し、インストールされている画像処理ソフトによって該画像データに対して必要な画像処理を行うことができるようになっている。
前記情報入力部12は、例えば、キーボード及びマウスにより構成されており、前記画像処理部11に対して必要な入力が行えるようになっている。
前記モニタ13は、例えば、CRTや液晶表示装置等で構成されており、前記画像処理部11に保存された画像データを表示するとともに、画像処理ソフトの各種メニュー画面を表示してオペレータが確認できるようになっている。
<画像処理メニュー画面>
以下、静止画像に対する画像処理の手順について説明する。まず、画像処理部11に対して静止画像を含む画像データを入力する。そして、図2に示すように、モニタ13上に動画作成モードのメニュー画面20を表示し、入力された画像データのうち静止画像のみをモニタ13画面上にサムネイル表示する。
ここで、図2の動画作成モードについて説明する。図2に示すように、動画作成モードのメニュー画面20には、画像処理部11に入力された静止画像をサムネイル表示するためのサムネイル表示枠21が複数(図2では6つ)設けられており、このサムネイル表示枠21の下側位置には、それぞれ動画風ボタン22、パスボタン23、及び画質調整ボタン24が設けられている。
また、メニュー画面20の左下位置には、オペレータに対して編集すべき画像の選択を促すメッセージを表示するメッセージ表示枠25が設けられており、このメッセージ表示枠25の右側位置には、現在表示されている6枚のサムネイル画像以外の他の画像を画面に表示するための「次へ」ボタン26と、1つ前の画面に戻るための「戻る」ボタン27とが設けられている。
前記動画風ボタン22は、選択した静止画像から動画像を作成する次のメニュー画面に進むためのものである。また、パスボタン23は、作成した動画像をキャンセルしてそのまま静止画像として表示させるように決定するためのものである。さらに、画質調整ボタン24は、左右に配置されたボタンを押す毎にサムネイル表示枠21に表示されている画像の濃淡を変化させ、色彩の微調整を行うためのものである。
ここで、オペレータが、サムネイル表示された静止画像のうち1つを選択すべく動画風ボタン22を押すと、画像処理部11において、選択した静止画像中に人物の顔が写っているかが判定される。ここで、人物の顔が写っている場合には、図3に示すような人物の顔の位置を後述する絶対表示領域枠34として設定する人物モードが選択されたメニュー画面30が表示される。一方、人物の顔が写っていない場合には、図5に示すような背景モードが選択されたメニュー画面50が表示される。
まず、人物モードが選択された状態のメニュー画面30について図3を用いて説明する。図3に示すように、このメニュー画面30には、選択した静止画像を表示するための画像表示枠31が設けられており、この画像表示枠31の右側位置には、オペレータが人物モードと風景モードとを切り替えることができるように人物モードボタン32と風景モードボタン33とが設けられている。図3に示す例では、人物モードが選択されているため、風景モードボタン33のボタン色が人物モードボタン32よりも目立たない色(例えば、グレー等)で表示されている。
前記画像表示枠31に表示されている画像中の人物の顔の位置には、この顔を囲むように絶対表示領域枠34(電子アルバムの再現時にその領域を中心にした再現を行う領域)が設けられている。図3に示す画像では、人物が左右に2人並んでいるため、それぞれの人物の顔の位置に絶対表示領域枠34が表示されている。
さらに、この2つの絶対表示領域枠34,34を含むように移動範囲枠35(電子アルバムの再現時にモニタ13に表示すべき再生領域が移動する範囲)が設けられている。この移動範囲枠35は、前記絶対表示領域枠34,34の大きさや位置に基づいて設定されるものであり、図3に示す画像では、左側の人物の顎位置が右側の人物の顎位置よりも下側にあり、左側の人物の頭の頂部が右側の人物の頭の頂部よりも低い位置にあるので、前記移動範囲枠35の下側基準は左側の人物の顎位置となり、上側基準は右側の人物の頭の頂部となるように設定されている。
また、前記移動範囲枠35の下側位置には、動画再生時における画像の移動表示方向を示す矢印線36が表示されている。図3では、右側から左側に向かう方向に矢印が表示されている。この矢印線36の方向はオペレータが任意に変更することができるようになっている。具体的には、矢印線36の一方端である黒丸をクリックすると、黒丸が矢印の先端に変更され、画像の移動表示方向が左側から右側に向かう方向に設定される。
また、前記画像表示枠31の下側位置には、画像処理部11で自動認識されなかったが、画像中に他にも表示したい人物が写っている場合に、オペレータの操作によりその人物を追加するための人物枠追加ボタン37が設けられている。この人物枠追加ボタン37を押すと、例えば、追加すべき人物の顔の左上位置をマウスでクリックし、次に顔の右下位置をクリックすることで、人物の顔の位置を特定することができるようになっている。
なお、前記設定された絶対表示領域枠34及び移動範囲枠35は、オペレータがその大きさや位置を任意に変更することができるようになっている。
また、前提として、前記移動範囲枠35を静止画像全体とするならば、前記絶対表示領域枠34をDVDプレイヤ等の画像再生装置が自動で検出することで、アルバム鑑賞者が特別な設定を全く行わずに静止画像を動画風に見せる電子アルバムを提供することができる。
さらに、人物枠追加ボタン37の右側位置には、動画再生時におけるズーム方式を設定するためのズームイン・ズームアウトボタン38が設けられている。図3では、“ズームイン”が選択されており、この場合には、動画再生開始時に、例えば移動範囲枠35として静止画像全体が設定されているとすると、モニタ13画面に表示すべき再生領域として最初に静止画像全体が表示され、続いて絶対表示領域枠34をモニタ13画面全体に表示するように、この再生領域の大きさが段階的に縮小されるようになっている。
一方、“ズームアウト”を選択した場合には、動画再生開始時に、例えば上記と同様、移動範囲枠35として静止画像全体が設定されているとすると、再生領域として最初に絶対表示領域枠34内の画像がモニタ13画面全体に拡大表示され、続いて静止画像全体をモニタ13画面全体に表示するように、この再生領域の大きさが段階的に拡大されるようになっている。
ここで、画面表示サイズの変更から再生領域の移動範囲枠35内における移動完了までにかかる時間は、電子アルバムに記録されている他の動画像の再生時間と略等しくなるように設定されている。このように設定すれば、動画像と静止画像とのどちらか一方の再生時間だけがやたらと長くなってアルバム鑑賞者が違和感を感じるということがなく好ましい。また、電子アルバムに記録されている複数の静止画像の再生時間も、互いに略等しくなるように設定することが同様の理由から好ましい。なお、静止画像の再生時間は、この形態に限定することなく、オペレータが任意に設定するようにしても構わない。
また、前記人物枠追加ボタン37の下側位置には、オペレータに対して操作上の注意点や次の操作を促すメッセージを表示するメッセージ表示枠39が設けられている。また、メッセージ表示枠39の右側位置には、画像表示枠31に表示されている画像に対して行った処理を確定するためのOKボタン40と、処理をキャンセルするためのキャンセルボタン41とが設けられている。
ここで、図3に示すメニュー画面30においては、人物の顔を絶対表示領域枠34として設定する人物モードボタン32が選択されているが、オペレータが風景モードボタン33を押すと、図4に示すような風景モードを示すメニュー画面30に切り替わるようになっている。
図4に示すように、風景モードボタン33を選択したときには、画像処理部11において、画像データ中の色彩の濃淡を示す情報が解析され、この色彩の濃淡情報に基づいて画像データにおける風景の境界位置42が特定される。図4に示す例では、建物の壁と地面との境界線が境界位置42として特定されている。この境界位置42は絶対表示領域(実施の形態として、境界位置42における画像全てを含む範囲を絶対表示領域とせず、その中に含まれる数点の画像を基準に絶対表示領域を算出してもよい)として設定され、静止画像の再生時間の少なくとも一部において、モニタ13画面に表示されるようになっている。そして、この特定された境界位置42と略並行するように、動画再生時における画像の移動表示方向を示す矢印線36が表示されている。
なお、図示していないが、この風景モード選択時における再生領域を示す再生領域枠(アルバム鑑賞者が見ている画像モニタ(画像表示領域)ではなく、あくまで静止画像全体におけるどの位置、どれくらいの領域を、例えば、一定の画像モニタ(画像表示領域)に再生領域として設定するかを意味する)は、オペレータが手動でその画像範囲を設定するか、又は画像処理部11において解析された色彩の濃淡情報に基づいて、建造物等の画像内における特徴部分を自動認識してその特徴部分を含むように自動設定するようにしてもよい。また、予め設定した所定の大きさの再生領域枠を、前記境界位置42を中心として配置するようにしてもよい。
さらに、静止画像内における移動距離(例えば、静止画像の右端から左端までの距離)や静止画像の再生時間等の情報に基づいて、再生時間終了時に再生領域枠の左辺が静止画像の左端に到達するような再生領域枠の大きさを自動的に算出して設定するようにしてもよい。
また、風景モードにおける再生領域枠の大きさは常に一定である必要はなく、例えば、移動範囲の移動途中で静止画像の画像範囲の外枠から再生領域枠の一部がはみ出しそうになった場合には、適宜その大きさを小さくするような補正を自動的に行うようにしても構わない。
つまり、アルバム鑑賞者が静止画像を含む画像データを鑑賞する際に、該静止画像における位置及び範囲を示す再生領域枠が必ず静止画像全体の中に含まれるように設定されているので、この再生領域枠が静止画像の画像範囲からはみ出して余分な領域を映し出すことがなく、あたかも動画風な画像表現を行うことができる。また、動画像データと静止画像データとが混在する場合に、動画像の表現と合わせる意味で静止画の表現の際に本願技術内容を用いれば、動画像と静止画像(動画風な画像表現)とを表示切換しても全く違和感のない電子アルバム表現を提供することができる。
次に、図2に示す動画作成モードのメニュー画面20において選択した画像中に人物の顔が写っていなかった場合の処理について説明する。この場合には、図5に示すように、背景モードが選択されたメニュー画面50が表示される。風景モード選択時には、上述したように画像処理部11において画像データ中の色彩の濃淡を示す情報が解析され、この色彩の濃淡情報に基づいて画像データにおける風景の境界位置が特定されるようになっている。
図5は、海水浴場で撮影した画像の例であり、図5では、水平線51aと砂浜付近の海岸線51bとが境界位置として特定されている。そして、この2つの境界位置51a,51bにそれぞれ略並行するように、動画再生時における画像の移動表示方向を示す矢印線52a,52bが表示されている。このように、境界位置が2つ特定された場合には、オペレータがどちらか一方を選択することで、選択した矢印線のみが画面に表示され移動表示方向が設定されるようになっている。
<画像処理手順>
次に、本発明の実施形態における画像処理方法について、図6のフローチャート図を用いて説明する。まず、図6に示すように、ステップS101では、デジタルカメラで撮影した静止画像を含む画像データを画像処理部11に入力し、続くステップS102に進む。
ステップS102では、画像処理部11にインストールされている画像処理ソフトの動画作成モードを起動させ、図2に示すメニュー画面20をモニタ13に表示して、続くステップS103に進む。ステップS103では、サムネイル表示された静止画像のうち1つを選択して、続くステップS104に進む。
ステップS104では、選択した画像中に人物の顔が写っているかを判定する。ステップS104での判定が「YES」の場合には、ステップS105に分岐し、ステップS105で、図3に示す人物モードのメニュー画面30をモニタ13に表示し、続くステップS106に進む。
ステップS104での判定が「NO」の場合には、ステップS120に分岐し、ステップS120で、図4又は図5に示す風景モードのメニュー画面をモニタ13に表示し、続くステップS121に進む。なお、この風景モードにおける処理については、人物モードにおける処理について説明した後に詳述する。
<人物モードにおける処理について>
ステップS106では、選択した画像中の人物の顔を認識してその位置を特定し、その人物の顔を含む画像範囲を絶対表示領域枠34として設定し、続くステップS107に進む。
ステップS107では、自動認識されなかった画像中の人物の絶対表示領域枠34を追加設定するかを判定する。ステップS107での判定が「YES」の場合には、ステップS108に分岐し、ステップS108で、画像中の人物の顔の位置に絶対表示領域枠34を追加設定し、続くステップS109に進む。ステップS107での判定が「NO」の場合には、そのままステップS109に分岐する。
次に、ステップS109では、設定した絶対表示領域枠34の位置や大きさに基づいて移動範囲枠35を設定し、続くステップS110に進む。ステップS110では、動画再生時における画像の移動表示方向を変更するかを判定する。
ステップS110での判定が「YES」の場合には、ステップS111に分岐し、ステップS111で、移動表示方向を示す矢印線36を操作して移動方向を変更し、続くステップS112に進む。ステップS110での判定が「NO」の場合には、そのままステップS112に分岐する。
ステップS112では、動画像再生時における画像の画面表示サイズ変更方式を設定する。具体的には、画像をズームイン表示させるか又はズームアウト表示させるかを設定し、続くステップS113に進む。
ステップS113では、現在表示されている人物モードのメニュー画面を背景モードに変更するかを判定する。ステップS113での判定が「YES」の場合には、ステップS120に分岐する。ステップS113での判定が「NO」の場合には、静止画像を動画像表現すべき設定が全て完了したとして処理を終了する。
<風景モードにおける処理について>
ステップS120では、風景モードのメニュー画面をモニタ13に表示し、続くステップS121に進む。ステップS121では、画像中の色彩の濃淡を示す情報を解析し、続くステップS122に進む。
ステップS122では、解析した色彩の濃淡情報に基づいて画像中の風景における境界位置を検出し、続くステップS123に進む。ステップS123では、境界位置が複数検出されたかを判定する。
ステップS123での判定が「YES」の場合には、ステップS124に分岐し、ステップS124で、オペレータが複数の境界位置のうち1つを選択し、続くステップS125に進む。ステップS123での判定が「NO」の場合には、そのままステップS125に分岐する。
ステップS125では、前記選択した境界位置を絶対表示領域として設定し、続くステップS126に進む。なお、前記境界位置における画像全てを含む範囲を絶対表示領域とせず、その中に含まれる数点の画像(例えば、観光地における建物等)を基準に絶対表示領域を設定するようにしても構わない。
ステップS126では、設定した絶対表示領域の位置や大きさに基づいて移動範囲枠を設定し、続くステップS127に進む。
ステップS127では、動画再生時における画像の移動表示方向を変更するかを判定する。ステップS127での判定が「YES」の場合には、ステップS128に分岐し、ステップS128で、移動表示方向を示す矢印線を操作して移動方向を変更し、続くステップS129に進む。ステップS127での判定が「NO」の場合には、そのままステップS129に分岐する。
ステップS129では、動画像再生時における画像の画面表示サイズ変更方式を設定する。具体的には、画像をズームイン表示させるか又はズームアウト表示させるかを設定し、風景モードの処理を終了する。
<電子アルバムの再生について>
以上のような処理を行うことで作成された静止画像に基づく動画像データを、画像処理部11からディスクドライブ2に出力し、ディスクドライブ2においてCD−RやDVD−R等の記録メディアMdに記録することで電子アルバムを作成することができる。
この電子アルバムは、DVDプレイヤやパソコン等で再生することで、記録されている画像を見ることができるようになっている。
なお、本実施形態では、与えられた画像データの中に静止画像データが存在する場合、その中の少なくとも1つの静止画像データに基づく動画像データを作成して、電子アルバムを再現する際の画像データを作成し直す形態で説明を行ったが、本発明は、必ずしもこの形態に限定するものではなく、記録媒体中の画像データが静止画像であればそのまま静止画像として記録しておき、動画風に表現するために必要な絶対表示領域や再生領域枠のデータ、及び再生手順を、記録媒体又は画像再生装置側に予め用意しておいてもよい。
例えば、画像データ内に含まれる所定サイズ以上の人物の顔を認識し、それを順番に左から右に移動して表現するようなプログラムをDVDプレイヤ等の画像再生装置に持たせておけばよい。この場合、記録媒体中の動画像データや静止画像データは、当初記録された状態を全く変えることなく、電子アルバムの再現時に静止画像を動画風に表現することができて、より一層アルバム鑑賞を楽しむことができる。
以下、作成した電子アルバムの再生処理について説明する。まず、アルバム鑑賞者が電子アルバムをDVDプレイヤ等に読み込ませると、図示しないタイトルメニューがモニタ画面上に表示され、このタイトルメニューにおける再生ボタンを選択することで画像データの再生が開始される。
この電子アルバムの再生は、画像データが一定時間毎に次々と切り替わるスライドショー形式で表示されるものであるとし、動画像の場合にはその再生時間が経過すると次の画像データが表示されるようになっている。
ここで、本発明の動画風モードで編集した静止画像に基づく動画像データを再生する場合には、この動画像データに関連付けられている設定条件によってその表現形式が異なっている。
具体的には、例えば、図3に示すメニュー画面30において、画面表示サイズ変更モードを“ズームイン”に設定し、さらに再生領域の移動表示方向を示す矢印線36の向きを“左から右”に設定した場合には、まず最初に、絶対表示領域枠34,34として設定した2人の人物の顔のうち左側の人物の顔が再生領域としてモニタ画面全体又は表示画面の一部領域に設けられた表示ウィンドウ(再生表示枠)に表示され、続いて再生領域が移動範囲枠35内を左から右に移動することでその位置における画像が連続的に表示される。
そして、絶対表示領域枠34として設定した右側の人物の顔を表示した後、移動範囲枠35内の任意の画像範囲(例えば、人物の目や鼻等)がズームイン表示される。
また、前記移動範囲枠35として静止画像全体を設定した場合には、まず最初に、静止画像全体が再生領域としてモニタ画面全体又は表示画面の一部領域に設けられた表示ウィンドウ(再生表示枠)に表示され、続いて絶対表示領域枠34,34として設定した2人の人物の顔のうち左側の人物の顔が再生領域としてモニタに表示されるように段階的にズームイン表示される。そして、左側の絶対表示領域枠34における画像がモニタに表示された後、右側の絶対表示領域枠34における画像を表示すべく再生領域が左から右に移動することで、その位置における画像が連続的に表示され、最終的に、絶対表示領域枠34として設定した右側の人物の顔が表示される。このように、移動範囲枠35内における少なくとも絶対表示領域枠34,34の再生が終了すると、次の画像データが表示されるようになっている。
一方、図3に示すメニュー画面30において、画面表示サイズ変更モードを“ズームアウト”に設定し、さらに再生領域の移動表示方向を“右から左”に設定した場合には、まず最初に、移動範囲枠35内の任意の画像範囲(例えば、人物の目や鼻等)が再生領域としてモニタ画面全体又は表示画面の一部領域に設けられた表示ウィンドウに表示され、絶対表示領域枠34,34として設定した2人の人物の顔のうち右側の人物の顔が再生領域としてモニタに表示されるように段階的にズームアウト表示される。
そして、右側の絶対表示領域枠34における画像がモニタに表示された後、左側の絶対表示領域枠34における画像を表示すべく再生領域が右から左に移動することで、その位置における画像が連続的に表示され、最終的に、絶対表示領域枠34として設定した左側の人物の顔が表示される。このように、移動範囲枠35内における少なくとも絶対表示領域枠34,34の再生が終了すると、次の画像データが表示されるようになっている。
また、前記移動範囲枠35として静止画像全体を設定した場合には、まず最初に、絶対表示領域枠34,34として設定した2人の人物の顔のうち右側の人物の顔が再生領域としてモニタ画面全体又は表示画面の一部領域に設けられた表示ウィンドウに表示され、続いて左側の絶対表示領域枠34における画像を表示すべく再生領域が右から左に移動することで、その位置における画像が連続的に表示される。
そして、絶対表示領域枠34として設定した左側の人物の顔を表示した後、静止画像全体がモニタに表示されるように段階的にズームアウト表示された後、再生が終了して次の画像データが表示されるようになっている。
このように、電子アルバムに記録されている静止画像及び動画像を含む全ての画像データの再生が終了すると、再び最初のタイトルメニューが表示され再生が終了されるようになっている。
なお、電子アルバムに記録されている動画像の再生時間が例えば10秒に設定されている場合には、本発明により作成した静止画像に基づく動画像データの再生時間も同じく10秒に設定するようにした方が、画像データの表示切り替えをリズム良く行うことができ、アルバム鑑賞者に対して違和感を生じさせることが少なくより好ましい。
また、画像データを表示するためにモニタの表示画面の一部領域に設けられた前記表示ウィンドウは、静止画像の再生中に、モニタの表示画面内でその位置や大きさを経時的に変化させるようにすれば、より多彩なアルバム表現を行うことができて好ましい。
なお、本実施形態では、全体画像を再生領域として画面に表示して、その後該再生領域の大きさを縮小して絶対表示領域を画面に表示し該再生領域を移動範囲内で移動表示させるようにした表示形式や、又は絶対表示領域を再生領域として画面に表示し該再生領域を移動範囲内で移動表示させ、その後該再生領域の大きさを拡大して全体画像を表示するようにした表示形式で静止画像の再生表示を行うようにしたが、この表示形態に限定するものではなく、例えば、再生領域の移動パターンを予め設定しておき(例えば、静止画像の左上位置から右上位置に移動し、さらに右下位置に移動する等)、その移動経路の途中に絶対表示領域が設定されていれば、予め設定された移動経路から分岐して絶対表示領域における画像を表示した後、再び元の移動経路に戻って再生を続けるような表示形式にしても構わない。
以上説明したように、本発明は、静止画像全体の中からモニタに表示すべき再生領域を設定し、該再生領域の該静止画像全体における位置を移動したり、その大きさを変更したりすることで、動きのある再生表示を行うことができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。 動画作成モードのメニュー画面を示す図である。 人物モードのメニュー画面を示す図である。 風景モードのメニュー画面を示す図である。 風景モードの別のメニュー画面を示す図である。 本実施形態に係る画像処理のフローチャート図である。
符号の説明
10 ドライブユニット
11 画像処理部
12 情報入力部
13 モニタ
22 動画風ボタン
31 画像表示枠
32 人物モードボタン
33 風景モードボタン
34 絶対表示領域枠
35 移動範囲枠
36 矢印線
42 境界位置
100 画像処理装置

Claims (10)

  1. 静止画像データを再生表示画像データとして含む電子アルバムの画像処理方法であって、
    前記静止画像全体の中から画像表示部に表示すべき再生領域を設定する手順と、
    前記静止画像の再生中に、前記再生領域の該静止画像全体における位置を段階的に移動させる手順とを備えたことを特徴とする画像処理方法。
  2. 静止画像データを再生表示画像データとして含む電子アルバムの画像処理方法であって、
    前記静止画像全体の中から画像表示部に表示すべき再生領域を設定する手順と、
    前記静止画像の再生中に、前記再生領域の該静止画像全体におけるサイズを段階的に変更させる手順とを備えたことを特徴とする画像処理方法。
  3. 請求項1に記載された画像処理方法において、
    前記静止画像の再生中に、前記再生領域の該静止画像全体におけるサイズを段階的に変更させる手順をさらに備えたことを特徴とする画像処理方法。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1項に記載された画像処理方法において、
    前記静止画像全体における位置の移動後又はサイズ変更後の前記再生領域が、前記静止画像の画像範囲内に含まれるように、該静止画像を再生する手順をさらに備えたことを特徴とする画像処理方法。
  5. 請求項1乃至4のうち何れか1項に記載された画像処理方法において、
    前記画像表示部の表示画面の一部に、前記静止画像を再生表示するための再生表示枠を表示し、該静止画像の再生中に、該再生表示枠の該表示画面全体における位置及びサイズのうち少なくとも一方を経時的に変化させる手順をさらに備えたことを特徴とする画像処理方法。
  6. 請求項1乃至5のうち何れか1項に記載された画像処理方法において、
    前記静止画像内の所定の画像範囲を絶対表示領域として設定する手順と、
    前記静止画像の再生時間の少なくとも一部において、前記再生領域が前記絶対表示領域を含むように該静止画像を再生する手順とをさらに備えたことを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項6に記載された画像処理方法において、
    前記静止画像中の人物の顔の位置を特定する手順と、
    前記特定した人物の顔を含む画像範囲を前記絶対表示領域として設定する手順とをさらに備えたことを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項6に記載された画像処理方法において、
    前記静止画像中の色彩の濃淡を示す情報に基づいて該静止画像中の風景における境界位置を特定する手順と、
    前記境界位置の少なくとも一部を含む画像範囲を前記絶対表示領域として設定する手順をさらに備えたことを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項1乃至8のうち何れか1項に記載された画像処理方法において、
    前記電子アルバムに記録されている複数の静止画像の再生時間を、互いに略等しくなるように設定し、該設定した再生時間で該静止画像を再生する手順をさらに備えたことを特徴とする画像処理方法。
  10. 請求項1乃至9のうち何れか1項に記載された画像処理方法において、
    前記静止画像の再生時間を、前記電子アルバムに記録されている動画像の再生時間と略等しくなるように設定し、該設定した再生時間で該静止画像を再生する手順をさらに備えたことを特徴とする画像処理方法。
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