JP2006293031A - データ作成装置のデータ作成方法、データ作成装置およびシート処理装置 - Google Patents

データ作成装置のデータ作成方法、データ作成装置およびシート処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 入力した墨字文字から、一般点字を打刻するための点字データと情報処理用点字を打刻するための点字データと、を作成できるデータ作成装置のデータ作成方法等を提供する。
【解決手段】 1以上の墨字からなる墨字列に基づいて、情報処理用点字データを作成する第1点字翻訳手段と、墨字列に基づいて、一般点字データを作成する第2点字翻訳手段と、を用い、入力された墨字列から情報処理用点字データおよび/または一般点字データから成る点字データを作成するデータ作成装置のデータ作成方法であって、入力された墨字列の一部または全部に対し、情報処理用点字による作成が指定された場合には、その指定箇所について第1点字翻訳手段を用いて情報処理用点字データを作成し、一般点字による作成が指定された場合には、その指定箇所について第2点字翻訳手段を用いて、一般点字データを作成する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、処理シートに点字を打刻するための点字データを作成するデータ作成装置のデータ作成方法、データ作成装置およびシート処理装置に関する。
従来から、点字印刷手段を用いて、処理シートをピッチ送りしながら、点字印刷領域に点字打刻を行うシート処理装置が知られている。この種のシート処理装置では、ユーザが墨字文字(通常、印刷される文字)を入力すると、入力された墨字文字に基づいて点字データを作成する。そして、作成した点字データに基づいて、打刻手段を駆動制御することにより、ユーザが所望とする点字を処理シートに打刻できるようになっている(特許文献1参照)。
特開2001−88358号公報
ところで、日本語を表記する日本語点字では、URLや電子メールアドレス等を点字表記する場合、情報処理用点字を用いることになっており、通常の文章を(かな等に対応して)表記する一般点字(すなわち非情報処理用点字)を用いた表記とは異なる表記が為される。すなわち、正しい点字表記を行うためには、文章(情報)の内容に応じて、一般点字と情報処理用点字とを使い分ける必要があり、墨字文字に基づいて点字データを作成する場合には、適宜、墨字文字から、一般点字を打刻するための点字データと、情報処理用点字を打刻するための点字データと、を作成しなければならない。
そこで、本発明は、適切な点字表記の点字を打刻可能とするために、入力した墨字文字から、一般点字を打刻するための点字データと、情報処理用点字を打刻するための点字データと、を作成できるデータ作成装置のデータ作成方法、データ作成装置およびシート処理装置を提供することを課題としている。
本発明のデータ作成装置のデータ作成方法は、1以上の墨字からなる墨字列に基づいて、処理シートに情報処理用点字を打刻するための情報処理用点字データを作成する第1点字翻訳手段と、墨字列に基づいて、処理シートに情報処理用点字以外の一般点字を打刻するための一般点字データを作成する第2点字翻訳手段と、を用い、入力された墨字列から情報処理用点字データおよび/または一般点字データから成る点字データを作成するデータ作成装置のデータ作成方法であって、入力された墨字列の一部または全部に対し、情報処理用点字による作成が指定された場合には、その指定箇所について第1点字翻訳手段を用いて情報処理用点字データを作成し、一般点字による作成が指定された場合には、その指定箇所について第2点字翻訳手段を用いて、一般点字データを作成することを特徴とする
また、本発明のデータ作成装置は、1以上の墨字からなる墨字列に基づいて、処理シートに情報処理用点字を打刻するための情報処理用点字データを作成する第1点字翻訳手段と、墨字列に基づいて、処理シートに情報処理用点字以外の一般点字を打刻するための一般点字データを作成する第2点字翻訳手段と、入力された墨字列の一部または全部を、情報処理用点字および一般点字のいずれで作成するかを指定する点字種別指定手段と、点字種別指定手段による指定結果に基づいて、墨字列の情報処理用点字による作成が指定された箇所については第1点字翻訳手段を用いて情報処理用点字データを作成し、墨字列の一般点字による作成が指定された箇所については第2点字翻訳手段を用いて一般点字データを作成することにより、入力された墨字列から情報処理用点字データおよび/または一般点字データから成る点字データを作成する点字データ作成手段と、を備えていることを特徴とする。
これらの構成によれば、入力された墨字列の一部または全部を情報処理用点字に指定し、その残り箇所が一般点字に指定される。そして、この指定結果に基づいて、入力された墨字列が情報処理用点字データまたは一般点字データに翻訳(変換)される。すなわち、入力された墨字列の任意の範囲を情報処理用点字に指定することができ、墨字列を構成する墨字を一般点字データまたは情報処理用点字データに、任意に変換することができる。
この場合、入力された墨字列に基づく墨字を表記する入力墨字表記と、作成された点字データに基づいて点字を表記する作成点字表記と、作成点字表記された点字の墨字訳を表記する作成点訳墨字表記と、を表示する第1表示手段をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、第1表示手段により、入力した墨字列を入力墨字表記により墨字で確認できると共に、墨字文字を(分かち書き等の)点字ルールに基づいて点字に翻訳(点訳)した結果を、作成点字表記により点字で、作成点訳墨字表記により墨字で確認することができる。
この場合、第1表示手段は、作成点字表記として情報処理用点字を表示するときに、当該情報処理用点字に対応する入力墨字表記部分および作成点訳墨字表記部分の少なくとも一方を、一般点字に対応する部分と区別して指標表示する指標表示手段を有していることが好ましい。
この構成によれば、入力墨字表記に表示された指標表示により、入力した墨字文字を一般点字に点訳するのか、情報処理用点字に点訳するかを容易に把握することができる。また、作成点訳墨字表記に表示された指標表示により、点訳された点字に、情報処理用点字が含まれているか否かを容易に把握することができる。
この場合、指標表示手段は、指標表示として、入力墨字表記および作成点訳墨字表記の情報処理用点字の開始位置に相当する位置に開始マークを、入力墨字表記および作成点訳墨字表記の情報処理用点字の終了位置に相当する位置に終了マークを、それぞれ挿入することが好ましい。
この構成によれば、入力した墨字文字のうち、情報処理用点字に変換される範囲を容易に識別可能であると共に、情報処理用点字に変換された範囲を容易に識別可能である。
この場合、点字種別指定手段により、情報処理用点字による作成が選択されたときに、第1点字翻訳手段により作成された情報処理用点字データに、情報処理用点字の開始位置および終了位置を示す囲み符号を付すか否かを設定する囲み符号設定手段と、をさらに備え、点字データ作成手段は、囲み符号を付すことが設定されたときに、第1点字翻訳手段により作成された情報処理用点字データに、囲み符号を打刻させるための囲み符号データを付した、点字データを作成することが好ましい。
この構成によれば、情報処理用点字データを作成するときに、囲み符号データを付すか否かを選択することができる。これにより、原則として、情報処理用点字では囲み符号を付すことになっているが、名刺などに貼付するラベルを作成する場合等のように、極力点字マス数を削減したい場合には、敢えて囲み符号を付さないという選択も可能となる。
この場合、入力された墨字列に基づく墨字を表記する入力墨字表記と、作成された点字データに基づいて点字を表記する作成点字表記と、点字表記された点字の墨字訳を表記する作成点訳墨字表記と、を表示する第1表示手段をさらに備え、表示手段は、作成点字表記として情報処理用点字を表示するときに、当該情報処理用点字に対応する入力墨字表記部分および作成点訳墨字表記部分の少なくとも一方を、一般点字に対応する部分と区別して指標表示する指標表示手段を有し、指標表示手段は、囲み符号設定手段による設定結果に基づき、囲み符号を打刻させる場合と囲み符号を打刻させない場合とで、異なる表示態様で前記指標表示を行うことが好ましい。
この構成によれば、入力墨字表記に表示された指標表示により、入力した墨字文字を情報処理用点字に点訳するかを容易に把握することができる。また、作成点訳墨字表記に表示された指標表示により、点訳された点字に、情報処理用点字が含まれているか否かを容易に把握することができる。さらに、情報処理用点字に囲み符号を付すか否かの設定を指標表示により認識することができる。
この場合、点字データを入力する点字データ入力手段と、入力された点字データを墨字列に翻訳する墨字翻訳手段と、をさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、点字データを入力する点字データ入力手段と、入力された点字データを墨字文字に点字−墨字翻訳する墨字翻訳手段と、を備えているので、入力した点字データの内容を墨字(列)に変換することができる。
この場合、入力された点字データに基づく点字を表記する入力点字表記と、入力点字表記された点字の墨字訳を表記する入力点訳墨字表記と、を表示する第2表示手段をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、入力した点字データの内容を入力点訳墨字表記に表示された墨字により確認することが可能である。
この場合、点字データ入力手段により、点字データとして、情報処理用点字の開始位置および終了位置を示す囲み符号を打刻するための囲み符号データが入力されたときに、第2表示手段は、囲み符号データに対応させて、入力点訳墨字表記に囲み符号に相当する囲み符号マークを表示させることが好ましい。
この構成によれば、囲み符号マークにより点字データに情報処理用点字データが含まれていることおよび情報処理用点字の範囲を容易に認識可能である。
本発明のシート処理装置は、上記のいずれかに記載のデータ作成装置と、データ作成装置により作成した点字データに基づいて、処理シートに点字を打刻する打刻手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、墨字文字を入力しながら、点字種を適宜選択してゆくことにより、一般点字データおよび情報処理用点字データの両方を作成することができるデータ作成装置を備えているため、墨字文字の入力に基づいて、一般点字および情報処理用点字の両方を打刻可能である。また、墨字文字の入力から、一般点字および情報処理用点字の両方を打刻できることから、点字に不慣れなユーザであっても、一般点字および情報処理用点字を打ち分けた点字を打刻させることが可能となる。
以下、添付の図面に基づいて、本発明適用して構成したラベル作成装置について説明する。このラベル作成装置は、処理テープに墨字印刷および点字打刻を実行可能に構成されており、晴眼者および視覚障害者の両方が認識可能な点字ラベルを作成するものである。より具体的には、処理テープに墨字印刷を行い、その印刷済み部分をカットしてラベルとなるテープ片を得た後、このテープ片に点字打刻を行うことにより、(点字)ラベルを作成する。
図1および図2に示すように、ラベル作成装置1は、処理テープTに対して墨字印刷を行うと共に、処理テープTから得られたテープ片Taに対し点字打刻を行う装置本体2と、処理テープTおよびインクリボンRを収容し、装置本体2に着脱自在に装着されるテープカートリッジCと、を備えている。
装置本体2は、装置ケース3により外殻が形成され、その内部に広く墨字印刷部62が構成され、装置ケース3の後半部右部に点字打刻部64が構成されている。装置ケース3の前半部上面には、文字キーおよび機能キー(選択キー、印刷キー、点訳キー、シフトキー等)を含む各種キー4を備えたキーボード5が配設されている。装置ケース3の後半部上面には、開閉蓋7が広く設けられ、開閉蓋7の前側にはこれを開放する蓋体開放ボタン8が設けられている。蓋体開放ボタン8を押して開閉蓋7を開放すると、その内部には、テープカートリッジCが装着されるカートリッジ装着部6が窪入形成されている。また、開閉蓋7の表側にはキーボード5からの入力結果等を表示する長方形のディスプレイ9が形成されている。
装置ケース3の左側部には、カートリッジ装着部6と装置外部とを連通する印刷テープ排出口18が形成され、この印刷テープ排出口18に臨んで装置ケース3には、処理テープTを切断するためのカッタユニット31が内蔵されている。カッタユニット31は、印刷テープ排出口18に臨むように配設されており、モータ駆動(フルカッタモータ32)により、処理テープTをハサミ形式で切断し、テープ片Taを作成するフルカッタ33と、フルカッタ33に対してテープ送り方向下流側に配設され、モータ駆動(ハーフカッタモータ34)により、後述する処理テープTの記録テープTrのみを切断する(ハーフカット)、ストッパ付きハサミ形式のハーフカッタ35と、を備えている。
一方、装置ケース3の後半部上面の右部には、点字打刻部64が配設されている。点字打刻部64には、点字打刻部64の主体を為す打刻アッセンブリ40を前後に挟んで、テープ片Taの印刷面を上にして前方から手差し挿入する打刻テープ挿入部(シート挿入部)11、および点字打刻されたテープ片Taが後方に排出される打刻テープ排出部12が形成されている。打刻テープ挿入部11には、その幅を調整可能な手差しガイド13が設けられている。なお、図1における符号15は、打刻アッセンブリ40を覆う打刻部カバーである。
装置ケース3の右側部には、電源供給のための電源供給口16と、データ作成装置1等の外部装置と接続するためのUSBコネクタ17が形成されている。すなわち、ラベル作成装置1では、外部装置に接続し、外部装置によって生成された文字情報等に基づいて、墨字印刷や点字打刻を行うことができるようになっている。また、装置ケース3の内部には、装置本体2の統括制御する制御部60を構成する回路基板(図示省略)が搭載されている。
カートリッジ装着部6には、発熱素子を有しヘッドカバー20に覆われた印刷ヘッド21(サーマルヘッド)と、後述するテープリール26の位置決めをする位置決め突起22と、テープカートリッジCの処理テープTおよびインクリボンRを送り、印刷ヘッド21に対峙するプラテン駆動軸(図示省略)、およびインクリボンRを巻き取る巻取り駆動軸(図示省略)とが、突設されている。また、カートリッジ装着部6の隅部には、複数のマイクロスイッチで構成されたテープ識別センサ23(図4参照)が設けられていると共に、カートリッジ装着部6の底板の内側には、プラテン駆動軸および巻取り駆動軸を駆動する印刷送りモータ24(図4参照)や減速ギア列等(図示省略)が内蔵されている。
図2に示すように、テープカートリッジCは、カートリッジケース25の内部に、処理テープTを巻回したテープリール26と、右下部にインクリボンRを巻回したリボン繰出しリール27およびリボン巻取りリール30とを収容して構成されている。また、テープリール26の左下部には印刷ヘッド21を覆うヘッドカバー20に差し込むための貫通開口28が形成されている。さらに、処理テープTとインクリボンRとが重なる部分に対応し、上記プラテン駆動軸に嵌合して回転駆動するプラテンローラ29が配置されている。
処理テープTは、裏面に粘着剤層が塗着されたPET(ポリエチレンテレフタレート)製の記録テープTrと、この粘着剤層により記録テープTrに貼付されたPET製の剥離テープTpと、から成り、ロール状に巻回されてカートリッジケース25内に収容されている。処理テープTには、テープ幅が異なる複数種のものが用意されており、カートリッジケース25の裏面には、収容する処理テープTの種別を識別するための複数の被検出孔(図示省略)が形成されている。
開閉蓋7を開放して、テープカートリッジCをカートリッジ装着部6に装着すると、ヘッドカバー20に貫通開口28が、位置決め突起22にテープリール26が、巻取り駆動軸にリボン巻取りリール30が、プラテン駆動軸にプラテンローラ29が、それぞれ差し込まれると共に、テープ識別センサ23により、カートリッジケース25に形成された複数の被検出孔を検出可能となる。そして、この状態で開閉蓋7を閉蓋すると、これに連動して、印刷ヘッド21が処理テープTおよびインクリボンRを挟み込んでプラテンローラ29に当接し、印刷待機状態となる。
墨字印刷は、ラベルデータに含まれる印刷データに基づき、プラテン駆動軸および巻取り駆動軸を周期回転させて、処理テープTおよびインクリボンRを送りながら、印刷ヘッド21を駆動することにより行われる。このとき、リボン繰出しリール27から繰り出されたインクリボンRは、貫通開口28の開口壁を周回してリボン巻取りリール30に巻き取られる。墨字印刷後の処理テープTは、ハーフカッタ35により、所定位置でハーフカットされた後、印刷済み部分がフルカッタ33によりカットされ、カットされたテープ片Taが印刷テープ排出口18から外部に排出される。なお、ここでのハーフカットにより、テープ片Taの、打刻アッセンブリ40に対する手差し方向先端部に、(ハーフカットによる)捨て代部(図示省略)が形成される。
図3(a)に示すように、打刻アッセンブリ40は、打刻テープ挿入部11と打刻テープ排出部12とを直線状に結ぶテープ走行路36に臨んでおり、点字打刻を行うと共にテープ走行路36の幅方向におけるカートリッジ装着部6側半部に寄せて配設した打刻ユニット41(点字打刻手段)と、打刻テープ挿入部11から手差し挿入されたテープ片Taを、打刻テープ排出部12に向かって送るテープ送りユニット42とを備えている。
テープ送りユニット42は、テープ片Taを回転送りする送りローラ44と、送りローラ44を回動自在に軸支するローラ軸支部45と、送りローラ44を回転させる正逆回転可能な打刻送りモータ43(図4参照)と、打刻送りモータ43の動力を送りローラ44に伝える動力伝達機構(図示省略)と、送られてくるテープ片Taの先端を検出する先端検出機構46とを備えている。打刻送りモータ43が駆動すると、これに伴って動力伝達機構を介して送りローラ44が回転し、テープ片Taが送られる。そして、送られてゆくテープ片Taの先端を先端検出機構46が検出し、これをトリガとして、打刻ユニット41により点字の打刻が開始される。
また、図3(b)に示すように、打刻ユニット41は、送りローラ44に対しテープ送り方向の上流側に配設され、挿入したテープ片Taの下側に配設した打刻部47と、打刻部47に対向する位置に設けられた打刻受け部51とで構成されている。打刻部47は、点字(6点点字)を構成する6個の打刻凸部のうち縦列3個の打刻凸部に対応して配列された3個の打刻ピン48と、3個の打刻ピン48の打刻動作を進退自在に案内する打刻ガイドブロック49と、駆動源となる3個のソレノイド50と、を有している。打刻受け部51は、3個の打刻ピン48に対応する3個の受け溝52が形成される。テープ送りユニット42により、テープ片Taを送りながら、3個のソレノイド50を駆動源として3本の打刻ピン48を受け溝52に向かって選択的に跳ね上げて打刻動作をさせ、テープ片Taにいわゆる6点点字の打刻凸部を形成する。
次に、図4を参照し、ラベル作成装置1の制御系の構成について説明する。ラベル作成装置1は、キーボード5およびディスプレイ9を有し、ユーザによる文字情報の入力や各種情報の表示等のユーザインターフェイスを司る操作部61と、テープカートリッジC、印刷ヘッド21および印刷送りモータ24を有し、処理テープTおよびインクリボンRを送りながら処理テープT上に入力された文字情報に基づく印刷データを印刷する墨字印刷部62と、フルカッタ33、ハーフカッタ35およびこれらを駆動するフルカッタモータ32、ハーフカッタモータ34を有し、印刷済みの処理テープTにフルカット、ハーフカットを行う切断部63と、を備えている。
さらにラベル作成装置1は、ソレノイド50、打刻ピン48および打刻送りモータ43を有し、テープ片Taを搬送しながらテープ片Taに文字情報に基づくラベルデータに含まれる打刻データに従って点字打刻する点字打刻部64と、テープ識別センサ23や先端検出機構46等の各種センサを有し、各種検出を行う検出部65と、ディスプレイドライバ66、ヘッドドライバ67、印刷送りモータドライバ68、カッタモータドライバ69、打刻ドライバ70および打刻送りモータドライバ71を有し、各部を駆動する駆動部72と、ラベル作成装置1全体を制御する制御部60と、を備えている。
制御部60は、CPU73、ROM74、RAM75および入力制御装置76(IOC:Input Output Controller)を備え、互いに内部バス77により接続されている。制御部60では、CPU73がROM74内の制御プログラムに従って、IOC76を介してラベル作成装置1内の各部から各種信号・データを入力すると共に、入力した各種信号・データに基づいて、RAM75内の各種データを処理し、IOC76を介してラベル作成装置1内の各部に各種信号データを出力することにより、各部を制御するようになっている。
例えば、制御部60(ROM74)には、ラベルデータを作成するためのソフトウェア(データ作成プログラム)が記憶されており、制御部60が、入力された文字情報や各種設定データ等の入力データを(データ作成プログラムに従い)処理して、ラベルデータとなる印刷データおよび/または打刻データを作成した後、作成した印刷データおよび/または打刻データに基づいて、墨字印刷部62、カット部63、および点字打刻部64を駆動制御することにより、ラベルが作成される。
ここで、ラベルデータの作成方法について説明する。データ作成装置1の電源をONすると、上記のデータ作成プログラムに基づいて、ディスプレイ9には、入力データを入力するための入力画面が表示される(図5等参照)。データ作成プログラムでは、入力データの入力モードとして、印刷データを作成するための文字情報・各種設定データ(以下印刷用入力データとする)を入力する「印刷用入力モード」、打刻データを作成するための文字情報・各種設定データ(以下点字用入力データとする)を入力する「点字用入力モード」が用意されており、各モード専用の入力画面から、入力データとなる印刷用入力データおよび点字用入力データがそれぞれ入力されるようになっている。
なお、図5に示すように、入力モードの設定は、モード選択メニューにより行われ、入力画面が表示されている状態(D1)で所定のキー操作を行うと、モード選択メニューが表示されるようになっている(D2)。ここで、「印刷用入力モード」が選択されると、印刷用入力モードの入力画面が表示され(D1参照)、印刷用入力データの文字情報が文字入力可能な状態となる。本実施形態では、「印刷用入力モード」がデフォルトとして設定されており、装置の電源ON時等には、印刷用入力モードの入力画面が表示される(D1参照)。
一方、「点字用入力モード」が選択されると、点字の文字入力方法を選択する入力方法選択メニューが続けて表示され(D3参照)、点字を構成する打刻点を直接指定する点入力により点字の文字情報を入力する「点入力」と、キー操作により点字の文字情報を文字入力(キャラクタ入力)する「文字入力」と、をさらに選択するようになっている。
そして、「点入力」が選択される(D5)と、点字用入力モードである点入力用の入力画面が表示される(D6)。点入力用の入力画面は、打刻点指定部101と、入力点字表記部102と、墨字訳表記部103と、を有している。そして、打刻点指定部101により、1マスにおける点字の打刻点を指定し、これを確定すると、点字用入力データとして点字の文字情報が入力され、入力点字表記部102には、入力された点字が点字表記されると共に、墨字訳表記部103に入力された点字の墨字訳が墨字表記(カタカナ表記)される。
「文字入力」が選択される(D3)と、点字用入力モードである文字入力用の入力画面が表示される(D4)。文字入力用の入力画面は、入力した文字を墨字表記する入力墨字表記部111と、入力した文字の点訳結果を点字表記する点訳点字表記部112と、点訳(点字表記)された点字の墨字訳を表記する点訳墨字訳表記部113と、を有している。文字入力用の入力画面で、文字を入力すると、先ず、入力した文字が入力墨字表記部111に墨字表記される。文字の入力後、所定のキー操作(例えば、点訳キーの押下)を行うと、入力した文字に基づいて(点字ルールに従って分かち書きされた)点訳データが作成される。この点訳データに基づいて、入力墨字表記部111に墨字表記されている文字を点訳したときの点字表記が点訳点字表記部112に表示されると共に、その墨字訳が点訳墨字訳表記部113にカタカナ表示される。また、この点訳データは、点字用入力データとして(RAM75に)記憶される。
このような入力データの入力終了後、所定のキー操作を行うと、制御部60によりラベルデータ作成処理が為され、入力データに基づいてラベルデータが作成される。このとき、入力データとして、印刷用入力データおよび点字用入力データが入力されている場合には、墨字印刷および点字打刻の両方を行ったラベル(墨字・点字併記ラベル)を作成するためのラベルデータが作成される。すなわち、ラベルデータとして、印刷用入力データから印刷データが作成されると共に、点字用入力データから打刻データが作成される。また、点字用入力データの入力が無く、入力データとして印刷用入力データのみが入力されている場合には、ラベルデータとして印刷データのみが作成され、墨字印刷のみのラベル(墨字ラベル)を作成するためのラベルデータが作成される。同様に、印刷用入力データの入力が無く、入力データとして点字用入力データのみが入力されている場合には、ラベルデータとして打刻データのみが作成され、点字打刻のみのラベル(点字ラベル)を作成するためのラベルデータが作成される。
ところで、点字には、通常の文章を表記する一般点字と、(一般点字とは異なる点字の表記ルールを有し、)URLや電子メールアドレス等を表記する情報処理用点字とがあり、正しい点字表記を行うためには、文章(情報)の内容に応じて、一般点字と情報処理用点字とを使い分ける必要がある。
本実施形態の「文字入力」には、点字入力モードとして、一般点字用の文字を入力する「一般点字モード」と、情報処理用点字用の文字を入力する「情報処理用点字モード」と、が用意されており、一般点字の文字情報と情報処理用点字の文字情報とを異なる文字入力モードで入力することで、入力した文字から、一般点字を打刻するための一般点字打刻データと、情報処理用点字を打刻するための情報処理用点字打刻データと、を作成できるようになっている(図6参照)。
すなわち、入力する文章の内容に応じて、「一般点字モード」と「情報処理用点字モード」とを適宜切り替えながら文字を入力した後、点訳データを作成するためのキー操作を行うと、一般点字モードで入力された文字を一般点字に点訳し、情報処理用点字モードで入力された文字を情報処理用点字に点訳した点訳データが作成される。そして、点訳データの作成後、所定のキー操作を行うことにより、打刻データとして、一般点字に点訳された点訳データに基づいて、一般点字モードで入力された文字の一般点字打刻データが作成されると共に、情報処理用点字に点訳された点訳データに基づいて、情報処理用点字モードで入力された文字の情報処理用点字打刻データが作成され、一般点字と情報処理用点字とを使い分けした点字ラベルを作成することができるようになっている。
なお、本実施形態では、「一般点字モード」がデフォルトとして設定されており、「文字入力」を選択すると、先ず「一般点字モード」の入力画面が表示される。そして、「一般点字モード」と「情報処理用点字モード」との切替えは、所定のキー操作(例えば、シフトキー+点訳キーの押下)により表示されるモード切替画面から行われるようになっている。
なお、当然のことながら、「点入力」は、点字の打刻点を指定することにより点字を入力するものであるため、情報処理用点字に対応させて点字マスの打刻点を指定することにより、「点入力」でも、情報処理用点字打刻データを作成できる。
次に、「しょうさいはhttp://abc.com/」と表示した点字ラベルのラベルデータを作成する場合を例に、情報処理用点字を含んだラベルデータのデータ入力方法について具体的に説明する。ここでは、「しょうさい、http://abc.com/」のうち、「しょうさいは」の部分は一般点字、「http://abc.com/」の部分は情報処理用点字を用いて表記するものとする。
「文字入力」でこの点字ラベルを作成する場合、先ず、モード選択メニューを表示させ、「点字用入力モード」、「文字入力」を順次選択することにより、文字入力用の入力画面を表示させる(図5参照)。そして、図6(a)に示すように、「しょうさいは」と文字入力した後(D11)、所定のキー操作により、モード切替画面を表示させる(D12)。モード切替画面で「一般点字モード」を「情報処理用点字モード」に切替えると、情報処理用点字の文字情報が文字入力可能な状態になると共に、入力画面には、情報処理用点字が入力されていることを指標する指標マークが挿入表示される(D14)。なお、図中のD13については後述する。
指標マーク121は、情報処理用点字の開始位置を示し、「情」の字を略方形の図形で囲んで表示した開始マーク122と、情報処理用点字の終了位置を示し、「報」の字を略方形の図形で囲んで表示した終了マーク123と、から成っており、情報処理用点字の文字情報を文字入力すると、開始マーク122と終了マーク123との間に入力した文字が挿入されてゆく(D15参照)。これにより、入力した文字列において、どの範囲で情報処理用点字が入力されているかを明確に認識できるようになっている。
情報処理用点字モードで、「http://abc.com/」と文字入力した後、点訳データを作成するためのキー操作を行うと、「しょうさいは」を一般点字に点訳し、「http://abc.com/」を情報処理用点字に点訳した点訳データが作成され、点字用入力データとして入力される。そして、作成された点訳データに基づいて、点訳点字表記部112には、「http://abc.com/」を情報処理用点字で表記した点字表記が表示されると共に、点訳墨字訳表記部113にはその墨字訳が表示される(D16)。この場合、情報処理用点字に対応する墨字訳部分も、上記指標マーク121に挟まれて表示される。
点訳点字表記部112および点訳墨字訳表記部113に点訳データに基づく表示が為された後、所定のキー操作を行うと、点訳データが打刻データに変換され、「しょうさいは」の部分を一般点字、「http://abc.com/」の部分を情報処理用点字で表記するためのラベルデータが作成される。
なお、情報処理用点字は、原則的に、情報処理用点字の開始位置を示す開始符132と、情報処理用点字の終了位置を示す終了符133と、から成る囲み符号131で囲むことになっており、情報処理用点字を用いる場合には、囲み符号131によりその範囲を明確にすることが好ましい(図6(b)参照)。しかしながら、囲み符号131は、開始符132が2マス、終了符133が2マスの計4マスの点字マスを必要とするため、名刺等の比較的小さな貼付対象物に貼付するラベルを作成するときのように、点字数(マス数)を極力減らしたい場合には、情報処理用点字を用いる場合であっても、敢えて情報処理用点字の前後に囲み符号131を付したくない場合も想定される。
そこで、本実施形態では、モード選択画面で「情報処理用点字モード」が選択されたときに、入力画面の表示に先立って、情報処理用点字に囲み符号131を付すか否かを選択するための囲み符号設定画面を表示させ(D13)、囲み符号131を付すか否かを選択設定できるようになっている。そして、囲み符号設定画面で、「つける」を選択すると、点訳データを作成するときに、情報処理用点字の前後に囲み符号131を挿入する囲み符号データを付した点訳データが作成され、「つけない」を選択すると、囲み符号データなしの点訳データが作成される(図7のD21〜D24参照)。
この場合、上記指標マークは、囲み符号の有無を示す指標にもなっており、図6および図7に示すように、囲み符号設定画面で「つける」を選択したときと、「つけない」を選択したときとで、異なるマーク表示が為されるようになっている。具体的には、「つける」を選択すると、情報処理用点字側が凹状に窪んだ略方形で、開始マーク122および終了マーク123が表示され、「つけない」を選択すると、情報処理用点字側が凸状に出っ張った略方形で、開始マーク122および終了マーク123が表示される。
一方、「点入力」で「しょうさいはhttp://abc.com/」と表示した点字ラベルのラベルデータを作成する場合、「文字入力」の場合と同様の方法で、「点字用入力モード」、「点入力」を順次選択してゆき、点入力用の入力画面を表示させる(図5参照)。そして、図8に示すように、打刻点指定部101を用いて、「しょうさいは」と一般点字の表記ルールに従って点字を1マスずつ入力する。「しょうさいは」と点字を入力した後、情報処理用点字の表記ルールに従って点字を入力する。具体的には、打刻点指定部101により各点字(マス)の打刻点を指定し、囲み符号131の開始符132を入力した後、続けて、情報処理用点字の表記ルールに従って、「http://abc.com/」と入力した後、囲み符号131の終了符133を入力する。
このとき、墨字訳表記部103では、「しょうさいは」までは、一般点字の表記ルールに従って、墨字訳を表示し、開始符132入力以降は、情報処理用点字の表記ルールに従って墨字訳を表示する。したがって、囲み符号131以降の点字入力において、情報処理用点字の点字入力を行っていない場合、墨字訳表記部103には適切な墨字訳が表示されないため、囲み符号131の入力以降にユーザが誤って一般点字を入力してしまった場合でも、容易に誤りを認識することが可能である。また、図8に示すように、囲み符号131が入力されると、墨字訳表記部103には、囲み符号に対応する囲み符号マーク141が表示される。囲み符号マーク141は、開始符132に相当する開始符号マーク142と、終了符133に相当する終了符号マーク143とから成る。囲み符号マーク141は、上記した指標マーク121と異なるマークで表示されており、本実施形態では、指標マーク121をネガ表示、囲み符号マーク141をポジ表示により表示される(図6および図8参照)。
このように、本発明を適用したテープ処理装置1によれば、点字入力モードとして、一般点字の点字用入力データを入力する「一般点字モード」と情報処理用点字の点字用入力データを入力する「情報処理用点字モード」と、備えられているため、一般点字および情報処理用点字を打刻可能なラベルデータを作成することができる。そして、点字表記したラベルを作成する場合に、入力する文章の内容に応じて、これらのモードを適宜切替えしながら入力文字を入力し、ラベルデータを作成することにより、一般点字と情報処理用点字とを使い分けした点字ラベルを作成することができる。また、文字入力により、一般点字および情報処理用点字の入力が可能となるため、点字に不慣れなユーザであっても、一般点字と情報処理用点字とを使い分けした適切な点字ラベルを容易に作成できる。
なお、上述した実施例によらず、ラベル作成装置1の装置構成等について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能であることは言うまでもない。
ラベル作成装置の閉蓋状態の外観斜視図である。 ラベル作成装置の開蓋状態の外観斜視図である。 打刻ユニットの平面図および断面図である。 ラベル作成装置の制御ブロック図である。 点字用入力モードを選択して、点入力用の入力画面または文字入力用の入力画面を表示させるまでの一連の画面遷移を示した図である。 (a)は、文字入力用の入力画面から、情報処理用点字を含んだラベルを作成するときの一連の画面遷移を示した図であり、(b)はその成果物であるラベルを示した図である。 情報処理用点字に囲み符号を付すか否かの設定について説明した図であり、(a)は、囲み符号を付さないときの一連の画面遷移を示した図、(b)はその成果物であるラベルを示した図である。 点入力用の入力画面から、情報処理用点字を含んだラベルを作成するときの説明図である。
符号の説明
1 ラベル作成装置 9 ディスプレイ
21 印刷ヘッド 40 打刻アッセンブリ
60 制御部 101 打刻点指示部
102 入力点字表記部 103 墨字訳表記部
111 入力墨字表記部 112 点訳墨字表記部
113 点訳墨字訳表記部 121 指標マーク
122 開始マーク 123 終了マーク
131 囲み符号 132 開始符
133 終了符 141 囲み符号マーク
142 開始符号マーク 143 終了符号マーク

Claims (11)

  1. 1以上の墨字からなる墨字列に基づいて、処理シートに情報処理用点字を打刻するための情報処理用点字データを作成する第1点字翻訳手段と、
    前記墨字列に基づいて、前記処理シートに前記情報処理用点字以外の一般点字を打刻するための一般点字データを作成する第2点字翻訳手段と、を用い、入力された前記墨字列から前記情報処理用点字データおよび/または前記一般点字データから成る点字データを作成するデータ作成装置のデータ作成方法であって、
    入力された前記墨字列の一部または全部に対し、前記情報処理用点字による作成が指定された場合には、その指定箇所について前記第1点字翻訳手段を用いて前記情報処理用点字データを作成し、
    前記一般点字による作成が指定された場合には、その指定箇所について前記第2点字翻訳手段を用いて、前記一般点字データを作成することを特徴とするデータ作成装置のデータ作成方法。
  2. 1以上の墨字からなる墨字列に基づいて、処理シートに情報処理用点字を打刻するための情報処理用点字データを作成する第1点字翻訳手段と、
    前記墨字列に基づいて、前記処理シートに前記情報処理用点字以外の一般点字を打刻するための一般点字データを作成する第2点字翻訳手段と、
    入力された前記墨字列の一部または全部を、前記情報処理用点字および前記一般点字のいずれで作成するかを指定する点字種別指定手段と、
    前記点字種別指定手段による指定結果に基づいて、前記墨字列の前記情報処理用点字による作成が指定された箇所については前記第1点字翻訳手段を用いて前記情報処理用点字データを作成し、前記墨字列の前記一般点字による作成が指定された箇所については前記第2点字翻訳手段を用いて前記一般点字データを作成することにより、入力された前記墨字列から前記情報処理用点字データおよび/または前記一般点字データから成る点字データを作成する点字データ作成手段と、を備えていることを特徴とするデータ作成装置。
  3. 入力された前記墨字列に基づく墨字を表記する入力墨字表記と、作成された前記点字データに基づいて前記点字を表記する作成点字表記と、前記作成点字表記された前記点字の墨字訳を表記する作成点訳墨字表記と、を表示する第1表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載のデータ作成装置。
  4. 前記第1表示手段は、前記作成点字表記として前記情報処理用点字を表示するときに、当該情報処理用点字に対応する前記入力墨字表記部分および前記作成点訳墨字表記部分の少なくとも一方を、前記一般点字に対応する部分と区別して指標表示する指標表示手段を有していることを特徴とする請求項3に記載のデータ作成装置。
  5. 前記指標表示手段は、前記指標表示として、前記入力墨字表記および前記作成点訳墨字表記の前記情報処理用点字の開始位置に相当する位置に開始マークを、前記入力墨字表記および前記作成点訳墨字表記の前記情報処理用点字の終了位置に相当する位置に終了マークを、それぞれ挿入することを特徴とする請求項4に記載のデータ作成装置。
  6. 前記点字種別指定手段により、前記情報処理用点字による作成が選択されたときに、前記第1点字翻訳手段により作成された前記情報処理用点字データに、前記情報処理用点字の開始位置および終了位置を示す囲み符号を付すか否かを設定する囲み符号設定手段と、をさらに備え、
    前記点字データ作成手段は、前記囲み符号を付すことが設定されたときに、前記第1点字翻訳手段により作成された前記情報処理用点字データに、前記囲み符号を打刻させるための囲み符号データを付した、前記点字データを作成することを特徴とする請求項2に記載のデータ作成装置。
  7. 入力された前記墨字列に基づく墨字を表記する入力墨字表記と、作成された前記点字データに基づいて前記点字を表記する作成点字表記と、前記点字表記された前記点字の墨字訳を表記する作成点訳墨字表記と、を表示する第1表示手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記作成点字表記として前記情報処理用点字を表示するときに、当該情報処理用点字に対応する前記入力墨字表記部分および前記作成点訳墨字表記の少なくとも一方を、前記一般点字に対応する部分と区別して指標表示する指標表示手段を有し、
    前記指標表示手段は、囲み符号設定手段による設定結果に基づき、前記囲み符号を打刻させる場合と前記囲み符号を打刻させない場合とで、異なる表示態様で前記指標表示を行うことを特徴とする請求項6に記載のデータ作成装置。
  8. 前記点字データを入力する点字データ入力手段と、
    入力された前記点字データを前記墨字列に翻訳する墨字翻訳手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載のデータ作成装置。
  9. 入力された点字データに基づく前記点字を表記する入力点字表記と、前記入力点字表記された前記点字の墨字訳を表記する入力点訳墨字表記と、を表示する第2表示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載のデータ作成装置。
  10. 前記点字データ入力手段により、前記点字データとして、前記情報処理用点字の開始位置および終了位置を示す囲み符号を打刻するための囲み符号データが入力されたときに、前記第2表示手段は、前記囲み符号データに対応させて、入力点訳墨字表記に前記囲み符号に相当する囲み符号マークを表示させることを特徴とする請求項9に記載のデータ作成装置。
  11. 請求項2ないし10のいずれかに記載のデータ作成装置と、
    前記データ作成装置により作成した前記点字データに基づいて、前記処理シートに点字を打刻する打刻手段と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
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