JP2006289583A - 数値制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ねじ切り加工のような切り込みながら同一加工動作を繰り返し行う加工を、テーブル形式データにより容易に実行できるようにする。
【解決手段】 切り込み量を記憶する切り込み動作用のX,Z軸のパステーブルTxc,Tzcを設ける。ねじ切り1サイクル動作を記憶するねじ切りサイクル用のX,Z軸のパステーブルTxs,Tzsを設ける。切り込みは時間基準(3c)とし、ねじ切りサイクルは主軸位置を基準(3s)とする。各基準の値に応じてパステーブルに記憶した位置、移動量を読み出し補間(4xc〜4zs)して得られた移動量を各軸毎加算して(6x,6z)、各軸のサーボモータ(5x,5z)を駆動する。切り込み動作のデータと一定パターンのねじ切りサイクルのデータに分けられてパステーブルに記憶されるものであるから、データ量は多くならずメモリの容量は少なくてすむ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工作機械を制御する数値制御装置に関する。特に、テーブルに記憶されたデータに基づいて各軸を駆動制御する数値制御装置に関する。
NCプログラムのブロックによる指令ではなく、予め各軸の移動量や位置をテーブル形式で記憶しておき、該テーブルに記憶されたデータに基づいて各軸を駆動制御する数値制御装置はすでに公知である。
例えば、時間毎又は回転角度毎に対する可動軸の位置を数値制御データとして記憶しておき、時間又は回転角度を監視し、記憶した時間又は回転角度に達する毎に、可動軸に対応する数値制御データを出力するようにした発明が知られている(特許文献1参照)。
又、基準位置に対するX軸、Z軸の指令位置を記憶するデータテーブルを設けておき、基準パルスをカウントするカウンタの値にオーバライド値をかけて基準位置を求めて、該基準位置に基づいて、データテーブルに記憶されたX軸、Z軸の指令位置を出力してX軸、Z軸を同期制御することにより、データテーブルに記憶されたデータによって駆動制御する場合でもオーバライドがかけられるようにし、さらには、指令位置間を直線的に接続するか、2次関数接続、3次関数接続等を指令できると共に、補助機能も指令できるようにした発明も知られている(特許文献2参照)。
図10は、この特許文献2に記載されたテーブル形式データによる運転の概要図である。この図10に示す例では、X軸用パステーブルTx、Z軸用パステーブルTzを備えている。図11(b)は、X軸用パステーブルTxの例を示すもので、基準位置に対して、X軸の位置が記憶されているものである。図11(a)は、この図11(b)に示したX軸用パステーブルTxに基づいて移動したX軸の位置を示すグラフである。
同様にZ軸用パステーブルTzにもZ軸の位置が基準位置に対して記憶されている。又、主軸に取り付けられたポジションコーダからのパルス又は主軸の指令パルス又は基準とする外部パルス発生部からの時間を基準とする基準パルスが、カウンタ1に入力され計数される。このカウンタ1の計数値にオーバライド手段に設定されている倍率が乗算器2で乗じられ基準位置カウンタ3に格納される。この基準位置カウンタ3は、パステーブル運転機能が指令された時点、又は、パステーブル運転機能が指令された後の最初の基準軸からの1回転信号によりリセットとされる。基準位置カウンタ3の値が基準位置としてパステーブル運転補間処理部4x,4zに入力され、X軸用パステーブルTx、Z軸用パステーブルTzを参照して基準位置に対するX,Z軸の指令位置を求め、処理周期での移動量を求め該移動量を指令として各制御軸モータ5x,5zに出力し、X,Z軸を基準位置に合わせて同期運転するものである。
特開昭59−177604号公報 特開2003−303005号公報
上述したテーブル形式データによって、各軸を駆動制御する方法は、従来のNCプログラムにおけるブロックによる指令にとらわれない自由な工具の動作が可能となり、テーブル形式データに基づく同一加工パターンによる加工により同一形状の高速加工ができ、加工時間の短縮や加工の高精度化を実現可能としている。
しかしながら、一般の旋削加工等では、ネジ切りサイクルのように、切り込みながら一定の加工パターンを繰り返し指令する場合、旋削サイクルが多いため、これらの旋削サイクルをテーブル形式データ指令する場合、全ての位置を順次指令する必要があり、データテーブルが複雑となり且つ、大きなメモリ容量を必要とする。
又、テーブル形式データによる加工においては、一般的に時間を基準としたデータによって運転されている。そのため、ネジ切りサイクルにおいて、切り込み動作は時間を基準に指令し、加工サイクル動作は主軸位置を基準に指令する場合、切り込み毎にテーブルを切り替える必要があり、指令が複雑になり切り替えに時間も必要とした。
そこで、本発明の目的は、ねじ切り加工のような切り込みながら同一加工動作を繰り返し行うような加工をテーブル形式データにより容易に実行できるようにすることにある。
本願各発明は、時間あるいは主軸位置(ここで述べる主軸とは、一方向に旋回する軸を示す)を基準にして各軸位置を指令するテーブル形式データを用いて各軸モータを駆動する数値制御装置において、請求項1に係る発明は、切り込みながら同一加工サイクル動作を繰り返す切削サイクルを、切り込み動作と加工サイクル動作とに分離し、切り込み動作を指令するテーブル形式データと、加工サイクル動作を指令するテーブル形式データを記憶した記憶手段と、前記記憶手段に記憶された切り込み動作のデータに基づく各軸移動量を計算する第1の算出手段と、前記記憶手段に記憶された加工サイクル動作のデータに基づく各軸移動量を算出する算出手段と、前記第1及び第2の算出手段によって算出されたそれぞれの動作の各軸移動量を加算して各軸モータに出力する出力手段とを有することを特徴とする数値制御装置である。
又、請求項2に係る発明は、前記記憶手段に記憶された加工サイクル動作を指令するテーブル形式データをインクレメンタル指令のデータとした。又、請求項3に係る発明は、切り込み動作が終了した後、加工サイクルの動作が終了したことをもって旋削サイクルを終了とし、請求項4に係る発明は、切り込み動作が終了した後、再度最後の切り込み量で指定回数加工サイクルの動作を繰り返した後に旋削サイクルを終了とした。さらに、請求項5に係る発明は、切り込み動作を指令するテーブル形式データを、時間を基準としたデータとし、加工サイクル動作を指令するテーブル形式データを主軸の位置を基準としたデータとした。又、請求項6に係る発明は、前記加工サイクルをネジ切りサイクルとした。
切り込みながら同一加工サイクル動作を繰り返す切削サイクルにおいて、切り込み用テーブル形式データと加工サイクル用テーブル形式データを分離したので、比較的小さなメモリ容量でもテーブル形式データにより、工作機械の各軸を駆動する数値制御装置を得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態が実行するテーブル形式データによる運転機能の概要図である。図10に示した従来例と相違する点は、テーブル形式データによる駆動制御系が2系統設けられている点である。この実施形態は、ねじ切り加工をテーブル形式データによって加工する例を示すものである。
切り込み動作用のX軸パステーブルTxcとZ軸パステーブルTzcがメモリに設けられていると共に、ネジ切りサイクル動作用のX軸パステーブルTxsとZ軸パステーブルTzsがメモリに設けられている。また、切り込み動作用のX軸、Z軸のパステーブル補間処理部4xc,4zc、ネジ切りサイクル動作用のX軸、Z軸のパステーブル補間処理部4xs,4zsが設けられている。
そして、この実施形態では、切り込み動作は時間を基準として、ネジ切りサイクル動作は主軸位置を基準としている。そのため、切り込み動作側に設けられたカウンタ1cには、時間を基準としたパルスが入力され、該カウンタ1cの計数値にオーバライド手段により時間のオーバライドが乗算器2cでかけられ、時間基準を出力する時間基準カウンタ3cに入力される。
時間基準カウンタ3cの値である基準時間は所定周期毎X,Z軸のパステーブル運転補間処理部4xc,4zcに入力され、メモリに記憶されている各切り込み動作用のパステーブルTxc,Tzcを参照して基準時間に対する各制御軸の指令位置を求め、前回の周期での指令位置との差分を移動指令として加算器6x,6zに出力する。
一方、ネジ切りサイクル動作は、360度の整数倍で終了するパステーブル指令で動作させることにより、ネジ切りの開始位置を毎回同一にする。これにより主軸の回転位置と同期をとる必要はない。主軸に取り付けられたポジションコーダからのパルス、または主軸の指令パルス等の主軸位置を示す信号がカウンタ1sに入力され、所定周期毎該カウンタの値に主軸位置オーバライド手段によるオーバライド値が乗算器2sでかけられ基準主軸位置として主軸位置基準カウンタ3sに入力される。
そして、主軸位置基準カウンタ3sで示される基準主軸位置は所定周期毎X,Z軸のネジ切りサイクル動作用のパステーブル運転補間処理部4xs,4zsに入力され、メモリに記憶されている各ネジ切りサイクル動作用のパステーブルTxs,Tzsを参照して基準主軸位置に対する各制御軸の指令位置を求め、前回の周期での指令位置との差分を移動指令として加算器6x,6zに出力する。
加算器6xでは、X軸用の切り込み動作用、ネジ切りサイクル動作用の各パステーブル運転補間処理部4xc、4xsから出力された移動指令を加算しX軸サーボモータ5xを駆動する。同様に加算器6zでは、Z軸用の切り込み動作用、ネジ切りサイクル動作用の各パステーブル運転補間処理部4zc、4zsから出力された移動指令を加算しZ軸サーボモータ5zを駆動する。
なお、時間基準カウンタ3cは、パステーブル運転機能が指令された時点によりリセットとされ、主軸位置基準カウンタ3sは、パステーブル運転機能が指令された時点によりリセットされる。この時間基準カウンタ3c、主軸位置基準カウンタ3sは、オーバライド手段による倍率によって変更されるものであるが、主軸位置のオーバライド値を例えば1とすれば、主軸位置基準カウンタ3sで示される基準主軸位置は主軸の回転位置を示すものとなる。
図2は、この実施形態で実施するねじ切り加工の一例の説明図である。加工物7は、工作機械の主軸に取り付けられ回転する。又、ネジ切り工具8は、加工物7に対して相対的にX軸(主軸の軸線(加工物の中心軸線)に対して垂直方向)、Z軸(主軸の軸線(加工物の中心軸線)方向)に移動可能であり、所定量の切り込みを行いながら一定のねじ切りサイクルCylを複数回実施し、加工物7にネジ形状を加工する。
このネジ切り加工における切り込み動作におけるネジ切り工具8の加工物7に対する相対位置が図3に示すような切り込み動作用のパステーブルが設けられる。図3ではX軸用の切り込み動作用のパステーブルTxcの例を示しているが、Z軸用の切り込み動作用のパステーブルTzcも同様に設けられるものである。
図3において、時間は、時間基準カウンタ3cから出力される基準時間を示すものであり、各基準時間に対応する位置は切り込み位置を示すものである。この図3では、4回の切り込みを行いネジを加工する例を示している。4回の切り込みをした後、基準時間がL4に対応する位置には、ネジ切り加工終了指令が記憶されている。その後、基準時間L5で最後の切り込み位置X3と同じ切り込み位置X3の切り込みを行わせて、仕上げ加工を行うようにしている。
図4は、ネジ切りサイクル動作のパステーブルの例の説明図である。1ネジ切りサイクルCylの各パスの移動量(ネジ切り工具8の加工物7に対する相対移動量)が基準主軸位置に対応して記憶されている。すなわち、主軸位置基準カウンタ3sから出力される基準主軸位置に対応してインクレメンタル量Uとしてパス移動量が記憶されている。なお、図4では、X,Z軸用のネジ切りサイクル動作のパステーブルTxs,Tzsが1つのテーブルとして構成されている例を示している。この図4では、ネジ切りサイクルは5つのパスで構成され、基準主軸位置がS5に達したときこの1回のねじ切りサイクルが終了するものとして、ネジ切りサイクル終了指令が記憶されている。
図5は、本実施形態の動作概要を説明する説明図である。このねじ切り加工前の前加工がなされた後、ネジ切りサイクル開始指令が指令されネジ切り加工が開始されると、切り込み動作用X,Z軸のパステーブルTxc,Tzcに基づいて、切り込み動作がなされると共に、ネジ切りサイクル動作用のX,Z軸のパステーブルTxs,Tzsに基づいて複数回(この例では4回)のネジ切りサイクルが実施されてネジ切り加工が終了し、その後1回の仕上げ加工のネジ切りサイクルを実行し、次の加工に移行するものである。
図6は、本発明のテーブル形式データにより工作機械を駆動する一実施形態の数値制御装置10の要部ブロック図である。CPU11は数値制御装置10を全体的に制御するプロセッサである。CPU11は、ROM12に格納されたシステムプログラムを、バス20を介して読み出し、該システムプログラムに従って数値制御装置全体を制御する。RAM13には一時的な計算データや表示データ及び表示器/MDIユニット70を介してオペレータが入力した各種データが格納される。CMOSメモリ14は図示しないバッテリでバックアップされ、数値制御装置10の電源がオフされても記憶状態が保持される不揮発性メモリとして構成される。CMOSメモリ14中には、インターフェイス15を介して読み込まれた加工プログラムや表示器/MDIユニット70を介して入力された加工プログラム等が記憶される。さらに、前述した切り込み動作用のパステーブルTxc,Tzc、ネジ切りサイクル動作用のパステーブルTxs,Tzsが予め格納されている。また、ROM12には、加工プログラムの作成及び編集のために必要とされる編集モードの処理や自動運転のための処理を実施するための各種システムプログラムが予め書き込まれている。
インターフェイス15は、数値制御装置10と外部機器との接続を可能とするものである。PMC(プログラマブル・マシン・コントローラ)16は、数値制御装置10に内蔵されたシーケンスプログラムで工作機械の補助装置にI/Oユニット17を介して信号を出力し制御する。また、工作機械の本体に配備された操作盤の各種スイッチ等の信号を受け、必要な信号処理をした後、CPU11に渡す。
表示器/MDIユニット70はCRTや液晶等で構成されるディスプレイやキーボード等を備えた手動データ入力装置であり、インターフェイス18は表示器/MDIユニット70のキーボードからの指令,データを受けてCPU11に渡す。インターフェイス19は操作盤71に接続され、操作盤71からの各種指令を受け取るようになっている。
各軸の軸制御回路30,31はCPU11からの各軸の移動指令量を受けて、各軸の指令をサーボアンプ40,41に出力する。サーボアンプ40,41はこの指令を受けて、各軸のサーボモータ5x,5zを駆動する。各軸のサーボモータ5x,5zは位置・速度検出器を内蔵し、この位置・速度検出器からの位置、速度フィードバック信号を軸制御回路30,31にフィードバックし、位置・速度のフィードバック制御を行う。なお、図6では、位置・速度のフィードバックについては省略している。
また、スピンドル制御回路60は主軸回転指令を受け、スピンドルアンプ61にスピンドル速度信号を出力する。スピンドルアンプ61はスピンドル速度信号を受けて、主軸を駆動する主軸モータ62を指令された回転速度で回転させる。ポジションコーダ63は、主軸の回転に同期して帰還パルス(基準パルス)及び1回転信号をスピンドル制御回路60にフィードバックし、速度制御を行う。この帰還パルス及び1回転信号は、スピンドル制御回路60を介してCPU11によって読み取られ、帰還パルス(基準パルス)はRAM13に設けられたカウンタ(図1におけるカウンタ1s)で計数される。また、カウンタ(図1におけるカウンタ1s)は、主軸指令パルスによっても計数される場合もある。
図7、図8、図9は、テーブル形式データによるネジ切りサイクル開始指令が指令されたとき、CPU11が所定周期毎実施する処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。図7は、切り込み動作の処理を示し、図8、図9がねじ切りサイクルの処理を示す。 ネジ切りサイクル開始指令が指令されると、CPU11は、基準パルス及びオーバライド値によって求められる基準時間カウンタ3cをリセットする(ステップA1)。そしてポインタjを「0」にセットし(ステップA2)、基準時間カウンタ3cの計数値である基準時間Lを読み(ステップA3)、該基準時間Lが、切り込み動作用のパステーブルTxc,Tzcに記憶されているポインタjに対応する時間Ljに達したか判断し(ステップA4)、達するまでステップA3、ステップA4の処理を繰り返し実行し、達したときは、該時間Ljに対して設定されている位置Xj,Zjを切り込み動作用のパステーブルTxc,Tzcから読み出す(ステップA5)。読み出したデータが加工終了指令であるか判断し(ステップA6)、位置のデータで加工終了指令ではないときは、終了フラグF3が「1」か判断し(ステップA7)、該フラグF3が「1」でなければ(該フラグF3を含め後述するフラグF1,F2は電源投入時の初期設定で、「0」にセットされている)、切り込み開始フラグF1を「1」にセットし(ステップA8)、基準時間Lを読み出し(ステップA9)、該基準時間Lが切り込み動作用のパステーブルTxc,Tzcに記憶されている時間Lj+1に達したか判断し(ステップA10)、達してなければ、基準時間LiとLj+1と位置Xj,Zjの切り込み量に基づいて補間処理を行い当該周期での移動量をX,Z軸の軸制御回路30,31に出力し(ステップA17)、ステップA9に戻る。以下、基準時間Lが時間Ljに達するまで、ステップA9,A10,A17を実行して、位置Xj,Zjまでの補間処理を行って移動量を出力する。
基準時間Lが時間Lj+1に達すると、ポインタjを「1」インクリメントし(ステップA11)、ネジ切りサイクル完了フラグF2が「1」にセットされまで待つ(ステップA12)。そして、ネジ切りサイクル完了フラグF2が「1」にセットされると、ネジ切りサイクル完了フラグF2を「0」にセットし(ステップA13)、ステップA3に戻り、前述したステップA3以下の処理を実行する。
一方、図8に示すねじ切りサイクルの処理では、ネジ切りサイクル開始指令が指令されると、CPU11はポインタkを「0」にセットし(ステップB1)、切り込み開始フラグF1が「1」か、加工終了フラグF3が「1」か判断し(ステップB2、B11)、切り込み処理のステップA8で切り込み開始フラグF1が「1」にセットされると、これを検出して、ポジションコーダ63からの帰還パルスまたは主軸の指令パルスとオーバライド値によって求められる主軸位置基準カウンタ3sをリセットする(ステップB3)。
次に、主軸位置基準カウンタ3sで示される基準主軸位置Sを読み出し(ステップB4)、この基準主軸位置Sが、ネジ切りサイクル用のパステーブルTxs,Tzsに記憶されているポインタkに対応する主軸位置Skに達したか判断し(ステップB5)、達するまで、このステップB4、B5の処理を繰り返し実行し、達したときは、該主軸位置Skに対して設定されている移動量Uk(Xk,Zk)をネジ切りサイクル用のパステーブルTxc,Tzcから読み出し(ステップB6)、読み出したデータがサイクル終了指令であるか判断し(ステップB7)、移動量のデータでサイクル終了指令ではないときは、主軸位置基準カウンタ3sで示される基準主軸位置Sを読み出し(ステップB8)、該基準主軸位置Sが、ネジ切りサイクル用のパステーブルTxs,Tzsに次に記憶している主軸位置Sk+1に達しているか判断し(ステップB9)、達してなければ、主軸位置SkとSk+1と該読み出した移動量Uk(Xk,Zk)に基づいて補間処理してX,Z軸の軸制御回路30,31に出力する(ステップB13)。以下、基準主軸位置Sが次に記憶する主軸位置Sk+1に達するまで、ステップB8,9,13の処理を周期毎実行する。
なお、X,Z軸の軸制御回路30,31は、各周期毎、切り込み処理で出力された移動量及びねじ切りサイクル処理で出力された移動量を加算して各サーボモータ5x,5zを駆動することになる。
基準主軸位置Sが次に記憶する主軸位置Sk+1に達すると、ポインタkを「1」インクリメントし(ステップB10)、ステップB6に戻り、前述したステップB4以下の処理を実行する。かくして、主軸が回転するにつれて、図4に示すテーブルデータにより、ねじ切り工具8の加工物7に対する相対的な移動のパスU0,U1,U2,U3,U4が実行され、1ねじ切りサイクルの加工が終了し、ステップB9で、読み出したデータがサイクル終了指令であると判断されたときには、切り込み開始フラグF1を「0」、ねじ切りサイクル完了フラグF2を「1」にセットすると共に、ポインタkを「0」にセットし(ステップB12)、ステップB2に戻る。
ねじ切りサイクル完了フラグF2が「1」にセットされることにより、切り込み処理では、ステップA12で、該フラグF2が「1」にセットされたことを検出して、該フラグF2を「0」にセットして(ステップA13)、ステップA3以下の処理を実行し、次の切り込みを行うことになる。
以上のようにして、この実施形態では図3に示すテーブルTxcに示されるように切り込みが4回行われ、図4に示すねじ切りサイクルが4回実行された後、切り込み処理において、基準時間Lが切り込み動作用X,Z軸のテーブルTxc,Tzcに記憶する時間L4に達したことが、ステップA4で検出され、該テーブルTxc,Tzcからネジ切り加工終了指令が読み出されることにより、ステップA6からステップA14に移行し、終了フラグF3を「1」にセットし、ポインタjを「1」インクリメントし(ステップA15)、ステップA3に戻り、ステップA3以下の処理を実行する。すなわち、基準時間Lを読み該基準時間Lを監視して、該基準時間Lが、切り込み動作用のパステーブルTxc,Tzcに記憶されているポインタj(=5)に対応する時間Lj(=L5)に達するまで待ち(ステップA3,A4)、達すると、該時間Lj(=L5)に対して設定されている位置Xj(=X5),Zj(=Z5)を切り込み動作用のパステーブルTxc,Tzcから読み出す(ステップA5)。ただしこの場合、前回と同じ切り込み位置が設定されている。読み出したデータが加工終了指令であるか判断し(ステップA6)、加工終了指令ではないので、終了フラグF3が「1」か判断し(ステップA7)、この場合、ステップA14で「1」にセットされているから、ステップA16に移行し、位置Xj(=X5),Zj(=Z5)までの補間処理を各周期毎行い、X,Z軸の軸制御回路30,31に出力し(ステップA16)、位置Xj(=X5),Zj(=Z5)までの移動指令の分配が完了して、この処理を終了する。
ねじ切りサイクル処理では、ねじ切りサイクルが終了した後、ステップB2,B11の処理を繰り返し実行しており、ステップB11で、終了フラグF3が1にセットされたことを検出すると、主軸位置基準カウンタ3sで示される基準主軸位置Sを読み出し(ステップB14)、この基準主軸位置Sが、ネジ切りサイクル用のパステーブルTxs,Tzsに記憶されているポインタkに対応する主軸位置Skに達したか判断し(ステップB15)、達するまで、このステップB14、B15の処理を繰り返し実行し、達したときは、該主軸位置Skに対して設定されている移動量(Xk,Zk)をネジ切りサイクル用のパステーブルTxc,Tzcから読み出し(ステップB16)、読み出したデータがサイクル終了指令であるか判断し(ステップB17)、移動量のデータでサイクル終了指令ではないときは、主軸位置基準カウンタ3sで示される基準主軸位置Sを読み出し(ステップB18)、該基準主軸位置Sが、ネジ切りサイクル用のパステーブルTxs,Tzsに次に記憶している主軸位置Sk+1に達しているか判断し(ステップB19)、達してなければ、該読み出した移動量Uk(Xk,Zk)を補間してX,Z軸の軸制御回路30,31に出力する(ステップB22)。以下、基準主軸位置Sが次に記憶する主軸位置Sk+1に達するまで、ステップB18,B19,B22の処理を周期毎実行する。
なお、X,Z軸の軸制御回路30,31は、切り込み処理で出力された移動量及びねじ切りサイクル処理で出力された移動量を加算して各サーボモータ5x,5zを駆動することになる。
基準主軸位置Sが次に記憶する主軸位置Sk+1に達すると、ポインタkを「1」インクリメントし(ステップB20)、ステップB16に戻り、ネジ切りサイクル用のパステーブルTxc,Tzcから次の移動指令を読み出し、ステップB16以下の処理を順次実行する。そして、ねじ切りサイクルの加工の終了指令が読み出されると、ステップB17からステップB21に進み、フラグF1〜F3を「0」にセットし、このねじ切り加工処理を終了する。なお、この実施形態では、仕上げ加工として、最後の切り込み量が同一で1回のネジ切りサイクルを実行するようにしたが、この仕上げ加工を複数回実行するようにしてもよい。
上述した実施形態では、切り込み動作は時間を基準としてテーブルデータを作成し、時間を基準として動作させるようにした。これは、このねじ切り加工の前に行う加工等において、時間基準としてテーブル形式データで各軸を駆動制御する場合が多いことから、時間基準を採用したものである。この切り込み動作においても、主軸位置を基準としてテーブルデータを作成し、主軸位置基準で動作させるようにしてもよい。さらには、ねじ切り加工の最初とネジ切りサイクルが終わる毎に切り込みを行うものであるから、加工開始の最初とネジ切りサイクルの終了信号毎に切り込み動作をさせるようにしてもよい。
又、ねじ切りサイクル動作は、主軸位置を基準として動作させるようにした。これは、ねじ切りサイクルは、主軸に取り付けられた加工物7の回転位置に関係することから、主軸位置を基準としたものである。しかし、主軸位置と時間が正確に対応する場合は、この主軸位置ではなく時間を基準としてもよいものである。
さらに、上述した実施形態ではネジ切り加工に本発明を適用した実施形態を述べたが、ネジ切り加工以外にも、切り込み等の一定の動作を行い、次に同一移動パスサイクルを実施するような加工に対しても本発明は適用できるものである。
本発明の一実施形態が実行するテーブル形式データによる運転機能の概要図である。 同実施形態で実施するねじ切り加工の一例の説明図である。 同実施形態におけるX軸用の切り込み動作用のパステーブルの例の説明図である。 同実施形態におけるネジ切りサイクル動作用のパステーブルの例の説明図である。 同実施形態の動作概要を説明する説明図である。 同実施形態の数値制御装置の要部ブロック図である。 同実施形態において実行される切り込み動作の処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 同実施形態において実行されるねじ切りサイクル動作の処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 同実施形態において実行されるねじ切りサイクル動作の処理のアルゴリズムを示すフローチャートの続きである。 テーブル形式データによる運転の従来例の概要図である。 同従来例におけるデータを記憶するテーブルの説明図と動作説明図である。
符号の説明
7 加工物
8 ねじ切り工具
10 数値制御装置

Claims (6)

  1. 時間あるいは主軸位置を基準にして各軸位置を指令するテーブル形式データを用いて各軸モータを駆動する数値制御装置において、
    切り込みながら同一加工サイクル動作を繰り返す切削サイクルを、切り込み動作と加工サイクル動作とに分離し、切り込み動作を指令するテーブル形式データと、加工サイクル動作を指令するテーブル形式データを記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された切り込み動作のデータに基づく各軸移動量を計算する第1の算出手段と、
    前記記憶手段に記憶された加工サイクル動作のデータに基づく各軸移動量を算出する第2の算出手段と、
    前記第1及び第2の算出手段によって算出されたそれぞれの動作の各軸移動量を加算して各軸モータに出力する出力手段とを有することを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記記憶手段に記憶された加工サイクル動作を指令するテーブル形式データは、インクレメンタル指令である請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 切り込み動作が終了した後、加工サイクルの動作が終了したことをもって旋削サイクルを終了とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の数値制御装置。
  4. 切り込み動作が終了した後、再度最後の切り込み量で指定回数加工サイクルの動作を繰り返した後に旋削サイクルを終了とする請求項1又は請求項2に記載の数値制御装置。
  5. 切り込み動作を指令するテーブル形式データは時間を基準としたデータであり、加工サイクル動作を指令するテーブル形式データは主軸の位置を基準としたデータであることを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の数値制御装置。
  6. 前記加工サイクルはネジ切りサイクルであることを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の数値制御装置。
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