JP2006290536A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 給紙部から用紙を送り出す給紙ローラの下流側に設けられた搬送ローラの駆動に使用したステッピングモータの脱調を防止し、スムーズに用紙搬送を行う。
【解決手段】 給紙装置30は、上流側大容量用紙カセット22Aに積載して収容された用紙Pを1枚ずつ分離して水平搬送部40に送り出す。給紙装置30に設けられた給紙ローラ32の下流側には、水平搬送部40の搬送ローラ41aが設けられている。給紙ローラ32及び搬送ローラ41aは、ともにステッピングモータである給紙ローラ駆動用モータ35及び搬送ローラ駆動用モータ46で駆動される。制御部50は、給紙ローラ32と搬送ローラ41aとによって用紙Pを搬送する過程で給紙ローラ32のみを停止させる時、給紙ローラ32の停止時点より所定期間前の時点で、搬送ローラ駆動用モータ46の駆動を制御して搬送ローラ41aの回転速度を低下させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機やプリンタ等に代表される画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置は、用紙を積載して収容する給紙部や、トナー像を形成する画像形成部、用紙にトナー像を転写する転写部、用紙に未定着トナー像を定着する定着部等を備えている。これらの画像形成装置にあっては、その下部に給紙部を配置し、上部に画像形成部や転写部、定着部を配置する構成が一般的である。これらの構成要素間の距離が離れている場合には、用紙ガイド部材や搬送ローラ等を備える用紙搬送部を設けて用紙の受け渡しを行う。
画像形成装置によれば、用紙を搬送する搬送ローラの駆動にステッピングモータを使用したものがある。そのような画像形成装置の一例を、特許文献1に見ることができる。特許文献1に記載の画像形成装置では、搬送ローラの一種であるレジストローラの駆動にステッピングモータを使用している。
特開平11−124255号公報(第3−4頁、図2−3)
用紙搬送路上において、用紙搬送方向に並べて設けられた複数の搬送ローラに対し、隣り合う搬送ローラ間で用紙を受け渡す際、通常、少なくとも2個のローラが一枚の用紙に接触して受け渡すことになる。この時、用紙搬送方向上流側の搬送ローラは、用紙がその搬送ローラの箇所を通過した後、駆動を停止する。
しかしながら、上流側の搬送ローラが給紙部から用紙を送り出す給紙ローラである場合、用紙が給紙ローラの箇所を通過する前、すなわち給紙ローラを含むペアローラ間で形成されるニップに用紙を挟んだ状態で、給紙ローラの駆動を停止する場合がある。これは、給紙部から用紙を送り出す際に、用紙が重なって送られてしまう重送という問題が起こるのを防止するためである。このような場合、給紙ローラの下流側に設けられた搬送ローラの駆動にステッピングモータを使用していると、給紙ローラの停止時に、搬送ローラ駆動用のステッピングモータに大きな負荷が掛かることになる。その結果、ステッピングモータに脱調が生じ、用紙ジャム等の搬送不良が発生する可能性がある。これに対し、脱調を防止するために高出力のステッピングモータを用いることが考えられるが、画像形成装置の低消費電力化、小型化を阻害してしまう恐れがある。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、給紙部から用紙を送り出す給紙ローラの下流側に設けられた搬送ローラの駆動にステッピングモータを使用する場合において、高出力のステッピングモータを用いることなく脱調を防止し、スムーズに用紙搬送を行うことが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、用紙を積載して収容する給紙部から用紙を送り出す給紙ローラと、この給紙ローラの用紙搬送方向下流側に設けられ、給紙ローラから用紙を受け取ってさらに下流側へと搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを駆動するステッピングモータと、これらのローラ、及びステッピングモータの駆動を制御する制御部とを備え、この制御部は、前記給紙ローラと搬送ローラとによって用紙を搬送する過程で給紙ローラのみを停止させる時、給紙ローラ停止時点より所定期間前の時点で、前記ステッピングモータの駆動を制御して搬送ローラの回転速度を低下させることとした。
また、前記制御部は、用紙厚さに基づいて、前記搬送ローラの回転速度を低下させてから前記給紙ローラを停止させるまでの前記期間の長さを制御することとした。
また、前記用紙厚さが、操作パネルから入力されることとした。
本発明の構成によれば、給紙部から用紙を送り出す給紙ローラと、この給紙ローラの下流側に設けられた搬送ローラと、この搬送ローラを駆動するステッピングモータと、これらのローラ、及びステッピングモータの駆動を制御する制御部とを備え、この制御部は、給紙ローラと搬送ローラとによって用紙を搬送する過程で給紙ローラのみを停止させる時、給紙ローラ停止時点より所定期間前の時点で、ステッピングモータの駆動を制御して搬送ローラの回転速度を低下させることとしたので、給紙ローラを停止させる時点で、ステッピングモータのトルクを高めることができる。その結果、給紙ローラの停止によってステッピングモータに大きな負荷が掛かったとしても、ステッピングモータの脱調を防止することが可能である。したがって、高出力のステッピングモータを用いることなく低消費電力化、小型化が図られ、スムーズに用紙搬送を行うことが可能な画像形成装置を得ることができる。
また、上記構成の画像形成装置において、制御部は、用紙厚さに基づいて、搬送ローラの回転速度を低下させてから給紙ローラを停止させるまでの前記期間の長さを制御することとしたので、用紙厚さが増すに従ってステッピングモータに掛かる負荷が増大することに対応して、搬送ローラの回転速度を、好適なトルクが得られる回転速度に調節することができる。これにより、厚い用紙を印刷に使用したとしても、搬送ローラの回転速度を低下させるタイミングを早めにとってステッピングモータのトルクを高め、給紙ローラ停止時のステッピングモータの脱調を防止することができる。したがって、用紙厚さに関わらず、スムーズに用紙搬送を行うことが可能となる。
また、上記構成の画像形成装置において、用紙厚さが、操作パネルから入力されることとしたので、印刷に使用する用紙の厚さを正確に把握することが可能である。これにより、入力された用紙厚さに基づいて、搬送ローラの回転速度を低下させるタイミングを正確に設定することができる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図4に基づき説明する。
最初に、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図1を用いてその構造の概略を説明しつつ、画像出力動作を説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す模型的垂直断面正面図である。なお、図中の実線矢印は用紙の搬送経路、及び搬送方向を示す。
図1に示すように、画像形成装置1の本体2の下部には、カセット式給紙部20が配置されている。カセット式給紙部20には、通常の汎用用紙カセット21、及び大容量用紙カセット22が備えられている。大容量用紙カセット22は、同容量のものが水平方向に同じ高さで2個並べられ、上流側大容量用紙カセット22A、及び下流側大容量用紙カセット22Bとされている。これらの用紙カセットには、印刷前のカットペーパー等の用紙Pが積載して収容され、ここから1枚ずつ分離して用紙Pが送り出される。
本体2の右側面上部の外部には、手差し給紙部3が備えられている。手差し給紙部3には、カセット式給紙部20に入っていないサイズの用紙Pや、OHPシートのように1枚ずつ送り込みたいものが載置される。
画像形成装置1は、その内部に垂直搬送部4を備えている。垂直搬送部4は、カセット式給紙部20に関して言えば、その給紙方向である右方に位置し、手差し給紙部3に関して言えば、その左方に位置する。カセット式給紙部20から送り出された用紙Pは、垂直搬送部4により本体2の側面に沿って垂直上方に、手差し給紙部3から送り出された用紙Pは水平左方に搬送される。2個の大容量用紙カセット22のうち、左側の上流側大容量用紙カセット22Aから送り出された用紙Pは、右側の下流側大容量用紙カセット22B上方の水平搬送部40を右方に送られた後、本体2の側面に沿って垂直上方に搬送される。
垂直搬送部4の用紙搬送方向下流端であって、転写部9のすぐ上流側には、レジストローラ5が備えられている。レジストローラ5は、用紙Pの斜め送りを矯正しつつ、後述する画像形成部9で形成されるトナー像と同期をとって、転写部10に向けて用紙Pを送り出す。
一方、画像形成装置1の本体2の上面には原稿送り部6が、その下方には光学部7が備えられている。原稿送り部6の前方には、使用者が外部から表示を確認したり、ボタンを押して操作をしたりできる位置に操作パネル8が備えられている。使用者が原稿の複写を行う場合には、原稿送り部6に文字や図形、模様等の画像が描かれた原稿を積載し、操作パネル8に印刷条件等を入力して印刷を開始する。原稿送り部6では1枚ずつ分離して原稿が送り出され、光学部7によってその画像データが読み取られる。
レジストローラ5の用紙搬送方向下流側であって、光学部7の下方には、画像形成部9、及び転写部10が備えられている。画像形成部9では、光学部7によって読み取られた画像データに基づいて、原稿画像の静電潜像が作られる。この静電潜像からトナー像が形成され、トナー像は、前記レジストローラ5によって同期をとって送られてきた印刷前の用紙Pに、転写部10にて転写される。
転写部10の下流側には、定着部11が備えられている。転写部10にて未定着トナー像を担持した用紙Pは、定着部11へと送られ、熱ローラと加圧ローラとによりトナー像が加熱、加圧されて定着される。
定着部11の下流側であって、本体2の左側面の近傍には、排出・分岐部12が備えられている。定着部11から排出された用紙Pは、両面印刷を行わない場合には、排出・分岐部12から機外の用紙受けトレイに排出される。
画像形成部9から排出・分岐部12にかけての部分の下方であって、カセット式給紙部20の上方には、両面印刷用ユニット13が備えられている。両面印刷を行う場合には、定着部11から排出された用紙Pが、排出・分岐部12を通って両面印刷用ユニット13へと送られる。両面印刷用ユニット13へ送られた用紙Pは、続いて送り方向が切り替えられ、再度垂直搬送部4、レジストローラ5を介して転写部10へと送られる。
続いて、2個の大容量用紙カセット22のうち、上流側大容量用紙カセット22Aの給紙装置30と水平搬送部40の詳細な構成について、図1に加えて、図2、及び図3を用いて説明する。図2は給紙装置と水平搬送部とを示す模型的垂直断面部分拡大正面図、図3は同じく模型的水平断面部分拡大上面図である。なお、これらの図中の破線矢印は、用紙Pの搬送経路、及び搬送方向を示す。
図2に示すように、上流側大容量用紙カセット22Aの右上方には、給紙装置30が備えられている。給紙装置30は、上流側大容量用紙カセット22Aに積載して収容された用紙Pを1枚ずつ分離して水平搬送部40に送り出す。
給紙装置30には、ピックアップローラ31、給紙ローラ32、及び分離ローラ33が備えられている。図3に示すように、ピックアップローラ31と給紙ローラ32は、各々が有する従動ギヤ31a、32aが中間ギヤ34を介して連結されている。給紙ローラ32は、従動ギヤ32b、及び駆動ギヤ35aを介して給紙ローラ駆動用モータ35に連結されている。したがって、給紙ローラ32が給紙ローラ駆動用モータ35によって回転せしめられることにより、ピックアップローラ31も給紙ローラ32と同じ方向に同じ速度で回転せしめられる。なお、給紙ローラ駆動用モータ35は、ステッピングモータで構成されている。
図2に示すように、ピックアップローラ31には、その下方から、大容量用紙カセット22に積載された用紙Pが図示しない昇降機構により押し上げられ、用紙Pの最上層の1枚が当接する。そして、用紙Pは、ピックアップローラ31により給紙ローラ32へと引き渡され、給紙ローラ32により水平搬送部40へと送り出される。
図3に示すように、分離ローラ33は、従動ギヤ33a、32aを介して給紙ローラ32と連結されている。したがって、給紙ローラ32がモータ35によって回転せしめられることにより、分離ローラ33は給紙ローラ32と逆方向に回転せしめられる。また、分離ローラ33と従動ギヤ33aの間には、図示しないトルクリミッタが設けられている。分離ローラ33が給紙ローラ32と当接して形成されるニップに用紙Pが存在しない時や用紙Pが1枚だけ進入した時には、分離ローラ33にはトルクリミッタの設定トルク以上のトルクが掛かり、分離ローラ33は給紙ローラ32に従って用紙Pを搬出する方向に回転する。しかしながら、前記ニップに用紙Pが重なって複数枚進入した時には、分離ローラ33に掛かるトルクはトルクリミッタの設定トルクを超えることがなく、重なった下側の用紙Pを大容量用紙カセット22に戻す方向に回転する。これにより、用紙Pが重なって送られてしまう重送という問題が起こるのを防止する。
図2に示すように、水平搬送部40は、給紙装置30の用紙搬送方向下流側に設けられている。水平搬送部40には、搬送ローラ対41が設けられている。搬送ローラ対41は、用紙搬送方向に沿って2箇所設けられている。搬送ローラ対41は、下側ガイド42に設けられた搬送ローラ41aと、上側ガイド43に設けられたピンチローラ41bとで構成されている。ピンチローラ41bは、上側ガイド43に設けられた図示しない弾性部材により下方に向かって付勢されている。これにより、搬送ローラ41aとピンチローラ41bとが所定の圧力で圧接せしめられ、搬送ニップが形成される。水平搬送部40を通って搬送される用紙Pは、この搬送ニップに挿通される。
図3に示すように、搬送ローラ41aは、従動ギヤ44、中間ギヤ45、及び駆動ギヤ46aを介して搬送ローラ駆動用モータ46に連結されている。これにより、搬送ローラ41aは、搬送ローラ駆動用モータ46により回転せしめられる。搬送ローラ駆動用モータ46は、ステッピングモータで構成されている。
用紙搬送方向に沿って設けられた2個の搬送ローラ41aは、ベルト47によって連結され、互いに同じ方向に同じ速度で回転する。ピンチローラ41bは、搬送ローラ41aに当接することにより、搬送ローラ41aの回転に従って回転する。
図1、及び図3において、画像形成装置1の正面上方には操作パネル8が備えられている。使用者は、この操作パネル8から、印刷用紙サイズや用紙厚さ、印刷枚数、両面印刷の有無等の各種印刷条件を入力して設定することができる。
また、画像形成装置1には、図3に示すように、制御部50が備えられている。制御部50は、操作パネル8から入力された情報に基づいて、予めプログラムされた手順に従い、カセット式給紙部20や画像形成部9、定着部11等の各構成要素を制御して印刷を行う。カセット式給紙部20の上流側大容量用紙カセット22Aに対して、制御部50は、給紙装置30の給紙ローラ駆動用モータ35、及び水平搬送部40の搬送ローラ駆動用モータ46の回転制御を行う。
次に、給紙装置30、及び水平搬送部40による、上流側大容量用紙カセット22Aに収容された用紙Pの搬送動作について、図2、図3に加えて、図4を用いて説明する。図4は、用紙搬送時における給紙ローラ、及び搬送ローラの制御チャートである。なお、図4では、縦軸が各ローラの回転速度、横軸が時間を示す。
上流側大容量用紙カセット22Aから用紙を送り出す際、図3に示す制御部50は、給紙ローラ駆動用モータ35、及び搬送ローラ駆動用モータ46に同時に駆動指令を送る。これにより、図4に示すように、給紙ローラ32と搬送ローラ41aとが、同時に所定の回転速度で回転し始め、上流側大容量用紙カセット22Aからの用紙搬送が開始される(図4の時間t0)。
用紙搬送が進むと、図2に示す給紙ローラ32と分離ローラ33との間に形成されるニップに、用紙Pの上流端(後端)が接近する。ここで、制御部50は、用紙Pがそのニップにまだ挟まれた状態ではあるが、用紙Pが重なって送られてしまう重送という問題が起こるのを防止するために、給紙ローラ32の回転を停止させる(図4の時間t2)。
なお、これに先立って、この給紙ローラ32の停止時点である時間t2から所定期間Uだけ遡った時間t1の時点で、制御部50は、搬送ローラ駆動用モータ46を制御して搬送ローラ41aの回転速度を低下させる。これにより、時間t1から所定期間U経過した、給紙ローラ32の停止時点である時間t2において、ステッピングモータである搬送ローラ駆動用モータ46のトルクを高めることができる。その結果、給紙ローラ32の停止によってステッピングモータである搬送ローラ駆動用モータ46に大きな負荷が掛かったとしても、ステッピングモータの脱調を防止することが可能である。したがって、高出力のステッピングモータを用いることなく低消費電力化、小型化が図られ、スムーズに用紙搬送を行うことが可能な画像形成装置1を得ることができる。
そして、図4に示す時間t2において、給紙ローラ32の回転を停止した後、制御部50は、再度搬送ローラ41aの回転速度を用紙搬送時の所定の回転速度に戻す。
一方、このような用紙搬送動作に関して、制御部50は、図3に示す操作パネル8から入力された用紙厚さに基づいて、搬送ローラ41aの回転速度を低下させてから給紙ローラ32を停止させるまでの期間Uの長さを制御する。その結果、用紙厚さが増すに従ってステッピングモータである搬送ローラ駆動用モータ46に掛かる負荷が増大することに対応して、搬送ローラ41aの回転速度を、好適なトルクが得られる回転速度に調節することができる。これにより、厚い用紙を印刷に使用したとしても、搬送ローラ41aの回転速度を低下させるタイミングを早めにとってステッピングモータのトルクを高め、給紙ローラ32停止時のステッピングモータの脱調を防止することができる。したがって、用紙厚さに関わらず、スムーズに用紙搬送を行うことが可能となる。
また、上記用紙厚さは、操作パネル8から入力されるので、印刷に使用する用紙Pの厚さを正確に把握することが可能である。これにより、入力された用紙厚さに基づいて、搬送ローラ41aの回転速度を低下させるタイミングを正確に設定することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
例えば、給紙ローラから搬送ローラに用紙を送り出す構成は、上記実施形態のように水平である必要はなく、垂直な用紙搬送路、または傾斜を有する用紙搬送路を備える構成であっても構わない。
本発明は、画像形成装置全般において利用可能である。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の模型的垂直断面正面図である。 図1に示す画像形成装置の給紙装置と水平搬送部の模型的垂直断面部分拡大正面図である。 図2に示す給紙装置と水平搬送部の模型的水平断面部分拡大上面図である。 用紙搬送時における給紙ローラ及び搬送ローラの制御チャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 本体
4 用紙搬送部
8 操作パネル
20 カセット式給紙部
22 大容量用紙カセット
22A 上流側大容量用紙カセット
22B 下流側大容量用紙カセット
30 給紙装置
31 ピックアップローラ
32 給紙ローラ
33 分離ローラ
40 水平搬送部
41 搬送ローラ対
41a 搬送ローラ
41b ピンチローラ
46 搬送ローラ駆動用モータ(ステッピングモータ)
50 制御部

Claims (3)

  1. 用紙を積載して収容する給紙部から用紙を送り出す給紙ローラと、この給紙ローラの用紙搬送方向下流側に設けられ、給紙ローラから用紙を受け取ってさらに下流側へと搬送する搬送ローラと、この搬送ローラを駆動するステッピングモータと、これらのローラ、及びステッピングモータの駆動を制御する制御部とを備え、
    この制御部は、前記給紙ローラと搬送ローラとによって用紙を搬送する過程で給紙ローラのみを停止させる時、給紙ローラ停止時点より所定期間前の時点で、前記ステッピングモータの駆動を制御して搬送ローラの回転速度を低下させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、用紙厚さに基づいて、前記搬送ローラの回転速度を低下させてから前記給紙ローラを停止させるまでの前記期間の長さを制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記用紙厚さが、操作パネルから入力されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013151090A (ja) * 2012-01-24 2013-08-08 Canon Inc 画像形成装置
JP2019068175A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 セイコーエプソン株式会社 画像読取装置

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