JP2006298522A - ブレーキ装置 - Google Patents

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憲一郎 相木
Ryoji Kobayashi
良治 小林
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Abstract

【課題】 ビリが発生しやすい糸に対し、ビリをほぐして、制動力を糸に確実に作用させることを可能にすることにある。
【解決手段】 ブレーキ装置は、ブレーキボディ及びブレーキプレートの少なくとも一方の制動面がブレーキボディ及びブレーキプレートの少なくとも一方に形成された複数の凸部の頂面を含む。凸部は、糸の走行方向を横切る方向へ伸びており、またブレーキボディ又はブレーキプレートの中心から前記走行方向の上流側及び下流側の一方に少なくとも1つ形成されていると共に、他方に複数形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、クリールから引き出される糸にブレーキを作用させるブレーキ装置に関する。
繊維機械の1つとして、図16に示すようなクリール10がある(特許文献1)。このクリール10は、複数の給糸体12を備えている。それらの給糸体12に巻かれている糸14は、整経機16に引き出されて、整経機16のガイドロール18を介して巻き取りビーム20にシート状に巻き取られる。
特開昭63−28932号公報
そのようなクリール10は、図17に示すように、給糸体12から引き出される糸14に制動力を作用させて糸14の張力を調整するブレーキ装置22を糸14毎に備えている。ブレーキ装置22は、クリール10に備えられたユニットバー24に取り付けられている。
この種のブレーキ装置22の1つとして、図18に示すものがある。この従来のブレーキ装置22は、ユニットバー24に取り付けられたブレーキボディ26と、蝶番のような適宜な手段によりブレーキボディ26に対し開閉可能にブレーキボディ26の正面側に連結されたブレーキプレート28とを含む。
ブレーキプレート28は、これの下端部においてブレーキボディ26の下端部に枢軸的に連結されており、またスプリング30によりブレーキボディ26に向けて付勢されている。スプリング30は、ブレーキプレート28に枢軸的に連結されて前後方向に伸びるピン32に支持されている。
給糸体12から伸びる糸14は、ブレーキボディ26とブレーキプレート28との間を伸びている。ブレーキボディ26とブレーキプレート28とは、互いに対向するように形成された制動面38を有しており、またブレーキボディ26及びブレーキプレート28との間を経る糸14を制動面38で挟むことにより糸14に制動力を作用させる。
ブレーキボディ26に対するブレーキプレート28の開閉は、ブレーキボディ26を貫通して上下方向へ伸びる状態にユニットバー24に配置されたロッド34を上下動させることにより、行われる。
例えば、ロッド34が上昇されると、ロッド34に取り付けられた板カム36によりピン32がブレーキボディ26の正面(前)側に押され、それにより図18(B)に2点鎖線で示すように押し出される。
これに対し、ロッド34が下降されると、板カム36がピン32から離れ、ピン32がスプリング30により、後側に変位される。これにより、ブレーキプレート28は、図18(B)に実線で示すようにブレーキボディ26側に移動される。
上記のようなブレーキ装置22において、クリール10の高速運転が停止されると、ブレーキプレート28が閉じられて、糸14に制動力が作用する。これにより、給糸体12からブレーキ装置22に伸びる糸14が図17に点線で示すように垂れ下がる。
糸14が上記のように垂れ下がった状態で、クリール10の運転が再開されると、糸14に所定の張力が作用するまで、ブレーキプレート28が閉じたまま、糸14が給糸体12から引き出される。このとき、給糸体12側の糸部分にビリが発生する。そのようなビリは、特にスパン糸に発生しやすい。
従来のブレーキ装置22では、糸14の走行方向におけるブレーキプレート28の幅寸法(制動面38の幅寸法)が小さいから、糸14はビリが完全にほぐしきられない状態で、ブレーキ装置22を通過してしまう。
これに対し、ブレーキプレート28(特に制動面38)の幅寸法を大きくすると(換言すれば、制動面38の面積を広くすると)、糸14が走行する側の制動面38の平面度(平滑度)にばらつきが生じやすくなる。
上記のように制動面38の平面度にばらつきが生じていると、ブレーキプレート28を閉じても、ブレーキボディ26とブレーキプレート28とが完全には密着せず、特に細番手の糸に対する制動力が作用しなくなる。
本発明の目的は、ビリが発生しやすい糸に対し、ビリをほぐして、制動力を糸に確実に作用させることを可能にすることにある。
本発明に係るブレーキ装置は、給糸体に対応してクリールに設けられたブレーキボディと、該ブレーキボディに接触可能に設けられたブレーキプレートとを含み、前記ブレーキボディ及び前記ブレーキプレートは、互いに対向するように形成された制動面を有し、かつ前記給糸体から伸びて前記ブレーキボディと前記ブレーキプレートとの間を経る糸を前記制動面で挟むことにより前記糸を制動させる。
前記ブレーキボディ及び前記ブレーキプレートの少なくとも一方の前記制動面は、前記ブレーキボディ及び前記ブレーキプレートの少なくとも一方に形成された複数の凸部の頂面を含む。前記凸部は、前記糸の走行方向を横切る方向へ伸びており、また前記ブレーキボディ又は前記ブレーキプレートの中心から前記走行方向の上流側及び下流側の一方に少なくとも1つ形成されていると共に、他方に複数形成されている。
ブレーキプレートがブレーキボディに対し閉じられていると、ブレーキプレート及びブレーキボディの制動面の間を走行する糸がそれら制動面に挟まれて、制動力を受ける。複数の凸部の頂面は、制動力を糸に実質的に作用させる面として作用する。
本発明のブレーキ装置においては、各凸部が糸の走行方向を横切る方向へ伸びており、またブレーキボディ又はブレーキプレートの中心から糸の走行方向の上流側及び下流側の一方に少なくとも1つの凸部が形成されていると共に、他方に複数の凸部が形成されている。
本発明によれば、複数の制動面がブレーキボディ又はブレーキプレートに形成されているから、制動面の平面度にばらつきを生じることなく、広い制動面を確保することができ、その結果十分な制動力を糸に作用させることができるし、細番手の糸に対しても制動力を確実に作用させることができる。
本発明によれば、また、複数の凸部を備えているから、ブレーキプレートを閉じた状態で糸を引き出す際に、ビリが凸部を通過するたびにそれらのビリがほぐされながら、糸が引き出される。その結果、ブレーキ装置を通過し終わるまで、ビリが解消され、ビリの発生しやすいスパン糸のような糸や、太番手から細番手までの多種類の糸を処理することができる。
本発明によれば、さらに、少なくとも1つの凸部が糸の走行方向における上流側及び下流側のそれぞれに形成されているから、制動力を糸にバランスよく作用させることができる。
前記糸の走行方向における各頂面の幅は8mm以下とすることができる。また、前記頂面は平面とすることができる。さらに、前記各凸部の高さは、0.05mm以上0.2mm以下の範囲内とすることができる。
前記ブレーキボディ及び前記ブレーキプレートの制動面の少なくとも一方は、前記走行方向に対して平行の面とすることができる。
[クリールの実施例]
図1を参照するに、クリール10の各給糸体12から伸びる糸14は、給糸体12とこれに対応されたブレーキ装置40との間において、クリール10に配置された一対のテンションバー42,42に通されており、また従来と同様に図16に示す整経機16にブレーキ装置40を経て引き出される。
[ブレーキ装置の実施例1]
図2から図5を参照するに、ブレーキ装置40は、図18に示す従来のブレーキ装置22と同様に、ユニットバー24に取り付けられたブレーキボディ26と、蝶番のような適宜な手段によりブレーキボディ26に対し開閉可能にブレーキボディ26の正面側に連結されたブレーキプレート28とを含む。
ブレーキプレート28は、穴29を中央領域に有している。穴29は、図示の例では、長円形の形状を有しているが、適宜な形状とすることができる。
ブレーキプレート28は、これの下端部においてブレーキボディ26の下端部に枢軸的に連結されており、また板カム44を下端部に一体的に備えている。ロッド34には、板ばね46がロッド34と共に上下動可能に取り付けられている。
ロッド34が下降されると、板カム44は、板ばね46に接触して、板ばね46によりブレーキボディ28の側に付勢される。これにより、ブレーキプレート28は、図3に示すように閉じられる。
ロッド34が上昇されると、板カム44は、板ばね46の付勢力から解放されて、板ばね46から離間される。これにより、ブレーキプレート28は、自重により図3において反時計方向に回転されて、図4に示すように開かれる。
給糸体12から伸びる糸14は、ブレーキボディ26とブレーキプレート28との間を伸びている。
ブレーキボディ26には、糸切れセンサ48が取り付けられている。この糸切れセンサ48は、光透過型のセンサであり、またブレーキ装置40を通過する糸14の状態を波形として検出する。
ブレーキボディ26は、また、糸14の走行方向を横切って伸びる糸ガイド50を糸14の走行方向における一方側及び他方側の各端部に備えていると共に、一対の糸ガイド52,52を前側中央領域に備えている。糸14は、一方の糸ガイド50、一対の糸ガイド52,52及び他方の糸ガイド50に接触しつつ、ブレーキ装置40内を整経機に向けて移動する。
図6及び図7に示すように、ブレーキボディ26及びプレーキプレート28は、それぞれ、糸14の走行方向を横切る方向(図示の例では、上下方向)へ伸びる複数の凸部54及び56を糸14が走行する側の面に備えている。
図示の例では、ブレーキボディ26及びブレーキプレート28の糸14の走行方向の上流側及び下流側のそれぞれに、2つの凸部54及び56が形成されている。凸部54及び56は、高さ寸法とされている。
各凸部54の頂面(糸14の側となる面)58は面一の平面とされている。各凸部56の頂面60(糸14の側となる面)も、面一の平面とされている。このため、頂面58及び60は、互いに共同して糸14に制動力を作用させる制動面として作用する。
図示の例では、各凸部54は糸14の通過位置を横切って直線的に伸びている。また、凸部56のうち、糸14の走行方向における中央側に位置する各凸部56は糸14の通過位置を横切って直線的に伸びており、糸14の走行方向における外側に位置する各凸部56は糸14の通過位置を横切って弧状に伸びている。
しかし、ブレーキボディ26及びブレーキプレート28の各凸部、詳細にはブレーキボディ26の凸部54の頂面58と、ブレーキプレート28の凸部56の頂面60とは、共同して糸14を挟むように、互いに対向されている。
給糸体12から伸びる糸14は、頂面58及び60すなわち制動面の間を伸びており、またブレーキプレート28がブレーキボディ26に対し閉じられることにより頂面58及び60すなわち制動面で挟まれることにより制動力を受ける。
糸14の走行方向を横切る方向における糸ガイド50の長さ寸法は、円弧状に飛走する糸14を案内するために十分な値とされている。また、糸14の走行方向を横切る方向における糸切れセンサ48内の糸飛走路の寸法は、糸ガイド50の長さ寸法より小さくされている。これらの結果、糸14の走行方向を横切る方向における凸部の長さ寸法は、糸ガイド50から糸切れセンサ48に向けて漸次小さくなっている。
ブレーキ装置40においては、制動面が複数の凸部54及び56の頂面58及び60により形成されているから、制動面の平面度にばらつきを生じることなく、広い制動面を得ることができ、その結果十分な制動力を糸14に作用させることができるし、細番手の糸に対しても制動力を確実に作用させることができる。
また、複数の凸部を備えているから、ブレーキプレート28を閉じた状態で糸14を引き出す際に、ビリが凸部54及び56を通過するたびにそれらのビリがほぐされながら、糸14が引き出される。その結果、ブレーキ装置40を通過し終わるまでに、ビリが解消され、ビリの発生しやすいスパン糸のような糸や、太番手から細番手までの多種類の糸を処理することができる。
さらに、少なくとも1つの凸部54又は56が糸14の走行方向における上流側及び下流側のそれぞれに形成されているから、制動力を糸14にバランスよく作用させることができる。
1つの凸部54及び56をそれぞれブレーキボディ26及びブレーキプレート28の上流側及び下流側のそれぞれに形成してもよい。
上流側及び下流側のそれぞれに1つの凸部54又は56を形成した場合、図8に示すように、糸14の走行方向における各頂面58,60の幅寸法wは8mm以下とし、実施例では2mmから6mmの範囲、好ましくは2.5mmから4mmの範囲、通常3mmとすることが望ましい。
また、ブレーキボディ26又はブレーキプレート28から頂面58又は60までの各凸部54,56の高さ寸法hは、0.05mmから0.2mmの範囲、好ましくは0.15mmから0.1mmの範囲、通常0.1mmとすることが望ましい。
図9及び図10は、凸部62及び64をそれぞれブレーキボディ26及びブレーキプレート28の糸14の走行方向の上流側と下流側のそれぞれに1つずつ形成した例を示す。
凸部62及び64のそれぞれは、対応するブレーキボディ26又はブレーキプレート28の中心から端部にわたるように、幅広く形成されている。
凸部62及び64の頂面66及び68のそれぞれは、対応するブレーキボディ26又はブレーキプレート28の中心側が上辺となり、対応するブレーキボディ26又はブレーキプレート28の端部側が底辺となる台形の形状を有している。
ブレーキボディ26の凸部62の頂面66と、ブレーキプレート28の凸部64の頂面68とは、共同して糸14を挟むように、互いに対向されている。
凸部62及び64並びに頂面66及び68を用いた場合も、図2,図6及び図7に示す形状の凸部54及び56並びに頂面58及び60を用いた場合と、同様に作用すると共に、同様の効果を生じる。
図11及び図12は、く字状に伸びる複数の凸部70及び72をそれぞれブレーキボディ26及びブレーキプレート28の上流側の箇所及び下流側の箇所のそれぞれに形成した例を示す。
凸部70及び72は、屈曲部が糸14の通過位置となり、かつ糸14の走行方向を横切って伸びるように、対応するブレーキボディ26又はブレーキプレート28の糸14の側の面に形成されている。凸部70及び72の頂面74及び76もく字状に屈曲されている。
ブレーキボディ26の凸部70の頂面74と、ブレーキプレート28の凸部72の頂面76とは、共同して糸14を挟むように、互いに対向されている。
凸部70及び72並びに頂面74及び76を用いた場合も、図6及び図7に示す形状の凸部54及び56並びに頂面58及び60を用いた場合と、同様に作用すると共に、同様の効果を生じる。
図6,図9又は図11に示す凸部54,62及び70並びに頂面58,66及び74を有するブレーキボディ26と、図7,図10又は図12に示す凸部56,64及び72並びに頂面60,68及び76を有するブレーキプレート28とを適宜組み合わせたブレーキ装置40としてもよい。
図13は、図7に示すブレーキプレート28と、図6,図9及び図11に示すいずれかのブレーキボディ26とを組み合わせたブレーキ装置の一例を示す。
図14は、図10に示すブレーキプレート28と、図6及び図11に示すいずれかのブレーキボディ26とを組み合わせたブレーキ装置の一例を示す。
図15は、図11に示すブレーキプレート28と、図6,図9及び図11に示すいずれかのブレーキボディ26とを組み合わせたブレーキ装置の一例を示す。
上記から明らかなように、本発明においては、ブレーキボディ26及びブレーキプレート28のいずれか一方に制動面として作用する頂面を有する1つの凸部を形成し、他方に制動面として作用する頂面を有する複数の凸部を形成してもよい。
また、本発明においては、ブレーキボディ26及びブレーキプレート28の中心から糸14の走行方向における上流側及び下流側の一方に上記のような少なくとも1つの凸部を形成し、他方に上記のような複数の凸部を形成してもよい。
本発明は、クリール用のブレーキ装置のみならず、巻返し機や糊付機のような他の繊維機械用のブレーキ装置にも適用することができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々変更することができる。
本発明に係るブレーキ装置を備えたクリールの一部の一実施例を示す図である。 本発明に係るブレーキ装置の一実施例を示す正面図である。 図2に示すブレーキ装置の右側面図であってブレーキプレートが閉じた状態を示す図である。 2に示すブレーキ装置の右側面図であってブレーキプレートが開いた状態を示す図である。 図2における5−5線に沿って得た断面図である。 ブレーキボディ側の凸部及び頂面の第1の実施例を示す図である。 ブレーキプレート側の凸部及び頂面の第1の実施例を示す図である。 凸部の形状及び寸法を説明するための図であって、(A)は正面図、(B)は(A)(A)における10B−10B線に沿って得た断面図である。 ブレーキボディ側の凸部及び頂面の第2の実施例を示す図である。 ブレーキプレート側の凸部及び頂面の第2の実施例を示す図である。 ブレーキボディ側の凸部及び頂面の第3の実施例を示す図である。 ブレーキプレート側の凸部及び頂面の第3の実施例を示す図である。 図7に示すブレーキプレートと、図6,図9及び図11に示すいずれかのブレーキボディとを組み合わせたブレーキ装置の実施例を示す。 図10に示すブレーキプレートと、図6及び図11に示すいずれかのブレーキボディとを組み合わせたブレーキ装置の実施例を示す。 図12に示すブレーキプレートと、図6,図9及び図11に示すいずれかのブレーキボディとを組み合わせたブレーキ装置の実施例を示す。 一般的なクリール及び整経機の実施例を示す図である。 給糸体と糸とブレーキ装置との関係を説明するための図である。 従来のブレーキ装置の一実施例を示す図であって、(A)は正面図、(B)は右側面図である。
符号の説明
10 クリール
12 給糸体
14 糸
16 整経機
20 ビーム
22 従来のブレーキ装置
24 ユニットバー
26 ブレーキボディ
28 ブレーキプレート
29 穴
34 ロッド
40 本発明に係るブレーキ装置
42 テンションバー
44 板カム
46 板バネ
48 糸切れセンサ
50,52 糸ガイド
54,62,70 ブレーキボディ側の凸部
56,64,72 ブレーキプレート側の凸部
58,66,74 ブレーキボディ側の凸部の頂面
60,68,76 ブレーキプレート側の凸部の頂面

Claims (6)

  1. 給糸体に対応してクリールに設けられたブレーキボディと、該ブレーキボディに接触可能に設けられたブレーキプレートとを含み、前記ブレーキボディ及び前記ブレーキプレートは、互いに対向するように形成された制動面を有し、かつ前記給糸体から伸びて前記ブレーキボディと前記ブレーキプレートとの間を経る糸を前記制動面で挟むことにより前記糸を制動させるブレーキ装置において、
    前記ブレーキボディ及び前記ブレーキプレートの少なくとも一方の前記制動面は、前記ブレーキボディ及び前記ブレーキプレートの少なくとも一方に形成された複数の凸部の頂面を含み、
    前記凸部は、前記糸の走行方向を横切る方向へ伸びており、また前記ブレーキボディ又は前記ブレーキプレートの中心から前記走行方向の上流側及び下流側の一方に少なくとも1つ形成されていると共に、他方に複数形成されている、ブレーキ装置。
  2. 前記ブレーキボディ及び前記ブレーキプレートの各制動面に、互いに対向する前記凸部が形成され、かつ前記凸部は、前記ブレーキボディ及び前記ブレーキプレートの中心から前記走行方向の上流側及び下流側のそれぞれに複数形成されている、請求項1に記載のブレーキ装置。
  3. 前記糸の走行方向における各頂面の幅は8mm以下である、請求項1に記載のブレーキ装置。
  4. 前記頂面は平面である、請求項1に記載のブレーキ装置。
  5. 前記各凸部の高さは、0.05mm以上0.2mm以下の範囲にある、請求項1に記載のブレーキ装置。
  6. 前記ブレーキボディ及び前記ブレーキプレートの制動面の少なくとも一方は、前記走行方向に対して平行の面である、請求項1に記載のブレーキ装置。
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