JP2006293688A - データ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【構成】 PC→メモリカード転送操作が行われると、HDD22は仮想メモリカードの領域を割り当る。スイッチSWが端子T2に接続されると、PC52は、オーディオファイルをスイッチSWを通してHDD22に転送する。一方、メモリカード→PC転送操作が行われると、HDD22は仮想メモリカードの領域を割り当て、メモリカード18のデータは、バス24を介して仮想メモリカード領域に転送される。スイッチSWが端子T2に接続されると、HDD22は、仮想メモリカード領域に書き込まれたデータをスイッチSWを通してPC52に転送する。
【効果】 データ転送のためのPC52との接続時間を短縮することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、データ処理装置に関し、特にたとえばボイスレコーダに適用され、外部装置から転送されるデータを確保する、データ処理装置に関する。
従来のこの種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この従来技術によれば、記録・再生装置のストレージメモリに記憶されたデータをPCに送信するとき、データは、メモリドライバによってストレージメモリから読み出される。読み出されたデータはネットワークI/Fに与えられ、その後、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを通してPCに転送される。
特許公開2003−323267号公報[G06F 3/06, 12/00, G10L 19/00]
しかし、従来技術では、データ転送速度がメモリドライバの処理能力に依存する。つまり、USB転送速度は最高で480Mbpsであり、CD(Compact Disk)一枚分のMP3データ(約600Mバイト)であれば、理論的にはデータ転送を10秒で完了することができる。したがって、介在するメモリドライバの処理能力が低いと、USB転送速度もまた低下する。この結果、従来技術では、記録・再生装置とPCとの接続時間が長くなる可能性がある。また、外部装置と記憶媒体との間に介在する制御用Chip数が増加すれば、これもまたデータ転送速度に影響を及ぼす要因になる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、データ転送のための外部装置との接続時間を短縮することができる、データ処理装置を提供することである。
請求項1の発明に従うデータ処理装置は、外部装置(52)から第1記録媒体(18)へのデータ転送を指示する第1転送指示を外部装置との接続が確立される前に受け付ける第1受付手段(S15)、第1受付手段の受付に応答して少なくとも第1記録媒体の空き容量に相当する容量を有する空き容量を第2記録媒体(22)に確保する第1確保手段(S33)、外部装置との接続が確立された後に外部装置から入力されたデータを第1確保手段によって確保された空き領域に書き込む書き込み手段(48)、および書き込み手段によって書き込まれたデータを外部装置との接続が遮断された後に第2記録媒体から第1記録媒体に転送する第1転送手段(S43)を備える。
外部装置から第1記憶媒体へのデータ転送を指示する第1転送指示は、外部装置との接続が確立される前に、第1受付手段によって受け付けられる。第1確保手段は、第1受付手段の受付に応答して、少なくとも第1記録媒体の空き容量に相当する容量を有する空き容量を第2記録媒体に確保する。外部装置との接続が確立された後に外部装置から入力されたデータは、第1確保手段によって確保された空き領域に書き込み手段によって書き込まれる。書き込み手段によって書き込まれたデータは、外部装置との接続が遮断された後に、第1転送手段によって第2記録媒体から第1記録媒体に転送される。
外部装置との接続が確立される前に第2記憶媒体に空き領域を確保し、外部装置から第1記録媒体に転送すべきデータをこの空き領域に書き込むことで、外部装置との接続時間の短縮化が図られる。
請求項2の発明に従うデータ転送装置は、請求項1に従属し、前記書き込み手段の書き込み速度は前記第1転送手段の転送速度よりも高速である。これによって、外部装置との接続時間の短縮化がより一層図られる。
請求項3の発明に従うデータ転送装置は、請求項1または2に従属し、前記第1確保手段によって確保される空き領域の容量は前記第1記録媒体の容量に等しい。
請求項4の発明に従うデータ転送装置は、請求項1ないし3のいずれかに従属し、前記第1記録媒体は着脱自在であり、第2記録媒体は内蔵型である。
請求項5の発明に従うデータ転送装置は、請求項1ないし4のいずれかに従属し、第1記録媒体から外部装置へのデータ転送を指示する第2転送指示を外部装置との接続が確立される前に受け付ける第2受付手段(S19)、第2記録媒体に記録されたデータを第2受付手段の受付に応答して第2記録媒体に転送する第2転送手段(S55)、および第2転送手段によって転送されたデータを外部装置との接続が確立された後に外部装置に出力する出力手段(50)をさらに備える。これによって、外部装置にデータを転送することができる。
請求項6の発明に従うデータ転送装置は、請求項5に従属し、第2転送手段の転送動作に先立って第1記録媒体の容量に相当する容量を有する空き領域を確保する第2確保手段(S53)をさらに備え、第2転送手段は第2確保手段によって確保された空き領域に前記データを転送する。これによって、第1記録媒体のデータを外部装置に転送することができる。
請求項7の発明に従うデータ転送装置は、請求項6に従属し、第2確保手段によって確保された空き領域のデータが前記第1記録媒体のデータと一致するか否かを出力手段の出力動作が完了した後に判別する判別手段(S67)、および判別手段の判別結果が否定的であるとき第2確保手段によって確保された空き領域のデータを第1記録媒体に転送する第3転送手段(S69)をさらに備える。これによって、外部装置に転送されたデータと第1記録媒体に転送されたデータとの整合性を保つことができる。
請求項8の発明に従うデータ転送装置は、第1記録媒体(18)から外部装置(52)へのデータ転送を指示する転送指示を外部装置との接続が確立される前に受け付ける受付手段(S19)、第1記憶媒体に記録されたデータを受付手段の受付に応答して第2記録媒体に転送する転送手段(S55)、および転送手段によって転送されたデータを外部装置との接続が確立された後に外部装置に出力する出力手段(50)を備える。
第1記録媒体から外部装置へのデータ転送を指示する転送指示は、外部装置との接続が確立される前に、受付手段によって受け付けられる。転送手段は、第1記憶媒体に記録されたデータを受付手段の受付に応答して第2記録媒体に転送する。転送手段によって転送されたデータは、外部装置との接続が確立された後に、出力手段によって外部装置に出力される。
第1記録媒体のデータを外部装置との接続が確立される前に第2記録媒体に転送することで、外部装置との接続時間が短縮される。
この発明によれば、データ転送のための外部装置との接続時間を短縮することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この実施例のボイスレコーダ10は、オーディオ再生機能,オーディオ記録機能および転送機能を備える。オーディオ再生機能およびオーディオ記録機能は、ボイスレコーダ10単独で実現される機能であり、転送機能は、ボイスレコーダ10とPC52とによって実現される機能である。
ボイスレコーダ10は、メモリカード18,HDD22,USBコントローラ48およびUSB端子50を有する。メモリカード18は、着脱自在であり、図示しないスロットに装着されたときにMPU44によってアクセス可能となり、HDD22は、ボイスレコーダ10に内蔵される。なお、USBコントローラ48は、HDD22と高速転送ができるATA BRIDGE ICのようなUSB転送専用ICであれば好ましい。
PC52とUSB端子50とが接続されていない場合、GPIO46は、USB非接続状態としてMPU44に通知する。USB非接続状態のとき、スイッチSWはMPU44によって端子T1に接続される。
キー入力装置12によってオーディオ再生操作が行われると、MPU44は、DSP40およびコーデック30をそれぞれ伸長モードおよび復号モードに設定する。メモリカード18に記憶されたオーディオファイルを読み出すとき、MPU44は、メモリカード18に読み出し命令を発行し、メモリカード18は、I/F20を通してMPU44にオーディオファイルを与える。与えられたオーディオファイルは、メモリ42を通してDSP40に与えられる。DSP40は、与えられたオーディオファイルに含まれる圧縮オーディオデータを伸長し、伸長されたオーディオデータをメモリ42に蓄積する。MPU44は、メモリ42に蓄積されたオーディオデータをバス24を通してコーデック30に与える。コーデック30は、与えられたオーディオデータをアナログオーディオ信号に復号し、復号されたオーディオ信号をアンプ28を通してスピーカ26から出力する。
また、HDD22に記憶されたオーディオファイルを読み出すとき、MPU44は、HDD22に読み出し命令を発行し、HDD22はスイッチSWを通してMPU44にオーディオファイルを与える。与えられたオーディオファイルは、メモリ42を通してDSP40に与えられる。DSP40は、与えられたオーディオファイルに含まれる圧縮オーディオデータを伸長し、伸長されたオーディオデータをメモリ42に蓄積する。MPU44は、メモリ42に蓄積されたオーディオデータをバス24を通してコーデック30に与える。コーデック30は、与えられたオーディオデータをアナログオーディオ信号に復号し、復号されたオーディオ信号をアンプ28を通してスピーカ26から出力する。
MPU44はまた、モード情報“オーディオ再生モード”の出力をLCDコントローラ16に命令する。モード情報は、LCDモニタ14に表示される。こうして、オーディオ再生機能が実現される。
キー入力装置12によってオーディオ記録操作が行われると、MPU44は、コーデック30およびDSP40をそれぞれ符号化モードおよび圧縮モードに設定する。コーデック30は、マイクロフォン34および38によって捉えられかつアンプ32および36によって増幅されたオーディオ信号をディジタルオーディオデータに符号化し、MPU44は、符号化されたオーディオデータをDSP40で圧縮し、与えられたオーディオデータを圧縮し、圧縮オーディオデータをメモリ42に蓄積する。MPU44は、メモリ42に蓄積された圧縮オーディオデータをファイル形式でHDD22に記憶する。MPU44はさらに、モード情報“オーディオ記録モード”をLCDモニタ14に表示するべく、このモード情報の出力をLCDコントローラ16に命令する。こうして、オーディオ記録機能が実現される。
なお、メモリ42に蓄積された圧縮オーディオデータはメモリカード18に記録することも可能である。具体的には、MPU44は、メモリ42に蓄積された圧縮オーディオデータをファイル形式でI/F20を介してメモリカード18に記憶する。
HDD22は、使用領域と空き領域とを形成する。最初、HDD22の全ての領域は空き領域であり、オーディオファイルがHDD22に与えられると、HDD22は与えられたオーディオファイルを記憶する。記憶されたオーディオファイルが記憶された領域は、使用領域としてHDD22に割り当てられる。また、MPU44がメモリカード18の容量をHDD22に通知すると、図2に示すように、HDD22は、仮想メモリカードの容量に相当する容量を持つ仮想メモリカード領域を空き領域に割り当てる。MPU44がバックアップ処理命令をHDD22に発行すると、メモリカード18のオーディオファイルは仮想メモリカード領域に記憶される。これによって、PC52はメモリカード18に記憶されたオーディオファイルに間接的にアクセスすることができる。
ボイスレコーダ10とPC52とは、転送機能を備える。転送機能は、PC→メモリカード転送処理あるいはメモリカード→PC転送処理によって実現される機能である。PC52とUSB端子50とが接続されると、GPIO46は、USB接続された旨をMPU44に通知する。
キー入力装置12によってPC→メモリカード転送操作が行われると、MPU44は、モード情報“PC→メモリカード転送モード”の出力をLCDコントローラ16に命令する。MPU44はまた、メモリカード18の容量を確認し、かかる容量をHDD22に仮想メモリカード領域を割り当てる。MPU44は、USB接続を確認すると、スイッチSWを端子T2に接続させる。PC52は、オーディオファイルをUSB端子50を通してUSBメモリコントローラ46に転送し、転送されたオーディオファイルは、スイッチSWを通してHDD22に与えられる。HDD22は、与えられたオーディオファイルを仮想メモリカード領域に記憶する。GPIO46がUSB非接続状態に遷移されたことを通知すると、スイッチSWは、MPU44によって端子T1に接続される。MPU44はHDD22の仮想メモリカード領域のオーディオファイルをメモリ42を介してメモリカード18に転送し、転送が正常に終了すると、仮想メモリカード領域のオーディオファイルを消去する。
このように、PC→メモリカード転送処理では、PC52との接続に先立って、PC52との転送速度が速いHDD22に仮想メモリカード領域が割り当てられる。PC52との接続の後に、PC52から転送されたオーディオファイルは、まず仮想メモリカード領域に記録される。PC52との接続が解除されると、仮想メモリカード領域のオーディオファイルは速やかにメモリカード18に転送される。これによって、データ転送のためのPC52との接続時間を短縮することができる。
また、キー入力装置12によってメモリカード→PC転送操作が行われると、MPU44は、モード情報“メモリカード→PC転送モード”の出力をLCDコントローラ16に命令する。MPU44は、メモリカード18の容量を確認し、かかる容量をHDD22に通知する。HDD22は仮想メモリカードの領域を割り当て、メモリカード18のオーディオファイルはバス24ならびにメモリ42を介して仮想メモリカード領域に転送される。MPU44は、USB接続を確認すると、スイッチSWを端子T2に接続させる。HDD22は、PC52からのアクセス要求に従って仮想メモリカード領域に書き込まれたオーディオファイルをスイッチSWを通してPC52に転送する。
つまり、メモリカード→PC転送処理では、PC52と接続される前に、メモリカード18のオーディオファイルがHDD22の仮想メモリカード領域に一旦記憶される。オーディオファイルは、PC52との接続が確立された後に、HDD22からPC52に転送される。これによって、PC52へのデータ転送を速やかに実行できる。
MPU44は、図3〜図5に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、HDD22に記憶されている。
まずステップS1で、電源が投入されるまで待機する。電源が投入されると、ステップS3に進み、初期化処理が実行される。このとき、スイッチSWは、端子T1に接続される。
ステップS5では、PC→HDD転送命令を受けたか否か判断する。判断結果がYESであれば、ステップS7に進み、判断結果がNOであれば、ステップS9に進む。ステップS7で、PC→HDD転送処理を実行し、この処理が完了すると、ステップS5に戻る。ステップS9では、HDD→PC転送命令を受けたか否か判断する。判断結果がYESであれば、ステップS11に進み、判断結果がNOであれば、ステップS13に進む。ステップS11で、HDD→PC転送処理を実行し、この処理が間慮すると、ステップS5に戻る。ステップS13では、メモリカード18が装着されているか否か判断する。判断結果がYESであれば、ステップS15に進み、判断結果がNOであれば、ステップS5に戻る。なお、PC→HDD転送処理は、PC52から転送されるオーディオファイルをHDD22に転送する処理であり、HDD→PC転送処理は、HDD22から転送されるオーディオファイルをPC52に転送する処理である。
ステップS15では、PC→メモリカード転送命令を受けたか否か判断する。判断結果がYESであれば、ステップS17に進み、判断結果がNOであれば、ステップS19に進む。ステップS17で、PC→メモリカード転送処理を実行し、この処理が完了すると、ステップS5に戻る。ステップS19では、メモリカード→PC転送命令を受けたか否か判断する。判断結果がYESであれば、ステップS21に進み、判断結果がNOであれば、ステップS5に戻る。ステップS13で、メモリカード→PC転送処理を実行し、この処理が完了すると、ステップS5に戻る。
ステップS17のPC→メモリカード転送処理に応答するMPU44の動作について図4を用いて説明する。ステップS31では、メモリカード18の容量を確認する。ステップS33では、HDD22にメモリカード18の容量に応じた仮想メモリカード領域を確保する。ステップS35では、USB接続されているか否か判断する。GPIO46によってUSB接続状態に遷移された旨の通知を受けると、ステップS37に進み、スイッチSWを端子T2に接続させる。この結果、PC52とHDD22とのデータ転送が確立される。これによって、PC52のデータが仮想メモリカード領域に転送される。
転送が終了すると、ステップS39で、USB非接続状態になるまで待機する。GPIO46によってUSB非接続状態に遷移された旨の通知を受けると、ステップS41で、スイッチSWを端子T1に接続させる。ステップS43では、仮想メモリカード領域のオーディオファイルをメモリカード18に転送する。ステップS45では、仮想メモリカード領域のオーディオファイルを消去する命令をHDD22に発行する。HDD22は、MPU44の命令に従って仮想メモリカード領域のオーディオファイルを消去する。これによって、HDD22の使用領域の無駄を省き、空き領域の拡張を図ることができる。
ステップS21のPC→メモリカード転送処理に応答するMPU44の動作について図5を用いて説明する。ステップS51では、メモリカード18の容量を確認する。ステップS53では、HDD22にメモリカード18の容量を確保する。ステップS55で、バックアップ処理命令をHDD22に発行する。HDD22は、メモリカード18にデータ転送を要求する。メモリカード18は、HDD22の要求に従ってメモリカード18に記憶されたデータを出力する。出力されたデータは、I/F20を介してHDD22に出力される。HDD22は、出力されたデータを仮想メモリカード領域に書き込む。これによって、メモリカード18のオーディオファイルをPC52に転送することができる。この結果、メモリカード18のバックアップ処理が実現される。
ステップS57では、USB接続されているか否か判断する。GPIO46によってUSB接続状態に遷移された旨の通知を受けると、ステップS59に進み、スイッチSWを端子T2に接続させる。これによって、仮想メモリカード領域のオーディオファイルはPC52に転送される。
転送が終了すると、ステップS61で、USB非接続状態になるまで待機する。GPIO46によってUSB非接続状態に遷移された旨の通知を受けると、ステップS63で、スイッチSWを端子T1に接続させる。ステップS65では、HDD22に書き込まれた仮想メモリカード領域のオーディオファイルとメモリカード18のデータとを照合する。ステップS67では、照合結果に基づいて差異があるか否か判断する。判断結果がNOであれば、ステップS69に進み、判断結果がYESであれば、ステップS71に進み、仮想メモリカード領域のオーディオファイルをメモリカード18に複製すべくHDD22に複製命令を発行する。HDD22は、メモリカード18にデータ消去命令を発行し、メモリカード18は、HDD22の命令に従ってメモリカード18に記憶されたオーディオファイルを消去する。HDD22はまた、スイッチSWを通してメモリカード18に仮想メモリカード領域のオーディオファイルを転送する。転送されたオーディオファイルは、I/F20を介してメモリカード18に書き込まれる。これによって、PC52に転送されたオーディオファイルとメモリカード18に転送されたオーディオファイルとの整合性を保つことができる。この結果、メモリカード18の整合処理が実現される。
ステップS71では、仮想メモリカード領域のオーディオファイルを消去する命令をHDD22に発行する。HDD22は、MPU44の命令に従って仮想メモリカード領域のデータを消去する。
以上の説明から分かるように、PC→メモリカード転送操作が行われると、MPU44は、メモリカード18の容量を確認し、かかる容量をHDD22に通知する。HDD22は、MPU44の通知に従って仮想メモリカードの領域を割り当てる。MPU44は、USB接続を確認すると、スイッチSWを端子T2に接続させる。PC52のオーディオファイルは、HDD22によって仮想メモリカード領域に記憶される。GPIO46がUSB非接続状態に遷移されたことを通知すると、スイッチSWは、MPU44によって端子T1に接続される。HDD22は、仮想メモリカード領域のデータをスイッチSWを通してメモリカード18に転送し、仮想メモリカード領域のデータを消去する。
また、メモリカード→PC転送操作が行われると、MPU44は、メモリカード18の容量を確認し、かかる容量をHDD22に通知する。HDD22は、MPU44の通知に従って仮想メモリカードの領域を割り当てる。HDD22は、メモリカード18のオーディオファイルを読み出し、読み出されたファイルは、割り当てられた仮想メモリカード領域に記憶される。MPU44は、USB接続を確認すると、スイッチSWを端子T2に接続させる。仮想メモリカード領域のオーディオファイルは、スイッチSWを介してPC52に転送される。GPIO46がUSB非接続状態に遷移されたことを通知すると、スイッチSWは、MPU44によって端子T1に接続される。MPU44は、仮想メモリカード領域のオーディオファイルとメモリカード18のオーディオファイルとを照合する。各々のデータに差異があれば、HDD22は仮想メモリカード領域のオーディオファイルをメモリカード18に転送し、メモリカード18はかかるオーディオファイルを記憶する。転送が終了すると、HDD22は、仮想メモリカード領域のオーディオファイルを消去する。
メモリカード→PC転送処理では、PC52との転送速度が速いHDD22に仮想メモリカード領域が割り当てられる。PC52との接続が解除されると、仮想メモリカード領域のオーディオファイルは速やかにメモリカード18に転送される。これによって、データ転送のためのPC52との接続時間を短縮することができる。一方、PC→メモリカード転送処理では、PC52と接続される前に、メモリカード18のオーディオファイルがHDD22の仮想メモリカード領域に一旦記憶されることによって、PC52へのデータ転送が速やかに実行できる。
なお、この実施例では、オーディオファイルを用いて説明しているが、例えば、テキストデータや画像データなどのデータでもデータ転送することは可能である。
また、この実施例では、USB接続において説明しているが、この発明は、無線通信によって外部装置からHDDにオーディオデータを記憶することも可能である。
さらに、この実施例では、メモリカードからHDDにオーディオファイルを転送する場合、メモリカードの全てのオーディオファイルを転送することを前提としているが、これに限らず、メモリカードに記憶されたオーディオファイルの一部を選択し、選択されたオーディオファイルをHDDの仮想メモリカード領域に転送してもよい。これによって、バックアップ処理の時間が短縮することができる。また、メモリカードには必要なデータを残すことができる。
この発明の一実施例の構成を示すブロック図である。 HDD22の構成の一例を示す図解図である。 図1実施例に適用されるMPU44の動作の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるMPU44の動作の他の一部を示すフロー図である。 図1実施例に適用されるMPU44の動作のその他の一部を示すフロー図である。
符号の説明
10 … ボイスレコーダ
12 … キー入力装置
14 … LCD
18 … メモリカード
22 … HDD
24 … バス
40 … DSP
42 … メモリ
44 … MPU
46 … GPIO
48 … USBコントローラ
50 … USB端子
52 … PC

Claims (8)

  1. 外部装置から第1記録媒体へのデータ転送を指示する第1転送指示を前記外部装置との接続が確立される前に受け付ける第1受付手段、
    前記第1受付手段の受付に応答して少なくとも前記第1記録媒体の空き容量に相当する容量を有する空き容量を第2記録媒体に確保する第1確保手段、
    前記外部装置との接続が確立された後に前記外部装置から入力されたデータを前記第1確保手段によって確保された空き領域に書き込む書き込み手段、および
    前記書き込み手段によって書き込まれたデータを前記外部装置との接続が遮断された後に前記第2記録媒体から前記第1記録媒体に転送する第1転送手段を備える、データ処理装置。
  2. 前記書き込み手段の書き込み速度は前記第1転送手段の転送速度よりも高速である、請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記第1確保手段によって確保される空き領域の容量は前記第1記録媒体の容量に等しい、請求項1または2記載のデータ処理装置。
  4. 前記第1記録媒体は、着脱自在であり、前記第2記録媒体は内蔵型である、請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ処理装置。
  5. 前記第1記録媒体から前記外部装置へのデータ転送を指示する第2転送指示を前記外部装置との接続が確立される前に受け付ける第2受付手段、
    前記第1記録媒体に記録されたデータを前記第2受付手段の受付に応答して前記第2記録媒体に転送する第2転送手段、および
    前記第2転送手段によって転送されたデータを前記外部装置との接続が確立された後に前記外部装置に出力する出力手段をさらに備える、請求項1ないし4のいずれかに記載のデータ処理装置。
  6. 前記第2転送手段の転送動作に先立って前記第1記録媒体の容量に相当する容量を有する空き領域を確保する第2確保手段をさらに備え、
    前記第2転送手段は前記第2確保手段によって確保された空き領域に前記データを転送する、請求項5記載のデータ処理装置。
  7. 前記第2確保手段によって確保された空き領域のデータが前記第1記録媒体のデータと一致するか否かを前記出力手段の出力動作が完了した後に判別する判別手段、および
    前記判別手段の判別結果が否定的であるとき前記第2確保手段によって確保された空き領域のデータを前記第1記録媒体に転送する第3転送手段をさらに備える、請求項6記載のデータ処理装置。
  8. 第1記録媒体から外部装置へのデータ転送を指示する転送指示を前記外部装置との接続が確立される前に受け付ける受付手段、

    前記第1記憶媒体に記録されたデータを前記受付手段の受付に応答して前記第2記録媒体に転送する転送手段、および
    前記転送手段によって転送されたデータを前記外部装置との接続が確立された後に前記外部装置に出力する出力手段を備える、データ処理装置。
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