JP2006287577A - ノイズ抑制回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第1の導電3上の第1の巻線11に、第1および第2の直列回路5,6における各巻線12,13を磁気結合する。第1の巻線11と第1の直列回路5とからなる回路部分によって得られる減衰特性と、第1の巻線11と第2の直列回路6とからなる回路部分によって得られる減衰特性との相乗効果が得られる。
【選択図】 図1
Description
特に、第1の巻線と第2の巻線との関係で低域側で減衰ピークが形成され、第2の直列回路における共振回路により高域側で減衰ピークが形成される。また、それらの減衰ピークの中間領域で、第1の巻線とその寄生キャパシタとによる自己共振点のピークが形成される。各回路値の関係を調整してこれらのピーク位置を調整することで、広範囲にわたって所望の減衰特性が得られる。
xL<LL
を満足すると共に、第2の巻線のインダクタンスをILとしたとき、
IL<LL
を満足することが好ましい。
k1<k2
を満足することが好ましい。
特に、第1の巻線と第3の巻線との結合係数k2は強い方が好ましい。理想的にはk2≒1であることが好ましい。
これにより、第1の巻線の寄生成分として寄生抵抗がある場合であっても、その影響が軽減され、より良好な減衰特性が得られる。
特に、第1の巻線と第2の巻線との関係、ならびに第4の巻線と第5の巻線との関係で低域側で減衰ピークが形成され、第2の直列回路における共振回路および第4の直列回路における共振回路により高域側で減衰ピークが形成される。また、それらの減衰ピークの中間領域で、第1の巻線とその寄生キャパシタとによる自己共振点および第4の巻線とその寄生キャパシタとによる自己共振点のピークが形成される。各回路値の関係を調整してこれらのピーク位置を調整することで、広範囲にわたって所望の減衰特性が得られる。
xL<LL
を満足すると共に、第2の巻線のインダクタンスと第5の巻線のインダクタンスとを共にILとしたとき、
IL<LL
を満足することが好ましい。
このような条件を満足することにより、より良好な減衰特性が得られる。
k1<k2
を満足することが好ましい。
このような条件を満足することにより、より良好な減衰特性が得られる。
特に、第1の巻線と第3の巻線との結合係数、および第4の巻線と第6の巻線との結合係数k2は強い方が好ましい。理想的にはk2≒1であることが好ましい。
これにより、第1および第4の巻線の寄生成分として寄生抵抗がある場合であっても、その影響が軽減され、より良好な減衰特性が得られる。
この場合、巻線が共通化されていることで、第2の巻線と第5の巻線とを別々に設ける場合に比べて簡易な構成で実現でき、小型化も容易となる。
この場合、巻線とが共通化されていることで、第3の巻線と第6の巻線とを別々に設ける場合に比べて簡易な構成で実現でき、小型化も容易となる。
[第1の実施の形態]
図2に示したように、第1の巻線11全体(第1のインダクタL1)でのインダクタンスをLL、第2の巻線全体(第2のインダクタL2)でのインダクタンスをIL、第3の巻線全体(第3のインダクタL3)でのインダクタンスをxLと表記する。また、第1のキャパシタC1のキャパシタンスをdC、第2のキャパシタC2のキャパシタンスをxCと表記する。また、第1の巻線11と第2の巻線12との結合係数をk1、第1の巻線11と第3の巻線13との結合係数をk2と表記する。
IL<LL
xL<LL
LL≒2IL
とし、所望とする減衰特性に応じて、インダクタンスLLの1/2程度の値を中心に前後した値に設定することが好ましい。
また、第3の巻線13のインダクタンスxLは、第1の巻線11のインダクタンスLLよりも十分に小さく設定されていることが好ましい。例えば、第3の巻線13が1ターンか2ターン程度の巻線で構成されていることが望ましい。
k1<k2
特に、第1の巻線11と第3の巻線13との結合係数k2は、理想的にはk2≒1であることが好ましい。また、第1の巻線11と第2の巻線12との結合係数k1は、上記したインダクタンスILの条件、
LL≒2IL
を満足するとすれば、
k1≒1/√2
程度であることが好ましい。
このノイズ抑制回路では、第1の巻線11に、第1および第2の直列回路5,6における各巻線が磁気結合されていることで、第1の巻線11と第1の直列回路5とからなる回路部分によって得られる減衰特性と、第1の巻線11と第2の直列回路6とからなる回路部分によって得られる減衰特性との相乗効果が得られる。
低域でのピーク周波数<高域でのピーク周波数
であることが基本となり、そのような条件になるように各インダクタンスとキャパシタンスの値を調整することが好ましい。低域でのピーク周波数と高域でのピーク周波数とがほぼ同じになるところで、減衰量が最大のピークが形成される。
以下、シミュレーションにより、このノイズ抑制回路の特性を詳しく考察する。
・回路条件
入出力インピーダンスZ=50Ω
第1の巻線11のインダクタンスLL=5mH
第2の巻線12のインダクタンスIL=2.5mH
(LL:IL=2:1)
第1のキャパシタC1のキャパシタンスdC=6600pF
結合係数k1=1/√2=0.707
第2の巻線12のインダクタンスIL=2.75mH
(LL:IL=2:1.1)
とした。図4の特性と比べると、いずれのインピーダンス条件においても、減衰ピーク41が低域側にシフトしていることが分かる。これは、左側の回路部分21において、LL:IL=2:1の条件からILの比率を増加させることで、減衰ピーク41を低域側に調整できることを意味する。
・回路条件
入出力インピーダンスZ=50Ω
第1の巻線11のインダクタンスLL=5mH
第3の巻線13のインダクタンスxL=1μH,3.05μH
第2のキャパシタC2のキャパシタンスxC=200pF
寄生キャパシタC20のキャパシタンス=5pF
結合係数k2=0.99
また比較のため、寄生キャパシタC20を含めた左側の回路部分21(図8参照)のみの特性もシミュレーションした(図9のxC,xL=0の曲線)。左側の回路部分21についての回路条件は以下のとおりである。
・回路条件
入出力インピーダンスZ=50Ω
第1の巻線11のインダクタンスLL=5mH
第2の巻線12のインダクタンスIL=2.75mH
(LL:IL=2:1.1)
第1のキャパシタC1のキャパシタンスdC=6600pF
寄生キャパシタC20のキャパシタンス=5pF
結合係数k1=1/√2=0.707
・回路条件
入出力インピーダンスZ=50Ω
第1の巻線11のインダクタンスLL=5mH
第2の巻線12のインダクタンスIL=2.75mH
(LL:IL=2:1.1)
第3の巻線13のインダクタンスxL=1μH
第1のキャパシタC1のキャパシタンスdC=6600pF
第2のキャパシタC2のキャパシタンスxC=200pF
寄生キャパシタC20のキャパシタンス=5pF
結合係数k1=1/√2=0.707
結合係数k2=0.99
[第1の実施の形態の変形例]
<第1の変形例>
・回路条件
入出力インピーダンスZ=50Ω
第1の巻線11のインダクタンスLL=5mH
第2の巻線12のインダクタンスIL=2.75mH
(LL:IL=2:1.1)
第3の巻線13のインダクタンスxL=3.05μH
第1のキャパシタC1のキャパシタンスdC=6600pF
第2のキャパシタC2のキャパシタンスxC=200pF
寄生キャパシタC20のキャパシタンス=5pF
結合係数k1=1/√2=0.707
結合係数k2=0.99
<第2の変形例>
・回路条件
入出力インピーダンスZ=50Ω,10kΩ
第1の巻線11のインダクタンスLL=5mH
第2の巻線12のインダクタンスIL=2.75mH
(LL:IL=2:1.1)
第3の巻線13のインダクタンスxL=3.05μH
第1のキャパシタC1のキャパシタンスdC=6600pF
第2のキャパシタC2のキャパシタンスxC=200pF
補助キャパシタC11のキャパシタンスCC=940pF
寄生キャパシタC20のキャパシタンス=5pF
抵抗素子R10の抵抗値=2.5kΩ
寄生抵抗R20の抵抗値=50kΩ
結合係数k1=1/√2=0.707
結合係数k2=0.99
<第3の変形例>
<第4の変形例>
<第5の変形例>
<第6の変形例>
<第7の変形例>
[第2の実施の形態]
図24は、本実施の形態に係るノイズ抑制回路の一構成例を示している。本実施の形態は、コモンモードノイズを抑制する回路に関するものである。なお、上記第1の実施の形態に係るノイズ抑制回路と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
IL<LL
xL<LL
LL≒2IL
とし、所望とする減衰特性に応じて、インダクタンスLLの1/2程度の値を中心に前後した値に設定することが好ましい。第5の巻線15についても同様である。
また、第3の巻線13のインダクタンスxLは、第1の巻線11のインダクタンスLLよりも十分に小さく設定されていることが好ましい。例えば、第3の巻線13が1ターンか2ターン程度の巻線で構成されていることが望ましい。第6の巻線16についても同様に、第4の巻線14のインダクタンスLLよりも十分に小さく設定されていることが好ましい。
k1<k2
特に、第1の巻線11と第3の巻線13との結合係数k2は、理想的にはk2≒1であることが好ましい。また、第1の巻線11と第2の巻線12との結合係数k1は、上記したインダクタンスILの条件、
LL≒2IL
を満足するとすれば、
k1≒1/√2
程度であることが好ましい。第4の巻線14と第6の巻線16との結合係数k2、第4の巻線14と第5の巻線15との結合係数k1についても同様である。
このノイズ抑制回路では、第1の巻線11に、第1および第2の直列回路5−1,6−1における各巻線が磁気結合されていることで、第1の導電線3上を伝搬するノイズ成分に対しては、第1の巻線11と第1の直列回路5−1とからなる回路部分によって得られる減衰特性と、第1の巻線11と第2の直列回路6−1とからなる回路部分によって得られる減衰特性との相乗効果が得られる。同様に、第2の導電線4上を伝搬するノイズ成分に対しては、第4の巻線14に、第3および第4の直列回路5−2,6−2における各巻線が磁気結合されていることで、第4の巻線14と第3の直列回路5−2とからなる回路部分によって得られる減衰特性と、第4の巻線14と第4の直列回路6−2とからなる回路部分によって得られる減衰特性との相乗効果が得られる。これらの相乗効果により、各ライン(第1および第2の導電線3,4)上に1つの巻線(第1および第4の巻線11,14)によるインダクタ成分のみを設けた構成であっても、寄生成分やインピーダンス変動などによる減衰特性の悪化が改善され、低域から高域まで広範囲にわたって良好な減衰特性が得られる。
[第2の実施の形態の変形例]
<第1の変形例>
<第2の変形例>
<第3の変形例>
<第4の変形例>
<第5の変形例>
<第6の変形例>
<第7の変形例>
Claims (18)
- 第1および第2の導電線上を伝搬するノイズを抑制するノイズ抑制回路であって、
前記第1の導電線上に設けられた第1の巻線と、
互いに直列的に接続された第2の巻線および第1のキャパシタを含み、一端が前記第1の巻線の一方の端部に接続され他端が前記第2の導電線に接続された第1の直列回路と、
互いに直列的に接続された第3の巻線および第2のキャパシタを含み、一端が前記第1の巻線の他方の端部に接続され他端が前記第2の巻線と前記第1のキャパシタとの間に接続された第2の直列回路と
を備え、
前記第2の巻線と前記第3の巻線とが、前記第1の導電線上における前記第1の巻線に磁気結合されている
ことを特徴とするノイズ抑制回路。 - 前記第3の巻線のインダクタンスをxL、前記第1の巻線のインダクタンスをLLとしたとき、
xL<LL
を満足すると共に、
前記第2の巻線のインダクタンスをILとしたとき、
IL<LL
を満足する
ことを特徴とする請求項1に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第1の巻線と前記第2の巻線との結合係数をk1、前記第1の巻線と前記第3の巻線との結合係数をk2としたとき、
k1<k2
を満足する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第2の直列回路における前記第2のキャパシタに並列接続された抵抗素子、をさらに備えた
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 第1および第2の導電線上を伝搬するノイズを抑制するノイズ抑制回路であって、
前記第1の導電線上に設けられた第1の巻線と、
互いに直列的に接続された第2の巻線および第1のキャパシタを含み、一端が前記第1の巻線の一方の端部に接続され他端が前記第2の導電線に接続された第1の直列回路と、
互いに直列的に接続された第3の巻線および第2のキャパシタを含み、一端が前記第1の巻線の他方の端部に接続され他端が前記第2の導電線に接続された第2の直列回路と
を備え、
前記第2の巻線と前記第3の巻線とが、前記第1の導電線上における前記第1の巻線に磁気結合されている
ことを特徴とするノイズ抑制回路。 - 前記第3の巻線のインダクタンスをxL、前記第1の巻線のインダクタンスをLLとしたとき、
xL<LL
を満足すると共に、
前記第2の巻線のインダクタンスをILとしたとき、
IL<LL
を満足する
ことを特徴とする請求項5に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第1の巻線と前記第2の巻線との結合係数をk1、前記第1の巻線と前記第3の巻線との結合係数をk2としたとき、
k1<k2
を満足する
ことを特徴とする請求項5または6に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第2の直列回路における前記第2のキャパシタに並列接続された抵抗素子、をさらに備えた
ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 第1および第2の導電線上を伝搬するノイズを抑制するノイズ抑制回路であって、
前記第1の導電線上に設けられた第1の巻線と、
互いに直列的に接続された第2の巻線および第1のキャパシタを含み、一端が前記第1の巻線の一方の端部に接続され他端が接地接続された第1の直列回路と、
互いに直列的に接続された第3の巻線および第2のキャパシタを含み、一端が前記第1の巻線の他方の端部に接続され他端が前記第1の直列回路における前記第2の巻線と前記第1のキャパシタとの間に接続された第2の直列回路と、
前記第2の導電線上に設けられると共に、前記第1の巻線に磁気結合された第4の巻線と、
互いに直列的に接続された第5の巻線および第3のキャパシタを含み、一端が前記第4の巻線の一方の端部に接続され他端が接地接続された第3の直列回路と、
互いに直列的に接続された第6の巻線および第4のキャパシタを含み、一端が前記第4の巻線の他方の端部に接続され他端が前記第3の直列回路における前記第5の巻線と前記第3のキャパシタとの間に接続された第4の直列回路と
を備え、
前記第2の巻線と前記第3の巻線とが、前記第1の導電線上における前記第1の巻線に磁気結合され、かつ、前記第5の巻線と前記第6の巻線とが、前記第2の導電線上における前記第4の巻線に磁気結合されている
ことを特徴とするノイズ抑制回路。 - 前記第3の巻線のインダクタンスと前記第6の巻線のインダクタンスとを共にxL、前記第1の巻線のインダクタンスと前記第4の巻線のインダクタンスとを共にLLとしたとき、
xL<LL
を満足すると共に、前記第2の巻線のインダクタンスと前記第5の巻線のインダクタンスとを共にILとしたとき、
IL<LL
を満足する
ことを特徴とする請求項9に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第1の巻線と前記第2の巻線との結合係数、および前記第4の巻線と前記第5の巻線との結合係数を共にk1、前記第1の巻線と前記第3の巻線との結合係数、および前記第4の巻線と前記第6の巻線との結合係数を共にk2としたとき、
k1<k2
を満足する
ことを特徴とする請求項9または10に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第2の直列回路における前記第2のキャパシタに並列接続された第1の抵抗素子と、前記第4の直列回路における前記第4のキャパシタに並列接続された第2の抵抗素子と、をさらに備えた
ことを特徴とする請求項9ないし11のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 第1および第2の導電線上を伝搬するノイズを抑制するノイズ抑制回路であって、
前記第1の導電線上に設けられた第1の巻線と、
互いに直列的に接続された第2の巻線および第1のキャパシタを含み、一端が前記第1の巻線の一方の端部に接続され他端が接地接続された第1の直列回路と、
互いに直列的に接続された第3の巻線および第2のキャパシタを含み、一端が前記第1の巻線の他方の端部に接続され他端が接地接続された第2の直列回路と、
前記第2の導電線上に設けられると共に、前記第1の巻線に磁気結合された第4の巻線と、
互いに直列的に接続された第5の巻線および第3のキャパシタを含み、一端が前記第4の巻線の一方の端部に接続され他端が接地接続された第3の直列回路と、
互いに直列的に接続された第6の巻線および第4のキャパシタを含み、一端が前記第4の巻線の他方の端部に接続され他端が接地接続された第4の直列回路と
を備え、
前記第2の巻線と前記第3の巻線とが、前記第1の導電線上における前記第1の巻線に磁気結合され、かつ、前記第5の巻線と前記第6の巻線とが、前記第2の導電線上における前記第4の巻線に磁気結合されている
ことを特徴とするノイズ抑制回路。 - 前記第3の巻線のインダクタンスと前記第6の巻線のインダクタンスとを共にxL、前記第1の巻線のインダクタンスと前記第4の巻線のインダクタンスとを共にLLとしたとき、
xL<LL
を満足すると共に、前記第2の巻線のインダクタンスと前記第5の巻線のインダクタンスとを共にILとしたとき、
IL<LL
を満足する
ことを特徴とする請求13に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第1の巻線と前記第2の巻線との結合係数、および前記第4の巻線と前記第5の巻線との結合係数を共にk1、前記第1の巻線と前記第3の巻線との結合係数、および前記第4の巻線と前記第6の巻線との結合係数を共にk2としたとき、
k1<k2
を満足する
ことを特徴とする請求項13または14に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第2の直列回路における前記第2のキャパシタに並列接続された第1の抵抗素子と、前記第4の直列回路における前記第4のキャパシタに並列接続された第2の抵抗素子と、をさらに備えた
ことを特徴とする請求項13ないし15のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第1の直列回路の前記第1のキャパシタの一端が前記第1の巻線の一方の端部に接続されると共に、前記第3の直列回路の前記第3のキャパシタの一端が前記第4の巻線の一方の端部に接続され、
かつ、前記第1の直列回路の前記第2の巻線と前記第2の直列回路の前記第5の巻線とが共通化され、その共通化された前記第2および第5の巻線の一端が、前記第1および第3の直列回路の各キャパシタの他端に接続されると共に、他端が接地されている
ことを特徴とする請求項13ないし16のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。 - 前記第2の直列回路の前記第2のキャパシタの一端が前記第1の巻線の他方の端部に接続されると共に、前記第4の直列回路の前記第4のキャパシタの一端が前記第4の巻線の他方の端部に接続され、
かつ、前記第2の直列回路の前記第3の巻線と前記第4の直列回路の前記第6の巻線とが共通化され、その共通化された前記第3および第6の巻線の一端が、前記第2および第4の直列回路の各キャパシタの他端に接続されると共に、他端が接地されている
ことを特徴とする請求項13ないし17のいずれか1項に記載のノイズ抑制回路。
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