JP2006293496A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 購入者が行う商品選択情報の入力を迅速且つ簡単に行える自動販売機を提供すること。
【解決手段】 商品収納部5と、商品9を特定する商品コードが記録された商品9または携帯物から商品コードを読み取る商品コード読み取り装置4と、商品収納部5内に収納された商品の商品コードを記憶した記憶部2と、商品コード読み取り装置4で読み取られた商品コードと一致する商品コードが記憶部2に記憶された商品コードの中にあるかどうかを検索し、一致し且つその商品コードに対応する商品が商品収納部5内にあればその商品の販売処理を行う販売制御部1とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動販売機に関し、詳しくは、商品選択情報の入力にバーコード等の商品コードを利用した自動販売機に関する。
通常、自動販売機においては、購入者は展示部に展示された複数の実商品または実商品を模した商品サンプル、あるいは商品名の表示などを見て、それらの近傍に設けられた商品選択ボタンを押すことで購入したい商品の選択情報を入力する。あるいは、テンキーで購入したい商品の商品番号を入力するものもある。
特許第3036803号公報 特許第3101317号公報
近年、1台の自動販売機で取り扱う(販売する)商品種類数は増え続けており、選択肢が100種類以上になるものもある。また、たばこの自動販売機では購入者は商品サンプルを見てから購入したい商品を決めるというよりも、毎回同じ銘柄のたばこを購入する場合がほとんどで、購入する商品を予め決めてから自動販売機の前に立つことになる。この場合、予め購入したい商品が決まっているのにもかかわらず、多くの商品サンプルの中からその商品を探すのは面倒であり時間もかかる。また、展示部における展示品数が多くなるとその分広い展示部を必要とし、自動販売機の大型化をまねく。
そこで、本発明は上述の問題に鑑みてなされ、その目的とするところは、購入者が行う商品選択情報の入力を迅速且つ簡単に行える自動販売機を提供することにある。
なお、特許文献1、特許文献2には、バーコードリーダで読み取った商品コード別に売上集計データ、残数、補給数等を管理する自動販売機が開示されているが、これは自販機の運用者側が商品コードを自動販売機の各種設定や販売管理に利用するものであって、購入者が商品購入の際の商品選択に商品コードを利用するものではない。特許文献1、2においては、従来通り、接客パネルに設けられた商品選択ボタンの操作により商品選択情報の入力が行われる。
本発明は前記課題を解決するため以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の自動販売機は、商品収納部と、商品を特定する商品コードが記録された商品または携帯物から商品コードを読み取る商品コード読み取り装置と、商品収納部内に収納された商品の商品コードを記憶した記憶部と、商品コード読み取り装置で読み取られた商品コードと一致する商品コードが記憶部に記憶された商品コードの中にあるかどうかを検索し、一致し且つその商品コードに対応する商品が商品収納部内にあればその商品の販売処理を行う販売制御部と、を備える。
上記商品コード読み取り装置は、購入者が携帯している商品(パッケージも含む)または携帯物に記録された、商品の種類や銘柄等を特定するための商品コードを読み取る。購入者は商品そのものを必ずしも携帯する必要はなく、商品コードが印刷されたパッケージのみを、あるいは商品やパッケージからバーコード部分を切り取ったものを携帯して、それを読み取らせるようにしてもよいし、商品コードが記録されたカード等の携帯物から商品コードを読み取らせてもよい。
販売制御部は、商品コード読み取り装置で読み取られた商品コードを受信し、その商品コードと一致する商品コードが、記憶部に記憶された商品コードの中にあるかどうか検索する。記憶部にはこの自動販売機が取り扱っている(販売している)商品の商品コードが記憶されている。その検索の結果、一致すればその商品コードに対応する商品の在庫のある/なしが判定され、在庫があればその商品を払い出して販売処理を行う。在庫がない場合は「売切」であることを表示や音声で知らせる。
本発明の自動販売機によれば、購入者は、携帯している商品または携帯物の商品コードを読み取り装置に読み取らせることで商品選択情報の入力を行えるので、従来のように多数展示された商品サンプルの中から購入したい商品を探した上でその商品に対応する押しボタンを押すということが不要となり、容易且つ迅速に、さらに購入商品の選択間違いを起こすことなく商品購入を行える。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る自動販売機は、商品選択情報の入力手段として通常の自動販売機に備えられている商品選択ボタンの代わりに、商品コード読み取り装置4を備えている。
商品コード読み取り装置4は、商品を特定する商品コードを読み取る装置であり、例えば、商品(パッケージを含む)に印刷されたバーコードを読み取る装置である。これは、レーザ光を1次元方向にスキャンさせてバーコードを読み取るものに限らず、CCDカメラでQR(Quick Response)コードのような2次元コードを撮像して読み取るものでもよい。あるいは、商品コード読み取り装置4としては、磁気カード、ICカード、ICタグ等に記録された情報を読み取るものであってもよい。
商品コード読み取り装置4は販売制御部1に接続され、商品コード読み取り装置4で読み取られた商品コードデータは販売制御部1に送信される。
また、販売制御部1には、商品収納兼払出部5と、半導体メモリや磁気ディスク装置等の記憶部2が接続されている。商品収納兼払出部5は商品を収納する複数のコラムと各コラム内から商品を払い出す払出装置を備える。記憶部2には、各コラムと、各コラム内に収納された商品の商品コードとが対応付けられて記憶されている。例えば、コラム番号1のコラムに、商品コードaを有する商品Aが収納されている場合には、コラム番号1と商品コードaとが対応されて記憶される。
販売制御部1には、その他に、金額等の表示部11や、設定装置3が接続されている。自販機運用者は設定装置3を用いて、もしくは商品コード読み取り装置4も用いて、各コラムと商品コードとの対応を設定し記憶部2に記憶させる。
次に、本実施形態に係る自動販売機の販売動作について図2のフローチャートを参照しながら説明する。
先ず、ステップS1として、購入者が携帯している商品の商品コードを読み取り装置4に読み取らせる。例えばたばこの箱の側面に印刷されているバーコードを読み取り装置4に読み取らせる。ここで、購入者は商品そのものを必ずしも携帯する必要はなく、商品コードが印刷されたパッケージのみを、あるいは商品やパッケージからバーコード部分を切り取ったものを携帯して、それを読み取らせるようにしてもよい。その他、商品コードが記録されたカード等の携帯物から商品コードを読み取らせてもよい。
読み取り装置4は読み取ったバーコードデータを販売制御部1に送信し、販売制御部1はそのデータを受信する(ステップS2)。ここでバーコードデータの中には価格や製造日データなども含まれているが、販売制御部1は、それら各種データの中から、商品の種類や銘柄等を特定するための商品コードを抽出してその商品コードと一致する商品コードが、記憶部2に記憶された商品コード(コラムに収納されている商品に設定された商品コード)の中にあるかどうか検索する(ステップS3)。
この検索の結果、一致すればステップS4にて”Yes”となり、次のステップS5にてその商品コードに対応するコラム内の商品在庫のある/なしが判定され、在庫があればそのコラムから商品を払い出して販売処理を行う(ステップS6)。在庫がない場合はステップS8に進んで表示部11または別途設けた売切ランプに「売切」であることを表示して購入者に知らせる。
読み取り装置4で読み取られた商品コードに一致する商品コードが記憶部2の中に設定されていない場合には、ステップS4にて”No”となり、ステップS7に進んで、読み取り装置4で読み取られた商品コードの商品は取り扱っていないことを表示部11に出力する。なお、音声にて取り扱っていないことを出力してもよい。したがって、通常の自動販売機には備えられている、取扱商品を知らせる役割を担う商品サンプル展示部は必ずしも必要ない。展示部を設けないことで自動販売機の小型を図れ、自動販売機を設置場所の選択肢が広がる。
以上述べたように本実施形態によれば、購入者は、携帯している商品または携帯物の商品コードを読み取り装置4に読み取らせることで商品選択情報の入力を行えるので、容易且つ迅速に、さらに購入商品の選択間違いを起こすことなく商品購入を行える。従来のように多数展示された商品サンプルの中から購入したい商品を探した上でその商品に対応する商品選択ボタンを押す必要はない。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同じ構成部分については同一の符号を付しその詳細な説明は省略する。
図4は本発明の第2の実施形態に係る自動販売機31の正面図を示し、図5はその右側面図を、図6は上面図を示す。この第2の実施形態に係る自動販売機31は、本体33とこの本体33の一側部にヒンジを介して連結され本体33の前面を開閉する外扉32を備える。
外扉32の前面(接客面)において上半分ほどの部分は、外扉32の内側に設けられた、商品サンプル9’の展示部7を視認できるように透明パネル6となっている。透明パネル6の下方であって外扉32の略中央部には入出力部36が設けられ、その横に金銭返却レバー26、硬貨投入口27、紙幣挿入口25が設けられている。外扉32の下部には金銭返却口28、商品取出口29が設けられている。
入出力部36は、図5に示すように側面から見た形状が略三角形状となるように外扉32の他の面(透明パネル6などが設けられた面)から出っ張って設けられており、外扉32からこの外扉32の手前側に向かって下向き傾斜した上側傾斜面37と、外扉32から手前側に向かって上向き傾斜した下側傾斜面38を有する。上側傾斜面37には、液晶表示パネルとこの表面に設けられたタッチパネルからなる表示兼入力装置39と、商品置き部40が設けられている。
図3は第2の実施形態に係る自動販売機31の構成を示すブロック図であり、表示兼入力装置39は販売制御部1に接続されている。その他、販売制御部1には、上記第1の実施形態と同様、各コラムと各コラム内に収納された商品の商品コードとが対応付けられて記憶された記憶部2と、商品収納兼払出部5と、設定装置3が接続されている。
表示兼入力装置39には商品コード読み取り装置24が接続されている。この商品コード読み取り装置24について、入出力部36の上側傾斜面37の拡大図である図7、図5における[A]矢視拡大断面図である図8、および図8における[B]矢視図である図9を参照して説明する。
商品コード読み取り装置24は、上側傾斜面37に設けられた商品置き部40と、入出力部36の内部に設けられた商品コードリーダ41(図8)と、図示しないレーザ光の出射源からなる。商品コードリーダ41はバーコードリーダである。
商品置き部40は、図8に示すように2つの平板部42、43が略直角に組み合わされて構成されるくぼみとして上側傾斜面37に形成されている。平板部42、43は共に上側傾斜面37に対して内方に入り込むように傾斜している。そのくぼみとして形成される商品置き部40には、例えば6つの面からなる箱状のたばこ9が置かれる。
一方の平板部43は略矩形状を呈し、その長手方向寸法はたばこ9の高さ寸法より大きく、短手方向寸法はたばこ9の横幅寸法の約2/3となっている。他方の平板部42も略矩形状を呈し、その長手方向寸法はたばこ9の高さ寸法より大きく、短手方向寸法はたばこ9の奥行き(厚さ)寸法よりわずかに大きくされている。また、平板部42には図9に示すように下部に読み取り窓44が貫通孔として形成されている。そして、その読み取り窓44を覆うようにして透明板45(図8参照)が取り付けられている。
購入者が携帯している(普段吸っている)たばこ9と同じ銘柄のたばこを購入したい場合には、たばこ9のバーコード印刷側面を平板部42の透明板45に向けて図7及び図8に示すように商品置き部40に置く。
商品置き部40には、正しい姿勢(バーコードの印刷面を平板部42に向け且つ銘柄等の印刷文字が逆さまにならずたばこの取出口側を上に向けた姿勢)で置かれた状態のたばこの絵やその旨を文字で記しておき、購入者が正しい置き方を理解しやすいようにしておく。
通常のたばこ9であれば、上述した正しい姿勢でたばこ置き部40に置かれると、図9に示すようにバーコード9aが読み取り窓44に臨まされる。たばこ9は、そのバーコード9aが印刷された側面が平板部42に支持され、裏面の大部分は他方の平板部43に支持され、底面の一部は商品置き部40の略三角形状の内壁底面に支持され、安定して保持される。
ここで、購入者が上側傾斜面37において商品置き部40以外の部分にたばこ9を置いてしまった場合には、その上側傾斜面37が購入者から見て手前側に下向き傾斜しているためたばこ9はすべって落ちてしまう。したがって、購入者はくぼみとなっている商品置き部40にたばこ9を置けば良いということを容易に理解できる。
さらに、商品置き部40は断面がV字状のくぼみとして形成されているため、たばこ9の一方の側面を平板部42に向き合わせて置いた状態でその側面の反対側の側面はくぼみの中に隠れずに図7に示すように、上側傾斜面37に視線を向ける購入者の視界に入るようにくぼみから露見される。これにより、購入者が間違ってバーコード9aの印刷されていない側面9cを平板部42に向けて置いてしまってもその反対側のバーコード9aが印刷された側面9bが商品置き部40に視線を向ける購入者の視界に入り、置き方の間違いに容易に気付く。それを見て購入者はすぐに正しい姿勢に置き換えることができる。
読み取り窓44にバーコード9aが臨むように正しい姿勢で情報読み取り部40にたばこ9が置かれると、図示しないレーザ出射源から図8において実線で示すようにレーザ光Lが読み取り窓44に向けて出射され、その読み取り窓44に臨むバーコード9aをスキャンして読み取る。なお、商品置き部40にたばこ9が置かれていない場合にはレーザ光Lは図8において1点鎖線で示すように他方の平板部43内面で乱反射して、購入者の目に直接レーザ光Lが入射しないようになっている。
読み取り装置24で読み取られたバーコードデータは表示兼入力装置39を経由して販売制御部1に送信され、以降は上記第1の実施形態と同様に処理される。すなわち、販売制御部1は受信したバーコードデータの中から、商品の種類や銘柄等を特定するための商品コードを抽出してその商品コードと一致する商品コードが、記憶部2に記憶された商品コード(コラムに収納されている商品に設定された商品コード)の中にあるかどうか検索する。
この検索の結果、一致すればその商品コードに対応するコラム内の商品在庫のある/なしが判定され、在庫があればそのコラムから商品を払い出して販売処理を行う。在庫がない場合は表示兼入力装置39の液晶パネルに「売切」であることを表示して購入者に知らせる。上記検索の結果一致しなければ読み取り装置24で読み取られた商品コードの商品は取り扱っていないことを表示兼入力装置39の液晶パネルに表示する。なお、音声にて取り扱っていないことを出力してもよい。
以上のように本実施形態においても、購入者は、携帯している商品の商品コードを読み取り装置24に読み取らせることで商品選択情報の入力を行えるので、容易且つ迅速に、さらに購入商品の選択間違いを起こすことなく商品購入を行える。さらに、本実施形態によれば、購入者は商品を単にくぼみとして形成されている商品置き部40に置くだけでよく、利用しやすくなっている。
また、読み取り装置24に電子マネーデータの読み取り機能も兼用させ、電子マネー用カードと商品(例えばたばこ)とを一緒にセットで携帯できる携帯用入れ物を用意して、その入れ物が商品置き部40に置かれると電子マネーデータ及び商品コードが読み取られて、料金の電子決済と商品選択とが一度にまとめて行われるようにすることも可能である。
また、本実施形態では、図4に示すように、商品サンプル9’の展示部7及び商品選択ボタン8も設けられているため、購入したい商品を持ち合わせていない場合には、商品選択ボタン8の操作によって商品選択情報の入力を行うこともできるようになっている。
さらには、表示兼入力装置(液晶タッチパネル)39を使って、表示された商品一覧の中から購入したい商品を選んで入力することもできる。ここで、図3に示すように、表示兼入力装置39は販売制御部1に接続され、この表示兼入力装置39に対して商品コード読み取り装置24が接続された構成であるので、表示兼入力装置39から商品選択情報の入力があった場合でも、商品コード読み取り装置24から商品選択情報の入力があった場合でも、販売制御部1への商品選択情報の入力は表示兼入力装置39からの1系統であり(商品コード読み取り装置24からの商品選択情報は表示兼入力装置39を経由して販売制御部1に入力される)、販売制御部1に表示兼入力装置39と商品コード読み取り装置24をそれぞれ別に接続する構成に比べて販売制御部1への入力インターフェースが簡易になり、コスト増大を抑えられる。
また、表示兼入力装置39は設定装置の機能を兼用してもよい。具体的には、タッチパネル操作により表示兼入力装置39にコラム番号を表示させた状態で、そのコラムに収納すべき商品を商品置き部40に置いてその商品の商品コードを読み取らせて、表示兼入力装置39にコラム番号が表示されているコラムとこのコラム内に収納される商品の商品コードとの対応設定が記憶部2に記憶される。このような設定方法では、外扉32を開けてコラムを確認しながら行う必要がなく自販機運用者による設定作業の負担軽減となる。
また、展示部7には、図11に示すように、商品サンプル9’を載せる載台15が設けられている。載台15は、上端部が背面側(透明パネル6の反対面側)に折り曲げられ、その折り曲げ部分の谷部16が、載台支持部材17の上端部に引っ掛けられるようにして係合している。載台支持部材17は外扉32の裏側に設けられたディスプレイドアに固定されている。
載台15の背面部18は、載台支持部材17に螺着されたねじ19の頭部に当接され、そのねじ19の螺着深さを調節してねじを前後方向(図11において横方向)に移動させることで、載台15は折り曲げ部分の谷部16を中心に前後方向に揺動し、自動販売機31の正面側から見た商品サンプル9’の傾斜角度を変えることができる。
一般的な自動販売機は180cmほどの高さがあり、商品サンプル展示部及び商品選択ボタンが上部にあり、貨幣投入部が中央付近にあり、商品取出口と釣銭取出口が下部にある。商品サンプル展示部及び商品選択ボタンは自動販売機設置面に対して垂直な面に配置され、成人男性から見ると商品サンプル展示部と商品選択ボタンの最上段が目の位置から少し上にあり、下段側の商品サンプル展示部及び商品選択ボタンは上からのぞき込むようにして見ることになる。特に最下段の商品サンプルは上段側の商品選択ボタンの陰になり購入者が自動販売機から遠ざかるように後ろへ下がるか、しゃがまないと見えない場合がある。成人女性から見ると通常上から2段目が目の高さにあり、最上段は見上げることになり商品選択ボタンの陰に商品サンプルの下端付近が重なって見えないことがある。
そこで、本実施形態では、購入者にとって商品サンプルが見やすく、商品選択ボタンの操作も行いやすくするため、透明パネル6が図10において実線で示すように、下縁端を中心に上縁端側が後方(図10において左方)に倒れるようにして傾けられている。すなわち、透明パネル6の前に立つ購入者から見て透明パネル6の上側の方が遠ざかるように傾けられている。
図10において破線は自動販売機設置面に対して垂直な透明パネル6と、その透明パネル6に取り付けられた商品選択ボタン8と、透明パネル6の裏側に位置する載台15およびその載台15に載せられた商品サンプル9’を示す。実線のように透明パネル6を傾けた状態においてこのときの商品選択ボタン8に対する商品サンプル9’の位置関係が、破線で示される透明パネル6が垂直な場合における商品選択ボタン8と商品サンプル9’との位置関係と同じになるように(実線の)載台15の位置は後方へと後退させられている。
また、図10において、高さの異なる2つの視点A、B(例えば成人男性の視点Aと、女性または子供の視点B)それぞれから各商品サンプル9’を見た視線範囲を、透明パネル6が垂直の場合には破線で、透明パネル6が傾けられた場合には実線で示している。これより明らかなように、透明パネル6を下縁端を中心に後方へと倒すように傾けることで、上下に複数段有る商品サンプル9’を見るために購入者が視線を上下に移動させる範囲が小さくなりすべての商品サンプル9’に対する一覧性が向上する。
また、透明パネル6は図5に示すように外扉32の前面(接客面)ごと本体側に傾いており、これにより外扉32前面に設けられた商品取出口29、釣銭取出口28の中が見やすくなる。さらに、外扉32前面の上側ほど購入者から離れているため、貨幣の投入操作の際に圧迫感がなく自動販売機により近づいて操作できるため操作がしやすい。
また、上の段の商品選択ボタン8によってその下の段の商品サンプル9’が遮られて見えなくなる死角も減る。例えば、図10において視点Aから最下段の商品サンプル9’への視線方向aについてみると、透明パネル6が垂直な場合(破線)には最下段の商品サンプル9’の上端部分は下から2段目の商品選択ボタン8(破線)の陰になり見にくくなるが、透明パネル6を傾けた場合(実線)には下から2段目の商品選択ボタン8(実線)は後方へと位置が移動され、視点Aから最下段の商品サンプル9’への視線方向aは下から2段目の商品選択ボタン8(実線)によって遮られない。
さらに、図11に示すねじ19の螺着深さの調整により、設置場所や購入者に応じて、各段のまたは個々の商品サンプル9’をより見やすくできる角度微調整を行える。例えば子供あるいは女性の利用が多い場所に設置される場合など購入者の身長が比較的低い場合には、上段側の載台15の角度をより垂直に近づける(手前側に起こす)ようにし、成人男性等の比較的購入者の身長が高い場合には下段側の載台15をより傾ける(後側に倒す)ようにする。
本発明の第1の実施形態に係る自動販売機の構成を示すブロック図である。 同自動販売機における商品販売の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る自動販売機の構成を示すブロック図である。 同第2の実施形態に係る自動販売機の正面図である。 図4における右側面図である。 図4における上面図である。 図4における要部拡大図である。 図5における[A]矢視拡大断面図である。 図8における[B]矢視図である。 同第2の実施形態に係る自動販売機において、商品展示部及びこの前面に設けられた透明パネルを側方から見た模式図である。 図10に示す商品展示部における商品の支持構造を示す拡大図である。
符号の説明
1…販売制御部、2…記憶部、4…商品コード読み取り装置、5…商品収納兼払出部、6…透明パネル、9…商品、9a…商品コード、9’…商品サンプル、24…商品コード読み取り装置、31…自動販売機、32…外扉、39…表示兼入力装置、40…商品置き部、41…商品コードリーダ。

Claims (3)

  1. 商品収納部と、
    商品を特定する商品コードが記録された商品または携帯物から前記商品コードを読み取る商品コード読み取り装置と、
    前記商品収納部内に収納された商品の商品コードを記憶した記憶部と、
    前記商品コード読み取り装置で読み取られた商品コードと一致する商品コードが前記記憶部に記憶された商品コードの中にあるかどうかを検索し、一致し且つその商品コードに対応する商品が前記商品収納部内にあればその商品の販売処理を行う販売制御部と、
    を備えることを特徴とする自動販売機。
  2. 前記商品コード読み取り装置は、外扉の接客面側に設けられた商品置き部と、前記商品置き部に置かれた商品に記録された前記商品コードを読み取る商品コードリーダとを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記商品は箱状を呈し、その1対の側面のうち一方の側面に商品コードが視認可能に記録され、
    前記商品置き部は前記商品を入れるためのくぼみとして設けられ、
    前記商品の1対の側面のうちどちらか一方を前記くぼみの奥方へ向けて置いた状態で他方の側面が前記くぼみの外部に露見されるように前記くぼみの深さが設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014052773A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Toshiba Tec Corp 情報処理装置及びプログラム
JP7158084B1 (ja) * 2022-01-19 2022-10-21 株式会社Acs 空容器回収ボックス

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