JP2006303017A - 熱電変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接合材料溜まり部が熱電変換素子を押し広げる力を抑えることができ、熱電変換素子間における導電断面積を確保するのに有利な熱電変換装置を提供する。
【解決手段】熱電変換装置は、第1電極層10を有する第1基体と、第1基体に対向するように設けられ第1基体の第1電極層10に対向する第2電極層20を有する第2基体と、第1電極層10及び第2電極層20に接合材料により接合された熱電変換材料からなる複数個の熱電変換素子3とを備えている。第1電極層10及び第2電極層20のうちの少なくとも一方側において、接合材料が熱電変換素子3間に溜まった接合材料溜まり部の高さHが当該一方の電極層10の表面10aよりも突出し、且つ、高さHが0.15ミリメートル未満に設定されている。電極層は、接合材料溜まり部43を流入させる凹状部6を有することが好ましい。
【選択図】 図4

Description

本発明は電気エネルギと熱エネルギとを変換する熱電変換機能を有する熱電変換材料を基材とする複数個の熱電変換素子を有する熱電装置に関する。
熱電装置は、第1電極層を有する第1基体と、第1基板に対向するように設けられ第1基板の第1電極層に対向する第2電極層を有する第2基板と、第1基板と第2基板との間に配置され第1電極層及び第2電極層に半田により接合された熱電変換材料からなる複数個の熱電変換素子とを備えている(特許文献1,特許文献2)。
特開2004−200447号公報 特開平10−303470号公報
ところで、複数の熱電変換素子の高さは完全に一致しているものではなく、公差が存在する。このため半田材料の使用量を減少気味にすると、高さが低い熱電変換素子は半田材料が不足するおそれがあり、熱電変換素子の接合強度の信頼性を高めるには限界がある。また、半田付けの際に、熱電変換素子の接合強度を高めるため、一般的には、第1基板と第2基板とが近づく方向に力を作用させる。この場合、図15に示すように、隣設する熱電変換素子300間における半田溜まり部430が第1電極層100の表面100aよりも突出することが多い。熱電変換素子300間における半田溜まり部430の高さHが高いと、熱電変換装置に通電して使用するとき、隣設する熱電変換素子3間における半田溜まり部430が熱膨張し、熱電変換素子300を押し広げる方向の力Fが発生するおそれがある。力Fが発生したとしても、従来のような鉛−スズ系の半田材料であれば、柔らかく、ヤング率も低いため、押し広げる力Fも小さく、熱電変換素子300の側面に作用する応力も小さい。
しかしながら近年では、環境負荷を低減させるため、半田材料の鉛濃度を低くしたり、鉛を廃止した半田材料を用いることが多い。このような半田材料は、鉛系の半田材料よりもヤング率が高くなることが多い。例えば、金−スズ系の半田材料のヤング率は、鉛−スズ系の半田材料のヤング率よりもかなり高い。この結果、半田溜まり部430が熱電変換素子300を押し広げる力Fも大きくなり、熱電変換素子300の接合面に影響を与えるおそれがある。この場合、熱電変換装置の信頼性を高めるには好ましくない。
また、上記した特許文献2には、図16に示すように、余剰の半田材料を貯める凹状部600が電極層100の表面100aに形成されている。しかしながら凹状部600に溜まった半田材料の高さを電極層100の表面100aよりも低くしているため、電極層100における導電断面積が充分に確保されないおそれがある。このため電極層100の厚みを必要以上に厚くする必要があった。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、半田材料のヤング率が高いときであっても、熱電変換素子間に存在する接合材料溜まり部が熱電変換素子を押し広げる力を抑えることができ、更に、隣設する熱電変換素子間における導電断面積を確保するのに有利な熱電変換装置を提供することを課題とする。
(1)様相1の本発明に係る熱電変換装置は、第1電極層を有する第1基体と、第1基体に対向するように設けられ第1基体の第1電極層に対向する第2電極層を有する第2基体と、第1基体と第2基体との間に配置され第1電極層及び第2電極層に接合材料により接合された熱電変換材料からなる複数個の熱電変換素子とを具備する熱電変換装置において、
第1電極層及び第2電極層のうちの少なくとも一方側において、余剰の接合材料が熱電変換素子間に溜まって形成された凝固後の接合材料溜まり部の高さが当該一方の電極層の表面よりも突出し、且つ、当該一方の電極層の表面よりも突出する接合材料溜まり部の高さが0.15ミリメートル未満に設定されていることを特徴とするものである。
様相1によれば、当該一方(電極層)の表面よりも接合材料溜まり部が突出しているため、電極層はもとより、電極層の表面よりも突出している接合材料溜まり部を導電断面積として期待できる。従って、隣設する熱電変換素子間における導電断面積が確保される。更に、当該一方(電極層)の表面よりも接合材料溜まり部が突出するものの、当該一方(電極層)の表面よりも突出する凝固後の高さが0.15ミリメートル未満に設定されているため、接合材料溜まり部が熱電変換素子を押し広げる力を小さくでき、熱電変換素子に作用する応力を小さくできる。凝固後の高さが0.15ミリメートルを越えると、接合材料溜まり部が熱電変換素子を押し広げる力が過剰に大きくなり、熱電変換素子に作用する応力が過剰に大きくなる。
接合材料溜まり部の高さを0.15ミリメートル未満に設定するにあたり、電極層に凹状部を形成しても良いし、あるいは、熱電変換素子もしくは電極層に接合材料をメッキして接合材料量をコントロールしても良いし、接合材料をスクリーン印刷して電極層へ供給して接合材料の量をコントロールしても良い。
(2)様相2の本発明に係る熱電変換装置は、第1電極層を有する第1基体と、第1基体に対向するように設けられ第1基体の第1電極層に対向する第2電極層を有する第2基体と、第1基体と第2基体との間に配置され第1電極層及び第2電極層に接合により接合された熱電変換材料からなる複数個の熱電変換素子とを具備する熱電変換装置において、第1電極層及び第2電極層のうちの少なくとも一方側において、
余剰の接合材料が前記熱電変換素子間に溜まって形成された接合材料溜まり部の高さが当該一方の電極層の表面よりも突出し、且つ、当該一方の電極層の表面は接合材料溜まり部を流入させる凹状部を有することを特徴とするものである。
様相2によれば、当該一方(電極層)の表面よりも接合材料溜まり部が突出しているため、電極層はもとより、電極層の表面よりも突出している接合材料溜まり部を導電断面積として期待できる。従って、隣設する熱電変換素子間における導電断面積が確保される。更に、電極層の表面は、接合材料溜まり部の接合材料を流入させる凹状部を有する。このため、隣設する熱電変換素子間に存在する接合材料溜まり部の高さを電極層の表面よりも突出させつつも、接合材料溜まり部の高さを低く抑えることができる。この結果、接合材料溜まり部が熱電変換素子を押し広げる力を小さくでき、熱電変換素子に作用する応力を小さくできる。
本発明によれば、接合材料のヤング率が高いときであっても、接合材料溜まり部が熱電変換素子を押し広げる力を小さくでき、更に、隣設する熱電変換素子間における導電断面積が確保される。
熱電変換装置は、第1電極層を有する第1基体と、第1基体に対向するように設けられ第1基体の第1電極層に対向する第2電極層を有する第2基体と、第1基体と第2基体との間に配置され第1電極層及び第2電極層に接合により接合された熱電変換材料からなる複数個の熱電変換素子とを備えている。第1基体および第2基体はセラミックスで形成されていることが好ましい。複数の熱電変換素子は、電気的に直列または並列に接続されている。
第1電極層及び第2電極層としては、導電材料で形成できる。接合材料は熱電変換素子を接合できる材料をいい、熱電変換素子を溶融させることなく接合するろう材料、半田材料が好ましい。半田材料は融点が450℃以下のものをいう。隣設する熱電変換素子間には、余剰の接合材料が流下して溜まった接合材料溜まり部が存在する。
接合材料のヤング率としては、鉛を主要成分とする接合材料のヤング率よりも高い形態を例示することができる。この場合、接合材料のヤング率としては、30GPa以上、40GPa以上、50GPa以上、60GPa以上、あるいは、70GPa以上である形態を例示することができる。ヤング率としては一般的な測定方法により測定できる。なお、従来技術に係る鉛−スズ系合金の接合材料のヤング率は一般的には約27.3GPaとされている。
接合材料としては、固化点等を考慮すると、金を主要成分のひとつとする金−スズ系、金−ゲルマニウム系の他、銀系、スズ−銀系、スズ−亜鉛系のうちのいずれかである形態を例示することができる。金−スズ系の場合には、固化点等を考慮すると、重量比で、金は20〜90%、殊に40〜88%、60〜85%にでき、スズは80〜20%、殊に15〜60%、10〜40%にできる。なお、金を主要成分のひとつとして含有する接合材料は、金の導電性が比較的優れているため、接合材料溜まり部を形成したときに、熱電半導体素子間において良好な通電を実現することができる。すなわち、接合材料溜まり部の高さHを0.15ミリメートル未満に設定しても、熱電半導体素子間に十分に通電することができる。
電極層に形成されている凹状部は空間であるため、電極層の導電断面積を低下させるおそれがある。この点本発明によれば、余剰の接合材料を熱電変換素子間の凹状部に流しつつも、接合材料溜まり部の高さを電極層の表面よりも突出させている。この結果、電極層はもとより、電極層の表面よりも突出している接合材料溜まり部を導電断面積として使用することを期待できる。従って、隣設する熱電変換素子間における導電断面積が確保される。
換言すると、凹状部を形成しつつも、凹状部を接合材料で装填するため、凹状部による導電断面積の欠如を補うことができる。
様相1によれば、当該電極層の表面よりも突出する接合材料溜まり部の高さHが0.15ミリメートル未満に設定されている。高さHが低い方が、接合材料溜まり部が熱電変換素子を押し広げる力を小さくできる。この場合、接合材料溜まり部の高さHとしては0.13ミリメートル以下、0.10ミリメートル以下、0.08ミリメートル以下または0.05ミリメートル以下に設定することができる。
様相2によれば、電極層の表面は接合材料溜まり部の接合材料を流入させる凹状部を有する。この場合、接合材料溜まり部を構成する接合材料を凹状部に流入させることができるため、接合材料溜まり部の高さを抑えることができる。ひいては、接合材料溜まり部が熱電変換素子を押し広げる力が小さくなり、熱電変換素子に作用する応力が小さくなる。凹状部は、電極層を厚み方向に貫通している形態、または、貫通していない形態を例示することができる。凹状部の深さとしては、電極層の厚みによっても、熱電変換素子の高さのばらつき度合等によっても相違するが、0.01ミリメートル以上、0.02ミリメートル以上、0.03ミリメートル以上であることが好ましい。
本発明によれば、複数の熱電変換素子の平均高さは0.2〜3ミリメートルであり、且つ、複数の熱電変換素子の高さについて、最大値と最小値との差が0.02ミリメートル以下に設定されている形態を例示することができる。このように熱電変換素子の高さを揃えれば、接合材料の使用量を過剰にせずとも良く、接合材料溜まり部の高さを抑えるのに有利となる。故に、熱電変換素子を接合するとき、第1基体と第2基体とが近づく方向に力を加えたときであっても、隣設する熱電変換素子間に存在する接合材料溜まり部の高さのばらつきを抑制できる。この場合、接合材料溜まり部が熱電変換素子を押し広げる力のばらつきを小さくできる。
また、熱電変換素子の高さのばらつきが大きい場合には、接合材料溜まり部の高さHを0.15ミリメートル未満とするためには、接合材料使用量を厳密に設定する必要があるが、熱電変換素子の高さのばらつきが小さい場合は、接合材料使用量の許容範囲が大きくなり、半田量を厳密に管理する必要がない。したがって生産性を向上することができる。
本発明に係る熱電変換装置としては、電気エネルギと熱エネルギとを相互に変換できるものであれば良い。従って、電気エネルギにより吸熱側と放熱側とを生成するものでも良いし、あるいは、低温側と高温側とにより電気エネルギを生成させるものでも良い。
本発明の実施例1について図1〜図4を参照して説明する。図1は本実施例に係る熱電変換装置(熱電変換モジユール)を示す。図1に示すように、熱電変換装置は、銅または銅合金を主要成分とする第1電極層10を有するセラミックス製(例えばアルミナ)の第1基体として機能する平板状をなす第1基板1と、第1基板1の第1電極層10に対向する銅または銅合金を主要成分とする第2電極層20を有するセラミックス製(例えばアルミナ)の第2基体として機能する平板状をなす第2基板2と、第1基板1と第2基板2との間に配置された複数個の熱電変換素子3とを有する。
第1基板1は放熱側とされており、第2基板2は吸熱側とされている。なお、18は給電端子である。第1電極層10は単一層であっても良いし、複数層積層されていても良い。第2電極層20についても同様である。
チップ状の熱電変換素子3は熱電変換材料(Bi−Te系合金)で形成されている。1個の熱電変換素子3のサイズは適宜選択できるものの、例えば0.7mm×0.7mm×1.0mmとすることができる。ただし熱電変換素子3のサイズはこれに限定されるものではない。熱電変換素子3はP型半導体とN型半導体とが交互に配置され、直列に電気的接続されている。熱電変換素子3としてはP型半導体のときにはBi−Te−Sb系を例示でき、N型半導体のときにはBi−Te−Se系を例示できる。
図1に示すように、第1基板1の第1電極層10と熱電変換素子3の接合面との間には、接合層として機能する半田層4が介在されている。半田層4により熱電変換素子3が第1基板1の第1電極層10に接合されている。また、第2基板2の第2電極層20と熱電変換素子3の接合面との間には半田層4が介在されている。半田層4により熱電変換素子3が第2基板2の第2電極層20に接合されている。なお、図1では第1電極層10、第2電極層20、半田層4の厚みは誇張されている。
図2は、熱電変換素子3を取り付ける前における第1基板1の第1電極層10の平面視を示す。一つの第1電極層10は複数(2個)の熱電変換素子実装部5をもつ。熱電変換素子実装部5は仮想線Mで規定されている。図2に示すように、第1基板1の第1電極層10に凹状部6が形成されている。接合材料としての半田材料を凹状部6に流入させることができる。凹状部6は平面視で円形状とされている。図2に示すように、凹状部6の輪郭61は、第1電極層10の一方の熱電変換素子実装部5と、他方の熱電変換素子実装部5との間に形成されている。この結果、凹状部6の輪郭61は、第1電極層10の一方の熱電変換素子実装部5と、他方の熱電変換素子実装部5とに進入していない。換言すると、平面視では、第1電極層10と凹状部6とは重合していない。
図2において、矢印X1方向は、隣設する熱電変換素子3を繋ぐ方向を示す。矢印Y1方向は、矢印X1方向と交差する方向を示す。図2に示すように、第1電極層10において、矢印Y1方向の両側に導電パス部15が形成されており、隣設する熱電変換素子実装部5間における導電性が確保されている。矢印Y1方向において導電パス部15同士の間に凹状部6が形成されている。図2に示すように平面視において凹状部6は導電パス部15で閉鎖されているため、閉鎖型とされている。凹状部6は第1電極層10の厚み方向に貫通しているため、凹状部6の底面はセラミックス製の第1基板1の平坦な表面1aで形成されている。
本実施例によれば、第1基板1に凹状部6を形成するにあたり、第1電極層10となる導電材料を第1基板1の表面1a全体に被覆した後に、凹状部6等のように導電材料を必要としない領域については、導電材料をエッチングにより除去することにより、凹状部6を形成してもよい。あるいは、第1基板1の表面1aについて、第1電極層10となる部位以外の領域(凹状部6となる領域を含む)をマスキング材で被覆した状態で、導電材料を第1基板1の表面1aに被覆し、その後、マスキング材を除去することにより凹状部6を形成してもよい。
熱電変換素子3を第1基板1と第2基板2との間に搭載するときには、第1電極層10および第2電極層20に半田材料を設けるか、あるいは、熱電変換素子3のうち第1基板1と第2基板2に対向する対向面に半田材料を設けておく。この状態で、第1基板1の第1電極層10と第2基板2の第2電極層20との間に複数の熱電変換素子3を挟む。この状態で、第1基板1と第2基板2とが接近する方向に力を作用させる。半田材料の厚みは薄くなり、余剰の半田材料が熱電変換素子3間に流れる。なお、図3は、第1電極層10に半田材料を被覆している状態を示す。
半田材料が溶融した後に凝固すると、半田層4が形成される。半田層4により熱電変換素子3が第1基板1の第1電極層10と第2基板2の第2電極層20との間に接合される。このとき、隣設する熱電変換素子3間に存在する凹状部6に余剰の半田材料が流れ、半田溜まり部43(接合材料溜まり部)が熱電変換素子3間に形成される。このように余剰の半田材料が第1電極層10の凹状部6に流れるため、図4(複雑化を避けるためハッチング省略)に示すように、半田溜まり部43の高さHを第1電極層10の表面10aよりも突出させつつも、第1電極層10の表面10aから突出する半田溜まり部43の高さHを抑えることができる。高さHとしては、0.15ミリメートル未満、0.14ミリメートル以下、0.13ミリメートル以下、0.10ミリメートル以下、0.08ミリメートル以下または0.05ミリメートル以下にすることができる。高さHは、側面から拡大顕微鏡で観察するか、熱電変換素子の一部を切断し、金属顕微鏡で観察して測定できる。
このように本実施例によれば、余剰の半田材料が第1電極層10の凹状部6に流れるため、隣設する熱電変換素子3間に存在する凝固後の半田溜まり部43の高さHを小さくすることができる。この結果、半田材料のヤング率が高いときであっても、半田溜まり部43が熱電変換素子3の側面33を押し広げる力を小さくでき、熱電変換素子3に作用する応力を小さくすることができる。
ところで、第1電極層10に形成されている凹状部6は空間であるため、隣設する熱電変換素子3間における導電断面積が本来的には低下する。この点本実施例によれば、余剰の融液状の半田材料を凹状部6に流すことにより、半田溜まり部43の高さHを低めにしつつも、半田溜まり部43の高さHを電極層10の表面10aよりも突出させている。このため、凹状部6において本来欠如される導電断面積が半田溜まり部43により補充されている。従って、隣設する熱電変換素子3間における導電断面積を確保することができる。殊に、半田溜まり部43を構成する半田材料は金を主要成分とするため、導電性が良好に確保される。
更に本実施例によれば、第1電極層10の表面10aから突出する半田溜まり部43の高さHを抑えれば、熱電変換素子3の側面33と半田溜まり部43との接触面積を小さくできるため、熱電変換素子3の側面33と半田溜まり部43との間における元素拡散を抑えることができ、使用期間が長期化したとしても、熱電変換素子3の長寿命化に有利である。
本実施例によれば、放熱側となる第1基板1の第1電極層10に凹状部6が形成されていると共に、吸熱側となる第2基板2の第2電極層20においても凹状部6が形成されており、同様の作用効果が得られる。
図5(複雑化を避けるためハッチング省略)は実施例2を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。本実施例においても、第1基板1側について、隣設する熱電変換素子3間に半田溜まり部43が形成されており、半田溜まり部43の高さHが第1基板1の第1電極層10の表面10aよりも突出している。高さHは、0.15ミリメートル未満、殊に0.13ミリメートル以下に設定されている。更に図5に示すように、隣設する熱電変換素子3間に存在する半田溜まり部43が熱電変換素子3の側面33に非接触となるように、非接触部MAが形成されている。このため、半田溜まり部43が熱電変換素子3を押し広げる力を事実上消失させることができ、熱電変換素子3の耐久性を向上させるのに有利である。更に半田溜まり部43と熱電変換素子3の側面33との元素拡散現象も抑えることができ、熱電変換素子3の長寿命化に有利である。
図6は実施例3を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。第1電極層10に形成されている凹状部6は空間であるため、本来的には第1電極層10の導電性を低下させる。この点本実施例によれば、図6に示すように、凹状部6は第1電極層10の厚み方向に貫通していないため、余剰の半田材料を凹状部6に流して半田溜まり部43を形成しつつも、第1電極層10自体による導電断面積を確保できる。なお、第1電極層10の厚み方向に貫通していない凹状部6は、例えば、凸部を第1電極層10の表面に押圧して転写させることにより形成できる。
図7は実施例4を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。凹状部6は、平面視で四角形状とされている。凹状部6の輪郭61は、第1電極層10の一方の熱電変換素子実装部5と他方の熱電変換素子実装部5との間に形成されている。この結果、図7に示すように、凹状部6の輪郭61は、第1電極層10の一方の熱電変換素子実装部5と、他方の熱電変換素子実装部5とに進入していない。図7に示すように、隣設する熱電変換素子3を繋ぐ方向である矢印X1方向と交差する方向(矢印Y1方向)の両側に導電パス部15が形成されている。この結果、隣設する熱電変換素子3間における導電性が確保されている。なお、凹状部6は第1電極層10の厚み方向に貫通していても、貫通していなくても良い。
図8は実施例5を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。凹状部6は、第1電極層10において複数個(2個)形成されている。図8に示すように、隣設する熱電変換素子3を繋ぐ方向である矢印X1方向と交差する方向(矢印Y1方向)の両側に導電パス部15が形成されている。更に、矢印Y1方向の中央域に第2導電パス部15sが形成されている。導電パス部15と第2導電パス部15sとの間に凹状部6が形成されている。なお、凹状部6は第1電極層10の厚み方向に貫通していても、貫通していなくても良い。
図9は実施例6を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。図9に示すように、凹状部6は、第1電極層10において隣設する熱電変換素子実装部5の間に設けられている。凹状部6は第1基板1の表面に開口する開口部65を有しており、開放型とされている。凹状部6に隣設して導電パス部15が形成されている。余剰の半田材料を凹状部6の開口部65から第1基板1の表面に流すことも期待できる。なお、凹状部6は第1電極層10の厚み方向に貫通していても、貫通していなくても良い。
図10は実施例7を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。図10に示すように、第1基板1の第1電極層10に複数の凹状部6(6a,6b)が並設されている。一方の凹状部6aと他方の凹状部6bは、第1電極層10において、隣設する熱電変換素子実装部5の間に設けられている。即ち、図10に示すように、隣設する熱電変換素子3を繋ぐ方向である矢印X1方向において、一方の凹状部6aと他方の凹状部6bとが並設状態に形成されている。更に、矢印Y1方向の両側に導電パス部15が形成されている。一方の凹状部6aは、一方の熱電変換素子3aに接近しており、一方の熱電変換素子3a側からの余剰の半田材料を受けることができる。他方の凹状部6bは、他方の熱電変換素子3bに接近しており、他方の熱電変換素子3b側からの余剰の半田材料を受けることができる。なお、凹状部6は第1電極層10の厚み方向に貫通していても、貫通していなくても良い。
図11は実施例8を示す。本実施例は実施例1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。以下、異なる部分を中心として説明する。図11に示すように、第1基板1の第1電極層10に凹状部6が形成されている。凹状部6は全体として平面視で『H』形状をなしている。即ち、隣設する熱電変換素子3を繋ぐ方向である矢印X1方向において、一方の凹状部6aと他方の凹状部6bとが並設状態に形成されている。更に、一方の凹状部6aと他方の凹状部6bとを連通させる凹状部6cが形成されている。矢印Y1方向の両側に導電パス部15が形成されている。一方の凹状部6aは、一方の熱電変換素子3aに接近しており、一方の熱電変換素子3a側からの半田材料を受けることができる。他方の凹状部6bは、他方の熱電変換素子3bに接近しており、他方の熱電変換素子3b側からの半田材料を受けることができる。一方の熱電変換素子3aにおける半田材料の量と他方の熱電変換素子3bにおける半田材料の量とがばらつくとき、凹状部6cは、両者の均衡化を図り得る。なお、凹状部6は第1電極層10の厚み方向に貫通していても、貫通していなくても良い。
図12は上記した各実施例に係る熱電変換装置を適用した適用例の一例を示す。図12に示すように、第1基板1及び第2基板2を搭載する熱電変換装置は、ハウジングとして機能するパッケージ80に収容されている。パッケージ80には光ファイバ81(導光路)が装備されている。熱電変換装置の第1基板1は、パッケージ80のベース82に放熱側の半田層4Fにより半田付けされている。発光素子(冷却対象物)であるレーザダイオード86が装備されているマウント87は、吸熱側の第2基板2に半田層4Gにより半田付けされている。レーザダイオード86から発光する光86eは、光ファイバ81から投光される。熱電変換装置が給電されると、第1基板1は放熱側となると共に第2基板2側は吸熱側となり、レーザダイオード86が冷却される。放熱側の第1基板1側において熱膨張が発生すると共に、吸熱側の第2基板2側において熱収縮が発生する。第1基板1側において熱膨張が発生したとしても、半田溜まり部43が熱電変換素子3の側面33を押し広げる力を低減又は消失できるため、熱電変換素子3の耐久性を高めることができる。
(1)試験例1
実施例1に係る熱電変換装置を用い、複数の熱電変換素子3について断続通電試験を行い、熱電変換素子3について時間と抵抗変化率との関係を測定した。熱電変換装置は熱電変換素子3を58個搭載していた。熱電変換素子3のサイズは0.6×0.6×1.0ミリメートルとした。第1基板1および第2基板2(サイズ:6ミリメートル×8.2ミリメートル×厚み0.25ミリメートル)はアルミナとした。第1電極層10は基本的には0.7ミリメートル×1.7ミリメートル×厚み0.03ミリメートルとした。第1電極層10および第2電極層20に形成した凹状部6の直径は0.4ミリメートルとした。第1電極層10は銅層、ニッケル層、金層を積層して形成されている。第2電極層20も同様とした。半田材料は金−スズ系合金とした。この場合、重量比で、金は80%、スズは20%含有されている。
断続通電試験では、放熱側を75℃の一定温度に保持した状態で、1.5分間1.8Aの電流を流した後、4.5分間オフするように繰り返した。図13は試験結果を示す。図13の横軸は試験時間を示す。図13の縦軸は熱電変換装置の抵抗変化率を示す。半田溜まり部43が熱電変換素子3の側面33を押し広げる力による影響は、熱電変換素子3もしくは半田接合部の一部が剥離して接合面積が減少するため、抵抗変化率として現れる。
×印は半田溜まり部43の高さHが0.15ミリメートルの場合を示す。△印は半田溜まり部43の高さHが0.13ミリメートルの場合を示す。○印は半田溜まり部43の高さHが0.075ミリメートルの場合を示す。図13に示すように、高さHが0.15ミリメートルの場合には、抵抗変化率が高めであり、好ましくなかった。これに対して、高さHが0.13ミリメートルの場合、高さHが0.075ミリメートルの場合には、抵抗変化率が低く、良好であった。殊に、高さHが0.075ミリメートルの場合には、試験時間が1000時間経過したとしても、抵抗変化率がかなり低く,極めて良好であった。この結果により、半田溜まり部43の高さHを小さくすることが、熱電変換装置の耐久性の向上に有効であることがわかる。
(2)試験例2
試験例2として、複数(58個)の熱電変換素子3の高さのばらつき(最大値と最小値との差)を0.03ミリメートルおよび0.02ミリメートルとし、重量比で金80%スズ20%の半田材料をスクリーン印刷工法で第1基板、第2基板それぞれの電極層へ6ミリグラム塗布して熱電変換装置を組み付け、半田溜まり部43の高さHを測定した。図14にその結果を示す。図14に示すように、熱電変換素子の高さばらつきが0.03ミリメートルの場合には、半田溜まり部高さのばらつきが大きくなった。これに対して熱電変換素子の高さばらつきが0.02ミリメートルの場合には半田溜まり部の高さのばらつきが小さくなった。この結果により、熱電変換素子の高さのばらつきを小さくすることが、半田溜まり部の高さばらつきを抑えることに有効であることがわかる。
なお、上記の場合においては、熱電変換素子3の高さばらつきが0.02ミリメートルおよび0.03ミリメートルの両方において、半田溜まり部が第1基板1に配置される電極層の表面から突出し、且つ半田溜まり部高さHも0.15ミリメートル未満となっていた。
次に、5ミリグラムの半田材料を上記と同様の方法により電極層へ塗布して、熱電変換装置を組み付け、上記と同様に半田溜まり部43の高さHを測定した。その結果、熱電変換素子3の高さばらつきが0.02ミリメートルの場合には、すべての熱電変換素子3と電極層との間に半田材料がいきわたり、半田溜まり部が第1基板1に配置される電極層の表面から突出し、且つ半田溜まり部高さHも0.15ミリメートル未満となった。しかしながら、熱電変換素子の高さばらつきが0.03ミリメートルの場合には、すべての熱電変換素子3と電極層との間に半田材料がいきわたらず、その結果、第1基板1に配置される電極層の表面から半田溜まり部が突出しない箇所が発生した。
更に、7ミリグラムの半田材料を上記と同様の方法により電極層に塗布して、熱電変換装置を組み付け、上記と同様に半田溜まり部43の高さHを測定した。その結果、熱電変換素子3の高さばらつきが0.02ミリメートルの場合には、すべての熱電変換素子3と電極層との間に半田材料がいきわたると共に、半田溜まり部高さHも0.15ミリメートル未満となった。しかしながら、熱電変換素子の高さばらつきが0.03ミリメートルの場合には、すべての熱電変換素子3と電極層との間に半田材料がいきわたったものの、半田溜まり部の高さHが0.15ミリメートル以上となる箇所が発生した。
このことから、熱電変換素子3の高さばらつきが0.02ミリメートル以下である場合には、半田材料の塗布量(使用量)を厳密に制御しなくても、半田溜まり部高さHが0.15ミリメート未満となり、かつ半田溜まり部が第1基板1に配置される電極層の表面から突出する構成を実現することができることがわかる。一方、熱電変換素子3の高さばらつきが0.02ミリメートルを越える場合には、半田溜まり部高さHのばらつきが大きくなる結果、半田溜まり部高さがH0.15ミリメートル未満となり、且つ半田溜まり部43が第1基板1に配置される電極層の表面から突出する構成を実現するためには、電極層への半田材料の塗布量(使用量)を厳密に制御する必要があることがわかる。
(他の例)
上記した実施例によれば、熱電変換素子3はBi−Te系合金で形成されているが、これに限らず、他の材料でも良い。上記した実施例によれば、放熱側の第1基板1の第1電極層10および吸熱側の第2基板2の第2電極層20にも凹状部6が形成されているが、これに限らず、放熱側の第1基板1の第1電極層10のみに凹状部6を形成しても良い。その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施できるものである。
本発明は電気エネルギを熱エネルギに変換したり、熱エネルギを電気エネルギに変換したりする熱電変換装置に利用することができる。
実施例1に係り、熱電変換装置を模式的に示す構成図である。 熱電変換素子を搭載する前の第1基板の第1電極層の平面図である。 熱電変換素子を搭載する前の第1基板の第1電極層付近の断面である。 熱電変換素子を搭載している熱電変換装置の要部を模式的に示す構成図である。 実施例2に係り、熱電変換素子を搭載している熱電変換装置の要部を模式的に示す構成図である。 実施例3に係り、熱電変換素子を搭載している熱電変換装置の要部を模式的に示す構成図である。 実施例4に係り、熱電変換素子を搭載する前の第1基板の第1電極層の平面図である。 実施例5に係り、熱電変換素子を搭載する前の第1基板の第1電極層の平面図である。 実施例6に係り、熱電変換素子を搭載する前の第1基板の第1電極層の平面図である。 実施例7に係り、熱電変換素子を搭載する前の第1基板の第1電極層の平面図である。 実施例8に係り、熱電変換素子を搭載する前の第1基板の第1電極層の平面図である。 適用例に係り、レーザ投光装置を模式的に示す構成図である。 半田溜まり部の高さを変えたときにおける試験時間と抵抗変化率との関係を示すグラフである。 熱電変換素子の高さのばらつきを変えたときにおける半田溜まり部の高さのばらつきを示すグラフである。 従来技術の要部に係り、熱電変換装置において熱電変換素子間に存在する半田溜まり部による影響を模式的に示す構成図である。 従来技術の要部に係り、熱電変換装置において熱電変換素子間に存在する半田溜まり部付近を模式的に示す構成図である。
符号の説明
図中、1は第1基板(第1基体)、10は第1電極層、15は導電パス部、2は第2基板(第2基体)、20は第2電極層、3は熱電変換素子、4は半田層、43は半田溜まり部(接合材料溜まり部)、6は凹状部を示す。

Claims (6)

  1. 第1電極層を有する第1基体と、前記第1基体に対向するように設けられ前記第1基体の前記第1電極層に対向する第2電極層を有する第2基体と、前記第1基体と前記第2基体との間に配置され前記第1電極層及び前記第2電極層に接合材料により接合された熱電変換材料からなる複数個の熱電変換素子とを具備する熱電変換装置において、
    前記第1電極層及び前記第2電極層のうちの少なくとも一方側において、
    余剰の前記接合材料が前記熱電変換素子間に溜まって形成された接合材料溜まり部の高さが当該一方の電極層の表面よりも突出し、且つ、当該一方の電極層の表面よりも突出する凝固後の前記接合材料溜まり部の高さが0.15ミリメートル未満に設定されていることを特徴とする熱電変換装置。
  2. 第1電極層を有する第1基体と、前記第1基体に対向するように設けられ前記第1基体の前記第1電極層に対向する第2電極層を有する第2基体と、前記第1基体と前記第2基体との間に配置され前記第1電極層及び前記第2電極層に接合により接合された熱電変換材料からなる複数個の熱電変換素子とを具備する熱電変換装置において、
    前記第1電極層及び前記第2電極層のうちの少なくとも一方側において、
    余剰の前記接合材料が前記熱電変換素子間に溜まって形成された接合材料溜まり部の高さが当該一方の電極層の表面よりも突出し、且つ、当該一方の電極層の表面は前記接合材料溜まり部を流入させる凹状部を有することを特徴とする熱電変換装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記接合材料溜まり部を構成する接合材料のヤング率は、鉛を主要成分とする接合材料のヤング率よりも高いことを特徴とする熱電変換装置。
  4. 請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項において、前記接合材料溜まり部を構成する接合材料は、金を主要成分とする半田材料であることを特徴とする熱電変換装置。
  5. 請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項において、前記凹状部は、当該一方の電極層を厚み方向に貫通している形態、または、貫通していない形態であることを特徴とする熱電変換装置。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか一項において、複数の前記熱電変換素子の平均高さは0.2〜3ミリメートルであり、且つ、複数の前記熱電変換素子の高さについて、最大値と最小値との差が0.02ミリメートル以下に設定されていることを特徴とする熱電変換装置。
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