JP2006296046A - ダイレクトドライブモータ及び回転テーブル装置 - Google Patents

ダイレクトドライブモータ及び回転テーブル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006296046A
JP2006296046A JP2005111235A JP2005111235A JP2006296046A JP 2006296046 A JP2006296046 A JP 2006296046A JP 2005111235 A JP2005111235 A JP 2005111235A JP 2005111235 A JP2005111235 A JP 2005111235A JP 2006296046 A JP2006296046 A JP 2006296046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
fixed shaft
drive motor
direct drive
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005111235A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4676233B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Tateyama
博之 立山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CKD Corp filed Critical CKD Corp
Priority to JP2005111235A priority Critical patent/JP4676233B2/ja
Publication of JP2006296046A publication Critical patent/JP2006296046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4676233B2 publication Critical patent/JP4676233B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Machine Tool Units (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

【課題】中空固定軸を有するダイレクトドライブモータ及び該ダイレクトドライブモータを備えた回転テーブル装置において、仕様の変更を強いられることを回避しつつ、中空軸内周を通された配線又は配管が損傷することを防止する。
【解決手段】
ダイレクトドライブモータ20は、コイル25の巻回された磁極26を周方向に有するステータ24と、磁極26と周方向で相対する磁石29を有するロータ28と、ステータ24の中心軸線を中心とする固定軸22とを備えている。固定軸22には、ステータ24の中心軸線を中心とする中空部が形成されている。固定軸22の内周側には、固定軸22の軸線方向に延びると共に、ロータ28と独立して固定軸22の周方向に回転可能な円筒体31が圧入されている。そして、円筒体31は、テーブル33上の電気配線35の動作に伴って外力が加わった場合に、当該外力の加わった向きに自由回転する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダイレクトドライブモータ及び回転テーブル装置に関するものである。
従来この種のダイレクトドライブモータ(以下、「DDモータ」という)として、中空軸を有するDDモータが知られている。中空軸を有するDDモータは、減速機を介することなくテーブルをロータに固定させると共に、テーブルに載置された作業機器の電気配線等を中空軸に固定させて用いられることが一般的である。また、かかるDDモータは、作業機器を初期位置から一方の向きに所定角度ずつ移動させる場合や、作業機器を初期位置から一方の向きに所定角度だけ移動させると共にその後初期位置に逆向きに復帰させる場合に用いられる。以下では、前者の動作を旋回動作、後者の動作を揺動動作という。
図3に示すDDモータ1は、円筒状の台座部材2を有しており、この台座部材2には、上方に延びる中空軸3が形成されている。中空軸3の外周側には、ステータ4とロータ5が設けられている。そして、DDモータ1には、ロータ5の上面にテーブル6がボルト等の締結具により固定され、テーブル6の上面周縁部に作業機器7が搭載される。また、作業機器7の電気配線8は、中空軸3の内周側にロータリージョイント9を介して固定される。
かかる構成のDDモータ1は、中空軸3が台座部材2に形成されているため、仮にロータ5が回転したとしても中空軸3は回転しない。このような中空固定軸を有するDDモータ1は、作業機器7を旋回させる場合に適用することが望ましい。ロータリージョイント9の位置がロータ5の回転有無に関わらず変化しないため、作業機器7の旋回に伴って電気配線8にかかる力をロータリージョイント9により分散させることができ、電気配線8がねじれることを防止することができるからである。一方、作業機器7を揺動させる場合に当該DDモータ1を適用した場合、ロータリージョイント9の位置がロータ5の回転有無に関わらず変化しないため、電気配線8が中空軸3上端又はテーブル6の中心付近に引っかかる機会が生じ得る。したがって、作業機器7を継続して揺動させた場合、電気配線8を損傷させてしまう可能性がある。
そこで近年では、電気配線等が中空軸又はテーブルに引っかかることを防止すべく、中空軸がロータと共に回転する中空回転軸を有するDDモータも提案されている(例えば特許文献1参照)。
図4に示すDDモータ10は、円筒状の台座部材11を有しており、この台座部材11には、ステータ12とロータ13が設けられている。ロータ13には、下方に延びる中空軸14が形成されている。そして、DDモータ10には、ロータ13の上面にテーブル15がボルト等の締結具により固定され、テーブル15の上面周縁部に作業機器16が搭載される。また、作業機器16の電気配線17は、中空軸14の内周側に固定部材18を介して固定される。
かかる構成のDDモータ10は、中空軸14がロータ13に形成されているため、中空軸14はロータ13と共に回転する。このような中空回転軸を有するDDモータ10は、作業機器16を揺動させる場合に適用することが望ましい。作業機器16の移動に同期して固定部材18も移動するため、電気配線17が中空軸14上端又はテーブル15の中心付近に引っかかることを防止することができるからである。一方、作業機器16を旋回させる場合に当該DDモータ10を適用した場合、電気配線17がねじれてしまうという問題が生じる。作業機器16の移動に同期して固定部材18も移動するため、仮に固定部材18としてロータリージョイントを用いたとしても、作業機器16の旋回に伴って電気配線17にかかる力をロータリージョイントにより分散させることができないからである。したがって、作業機器7を継続して旋回させた場合、電気配線8を損傷させてしまう可能性がある。
このように、従来の中空軸を有するDDモータでは、旋回動作と揺動動作のいずれか一方の動作を行わせる目的でしか適用し難いという問題点があった。
特公平8−1388号公報
そこで本発明者は、中空固定軸を有するDDモータにおいて、中空固定軸の中空部にロータと一体回転する中空回転軸を設ければ、作業機器を揺動させる場合であっても電気配線等が引っかかることを抑制することが可能となり、電気配線等の損傷を防止することが可能であると考えるに至った。しかしながら、中空固定軸の中空部にロータと一体回転する中空回転軸を設ける構成とした場合、回転部の重量が増加することとなるためロータの負荷が増加し、中空固定軸を有する従来のDDモータと比してトルクの低下が懸念される。一方、中空固定軸を有する従来のDDモータと同等のトルクを出力するためには、DDモータを周方向又は軸線方向に大型化する必要が生じ、仕様の変更を強いられるという新たな問題が懸念される。
なお、かかる問題は、中空軸内周に電気配線等の配線を通される場合のみならず、空気等の流体を通す流体配管が通される場合にも生じる問題である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、中空固定軸を有するダイレクトドライブモータ及び該ダイレクトドライブモータを備えた回転テーブル装置において、仕様の変更を強いられることを回避しつつ、中空軸内周を通された配線又は配管が損傷することを防止可能なダイレクトドライブモータ及び該ダイレクトドライブモータを備えた回転テーブル装置を提供することを目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下においては、理解の容易のため、発明の実施の形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
手段1.固定子(ステータ24)と、該固定子と周方向で相対する回転子(ロータ28)と、前記固定子の中心軸線を中心として上下に貫通する中空部の形成された中空固定軸(固定軸22)とを備えたダイレクトドライブモータにおいて、
前記中空固定軸の内周側に、該中空固定軸の軸線方向に延びると共に、前記回転子と独立して前記中空固定軸の周方向に回転可能な円筒体(円筒体31)を設けたことを特徴とするダイレクトドライブモータ。
手段1によれば、中空固定軸の内周側には、中空固定軸の軸線方向に延びると共に、回転子と独立して中空固定軸の周方向に回転可能な円筒体が設けられている。円筒体を回転子と独立して回転可能な構成とすることにより、仮に配線又は配管が引っかかったとしても、円筒体だけを配線又は配管の引っかかりを解消させるべく回転させることが可能となる。故に、円筒体の内周を通された配線又は配管が損傷することを防止することが可能となる。また、円筒体を回転子と独立して回転可能に設けることにより、回転子にかかる負荷が増加することを回避しつつ、中空固定軸を有するダイレクトドライブモータに中空回転軸を設けることが可能となる。故に、ダイレクトドライブモータのトルク低下を防止することが可能となり、ダイレクトドライブモータを大型化する等の仕様の変更を強いられることを回避することが可能となる。
手段2.上記手段1において、前記円筒体の外周側に、該円筒体を前記中空固定軸に対して回転可能に支持する軸受部(ニードル32)を設けたことを特徴とするダイレクトドライブモータ。
手段2によれば、円筒体の外周側には、該円筒体を中空固定軸に対して回転可能に支持する軸受部が設けられている。軸受部を円筒体側に設けることにより、中空固定軸を有する従来のダイレクトドライブモータに特段の工夫を行わずとも中空回転軸を設けることが可能となる。故に、中空回転軸を設けることに伴うダイレクトドライブモータのコストアップを抑制することが可能となる。
手段3.上記手段2において、前記軸受部は、前記円筒体の軸線方向に延びるニードル軸受であり、前記円筒体の周方向に回転できるよう前記円筒体に支持されていることを特徴とするダイレクトドライブモータ。
手段3によれば、円筒体の外周側には、円筒体の軸線方向に延びるニードル軸受が設けられており、このニードル軸受は、円筒体の周方向に回転できるよう円筒体に支持されている。かかる構成とすることにより、円筒体が回転する際の摩擦抵抗を低減させることが可能となる。この結果、円筒体に比較的小さな外力が加わった場合であっても該円筒体を回転させることが可能となり、仮に配線又は配管が引っかかったとしても比較的早期に引っかかりを解消させることが可能となる。
手段4.上記手段2又は手段3において、前記軸受部を前記円筒体の軸線方向に複数設け、各軸受部が同方向に回転できる構成としたことを特徴とするダイレクトドライブモータ。
手段4によれば、軸受部が円筒体の軸線方向に複数設けられており、各軸受部が同方向に回転できるように構成されている。かかる構成とすることにより、各軸受部を小型化することが可能となる。この結果、円筒体の外径を比較的大きく形成することが可能となり、配線又は配管が通される円筒体の内周を比較的大きく形成することが可能となる。
手段5.上記手段2乃至手段4のいずれかにおいて、前記円筒体は、前記中空固定軸の軸線方向から圧入されていることを特徴とするダイレクトドライブモータ。
手段5によれば、円筒体は中空固定軸の軸線方向から圧入されている。かかる構成とすることにより、中空固定軸の内周面に規制部を設ける等の特段の工夫をせずとも、円筒体が軸線方向に移動することを規制することが可能となる。
手段6.上記手段5において、前記軸受部の軸線方向両端部を面取りされた形状としたことを特徴とするダイレクトドライブモータ。
手段6によれば、軸受部の軸線方向両端部は、面取りされたように形成されている。かかる構成とすることにより、円筒体を中空固定軸の軸線方向から圧入する際に軸受部が中空固定軸に引っかかる不具合を回避することが可能となる。
手段7.周縁部に作業機器(作業機器34)が搭載されると共に、中央部に上下に貫通する貫通孔(円形貫通孔33a)を有するテーブル(テーブル33)と、
上下に貫通する中空部の形成された中空固定軸(固定軸22)と、前記貫通孔と前記中空固定軸の中心軸線が同一となるように前記テーブルが固定される回転子(ロータ28)とを有し、前記テーブルを周方向に回転させるダイレクトドライブモータ(ダイレクトドライブモータ20)と
を備えた回転テーブル装置において、
前記ダイレクトドライブモータを手段1乃至手段6のいずれかに記載のダイレクトドライブモータによって構成し、
前記作業機器から延びる配線又は配管を前記円筒体の内周側に通したことを特徴とする回転テーブル装置。
手段7によれば、円筒体の内周側には、テーブルの周縁部に搭載された作業機器から延びる配線又は配管が通されている。かかる構成とすることにより、テーブルの回転と同期して作業機器が移動した際に配線又は配管が引っかかって損傷することを防止することが可能となる。
手段8.上記手段7において、前記配線又は配管を、ロータリージョイント(ロータリージョイント36)を介して前記円筒体の内周側に固定したことを特徴とする回転テーブル装置。
手段8によれば、作業機器の配線又は配管は、ロータリージョイントを介して円筒体の内周側に固定されている。かかる構成とすることにより、配線又は配管が引っかかって損傷することのみならずねじれて損傷することをも防止することが可能となる。作業機器に旋回動作を行わせた場合には配線又は配管にねじれ方向への外力が加わることとなるが、円筒体が回転子と独立して回転可能であるため、配線又は配管にかかるねじれ方向への外力をロータリージョイントにより分散させることが可能となるからである。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1はDDモータ20の縦断面図である。但し、理解を容易なものとするため、DDモータ20の回転状態を検出する回転検出器等の図示は省略している。
DDモータ20は、図1に示すように、円筒状の台座部材21を有している。台座部材21には、上方に延びる円筒状の固定軸22が形成されており、固定軸22は、その中心軸線が台座部材21の中心軸線と同軸となるように形成されている。また、台座部材21と固定軸22の中空部は、共に円形に形成されており、その中心軸線が台座部材21の中心軸線と同軸となるように且つ上下に貫通するように形成されている。すなわち、DDモータ20は中空固定軸を有している。
台座部材21には、固定軸22の外周側にステータ24が組み付け固定されている。ステータ24には、コイル25を巻回された磁極26がステータ24の外周面に沿って複数設けられている。ステータ24の上部にはボール軸受27が設けられており、ステータ24の上方及び外周側を覆うように形成されたロータ28が、ボール軸受27を介して回転自在に支持されている。ロータ28には、固定軸22の外径より若干大きな径を有する貫通孔28aが、その中心軸線が固定軸22の中心軸線と同軸となるように形成されている。ロータ28の内周面には、磁極26と対向するようにして複数の磁石29が周方向に並べられている。そして、台座部材21には、ロータ28の外周側を覆うように形成された円筒状のケース30が組み付け固定されている。つまり、本実施形態のDDモータ20は、固定軸22及びロータ28の上面がケース30から露出されている。
ここで、DDモータ20の動作について簡単に説明すると、磁極26に巻回されたコイル25に通電すると該磁極26が励磁され、ロータ28に設けられた磁石29が励磁された磁極26に引きつけられる。各磁極26を順次励磁させていくことにより、磁石29が励磁された磁極26に順次引きつけられていき、ロータ28が回転する。
固定軸22の内周側には、固定軸22と略同一高さを有する円筒体31が設けられている。図2(a)に示すように、円筒体31は、その外径が固定軸22の内径より若干小さい中空円筒状に形成されており、その外周面には複数のニードル32が設けられている。より詳しく説明すると、図2(b)に示すように、円筒体31の外周面には、その周方向及び軸線方向に、ニードル32を収容するための収容凹部31aが等間隔に形成されており、各収容凹部31aの上下端部には、ニードル32が円筒体31の外周側へ移動することを規制するための規制部31bが形成されている。各ニードル32は、円柱状に形成された本体部32aと、本体部32aの上下端部中央に設けられた軸部32bとより形成されている。本体部32aの上下周縁部は滑らかに面取りされている。そして、各ニードル32は、軸部32bが円筒体31の規制部31bを乗り越えるように押し込まれることにより、軸部32bを中心として周方向に回転自在に軸支されている。また、円筒体31は、固定軸22の軸線方向から該固定軸22に圧入されることにより、固定軸22の内周面に各ニードル32が当接され、固定軸22に対して周方向に回転自在に支持されている。つまり、円筒体31は、その外周面全域にニードル軸受構造を有しており、各ニードル軸受構造により固定軸22に対して周方向に回転自在に支持されている。また、各ニードル32の上下周縁部を滑らかに面取りすることにより、円筒体31を固定軸22に圧入させる際にニードル32の一端部が固定軸22に引っかかる不具合を回避することが可能となる。
ここで、円筒体31は、固定軸22に対して回転自在に支持されており、ロータ28とは連結されていない。つまり、円筒体31は、ロータ28と一体回転するのではなく独立して回転すなわち自由回転することができるように、より詳しくはDDモータ20の外部から加わる外力に応じて回転できるように構成されている。
次に、本実施形態のDDモータ20が使用される場合の一例を説明する。ロータ28の上面には、中央部に円形貫通孔33aを有する円板状のテーブル33が、円形貫通孔33aと固定軸22の中心軸線が同一となるようにボルト等の締結具により組み付け固定される。テーブル33の上面周縁部には作業機器34が搭載される。また、作業機器34を駆動させるための電気配線35は、円筒体31の中空部を通して配線されると共に、ロータリージョイント36を介して円筒体31の内周面に固定される。
作業機器34を初期位置から一方の向きに所定角度ずつ移動させる、すなわち作業機器34を旋回動作させる場合には、ロータ28が一方の向きに所定角度ずつ回転するよう各磁極26が順次励磁される。一方、作業機器34を初期位置から一方の向きに所定角度だけ移動させた後に初期位置に逆向きに復帰させる、すなわち作業機器34を揺動動作させる場合には、ロータ28が一方の向きに所定角度だけ回転するよう各磁極26が順次励磁され、その後、ロータ28が初期位置に逆向きに復帰するよう各磁極26が逆向きに順次励磁される。なお、ロータ28の回転角度は図示しない周知の回転検出器により検出されている。
かかる場合、作業機器34はロータ28の回転に同期して旋回動作又は揺動動作を行い、テーブル33上の電気配線35は、作業機器34の移動に伴って旋回動作又は揺動動作を行う。また、円筒体31は、テーブル33上の電気配線35の動作に伴って外力が加わった場合に、当該外力の加わった向きに自由回転する。
このとき、電気配線35には、テーブル33上の電気配線35の動作に伴って該電気配線35のねじれる向きへの外力が加わることとなる。しかしながら、ロータ28と一体回転しない円筒体31を設けた本DDモータ20においては、ロータリージョイント36の位置をある程度保持できるため、電気配線35に加わる外力をロータリージョイント36により分散させることができ、電気配線35がねじれることを防止することができる。また、電気配線35がテーブル33の中心付近又は円筒体31上端に引っかかった場合には、円筒体31に対して電気配線35から外力が加わり、円筒体31はこの外力に応じて自由回転を行う。この結果、電気配線33を固定しているロータリージョイント36の位置が変化し、電気配線35の引っかかりを解消することができる。したがって、本DDモータ20では、作業機器34に旋回動作又は揺動動作のいずれか一方を継続して行わせた場合でも、電気配線35がねじれや引っかかり等により損傷することを好適に防止することができる。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果を奏する。
固定軸22の内周側に、固定軸22の周方向に回転可能な円筒体31を設けることにより、円筒体31の内周を通された電気配線35がテーブル33の中心付近又は円筒体31上端に引っかかって損傷することを防止することが可能となる。仮に電気配線35がテーブル33の中心付近又は円筒体31上端に引っかかったとしても、電気配線35の引っかかりを解消する向きに円筒体31が回転するからである。
円筒体31をロータ28と一体回転するのではなく独立して回転することが可能な構成とすることにより、電気配線35が引っかかって損傷することのみならずねじれて損傷することをも防止することが可能となる。確かに、ロータと一体回転する円筒体を設けても、電気配線が引っかかって損傷することを防止することは可能である。しかしながら、かかる構成にあっては、ロータの移動に同期して円筒体も移動するため、仮にロータリージョイントを介して電気配線を固定させたとしても、電気配線にかかるねじれ方向への外力をロータリージョイントにより分散させることができず、電気配線がねじれてしまうという問題を解消できない。ところが、円筒体31をロータ28と独立して回転な構成とした場合、ロータリージョイント36の位置をある程度保持できるため、電気配線35に加わる外力をロータリージョイント36により分散させることができ、電気配線35がねじれることを防止することができる。したがって、作業機器34に旋回動作又は揺動動作のいずれか一方を継続して行わせた場合でも、電気配線35が引っかかって損傷することやねじれて損傷することを好適に防止することができる。
円筒体31がDDモータ20の外部から加わる外力に応じて自由回転可能な構成とすることにより、中空回転軸を設けた場合にロータ28の負荷が増加することを回避することが可能となる。故に、DDモータ20のトルク低下を防止することが可能となり、中空回転軸を設けるにあたってDDモータ20を大型化する等の仕様変更を強いられることを回避することが可能となる。
また、ニードル32を円筒体31側に設けることにより、比較的簡単に中空固定軸を有するDDモータに中空回転軸を設けることができ、DDモータのコストアップを抑制することが可能となる。固定軸22側に軸受を設ける等の工夫を施す必要がないため、中空固定軸を有する従来のDDモータを利用することが可能だからである。
ニードル32を円筒体31の軸線方向に複数設け、各ニードル32が同方向に回転できるように構成することにより、各ニードル32を小型化することが可能となる。この結果、円筒体31の外径を比較的大きく形成することが可能となり、電気配線35が通される円筒体31の内周を比較的大きく形成することが可能となる。
円筒体31を固定軸22の軸線方向から圧入させることにより、固定軸22の内周面に規制部を設ける等の特段の工夫をせずとも、円筒体31が軸線方向に移動することを規制することが可能となる。また、各ニードル32の上下周縁部を滑らかに面取りすることにより、円筒体31を圧入させる際にニードル32の一端部が固定軸22に引っかかる不具合を回避することが可能となる。
なお、上述した実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
(a)上記実施の形態では、中空回転軸として、ニードル軸受構造を有する円筒体31を固定軸22に圧入させる構成としたが、圧入させる円筒体は、ローラー軸受構造を有する円筒体であってもよいし、ボール軸受構造を有する円筒体であってもよい。すなわち、円筒体31は、固定軸22の軸線方向から圧入可能であって、その外周面に軸受構造を有する構成であればよい。かかる構成においては、上記実施の形態と同様、電気配線がねじれや引っかかり等により損傷することを防止することができる。
(b)中空回転軸として滑り軸受構造を有する円筒体を用いてもよい。但し、円筒体が下方に移動することや回転時にがたつくことを防止するための位置決め部を固定軸22に設ける等、固定軸側に工夫を施す必要が生じる。
(c)上記実施の形態では、ニードル32を円筒体31の周方向及び軸線方向に等配する構成としたが、固定軸22にニードル32を周方向に分散配置する構成であってもよい。かかる場合であっても、固定軸22の中心軸線を中心として円筒体31を回転させることが可能である。また、少なくとも円筒体31の上端部及び下端部にニードル32を配置する構成とすれば、円筒体31が軸線方向にがたつくことを防止することが可能である。
(d)上記実施の形態では、ニードル32が円筒体31に回転自在に軸支される構成としたが、回転不能に設けられる構成としてもよい。かかる構成においても、円筒体が固定軸22と接触する面積を低減させることが可能となるため、円筒体を滑らかに回転させることが可能となる。
(e)上記実施の形態では、ニードル32の上下周縁部が滑らかに面取りされた構成としたが、直線的に面取りされた構成としてもよい。かかる構成にあっても、円筒体31を圧入させる際にニードル32の一端部が固定軸22と引っかかる不具合を回避することが可能となる。
(f)上記実施の形態では、円筒体31の外周面にニードル32を設ける、すなわち円筒体31側に軸受構造を設ける構成としたが、固定軸22側に軸受構造を設ける構成としてもよい。但し、かかる構成の場合には固定軸側に工夫を施す必要が生じる。
(g)上記実施の形態では、円筒体31の内周面に電気配線35が固定される場合について説明したが、センサ等のその他の配線が固定される場合や、空気等の流体を通す流体配管が固定される場合も同様であることはいうまでもない。
(h)上記実施の形態では、アウターロータ型のDDモータについて説明したが、インナーロータ型のDDモータに円筒体31を圧入させる構成としても、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
(i)上記実施の形態では、固定軸22の内周面に円筒体31を圧入させる構成としたが、固定軸22の内周面にボールスプライン機構を有する中空回転軸を設けることにより、DDモータの回転軸が上下方向に移動する機構を新たに付与することが可能となる。
本実施形態のダイレクトドライブモータを示す縦断面図である。 (a)は円筒体の斜視図、(b)は円筒体の一部断面図である。 中空固定軸を有する従来のダイレクトドライブモータを示す縦断面図である。 中空回転軸を有する従来のダイレクトドライブモータを示す縦断面図である。
符号の説明
20…ダイレクトドライブモータ、21…台座部材、22…固定軸、24…固定子としてのステータ、25…コイル、26…磁極、27…ボール軸受、28…回転子としてのロータ、28a…貫通孔、29…磁石、30…ケース、31…円筒体、31a…収容凹部、31b…規制部、32…軸受部としてのニードル、32a…本体部、32b…軸部、33…テーブル、33a…円形貫通孔、34…作業機器、35…電気配線、36…ロータリージョイント。

Claims (8)

  1. 固定子と、該固定子と周方向で相対する回転子と、前記固定子の中心軸線を中心として上下に貫通する中空部の形成された中空固定軸とを備えたダイレクトドライブモータにおいて、
    前記中空固定軸の内周側に、該中空固定軸の軸線方向に延びると共に、前記回転子と独立して前記中空固定軸の周方向に回転可能な円筒体を設けたことを特徴とするダイレクトドライブモータ。
  2. 前記円筒体の外周側に、該円筒体を前記中空固定軸に対して回転可能に支持する軸受部を設けたことを特徴とする請求項1記載のダイレクトドライブモータ。
  3. 前記軸受部は、前記円筒体の軸線方向に延びるニードル軸受であり、前記円筒体の周方向に回転できるよう前記円筒体に支持されていることを特徴とする請求項2記載のダイレクトドライブモータ。
  4. 前記軸受部を前記円筒体の軸線方向に複数設け、各軸受部が同方向に回転できる構成としたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のダイレクトドライブモータ。
  5. 前記円筒体は、前記中空固定軸の軸線方向から圧入されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のダイレクトドライブモータ。
  6. 前記軸受部の軸線方向両端部を面取りされた形状としたことを特徴とする請求項5記載のダイレクトドライブモータ。
  7. 周縁部に作業機器が搭載されると共に、中央部に上下に貫通する貫通孔を有するテーブルと、
    上下に貫通する中空部の形成された中空固定軸と、前記貫通孔と前記中空固定軸の中心軸線が同一となるように前記テーブルが固定される回転子とを有し、前記テーブルを周方向に回転させるダイレクトドライブモータと
    を備えた回転テーブル装置において、
    前記ダイレクトドライブモータを請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のダイレクトドライブモータによって構成し、
    前記作業機器から延びる配線又は配管を前記円筒体の内周側に通したことを特徴とする回転テーブル装置。
  8. 前記配線又は配管を、ロータリージョイントを介して前記円筒体の内周側に固定したことを特徴とする請求項7記載の回転テーブル装置。
JP2005111235A 2005-04-07 2005-04-07 回転テーブル装置 Expired - Fee Related JP4676233B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005111235A JP4676233B2 (ja) 2005-04-07 2005-04-07 回転テーブル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005111235A JP4676233B2 (ja) 2005-04-07 2005-04-07 回転テーブル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006296046A true JP2006296046A (ja) 2006-10-26
JP4676233B2 JP4676233B2 (ja) 2011-04-27

Family

ID=37416010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005111235A Expired - Fee Related JP4676233B2 (ja) 2005-04-07 2005-04-07 回転テーブル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4676233B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008078760A1 (ja) * 2006-12-27 2008-07-03 Tsudakoma Kogyo Kabushikikaisha 工作機械用の加工用ヘッド及びその加工用ヘッドに使用されるスピンドルユニット
WO2010029670A1 (ja) * 2008-09-12 2010-03-18 パナソニック株式会社 ポジショナ
CN101954596A (zh) * 2010-10-11 2011-01-26 烟台环球机床附件集团有限公司 一种数控直驱车铣复合回转工作台
US20110197734A1 (en) * 2010-02-16 2011-08-18 Reika Gmbh & Co. Kg Whirling cutting device
JP2013509307A (ja) * 2009-10-29 2013-03-14 大連科徳数控有限公司 立複合型旋削・フライス盤マシニングセンタ
CN105500039A (zh) * 2016-01-21 2016-04-20 高翔 一种数控多工位动力头
CN105690110A (zh) * 2016-04-21 2016-06-22 江苏宏达数控科技股份有限公司 数控直驱转台
KR101633741B1 (ko) * 2015-08-06 2016-06-27 (주)유지인트 부하직결형 모터(DD motor)를 사용한 로터리 테이블
WO2022210434A1 (ja) * 2021-03-29 2022-10-06 ダイキン工業株式会社 モータ、送風装置、および冷凍装置
WO2023135688A1 (ja) 2022-01-12 2023-07-20 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 電気配線用の中空部を備えた機械

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105058006A (zh) * 2015-08-05 2015-11-18 滁州市昊宇滑动轴承有限公司 一种高效可变旋转式零件安装架

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438281A (en) * 1987-06-16 1989-02-08 Eastman Kodak Co Amino improved silicone sliding layer for dyestuff dative element used for heat transfer of dyestuff
JPH0643946U (ja) * 1992-11-18 1994-06-10 進 小澤 自動配線装置の配線用ノズル
JPH06170767A (ja) * 1993-07-09 1994-06-21 Yamaha Motor Co Ltd 産業用ロボット
JPH07167136A (ja) * 1993-09-21 1995-07-04 Ina Waelzlager Schaeffler Kg 圧力媒体供給可能なラジアル軸受け
JPH09151944A (ja) * 1995-11-29 1997-06-10 Ntn Corp 針状ころ用保持器
JPH10134427A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Kitano Eng Kk 保持台から記憶ディスクを取り上げる方法、及びそのために使用する保持台

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438281A (en) * 1987-06-16 1989-02-08 Eastman Kodak Co Amino improved silicone sliding layer for dyestuff dative element used for heat transfer of dyestuff
JPH0643946U (ja) * 1992-11-18 1994-06-10 進 小澤 自動配線装置の配線用ノズル
JPH06170767A (ja) * 1993-07-09 1994-06-21 Yamaha Motor Co Ltd 産業用ロボット
JPH07167136A (ja) * 1993-09-21 1995-07-04 Ina Waelzlager Schaeffler Kg 圧力媒体供給可能なラジアル軸受け
JPH09151944A (ja) * 1995-11-29 1997-06-10 Ntn Corp 針状ころ用保持器
JPH10134427A (ja) * 1996-10-31 1998-05-22 Kitano Eng Kk 保持台から記憶ディスクを取り上げる方法、及びそのために使用する保持台

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161954A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Tsudakoma Corp 工作機械用の加工用ヘッド及びその加工用ヘッドに使用されるスピンドルユニット
WO2008078760A1 (ja) * 2006-12-27 2008-07-03 Tsudakoma Kogyo Kabushikikaisha 工作機械用の加工用ヘッド及びその加工用ヘッドに使用されるスピンドルユニット
WO2010029670A1 (ja) * 2008-09-12 2010-03-18 パナソニック株式会社 ポジショナ
US8376339B2 (en) 2008-09-12 2013-02-19 Panasonic Corporation Positioner
JP2013509307A (ja) * 2009-10-29 2013-03-14 大連科徳数控有限公司 立複合型旋削・フライス盤マシニングセンタ
US20110197734A1 (en) * 2010-02-16 2011-08-18 Reika Gmbh & Co. Kg Whirling cutting device
CN101954596A (zh) * 2010-10-11 2011-01-26 烟台环球机床附件集团有限公司 一种数控直驱车铣复合回转工作台
KR101633741B1 (ko) * 2015-08-06 2016-06-27 (주)유지인트 부하직결형 모터(DD motor)를 사용한 로터리 테이블
CN105500039B (zh) * 2016-01-21 2017-08-29 高翔 一种数控多工位动力头
CN105500039A (zh) * 2016-01-21 2016-04-20 高翔 一种数控多工位动力头
CN105690110A (zh) * 2016-04-21 2016-06-22 江苏宏达数控科技股份有限公司 数控直驱转台
WO2022210434A1 (ja) * 2021-03-29 2022-10-06 ダイキン工業株式会社 モータ、送風装置、および冷凍装置
JP2022153313A (ja) * 2021-03-29 2022-10-12 ダイキン工業株式会社 モータ、送風装置、および冷凍装置
JP7288220B2 (ja) 2021-03-29 2023-06-07 ダイキン工業株式会社 モータ、送風装置、および冷凍装置
WO2023135688A1 (ja) 2022-01-12 2023-07-20 株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズ 電気配線用の中空部を備えた機械
KR20240110025A (ko) 2022-01-12 2024-07-12 가부시키가이샤 하모닉 드라이브 시스템즈 전기배선용의 중공부를 구비한 기계

Also Published As

Publication number Publication date
JP4676233B2 (ja) 2011-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4676233B2 (ja) 回転テーブル装置
JP6739205B2 (ja) 回転アクチュエータおよびロボット
JP5955309B2 (ja) 電動リニアアクチュエータ及びその電動モータ
US10465767B2 (en) Actuator
JPWO2018025373A1 (ja) 電動弁
JP2019213414A (ja) ロータ組付装置、及びロータ組付方法
BR102015030906A2 (pt) motor sem escova de fase única
JP6433756B2 (ja) 電動リール
JP2007097291A (ja) ダイレクトドライブモータ
US9209656B2 (en) Brushless motor and disk drive apparatus
JP2014121254A (ja) センシングモジュールおよびそれを含むモータ
JP4791810B2 (ja) エレベータのドア駆動装置
WO2014115501A1 (ja) 外転型誘導電動機およびそれを搭載した天井扇
JP2007288903A (ja) 電動機
JP2020173115A5 (ja)
JP5290608B2 (ja) アキシャルギャップモータ
US20140211342A1 (en) Spindle motor with hydrodynamic bearing structure having capillary seal and disk drive apparatus including same
JP2008092629A5 (ja)
CN1324789C (zh) 风扇马达转子的转动平衡构造
KR20070008172A (ko) 하이브리드 인덕션 모터
CN213285364U (zh) 一种旋磁组件
JP2014128094A (ja) 電動機
JP4849081B2 (ja) 転がり軸受装置およびこれを備える薄型モータ
JP2007336759A (ja) 面対向型の扁平ブラシレスモータ
JPH0865983A (ja) 空気調和機の室内送風機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110127

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140204

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4676233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees