JP2006302077A - ボリュームマイグレーションシステム、ボリューム再配置方法及びプログラム - Google Patents

ボリュームマイグレーションシステム、ボリューム再配置方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ボリュームのコストを考慮して再配置先ボリュームを選択する。
【解決手段】一つ以上のボリュームを有するストレージサブシステムと、再配置元のボリュームを再配置先のボリュームに再配置するボリューム再配置指示部と、を備えるボリュームマイグレーションシステムにおいて、ボリュームのコスト値を算出するコスト算出部と、前記コスト算出部が算出したボリュームのコスト値及び再配置先のボリュームに対する制約条件に基づいて、再配置先のボリュームの候補を選択するボリューム選択部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ボリュームを再配置するボリュームマイグレーションシステムに関し、特に、再配置先のボリュームを選択する技術に関する。
ストレージサブシステムは、少なくとも一つ以上のボリュームを有している。ストレージサブシステムが複数のボリュームを有している場合、各ボリュームは、同一の物理特性であってもよいし、それぞれ異なる物理特性であってもよい。また、ストレージサブシステムは、物理特性が同一のボリュームを一つしか有していなくてもよいし、複数有していてもよい。
ボリュームマイグレーションシステムは、ストレージサブシステム内のボリュームを再配置する。具体的には、ボリュームマイグレーションシステムは、再配置元として指定されたボリューム(再配置元ボリューム)を、再配置先として指定されたボリューム(再配置先ボリューム)に再配置する。
ストレージサブシステムのユーザが記憶領域の物理的再配置による配置最適化を行う作業を簡便にするストレージサブシステムが知られている(特許文献1参照。)。
データのライフサイクル及びデータの種類に基づいて、データを最適配置する技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−67187号公報 特開2004−295457号公報
前述した従来技術のストレージサブシステムは、ボリュームの物理特性に基づいて、再配置先ボリュームを選択している。
しかし、このストレージサブシステムは、ボリュームのコストを考慮しないで再配置先ボリュームを選択している。よって、コスト視点でボリュームをマイグレーションできない。
そこで、本発明は、ボリュームのコストを考慮して再配置先ボリュームを選択するボリュームマイグレーションシステムを提供することを目的とする。
本発明は、一つ以上のボリュームを有するストレージサブシステムと、再配置元のボリュームを再配置先のボリュームに再配置するボリューム再配置指示部と、を備えるボリュームマイグレーションシステムにおいて、ボリュームのコスト値を算出するコスト算出部と、前記コスト算出部が算出したボリュームのコスト値及び再配置先のボリュームに対する制約条件に基づいて、再配置先のボリュームの候補を選択するボリューム選択部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ボリュームのコストを考慮してボリュームを再配置できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態の情報管理システムの構成のブロック図である。
情報管理システムは、ストレージサブシステム1000、2000、3000、ホスト9100、9200、ストレージ管理サーバ4000及び管理クライアント8000を備える。
ストレージサブシステム1000は、ディスクコントローラ及びボリュームを備える。ディスクコントローラは、ボリュームに対するデータの入出力を制御する。ボリュームには、使用中のボリューム1500及び未使用のボリューム1100が含まれる。また、使用中のボリューム1500には、ホスト9100、9200によって使用されているボリューム1501、1502が含まれる。
ストレージサブシステム2000は、ディスクコントローラ及びボリューム2100を備える。同様に、ストレージサブシステム3000は、ディスクコントローラ及びボリューム3100を備える。
ストレージサブシステム1000は、FC(Fibre Cannel)などの通信ネットワークを介して、ストレージサブシステム2000及びストレージサブシステム3000と接続されている。
ストレージサブシステム1000は、ストレージサブシステム2000に属するボリューム2100及びストレージサブシステム3000に属するボリューム3100を、自身が備えるボリューム1100、1500と共に一元的に管理する。
つまり、ストレージサブシステム1000は、ストレージサブシステム2000に属するボリューム2100を、自身に属するボリューム1200として管理する。また、ストレージサブシステム1000は、ストレージサブシステム3000に属するボリューム3100を、自身に属するボリューム1300として管理する。
ホスト9100、9200は、FC(Fibre Cannel)などの通信ネットワークCN500を介して、ストレージサブシステム1000のディスクコントローラと接続されている。そして、ホスト9100、9200は、ストレージサブシステム1000のボリューム1501、1502にアクセスする。
ストレージ管理サーバ4000は、LANなどの通信ネットワークCN100を介して、ストレージサブシステム1000、2000、3000、ホスト9100、9200及び管理クライアント8000と接続されている。
ストレージ管理サーバ4000は、図2で詳細を後述するが、ボリュームマイグレーションシステム5000及びデータベース(DB)7000を備える。ストレージ管理サーバ4000は、ストレージサブシステム1000、2000、3000を管理する。
ボリュームマイグレーションシステム5000は、ストレージ管理サーバ4000に接続されているストレージサブシステム1000、2000、3000のボリュームマイグレーションを管理する。
本実施の形態では、ストレージサブシステム1000が、ストレージサブシステム2000に属するボリューム2100及びストレージサブシステム3000に属するボリューム3100を管理している。よって、ボリュームマイグレーションシステム5000は、ストレージサブシステム1000が一元管理するボリューム1100、1200、1300、1500のマイグレーションを管理すればよい。
ボリュームマイグレーションシステム5000は、ボリューム再配置指示プログラム5100、コスト算出プログラム5200、制約条件プログラム5500、ボリューム選択プログラム5700及びストレージ管理プログラム5800等によって実現されている。
ボリューム再配置指示プログラム5100は、ボリュームの再配置をストレージサブシステム1000のボリュームデータ移動部1900に指示する。具体的には、ボリューム再配置指示プログラム5100は、再配置元ボリュームを再配置先ボリュームに再配置させる指示を行う。なお、再配置元ボリュームは、再配置元としてユーザ等に指定されたボリュームである。また、再配置先ボリュームは、ボリューム選択プログラム5700が再配置先として選択したボリュームである。
コスト算出プログラム5200は、ボリュームのコストを算出する。なお、ボリュームのコストは、例えば、ボリュームの単位容量当たりの価格である。
制約条件プログラム5500は、ボリューム選択プログラム5700がボリュームを選択する条件(制約条件)を管理する。なお、制約条件は、コスト制約条件及び必須制約条件を含む。
コスト制約条件は、ボリュームのコストに関する条件である。例えば、コスト制約条件は、ボリュームのコストの上限及び下限である。
必須制約条件は、満たされなければボリュームの再配置が実行できない必須の条件である。例えば、必須制約条件は、選択するボリュームのサイズが再配置元ボリュームのサイズより大きいこと及び選択するボリュームが未使用状態であること等である。なお、必須制約条件は、情報処理システムの仕様に従うので、他の条件であってもよい。
ボリューム選択プログラム5700は、制約条件を満たすボリュームを選択する。ストレージ管理プログラム5800は、ストレージ管理サーバ4000が接続しているストレージサブシステム1000、2000、3000を管理する。
データベース7000には、ストレージ管理サーバ4000がストレージサブシステム1000、2000、3000を管理するためのデータが格納されている。例えば、データベース7000には、ディスク単価管理テーブル(図3)及びボリューム管理テーブル(図4)が格納されている。
管理クライアント8000は、CPU、メモリ及び入出力部を備える計算機である。また、管理クライアント8000は、ウェブブラウザ8100を備える。
ウェブブラウザ8100は、ユーザから入力された情報をストレージ管理サーバ4000に送信する。また、ウェブブラウザ8100は、ストレージ管理サーバ4000から受信した情報を出力する。
本実施の形態では、ストレージサブシステム1000は、ボリュームデータ移動部1900を備える。なお、ボリュームデータ移動部1900は、ホスト9100、9200からストレージサブシステム1000までの経路上のどこに備えられていてもよい。例えば、ボリュームデータ移動部1900は、ホスト9100、9200又は通信ネットワークCN500上のスイッチに備えられていてもよい。
ボリュームデータ移動部1900は、ボリュームマイグレーションシステム5000のボリューム再配置指示プログラム5100からの指示に応じて、再配置元ボリュームから再配置先ボリュームへデータを移動する。
図2は、本発明の第1の実施の形態のストレージ管理サーバ4000のブロック図である。
ストレージ管理サーバ4000は、CPU4100、インタフェース(I/F)4200、入力部4300、出力部4400及びメモリ4500を備える。
CPU4100は、メモリ4500に記憶されているプログラムを実行することによって、各種処理を行う。
インタフェース4200は、通信ネットワークCN100を介して、ストレージサブシステム1000、2000、3000、ホスト9100、9200及び管理クライアント8000と接続する。
入力部4300は、例えば、キーボード等であり、ユーザから各種情報が入力される。出力部4400は、例えば、液晶ディスプレイ等であり、各種情報を出力する。
メモリ4500は、ボリューム再配置指示プログラム5100、コスト算出プログラム5200、制約条件プログラム5500、ボリューム選択プログラム5700、ストレージ管理プログラム5800及びデータベース7000を記憶している。
データベース7000には、ストレージ管理サーバ4000がストレージサブシステム1000、2000、3000を管理するためのデータが格納されている。また、データベース7000には、ディスク単価管理テーブル(図3)及びボリューム管理テーブル(図4)が格納されている。
ボリューム再配置指示プログラム5100、コスト算出プログラム5200、制約条件プログラム5500、ボリューム選択プログラム5700及びストレージ管理プログラム5800が、ボリュームマイグレーションシステム5000を実現する。
ボリューム再配置指示プログラム5100は、ボリュームの再配置をストレージサブシステム1000のボリュームデータ移動部1900に指示する。
コスト算出プログラム5200は、単価ベースコスト算出プログラム5210、ディスク単価管理プログラム5220及びディスク単価入力プログラム5230を含み、ボリュームのコストを算出する。
単価ベースコスト算出プログラム5210は、ボリュームを構成する物理ディスクの単価及びボリュームの物理構成に基づいて、ボリュームのコストを算出する。なお、ボリュームの物理構成とは、RAID(Redundant Array of Independent Disks)構成である。
具体的には、単価ベースコスト算出プログラム5210は、RAID構成から、物理的な記憶領域に対するデータを実際に記憶できる領域(例えば、RAID5では、パリティを除いた領域)の割合を求める。そして、単価ベースコスト算出プログラム5210は、求めた領域の割合及び物理ディスクの単価に基づいて、ボリュームのコストを算出する。なお、ボリュームのコストの算出については、図9のフローチャートで詳細を後述する。
ディスク単価管理プログラム5220は、データベース7000に記憶されているディスク単価管理テーブル(図3)を管理することによって、ボリュームを構成する物理ディスクの単価を管理する。
ディスク単価入力プログラム5230は、入力部4300から入力された物理ディスクの単価に関する情報を、データベース7000に記憶されているディスク単価管理テーブル(図3)へ格納する。
制約条件プログラム5500は、制約条件入力プログラム5510、制約条件収集プログラム5520及び制約条件管理プログラム5530を含む。
制約条件入力プログラム5510は、制約条件の指定要求を出力部4400から出力する。そして、制約条件入力プログラム5510は、入力部4300から入力された制約条件を収集する。
制約条件収集プログラム5520は、再配置元ボリュームの物理特性に基づいて、必須制約条件を収集する。
制約条件管理プログラム5530は、制約条件入力プログラム5510及び制約条件収集プログラム5520が収集した制約条件を管理する。
ボリューム選択プログラム5700は、候補ボリューム選択プログラム5710、ボリューム決定プログラム5720を含み、制約条件を満たすボリュームを選択する。
候補ボリューム選択プログラム5710は、コスト算出プログラム5200が算出したボリュームのコスト及び制約条件プログラム5500が管理する制約条件に基づいて、再配置先ボリュームの候補となるボリューム(候補ボリューム)を選択する。
ボリューム決定プログラム5720は、候補ボリューム選択プログラム5710が選択した候補ボリュームが複数であると、候補ボリュームの一覧を出力部4400から出力する。これによって、ボリューム決定プログラム5720は、再配置先ボリュームの指定をユーザに要求する。そして、ボリューム決定プログラム5720は、ユーザに指定された候補ボリュームを再配置ボリュームに決定する。
ストレージ管理プログラム5800は、ストレージ管理サーバ4000が接続しているストレージサブシステム1000、2000、3000を管理する。
図3は、本発明の第1の実施の形態のディスク単価管理プログラム5220が管理するディスク単価管理テーブルT100の構成図である。
ディスク単価管理テーブルT100は、ディスクID(C101)、ストレージサブシステムID(C102)、ディスクタイプC103、ディスク容量C104及びディスク単価C105を含む。
ディスクID(C101)は、ストレージサブシステム1000、2000、3000を構成するディスクの一意な識別子である。ストレージサブシステムID(C102)は、当該ディスクによって構成されるストレージサブシステム1000、2000、3000の一意な識別子である。
ディスクタイプC103は、当該ディスクの種別であり、例えば、「SATA」又は「FC」等が格納される。なお、ストレージサブシステム1000、2000、3000は、異なる種別のディスクで構成されていてもよい。
ディスク容量C104は、当該ディスクの記憶容量であり、例えば、「GB」単位で示す。ディスク単価C105は、当該ディスクの単価であり、例えば、「円」単位で示す。
なお、本説明図のディスク単価管理テーブルT100は、ストレージサブシステム1000、2000、3000ごとにディスクの単価を管理している。しかし、ディスク単価管理テーブルT100は、ボリュームごとにディスクの単価を管理してもよいし、ディスクタイプごとにディスクの単価を管理してもよい。
図4は、本発明の第1の実施の形態のストレージ管理プログラム5800が管理するボリューム管理テーブルT200の構成図である。
ディスク単価管理テーブルT200は、論理ID(C201)、ストレージサブシステムID(C202)、外部ストレージサブシステムID(C203)、ディスクタイプC204、容量C205、RAIDレベルC206及び使用状態C207を含む。
論理ID(C201)は、ボリューム1100、1200、1300、1500の一意な識別子である。ストレージサブシステムID(C202)は、当該ボリューム1100等を管理するストレージサブシステム1000の一意な識別子である。
外部ストレージサブシステムID(C203)は、当該ボリュームがストレージサブシステム1000の外部に属する場合、当該ボリュームが属するストレージサブシステム2000、3000の一意な識別子が格納される。また、外部ストレージサブシステムID(C203)は、当該ボリュームがストレージサブシステム1000に属する場合、「−」が格納される。
ディスクタイプC204は、当該ボリュームを構成するディスクの種別である。容量C205は、当該ボリュームの容量であり、例えば、「GB」単位で示す。RAIDレベルC206は、当該ボリュームのRAID属性であり、例えば、「RAID1」又は「RAID5」等が格納される。
使用状態C207は、当該ボリュームが使用されているか否かを示す。例えば、当該ボリュームにデータが記憶されていると、使用状態C207には「使用」が格納される。また、当該ボリュームにデータが記憶されていないと、使用状態C207には「未使用」が格納される。
図5は、本発明の第1の実施の形態の出力部4400が表示するディスク単価入力画面W150の説明図である。
ディスク単価入力プログラム5230は、ディスク単価管理テーブルT100を更新する際に、ディスク単価入力画面W150の表示を出力部4400に指示する。
ディスク単価入力画面W150は、ディスク単価入力用テーブルT150、キャンセルボタンB100、OKボタンB200を含む。
ディスク単価入力用テーブルT150は、ストレージサブシステムID入力欄R152、ディスクタイプ入力欄R153、ディスク容量入力欄R154及びディスク単価入力欄R155を含む。これらの入力欄R152〜R155には、ディスク単価管理テーブルT100に登録されるディスクに関する情報がユーザによって入力される。
ストレージサブシステムID入力欄R152には、当該ディスクで構成されたストレージサブシステム1000、2000、3000の一意な識別子が入力される。
ディスクタイプ入力欄R153には、当該ディスクの種別が入力される。ディスク容量入力欄R154には、当該ディスクの記憶容量が入力される。ディスク単価入力欄R155には、当該ディスクの単価が入力される。
キャンセルボタンB100が操作されると、ディスク単価入力プログラム5230は、ディスク単価管理テーブルT100の更新処理を中止する。
OKボタンB200が操作されると、ディスク単価入力プログラム5230は、ディスク単価入力画面W150のディスク単価入力用テーブルT150に入力された情報に基づいて、ディスク単価管理テーブルT100を更新する。
具体的には、ディスク単価入力プログラム5230は、ディスク単価管理テーブルT100に新たなレコードを追加する。次に、新たなレコードのディスクID(C101)に、他のレコードのディスクID(C101)と重複しない値を格納する。
次に、ディスク単価入力用テーブルT150のストレージサブシステムID入力欄R152に入力された値を、新たなレコードのストレージサブシステムID(C102)に格納する。次に、ディスク単価入力用テーブルT150のディスクタイプR153に入力された情報を、新たなレコードのディスクタイプC103に格納する。
次に、ディスク単価入力用テーブルT150のディスク容量入力欄R154に入力された値を、新たなレコードのディスク容量C104に格納する。次に、ディスク単価入力用テーブルT150のディスク単価入力欄R155に入力された値を、新たなレコードのディスク単価C105に格納する。
ディスク単価入力プログラム5230は、以上のように、ディスク単価管理テーブルT100を更新する。
図6は、本発明の第1の実施の形態の出力部4400が表示する制約条件指定画面W450の説明図である。
制約条件入力プログラム5510は、制約条件の指定をユーザに要求する際に、制約条件指定画面W450の表示を出力部4400に指示する。制約条件指定画面W450は、コスト制約条件テーブルT450、キャンセルボタンB400及びOKボタンB410を含む。
コスト制約条件テーブルT450は、ボリュームコスト上限入力欄R452、ボリュームコスト下限入力欄R453及び候補リストソート順入力欄R454を含む。これらの入力欄R452〜R454には、制約条件に関する情報がユーザによって入力される。
ボリュームコスト上限入力欄R452には、候補ボリューム選択プログラム5710が選択するボリュームのコストの上限値が入力される。なお、ボリュームコスト上限入力欄R452に値が入力されなかった場合、制約条件入力プログラム5510は、ボリュームのコストの上限値が指定されなかったと判断する。
ボリュームコスト下限入力欄R453には、候補ボリューム選択プログラム5710が選択するボリュームのコストの下限値が入力される。なお、ボリュームコスト下限入力欄R452に値が入力されなかった場合、制約条件入力プログラム5510は、ボリュームのコストの下限値が指定されなかったと判断する。
候補リストソート順入力欄R454には、候補ボリューム選択プログラム5710によって選択された候補ボリュームを出力部4400が表示する順番が入力される。例えば、「昇順」であると、出力部4400は、ボリュームのコストが低いものから順に、候補ボリュームの一覧を表示する。一方、「降順」であると、出力部4400は、ボリュームのコストが高いものから順に、候補ボリュームの一覧を表示する。
なお、コスト制約条件テーブルT450には、再配置先ボリュームのコストが再配置元ボリュームのコストより高いか低いかを指定できる入力欄が含まれていてもよい。これによって、ボリュームマイグレーションシステム5000は、価値が低下した情報を低コストのボリュームに容易に再配置できる。
キャンセルボタンB400が操作されると、制約条件入力プログラム5510は、制約条件の入力処理を中止する。
OKボタンB410が操作されると、制約条件入力プログラム5510は、コスト制約条件テーブルT450に入力された情報を制約条件とする。
図7は、本発明の第1の実施の形態の出力部4400が表示する再配置先ボリューム選択画面W500の説明図である。
候補ボリューム選択プログラム5710が候補ボリュームを複数選択すると、ボリューム決定プログラム5720は、再配置先ボリューム選択画面W500の表示を出力部4400に指示する。
再配置先ボリューム選択画面W500は、候補ボリュームリストT500、キャンセルボタンB510及びOKボタンB520を含む。
候補ボリュームリストT500は、選択チェックボックスC501、論理ID(C502)、ストレージサブシステムID(C503)、外部ストレージサブシステムID(C504)、ディスクタイプC505、容量C506、RAIDレベルC507及びコストC508を含む。
選択チェックボックスC501は、当該ボリュームが選択されているか否かを示す。ユーザ2007は、該当するレコードの選択チェックボックスC501を操作することによって、候補ボリュームの中から再配置先ボリュームを指定する。
論理ID(C502)は、ボリュームの一意な識別子である。ストレージサブシステムID(C503)は、当該ボリュームを管理するストレージサブシステム1000の一意な識別子である。
外部ストレージサブシステムID(C504)は、当該ボリュームがストレージサブシステム1000の外部に属する場合、当該ボリュームが属するストレージサブシステム2000、3000の一意な識別子が格納される。また、外部ストレージサブシステムID(C504)は、当該ボリュームがストレージサブシステム1000に属する場合、「−」が格納される。
ディスクタイプC505は、当該ボリュームを構成するディスクの種別である。容量C506は、当該ボリュームの容量であり、例えば、「GB」単位で示す。RAIDレベルC507は、当該ボリュームのRAID属性であり、例えば、「RAID1」又は「RAID5」等が格納される。
コストC508は、当該ボリュームのコストであり、コスト算出プログラム5200によって算出される。
候補ボリュームリストT500がコストC508を含むことによって、ユーザは、コスト視点で再配置先ボリュームを選択できる。
キャンセルボタンB510が操作されると、ボリューム決定プログラム5720は、再配置先ボリュームの決定処理を中止する。
OKボタンB520が操作されると、ボリューム決定プログラム5720は、選択チェックボックスC501で選択されているレコードの候補ボリュームを再配置先ボリュームに決定する。
図8は、本発明の第1の実施の形態の出力部4400が表示する再配置先ボリューム承認画面W550の説明図である。
ボリューム決定プログラム5720は、再配置先ボリュームを決定すると、再配置先ボリューム承認画面W550の表示を出力部4400に指示する。
再配置先ボリューム承認画面W550は、再配置元ボリュームテーブルT550、再配置先ボリュームテーブルT560、キャンセルボタンB580及びOKボタンB590を含む。
再配置元ボリュームテーブルT550は、再配置元ボリュームに関する情報を示す。再配置元ボリュームテーブルT550は、論理ID(C552)、ストレージサブシステムID(C553)、外部ストレージサブシステムID(C554)、ディスクタイプC555、容量C556、RAIDレベルC557及びコストC558を含む。
論理ID(C552)は、再配置元ボリュームとなるボリュームの一意な識別子である。ストレージサブシステムID(C553)は、当該ボリュームを管理するストレージサブシステム1000の一意な識別子である。
外部ストレージサブシステムID(C554)は、当該ボリュームがストレージサブシステム1000の外部に属する場合、当該ボリュームが属するストレージサブシステム2000、3000の一意な識別子が格納される。また、外部ストレージサブシステムID(C554)は、当該ボリュームがストレージサブシステム1000に属する場合、「−」が格納される。
ディスクタイプC555は、当該ボリュームを構成するディスクの種別である。容量C556は、当該ボリュームの容量であり、例えば、「GB」単位で示す。RAIDレベルC557は、当該ボリュームのRAID属性である。
コストC558は、当該ボリュームのコストであり、コスト算出プログラム5200によって算出される。
再配置先ボリュームテーブルT560は、再配置先ボリュームに関する情報を示す。再配置先ボリュームテーブルT560は、論理ID(C562)、ストレージサブシステムID(C563)、外部ストレージサブシステムID(C564)、ディスクタイプC565、容量C566、RAIDレベルC567及びコストC568を含む。
論理ID(C562)は、再配置先ボリュームとなるボリュームの一意な識別子である。ストレージサブシステムID(C563)は、当該ボリュームを管理するストレージサブシステム1000の一意な識別子である。
外部ストレージサブシステムID(C564)は、当該ボリュームがストレージサブシステム1000の外部に属する場合、当該ボリュームが属するストレージサブシステム2000、3000の一意な識別子が格納される。また、外部ストレージサブシステムID(C564)は、当該ボリュームがストレージサブシステム1000に属する場合、「−」が格納される。
ディスクタイプC565は、当該ボリュームを構成するディスクの種別である。容量C566は、当該ボリュームの容量であり、例えば、「GB」単位で示す。RAIDレベルC567は、当該ボリュームのRAID属性である。
コストC568は、当該ボリュームのコストであり、コスト算出プログラム5200によって算出される。
キャンセルボタンB580が操作されると、ボリューム決定プログラム5720は、再配置先ボリュームの決定処理を中止する。
ユーザは、再配置先ボリューム承認画面W550の再配置元ボリュームテーブルT550及び再配置先ボリュームテーブルT560を参照して、ボリュームマイグレーションの内容を承認するか否かを判断する。ユーザは、内容を承認すると、OKボタンB590を操作する。
そして、OKボタンB590が操作されると、ボリューム決定プログラム5720は、ユーザに指定された候補ボリュームを再配置先ボリュームに決定する。
図9は、本発明の第1の実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000の再配置先ボリューム選択処理のフローチャートである。
ユーザは、ボリュームの再配置をボリュームマイグレーションシステム5000に要求する。なお、この要求には、再配置元ボリュームの指定が含まれる。
ボリュームマイグレーションシステム5000は、ユーザからボリュームの再配置の要求を受けると、再配置先ボリューム選択処理を開始する(100)。
まず、再配置先ボリュームに対するコスト制約条件の指定をユーザに要求する(101)。具体的には、制約条件指定画面W450(図6)の表示を出力部4400に指示する。
次に、コスト制約条件がユーザによって指定されたか否かを判断する(102)。具体的には、制約条件指定画面W450に含まれるコスト制約条件テーブルT450のボリュームコスト上限入力欄R452及びボリュームコスト下限入力欄R453の少なくとも一方に値が入力されていると、コスト制約条件がユーザによって指定されたと判断する。
コスト制約条件がユーザによって指定された場合、指定された条件を再配置先ボリュームの制約条件として保持する(103)。
一方、コスト制約条件がユーザによって指定されなかった場合、ボリュームの選択をコストによって制限しないという条件を再配置先ボリュームの制約条件として保持する(104)。更に、コスト制約条件テーブルT450の候補リストソート順入力欄R254に「昇順」が入力されたこととする。すると、出力部4400は、ボリュームのコストが低いものから順に、候補ボリュームを表示できる。これによって、ユーザは、複数の候補ボリュームの中から再配置先ボリュームをコスト視点で容易に指定できる。
ステップ103又はステップ104によると、コスト制約条件が指定されたか否かに関わらず、ボリュームマイグレーションシステム5000は、制約条件を保持する。
次に、ボリュームマイグレーションシステム5000は、再配置元ボリュームの物理特性から必須制約条件を収集する。必須制約条件は、満たされなければボリュームの再配置が実行できない条件のみである。そして、収集した必須制約条件を、制約条件に追加する(105)。
次に、候補ボリューム選択処理(106)によって、制約条件を満たすボリューム(候補ボリューム)を選択する。なお、候補ボリューム選択処理(106)については、図10で後述する。
次に、選択した候補ボリュームの数を求める(107)。
候補ボリュームの数が0個であると、再配置先ボリュームを選択できないので、エラー処理を実行する(112)。例えば、エラー処理は、出力部4400にエラー通知を表示させる。そして、本処理を終了する(113)。
一方、候補ボリュームの数が1個であると、そのままステップ109に進む。
また、候補ボリュームの数が2個以上であると、候補ボリュームの中から一つの再配置先ボリュームを決定する必要がある。そこで、再配置先ボリュームの指定をユーザに要求する。
具体的には、再配置先ボリューム選択画面W500(図7)の表示を出力部4400に指示する。すると、ユーザは、候補ボリュームの中から一つを指定する。ただし、ユーザは、適当な候補ボリュームが存在しない場合には、キャンセルボタンB520を操作する。
ボリュームマイグレーションシステム5000は、候補ボリュームの中から一つの候補ボリュームが指定されたか否かを判定する(108)。
候補ボリュームが指定されないと(キャンセルボタンB520が操作されると)、再配置先ボリュームに適したボリュームが存在しないと判定し、エラー処理を実行する(112)。そして、本処理を終了する(113)。
一方、候補ボリュームが指定されると、当該指定された候補ボリュームの利用の承認をユーザに要求する(109)。
具体的には、再配置先ボリューム承認画面W550(図8)の表示を出力部4400に指示する。すると、ユーザは、利用を承認する場合にはOKボタンB590を操作し、利用を承認しない場合にはキャンセルボタンB580を操作する。
次に、ボリュームマイグレーションシステム5000は、指定された候補ボリュームの利用が承認されたか否かを判定する。
候補ボリュームの利用が承認されないと、再配置先ボリュームに適したボリュームが存在しないと判定し、エラー処理を実行する(112)。そして、本処理を終了する(113)。
一方、候補ボリュームの利用が承認されると、当該候補ボリュームを再配置先ボリュームに決定する(111)。そして、本処理を終了する(113)。
図10は、本発明の第1の実施の形態のボリュームマイグレーションシステム500の候補ボリューム選択処理106のフローチャートである。
ボリュームマイグレーションシステム5000は、必須制約条件を制約条件に追加すると(105)、候補ボリューム選択処理を開始する(130)。
まず、コスト制約条件を除いた制約条件を満たすボリュームをストレージサブシステム1000のボリューム1100、1200、1300、1500の中から検索する。本実施の形態では、制約条件に含まれる必須制約条件を満たすボリュームを検索する(131)。
次に、検索した必須制約条件を満たすボリュームの個数を数える。そして、必須制約条件を満たすボリュームが1個以上存在するか否かを判定する(132)。
必須制約条件を満たすボリュームが0個であると、候補ボリュームを選択できないので、そのまま本処理を終了する(139)。
一方、必須制約条件を満たすボリュームが1個以上存在すると、当該必須制約条件を満たすボリュームのコストを算出する(133)。
具体的には、ボリュームのコストの「C0」は、以下の式(1)で算出される。
C0=P0/V0*D2/D1・・・(1)
ここで、「D1」は、RAIDディスク上でデータを読み書きするドライブの数(つまり、パリティを読み書きするドライブの数を除く。)である。また、「D2」は、RAIDディスクを構成するドライブの数である。また、「P0」は、ボリュームを構成する物理ディスクの単価である。また、「V0」は、ボリュームを構成する物理ディスクの容量である。
例えば、論理IDが「1」のボリュームのコストで説明する。
まず、ボリュームマイグレーションシステム5000は、コストを算出するボリュームの論理IDとボリューム管理テーブルT200(図4)の論理ID(C201)とが一致するレコードを選択する。次に、選択したレコードから、RAIDレベルC206の「RAID5」を抽出する。次に、抽出したRAIDレベルC206に基づいて、「D1」及び「D2」を求める。本実施の形態では、「RAID5」は、4つのディスクから構成され、そのうちの3つのディスクにデータが格納される。よって、抽出したRAIDレベルC206の「RAID5」に基づいて、「D1」=3及び「D2」=4を求める。
次に、選択したレコードから、ストレージサブシステムID(C202)の「1000」を抽出する。次に、抽出したストレージサブシステムID(C202)の「1000」とディスク単価管理テーブルT100(図3)のストレージサブシステムID(C102)とが一致するレコードを選択する。次に、選択したレコードから、ディスク容量C104の「100」及びディスク単価C105の「100000」を抽出する。そして、抽出したディスク容量C104の「100」を「V0」とし、抽出したディスク単価C105の「100000」を「P0」とする。
そして、すべての変数を代入することによって、ボリュームのコストを算出する。具体的には、論理IDが「1」のボリュームのコストの「C0」は、以下の式(2)で算出される。
C0=(100000)/(100)*(4)/(3)=1333・・・(2)
ボリュームマイグレーションシステム5000は、以上のようにボリュームのコストを算出する。
次に、制約条件に含まれるコスト制約条件が、再配置元ボリュームのコストを用いる条件であるか否かを判定する(134)。
コスト制約条件が再配置元ボリュームのコストを用いない条件の場合、再配置元ボリュームのコストを算出する必要がないので、そのままステップ136に進む。
一方、コスト制約条件が再配置元ボリュームのコストを用いる場合、再配置元ボリュームのコストを算出する(135)。具体的には、前述した式(1)によって算出する。
次に、検索した必須制約条件を満たすボリュームの中から、制約条件に含まれるコスト制約条件を満たすボリュームを選択する(136)。そして、選択したボリュームを候補ボリュームとする。
次に、候補ボリュームの個数を数える。そして、候補ボリュームが1個以上存在するか否かを判定する(137)。
候補ボリュームが0個であると、制約条件を満たすボリュームが存在しなかったと判定し、本処理を終了する(139)。
一方、候補ボリュームが1個以上存在すると、ユーザに指定された条件順に候補ボリュームを並び替える(138)。具体的には、制約条件指定画面W450(図6)の候補リストソート順R454で指定された条件順に候補ボリュームを並び替える。そして、本処理を終了する(139)。
本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000は、コスト制約条件を含む制約条件に基づいて、候補ボリュームを選択する。そして、ボリュームマイグレーションシステム5000は、候補ボリュームが複数存在する場合、候補ボリュームのリストをそれぞれのコスト値と併せて提示する。よって、ボリュームマイグレーションシステム5000は、再配置先ボリュームをコスト視点で決定できる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態は、ストレージサブシステム全体のコストに基づいて、コストを算出する。
本実施の形態の情報処理システムは、コスト算出プログラム5200を除き、第1の実施の形態の情報処理システム(図1)と同一の構成である。よって、コスト算出プログラム5200以外の構成は、説明を省略する。
図11は、本発明の第2の実施の形態のコスト算出プログラム5200のブロック図である。
コスト算出プログラム5200は、容量比重コスト算出プログラム5240、ストレージコスト管理プログラム5250及びストレージコスト入力プログラム5260を含む。
ストレージコスト管理プログラム5250は、データベース7000に記憶されているストレージサブシステム管理テーブル(図12)を管理することによって、ストレージサブシステム1000、2000、3000の筐体価格を管理する。
なお、ストレージコスト管理プログラム5250は、第1の実施の形態のディスク単価管理プログラム5220に相当する。よって、ストレージコスト管理プログラム5250は、本実施の形態で説明する処理を除き、第1の実施の形態のディスク単価管理プログラム5220と同一の処理を行う。
ストレージコスト入力プログラム5260は、入力部4300から入力されたストレージサブシステム1000、2000、3000の筐体価格に関する情報を、データベース7000に記憶されているストレージサブシステム管理テーブル(図12)へ格納する。
なお、ストレージコスト入力プログラム5260は、第1の実施の形態のディスク単価入力プログラム5230に相当する。よって、ストレージコスト入力プログラム5260は、本実施の形態で説明する処理を除き、第1の実施の形態のディスク単価入力プログラム5230と同一の処理を行う。
容量比重コスト算出プログラム5240は、ストレージサブシステム1000、2000、3000の筐体価格及びストレージサブシステム1000、2000、3000に属するボリュームの総容量に基づいて、容量比重コストを算出する。
なお、容量比重コスト算出プログラム5240は、第1の実施の形態の単価ベースコスト算出プログラム5210に相当する。よって、容量比重コスト算出プログラム5240は、本実施の形態で説明する処理を除き、第1の実施の形態の単価ベースコスト算出プログラム5210と同一の処理を行う。
図12は、本発明の第2の実施の形態のストレージコスト管理プログラム5250が管理するストレージサブシステム管理テーブルT300の構成図である。
ストレージサブシステム管理テーブルT300は、レコードID(C301)、ストレージサブシステムID(C302)、筐体価格C303及び総容量C304を含む。
レコードID(C301)は、ストレージサブシステム管理テーブルT300のレコードの一意な識別子である。ストレージサブシステムID(C302)は、ストレージサブシステム1000、2000、3000の一意な識別子である。
筐体価格C303は、当該ストレージサブシステム1000、2000、3000の筐体の価格であり、例えば、「円」単位で示す。総容量C304は、当該ストレージサブシステム1000、2000、3000に属するボリュームの総容量であり、例えば「GB」単位で示す。
図13は、本発明の第2の実施の形態の出力部4400が表示するストレージサブシステムコスト入力画面W350の説明図である。
ストレージコスト入力プログラム5260は、ストレージサブシステム管理テーブルT300を更新する際に、ストレージサブシステムコスト入力画面W350の表示を出力部4400に指示する。
ストレージサブシステムコスト入力画面W350は、ストレージサブシステムコスト入力用テーブルT350、キャンセルボタンB360及びOKボタンB370を含む。
ストレージサブシステムコスト入力用テーブルT350は、ストレージサブシステムID入力欄R352、筐体価格入力欄R353及び総容量入力欄R354を含む。これらの入力欄R352〜R354には、ストレージサブシステム管理テーブルT300に登録される情報がユーザによって入力される。
ストレージサブシステム入力欄R352には、ストレージサブシステム1000、2000、3000の一意な識別子が入力される。
筐体価格入力欄R353には、当該ストレージサブシステム1000、2000、3000の筐体の価格が入力される。
総容量入力欄R354には、当該ストレージサブシステム1000、2000、3000に属するボリュームの総容量が入力される。
キャンセルボタンB360が操作されると、ストレージコスト入力プログラム5260は、ストレージサブシステム管理テーブルT300の更新処理を終了する。
OKボタンB370が操作されると、ストレージコスト入力プログラム5260は、ストレージサブシステムコスト入力用テーブルT350に入力された情報に基づいて、ストレージサブシステム管理テーブルT300を更新する。
具体的には、ストレージコスト入力プログラム5260は、ストレージサブシステム管理テーブルT300に新たなレコードを追加する。次に、新たなレコードのレコードID(C301)に、他のレコードのレコードID(C301)と重複しない値を格納する。
次に、ストレージサブシステムコスト入力用テーブルT350のストレージサブシステムID入力欄R352に入力された値を、新たなレコードのストレージサブシステムID(C302)に格納する。次に、ストレージサブシステムコスト入力用テーブルT350の筐体価格R353に入力された情報を、新たなレコードの筐体価格C303に格納する。
次に、ストレージサブシステムコスト入力用テーブルT350の総容量入力欄R354に入力された値を、新たなレコードの総容量C304に格納する。
ストレージコスト入力プログラム5260は、以上のようにして、ストレージサブシステム管理テーブルT300を更新する。
次に、本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000の処理について説明する。
ボリュームマイグレーションシステム5000の処理は、候補ボリューム選択処理(図10)のステップ133を除き、第1の実施の形態と同一である。よって、候補ボリューム選択処理のステップ133以外の処理は、説明を省略する。
ボリュームマイグレーションシステム5000は、候補ボリューム選択処理(図10)のステップ133において、必須制約条件を満たすボリュームのコストを算出する。
具体的には、必須制約条件を満たすボリュームが属するストレージサブシステム1000、2000、3000のストレージサブシステムIDを判定する。次に、判定したストレージサブシステムIDとストレージサブシステム管理テーブルT300のストレージサブシステムID(C302)とが一致するレコードを、ストレージサブシステム管理テーブルT300から選択する。次に、選択したレコードから、筐体価格C303及び総容量C304を抽出する。
次に、当該ボリュームの論理IDとストレージサブシステム管理テーブルT200の論理ID(C201)とが一致するレコードを、ストレージサブシステム管理テーブルT200から選択する。次に、選択したレコードから、容量C205を抽出する。
次に、抽出した容量C205を抽出した総容量C304で割ることによって、当該ボリュームの容量比重を算出する。容量比重は、当該ボリュームの容量が、当該ボリュームが属するストレージサブシステム1000、2000、3000の総容量に対して占める割合である。
次に、抽出した筐体価格C302に算出した容量比重を乗じることによって、容量比重コストを算出する。
本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000は、筐体価格に基づいてコストを算出する。筐体価格には、ディスクの価格の他に、ディスクコントローラ及び筐体自体の価格が含まれる。更に、筐体価格には、管理費用も含めることができる。よって、本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000は、実質的なボリュームのコストに基づいて、再配置先ボリュームを選択できる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態は、ボリュームの時価に基づいて、コストを算出する。
本実施の形態の情報処理システムは、コスト算出プログラム5200を除き、第1の実施の形態の情報処理システム(図1)と同一の構成である。よって、コスト算出プログラム5200以外の構成は、説明を省略する。
図14は、本発明の第3の実施の形態のコスト算出プログラム5200のブロック図である。
コスト算出プログラム5200は、ディスク単価管理プログラム5220、ディスク単価入力プログラム5230、時間変化特性コスト算出プログラム5270、時間変化特性管理プログラム5280及び時間変化特性入力プログラム5290を含む。
ディスク単価管理プログラム5220及びディスク単価入力プログラム5230は、第1の実施の形態のコスト算出プログラム5200に含まれるものと同一である。同一の構成には同一の番号を付し、説明を省略する。
時間変化特性管理プログラム5280は、ボリュームを構成する物理ディスクの単価の時間変化特性を管理する。時間変化特性入力プログラム5290は、入力部4300から入力された物理ディスクの時間変化特性を、データベース7000へ格納する。
時間変化特性コスト算出プログラム5270は、時間変化特性管理プログラム5280が管理する時間変化特性に基づいて、ディスク単価の低下率を算出する。例えば、ディスク単価の低下率は、ディスクの運用開始時から現在までの経過年数をディスクの減価償却年数で割ることによって求める。
次に、時間変化特性コスト算出プログラム5270は、算出した低下率及びディスク単価管理プログラム5220が管理するディスク単価に基づいて、ディスクの時価単価を算出する。
図15は、本発明の第3の実施の形態のディスク単価管理プログラム5220が管理するディスク単価管理テーブルT100の構成図である。
本実施の形態のディスク単価管理テーブルT100は、運用開始日時C106を含むことを除き、第1の実施の形態のディスク単価管理テーブル(図3)と同一の構成である。同一の構成には同一の番号を付し、説明を省略する。
運用開始日時C106は、当該ディスクによって構成されるストレージサブシステム1000、2000、3000の運用を開始した日時である。
なお、時間変化特性コスト算出プログラム5270は、現在の日時から運用開始日時C106を減算することによって、ディスクの運用開始時から現在までの経過年数を算出する。
次に、本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000の処理について説明する。
ボリュームマイグレーションシステム5000の処理は、候補ボリューム選択処理(図10)のステップ133を除き、第1の実施の形態と同一である。よって、候補ボリューム選択処理のステップ133以外の処理は、説明を省略する。
ボリュームマイグレーションシステム5000は、候補ボリューム選択処理(図10)のステップ133において、必須制約条件を満たすボリュームの時価コストを算出する。
具体的には、ボリュームマイグレーションシステム5000は、ボリュームの時価コストの「C1」を以下の式(3)で算出する。
C1=P1/V0*D2/D1・・・(3)
ここで、「D1」は、RAIDディスク上でデータを読み書きするドライブの数(つまり、パリティを読み書きするドライブの数を除く。)である。また、「D2」は、RAIDディスクを構成するドライブの数である。また、「P1」は、ボリュームを構成する物理ディスクの時価単価である。また、「V0」は、ボリュームを構成する物理ディスクの容量である。
本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000は、ディスクの時価に基づいて、ボリュームの時価コストを算出する。よって、本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000は、時間の経過と共に低下したディスクの価値を考慮して、再配置先ボリュームを選択できる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態は、再配置先ボリュームの利用期間を考慮して、コストを算出する。
本実施の形態の情報処理システムは、コスト算出プログラム5200を除き、第3の実施の形態の情報処理システム(図1)と同一の構成である。よって、コスト算出プログラム5200以外の構成は、説明を省略する。
図16は、本発明の第4の実施の形態のコスト算出プログラム5200のブロック図である。
本実施の形態のコスト算出プログラム5200は、時間平均コスト算出プログラム5300を備えることを除き、第3の実施の形態のコスト算出プログラム(図14)と同一の構成である。同一の構成には同一の番号を付し、説明を省略する。
時間平均コスト算出プログラム5300は、物理ディスクの平均時価単価を算出する。平均時価単価は、当該ボリュームの利用期間における物理ディスクの時価単価の平均値である。なお、ボリュームの利用期間は、入力部4300から入力される。
次に、本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000の処理について説明する。
ボリュームマイグレーションシステム5000の処理は、候補ボリューム選択処理(図10)のステップ133を除き、第3の実施の形態と同一である。よって、候補ボリューム選択処理のステップ133以外の処理は、説明を省略する。
ボリュームマイグレーションシステム5000は、候補ボリューム選択処理(図10)のステップ133において、必須制約条件を満たすボリュームの平均時価コストを算出する。
具体的には、ボリュームマイグレーションシステム5000は、ボリュームの平均時価コストの「C2」を以下の式(4)で算出する。
C2=P2/V0*D2/D1・・・(4)
ここで、「D1」は、RAIDディスク上でデータを読み書きするドライブの数(つまり、パリティを読み書きするドライブの数を除く。)である。また、「D2」は、RAIDディスクを構成するドライブの数である。また、「P2」は、ボリュームを構成する物理ディスクの平均時価単価である。また、「V0」は、ボリュームを構成する物理ディスクの容量である。
本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000は、物理ディスクの平均時価単価に基づいて、ボリュームのコストを算出する。よって、本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000は、ボリュームの利用期間を考慮したコストに基づいて、再配置先ボリュームを決定できる。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態では、再配置先ボリュームの物理特性に関する制約条件をユーザによって指定される。
本実施の形態の情報処理システムは、第1の実施の形態の情報処理システム(図1)と同一の構成である。よって、説明を省略する。
図17は、本発明の第5の実施の形態の出力部4400が表示する制約条件指定画面W450の説明図である。
本実施の形態の制約条件指定画面W450は、物理特性制約条件テーブルT470を含むことを除き、第1の実施の形態の制約条件指定画面(図6)と同一構成である。同一の構成には同一の番号を付し、説明を省略する。
物理特性制約条件テーブルT470は、同一物理特性選択欄R475、ストレージサブシステムID入力欄R476、ディスクタイプ入力欄R477及びRAIDレベル入力欄R478を含む。これらの入力欄R475〜R478には、制約条件がユーザによって入力される。
同一物理特性選択欄R475が選択されると、候補ボリューム選択プログラム5710は、再配置元ボリュームと同一の物理特性であるボリュームのみを選択する。
ストレージサブシステムID入力欄R476には、候補ボリュームとして選択されるボリュームが属するストレージサブシステム1000、2000、3000の一意な識別子が入力される。
ディスクタイプ入力欄R477には、候補ボリュームとして選択されるボリュームを構成するディスクの種別が入力される。
RAIDレベル入力欄R478には、候補ボリュームとして選択されるボリュームのRAID属性が入力される。
なお、ストレージサブシステムID入力欄R476、ディスクタイプ入力欄R477及びRAIDレベル入力欄R478は、同一物理特性選択欄R475を選択されていない場合のみ、入力できる。
次に、本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000の処理について説明する。
ボリュームマイグレーションシステム5000の処理は、候補ボリューム選択処理(図10)のステップ131を除き、第1の実施の形態と同一である。よって、候補ボリューム選択処理のステップ131以外の処理は、説明を省略する。
ボリュームマイグレーションシステム5000は、候補ボリューム選択処理(図10)のステップ131において、必須制約条件に加えて、ユーザに指定された物理特性制約条件を満たすボリュームを検索する。
本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000は、再配置先ボリュームの物理特性に関する制約条件をユーザに指定させることができる。よって、ボリュームマイグレーションシステム5000は、コスト視点且つ物理特性の視点で、再配置先ボリュームを選択できる。
(第6の実施の形態)
本発明の第6の実施の形態では、ボリュームマイグレーションシステム5000のデータベース7000に制約条件を事前に登録する。そして、ボリュームマイグレーションシステム5000は、事前に登録された制約条件に基づいて、再配置先ボリュームを選択する。
本実施の形態の情報処理システムは、制約条件プログラム5500を除き、第5の実施の形態の情報処理システム(図1)と同一の構成である。よって、制約条件プログラム5500以外の構成は、説明を省略する。
図18は、本発明の第6の実施の形態の制約条件プログラム5500のブロック図である。
本実施の形態の制約条件プログラム5500は、制約条件事前登録プログラム5540を備えることを除き、第5の実施の形態の制約条件プログラム(図2)と同一の構成である。同一の構成には同一の番号を付し、説明を省略する。
制約条件事前登録プログラム5540は、制約条件入力プログラム5510が収集した制約条件を、データベース7000に記憶されている制約条件管理テーブル(図19)に格納する。
図19は、本発明の第6の実施の形態の制約条件管理プログラム5530が管理する制約条件管理テーブルT400の構成図である。
制約条件管理テーブルT400は、レコードID(C401)、制約条件名称C402、上限コストC403、下限コストC404、ソート順C405、ストレージサブシステムID(C406)、ディスクタイプC407及びRAIDレベルC408を含む。
レコードID(C401)は、制約条件管理テーブルT400のレコードの一意な識別子である。制約条件名称C402は、制約条件の一意な識別子である。
上限コストC403は、ボリュームのコストの上限値に関する制約条件である。下限コストC404は、ボリュームのコストの下限値に関する制約条件である。
ソート順C404は、当該制約条件を満たすボリューム(候補ボリューム)を出力部4400が表示する順番である。
ストレージサブシステムID(C406)は、ボリュームが属するストレージサブシステムに関する制約条件である。ディスクタイプC407は、ボリュームを構成するディスクの種別に関する制約条件である。RAIDレベルC408は、ボリュームのRAID属性に関する制約条件である。
なお、上限コストC403、下限コストC404、ストレージサブシステムID(C406)、ディスクタイプC407及びRAIDレベルC408は、当該制約条件におけるボリュームの選択で制約しない場合、「なし」が格納される。
図20は、本発明の第6の実施の形態の出力部4400が表示する制約条件指定画面W450の説明図である。
本実施の形態の制約条件指定画面W450は、制約条件名称入力欄R451を含むことを除き、第5の実施の形態の制約条件指定画面(図17)と同一の構成である。同一の構成には同一の番号を付し、説明を省略する。
制約条件名称入力欄R451には、再配置先ボリュームに対する制約条件の名称が入力される。
OKボタンB410が操作されると、制約条件事前登録プログラム5540は、制約条件指定画面W450に入力された情報に基づいて、制約条件管理テーブルT400を更新する。
具体的には、制約条件事前登録プログラム5540は、制約条件管理テーブルT400に新たなレコードを作成する。次に、作成した新たなレコードのレコードID(C401)に、他のレコードのレコードID(C401)と重複しない値を格納する。
次に、制約条件管理テーブルT400の制約条件名称入力欄R451に入力された値を、新たなレコードの制約条件名称C402に格納する。次に、制約条件管理テーブルT400のボリュームコスト上限入力欄R452に入力された値を、新たなレコードの上限コストC403に格納する。次に、制約条件管理テーブルT400のボリュームコスト下限入力欄R453に入力された値を、新たなレコードの下限コストC404に格納する。
次に、制約条件管理テーブルT400の候補リストソート順入力欄R454に入力された値を、新たなレコードのソート順C405に格納する。
次に、同一物理特性選択欄R474が選択されているか否かを判断する。同一物理特性選択欄R474が選択されている場合には、新たなレコードのストレージサブシステムID(C406)、ディスクタイプC407及びRAIDレベルC408のそれぞれに「再配置元」を格納する。
一方、同一物理特性選択欄R474が選択されていない場合には、制約条件管理テーブルT400のストレージサブシステムID入力欄R476に入力された値を、新たなレコードのストレージサブシステムID(C406)に格納する。次に、制約条件管理テーブルT400のディスクタイプ入力欄R477に入力された値を、新たなレコードのディスクタイプC407に格納する。次に、制約条件管理テーブルT400のRAIDレベルR478に入力された値を、新たなレコードのRAIDレベルC408に格納する。
本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000は、制約情報を事前に登録できる。よって、ユーザは、ボリュームの再配置を要求する度に制約条件を入力しなければならないという負担を軽減できる。
(第7の実施の形態)
本発明の第7の実施の形態は、ボリュームの再配置を自動的に行う。
本実施の形態の情報処理システムは、ボリュームマイグレーションシステム5000の構成を除き、第6の実施の形態の情報処理システム(図1)と同一の構成である。よって、ボリュームマイグレーションシステム5000以外の構成は、説明を省略する。
図21は、本発明の第7の実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000のブロック図である。
ボリュームマイグレーションシステム5000は、自動実行プログラム5900を備えることを除き、第6の実施の形態の制約条件プログラム(図2)と同一の構成である。同一の構成には同一の番号を付し、説明を省略する。
自動実行プログラム5900は、所定のトリガーを検知すると、ボリュームの再配置処理を行う。具体的には、自動実行プログラム5900は、制約条件管理テーブル(図21)から、再配置元ボリュームに関連付けられている制約条件を抽出する。次に、抽出した制約条件に基づいて、再配置先ボリュームを選択する。
なお、所定のトリガーは、例えば、ストレージサブシステム1000、2000、3000の追加又は削除等である。また、ユーザからのボリューム再配置要求を所定のトリガーとすることによって、ボリュームマイグレーションシステム5000は、ボリュームの再配置をユーザから要求された場合にも、ボリュームの再配置を自動的に行うことができる。
図22は、本発明の第7の実施の形態の制約条件管理プログラム5530が管理する制約条件管理テーブルT400の構成図である。
制約条件管理テーブルT400は、対象ボリュームC409を含むことを除き、第6の実施の形態の制約条件管理テーブル(図19)と同一の構成である。同一の構成には同一の番号を付し、説明を省略する。
対象ボリュームC409は、制約条件に関連付けられている再配置元ボリュームの一意な識別子である。
つまり、ボリュームマイグレーションシステム5000は、所定のトリガーを検知すると、再配置元ボリュームの識別子と制約条件管理テーブルT400の対象ボリュームC409とが一致するレコードを、制約条件管理テーブルT400から選択する。そして、ボリュームマイグレーションシステム5000は、選択したレコードに格納されている制約条件に基づいて、再配置先ボリュームを選択する。
本実施の形態のボリュームマイグレーションシステム5000は、自動実行プログラム5900を備える。よって、ボリュームマイグレーションシステム5000は、ボリュームの再配置を自動的に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態の情報管理システムの構成のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のストレージ管理サーバのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態のディスク単価管理プログラムが管理するディスク単価管理テーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態のストレージ管理プログラムが管理するボリューム管理テーブルの構成図である。 本発明の第1の実施の形態の出力部が表示するディスク単価入力画面の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の出力部が表示する制約条件指定画面の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の出力部が表示する再配置先ボリューム選択画面の説明図である。 本発明の第1の実施の形態の出力部が表示する再配置先ボリューム承認画面の説明図である。 本発明の第1の実施の形態のボリュームマイグレーションシステムの再配置先ボリューム選択処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態のボリュームマイグレーションシステムの候補ボリューム選択処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態のコスト算出プログラムのブロック図である。 本発明の第2の実施の形態のストレージコスト管理プログラムが管理するストレージサブシステム管理テーブルの構成図である。 本発明の第2の実施の形態の出力部が表示するストレージサブシステムコスト入力画面の説明図である。 本発明の第3の実施の形態のコスト算出プログラムのブロック図である。 本発明の第3の実施の形態のディスク単価管理プログラムが管理するディスク単価管理テーブルの構成図である。 本発明の第4の実施の形態のコスト算出プログラムのブロック図である。 本発明の第5の実施の形態の出力部が表示する制約条件指定画面の説明図である。 本発明の第6の実施の形態の制約条件プログラムの構成図である。 本発明の第6の実施の形態の制約条件管理プログラムが管理する制約条件管理テーブルの構成図である。 本発明の第6の実施の形態の出力部が表示する制約条件指定画面の説明図である。 本発明の第7の実施の形態のボリュームマイグレーションシステムのブロック図である。 本発明の第7の実施の形態の制約条件管理プログラムが管理する制約条件管理テーブルの構成図である。
符号の説明
1000、2000、3000 ストレージサブシステム
1100、1200、1300、1500、2100、3100 ボリューム
1900 ボリュームデータ移動部
4000 ストレージ管理サーバ
5000 ボリュームマイグレーションシステム
5100 ボリューム再配置指示プログラム
5200 コスト算出プログラム
5210 単価ベースコスト算出プログラム
5220 ディスク単価管理プログラム
5230 ディスク単価入力プログラム
5240 容量比重コスト算出プログラム
5250 ストレージコスト管理プログラム
5260 ストレージコスト入力プログラム
5270 時間変化特性コスト算出プログラム
5280 時間変化特性管理プログラム
5290 時間変化特性入力プログラム
5300 時間平均コスト算出プログラム
5500 制約条件プログラム
5510 制約条件入力プログラム
5520 制約条件収集プログラム
5530 制約条件管理プログラム
5540 制約条件事前登録プログラム
5700 ボリューム選択プログラム
5710 候補ボリューム選択プログラム
5720 ボリューム決定プログラム
5800 ストレージ管理プログラム
5900 自動実行プログラム
7000 データベース
8000 管理クライアント
8100 ウェブブラウザ
9100、9200 ホスト
CN100、CN500 通信ネットワーク
T100 ディスク単価管理テーブル
T200 ボリューム管理テーブル
T300 ストレージサブシステム管理テーブル
T400 制約条件管理テーブル

Claims (16)

  1. 一つ以上のボリュームを有するストレージサブシステムと、
    再配置元のボリュームを再配置先のボリュームに再配置するボリューム再配置指示部と、を備えるボリュームマイグレーションシステムにおいて、
    ボリュームのコスト値を算出するコスト算出部と、
    前記コスト算出部が算出したボリュームのコスト値及び再配置先のボリュームに対する制約条件に基づいて、再配置先のボリュームの候補を選択するボリューム選択部と、を備えることを特徴とするボリュームマイグレーションシステム。
  2. 再配置先のボリュームに対する制約条件を管理する制約条件部を備えることを特徴とする請求項1に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  3. 再配置先のボリュームのコスト値に関する条件が指定され、前記指定されたコスト値に関する条件を制約条件に含めるコスト条件指定部と、
    前記ボリューム選択部は、前記制約条件に含まれるコスト値に関する条件と前記コスト算出部が算出したボリュームのコスト値とを比較することによって、再配置先のボリュームの候補を選択することを特徴とする請求項1に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  4. 前記コスト算出部は、ボリュームを構成するディスクの物理構成及びボリュームを構成するディスクの単価に基づいて、ボリュームのコスト値を算出することを特徴とする請求項1に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  5. ボリュームを構成するディスクの単価が入力されるディスク単価入力部と、
    前記ディスク単価入力部に入力されたディスクの単価を管理するディスク単価管理部と、を備えることを特徴とする請求項4に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  6. 前記コスト算出部は、ボリュームを搭載するストレージサブシステム全体のコストに基づいて、ボリュームのコスト値を算出することを特徴とする請求項1に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  7. ボリュームを搭載するストレージサブシステム全体のコストが入力されるストレージコスト入力部と、
    前記ストレージコスト入力部に入力されたストレージサブシステム全体のコストを管理するストレージコスト管理部と、を備えることを特徴とする請求項6に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  8. 前記コスト算出部は、ボリュームを構成するディスクの単価の時間変化特性に基づいて、ボリュームのコスト値を算出することを特徴とする請求項1に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  9. ボリュームを構成するディスクの単価の時間変化特性が入力される時間変化特性入力部と、
    前記時間変化特性入力部に入力された時間変化特性を管理する時間変化特性管理部と、を備えることを特徴とする請求項8に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  10. 再配置先のボリュームの利用期間が入力される利用期間入力部を備え、
    前記コスト算出部は、前記利用期間入力部に入力された利用期間におけるボリュームのコスト値を算出することを特徴とする請求項1に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  11. 再配置先のボリュームの物理特性に関する条件が指定され、前記指定された物理特性に関する条件を制約条件に含める物理特性指定部を備え、
    前記ボリューム選択部は、前記制約条件に含まれる物理特性に関する条件を満たすボリュームを、再配置先のボリュームの候補として選択することを特徴とする請求項1に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  12. 再配置先のボリュームと再配置元のボリュームとが同一の物理特性という条件が前記物理特性指定部に指定されると、
    前記ボリューム選択部は、再配置元のボリュームと同一の物理特性のボリュームを、再配置先のボリュームの候補として選択することを特徴とする請求項11に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  13. 再配置先のボリュームに対する制約条件を事前に登録する制約条件事前登録部を備えることを特徴とする請求項1に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  14. 再配置先のボリュームに対する制約条件を再配置元のボリュームと関連付けて事前に登録する制約条件事前登録部と、
    ボリュームの再配置処理を自動化する自動処理部と、を備え、
    自動処理部は、所定のトリガーを検知すると、前記制約条件事前登録部が事前に登録した制約条件の中から再配置元のボリュームに関連する制約条件を抽出し、
    前記ボリューム選択部は、前記自動処理部が抽出した制約条件に基づいて、再配置先のボリュームの候補を選択することを特徴とする請求項1に記載のボリュームマイグレーションシステム。
  15. 一つ以上のボリュームを有するストレージサブシステムと、
    再配置元のボリュームを再配置先のボリュームに再配置するボリューム再配置指示部と、を備えるボリュームマイグレーションシステムにおけるボリューム再配置方法であって、
    ボリュームのコスト値を算出し、
    前記算出したボリュームのコスト値及び再配置先のボリュームに対する制約条件に基づいて、再配置先のボリュームの候補を選択することを特徴とするボリューム再配置方法。
  16. 一つ以上のボリュームを有するストレージサブシステムと、
    再配置元のボリュームを再配置先のボリュームに再配置するボリューム再配置指示部と、を備えるボリュームマイグレーションシステムに以下の手順を実行させるプログラムであって、
    ボリュームのコスト値を算出する手順と、
    前記算出したボリュームのコスト値及び再配置先のボリュームに対する制約条件に基づいて、再配置先のボリュームの候補を選択する手順と、を含むことを特徴とするプログラム。
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