JP2006286766A - 化学的機械的研磨方法及び化学的機械的研磨システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 被研磨ウェハの被研磨膜を狙い通りの研磨量で研磨する。
【解決手段】 所定のプロセス条件における被研磨ウェハの被研磨膜の化学的機械的研磨方法であって、このプロセス条件と同じ条件下で被研磨膜と同じ種類の膜が形成された試験用ウェハを研磨する先行研磨を行って、試験研磨時間T1,T2と試験研磨量M1,M2を対応づけた研磨情報PIを複数回取得する情報取得工程と、情報取得工程にて取得された各研磨情報PIに基づいて被研磨ウェハの被研磨膜に要求される実研磨量から実研磨時間を算出する研磨時間算出工程と、研磨時間算出工程にて算出された実研磨時間だけ被研磨ウェハの被研磨膜を研磨する実研磨工程と、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被研磨ウェハの被研磨膜の化学的機械的方法及び化学的機械的研磨システムに関する。
半導体ウェハの表面における層間絶縁膜の平坦化、金属配線の形成等には、化学的機械的研磨(以下、CMPという)が一般的に行われる。近年、半導体プロセスの高集積化及び微細化に伴い、層間絶縁膜等の薄膜化が進んで高精度でウェハ表面を研磨する必要が生じ、CMPの研磨量は減少する傾向にある。また、コスト低減の観点からも、研磨量を減少させることが好ましい。
ここで、CMPの研磨量は、研磨時にウェハに加わる荷重、研磨パッドの表面状態等に加えて、スラリーの流量、ph、温度等によっても変化する。このように、CMPにおいては研磨量が比較的変動しやすいことから、製品として出荷される被研磨ウェハの被研磨膜を研磨する前に、現実のプロセス条件と同じ条件下で被研磨膜と同じ種類の膜が形成された試験用ウェハの先行研磨を1回行う。この先行研磨における研磨時間及び研磨量から、製品の被研磨ウェハの研磨時間が決定される(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、試験用ウェハ(ダミーウェハ)を研磨することにより、研磨モデルの補正を行うことが開示されている。
ここで、研磨レートPRは、研磨前の被研磨膜の膜厚をM0、研磨後の膜厚をM1とし、研磨に要した時間をTpとすると、
PR=(M0−M1)/Tp
の式で規定される。この研磨レートPRは、ホストコンピュータに一定時間保存される。研磨レートPRが保存されている間に、製品の被研磨ウェハの研磨が仕掛かったときは、各被研磨ウェハ固有の実研磨量から、研磨レートPRを用いて実研磨時間を算出するようになっている。
特開平10−294300号公報(第3頁、段落0010)
ところで、化学的機械的研磨では、インキュベーションタイムと呼ばれる研磨初期に研磨が進行しない時間が存在することが一般的に知られている。このインキュベーションタイムは、SiO等のような親水性の膜である場合は比較的短時間であるが、低誘電率膜(low−k膜)のような疎水性の膜である場合は比較的長時間となる。そして、研磨量が比較的少ない場合においては、研磨時間も比較的少なくなることから、インキュベーションタイムの影響が相対的に大きくなり、1回のみの先行研磨でインキュベーションタイムを含めて線形的に研磨レートを求めてしまうと、製品の実研磨時間を正確に算出することができない。
このように、インキュベーションタイムが存在して研磨が進行しない研磨時間領域をはじめとして、研磨が過剰に進行する研磨時間領域など、研磨量を単純に近似化できない研磨時間領域においては、1回の先行研磨で要求される研磨量に対応する研磨時間を精度よく予測するのは困難である。
本発明によれば、所定のプロセス条件における被研磨ウェハの被研磨膜の化学的機械的研磨方法であって、前記プロセス条件と同じ条件下で前記被研磨膜と同じ種類の膜が形成された試験用ウェハを研磨する先行研磨を行って、試験研磨時間と試験研磨量を対応づけた研磨情報を複数回取得する情報取得工程と、前記情報取得工程にて取得された各研磨情報に基づいて、前記被研磨ウェハの前記被研磨膜に要求される実研磨量から実研磨時間を算出する研磨時間算出工程と、前記研磨時間算出工程にて算出された実研磨時間だけ前記被研磨ウェハの前記被研磨膜を研磨する実研磨工程と、を有することを特徴とする化学的機械的研磨方法が提供される。
この化学的機械的研磨方法では、情報取得工程において試験研磨時間と試験研磨量の関係を複数回取得するようにし、研磨時間算出工程にて複数の試験研磨時間と試験研磨量の関係から実研磨時間が算出されるようにしたので、単純に近似化できない研磨時間及び研磨量の領域においても、複数の情報から精度よく実研磨時間を算出することができる。
従って、先行研磨にて1回だけ研磨に関する情報を取得する従来のものに比べて、格段に実研磨時間の精度を向上することができる。これにより、実研磨工程にて被研磨ウェハの被研磨膜を狙い通りの研磨量で研磨することができる。
また、本発明によれば、被研磨ウェハの被研磨膜を研磨する研磨部と、前記被研磨膜の膜厚を検出する検出部と、前記検出部により検出された前記被研磨膜の研磨前後の膜厚及び研磨に要した時間に基づいて、前記被研磨ウェハの前記被研磨膜に要求される実研磨量から実研磨時間を算出する研磨時間算出部と、を備え、前記研磨時間算出部は、複数の研磨前後の膜厚及び研磨に要した時間から前記実研磨時間を算出することを特徴とする化学的機械的研磨システムが提供される。
この化学的機械的研磨システムでは、導出部が複数の研磨前後の膜厚及び研磨に要した時間から実研磨時間を算出するようにしたので、単純に近似化できない研磨時間及び研磨量の領域においても、複数の情報から精度よく実研磨時間を算出することができる。
従って、先行研磨にて1回だけ研磨に関する情報を取得する従来のものに比べて、格段に実研磨時間の精度を向上することができる。これにより、被研磨ウェハの被研磨膜を狙い通りの研磨量で研磨することができる。
本発明によれば、被研磨ウェハの被研磨膜を狙い通りの研磨量で研磨することができ、製造される半導体素子の品質を保証することができる。
図面を参照しつつ、本発明による化学的機械的研磨方法及び化学的機械的研磨システムの好適な実施形態について詳細に説明する。尚、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1及び図2は本発明の一実施形態を示す化学的機械的研磨システムの概略構成ブロック図である。
図1及び図2に示すように、この化学的機械的研磨システム100は、被研磨ウェハの被研磨膜を研磨する研磨部102と、被研磨膜の膜厚を検出する検出部104と、検出部104により検出された被研磨膜の研磨前後の膜厚とこの研磨に要した時間とに基づいて、被研磨ウェハの被研磨膜に要求される実研磨量MRから実研磨時間TRを算出する研磨時間算出部108と、を備えている。そして、研磨時間算出部108は、被研磨膜の研磨前後の膜厚とこの研磨に要した時間に関する複数の情報(研磨情報PI)から実研磨時間TRを算出する。本実施形態においては、化学的機械的研磨システム100は、複数の研磨情報PIから研磨時間と研磨量の研磨レートPRを導出する導出部106を備え、研磨時間算出部108は、導出部106にて導出された研磨レートPRを用いて実研磨時間TRを算出する。
図1及び図2に示すように、化学的機械的研磨システム100は、互いに通信接続されたCMP装置200とホストコンピュータ300とから構成される。そして、前述の研磨部102及び検出部104はCMP装置200に設けられ、導出部106及び研磨時間算出部108はホストコンピュータ300に設けられる。
研磨部102は、被研磨膜を下方に向けた状態で被研磨ウェハを支持するヘッド部、被研磨ウェハの表面を研磨する研磨パッド、研磨パッドを上面で支持する定盤等を有している。そして、ヘッド部を用いて被研磨ウェハを定盤側へ押しつけ、被研磨ウェハの被研磨膜と研磨パッドの接触部分にスラリーを供給しつつ、ヘッド部及び定盤を回転させることにより、被研磨膜が研磨される。
検出部104は、被研磨膜の膜厚を測定する膜厚センサであり、白色光源からの光を被研磨ウェハへ照射して反射した光を検出することにより膜厚を測定するものである。
また、図1に示すように、CMP装置200には、研磨に要した時間及び被研磨膜の研磨前後の膜厚を、試験研磨時間T1,T2及び試験研磨量M1,M2として記憶可能な記憶部110が設けられている。本実施形態においては、2つの試験研磨時間T1,T2及び試験研磨量M1,M2が記憶され、第1試験研磨時間T1は第2試験研磨時間T2よりも短い時間となっている。
各試験研磨時間T1,T2及び各試験研磨量M1,M2は、ホストコンピュータ300からの要求に応じて、CMP装置200からホストコンピュータ300へ送信される。導出部106は、受信した各試験研磨時間T1,T2及び各試験研磨量M1,M2から研磨レートPRを導出する。本実施形態においては、各試験研磨量M1,M2は、初期膜厚m10,m20と研磨後の膜厚m11,m21の差により規定されており、M1=(m10−m11)、M2=(m20−m21)となっている。そして、研磨レートPRは、
PR=((m20−m21)−(m10−m11))/(T2−T1)
の式で規定されている。すなわち、研磨レートPRは、2つの研磨情報PIから線形的に求められる。
また、本実施形態においては、導出部106は、補正値ICも2つの研磨情報PIから導出する。具体的には、補正値ICは、
IC=(T1(m20−21)−T2(m10−m11))/(T2−T1)
の式で規定されている。
図1に示すように、このようにして算出された研磨レートPR及び補正値ICは、ホストコンピュータ300の記憶部112に記憶される。研磨レートPR及び補正値ICの算出は定期的に行われ、記憶部112には常に最新の研磨レートPR及び補正値ICが記憶されるようになっている。尚、この研磨レートPR及び補正値ICを算出するタイミングは任意であり、一定時間おきに算出してもよいし、被研磨ウェハを一定枚数処理する都度に算出してもよいし、プロセス条件が変動した際に算出するようにしてもよい。
そして、図2に示すように、研磨時間算出部108は、被研磨ウェハの被研磨膜に要求される実研磨量MRから実研磨時間TRを算出する。具体的には、
TR=(MR+IC)/PR
の式から実研磨時間TRが算出される。
この化学的機械的研磨システム100を用いた化学的機械的研磨方法について説明する。ここで、被研磨膜は、低誘電率膜であり疎水性の膜となっている。この研磨方法は、所定のプロセス条件における被研磨ウェハの被研磨膜の化学的機械的研磨方法である。
図3は、化学的機械的研磨方法の工程説明図である。
図3に示すように、この研磨方法は、所定のプロセス条件と同じ条件下で被研磨膜と同じ種類の膜が形成された試験用ウェハを研磨する先行研磨を行って、試験研磨時間T1,T2と試験研磨量M1,M2が対応づけられた研磨情報PIを複数回取得する情報取得工程410と、情報取得工程410にて取得された各研磨情報PIに基づいて、被研磨ウェハの被研磨膜に要求される実研磨量MRから実研磨時間TRを算出する研磨時間算出工程430と、研磨時間算出工程430にて算出された実研磨時間TRだけ被研磨ウェハの被研磨膜を研磨する実研磨工程440と、を有する。本実施形態においては、情報取得工程410の後、各研磨情報PIから所定のプロセス条件下における被研磨膜の研磨時間と研磨量の研磨レートPRを導出する研磨レート導出工程420を有し、研磨時間算出工程430では研磨レート導出工程420にて導出された研磨レートPRを用いて実研磨量MRを算出する。
ここで、情報取得工程410において、第1試験研磨時間T1は実研磨時間TRより短く、第2試験研磨時間T2は実研磨時間TRより長くなるように、各研磨情報PIが取得される。先行研磨においては、実研磨時間TRに関する情報が予め取得されているわけではないが、研磨対象となる被研磨ウェハの被研磨膜について、実研磨量MR及び実研磨時間TRのおおよその値が経験的に明らかとなっていることから、実研磨時間TRが各試験研磨時間T1,T2の間となるように各試験研磨時間T1,T2を設定すればよい。
このように、情報取得工程410においては、試験研磨時間T1,T2と試験研磨量M1,M2の関係を複数回取得するようにし、研磨レート導出工程420にて複数の試験研磨時間T1,T2と試験研磨量M1,M2の関係から研磨レートPRが導出されるようにしたので、単純に近似化できない研磨時間及び研磨量の領域においても、複数の情報から精度よく研磨レートPRを導出することができる。
図4は、先行研磨における試験研磨時間T1,T2及び試験研磨量M1,M2の関係と、実研磨時間TR及び実研磨量MRの関係を示すグラフである。
ここで、本実施形態においては、情報取得工程410において、図4に示すように、初期に研磨が進行しないインキュベーションタイム経過後に各研磨情報PIを取得する。これにより、研磨時間と研磨量が比較的線形に近い領域で各研磨情報PIが取得されることとなる。
従って、先行研磨にて1回だけ研磨に関する情報を取得する従来のものに比べて、格段に研磨レートPRの精度を向上することができる。これにより、研磨時間算出工程430にて算出される実研磨時間TRの精度も向上し、実研磨工程440にて被研磨ウェハの被研磨膜を狙い通りの実研磨量MRで研磨することができる(図4参照)。
このように、本実施形態によれば、被研磨ウェハの被研磨膜を狙い通りの研磨量で研磨することができ、製造される半導体素子の品質を保証することができる。
特に、被研磨ウェハの被研磨膜が疎水性の膜であるので、図5に示すようにインキュベーションタイムが親水性の膜等に比して長く、研磨時間が比較的短い低研磨領域においては線形性を呈さずに従来では精度を欠くことが多かったが、本実施形態の手法により研磨レートPRを的確に導出することができる。ここで、図5は、疎水性の膜及び親水性の膜のそれぞれについて、研磨時間と研磨量の関係を示すグラフである。
また、被研磨膜の酸化状態等が表面側と基板側で異なる場合にも、研磨レートPRを的確に導出することができ、実用に際して極めて有利である。
また、第1試験研磨時間T1が実研磨工程440における実研磨時間TRより小さくなるとともに、第2試験研磨時間T2が実研磨工程440における実研磨時間TRより大きくなるように、各研磨情報PIを取得するようにしたので、図4に示すように、実研磨時間TRが各試験研磨時間T1,T2の間に挟まれ、導出される研磨レートPRが実研磨時間TRに適している蓋然性が高くなり、これによっても研磨レートPRの精度が向上する。
尚、前記実施形態においては、CMP装置200に検出部104及び記憶部110が設けられているものを示したが、検出部104及び記憶部110をCMP装置200と別ユニットとしてもよいことは勿論である。すなわち、化学的機械的研磨システム100が、検出部104及び記憶部110を備えていれば、前記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、前記実施形態においては、2つの研磨情報PIを取得するものを示したが、3以上の研磨情報PIを取得して研磨レートPRを導出するようにしてもよい。この場合、少なくとも1つの試験研磨時間が実研磨工程440における実研磨時間TRより小さくなるとともに、少なくとも1つの試験研磨時間が実研磨工程440における実研磨時間TRより大きくなるように、各研磨情報PIを取得すると導出される研磨レートPRが実研磨時間TRに適している蓋然性が高くなる。
また、前記実施形態においては、各研磨情報PIから、線形的に研磨レートPRを求めるものを示したが、非線形的に研磨レートPRを求めるものであってもよいことは勿論である。
さらに、前記実施形態のように、第1試験研磨時間T1<実研磨時間TR<第2研磨時間T2という条件を満たすのならば、内挿法により研磨レートPRを導出するようにしてもよい。この場合、実研磨時間TRは、
TR=((m21−MR)T1+(MR−m11)T2)/(m21−m11)
の式より算出される。これは内挿法の公式に基づくものである。これにより、比較的簡単容易に実研磨時間TRを算出することが可能となる。
ここで、実研磨時間TR<第1試験研磨時間T1<第2試験研磨時間T2という条件であったり、第1試験研磨時間T1<第2試験研磨時間T2<実研磨時間TRという条件ならば、外挿法により研磨レートPRを導出してもよい。
また、前記実施形態においては、被研磨膜が疎水性の膜であるものを示したが、被研磨膜が親水性の膜であってもよい。すなわち、本発明は、研磨初期に過剰に研磨が進行する系など、部分的にしか研磨時間と研磨量の関係が線形性を持たない系に対しても有効であるし、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
本発明の一実施形態を示す先行研磨時の化学的機械的研磨システムの概略構成ブロック図である。 製品研磨時の化学的機械的研磨システムの概略構成ブロック図である。 化学的機械的研磨方法の工程説明図である。 先行研磨における試験研磨時間及び試験研磨量の関係と、実研磨時間及び実研磨量の関係を示すグラフである。 疎水性の膜及び親水性の膜のそれぞれについて、研磨時間と研磨量の関係を示すグラフである。
符号の説明
100 化学的機械的研磨システム
102 研磨部
104 検出部
106 導出部
108 研磨時間算出部
110 記憶部
112 記憶部
200 CMP装置
300 ホストコンピュータ
410 情報取得工程
420 研磨レート導出工程
430 研磨時間算出工程
440 実研磨工程
IC 補正値
m10 初期膜厚
m11 研磨後の膜厚
m20 初期膜厚
m21 研磨後の膜厚
M1 試験研磨量
M2 試験研磨量
MR 実研磨量
PI 研磨情報
PR 研磨レート
T1 試験研磨時間
T2 試験研磨時間
TR 実研磨時間

Claims (8)

  1. 所定のプロセス条件における被研磨ウェハの被研磨膜の化学的機械的研磨方法であって、
    前記プロセス条件と同じ条件下で前記被研磨膜と同じ種類の膜が形成された試験用ウェハを研磨する先行研磨を行って、試験研磨時間と試験研磨量を対応づけた研磨情報を複数回取得する情報取得工程と、
    前記情報取得工程にて取得された各研磨情報に基づいて、前記被研磨ウェハの前記被研磨膜に要求される実研磨量から実研磨時間を算出する研磨時間算出工程と、
    前記研磨時間算出工程にて算出された実研磨時間だけ前記被研磨ウェハの前記被研磨膜を研磨する実研磨工程と、を有することを特徴とする化学的機械的研磨方法。
  2. 前記情報取得工程の後、前記各研磨情報から前記プロセス条件下における前記被研磨膜の研磨時間と研磨量の研磨レートを導出する研磨レート導出工程を有し、
    前記研磨時間算出工程は、前記研磨レート導出工程にて導出された研磨レートを用いて前記実研磨時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の化学的機械的研磨方法。
  3. 前記研磨時間算出工程は、前記情報取得工程にて取得された各研磨情報から内挿法を用いて前記実研磨時間を算出することを特徴とする請求項1に記載の化学的機械的研磨方法。
  4. 前記情報取得工程において、インキュベーションタイム経過後に、前記各研磨情報を取得するようにしたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の化学的機械的研磨方法。
  5. 前記被研磨ウェハの前記被研磨膜は、疎水性の膜であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の化学的機械的研磨方法。
  6. 被研磨ウェハの被研磨膜を研磨する研磨部と、
    前記被研磨膜の膜厚を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記被研磨膜の研磨前後の膜厚とこの研磨に要した時間とに基づいて、前記被研磨ウェハの前記被研磨膜に要求される実研磨量から実研磨時間を算出する研磨時間算出部と、を備え、
    前記研磨時間算出部は、前記被研磨膜の研磨前後の膜厚及び研磨に要した時間に関する複数の情報から前記実研磨時間を算出することを特徴とする化学的機械的研磨システム。
  7. 前記検出部により検出された前記被研磨膜の研磨前後の膜厚及び研磨に要した時間に関する複数の情報から、研磨時間と研磨量の研磨レートを導出する導出部を備え、
    前記研磨時間算出部は、前記導出部にて導出された研磨レートを用いて前記実研磨時間を算出することを特徴とする請求項6に記載の化学的機械的研磨システム。
  8. 前記研磨時間算出部は、前記被研磨膜の研磨前後の膜厚及び研磨に要した時間に関する複数の情報から内挿法を用いて前記実研磨時間を算出することを特徴とする請求項6に記載の化学的機械的研磨システム。
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