JP2006300495A - 廃油燃焼バーナー - Google Patents

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Abstract

【課題】天ぷら油やエンジンオイルは私達の豊かな生活を支えるのに必用不可欠な物質であるが、この両者には一定の利用限度があり、これを超えたものは廃棄処分が行われている。これらの物質をエネルギー源として再利用し、資源としての有効利用が出来る廃油燃焼バーナーの提供。
【解決手段】 円筒状容器を外枠(1)とし、その側面に送風口(5)を設けると共に、その底部に支切りを設け、廃油燃料を上部耐火キャスタブルから漏れ出して来る熱で加熱し、高温の状態で燃焼室(6)へ注入する。送風口(5)から吸込まれた空気も同様に加熱され、通気孔(4)a、bから燃焼室へ吹込まれる。廃油燃焼バーナーに点火するには、起動用燃料注入口(9)より灯油を注入し、燃焼室内に導き、耐火キャスタブルが赤熱するまで加熱する。この段階で廃油を注入すれば着火し、灯油の供給を停止しても、自力で燃焼が可能となる。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
この発明は産業廃棄物として排出される食用油やエンジンオイルの廃油等を燃焼させる為のバーナーに関するものである。
上記二者は有用資源であるにもかかわらず、廃棄処分が行なわれているのが現状である。
発明が解決しようとする課題
天ぷら油やエンジンオイルは私達の豊かな生活を支えるのに必要不可欠な物質であるが、この両者には一定の利用限度があり、これを超えたものはもはや利用価値がなくなり、廃棄処分が行われているのが現状である。本発明は、これらの物質を燃料として再利用し、資源としての用途を新たに切り拓こうとするものである。
課題を解決する為の手段
円筒状容器を外枠(1)とし、その側面に送風口(5)を設けると共に、その底部に支切りを設け、廃油燃料を上部耐火キャスタブルから漏れ出して来る熱で加熱し、高温の状態で燃焼室(6)へ注入する。送風口(5)から吹込まれた空気も同様に加熱され、通気孔(4)a、bから燃焼室へ吹込まれる。
廃油燃焼バーナーに点火するには、起動用燃料注入口(9)より灯油を注入し、燃焼室内に導き、耐火キャスタブルが赤熱するまで加熱する。この段階で廃油を注入すれば着火し、灯油の供給を停止しても、自力で燃焼が可能となる。
天ぷら油やエンジンオイルは、一般的に用いられる燃料に較べて発火点が非常に高く難燃性である。その為バーナー内部は常に高温に保つ必要がある。燃料を完全燃焼させる為には、大量の空気が必要とされるが、季節要因等で外気温度は大巾に変動し、この空気によってバーナー内部が冷却され、燃焼の維持が困難になる場合がある。この問題を解決する為、通風口から取り入れた空気を空気予熱室に導き、赤熱した耐火キヤスタブルの周囲を通過させて熱交換を行い、高温の過熱空気として燃焼室へ吹込んでいる。又、供給される廃油も、バーナー底部に設けられた燃料予熱室において加熱され、高温の状態でバーナー内部に注入されることになる。この結果、難燃性の燃料ではあるが完全燃焼を安定的に継続することができる様になった。
発明の効果
食用廃油やエンジンオイルの廃油は、その一時的な利用目的が終ると単なる産業廃棄物として取扱われるが、不用意に自然界に放出すると、環境破壊を引きおこすものである。本発明は貴重な資源をエネルギー源として最後まで有効利用し、合わせて環境浄化にも役立つ一面を持っている。
本発明の断面図である。
符号の説明
1・バーナー外枠 2・耐火キャスタブル
3・空気予熱室 4・通気孔−a・b
5・送風口 6・燃焼室
7・廃油燃料供給口 8・廃油燃料予熱室
9・起動用燃料注入口 10・空気供給管
11・点火プラグ

Claims (1)

  1. 円筒状容器を外枠(1)とし、その側面に送風口(5)を設けると共に、その底部に支切りを設け、廃油燃料予熱室(8)とする。
    (8)の上部に耐火キャスタブル(2)を用いて空気予熱室(3)及び燃焼室(6)を形成させ、(3)から(6)へ空気を吹込む為の通気孔(4)a、bを設けておく。廃油予熱室(8)の側面に廃油燃料供給口(7)を設けておく。
    起動用燃料注入口(9)、空気供給管(10)及び点火プラグ(11)から成る、以上のように構成された廃油燃焼バーナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114727501A (zh) * 2022-05-10 2022-07-08 深圳市深逸通电子有限公司 一种滚轴式塞孔装置

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