JP4290643B2 - フィルタ回路 - Google Patents
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Description
また、結合調整用回路のインピーダンスは、第1および第2の結合用巻線のインピーダンスに比べて高くなっていることが好ましい。
この場合、第1および第2の導電線を同じ位相で伝搬するコモンモードノイズを抑制するコモンモードフィルタが構成される。この場合において、第1および第2の導電線間で対応する第1および第3のインダクタの組と第2および第4のインダクタの組とが、結合調整用回路を介して間接的に接続される。結合調整用回路の回路構成および回路値を調整することで、第1および第3のインダクタの組と第2および第4のインダクタの組との結合度が電気的に調整、制御される。
第2の導電線上でも同様に、第3および第4のインダクタがそれぞれ第3および第4の結合用巻線に磁気的に結合される。第3および第4の結合用巻線は第2の結合調整用回路に接続されているので、第3および第4のインダクタ同士が第2の結合調整用回路を介して間接的に接続される。第2の結合調整用回路の回路構成および回路値を調整することで、第2の導電線上における第3および第4のインダクタの結合度が電気的に調整、制御される。
まず、本発明の第1の実施の形態に係るフィルタ回路について説明する。図1は、本実施の形態に係るフィルタ回路の基本構成を示している。このフィルタ回路は、ノーマルモードノイズを抑制する不平衡型のフィルタ回路である。このフィルタ回路は、入出力端子1A,2A間において第1の導電線3上で互いに直列的に接続された第1および第2のインダクタL1,L2と、一端が第1および第2のインダクタL1,L2の間に接続され、他端が接地された第1のキャパシタC1とを備えている。第1のインダクタL1は、第1のコア21に第1の巻線11が巻かれることにより形成されている。第2のインダクタL2は、第2のコア22に第2の巻線12が巻かれることにより形成されている。
M1=k11√L1×L11
M2=k12√L2×L12
となる。なお、√L1×L11はL1×L11の平方根、√L2×L12はL2×L12の平方根を表す。
[第2の実施の形態]
[第3の実施の形態]
[第4の実施の形態]
Claims (6)
- 第1の導電線上で互いに直列的に接続された第1および第2のインダクタと、
一端が前記第1および第2のインダクタの間に接続され、他端が接地された第1のキャパシタと、
前記第1のインダクタに磁気的に結合された第1の結合用巻線と、
前記第2のインダクタに磁気的に結合された第2の結合用巻線と、
前記第1および第2の結合用巻線に接続され、前記第1および第2のインダクタ間の磁気的な結合度を調整するための結合調整用回路と
を備え、
前記結合調整用回路は、インダクタもしくは抵抗素子のみからなる回路か、またはインダクタとキャパシタとを含む共振回路である
ことを特徴とするフィルタ回路。 - 前記第1および第2の結合用巻線のインダクタンスが、前記第1および第2のインダクタのインダクタンスに比べて小さくなっている
ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタ回路。 - 前記結合調整用回路のインピーダンスが、前記第1および第2の結合用巻線のインピーダンスに比べて高くなっている
ことを特徴とする請求項1または2に記載のフィルタ回路。 - 第2の導電線上で互いに直列的に接続された第3および第4のインダクタと、
一端が前記第3および第4のインダクタの間に接続され、他端が接地された第2のキャパシタとをさらに備え、
前記第1のインダクタ、前記第3のインダクタおよび前記第1の結合用巻線が互いに磁気的に結合されると共に、前記第2のインダクタ、前記第4のインダクタ、および前記第2の結合用巻線が互いに磁気的に結合されている
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のフィルタ回路。 - 第1および第2の導電線によって伝送され、これらの導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモードノイズを抑制する回路であって、
第1の導電線上で互いに直列的に接続された第1および第2のインダクタと、
第2の導電線上で互いに直列的に接続された第3および第4のインダクタと、
一端が前記第1および第2のインダクタの間に接続され、他端が前記第3および第4のインダクタの間に接続されたキャパシタと、
前記第1のインダクタに磁気的に結合された第1の結合用巻線と、
前記第2のインダクタに磁気的に結合された第2の結合用巻線と、
前記第1および第2の結合用巻線に接続され、前記第1および第2のインダクタ間の磁気的な結合度を調整するための第1の結合調整用回路と、
前記第3のインダクタに磁気的に結合された第3の結合用巻線と、
前記第4のインダクタに磁気的に結合された第4の結合用巻線と、
前記第3および第4の結合用巻線に接続され、前記第3および第4のインダクタ間の磁気的な結合度を調整するための第2の結合調整用回路と
を備え、
前記第1および第2の結合調整用回路はそれぞれ、インダクタもしくは抵抗素子のみからなる回路か、またはインダクタとキャパシタとを含む共振回路である
ことを特徴とするフィルタ回路。 - 第1および第2の導電線によって伝送され、これらの導電線の間で電位差を生じさせるノーマルモードノイズを抑制する回路であって、
第1の導電線上で互いに直列的に接続された第1および第2のインダクタと、
第2の導電線上で互いに直列的に接続された第3および第4のインダクタと、
一端が前記第1および第2のインダクタの間に接続され、他端が前記第3および第4のインダクタの間に接続されたキャパシタと、
前記第1のインダクタおよび前記第3のインダクタに磁気的に結合された第1の結合用巻線と、
前記第2のインダクタおよび前記第4のインダクタに磁気的に結合された第2の結合用巻線と、
前記第1および第2の結合用巻線に接続され、前記第1および第3のインダクタと前記第2および第4のインダクタとの間の磁気的な結合度を調整するための結合調整用回路と
を備え、
前記結合調整用回路は、インダクタもしくは抵抗素子のみからなる回路か、またはインダクタとキャパシタとを含む共振回路である
ことを特徴とするフィルタ回路。
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