JP2006302354A - 光軸調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】対物レンズのチルトにより発生の残留収差を小さくし、最大の補正効果を得るチルト補正機構を実現する。
【解決手段】光ピックアップに対物レンズおよびチルトアクチュエータを取り付け、対物レンズのチルトサーボをオフして光ピックアップと対物レンズのチルトを調整する(S1)。光ピックアップ基準面に対して光軸垂直に対物レンズ下の立ち上げミラーを調節する(S2)。スピンドルに基準光ディスクを取り付け、この基準面と光ピックアップ基準面を平行に光ピックアップのチルトを調整する(S3)。対物レンズのチルトアクチュエータを駆動して(S4)、対物レンズのチルトサーボをオン状態にて、スポット形状を円形とするように、光ピックアップのチルト、チルトセンサのオフセットを調整する(S5)。この調整で基準光ディスクの基準面に対し、対物レンズと光ピックアップ立ち上げ光による光軸が垂直となり、コマ収差が最も少ない状態となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、光ディスクに記録および/または再生を行う装置のチルトサーボ機構における、特に、チルト補正機構付き光ピックアップの光軸調整方法に関するものである。
次世代大容量光ディスクとして、Blu−ray Disc(以下、BDという)やHD−DVD(High Definition DVD;以下、HDという)などの波長405nmの青紫色レーザを用いた規格がある。大容量化のためには波長を短くする他に、対物レンズの開口数を高くすることが考えられるが、対物レンズを高開口数(以下、NAという)化すると光ディスクのチルトマージンが減少し、対物レンズのチルトサーボなどの制御、補正が必要となる。BDの場合は、基板厚を0.1mmと薄くしてチルトに強いシステムとしているが、DVD,CDなどの従来ディスクとの互換性に問題が生じている。
また、HDの場合は、DVDと同じ基板厚0.6mmにして従来ディスクとの互換性を持たせているが、チルトマージンによる制約からNAもDVDと同じ0.65としている。しかし高密度化に難があり、BDは容量25GBを達成しているところ、HDでは15GBとなっている。したがって、容量25GBを達成しつつ基板厚をDVDと同じ0.6mmにするには、高精度なチルトサーボシステムが必須技術である。
基板厚0.6mm、容量25GBを達成するチルトサーボシステムは、光ディスクのラジアル,タンジェンシャル両方向において、光ディスクの回転周期やその数倍の周波数成分を持つ光ディスクAC(交流成分)チルト補正が必要である。線速を6.0m/sとすると、光ディスク回転周波数は約40Hz、光ディスクのチルトはその10倍の帯域以上までその成分を持つので、制御帯域として500Hzは必要である。500Hzの帯域を持つ光ディスクのチルトに対して、光ピックアップ全体を傾斜させる光ピックアップのチルトサーボでは可動部の質量が大きいため困難であり、質量の小さい対物レンズをチルトさせる対物レンズのチルトサーボが最適である。
また、特許文献1には、光ピックアップから照射されるビーム光軸と光ディスク記録面が垂直となるように光ピックアップの光軸の傾斜を機械的に補正するチルト補正機構が記載されている。
レーザ光を照射して光ディスクに情報を記録,再生する光学ピックアップと、光ディスクの半径方向に光学ピックアップを移動させる駆動機構と、光ディスクのチルト量を検知する検出手段と、光学ピックアップをチルト量に応じて傾斜させるチルト調整手段を備えた光ディスク装置のチルト補正機構である。
このチルト補正機構によれば、光学ピックアップの移動方向を決定する駆動側のメインガイド構造と光学ピックアップの姿勢を決める従属側のサブガイドを設け、メインガイド構造とサブガイドは摺動可能な連結部材で互いに係合され、メインシャーシに対して連結部材を相対的に移動させることによって、メインガイド構造とサブガイドが光ディスク面に対して半径方向に同期して傾斜する。
また、特許文献2には、光ディスクを回転させるモータの回転に同期した回転信号に基づいて所定回転角毎に検出信号の包絡線信号強度のサンプリングを実行するサンプリング手段と、サンプリングした包絡線信号強度の平均値を算出する算出手段を有し、この平均値に基づいて補正量を確定してチルト補正制御を実行するチルトサーボ装置が記載されている。
この光ディスク記録再生装置のチルトサーボ装置は、チルトエラーを補正する液晶パネル素子を有する液晶チルトサーボ装置であり、光ディスクの面振れがあっても、正確で安定したチルト補正が可能なチルトサーボ装置である。
さらに、チルト補償装置の1つであるチルトアクチュエータ機構を用いた例として、非特許文献1には、ヘッドキャリッジ全体を傾けずに、光ピックアップの対物レンズを傾けるチルトアクチュエータ機構を用いてチルト誤差を「0」に近づける技術が記載されている。この例では、対物レンズからレーザ光を照射して光ディスク面に光スポットを形成し、この光スポットを光ディスクに設けられたプリピットヘッダのセンタ位置に制御した状態で、トラッキングエラー信号のオフセット値をチルト量として検出し、この値を「0」に制御することでチルト誤差を「0」に近づける。
このチルトアクチュエータ機構の具体例としては、一般にはフォーカス方向およびトラック方向に駆動される対物レンズの駆動方向を、チルト方向にも可能としたものがある。この方式では、対物レンズのチルトアクチュエータの駆動コイルをトラック方向の中心線で2分割し、左右それぞれのコイルに独立に電流を供給する。左右のコイルに同じ値の電流を供給すると、対物レンズの左右に働く力が同じになり、対物レンズをフォーカス方向に駆動する。
また、左右のコイルに異なる値の電流を供給すると、対物レンズの左右に働く力が異なった力となり、対物レンズをチルト方向に駆動する。つまり、駆動コイルの電流値を制御することで、フォーカスおよびチルト誤差の双方を制御できる。このチルトアクチュエータ機構を用いた例では、レールチルト機構を用いた例と比較して、ヘッドキャリッジ全体を傾ける必要がないので、可動部分の厚み寸法を小さくすることができ、光ディスク装置の薄型化が容易にできる。
以上のように、対物レンズ駆動型のチルト補正機構付き光ピックアップの調整は、光ピックアップ基準面に対して立ち上げ光の光軸が垂直になるように照明光学系の組み付け調整をする。一方対物レンズは、対物レンズホルダに取り付けられた対物レンズの光軸をチルトアクチュエータの基準面に垂直になるように対物レンズホルダを組み付け調整する。このように対物レンズを組み付けたチルトアクチュエータを光ピックアップに搭載し、両者の相対チルトの調整を行う。
その調整法としては、まず光ディスクを回転するスピンドルの回転軸を法線とした面内において、回転する基準光ディスクに対して光ピックアップ基準面を平行とするように光ピックアップのチルト調整をして、次に基準光ディスク盤面にスポットを集光させて盤面スポットを観測し、スポットのコマ収差が最小となるように対物レンズのチルトアクチュエータのチルトを調整し、チルトアクチュエータを光ピックアップに固定する。このように調整した光ピックアップをドライブに搭載し、基準光ディスクの信号を再生し、ジッタや他の光ディスクのチルトに影響する信号を指標に光ピックアップのチルトを調整し、指標となる信号が最良となる光ピックアップのチルトで光ピックアップを固定する。この光ピックアップのチルト調整では、対物レンズのチルトアクチュエータには信号を入力しないで調整する。つまり調整中は対物レンズのチルト補正は行わない。
特開2003−217155号公報 特開2000−298862号公報 Matsushita Technical Journal Vol.45 No.6 Dec.1999、「4.7GBDVD−RAMドライブ」
特許文献1に記載されるチルト補正機構では、光ピックアップから照射されるビーム光軸と光ディスク記録面が垂直となるように光ピックアップ光軸の傾斜を機械的に信頼性の高い補正を行っている。しかしながら、光ディスクのチルトの直流成分の補正においては、光ピックアップを機械的に動かし補正することはできるが、光ディスクのチルトの交流成分の補正は行うことができない。
また、特許文献2に記載されるチルトサーボ装置には、サンプリングした包絡線信号強度の平均値を算出する算出手段があり、この平均値に基づいて補正量を確定してチルト補正制御を実行している。そのため光ディスクのチルトにおける直流成分の補正においては、液晶補正素子を電気的に動かして補正することはできるが、光ディスクのチルトにおける交流成分の補正は行うことができない。
例えば、2400rpmの回転数で光ディスクが回転しているとすると、チルトの交流成分の基本波成分は40Hzであることから基本波成分を補正しようとすると、特許文献1では光ピックアップを40Hzで十分な加速度を持って駆動しなければならず、特許文献2では液晶補正素子を40Hzで駆動しなければならない。また、光ディスクのチルトは基本波成分のみでなく、その高調波成分も多く含んでいることから、数100Hzオーダーの駆動が必要となり、現状の液晶素子での交流成分のチルト補正は困難であるという問題がある。
さらに、対物レンズのチルト補正機構が付きいた光ピックアップを調整するとき、チルト補正はオフでジッタ、SDR(Signal to Dynamic Ratio)などの信号が最良となるように光ピックアップの光軸調整を行う。このように調整した光ピックアップを用いてチルトサーボを行うと、確かにチルトサーボがオンではジッタ,SDRが改善されて効果がある。しかし、チルトサーボがオンでさらに光ピックアップをチルトさせると、先に調整したにもかかわらず光ピックアップのチルトは0degの点が最小ではなく、少しずれたところが最小となることがある。すなわち、光ピックアップのチルトが0degの補正能力が最大である点から少しずれたところにおいて、光ピックアップのチルト調整後のチルトは固定されているので、補正能力を最大限に引き出すことができない状態となる。
これは、光ピックアップと対物レンズの光軸が平行になっていないことが原因であり、光ピックアップと対物レンズの光軸調整において、収差を最小にするように対物レンズを取り付けると、光学系が持っている収差を対物レンズで補正することから対物レンズが光ピックアップの光軸に対して必然的に傾くことになる。
チルトサーボをかけているときは、対物レンズの物理的な角度(対物レンズチルトセンサの検出値)と光ディスクの傾き角度(光ディスクチルトセンサの検出値)の差が最小となるように対物レンズを傾ける。すなわち、光ディスクに対して対物レンズの光軸が垂直になるように制御する。しかし、光ディスクと対物レンズ光軸が垂直のときに、収差が最小になるとは限らない。また、機械的に光ピックアップの光軸を光ディスク面(スピンドルの光ディスクのチャッキング面)に垂直に調整することは至難の業である。
また、光ディスクのラジアルチルト,タンジェンシャルチルトの補正を行う対物レンズの4軸アクチュエータを備えた光ピックアップにおいて、光ピックアップの光軸と対物レンズの光軸を一致させる必要があるが、従来は対物レンズを設置する前に光ピックアップの光軸を基準となる反射面に垂直に配置し、その後、対物レンズを設置してコマ収差が最小となる角度に対物レンズを固定していた。
この光軸調整方法の場合、光ピックアップと対物レンズの光軸調整はオートコリメータを用いても1分以内に調整することは難しく、また3波長互換の光ピックアップの場合は、各波長に対する光ピックアップの光軸のチルトを考慮すると、3波長の各光軸および対物レンズの光軸を全て1分以内に調整することは難しい。したがって、従来の光ピックアップでは、光軸のチルトを考慮した光学設計を行っていた。
また、対物レンズは、対物レンズのチルトに対してコマ収差が発生してスポットが劣化することが知られている。このことから逆に対物レンズをチルトさせることによりコマ収差の補正が可能であるが、光ディスクの盤面と光軸が一致しない状態では対物レンズを傾けても収差は完全に補正することができず、非点収差が残留することとなる。
この残留する収差について、図8,図9,図10,図11を用いて説明する。図8は光ディスクを傾けたときに発生する収差の量を波面収差として表したグラフである。図8において、対物レンズを傾けずに光ディスクを傾けたときに発生する収差を表している。
また、図9はそのときの光ディスク1,対物レンズ2,光ピックアップ10の相対角度を表した模式図である。図8に示すように光ディスクのチルトが大きくなるにつれ、波面収差の収差量rmsは上昇するが、殆どの成分がコマ収差である。この状態において対物レンズ2を傾け、光ディスクのチルトに対物レンズのチルトを追従させたものが図10に示すグラフである。また図10に示すように、コマ収差の成分は対物レンズのチルトによる補正によって殆ど「0」となるが、逆に非点収差が発生する。
通常の光ディスクでは、光ディスクのチルトは0.2deg以内位に押さえられている。しかし、光ピックアップと対物レンズの光軸調整において、0.2deg傾いているとすると、光ディスクの持っているチルトに上乗せされ、相対的に光ディスクのチルトが0.4degほど傾く可能性がある。この状態において図10に示す補正効果を見ると、光ディスクのチルトが0.2degのときには対物レンズのチルト補正により殆どの収差成分が補正されていたにもかかわらず、0.4degのときは補正されずに残ってしまう残留収差が大きいことがわかる。図11はそのときの光ディスク1,対物レンズ2,光ピックアップ10の相対角度を表した模式図である。
この残留する非点収差は対物レンズを駆動するチルトサーボの場合は必ず発生するものである。光ピックアップと対物レンズのチルトが最小限に押さえられていれば、残留非点収差の影響は最小にできる。しかし、光ピックアップと対物レンズの光軸がずれていると、残留非点収差の影響により、最悪の場合にはコマ収差を対物レンズのチルトにより補正すべきではないと言う結果に陥るという問題があった。
本発明は、前記従来技術の問題を解決することに指向するものであり、光ピックアップの光軸と対物レンズの光軸を平行となるように調整し、対物レンズを傾けるチルト補正機構付き光ピックアップにおいて、対物レンズのチルトによって発生する残留収差の影響を限りなく小さくし、最大の補正効果が得られるチルト補正機構を実現し、光ディスクのチルトの基本波周波数や、2次高調波成分近傍の光ディスクのチルトを十分抑圧する残留制御誤差の小さいラジアル,タンジェンシャルのチルトサーボを可能とする光軸調整方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載した光軸調整方法は、光ディスクを回転させるスピンドルの回転軸を法線とした面内で回転する基準光ディスクの基準面に対し、光ピックアップの基準面のチルトを調整するチルト補正機構付き光ピックアップの光軸調整方法であって、チルト補正機構を稼動させながら、基準光ディスクに対する光ピックアップのチルトを調整することにより、残留収差の影響を受けることなく、最大限にチルト補正効果を得られる光軸調整ができる。
また、請求項2〜4に記載した光軸調整方法は、請求項1の光軸調整方法であって、チルト補正機構が、対物レンズチルト信号と光ディスクチルト信号を制御手段に入力し、各チルト信号の差が「0」となるように対物レンズを駆動すること、さらに、チルト補正機構が、基準光ディスクに対する光ピックアップのチルトを調整する際、光ディスクチルト信号として「0」を用いること、またチルト補正機構が、光ディスクチルト信号を制御手段に入力し、光ディスクチルト信号の値が「0」となるように光ピックアップを駆動することにより、対物レンズホールド時のオフセット調整もでき、チルトサーボのオン/オフ切り替え時の波形の乱れを最小限に押さえること、残留収差の影響を受けることなく最大限にチルト補正効果を得られる光軸調整ができる。
また、請求項5〜7に記載した光軸調整方法は、請求項1〜3の光軸調整方法であって、チルト補正機構が、基準光ディスクに対する光ピックアップのチルトを調整する際、光ディスクのチルトに作用する信号を検出し、検出した信号を指標として信号が最良となるように光ピックアップのチルトを調整すること、さらに、光ディスクのチルトに作用する信号としてRF信号を用い、RF信号の振幅が最大となるように光ピックアップのチルトを調整すること、または光ディスクのチルトに作用する信号としてプッシュプル信号を用い、プッシュプル信号の振幅が最大となるように光ピックアップのチルトを調整することにより、指標となる信号を最良となるようにし、例えばRF信号振幅を最大となるように、あるいはプッシュプル信号振幅を最大となるようにして、残留収差の影響を受けることなく、最大限にチルト補正効果を得られる光軸調整ができる。
本発明によれば、残留収差の影響を受けることなく、最大限にチルト補正の効果を得られる光軸調整ができ、光ディスクのチルトによって発生するコマ収差を最小にするチルト補正機構付き光ピックアップが実現可能となり、これを用いて情報の記録および/または再生を行う高精度な光情報処理装置を実現することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明における実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態1におけるチルト補正機構の概略を示す模式図である。ここで、前記従来例を示す図9,図11において説明した構成部材に対応し同等機能を有するものには同一の符号を付す。
まず、チルト補正機構に用いられる4軸のチルトアクチュエータによるチルト補正動作の原理を説明する。図2(a)に示すように、対物レンズ2は通常光ディスク1と平行に設置されており、チルトアクチュエータ3のワイヤーによって支持されている。このような状態で光ディスク1の記録面1aにフォーカシングし、スポット形状を観測すると図2(a)の図上部のような円形スポットとなる。しかし、光ディスク1が図2(b)のようにチルトすると、スポット形状は楕円となり、さらにコマ収差が発生し、照射光を集光させることができない。そこで、図2(c)に示すように対物レンズ2をチルトアクチュエータ3により傾け、光ディスク1と対物レンズ2を平行にすれば、スポットは再び円形となり、光ディスク1のチルトを補正することができる。この4軸のチルトアクチュエータ3は従来のアクチュエータの行っていたフォーカス,トラック制御の他に、ラジアルチルト,タンジェンシャルチルトの制御も行うことができる。
以下に、図1を参照しながらチルト補正機構の構成について、さらに詳しく説明する。図1に示すように、対物レンズ2の下部に対物レンズ2のチルトを検出するための対物レンズチルトセンサ4を配置する。対物レンズチルトセンサ4は、対物レンズ2のチルトを検出し、電気信号に変換する。一方、光ディスク1側にも光ディスクチルトセンサ5を配置し、光ディスク1のチルトを検出する。2つのチルトセンサの出力信号の差をとり、補償器7を介してチルトアクチュエータドライバ8に入力する。チルトアクチュエータドライバ8は、2つのチルトセンサの差信号に従ってチルトアクチュエータ3を駆動する。
前述したチルト補正機構の動作について説明する。光ディスク1の挿入時には第1のスイッチ(以下、SWという)6aはサーボ引き込み回路9に接続され、第2のSW6bはオフとなっている。サーボ引き込み回路9によってサーボ引き込み動作を行い、対物レンズ2のチルトが「0」のタイミングで第1のSW6aを補償器7側に接続し閉ループとし、対物レンズ2のチルトサーボを稼動させる。次に、第2のSW6bを接続し、光ディスクチルトセンサ5からの光ディスクチルト信号に対物レンズ2のチルトを追従させる。
次に、本実施の形態1におけるチルト補正機構付き光ピックアップの光軸調整方法について、図3および図4を参照しながら説明する。図3は調整動作を示すフローチャート、図4は光ピックアップの概略構成を示す図である。
まず始めに、光ピックアップ10に機械的基準で対物レンズ2およびチルトアクチュエータ3を取り付け、対物レンズ2のチルトサーボをオフとしてラフに光ピックアップ10のチルトと対物レンズ2のチルトを調整する(S1)。これは、チルトサーボをオンの状態で調整を行うと、フィードバック制御の場合は評価信号の変化が調整の振り幅に対して小さく、すなわち感度が鈍く、調整しづらいため、初めはチルトサーボをオフとしてラフに設定し、その後にチルトサーボをオンして、微調整するという調整法がやりやすい。
光ピックアップ基準面に対して光軸12が垂直となるように対物レンズ2下の立ち上げミラー(図示せず)を調節する(S2)。対物レンズ2は、光ピックアップ基準面に対して光軸12を垂直とする調整後にチルトアクチュエータ3に取り付けても良い。
次に、スピンドル11の回転軸と垂直な面を持つ基準光ディスク1sをスピンドル11に取り付け、この基準光ディスク1sの基準面と光ピックアップ基準面が平行になるように光ピックアップ10のチルトを調整する(S3)。あるいは、光ピックアップ10の光軸12と基準光ディスク1sの基準面が垂直になるように光ピックアップ10のチルトを調整する。このとき、光軸12は基準光ディスク1sの基準面にほぼ垂直に照射されることとなるが、調整誤差があることから調整後に誤差分だけ光軸12が基準光ディスク1sの基準面に対して傾くこととなる。
次に、対物レンズ2のチルトアクチュエータ3を駆動させる(S4)。このチルトサーボをオンすることにより、対物レンズ2により光軸12は基準光ディスク1sの基準面とほぼ垂直となる。ここで、チルトセンサ13およびチルトサーボ回路(図示せず)にオフセットがある場合、そのオフセット分だけ対物レンズ2の光軸12と基準光ディスク1sの基準面は垂直からずれることとなる。
次に、対物レンズ2をフォーカス方向に駆動させ、基準光ディスク1sの基準面にスポットを形成させ、スポット形状を観測する。
以上の組み付けで、光ピックアップ10および対物レンズ2による調整により光軸12は基準光ディスク1sの基準面に垂直になっているはずであるが、チルトセンサ13のオフセットと光軸調整誤差によりスポットの形状は円形とはならず、収差の発生した状態となる。特に、チルトによって発生するコマ収差の成分が大きい。対物レンズ2のチルトサーボをオンした状態において、このスポットの形状がなるべく円形となるように、光ピックアップ10のチルトを調整する。また、チルトセンサ13のオフセットも同時に調整して、スポットを円形にする(S5)。調整時にはスポット観測だけでなく、収差を直接測定して調整しても良い。
また、光ピックアップ10のチルトを調整すると、チルトセンサ13の取り付けてある光ピックアップ基準面が動くので、チルトセンサ13のオフセットも変化する。このため、必ず光ピックアップ10のチルトとチルトセンサ13のオフセットの調整は交互に数回調整する必要があり、この調整をすることにより確実に基準光ディスク1sの基準面に対して、対物レンズ2と光ピックアップ10立ち上げ光による光軸12が垂直となり、コマ収差が最も少ない状態となる。
このチルト調整方法は基本的に、対物レンズのチルト調整を行うためのチルト補正機構の調整方法である。図1に示すように、対物レンズチルトセンサ4と光ディスクチルトセンサ5からの各チルト信号を検出し、その差をとることによってチルトエラー信号とし、あるいは直接チルト信号を検出することでチルトエラー信号とし、この信号を位相補償し、チルトアクチュエータドライバ8を介してチルトアクチュエータ3を駆動する。
前述したチルト調整方法において、図1に示す光ディスクチルトセンサ5の出力をカットするため第2のSW6bをオフとし、光ディスクチルト信号「0」の状態を作る。この状態でチルトサーボをオンすると、対物レンズ2のチルトホールドの状態となる。この状態で対物レンズチルトセンサ4のオフセット調整を行う。さらに、光ピックアップのチルト調整と第2のSW6bをオンした通常のチルトサーボにおけるチルトエラー信号のオフセット調整を交互に数回行い、スポット形状を最適に、あるいは波面収差を最小とするように調整する。
このような調整をすることにより、チルトサーボをオフしたときに、対物レンズ2のチルトホールド状態として光ピックアップのシークや各軸の引き込みを行うが、対物レンズ2のチルトホールド時には対物レンズチルトセンサ4のオフセットが完全にキャンセル状態となるので、対物レンズ2がオフセットにより傾いていないため、その後のチルトサーボをオンしたときの衝撃が少なくなり、チルトサーボのオンと同時に他の軸のサーボが外れたりしなくなり、チルトサーボを安定してオンすることができる。
また、光ピックアップのチルト調整を行うためのチルト調整方法としても使うことができる。光ピックアップチルトセンサと光ディスクチルトセンサからの各チルト信号を検出し、その差をとることによってチルトエラー信号とし、あるいは直接チルト信号を検出することでチルトエラー信号とし、この信号を位相補償し、ドライバを介して光ピックアップチルトアクチュエータを駆動する。
このような構成のチルト補正機構のチルトサーボを行う場合、図3のフローチャート,図4の構成図に示したのと同様に、光ピックアップ10に機械的基準で対物レンズ2およびチルトアクチュエータ3を取り付け、光ピックアップ10のチルトサーボをオフとしてラフに光ピックアップ10のチルトと対物レンズ2のチルトを調整する。光ピックアップ基準面に対して光軸12が垂直となるように対物レンズ2下の立ち上げミラー(図示せず)を調節する。対物レンズ2は、光ピックアップ基準面に対して光軸12を垂直とする調整後にチルトアクチュエータ3に取り付けても良い。
次に、スピンドル11の回転軸と垂直な面を持つ基準光ディスク1sをスピンドル11に取り付け、この基準光ディスク1sの基準面と光ピックアップ基準面が平行になるように光ピックアップ10のチルトを調整する。あるいは、光ピックアップ10の光軸12と基準光ディスク1sの基準面が垂直になるように光ピックアップ10のチルトを調整する。このとき、光ピックアップ10で立ち上げた光軸12は基準光ディスク1sの基準面にほぼ垂直に照射されることとなるが、調整誤差があることから調整後に差分だけ光軸12が基準光ディスク1sの基準面に対して傾くこととなる。
次に、光ピックアップ10のチルトアクチュエータ(図示せず)を駆動させ、チルトサーボをオンすることにより、光ピックアップ10の光軸12は基準光ディスク1sの基準面とほぼ垂直となる。ここで、チルトセンサ13およびチルトサーボ回路(図示せず)にオフセットがある場合、そのオフセット分だけ光ピックアップ10により光軸12と基準光ディスク1sの基準面は垂直からずれることとなる。
次に、対物レンズ2をフォーカス方向に駆動させ、基準光ディスク1sの基準面にスポットを形成させ、スポット形状を観測する。
以上の組み付けで、光ピックアップ10および対物レンズ2による調整により光軸12は基準光ディスク1sの基準面に垂直になっているはずであるが、チルトセンサ13のオフセットと光軸調整誤差によりスポットの形状は円形とはならず、収差の発生した状態となる。特に、チルトによって発生するコマ収差の成分が大きい。光ピックアップ10のチルトサーボをオンした状態において、このスポットの形状がなるべく円形となるように、チルトセンサ13のオフセットを調整する。調整時にはスポット観測だけでなく、収差を直接測定して調整しても良い。この調整をすることにより確実に基準光ディスク1sの基準面に対して、対物レンズ2と光ピックアップ10立ち上げ光による光軸12が垂直となり、コマ収差が最も少ない状態となる。
このような光ピックアップのチルト調整方法において、各調節をするときに光ピックアップにより検出された再生信号などの信号を最良とするように、チルトにより敏感に反応する信号を指標として調整する。特に、波長の短い青紫色レーザを用いた光情報処理装置の場合、各信号はチルトに対して敏感であり、機械的基準で各部品のチルトを調整するよりも遙かに精度の高いチルトの調整ができる。ジッタやビットエラーレート、多値システムの場合はSDRなどの再生信号の品質を現す信号で評価することも可能である。
例えば、評価信号の例としてRF信号の振幅はチルトによって変化する。そこで、RF信号の振幅を見ながら振幅が最も大きくなるようにチルトを調整する。この場合、データが記録されている基準光ディスクを回転させ、フォーカスサーボはオンしておき、トラックサーボもオンしてRF信号を検出し、調整を行う。
あるいは、分割光検出器により得られるプッシュプル信号の振幅においてもチルトによって変化する。そこで、プッシュプル信号の振幅を見ながら振幅が最も大きくなるようにチルトを調整することができる。この場合、データが記録されている基準光ディスクを回転させ、フォーカスサーボはオンしておき、トラックサーボはオフしてプッシュプル信号を検出し、調整を行う。
このような調整を行うことによって、残留収差の影響を限りなく小さくした、対物レンズのチルト補正機構付き光ピックアップの光軸調整を行うことができる。
次に、本実施の形態1の実施例1として、多値記録方式による光ディスクについて、従来の光軸調整法と本実施の形態1における光軸調整法の2つの方法で光ピックアップを調整し、評価項目をSDRとして測定した。この光ピックアップのチルトに対してチルトサーボのオン/オフにより、そのSDRがどのように変化するかを測定し、図5(a),(b)には従来の調整方法、図6(a),(b)には本実施の形態1の調整方法で調整した光ピックアップを用いてラジアルチルト,タンジェンシャルチルトのSDRを測定した結果を示す。
図6(a),(b)に示すように本実施の形態1の調整方法において、チルトサーボのオン時に光ピックアップのチルトを「0」点調整したので、チルトサーボのオン時におけるSDRボトムがラジアル,タンジェンシャル共に光ピックアップのチルトの「0」点とほぼ一致している。さらに、左右対称となり、SDRボトムも2.9%を下回り、良好なチルト補正効果を示している。
逆にチルトサーボがオフ時のSDRの特性は光ピックアップのチルトに対して若干左右非対称であるが、SDRボトムのズレ量はラジアル,タンジェンシャル共に−0.02deg以下であり、良い結果となっている。本状態は以下のようになっている。光ピックアップの光軸は元々傾いているが、光ディスクのチルトが光ピックアップの光軸と垂直になるように傾いた状態である。
また、対物レンズの光軸は光ディスク面と垂直になるように制御するので、光ピックアップの光軸、対物レンズの光軸、光ディスク面が全て揃った状態であり、残留収差の影響を受けずに最大限のチルト補正効果が発揮されている。
SDRを3%以内に押さえるためには、光ピックアップのチルトのマージンはラジアル,タンジェンシャル共に±0.1deg以内にする必要がある。
図5(a),(b)に示すように、従来の調整方法で調整した光ピックアップを用いてSDRを測定した場合、チルトサーボのオフ時のSDRは悪化するので、チルト補正効果ΔSDRは大きいものの、SDRボトムは3%を切ることができない。
また、図6(a),(b)と同様に、チルトサーボがオン時のSDRの特性は光ピックアップのチルトに対し左右対称となっている。チルトサーボがオフ時のSDRの特性は、光ピックアップのチルトに対して、特にラジアルで大きいSDRボトムにおいてズレが発生している。ラジアルチルトで約−0.18degのズレが発生している。タンジェンシャルチルトでは約−0.02degのズレである。
これは、光ピックアップの光軸が光ディスク面に対して最も傾いている状態であり、対物レンズのチルトサーボにより光ディスク面に垂直に対物レンズを合わせても、残留収差が大きく、SDRボトムが下がらない状態である。光ピックアップのチルトをマイナス方向に傾けると、光ディスク面と光ピックアップの光軸が垂直になり、チルトサーボのオフ時のSDRは低下したが、チルトサーボのオン時のSDRは逆に悪化した。
また、本実施の形態1の実施例2として、2値記録方式による光ディスクにおいて前述の実施例1と同様の調整方法の比較を行った。従来の調整方法と本実施の形態1における実施例2の調整方法における2つの方法で光ピックアップを調整し、評価項目を2値ジッタとして測定した。光ピックアップのチルトに対してチルトサーボのオン/オフによりそのジッタがどのように変化するか調べた。図7(a),(b)に本実施例2の方法で調整した光ピックアップを用いた2値ジッタの測定結果を示す。ジッタボトムは7%台となっている。ラジアル方向,タンジェンシャル方向共にチルトサーボのオン/オフで光ピックアップのチルトに対してジッタボトムが一致しており、光ピックアップのチルトが正しく調整されている。また、タンジェンシャル方向に対しては、光ピックアップのタンジェンシャルチルトがマイナス方向で補正効果が弱く、残留収差が発生している。したがって、タンジェンシャル方向は調整が完璧ではなかったことを現している。これを完璧に調整することにより、タンジェンシャル方向もラジアル方向と同様な、左右対称な結果が得られる。
このような調整は、組み付け時に行うことを想定しているが、装置の起動時や光ディスクの挿入時などに行っても良い。この場合は、頻繁に調整することが可能なので、常に正しい角度に調整された光ピックアップを実現できる。
本発明に係る光軸調整方法は、残留収差の影響を受けることなく、最大限にチルト補正の効果を得られる光軸調整ができ、光ディスクのチルトによって発生コマ収差を最小にするチルト補正機構付き光ピックアップが実現可能となり、チルト補正機構付き光ピックアップおよびこれを用いた光ディスクに情報の記録および/または再生を行う装置に有用である。
本発明の実施の形態1におけるチルト補正機構の概略を示す模式図 チルト補正機構のチルトアクチュエータの補正動作原理を示す(a)は通常の状態、(b)は光ディスクのチルト状態、(c)は光ディスクに追従した対物レンズのチルト状態を示す図 本実施の形態1における調整動作を示すフローチャート 本実施の形態1における光ピックアップの概略構成を示す図 従来の調整方法の光ピックアップにおける(a)はラジアルチルト、(b)はタンジェンシャルチルトのSDRの測定結果を示す図 本実施の形態1における調整方法を用いた光ピックアップの(a)はラジアルチルト、(b)はタンジェンシャルチルトのSDRを測定した結果を示す図 本実施の形態1における調整方法を用いた光ピックアップの(a)はラジアルチルト、(b)はタンジェンシャルチルトの2値ジッタの測定結果を示す図 光ディスクを傾けたときに発生する収差の量を波面収差として表したグラフ 図8の光ディスク、対物レンズ、光ピックアップの相対角度を表した模式図 対物レンズを傾け補正したときに発生する収差の量を波面収差として表したグラフ 図10の光ディスク、対物レンズ、光ピックアップの相対角度を表した模式図
符号の説明
1 光ディスク
1a 記録面
1s 基準光ディスク
2 対物レンズ
3 チルトアクチュエータ
4 対物レンズチルトセンサ
5 光ディスクチルトセンサ
6a 第1のSW
6b 第2のSW
7 補償器
8 チルトアクチュエータドライバ
9 サーボ引き込み回路
10 光ピックアップ
11 スピンドル
12 光軸
13 チルトセンサ

Claims (7)

  1. 光ディスクを回転させるスピンドルの回転軸を法線とした面内で回転する基準光ディスクの基準面に対し、光ピックアップの基準面のチルトを調整するチルト補正機構付き光ピックアップの光軸調整方法であって、
    前記チルト補正機構を稼動させながら、前記基準光ディスクに対する前記光ピックアップのチルトを調整することを特徴とする光軸調整方法。
  2. 前記チルト補正機構が、対物レンズチルト信号と光ディスクチルト信号を制御手段に入力し、前記各チルト信号の差が「0」となるように前記対物レンズを駆動することを特徴とする請求項1記載の光軸調整方法。
  3. 前記チルト補正機構が、基準光ディスクに対する光ピックアップのチルトを調整する際、光ディスクチルト信号として「0」を用いることを特徴とする請求項2記載の光軸調整方法。
  4. 前記チルト補正機構が、光ディスクチルト信号を制御手段に入力し、前記光ディスクチルト信号の値が「0」となるように光ピックアップを駆動することを特徴とする請求項1記載の光軸調整方法。
  5. 前記チルト補正機構が、基準光ディスクに対する光ピックアップのチルトを調整する際、光ディスクのチルトに作用する信号を検出し、前記検出した信号を指標として前記信号が最良となるように前記光ピックアップのチルトを調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光軸調整方法。
  6. 前記光ディスクのチルトに作用する信号としてRF信号を用い、前記RF信号の振幅が最大となるように光ピックアップのチルトを調整することを特徴とする請求項5記載の光軸調整方法。
  7. 前記光ディスクのチルトに作用する信号としてプッシュプル信号を用い、前記プッシュプル信号の振幅が最大となるように光ピックアップのチルトを調整することを特徴とする請求項5記載の光軸調整方法。
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