JP2006292070A - 管継手 - Google Patents
管継手 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006292070A JP2006292070A JP2005113621A JP2005113621A JP2006292070A JP 2006292070 A JP2006292070 A JP 2006292070A JP 2005113621 A JP2005113621 A JP 2005113621A JP 2005113621 A JP2005113621 A JP 2005113621A JP 2006292070 A JP2006292070 A JP 2006292070A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pipe joint
- inner cylinder
- sleeve
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
【解決手段】 相互に螺合する本体部1と外筒部4とを有し、前記本体部1には機器接続部2と、配管Tを圧入接続するための内筒部3を備えてあり、前記外筒部4の内周域には前記配管挿入側に対してスリーブ5が抜け止め状態に収容されており、配管Tはスリーブ5と内筒部3との間で挟圧されて固定されるようにしてある形式の管継手であって、本体部1を、外筒部4と螺合され機器接続部2と、前記機器接続部2と別体に構成された内筒部3から構成すると共に、機器接続部2に対して内筒部3の一部が同軸線上で挿脱自在に挿入されている。
【選択図】 図1
Description
(1) 一つ目の管継手は、図7に示すように、工具対応部81における一端側にナット82を回動自在に備え且つ他端側にソケット83をカシメ止めして成る本体部80と、工具対応部85を有したニップル84とから構成されている。
(この管継手の欠点)
しかしながら、この管継手は、ソケット83、工具対応部81、ナット82及びニップル84が直線的に配列されることになるから全長がかなり長くなってしまう。これでは、狭い場所での配管接続は困難になってしまう。
(2) 二つ目の管継手は、図8に示すように、配管Tの一端部から突出する状態で配管Tの一端部内に圧入されて挿し込み部93を形成するインナリング9Bの配管Tからの突出部92に押輪9Cの螺進に伴い軸方向から当接させて一次シール部9Fを形成する突出内端面94よりも軸方向の外方へ向かって突出する円筒状シール部95を形成するとともに、継手本体9Aの受口9Dの奥部には、円筒状シール部95の圧入に伴って径方向の面圧を発生させて二次シール部9Eを形成する円筒状溝部90を形成している。そして、継手本体9A側の円筒状溝部90の径方向幅を、インナリング9Bにおける円筒状シール部95の肉厚の60〜99%に設定している(例えば、特許文献1参照)。
(この管継手の欠点)
しかしながら、この管継手では、インナリング9Bを塑性変形させてシールするものであるから、再度使用することができない。
NITTA MOORE COMPANY ホームページ、"製品情報 ケミフィット継手 CSシリーズ"、[online]、[2003/5/28 検索] 、インターネット<URL:http://www.nittamoore.co.jp./products/ci_item3.asp?i2code=48 >
この発明は、相互に螺合する本体部と外筒部とを有し、前記本体部には機器接続部と、配管を圧入接続するための内筒部を備えてあり、前記外筒部の内周域には前記配管挿入側に対してスリーブが抜け止め状態に収容されており、配管はスリーブと内筒部との間で挟圧されて固定されるようにしてある形式の管継手であって、本体部を、外筒部と螺合され機器接続部と、前記機器接続部と別体に構成された内筒部から構成すると共に、機器接続部に対して内筒部の一部が同軸線上で挿脱自在に挿入されている。
(請求項2記載の発明)
この発明は、上記請求項1記載の発明に関し、内筒部には張出鍔が形成されており、前記張出鍔は機器接続部の一部とスリーブとの間に位置させてある。
(請求項3記載の発明)
この発明の管継手は、請求項1又は2記載の発明に関し、機器接続部には流体経路と同軸上に、内筒部が挿脱自在に挿入される円孔が形成されている。
(請求項4記載の発明)
この発明の管継手は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明に関し、内筒部には膨出部が形成されている。
(請求項5記載の発明)
この発明の管継手は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明に関し、内筒部への配管の圧入力が200N以上必要である。
(この管継手Jの基本的構成について)
この管継手Jは、図1〜図3に示すように、相互に螺合する本体部1と外筒部4とを有し、前記本体部1には機器接続部2と、配管Tを圧入接続するための内筒部3を備えてあり、前記外筒部4の内周域には前記配管挿入側に対してスリーブ5が抜け止め状態に収容されており、配管Tはスリーブ5と内筒部3との間で挟圧されて固定されるようにしてある。ここで、この管継手Tでは、図1〜図3に示すように、本体部1を、外筒部4と螺合され機器接続部2と、前記機器接続部2と別体に構成された内筒部3から構成すると共に、機器接続部2に対して内筒部3の一部が同軸線上で挿脱自在に挿入されている。
(本体部1の構成について)
本体部1は、上述した如く、機器接続部2と内筒部3とを別部材で構成し、二つの部品としてある。
(外筒部4の構成について)
外筒部4は図1〜3に示すように、外周面側に工具対応部40が形成されている大径孔部41と、配管Tが挿入できる程度の径を有する小径孔部42とから構成された筒状のものである。
(スリーブ5の構成について)
スリーブ5は、図1〜図3に示すように、外径が大径孔部41よりも僅かに小径に設定され且つ内径が配管Tとほぼ同径に設定されており、上記膨出部3と対向する側の内径のみを大きくして配管Tとの間に隙間50ができるようにしてあると共に、上記テーパ部44と対向する側の端部にテーパ部51を形成してある。
(この管継手Jの優れた機能について)
この管継手Jは上記のような構成であるから、現場での配管接続作業等において以下に示すような優れた機能を発揮する。
「配管接続作業について」
配管Tが接続される内筒部3と機器Kに螺着される機器接続部2とは相対回動自在であるから、配管Tを予め工場内において、内筒部3の膨出部34を越えて張出鍔32に配管先端部が当接するまで治具等で圧入しておくことができる。
「再使用について」
背景の技術に記載した二番目の管継手の如く、部品の一部を塑性変形させてシールするものでは無いから、再使用が可能である。
「全長が長くならないことについて」
この実施例の管継手Jは、図5に示したものと比較してもほとんど全長が大きくなっておらず、図8の如き欠点はないものである。
「まとめ」
この管継手によると、再使用できると共に全長が比較的短く、手動による現場での配管接続作業が容易になる。
「その他」
この管継手では、張出鍔32を大径孔部41内に密に嵌合する形態を採ることにより、機器接続部2の軸線と内筒部3の軸線との変位が抑制されており、シールリングS2によるシール性は良好なものとなる。このことは張出部32の有効幅が大きい程その効果は顕著である。
K 機器
1 本体部
2 機器接続部
3 内筒部
4 外筒部
5 スリーブ
Claims (5)
- 相互に螺合する本体部と外筒部とを有し、前記本体部には機器接続部と、配管を圧入接続するための内筒部を備えてあり、前記外筒部の内周域には前記配管挿入側に対してスリーブが抜け止め状態に収容されており、配管はスリーブと内筒部との間で挟圧されて固定されるようにしてある形式の管継手であって、本体部を、外筒部と螺合され機器接続部と、前記機器接続部と別体に構成された内筒部から構成すると共に、機器接続部に対して内筒部の一部が同軸線上で挿脱自在に挿入されていることを特徴とする管継手。
- 内筒部には張出鍔が形成されており、前記張出鍔は機器接続部の一部とスリーブとの間に位置させてあることを特徴とする請求項1記載の管継手。
- 機器接続部には流体経路と同軸上に、内筒部が挿脱自在に挿入される円孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の管継手。
- 内筒部には膨出部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の管継手。
- 内筒部への配管の圧入力が200N以上必要であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005113621A JP4487195B2 (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005113621A JP4487195B2 (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 管継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006292070A true JP2006292070A (ja) | 2006-10-26 |
JP4487195B2 JP4487195B2 (ja) | 2010-06-23 |
Family
ID=37412838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005113621A Active JP4487195B2 (ja) | 2005-04-11 | 2005-04-11 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4487195B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015094386A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-18 | アラム株式会社 | 継手 |
-
2005
- 2005-04-11 JP JP2005113621A patent/JP4487195B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015094386A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-18 | アラム株式会社 | 継手 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4487195B2 (ja) | 2010-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060220378A1 (en) | Press fitting | |
JP4939826B2 (ja) | 管継手の組立て方法 | |
EP1970613A1 (en) | Pipe coupling | |
JP2013540963A (ja) | 挿入型配管用連結装置 | |
JP4487195B2 (ja) | 管継手 | |
JP2007292128A (ja) | 管継手用結合部材 | |
US10208875B1 (en) | Quick-connect dielectric union | |
JPS5913182A (ja) | 溶接不要の導管接合装置 | |
JP2000120947A (ja) | 段付同期ねじを持つ流体継手 | |
JP2008019980A (ja) | ホース接続管継手 | |
US20130214529A1 (en) | Hybrid tube connector port | |
JP2015078749A (ja) | 管継手 | |
JP3328415B2 (ja) | ネジ込式管継手 | |
US365068A (en) | Coupling for joining pipes | |
JP2961288B2 (ja) | 管継手 | |
JP2007255684A (ja) | 管継手 | |
JP2019157927A (ja) | 管継手及び管継手の装着構造 | |
KR101139766B1 (ko) | 유압 커플러 | |
JP2007309503A (ja) | 樹脂チューブ用ステンレス製継手 | |
JP2005061469A (ja) | 管継手 | |
JP2007292127A (ja) | カップリング取付用のコネクタ及びこれを用いた配管装置 | |
JP2012233545A (ja) | 配管用継手 | |
JP2011256945A (ja) | 拡管式管継手 | |
JP2864183B2 (ja) | 継 手 | |
JP2008075807A (ja) | 継手及び継手の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070129 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090805 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090821 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100301 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100317 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4487195 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409 Year of fee payment: 4 |