JP2006295335A - 携帯端末装置および放送受信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】放送受信時における無線通信による妨害を軽減させる。
【解決手段】無線通信の通信動作状態を判別して信号経路選択信号CGを生成する。無線信号の送信を行っているとき、あるいは無線信号を受信したときの信号レベルが予め設定したレベルよりも大きいとき、放送信号を受信して得られた受信信号に無線信号の信号成分が加えられたことにより増幅時に歪みを生じてしまうことがないように、信号CGによってトランジスタ224をオフ状態として、放送信号を受信して得られた受信信号を、増幅を行わない信号経路である抵抗器232とキャパシタ234を介してメインアンプ223に供給する。増幅時に歪みを生じてしまうことが無いときは、トランジスタ224をオン状態として、放送信号を受信して得られた受信信号をトランジスタ231で増幅してアンプ223に供給する。
【選択図】 図2
【解決手段】無線通信の通信動作状態を判別して信号経路選択信号CGを生成する。無線信号の送信を行っているとき、あるいは無線信号を受信したときの信号レベルが予め設定したレベルよりも大きいとき、放送信号を受信して得られた受信信号に無線信号の信号成分が加えられたことにより増幅時に歪みを生じてしまうことがないように、信号CGによってトランジスタ224をオフ状態として、放送信号を受信して得られた受信信号を、増幅を行わない信号経路である抵抗器232とキャパシタ234を介してメインアンプ223に供給する。増幅時に歪みを生じてしまうことが無いときは、トランジスタ224をオン状態として、放送信号を受信して得られた受信信号をトランジスタ231で増幅してアンプ223に供給する。
【選択図】 図2
Description
この発明は、携帯端末装置および放送受信方法に関する。詳しくは、無線通信の通信動作状態に応じて、放送信号を受信して得られた受信信号の増幅を行う信号経路と増幅を行わない信号経路との選択を行い、選択された信号経路を介して供給される受信信号から所望のチャネルの信号を選択して周波数変換を行うものである。
携帯端末装置では、機能向上に伴い、特許文献1の発明のように、携帯電話の機能だけでなくテレビジョン放送の視聴も可能とされている。このテレビジョン放送では、90MHz〜770MHzの周波数範囲を用いて放送信号の送信が行われており、携帯電話では、例えば800MHz帯を用いて無線通信が行われている。また、地上アナログ放送の終了に伴い、テレビジョン放送用の周波数帯を通信用の周波数帯として割り当てることも計画されている。従って、テレビジョン放送番組を視聴しながら携帯電話の機能を利用して無線通信を行う場合、周波数の近接した帯域を同時に使用するような状況が生ずる。
ところで、無線通信において携帯端末装置から送信される送信信号は、携帯端末装置で受信する放送信号よりも信号レベルが大きい。このため、周波数の近接した帯域を同時に使用して、テレビジョン放送番組を視聴しながら携帯電話の機能を利用すると、送信信号がテレビジョン放送番組の画像に妨害を与えてしまうおそれがある。また、無線通信において受信する無線信号の信号レベルが大きい場合にも、テレビジョン放送番組の画像に妨害を与えてしまうおそれがある。
そこで、この発明では、放送受信時における無線通信による妨害を軽減できる携帯端末装置および放送受信方法を提供するものである。
この発明に係る携帯端末装置は、放送信号を受信して得られた受信信号から所望のチャネルの信号を選択して周波数変換を行うチューナ部と、無線通信を行う通信部と、チューナ部と通信部の動作を制御する制御部とを有し、チューナ部の入力段に、受信信号を増幅して後段に供給する信号経路と増幅することなく後段に供給する信号経路を設け、制御部は、通信部の通信動作状態に応じて入力段の信号経路の選択を行うものである。
また、この発明に係る放送受信方法は、無線通信の通信動作状態を判別する手順と、判別された通信動作状態に応じて、放送信号を受信して得られた受信信号の増幅を行う信号経路と増幅を行わない信号経路との選択を行う手順と、選択された信号経路を介して供給された受信信号から所望のチャネルの信号を選択して周波数変換を行う手順とを有するものである。
この発明においては、無線通信の通信動作状態に基づき信号経路の選択が行われて、放送信号を受信して得られた受信信号に無線信号の信号成分が加えられたことにより増幅時に歪みを生じてしまうようなとき、例えば、無線信号の送信を行っているとき、あるいは無線信号を受信したときの信号レベルが予め設定したレベルよりも大きいとき、放送信号を受信して得られた受信信号の増幅を行わない信号経路が選択されて、この選択された信号経路を介して供給された受信信号から所望のチャネルの信号を選択して周波数変換が行われる。また、増幅時に歪みを生じてしまうことが無いときは、放送信号を受信して得られた受信信号の増幅を行う信号経路が選択されて、この選択された信号経路を介して供給された受信信号から所望のチャネルの信号を選択して周波数変換が行われる。
この発明によれば、無線通信の通信動作状態に応じて、放送信号を受信して得られた受信信号の増幅を行う信号経路と増幅を行わない信号経路との選択が行われて、選択された信号経路を介して供給される受信信号から所望のチャネルの信号を選択して周波数変換が行われる。このため、放送信号を受信して得られた受信信号に、無線通信で用いられた信号成分が加えられて増幅時に歪みを生じてしまうような場合、受信信号の増幅を行わない信号経路が選択されて、受信信号の歪みが防止されるので、放送受信時に無線通信による妨害を軽減できる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の携帯端末装置に係る一実施形態の構成を示すブロック図である。通信アンテナ11は無線通信を行うためのアンテナであり、アンテナ切替部12と接続されている。また、放送受信アンテナ21はテレビジョン放送信号を受信するためのアンテナであり、チューナ部22と接続されている。
アンテナ切替部12は、デュプレクサ等で構成されており、通信アンテナ11で無線信号を受信して得られた受信信号SRFrを通信部13の受信信号処理部131に供給する。また、通信部13の送信信号生成部132から供給された送信信号SRFtを通信アンテナ11に供給する。
受信信号処理部131は、受信信号SRFrの周波数変換や復調処理を行い、ベースバンド受信信号SBrを生成してベースバンド処理部133に供給する。送信信号生成部132は、ベースバンド処理部133から供給されたベースバンド送信信号SBtの変調処理および周波数変換処理を行い、送信信号SRFtを生成してアンテナ切替部12に供給する。
ベースバンド処理部133は、ベースバンド受信信号SBrをディジタルのベースバンド受信データに変換したのち、デインタリーブ処理やデコード処理および誤り訂正処理等を行い、得られた受信音声データDArをコーデック部14、得られた受信情報データDSrを制御部40にそれぞれ供給する。また、ベースバンド処理部133は、コーデック部14から供給された送信音声データDAtや制御部40から供給された送信情報データDStに誤り検出用符号を付加したのちエンコード処理やインタリーブ処理を行い、ベースバンド送信データを生成する。さらに、ベースバンド処理部133は、生成したベースバンド送信データをアナログのベースバンド送信信号SBtに変換して送信信号生成部132に供給する。
コーデック部14は、受信音声データDArを伸長して音声データDAtelとして音声信号出力部33に供給する。また、後述するマイク信号処理部31からディジタルの音声データDAmが供給されたとき、この音声データDAmを圧縮して送信音声データDAtとしてベースバンド処理部133に供給する。
放送受信アンテナ21に接続されたチューナ部22は、放送受信アンテナ21でテレビジョン放送信号を受信して得られた受信信号Stvを増幅したのち周波数変換や選局を行い、所望のチャネルの受信信号を復調部24に供給する。復調部24は、チューナ部22から供給された受信信号の復調処理を行い、復調処理によって得られたトランスポートストリームTSを多重分離部25に供給する。なお、復調部24では復調処理によって得られた信号の誤り訂正処理も行う。
多重分離部25は、トランスポートストリームTSから目的とする映像・音声パケットPavを選択してA/Vデコーダ26に供給する。A/Vデコーダ26は、映像・音声パケットPavの復号化処理を行い、得られた映像データDVtvを表示駆動部35に供給する。また、復号化処理によって得られた音声データDAtvを音声信号出力部33に供給する。
マイク信号処理部31は、接続されているマイクロホン32から供給されたマイク音声SAmicを増幅したのちディジタルの音声データDAmに変換して、コーデック部14に供給する。
音声信号出力部33は、コーデック部14から供給された音声データDAtelあるいはA/Vデコーダ26から供給された音声データDAtvを選択してアナログの音声信号に変換する。また、変換後の音声信号の信号レベル等を調整して音声出力信号SAoutとしてスピーカ34に供給する。
表示駆動部35は、A/Vデコーダ26から供給された映像データDVtv、あるいは制御部40から供給された表示データDVdtに基づいて表示駆動信号DRを生成して表示素子36に供給する。表示素子36は、LCD(液晶表示素子)等を用いて構成されており、表示駆動部35から供給された表示駆動信号DRに基づいて駆動されて、放送番組の映像や通信によって得られた情報、あるいは携帯端末装置の動作状態等に関する表示を行う。
制御部40には、ROM(Read Only Memory)41やRAM(Random Access Memory)42、インタフェース43、キーパッド等で構成された操作部44が接続されている。ROM41には、携帯端末装置10で所望の動作を行うことができるように、制御部40がソフトウエアにて各部の動作を制御するための制御プログラムなどが格納される。RAM42には、送信する情報や受信した情報および通信相手に関する情報等が格納される。インタフェース43は、携帯端末装置10にコンピュータ装置や周辺装置等を接続するためのものである。操作部44は、数字キーやアルファベットキーなどを有するキーパッド等で構成されており、キー操作に応じた操作信号PSを制御部40に供給する。
制御部40は、ROM41に記憶されている制御プログラムを実行して、操作部44からの操作信号PSに基づき制御信号CTを生成して、この制御信号CTを通信部13やチューナ部22等に供給することで、携帯端末装置10の動作が所望の動作となるように制御する。例えば、制御信号CTをチューナ部22に供給して、所望のチャネルの放送番組を選局して、番組の映像を表示素子36で表示させる。また、制御信号CTを通信部13に供給して、所望の相手先との通話や通信を可能とする。また、制御信号CTによって、音声信号出力部33から出力される音声出力信号SAoutの信号レベルを制御することで、スピーカ34から出力される音声の音量調整等も行うことができる
ここで、制御部40は、放送信号の受信中に無線通信を行う場合、放送番組の視聴に対する悪影響を軽減するため、無線通信動作状態に応じた信号経路選択信号CGを生成してチューナ部22に供給する。チューナ部22の入力段には、受信信号Stvを増幅して後段に供給する信号経路と増幅することなく後段に供給する信号経路を設け、信号経路選択信号CGに基づいて信号経路の選択を行う。
ここで、制御部40は、放送信号の受信中に無線通信を行う場合、放送番組の視聴に対する悪影響を軽減するため、無線通信動作状態に応じた信号経路選択信号CGを生成してチューナ部22に供給する。チューナ部22の入力段には、受信信号Stvを増幅して後段に供給する信号経路と増幅することなく後段に供給する信号経路を設け、信号経路選択信号CGに基づいて信号経路の選択を行う。
図2は、チューナ部22の入力段の一実施形態を示している。放送受信アンテナ21は、チューナ部22のフィルタ221と接続される。フィルタ221は、受信信号Stvに対してテレビジョン放送信号で用いる周波数帯の信号を通過させるようにフィルタ処理を行う。
フィルタ221から出力されたフィルタ処理後の信号は、プリアンプ222を構成するNPN形トランジスタ231のベースに供給される。なお、図2では、プリアンプ222の一実施形態としてトランジスタ231を用いた構成を示したが、プリアンプ222は図2に示す構成に限られるものではない。
トランジスタ231のベースとコレクタ間には、増幅器の帰還回路となる抵抗器232が接続されており、トランジスタ231のエミッタは、抵抗器233を介して接地されている。トランジスタ231のコレクタは、結合コンデンサ234を介して後段のメインアンプ223と接続される。また、コレクタには、抵抗器235を介して、PチャネルMOS型スイッチングトランジスタ224のドレインが接続されている。スイッチングトランジスタ224のソースには電源電圧Vが供給されており、ゲートには信号経路選択信号CGが供給される。
このように、信号経路選択信号CGによってスイッチングトランジスタ224が駆動されて、スイッチングトランジスタ224がオン状態とされたときには、プリアンプ222に対して電源電圧Vが供給される。このため、フィルタ処理後の信号は、プリアンプ222で増幅されたのち、後段のメインアンプ223に供給される。また、スイッチングトランジスタ224がオフ状態とされたときには、プリアンプ222に対して電源電圧Vの供給が停止される。このため、フィルタ処理後の信号は、プリアンプ222で増幅されることなく帰還抵抗である抵抗器232を介して、後段のメインアンプ223に供給される。
ここで、無線通信で用いる周波数帯とテレビジョン放送で用いる周波数が近接しており、無線通信で用いられている信号成分をフィルタ221によって十分小さなレベルに減衰させることができない場合、受信信号Stvに無線通信の信号成分が加わって信号レベルが大きくなる。この信号レベルが大きいものとされた受信信号Stvをプリアンプ223で増幅すると、トランジスタの非線形特性により、メインアンプ223に供給される信号は、歪みを生じた信号となってしまい、例えば視聴中の放送番組の画面上に妨害が生じてしまう。
このため、制御部40は、受信信号Stvに無線通信で用いられた信号成分が加えられて増幅時に歪みを生じてしまうようなとき、受信信号Stvを増幅することなくメインアンプ223に供給する信号経路を選択し、増幅時に歪みを生じてしまうことがないとき、受信信号Stvを増幅してメインアンプ223に供給する信号経路を選択するように、信号経路選択信号CGによって信号経路の選択を行う。
例えば、放送信号の受信中に通信アンテナ11から無線信号を送信する場合、送信信号の信号レベルは大きいことから、この信号成分が受信信号Stvに加わり易い。このため、制御部40は、信号経路選択信号CGの論理レベルをローレベル「L」からハイレベル「H」に切り替えて、送信の終了時に論理レベルをハイレベル「H」からローレベル「L」に戻す。このように、信号経路選択信号CGを生成すると、無線信号の送信中は、受信信号Stvが帰還抵抗である抵抗器232を介してメインアンプ223に供給される。このため、歪みを生じた受信信号がメインアンプ223に供給されることがなく、無線通信による妨害を軽減できる。また、無線信号の送信が終了したときは、プリアンプ222に対して電源電圧Vが供給されるので、受信信号Stvが増幅されてメインアンプ223に供給される。このため、受信信号Stvの信号レベルが小さいときにも放送番組の提示を良好に行うことができる。
また、通信アンテナ11で無線信号を受信して得られる受信信号SRFrの信号レベルが大きい場合も、無線信号の信号成分が受信信号Stvに加わり易い。このため、受信信号処理部131は、受信信号SRFrの信号レベルを検出して検出結果を示す受信信号レベル(図示せず)を制御部40に通知する。制御部40は、受信信号SRFrの信号レベルが予め設定した信号レベルよりも大きいとき、信号経路選択信号CGの論理レベルをローレベル「L」からハイレベル「H」に切り替えて、受信信号Stvを増幅することなくメインアンプ223に供給させる。
このようにすれば、例えば携帯端末装置10が基地局の近くで用いられたことにより、基地局から送信された無線信号の信号成分によって受信信号Stvの信号レベルが大きくなっても、歪みを生じた受信信号がメインアンプ223に供給されることがなく、無線通信による妨害を軽減できる。
図3は、制御部40における信号経路選択動作を示すフローチャートである。放送信号の受信開始操作が行われると、ステップST1で制御部40は、チューナ部22を制御して選局処理を行う。すなわち、受信操作で指定されたチャネルあるいは前回の放送番組の視聴で最後に選局されているチャネル(ラストチャネル)の信号を選択して周波数変換する処理を行い、ステップST2に進む。
ステップST2で制御部40は、受信信号Stvの増幅時に歪みを生じさせてしまうおそれのある通信動作状態であるか否かを判別する。ここで、受信信号Stvの増幅時に歪みを生じさせてしまうおそれのある通信動作状態でないときにはステップST3に進む。また、受信信号Stvの増幅時に歪みを生じさせてしまうおそれのある通信動作状態であるときにはステップST4に進む。例えば、携帯端末装置10で無線信号の送信が行われていない場合や、通信アンテナ11で無線信号を受信して得られた受信信号SRFrの信号レベルが予め設定した信号レベルよりも大きくないときは、受信信号Stvの増幅時に歪みを生じさせるおそれがないことからステップST3に進む。また、無線信号の送信を行っているときや、受信信号SRFrの信号レベルが予め設定した信号レベルよりも大きいときは、受信信号Stvの増幅時に歪みを生じさせてしまうおそれがあるため、ステップST4に進む。
ステップST3で制御部40は、増幅を行う信号経路を選択してステップST5に進む。すなわち、チューナ部の入力段が図2に示すように構成されている場合、信号経路選択信号CGの論理レベルをローレベル「L」としてスイッチングトランジスタ224をオン状態としてプリアンプ222に電源電圧を供給することで、放送受信アンテナ21で放送信号を受信して得られた受信信号Stvをプリアンプ222で増幅して、結合コンデンサ234を介してメインアンプ223に供給させる。
ステップST4で制御部40は、増幅を行わない信号経路を選択してステップST5に進む。すなわち、チューナ部の入力段が図2に示すように構成されている場合、信号経路選択信号CGの論理レベルをハイレベル「H」としてスイッチングトランジスタ224をオフ状態とすることでプリアンプ222に対する電源電圧の供給を停止し、放送受信アンテナ21で放送信号を受信して得られた受信信号Stvを、抵抗器232および結合コンデンサ234を介してメインアンプ223に供給させる。
ステップST5で制御部40は、受信終了操作が行われたか否かを判別する。ここで、受信終了操作を示す操作信号PSが操作部44から供給されていないときはステップST1戻り、選択された信号経路を介して供給された受信信号Stvから所望のチャネルの信号を選択して周波数変換を行う。また、受信終了操作を示す操作信号PSが操作部44から供給されたときは、放送信号の受信を終了する。
このように、チューナ部では、放送番組の視聴に妨害を与える通信動作が行われていないとき、受信信号を増幅して処理回路に供給する信号経路が選択される。また、放送番組の視聴に妨害を与える通信動作が行われているとき、受信信号を増幅することなく処理回路に供給する信号経路が選択される。
このため、無線通信の信号成分によって受信信号Stvの信号レベルが大きくなっても、歪みを生じた信号が処理回路に供給されることがなく、放送番組の受信時に無線通信による妨害の発生を軽減できる。
また、受信信号Stvを増幅することなく後段に供給する信号経路として、プリアンプ222の帰還回路を利用することで、プリアンプ222とは別個に新たに信号経路を設けたり、信号経路を選択するための経路切替回路を設ける必要がなく、構成を簡単にできる。
以上のように、本発明に係る携帯端末装置および放送受信方法は、放送信号を受信しながら無線通信を行う場合に有用であり、テレビジョン放送の視聴が可能な携帯電話装置等に適している。
10・・・携帯端末装置、11・・・通信アンテナ、12・・・アンテナ切替部、13・・・通信部、14・・・コーデック部、21・・・放送受信アンテナ、22・・・チューナ部、24・・・復調部、25・・・多重分離部、26・・・A/Vデコーダ、31・・・マイク信号処理部、32・・・マイクロホン、33・・・音声信号出力部、34・・・スピーカ、35・・・表示駆動部、36・・・表示素子、40・・・制御部、41・・・ROM、42・・・RAM、43・・・インタフェース、44・・・操作部、131・・・受信信号処理部、132・・・送信信号生成部、133・・・ベースバンド処理部、221・・・フィルタ、222・・・プリアンプ、223・・・メインアンプ、224・・・スイッチングトランジスタ
Claims (4)
- 放送信号を受信して得られた受信信号から所望のチャネルの信号を選択して周波数変換を行うチューナ部と、
無線通信を行う通信部と、
前記チューナ部と前記通信部の動作を制御する制御部とを有し、
前記チューナ部の入力段に、前記受信信号を増幅して後段に供給する信号経路と増幅することなく後段に供給する信号経路を設け、
前記制御部は、前記通信部の通信動作状態に応じて前記入力段の信号経路の選択を行う
ことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記受信信号を増幅することなく後段に供給する信号経路として、前記受信信号を増幅して後段に供給する信号経路に設けられた増幅器の帰還回路を用いる
ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記制御部は、前記通信部で無線信号の送信を行っているとき、あるいは前記通信部で無線信号を受信したときの信号レベルが予め設定したレベルよりも大きいとき、前記入力段の信号経路として受信信号を増幅することなく後段に供給する信号経路を選択する
ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 無線通信の通信動作状態を判別する手順と、
前記判別された通信動作状態に応じて、放送信号を受信して得られた受信信号の増幅を行う信号経路と増幅を行わない信号経路との選択を行う手順と、
前記選択された信号経路を介して供給された前記受信信号から所望のチャネルの信号を選択して周波数変換を行う手順とを有する
ことを特徴とする放送受信方法。
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