JP2006291512A - 免震装置、免震装置を用いた建築物、及び免震装置の取付方法 - Google Patents
免震装置、免震装置を用いた建築物、及び免震装置の取付方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006291512A JP2006291512A JP2005111371A JP2005111371A JP2006291512A JP 2006291512 A JP2006291512 A JP 2006291512A JP 2005111371 A JP2005111371 A JP 2005111371A JP 2005111371 A JP2005111371 A JP 2005111371A JP 2006291512 A JP2006291512 A JP 2006291512A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- isolation device
- seismic isolation
- foundation
- magnet
- electromagnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】 地震による上下及び/又は左右の振動を検知する振動検知手段8と、建築物本体1と基礎2の間の所定の部位に設けられ、建築物本体1を基礎2から磁力によって浮上させる浮上手段6、7と、地震による振動を検知した際に、浮上手段6、7を動作させる制御手段9とを備え、浮上手段6、7は、建築物本体1及び基礎2の一方に設けられた磁石7と、他方の、磁石7と対向する位置に設けられた磁石6とを有し、磁石6、7のうち少なくとも一方は電磁石6である、免震装置である。
【選択図】 図1
Description
地震による上下及び/又は左右の振動を検知する振動検知手段と、
物体と台の間の所定の部位に設けられ、前記物体を前記台から磁力によって浮上させる浮上手段と、
地震による振動を検知した際に、前記浮上手段を動作させる制御手段とを備えた、免震装置である。
前記物体は、建築物本体であり、
前記台は、基礎であり、
前記浮上手段は、前記基礎と前記建築物本体との間の複数の所定部位に設けられている、第1の本発明の免震装置である。
前記浮上手段は、
前記物体及び台の一方に設けられた磁石と、他方の、前記磁石と対向する位置に設けられた磁石とを有し、
前記磁石のうち少なくとも一方は電磁石である、第1の本発明の免震装置である。
前記電磁石は、超電導磁石である、第3の本発明の免震装置である。
前記磁石は、それぞれ他方に対向する平面部を有しており、
地震が発生していない時には、一方の前記平面部の端部分は、それに対応する、他方の前記平面部の端部分から、地面と実質上平行方向に前記他方の平面部の外側に位置しており、
前記磁石又は前記電磁石は、前記外側に位置している一方の前記平面部の端部分に、前記他方側に向かって、前記平面部に対して実質上垂直方向に設けられた縁部を有し、
前記浮上手段により、浮上する高さよりも、前記縁部の前記平面部に対する垂直方向の長さの方が長くなっている、第3の本発明の免震装置である。
地震が発生していないときに、前記物体と台の固定を行う固定手段を更に備えた、第1の本発明の免震装置である。
前記浮上手段は、前記固定手段を兼ねており、
前記浮上手段は、
前記物体及び台の一方に設けられた磁石と、他方の、前記磁石と対向する位置に設けられた磁石とを有し、
前記磁石のうち少なくとも一方は電磁石であり、
前記制御手段は、前記振動を検知した時と、前記振動を検知していない時で、前記電磁石の極が反対になるように、電流を制御する、第6の本発明の免震装置である。
前記固定手段は、
地面に対して実質上垂直に、前記物体と前記台にわたって配置されている棒状部材と、
前記振動を検知した時に、前記棒状部材を前記物体又は前記台側に引き抜く引き抜き手段とを有している、第6の本発明の免震装置である。
前記棒状部材は、金属製であり、
前記引き抜き手段は、電磁コイルである、第8の本発明の免震装置である。
第2の本発明の免震装置を備えた、建築物である。
建築物の基礎と土台を固定するためのアンカーボルトを切断する切断工程と、
前記土台を持ち上げる工程と、
第2の本発明の免震装置を取り付ける工程とを備えた、免震装置の取付方法である。
本発明にかかる実施の形態1における免震装置について説明するとともに、本発明の免震装置を用いた建築物についても同時に説明する。
以下に、本発明にかかる実施の形態2における免震装置について説明するとともに、本発明の免震装置を用いた建築物についても同時に説明する。
以下に、本発明にかかる実施の形態3における免震装置の取付方法について説明する。この免震装置としては、実施の形態1において説明した免震装置を用いる。
2 基礎
3 土台
4 屋根
5 柱
6 電磁石
7 磁石
8 加速度計
9 制御手段
10 鉄芯
11 導線
Claims (11)
- 地震による上下及び/又は左右の振動を検知する振動検知手段と、
物体と台の間の所定の部位に設けられ、前記物体を前記台から磁力によって浮上させる浮上手段と、
地震による振動を検知した際に、前記浮上手段を動作させる制御手段とを備えた、免震装置。 - 前記物体は、建築物本体であり、
前記台は、基礎であり、
前記浮上手段は、前記基礎と前記建築物本体との間の複数の所定部位に設けられている、請求項1記載の免震装置。 - 前記浮上手段は、
前記物体及び台の一方に設けられた磁石と、他方の、前記磁石と対向する位置に設けられた磁石とを有し、
前記磁石のうち少なくとも一方は電磁石である、請求項1記載の免震装置。 - 前記電磁石は、超電導磁石である、請求項3記載の免震装置。
- 前記磁石は、それぞれ他方に対向する平面部を有しており、
地震が発生していない時には、一方の前記平面部の端部分は、それに対応する、他方の前記平面部の端部分から、地面と実質上平行方向に前記他方の平面部の外側に位置しており、
前記磁石又は前記電磁石は、前記外側に位置している一方の前記平面部の端部分に、前記他方側に向かって、前記平面部に対して実質上垂直方向に設けられた縁部を有し、
前記浮上手段により、浮上する高さよりも、前記縁部の前記平面部に対する垂直方向の長さの方が長くなっている、請求項3記載の免震装置。 - 地震が発生していないときに、前記物体と台の固定を行う固定手段を更に備えた、請求項1記載の免震装置。
- 前記浮上手段は、前記固定手段を兼ねており、
前記浮上手段は、
前記物体及び台の一方に設けられた磁石と、他方の、前記磁石と対向する位置に設けられた磁石とを有し、
前記磁石のうち少なくとも一方は電磁石であり、
前記制御手段は、前記振動を検知した時と、前記振動を検知していない時で、前記電磁石の極が反対になるように、電流を制御する、請求項6記載の免震装置。 - 前記固定手段は、
地面に対して実質上垂直に、前記物体と前記台にわたって配置されている棒状部材と、
前記振動を検知した時に、前記棒状部材を前記物体又は前記台側に引き抜く引き抜き手段とを有している、請求項6記載の免震装置。 - 前記棒状部材は、金属製であり、
前記引き抜き手段は、電磁コイルである、請求項8記載の免震装置。 - 請求項2記載の免震装置を備えた、建築物。
- 建築物の基礎と土台を固定するためのアンカーボルトを切断する切断工程と、
前記土台を持ち上げる工程と、
請求項2の免震装置を取り付ける工程とを備えた、免震装置の取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005111371A JP4722531B2 (ja) | 2005-04-07 | 2005-04-07 | 免震装置、免震装置を用いた建造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005111371A JP4722531B2 (ja) | 2005-04-07 | 2005-04-07 | 免震装置、免震装置を用いた建造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006291512A true JP2006291512A (ja) | 2006-10-26 |
JP4722531B2 JP4722531B2 (ja) | 2011-07-13 |
Family
ID=37412362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005111371A Expired - Fee Related JP4722531B2 (ja) | 2005-04-07 | 2005-04-07 | 免震装置、免震装置を用いた建造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4722531B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109537970A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-03-29 | 北京市建筑设计研究院有限公司 | 一种永磁悬浮隔震装置 |
JP2019124034A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | 文美子 兼子 | 磁力免震装置 |
CN113684939A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-11-23 | 王超越 | 一种磁悬浮房屋地震抵御系统 |
CN117227854A (zh) * | 2023-11-16 | 2023-12-15 | 沈阳微控新能源技术有限公司 | 运输平台和运输车 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08260756A (ja) * | 1995-03-24 | 1996-10-08 | Kajima Corp | 構造物の免震支持装置 |
JPH10281198A (ja) * | 1997-04-08 | 1998-10-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 免震積層ゴム支承装置 |
JPH1144341A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-02-16 | Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd | 免震装置の固定方法 |
JPH11350786A (ja) * | 1998-06-10 | 1999-12-21 | Bando Chem Ind Ltd | 免震装置のトリガー機構 |
JP2003172046A (ja) * | 2001-12-05 | 2003-06-20 | Dps Bridge Works Co Ltd | 免震建物用床板及びそれを用いた既存建物の免震構造化方法 |
-
2005
- 2005-04-07 JP JP2005111371A patent/JP4722531B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08260756A (ja) * | 1995-03-24 | 1996-10-08 | Kajima Corp | 構造物の免震支持装置 |
JPH10281198A (ja) * | 1997-04-08 | 1998-10-20 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 免震積層ゴム支承装置 |
JPH1144341A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-02-16 | Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd | 免震装置の固定方法 |
JPH11350786A (ja) * | 1998-06-10 | 1999-12-21 | Bando Chem Ind Ltd | 免震装置のトリガー機構 |
JP2003172046A (ja) * | 2001-12-05 | 2003-06-20 | Dps Bridge Works Co Ltd | 免震建物用床板及びそれを用いた既存建物の免震構造化方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019124034A (ja) * | 2018-01-16 | 2019-07-25 | 文美子 兼子 | 磁力免震装置 |
CN109537970A (zh) * | 2018-12-11 | 2019-03-29 | 北京市建筑设计研究院有限公司 | 一种永磁悬浮隔震装置 |
CN113684939A (zh) * | 2021-06-30 | 2021-11-23 | 王超越 | 一种磁悬浮房屋地震抵御系统 |
CN117227854A (zh) * | 2023-11-16 | 2023-12-15 | 沈阳微控新能源技术有限公司 | 运输平台和运输车 |
CN117227854B (zh) * | 2023-11-16 | 2024-02-02 | 沈阳微控新能源技术有限公司 | 运输平台和运输车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4722531B2 (ja) | 2011-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4722531B2 (ja) | 免震装置、免震装置を用いた建造物 | |
CN111877590A (zh) | 一种基于直流和交流电磁铁控制的摩擦摆减隔震装置 | |
CN106760843A (zh) | 一种基于电磁悬浮的三维隔震装置 | |
KR101194832B1 (ko) | 가공전선 배전용 배전반 지지완철 | |
JP5277723B2 (ja) | エレベーター制御ケーブル制振装置 | |
CN103953128A (zh) | 电磁悬浮隔震装置 | |
US11362575B1 (en) | Spring assisted magnetic energy harvester | |
CN113530347B (zh) | 一种内悬浮拉线抱杆防倾倒机械装置及方法 | |
CN106088568A (zh) | 吊篮电磁式防坠防晃装置及其使用方法 | |
JP3182113U (ja) | 免震装置 | |
CN103953129B (zh) | 电磁永磁混合悬浮隔震装置的施工方法 | |
US20110277389A1 (en) | Magnetically levitated antiseismic structure | |
JP2011256947A (ja) | 時間領域切替型免震装置 | |
JP7393123B2 (ja) | 免震建物 | |
JP3099706B2 (ja) | 杭の免震構造 | |
CN112814423A (zh) | 抗震房建结构 | |
JP2006233701A (ja) | 免震建物のロック装置 | |
KR101063848B1 (ko) | 엑세스 플로어용 정착구조물 | |
CN206279648U (zh) | 三维隔震装置 | |
JPH10176432A (ja) | 三次元免震装置 | |
CN104762986B (zh) | 梁基础结构 | |
CN220266891U (zh) | 一种电磁摩擦摆隔震支座 | |
CN220035763U (zh) | 一种可重复使用的磁吸摩擦式抗风装置 | |
JP2005009211A (ja) | 構造物の支持構造 | |
CN113089666A (zh) | 一种基于磁吸原理的降噪建筑工地打桩设备 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101109 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110106 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110329 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110406 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |