JP2006302666A - 供試体の評価装置及び評価方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設備費の低減及び設置スペースの削減を実現する供試体の評価装置及び評価方法を提供すること。
【解決手段】 供試体5A〜5Cに対して反応ガスを供給する一つの流体供給源2と、流体供給源2を各供試体5A〜5Cに対して選択的に接続する切替弁10とを備える。さらに、切替弁10の切り替えと、各供試体5A〜5Cの発電とを制御する総合自動運転制御装置19を備える。総合自動運転制御装置19は、切替弁10を切り換えて流体供給源2を一つの供試体5Aに接続して該供試体5Aでの発電を行わせ、該供試体5Aにおける発電終了後に、切替弁10を切り替えて流体供給源2を他の供試体5Bに接続して発電を行わせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば燃料電池や改質器等の供試体に対して耐久性能等を評価する供試体の評価装置及び評価方法に係り、特に、設備費低減とスペース削減に有効な技術に関する。
例えば、固体高分子電解質型の燃料電池は、膜−電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assembly )とセパレータとからなるセルを積層して構成されており、アノード側電極に水素(反応ガス)が供給され、カソード側電極に酸素(反応ガス)が供給されることで、発電反応が行われる。このような燃料電池を開発する際には、耐久(加速)評価が必須であり、例えば特許文献1には、燃料電池の発電出力(電位)を周期的に変化させて寿命を評価する技術が開示されている。
特開2004−39490号公報
ところで、燃料電池の評価装置には、例えば、燃料電池に反応ガスを供給する反応ガス供給部と、燃料電池の発電電力を消費する電力消費部と、これら反応ガス供給部及び電力消費部の動作を制御する制御部とで主に評価装置を構成し、反応ガス供給及び電力消費に対するON-OFF動作を繰返し、耐久加速するものがある。
しかしながら、このような評価装置を使用した場合には、OFF時間が長く、その間主要な設備は活用されない。その一方で、耐久評価は、例えば発電に伴い上昇した燃料電池温度が所定温度に低下するのを待って検査等を行うため、一般に評価時間が長い。このため、所定期間内に多くの燃料電池を評価するには、多くの台数の評価装置が必要であり、設備費及び設置スペースが嵩むという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、設備費の低減とスペースの削減を実現する供試体の評価装置及び評価方法を提供することを目的とする。
本発明においては、上記の課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、流体の供給を受けて所定の反応結果を出力する供試体を評価する装置であって、二つ以上の供試体と、前記供試体に流体を供給する一つの流体供給源と、選択要求に応じて前記流体供給源と前記供試体の一つとを選択的に接続する流体供給先選択部と、を備える。
この構成によれば、流体供給源が流体供給先選択部によって複数の供試体に共有されるので、供試体毎に流体供給源を設ける必要がない。つまり、一つの供試体へ流体が供給されて所定の反応が行われた後では、該一つの供試体では流体は不要となるところ、上記構成によれば、一つの供試体で所定の反応が終了した後は、流体の供給を他の供試体へ切り替え、該他の供試体で反応を行わせることができる。一つの供試体においては、流体が他の供試体に切り替わった後で、各供試体に付随して設けられた装置を用いて他の処理を行うことが可能である。
本発明に係る供試体の評価装置において、前記供試体は、反応ガスの供給を受けて発電した電力を出力する燃料電池でもよいし、原燃料を改質して燃料電池に水素リッチガスを供給する改質器でもよい。
本発明に係る供試体の評価装置において、前記供試体が燃料電池である場合には、前記燃料電池で発電された電力を消費する一つの電力消費装置と、選択要求に応じて前記電力消費装置と前記燃料電池の一つとを選択的に接続する電力消費元選択部と、を備えていてもよい。
この構成によれば、電力消費装置が電力消費元選択部によって複数の燃料電池に共有されるので、燃料電池毎に電力消費装置を設ける必要がない。
本発明に係る供試体の評価装置においては、一つの燃料電池の発電が終了した後に、他の燃料電池が選択されるようにしてもよい。
本発明に係る供試体の評価装置においては、一つの燃料電池の発電が終了して該燃料電池の内部をガスパージした後に、他の燃料電池が選択されるようにしてもよい。
この構成によれば、ガスパージ後に供試体を切り替えることにより、パージガスの供給装置を一つに共通化できる。
本発明に係る供試体の評価方法は、二つ以上の供試体に対して一つの流体供給源から選択的に流体を供給する流体供給工程と、前記供試体を検査する検査工程との間に、所定の検査前工程を備える供試体の評価方法であって、一つの供試体に対する前記検査前工程の少なくとも一部と、他の供試体に対する前記流体供給工程の少なくとも一部とを並行して行う。
この構成では、既に反応ガスの供給が不要な一つの供試体に対する検査に先立って行われる工程、例えば反応に伴い昇温した供試体を所定温度まで冷却する工程と、反応ガスの供給を待つ他の供試体に流体を供給する工程とがオーバーラップする。
本発明によれば、流体供給源を一つだけ備え、この流体供給源が複数の供試体に対して選択的に接続されるので、供試体毎に流体供給源を備える必要がない。したがって、設備費の低減および設置スペースの削減を実現することができる。
また、電力消費装置を一つだけ備え、この電力消費装置が複数の燃料電池に対して選択的に切り替えて接続されるので、燃料電池毎に電力消費装置を備える必要がない。したがって、供試体毎に流体供給源を備える必要がないことと相まって、設備費の更なる低減および設置スペースの更なる削減を実現することができる。
次に、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態において示す供試体の評価装置は、供試体として3台の燃料電池を同時に評価するものであるが、供試体の数は2台以上であれば以下の例に限定されるものではない。また、供試体の種類も燃料電池に限定されるものではない。
図1に示したように、本実施形態の燃料電池の評価装置1は、一台の流体供給源2と、一台の放電装置(電力消費装置)3と、3台の供試体(燃料電池)5A,5B,5Cとを備える。
流体供給源2は、反応流体であるアノードガス(水素)、カソードガス(酸化ガス)、パージ窒素ガス、および純水の各貯蔵タンク(図示略)と、これら反応流体の供給制御を行うガス・液流量制御装置6と、該アノードガスおよびカソードガスの加湿制御を行う加湿装置7とを備える。ガス・液流量制御装置6および加湿装置7は、ガス配管8により各供試体5A〜5Cに各ガスを供給する構成となっている。
ガス配管8は、切替弁10により、それぞれ供試体5A,5B,5Cにガスを供給するガス配管8A,8B,8Cに対して選択的に接続されるようになっている。すなわち、切替弁10を切り替えることにより、アノードガス、カソードガス、およびパージ窒素ガスが、供試体5A〜5Cのいずれかに供給されるようになっている。
すなわち、本実施形態の流体供給先選択部は、これら切替弁10及びガス配管8A〜8Cと、後述の総合自動運転制御装置19とを備えて構成される。
放電装置3は、供試体5A〜5Cによって発電された電力を消費するための負荷であり、配線10により電源側と接続されているとともに、配線11がスイッチ15に接続されている。スイッチ15は、供試体5A,5B,5Cと電気的に接続される配線11A,11B,11Cとも接続されており、スイッチ15を切り替えることで、配線11が配線11A〜11Cに対して選択的に接続されるようになっている。
すなわち、本実施形態の電力消費元選択部は、これら配線11A〜11C及びスイッチ15と、後述の総合自動運転制御装置19とを備えて構成される。
配線11は放電装置3と接続されているとともに、検査装置・セルモニター16にも接続されている。検査装置・セルモニター16は、各供試体5A〜5Cの温度、電圧・電流等を測定する装置である。すなわち、スイッチ15を切り替えることにより、放電装置3及び検査装置・セルモニター16が、供試体5A〜5Cのいずれかと接続されるようになっている。
また、本評価装置における制御は、総合自動運転制御装置19により制御される。総合自動運転制御装置19は、図示しない制御コンピュータシステムによって構成される。この制御コンピュータシステムは、CPU、ROM、RAM、制御プログラムが格納されたHDD、入出力インタフェース及びディスプレイなどの公知構成から成り、市販されている制御用コンピュータシステムによって構成される。
総合自動制御装置19により、例えば、切替弁10およびスイッチ15の切り替え、供試体5A〜5Cの発電が制御される。また、総合自動運転制御装置19には、検査装置・セルモニター16の検出出力、および供試体5A〜5Cの圧漏れ検出機構(不図示)の出力が与えられる。
また、各供試体5A〜5Cに対応して、それぞれFC冷却装置20A〜20Cと、背圧制御装置21A〜21Cとが設けられている。FC冷却装置20A〜20Cは、不図示の構成によって供給された冷却水を利用して各供試体5A〜5Cを冷却するものである。
背圧制御装置21A〜21Cは、供試体5A〜5Cの排気を調圧する弁である。排気は該背圧制御装置21A〜21Cから下流の排気系処理装置30に送られて処理される。なお図示は省略したが、各背圧制御装置21A〜21Cと排気系処理装置30との接続も、切り替えバルブにより選択的に切り替えられる。なお、供試体5A〜5Cの排気を処理する排気系処理装置30は、各供試体5A〜5C毎に設けてもよい。
図2は、総合自動運転制御装置19による制御タイミングを示した図であり、この総合自動運転制御装置19は、以下のようにして装置系全体を制御して各供試体5A〜5Cの評価を行う。まず、切替弁10を切り替えて配管8と配管8Aとを接続し、スイッチ15を切り替えて配線11と配線11Aとを接続する。次いで、以下のサイクルにより供試体5Aに関する処理を行う。
(1)発電(流体供給工程):供試体5Aにアノードガスおよびカソードガスを供給し、発電を行う。
(2)N2パージ処理(検査前工程):供試体5Aにパージ窒素ガスを供給してパージを行う。パージの終了判定は、例えば所定時間経過したかにより行う。その後、パージが終了したタイミングで別の供試体5Bの発電を開始する。
(3)冷却処理(検査前工程):FC冷却装置20Aにより、供試体5Aに冷却水を供給し、供試体5Aが所定温度となるまで冷却する。
(4)N2封入処理(検査前工程):リーク窒素ガスを供試体5Aに導入する。
(5)圧漏れ判定処理(検査工程):総合自動運転制御装置19が、圧漏れ検出機構の検出出力に基づいて、供試体5Aに封入された窒素ガスのリークを評価する。
このようにして1サイクルが構成されるが、総合自動運転制御装置19は、(2)のN2パージ処理が終了するタイミングにて、反応ガス供給と放電装置3の接続を供試体5Aから供試体5Bに切り替える。すなわち、切替弁10を切り替えて配管8を配管8Aから切り離すとともに配管8Bに接続し、スイッチ15を切り替えて配線11を配線11Aから切り離すとともに配線11Bに接続する。
供試体5Aについて上記(3)〜(5)の処理を行っている間に、供試体5Bについて上記(1)からの処理を行う。供試体5Bについて上記(2)のパージ処理が終了するタイミングにて、上記と同様に反応ガス供給と放電装置3の接続を供試体5Bから供試体5Cに切り替える。
供試体5Cについても同様に(1)からの処理を行う。供試体5Cについて上記(2)のパージ処理が終了した後、供試体5Aの(5)の圧漏れ判定処理が終わるのを待って、供試体5Aに対して再び反応ガス供給と放電装置3の接続を切り替え、上記のサイクルを行う。上記の処理を所定の評価期間が終了するまで繰返す。
以上のように、本実施形態では、流体供給源2(ガス・液流量制御装置6,加湿装置7)および放電装置3が一つだけ設けられ、これらが複数の供試体5A〜5Cに対して選択的に切り替わって接続される。すなわち、アノードガス、カソードガス、及びパージ窒素ガス等を供給する流体供給源2を一つに共通化することができ、さらに、放電装置3および排気系処理装置30も一つに共通化することができる。したがって、評価装置に係る設備費の低減及び設置スペースの削減が可能となる。
<他の実施形態>
次に、本発明の他の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態において示す評価装置は、供試体として3台の改質器を同時に評価するものであるが、供試体の数は2台以上であれば以下の例に限定されるものではない。
図3に示したように、本実施形態の評価装置31は、一台の流体供給源32と、一台の排気系処理装置60と、3台の供試体35A,35B,35Cとを備える。本実施形態の供試体35A〜35Cは、改質原料を水素リッチガスに改質する改質器であり、高圧水素タンクや水素吸蔵合金等と同様に、例えば燃料電池システムに燃料供給源として適用されるものである。
流体供給源32は、反応流体である燃焼エア、燃焼水素、パージ窒素ガス、および純水の供給源(図示略)と、これら反応流体の供給制御を行うガス・液流量制御装置36を備える。ガス・液流量制御装置36は、配管38により各供試体35A〜35Cに各流体を供給する構成となっている。
配管38は、切替弁40により、供試体35A,35B,35Cにガスを供給する配管38A,38B,38Cに対して選択的に接続されるようになっている。すなわち、切替弁40を切り替えることにより、燃焼エア、燃焼水素、パージ窒素ガス、および純水が、供試体35A〜35Cのいずれかに供給されるようになっている。
すなわち、本実施形態の流体供給先選択部は、これら切替弁40及び配管38A〜38Cと、後述する総合自動運転制御装置49とを備えて構成される。
排気系処理装置60は、供試体35A〜35Cの排気を処理する装置であり、給気側の配管41が、切替弁45によって供試体35A,35B,35Cの出口側配管41A,41B,41Cに対して選択的に接続されるようになっている。すなわち、本実施形態では、これら切替弁45及び出口側配管41A〜41Cと、後述の総合自動運転制御装置19とを備えて、排気元選択部が構成される。
また、本評価装置における制御は、総合自動運転制御装置49により制御される。総合自動運転制御装置49は、図示しない制御コンピュータシステムによって構成される。この制御コンピュータシステムはCPU、ROM、RAM、制御プログラムが格納されたHDD、入出力インタフェース及びディスプレイなどの公知構成から成り、市販されている制御用コンピュータシステムによって構成される。
総合自動運転制御装置49により、例えば、切替弁40および切替弁45の切り替え、供試体35A〜35Cによる改質反応が制御される。また、総合自動運転制御装置49には、不図示の圧漏れ検出機構の出力、及び供試体35A〜35Cの温度検出出力が与えられる。
各供試体35A〜35Cに対応して、それぞれ改質器冷却装置50A〜50Cと、背圧制御装置51A〜51Cとが設けられている。改質器冷却装置50A〜50Cは、不図示の構成によって供給された冷却エア、冷却水、および冷却窒素ガスを利用して各供試体35A〜35Cを冷却するものである。
背圧制御装置51A〜51Cは、供試体35A〜35Cの排気を調圧する弁である。排気は、該背圧制御装置51A〜51Cから下流の排気系処理装置60に送られて処理される。
総合自動運転制御装置49は、以下のようにして装置系全体を制御して各供試体35A〜35Cの評価を行う。まず、切替弁40を切り替えて配管38と配管38Aとを接続し、切替弁45を切り替えて配管41と配管41Aとを接続する。次いで、以下のサイクルにより供試体35Aに関する処理を行う。
(1)昇温(流体供給工程):供試体35Aに燃焼エア、燃焼水素、パージ窒素ガス、および純水を供給し、改質反応を行わせる。総合自動運転制御装置49は、改質による昇温によって目標温度に達したかどうかを監視する。
(2)N2パージ処理(検査前工程):供試体35Aにパージ窒素ガスを供給してパージを行う。パージの終了判定は、例えば所定時間経過したかにより行う。その後、パージが終了したタイミングで別の供試体35Bの改質反応を開始させる。
(3)冷却処理(検査前工程):冷却エア、冷却水、および冷却窒素ガスを改質器冷却装置50Aに供給し、供試体35Aが所定温度となるまで冷却する。
(4)N2封入処理(検査前工程):リーク窒素ガスを供試体35Aに導入する。
(5)圧漏れ判定処理(検査工程):総合自動運転制御装置49が、圧漏れ検出機構の検出出力に基づいて、供試体35Aに封入されたN2のリークを評価する。
このようにして1サイクルが構成されるが、総合自動運転制御装置49は、(2)のN2パージ処理が終了するタイミングにて、流体供給と排気系処理装置60の接続を供試体35Aから供試体35Bに切り替える。すなわち、切替弁40を切り替えて配管38を配管38Aから切り離すとともに配管38Bに接続し、切替弁45を切り替えて配管41を配管41Aから切り離すとともに配管41Bに接続する。
供試体35Aについて上記(3)〜(5)の処理を行っている間に、供試体35Bについて上記(1)からの処理を行う。供試体35Bについて上記(2)のパージ処理が終了するタイミングにて、上記と同様に流体供給と排気系処理装置60の接続を供試体35Bから供試体35Cに切り替える。
供試体35Cについても同様に(1)からの処理を行う。供試体35Cについて上記(2)の処理が終了した後、供試体35Aの(5)の処理が終わるのを待って供試体35Aに対して再び流体供給と排気系処理装置60の接続を切り替え、上記のサイクルを行う。上記の処理を所定の評価期間が終了するまで繰返す。
以上のように、本実施形態では、流体供給源32および排気系処理装置60が一つだけ設けられ、これらが複数の供試体35A〜35Cに対して切り替えて接続される。すなわち、燃焼エア、燃焼水素、パージ窒素ガス、および純水の供給を行う流体供給源32と排気系処理装置60を一つに共通化することができる。したがって、評価装置に係る設備費の低減及び設置スペースの削減が可能となる。
本発明の一実施形態として示した燃料電池の評価装置の構成図である。 同燃料電池の評価装置における評価方法について示したタイミング図である。 本発明の他の実施形態として示した改質器の評価装置の構成図である。
符号の説明
1…燃料電池の評価装置、2…流体供給源、3…放電装置(電力消費装置)、5A〜5C…供試体(燃料電池)、6…ガス・液流量制御装置、10…切替弁(流体供給先選択部の一部)、15…スイッチ(電力消費元選択部の一部)、19…総合自動運転制御装置(流体供給先選択部の一部、電力消費元選択部の一部)、31…改質器の評価装置、32…流体供給源、35A〜35C…供試体(改質器)、40…切替弁(流体供給先選択部の一部)、45…切替弁、49…総合自動運転制御装置(流体供給先選択部の一部)

Claims (7)

  1. 流体の供給を受けて所定の反応結果を出力する供試体を評価する装置であって、
    二つ以上の供試体と、前記供試体に流体を供給する一つの流体供給源と、選択要求に応じて前記流体供給源と前記供試体の一つとを選択的に接続する流体供給先選択部と、を備える供試体の評価装置。
  2. 前記供試体が、反応ガスの供給を受けて発電した電力を出力する燃料電池である請求項1に記載の供試体の評価装置。
  3. 前記燃料電池で発電された電力を消費する一つの電力消費装置と、選択要求に応じて前記電力消費装置と前記燃料電池の一つとを選択的に接続する電力消費元選択部と、を備える請求項2に記載の供試体の評価装置。
  4. 一つの燃料電池の発電が終了した後に、他の燃料電池が選択される請求項2又は3に記載の供試体の評価装置。
  5. 一つの燃料電池の発電が終了して該燃料電池の内部をガスパージした後に、他の燃料電池が選択される請求項2又は3に記載の供試体の評価装置。
  6. 二つ以上の供試体に対して一つの流体供給源から選択的に流体を供給する流体供給工程と、前記供試体を検査する検査工程との間に、所定の検査前工程を備える供試体の評価方法であって、
    一つの供試体に対する前記検査前工程の少なくとも一部と、他の供試体に対する前記流体供給工程の少なくとも一部とを並行して行う供試体の評価方法。
  7. 前記供試体が、反応ガスの供給を受けて発電した電力を出力する燃料電池である請求項6に記載の供試体の評価方法。


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