JP2008064358A - 燃焼装置 - Google Patents

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Kazuhisa Miyamoto
和久 宮本
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Abstract

【課題】 費用をかけて可燃ゴミとして処分されている廃グリセリンなどの可燃性燃焼物の有効利用を可能とする燃焼装置を提供することである。
【解決手段】 装置本体(12)と、装置本体の上部に、下向きに火炎が噴出するように配置されたバーナ(22)と、バーナから噴出した火炎を包含するように装置本体の内部に配置され、上端が開口し下端が閉鎖した燃焼容器(24)とを備えていることを特徴とする燃焼装置(10)が提供される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、廃グリセリンのような可燃性燃焼物を燃焼させるための燃焼装置に関する。
現在、廃食油を原料にしたバイオディーゼル燃料(以下「BDF」という)が大量に製造されており、BDFはその製造時に、副産物として10%程度の廃グリセリンが排出される。この廃グリセリンは、およそ7kW/kgの熱量を有しているため、その有効利用が期待されている。
しかしながら、廃グリセリンを燃焼させると、体積の20%近い燃焼残留物が発生するため、従来のバーナーのように、噴霧燃焼させることはできず、可燃ゴミとして焼却処分しているが現状である。
本発明は、このような状況に鑑みて案出されたものであって、費用をかけて可燃ゴミとして処分されている廃グリセリン等の可燃性燃焼物の有効利用を可能とする燃焼装置を提供することを目的とする。
本願請求項1に記載の燃焼装置は、装置本体と、前記装置本体の上部に、下向きに火炎が噴出するように配置されたバーナと、前記バーナから噴出した火炎を包含するように前記装置本体の内部に配置され、上端が開口し下端が閉鎖した燃焼容器とを備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、従来は可燃ゴミとして処分されていた廃グリセリン等の可燃性燃焼物を有効利用することが可能になった。本発明の装置は、構造が比較的簡単であるので、安価な製造コスト及び維持コストで提供することができる。
次に図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態に係る燃焼装置について詳細に説明する。図1は、本発明の好ましい実施の形態に係る燃焼装置を模式的に示した概略図である。図1において全体として参照符号10で示される本発明の好ましい実施の形態に係る燃焼装置は、装置本体12を備えている。
燃焼装置10は又、廃グリセリンを貯蔵するための貯油槽14と、貯油槽14と装置本体12の上部との間に延びた配管16と、貯油槽14から装置本体12に廃グリセリンを圧送するためのポンプ18と、配管16を加温するためのヒータ20と、装置本体12の上部に、下向きに火炎が噴出するように配置されたバーナ22とを備えている。
装置本体12の内部には、上端が開口し、下端が閉鎖した円筒形又は正多角筒形の燃焼容器24が配置されている。図1に示される例では、燃焼容器24は、台座26の上に堅固に配置されており、後述するように、新たな燃焼容器24と交換しようとする場合には、容易に交換することができるようになっている。
装置本体12には、排気口12aが設けられている。好ましくは、排気口12aの出口には、排気口12aから排出される排気ガスの煤の濃度を計測するための煤濃度計12bが設けられている。なお、参照符号12cは、燃焼容器24を交換する場合に用いられる扉を示している。
以上のように構成された本発明の燃焼装置10の作動について説明する。まず、貯油槽14から配管16を介して装置本体12に廃グリセリンを移送する。その際、高粘度の廃グリセリンが移送され易いように、廃グリセリンを移送可能な粘度に低下するまで加温する。次いで、バーナ22に着火する。着火に際しては、廃食油を使用する。なお、火炎が下向きに噴出するようにバーナ22が配置されているので、バーナ22及びその周辺が廃食油で汚染されるのが防止される。
着火したバーナ22から下向きに噴出した火炎は、燃焼容器24内に包含される。このようにして燃焼容器24内で燃焼した燃焼ガスは、燃焼容器24の外周に接触して燃焼容器24全体を加熱しながら下降流を生成し、排気口12aから排気される(図1の矢印参照)。着火に使用した廃食油が燃焼している間に、加熱した燃焼容器24内に適量の廃グリセリンを滴下する。燃焼容器24内に滴下された廃グリセリンは、極く短時間に蒸発し始め、火炎を形成して燃焼し始める。このようにして形成された火炎で燃焼容器24を加熱することにより、連続して滴下される廃グリセリンの燃焼が可能になる。なお、燃焼容器24内への廃グリセリンの滴下量を調整することにより、燃焼量を制御することができる。
廃グリセリンが燃焼し始めると、黒煙が排気されるため、煤濃度計12bにより排気ガス中の黒煙の濃度を計測し、装置本体12内への二次空気の送気量を送風機(図示せず)で制御して黒煙の発生を防止する。
一定量の廃グリセリンが燃焼すると、燃焼容器24内に不燃残留物が蓄積される。したがって、燃焼容器交換用扉12cを介して、新しい燃焼容器24と交換して燃焼を継続する。
なお、上述の例では、バーナ22への着火に廃食油が使用されているが、鉱物廃油を使用してもよい。また、廃食油の沈殿物や天ぷら揚げカスも破砕すれば、燃焼容器24に滴下する燃料として使用してもよい。
本発明は、以上の発明の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
本発明の好ましい実施の形態に係る燃焼装置を模式的に示した図である。
符号の説明
10 燃焼装置
12 装置本体
12a 排気口
12b 煤濃度計
12c 燃焼容器交換用扉
14 貯油槽
16 配管
18 ポンプ
20 ヒータ
22 バーナ
24 燃焼容器
26 台座

Claims (1)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体の上部に、下向きに火炎が噴出するように配置されたバーナと、
    前記バーナから噴出した火炎を包含するように前記装置本体の内部に配置され、上端が開口し下端が閉鎖した燃焼容器と、
    を備えていることを特徴とする燃焼装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4688968B1 (ja) * 2010-09-03 2011-05-25 バイオ燃料技研工業株式会社 燃焼装置
JP2011214734A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Maeda Road Constr Co Ltd 廃グリセリンの燃料処理装置および方法

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