JP2006290440A - 衣類運送用コンテナ - Google Patents

衣類運送用コンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2006290440A
JP2006290440A JP2005115882A JP2005115882A JP2006290440A JP 2006290440 A JP2006290440 A JP 2006290440A JP 2005115882 A JP2005115882 A JP 2005115882A JP 2005115882 A JP2005115882 A JP 2005115882A JP 2006290440 A JP2006290440 A JP 2006290440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger bar
roll box
box pallet
clothes
hanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005115882A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Komata
一典 小俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamato Packing Service Co Ltd JP
Original Assignee
Yamato Packing Service Co Ltd JP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamato Packing Service Co Ltd JP filed Critical Yamato Packing Service Co Ltd JP
Priority to JP2005115882A priority Critical patent/JP2006290440A/ja
Publication of JP2006290440A publication Critical patent/JP2006290440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pallets (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 衣類を宅配するに際し、衣料ごとの包装、梱包を不用とする。
【解決手段】 ロールボックスパレット1と、ハンガーバー2と、カバー3とを有している。ロールボックスパレット1は、外周3面に格子枠4を有し、正面に脱着式の扉5を有する無蓋有底のかご台車であり、ハンガーバー2は、衣類9のハンガー10を引っ掛けるものであり、ロールボックスパレット1の格子枠4の上部外枠4a,又は横桟4bに横架させたものである。衣類9は、ハンガー10に吊り下げたままでハンガーバー2に引っ掛けてロールボックスパレット1に格納される。カバー3は、ロールボックスパレット1の少なくとも正面および各側面を覆い、ロールボックスパレット1内に格納された衣類9を保護する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、衣類の運送に用いるコンテナに関する。
宅配業務では小荷物の取扱い量に伴い、小荷物の集荷,運送,配達のシステム化が進んでいる。宅配便には、ロールボックスパレットが多用されている。ロールボックスパレットは外周三面に格子枠を有し、正面に脱着式の扉を備えた角型有底のコンテナであり、通常、かご台車と呼ばれ、ロールボックスパレット内に集荷した小荷物を収容して例えば、11トントラックには、16個のロールボックスパレットを積載して運ぶことができるとされている。
小荷物の取扱いでは、定型化されたロールボックスパレット内に小荷物を区分して収容すれば、荷物の取扱いが容易となり、トラック輸送では積載量を増大し、また、安全性を向上できる。ロールボックスパレットによれば、荷物を積み込んでそのまま倉庫で保管でき、搬送の際には、そのままトラックに積載し、先方でそのまま荷卸でき、小荷物の集荷,運送,配送のシステム化に極めて有効な運搬具である。
小荷物として扱われる商品には、例えば男子服、婦人服を含むいわゆるアパレル商品としての衣類がある。衣類を商品として衣料のメーカーから問屋へ、さらに問屋から各販売店へ搬送する場合には、通常宅配便が利用される場合が多いが、アパレル商品は、通常、折り畳んで箱詰め、或いは袋詰めされるため、商品によっては、搬送中に折り畳みしわができて簡単には皺を伸ばすことができなかったり、型崩れしたりするおそれがあった。
また、衣類は、商品として搬送されるだけでなく、例えば洗濯物として搬送される場合も多い。顧客から預かった洗濯物は取次店からランドリーへ運ばれ、また、洗濯済みの衣類は、ランドリーへから取次店へ戻されるが、特にランドリーから取次店へ戻される洗濯済みの衣類の搬送には、専ら洗濯物の運搬に専用の車両が用いられて通常宅配便は殆ど利用されていないようである。
その理由はあきらかではないが、折り畳みや、包装、梱包に手数が掛かり、また運搬時の扱いに起因した型崩れや皺の発生などが問題になるという理由からではないかと思われる。
実開平4−1136号公報 実開平7−21536号公報
解決しようとする問題点は、衣類を運搬するに際して、衣料ごとの箱詰め、袋詰のための包装、梱包に手数がかかるだけでなく、折り畳むことによって、皺になったり,型崩れが生じたりするという点である。
本発明は、衣類をハンガーに吊り下げたままロールボックスパレットに梱包をして搬送可能とするため、商品ごとの梱包、包装が不用であり、商品に皺を生じさせず、商品の検品が容易である点を最大の特徴とする。
本発明の衣類運送用コンテナは、ハンガーに吊り下げた状態で箪笥や衣類かけに衣類を収納するのと同じ感覚で包装せずに衣類をロールボックスパレットに梱包でき、ロールボックスパレットの格子枠には、カバーが取り付けられるため、衣類は外部から隔離されて汚れず、またロールボックスパレットに梱包するに際して衣類を折り畳む必要がないので、皺になったり、型崩れしたりすることがなく、しかも衣類の大量輸送が可能となり、衣類はロールボックスパレット内に吊り下げられているだけであるので、扉を開いて格納された全衣類を観察できるため、検品が容易であるという利点がある。
衣類を折り畳まず、また包装をせずに運搬するという目的を、既存のロールボックスパレットに衣類を吊り下げるハンガーバーを組合せ、さらにロールボックスパレットに衣類を保護するためのカバーを取り付けることによって特別の機器類を使用することなく実現した。
以下に本発明の実施例を図によって説明する。図1において、本発明による衣類コンテナは、既存のロールボックスパレット1に、ハンガーバー2と、カバー3とを組合せたものである。
ロールボックスパレット1は、一般にかご台車として知られ、種々のタイプのものが用いられているが、その基本構造は共通しており、図1に示すように外周3面に格子枠4を有し、上面は開放され、正面に着脱式の扉5を備え、底面にはキャスタ6を有するものである。
ハンガーバー2は、衣類のハンガーを引っ掛けるバー2aの両端にフック7,7を設けたものである。フック7は、ロールボックスパレット1の両側の対向する格子枠4の上部外枠4aあるいは格子を形成する横桟4bの一部に脱着可能に係止してバー2aをロールボックスパレット1の両側の対向する格子枠4,4間に水平姿勢で横架させる。
カバー3は、ロールボックスパレット1の格子枠4及び扉5の内側に取り付けられ、ロールボックスパレット1の少なくとも正面および外周三面及び扉5の内面を覆って、ロールボックスパレット1内に格納された衣類9を外部から遮断するものである。必要により外周3面の格子枠4の上縁に取り付けてロールボックスパレット1の開放された上面を覆うこともできる。
カバー3には、可撓性の防水シートを用い、シートの要所を外周3面の格子枠4及び正面5の扉にロープ8類を用いて結びつけるのが簡単であるが、必ずしもシートに限らず、硬質のボードをロールボックスパレット1の少なくとも正面および外周3面の格子枠4及び扉5の内側に単に立てかけておくだけでも少なくとも埃よけ、日よけとなる。カバー3は予めロールボックスパレット1に取り付け、或いはその内側に立てかけて置く。
本発明の衣類運送用コンテナを衣類9の宅配に用いるときには、ロールボックスパレット1の両側の格子枠4,4の上部外枠4a,4a又は横桟4b,4bに引っ掛けたハンガーバー2に、衣類9を吊り下げたハンガー10を引っ掛ける。その要領は、通常の洋服ダンスに洋服を格納する要領と全く同じであるが、必要により、衣類9に被い(図示略)をかけておくことは自由である。ハンガーバー2は、上部外枠4aと格子を形成する横桟4bの一部とに選択的に取り付けるだけでなく、上部外枠4aと格子を形成する横桟4bの一部とに取り付けて上段のハンガーバーと、下段のハンガーバーとに上下2段、或いは2段以上に衣類を収納することができる。また、格子を形成する横桟4bの前後にハンガーバーを取り付けて前後並列に衣類を収納することもできる。
すなわち、ロールボックスパレット1の両側の格子枠4,4の上部外枠4a,又は横桟4bに引っ掛けられたハンガーバー2の全長に渡って衣類9を吊り下げてロールボックスパレット1内に2以上の衣類9を並べて格納し、正面開口を扉5で閉じ、封印を施してそのまま倉庫に保管し、或いはトラックに積載して目的地運送し、目的地では、そのまま荷卸をし、ロールボックスパレット1を開いてハンガーバー2から衣類9をハンガー10ごと取り外して客先に引き渡す。
その取扱いは通常のロールボックスパレット1に積載した積荷の扱いと全く同しである。すなわち、通常のロールボックスパレット1と同じ扱いにより、衣類9をハンガー10にかけたままで目的地に向けて運送し、目的地では、積載してきた衣類9を運送用コンテナから荷卸をして商品であれば、取り出してそのまま店頭に陳列することができ、また、積載してきた衣類9がランドリーへから取次店へ戻された洗濯済みの衣類9であれば、積み卸した衣類9をそのまま取次店の店内に吊り下げて保管し、顧客に引き渡すことができる。
なお、ハンガーバー2には、図2(a)に示すように両端にフック7を有するバー2aを用いる。両端のフック7は同じ形である必要はなく、例えば一方のフック7を格子枠4の上部外枠4a,又は横桟4b形状にならわせて弯曲させ、かつばね作用を賦与すれば、保持枠に安定に引っ掛けることができる。あるいは、図2(b)に示すようにハンガーバー2の固定具として両端にフック7の少なくとも一方に抑えネジ11を取り付け、格子枠4の上部外枠4a,又は横桟4bを抱きかかえるように抑えネジ11を締め付ければハンガーバー2の脱落を確実に防止できる。
さらに、バー2aの周面一部にセパレータを設けることができる。図2(c)のセパレータは、一定間隔をおいてバー2aの両側にセパレータとして突子12を突出させた例、図2(d)は、一定間隔を置いてバーの周面に環状突条13を設けた例である。ハンガーバー2にセパレータを設けることによって、ハンガーバー2に引っ掛けられた複数のハンガー10の相互の接触が阻止され、格納される衣類相互間に一定の余裕を確保することができる。
図3は、ハンガーバー2にハンガー抑えを付設した例である。この例は、ハンガー抑えとして、ハンガーバー2の上方に一定間隔を置いてハンガーバー2と平行に抑えバー14を配列し、その両端をフック7に連結した例を示している。ハンガーバー2に引っ掛けられたハンガー10は、輸送中トラックから受ける振動や衝撃によって上方に跳ね上げられることが想定されるが、たとえ衣類9を吊り下げたハンガー10が上方に跳ね上げられても、抑えバー14に抑えられてハンガーバー2からの脱落は阻止される。
本発明の衣類運送用コンテナは、既存のロールボックスパレットを活用して箪笥内に衣類を収納するのと同じ要領で格納して運搬、保管ができ、折り畳む必要がないので衣類は皺にならず、大量輸送が可能となり、運搬、保管中はカバーで覆われるため、衣類は汚れず、また、日焼けすることがない。
メーカーから問屋へ、さらに問屋から各販売店へ運ばれる衣類の宅配、貸衣装の宅配、取次店とランドリー間の洗濯物、特にランドリーへから取次店へ戻される洗濯済みの衣類の運搬などに広く利用することができる。
本発明による衣類運送用コンテナの一実施例を示す要部断面斜視図である。 (a)〜(d)はハンガーバーの実施形態を示す図である。 ハンガー抑えを有するハンガーバーを示す図である。
符号の説明
1 ロールボックスパレット
2 ハンガーバー
2a バー
3 カバー
4 格子枠
4a 上部外枠
4b 横桟
5 扉
6 キャスタ
7 フック
8 ロープ
9 衣類
10 ハンガー
11 抑えネジ
12 突子
13 環状突条
14 抑えバー

Claims (5)

  1. ロールボックスパレットと、ハンガーバーと、カバーとを有する衣類運送用コンテナであって、
    ロールボックスパレットは、外周三面に格子枠を有し、正面に脱着式の扉を有する無蓋有底のかご台車であり、
    ハンガーバーは、衣類のハンガーを引っ掛けるものであり、ロールボックスパレットの対向する格子枠の上部外枠又は、格子を形成する横桟の一部に脱着可能に係止させてロールボックスパレット内に横架させたものであり、
    カバーは、ロールボックスパレットの少なくとも正面および各側面を覆って、ロールボックスパレット内に格納された衣類を外部から隔離するものであることを特徴とする衣類運送用コンテナ。
  2. ハンガーバーは、ハンガーを支えるバーの両端にフックを有し、
    フックは、ロールボックスパレットの格子枠の上部外枠又は格子の横桟に引っ掛けるものであることを特徴とする請求項1に記載の衣類運送用コンテナ。
  3. フックは、固定具を有し、
    固定具は、フックを引っ掛けた格子枠の上部外枠又は格子の横桟にフックを緊締して格子枠又は横桟からのハンガーバーの脱落を防止するものであることを特徴とする請求項1に記載の衣類運送用コンテナ。
  4. ハンガーバーは、セパレータを有し、
    セパレータは、ハンガーバーの表面に突出し、ハンガーバーに引っ掛けられた複数のハンガー相互の接触を阻止するものであることを特徴とする請求項1に記載の衣類運送用コンテナ。
  5. ハンガーバーは、ハンガー抑えを有し、
    ハンガー抑えは、ハンガーバーの上方にハンガーバーと平行に配列され、ハンガーバーに引っ掛けられたハンガーの跳ね上がりを抑えてハンガーバーからの脱落を阻止するものであることを特徴とする請求項1に記載の衣類運送用コンテナ。
JP2005115882A 2005-04-13 2005-04-13 衣類運送用コンテナ Pending JP2006290440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005115882A JP2006290440A (ja) 2005-04-13 2005-04-13 衣類運送用コンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005115882A JP2006290440A (ja) 2005-04-13 2005-04-13 衣類運送用コンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006290440A true JP2006290440A (ja) 2006-10-26

Family

ID=37411451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005115882A Pending JP2006290440A (ja) 2005-04-13 2005-04-13 衣類運送用コンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006290440A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0334164U (ja) * 1989-08-08 1991-04-03
JPH041136A (ja) * 1990-04-18 1992-01-06 Denki Kagaku Kogyo Kk 複合抗腫瘍剤
JPH08295378A (ja) * 1996-05-24 1996-11-12 Motohiro Seisakusho:Kk ハンガーコンテナ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0334164U (ja) * 1989-08-08 1991-04-03
JPH041136A (ja) * 1990-04-18 1992-01-06 Denki Kagaku Kogyo Kk 複合抗腫瘍剤
JPH08295378A (ja) * 1996-05-24 1996-11-12 Motohiro Seisakusho:Kk ハンガーコンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10065800B2 (en) Transport bag for transporting and/or storing articles, and transport device comprising said transport bag
US8235206B2 (en) Combination garment bag, hamper, and duffle bag
KR920010709B1 (ko) 여행용 옷가방
US6497542B1 (en) Device for safe-keeping and transporting piece goods
US9828182B2 (en) Suspended pouch comprising interchangeable element
US7243929B2 (en) Utility cart
JP4368919B2 (ja) 普通生活雑貨商品輸送用カート及びこれを使用した普通生活雑貨商品の輸送方法
JP2006290440A (ja) 衣類運送用コンテナ
JPH08257Y2 (ja) コンテナ
MXPA05003989A (es) Dispositivo para almacenamiento y transportacion de cargas unitarias e inserto para el mismo.
JP3009376U (ja) 運搬用梱包容器
CN109311586A (zh) 物流箱
JP2015037958A (ja) 衣類輸送用ハンガーボックス
JP2013091566A (ja) 手荷物運搬用腰ベルト補助装置
US8523257B1 (en) Specialized cover for protecting freight while in transit
US8308020B2 (en) Shipping device and related methods
CN212068287U (zh) 一种用于集装箱的干燥剂挂置装置
JP2002193162A (ja) 荷籠用バック
JP2604401Y2 (ja) コンテナ
KR101055244B1 (ko) 쇼핑용 보조바구니
KR200431618Y1 (ko) 옷 걸이봉이 구비된 포장상자
JP3031687U (ja) クリーニング物品の納品と回収に好適な搬送箱
JPH0685227U (ja) 物品搬送兼保管用台枠
JP3015842U (ja) 搬送用荷箱
NL1041342B1 (en) Cargo restrainer and frame-width spacer for a container and container frame sections.

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20070226

A521 Written amendment

Effective date: 20070226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080410

A977 Report on retrieval

Effective date: 20101021

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20101026

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110304

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02