JP2006286084A - 符号器、復号器および符号化方法 - Google Patents

符号器、復号器および符号化方法 Download PDF

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Abstract

【課題】データの符号化および復号化を小規模な回路によって実現することができる符号器、復号器および符号化方法を提供すること。
【解決手段】第2入力レジスタ1112と第1入力レジスタ1111は、連結されており、連続した入力データを保持する。ここで、この2つのレジスタが保持するデータにG拘束に違反する0ランが検出された場合、0ラン除去用バス1130は、G拘束違反の前のデータと後のデータとをバス転送し、テンポラリレジスタ1150において合成させる。このように、バス転送の仕組みを有効に活用することにより、回路を単純化させ、小規模な回路を実現させる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、RLL(Run Length Limited)をもちいた符号器、復号器および符号化方法に関し、特に、データの符号化および復号化を小規模な回路によって実現することができる符号器、復号器および符号化方法に関するものである。
磁気ディスクや光ディスクのような記録メディアにデータを記録する場合、記録密度を向上させる等の目的でRLL符号をもちいてデータを符号化する場合が多い。
RLL符号には様々な方式が存在し、それぞれが特徴を有している。本出願人による特許文献1には、置換法を改良することによって高符号化率を実現し、G拘束に加えてI拘束にも対応した符号化方式および復号化方式が開示されている。
特願2004−117239号
この特許文献1の符号化方式および復号化方式は、比較的単純な方式であるが、回路として実装すると回路規模が大きくなってしまうという問題がある。磁気ディスク等において、符号器や復号器は、シンボルと呼ばれる10ビット程度のパラレルデータを入力として受け取り、これを処理する必要がある。
RLLによる符号化と復号化の処理は、特定のビット幅を意識して符号化や復号化をおこなうものではなく、本来は、ビット単位で処理するのが適している。これをシンボル単位のパラレルデータを対象にして実行するには、パラレルデータのビットパターンに応じた数の回路を用意することが必要になる。さらに、特許文献1の符号化方式および復号化方式は、複数の拘束条件を満足させる必要があるため、パラレルデータに対して複数の処理をおこなわなければならず、回路が一層大規模化する。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、データの符号化および復号化を小規模な回路によって実現することができる符号器、復号器および符号化方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、RLL符号をもちいて符号化をおこなう符号器であって、データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、その前後のデータをバス転送によって合成し、所定の長さよりも長い0ランが除去されたデータを生成する0ラン除去手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、RLL符号をもちいて符号化をおこなう符号化方法であって、データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、その前後のデータをバス転送によって合成し、所定の長さよりも長い0ランが除去されたデータを生成する0ラン除去工程を含んだことを特徴とする。
この発明によれば、G拘束に違反した0ランをバス転送によって除去するように構成したので、G拘束違反の0ランを除去する処理を小規模な回路によって実現することができる。
また、本発明は、上記の発明において、データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、生成されたアドレスを記憶手段の所定の位置へバス転送するアドレス転送手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、生成されたアドレスを記憶手段の所定の位置へバス転送するアドレス転送工程をさらに含んだことを特徴とする。
この発明によれば、G拘束違反が検出された場合に、バス転送によってアドレスを所定の位置に転送するように構成したので、G拘束違反が検出されるたびに異なる位置へアドレスを転送する処理を小規模な回路によって実現することができる。
また、本発明は、上記の発明において、順序付けされた複数のレジスタから構成された記憶手段をさらに備え、前記レジスタは、前記アドレス転送手段からの出力データと、隣接するレジスタの保持データと、自身の保持データのいずれを入力とするかを選択する選択手段を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、置換処理の結果を単純な繰り返し構造の記憶手段に記憶するように構成したので、置換処理の結果を記憶するための回路を小規模に抑えることができる。
また、本発明は、上記の発明において、2つの同じ長さのデータを入力とし、バス転送によって、一方のデータが奇数ビットとなり、他方のデータが偶数ビットになったデータが生成されるようにビット操作をおこなうビット操作手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記の発明において、2つの同じ長さのデータを入力とし、バス転送によって、一方のデータが奇数ビットとなり、他方のデータが偶数ビットになったデータが生成されるようにビット操作をおこなうビット操作工程をさらに含んだことを特徴とする。
この発明によれば、I拘束を満足させるためにデータをインターリーブする処理をバス転送によって実現したので、インターリーブ処理を小規模な回路によって実現することができる。
また、本発明は、上記の発明において、前記ビット操作手段がビット操作をおこなうべきビット位置を決めるために、予め定められたパターンに初期設定され、シフト動作によって前記ビット操作をおこなうべきビット位置を変化させるビット操作位置制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
この発明によれば、インターリーブ処理の対象箇所を記憶手段の初期設定とシフト動作によって制御するように構成したので、単純な仕組みによってインターリーブ処理を制御することができる。
また、本発明は、上記の発明において、RLL符号をもちいて復号化をおこなう復号器であって、入力されたデータを、バス転送によって、奇数ビットから合成したデータと、偶数ビットから合成したデータとに分離するデータ分離手段を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、インターリーブ処理したデータを復元する処理をバス転送によって実現したので、インターリーブ済みデータの復元処理を小規模な回路によって実現することができる。
また、本発明は、上記の発明において、アドレスより求めた位置へ所定の長さの0ランをバス転送によって挿入する0ラン挿入手段をさらに備えたことを特徴とする。
この発明によれば、G拘束違反の0ランを復元する処理をバス転送によって実現したので、0ランの復元処理を小規模な回路によって実現することができる。
本発明によれば、拘束に違反した0ランをバス転送によって除去するように構成したので、G拘束違反の0ランを除去する処理を小規模な回路によって実現することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、G拘束違反が検出された場合に、バス転送によってアドレスを所定の位置に転送するように構成したので、G拘束違反が検出されるたびに異なる位置へアドレスを転送する処理を小規模な回路によって実現することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、置換処理の結果を単純な繰り返し構造の記憶手段に記憶するように構成したので、置換処理の結果を記憶するための回路を小規模に抑えることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、I拘束を満足させるためにデータをインターリーブする処理をバス転送によって実現したので、インターリーブ処理を小規模な回路によって実現することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、インターリーブ処理の対象箇所を記憶手段の初期設定とシフト動作によって制御するように構成したので、単純な仕組みによってインターリーブ処理を制御することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、インターリーブ処理したデータを復元する処理をバス転送によって実現したので、インターリーブ済みデータの復元処理を小規模な回路によって実現することができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、拘束違反の0ランを復元する処理をバス転送によって実現したので、0ランの復元処理を小規模な回路によって実現することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る符号器、復号器および符号化方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施例では、(0,G/I)=(0,10/10)という拘束条件を満たす符号器および復号器を例にして説明をおこなうが、本発明に係る符号器および復号器は、これ以外の拘束条件を満たすように構成することもできる。
ここで、G=10というG拘束条件は、連続する0の個数の最大個数が10個であることを表す。また、I=10というI拘束条件は、偶数/奇数ビットだけをみたときの連続する0の個数の最大個数が10個であることを表す。また、連続する0のビット列を0ランと呼ぶ。
本実施例に係る符号器は、特許文献1が開示している符号化方式を実装した装置である。特許文献1が開示している符号化方式は、改良された置換法をもちいることによってG拘束を満足させ、インターリーブ処理をもちることによってI拘束を満足させている。以下の説明では、置換処理をおこなう置換装置と、インターリーブ処理をおこなうインターリーブ装置について解説する。
図1は、本実施例に係る置換装置1000の構成を示すブロック図である。置換装置1000は、置換法に基づいて、G拘束に違反した0ランをアドレスと呼ばれる符合データに置き換える処理をおこなう。アドレスは、G拘束違反の検出地点以前の「10」のパターンの出現回数を所定のルールによって変換したもので、置換後は、他のアドレスとともにビット列の先頭にまとめて配置される。
図1に示すように、置換装置1000は、0ラン除去部1100と、アドレス生成部1200と、置換結果格納部1300とを有する。0ラン除去部1100は、入力されたシンボルデータのG拘束違反を検出し、G拘束に違反した0ランを除去する処理部である。アドレス生成部1200は、入力されたシンボルデータにおける「10」のパターンの出現回数をカウントし、これに基づいてアドレスを生成する処理部である。置換結果格納部1300は、0ラン除去部1100がG拘束違反の0ランを除去した後のデータと、アドレス生成部1200が生成したアドレスとを記憶する記憶装置である。
図2は、図1に示した0ラン除去部1100の構成を示すブロック図である。同図に示すように、0ラン除去部1100は、第1入力レジスタ1111と、第2入力レジスタ1112と、0ラン検出回路1120と、0ラン除去用バス1130と、バスドライバ1141〜1142と、テンポラリレジスタ1150と、セレクタ1160とを有する。
第1入力レジスタ1111は、入力された最新のシンボルデータを記憶するレジスタであり、シンボルデータと同じ10ビットの幅をもつ。第2入力レジスタ1112は、一つ前に入力されたシンボルデータを記憶するレジスタであり、やはり、シンボルデータと同じ10ビットの幅をもつ。
0ラン検出回路1120は、G拘束に違反する0ランを検出する回路である。本実施例ではG=10というG拘束条件を満たす必要があるため、第2入力レジスタ1112のデータを上位10ビットとし、第1入力レジスタ1111のデータを下位10ビットとした計20ビットのデータを参照してG拘束違反の検出をおこなう。
0ラン除去用バス1130は、第1入力レジスタ1111のデータと第2入力レジスタ1112のデータをテンポラリレジスタ1150に転送するためのバスである。そして、バスドライバ1141は、第1入力レジスタ1111からテンポラリレジスタ1150へのバス転送を制御するドライバであり、バスドライバ1142は、第2入力レジスタ1112からテンポラリレジスタ1150へのバス転送を制御するドライバである。
0ラン除去用バス1130は、G拘束に違反する0ランを除去する役割をもっている。図3は、0ラン除去用バス1130による0ラン除去動作を説明するための説明図である。同図に示すように、第2入力レジスタ1112の下位5ビットと第1入力レジスタ1111の上位6ビットが全て0であったとすると、0が11ビット連続していることとなり、0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出する。
0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出すると、バスドライバ1142は、第2入力レジスタ1112のG拘束違反が検出された0ラン以前のビットを0ラン除去用バス1130を経由して、テンポラリレジスタ1150へバス転送する。そして、バスドライバ1141は、第1入力レジスタ1111のG拘束違反が検出された0ラン以降のビットを0ラン除去用バス1130を経由して、テンポラリレジスタ1150へバス転送する。
こうして、テンポラリレジスタ1150には、G拘束に違反した0ランが除去されたデータが格納されることになる。この処理をバスを利用せずに実装しようとすると、G拘束違反の0ランの開始位置が複数パターンあるため、そのパターン数分のデータ転送用の回路が必要となる。そして、第1入力レジスタ1111や第2入力レジスタ1112の幅がさらに広くなった場合には、必要とされる回路数もさらに増大する。
バスによる転送は、転送先を任意に変更できるため、上記のような問題が発生せず、回路規模を小さくすることができる。本実施例に係る置換装置は、このようにG拘束に違反する0ランを除去する処理をバスをもちいて実現することにより、回路規模を小さくすることを可能にしている。また、G拘束条件が変化した場合も、0ラン除去用バス1130の幅を変更するだけで対応することができる。
テンポラリレジスタ1150は、G拘束に違反した0ランが除外されたデータが転送され、これを一時的に記憶するレジスタであり、シンボルデータと同じ10ビットの幅をもつ。0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出しなかった場合には、テンポラリレジスタ1150には第2入力レジスタ1112の内容がそのまま転送される。
セレクタ1160は、第2入力レジスタ1112へ入力されるデータを選択する選択器である。セレクタ1160は、0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出した場合は、0ラン除去用バス1130の出力内容を第2入力レジスタ1112へ入力させ、G拘束違反を検出しなかった場合は、第1入力レジスタ1111の内容を第2入力レジスタ1112へ入力させる。
0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出した場合に0ラン除去用バス1130の出力内容を第2入力レジスタ1112へ入力させるのは、0ランを除去したビット列に次のシンボルデータと連結するG拘束違反の0ランが残っているかもしれないためである。
図4は、図1に示したアドレス生成部1200の構成を示すブロック図である。同図に示すように、アドレス生成部1200は、10検出部1210と、アキュミュレータ1220と、アドレスレジスタ1230と、エンコーダ1240とを有する。
10検出部1210は、入力されたシンボルデータ中に含まれる「10」のパターンの数を検出する回路である。「10」のパターンは、一つ前のシンボルデータの末尾から始まっている場合もあるため、10検出部1210は、第2入力レジスタ1112の最下位ビットと第1入力レジスタ1111の全ビットを組み合わせた11ビットのデータを入力として受け取る。
アキュミュレータ1220は、10検出部1210が今回検出した「10」のパターンの件数を以前検出した件数に加算する加算器である。アドレスレジスタ1230は、アキュミュレータ1220が加算した結果、すなわち、「10」のパターンの検出数の累計値を記憶するレジスタである。
エンコーダ1240は、アドレスレジスタ1230が記憶する「10」のパターンの検出数の累計値を所定のルールに基づいて変換し、アドレスを生成する処理部である。ここで、エンコーダ1240が生成するアドレスのフォーマットについて説明しておく。
図5は、アドレスのフォーマットを示す構成図である。同図に示すように、アドレスは、8ビットのアドレスコードと、1ビットのマーカと、1ビットのデリミタとからなる。アドレスコードは、「10」のパターンの検出数の累計値を変換した結果である。マーカは、1であれば、後続のデータがインターリーブ処理前であることを表し、0であれば、インターリーブ処理済みであることを表す。デリミタは、1であれば、このアドレスの次がデータあることを表し、0であれば、このアドレスの次が別のアドレスであることを表す。
図6は、図1に示した置換結果格納部1300の構成を示すブロック図である。同図に示すように、置換結果格納部1300は、アドレス用バス1310と、バスドライバ1320と、レジスタ1330a〜1330nと、セレクタ1340a〜1340nとを有する。なお、レジスタとセレクタは、ここでは3個ずつ図示しているが、数は特定しないものとする。
アドレス用バス1310は、0ラン除去部1100においてG拘束違反の0ランが検出された場合に、アドレス生成部1200が生成したアドレスをレジスタ1330a〜1330nのいずれかに転送するためのバスであり、バスドライバ1320は、バス転送を制御するドライバである。
特許文献1による符号化方式では、G拘束違反の0ランがみつかるたびにアドレスを前から順に追加していく必要がある。このため、アドレス用バス1310は、0ラン除去部1100がG拘束違反の0ランを検出するたびに、アドレスの転送先のレジスタを変更する。この処理をバスを利用せずに実装しようとすると、転送先のレジスタの数だけ回路が必要となる。
バスによる転送は、転送先を任意に変更できるため、上記のような問題が発生せず、回路規模を小さくすることができる。本実施例に係る置換装置は、このようにアドレスをデータの前に配置する処理をバスをもちいて実現することにより、回路規模を小さくすることを可能にしている。また、置換結果格納部1300に保持するデータのサイズの変更が必要になった場合でも、繰り返し構造であるレジスタ1330a〜1330nとセレクタ1340a〜1340nの組み合わせの数を変更するだけで対応することが可能になっている。
レジスタ1330a〜1330nは、シンボルデータと同じ10ビットの幅をもつレジスタであり、連続した大きなバッファとして機能する。このバッファは、0ラン除去部1100においてG拘束違反の0ランが検出された場合に、アドレス生成部1200が生成したアドレスを先頭から格納していく。また、0ラン除去部1100においてG拘束違反の0ランが検出されなかった場合に、0ラン除去部1100のテンポラリレジスタ1150のデータを末尾からシフト動作をおこなって格納していく。
セレクタ1340a〜1340nは、対応するレジスタへ入力されるデータを選択する選択器であり、レジスタ1330a〜1330nに対応して一つずつ存在する。セレクタ1340a〜1340nは、0ラン除去部1100がG拘束違反の0ランが検出し、対応するレジスタへアドレスが転送される場合には、アドレス用バス1310からのデータを入力させる。
0ラン除去部1100がG拘束違反の0ランが検出しなかった場合は、バッファの末尾に相当するレジスタ1330nに対応するセレクタ1340nは、テンポラリレジスタ1150のデータを入力させる。このとき、既にアドレス以外のデータが格納されているレジスタの上位のレジスタに対応するセレクタは、下位のレジスタのデータを入力させる。0ラン除去部1100がG拘束違反の0ランが検出しなかった場合は、このような仕組みによりシフト動作が実現される。
上記に該当しない場合は、セレクタ1340a〜1340nは、対応するレジスタの内容をそのままレジスタに入力させ、値をそのまま保持させる。
次に、本実施例に係る置換装置1000の動作について例を示して説明する。図7は、本実施例に係る置換装置1000の動作を説明するための入力データを示すサンプル図である。同図に示すように、以下の動作例においては、「1010001001」という入力データ10と、「1000100000」という入力データ20と、「0000000000」という入力データ30と、「0000001101」という入力データ40と、「0100011101」という入力データ50とが、置換装置1000に入力されるものとする。
図8〜15は、本実施例に係る置換装置1000の動作を説明するための説明図である。図8は、入力データ10が入力された後に、入力データ20が入力された場面を示している。同図に示すように、入力データ20が入力されたことにより、アドレス生成部1200のアドレスレジスタ1230は、「10」のパターンの検出数の累計値が4に更新される(ステップS1001)。また、0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出しないため、0ラン除去用バス1130を経由して、第2入力レジスタ1112の内容がテンポラリレジスタ1150に転送される(ステップS1002)。
続いて、図9に示すように、テンポラリレジスタ1150の内容が、末尾のレジスタであるレジスタ1330nに転送される(ステップS1101)。また、アドレス生成部1200では、アドレスレジスタ1230の内容が更新されたのにともなって、エンコーダ1240が新たにaddr−1というアドレスを生成するようになる(ステップS1102)。そして、0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出しないため、第2入力レジスタ1112に第1入力レジスタ1111の内容が転送される(ステップS1103)。
図10は、入力データ30が入力された場面を示している。同図に示すように、入力データ30が入力されても「10」のパターンは検出されないため、アドレスレジスタ1230の値は、4のままとなる(ステップS1201)。また、0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出するため、テンポラリレジスタ1150には、0ラン除去用バス1130を経由して、第1入力レジスタ1111のデータと第2入力レジスタ1112のデータからG拘束違反の0ランを除去したものが転送される(ステップS1202)。
続いて、図11に示すように、G拘束違反が検出されたために、エンコーダ1240が生成したaddr−1というアドレスが、アドレス用バス1310を経由して、先頭のレジスタであるレジスタ1330aに転送される(ステップS1301)。ここで、アドレスレジスタ1230の内容は更新されていないため、エンコーダ1240が生成するアドレスは、addr−1のままとなる(ステップS1302)。また、0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出したため、第1入力レジスタ1111のデータと第2入力レジスタ1112のデータからG拘束違反の0ランを除去したものが第2入力レジスタ1112に転送される(ステップS1303)。
図12は、入力データ40が入力された場面を示している。同図に示すように、入力データ40が入力されたことにより、アドレスレジスタ1230は、「10」のパターンの検出数の累計値が5に更新される(ステップS1401)。また、0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出するため、テンポラリレジスタ1150には、0ラン除去用バス1130を経由して、第1入力レジスタ1111のデータと第2入力レジスタ1112のデータからG拘束違反の0ランを除去したものが転送される(ステップS1402)。
続いて、図13に示すように、G拘束違反が検出されたために、エンコーダ1240が生成したaddr−1というアドレスが、アドレス用バス1310を経由して、2番目のレジスタであるレジスタ1330bに転送される(ステップS1501)。ここで、アドレスレジスタ1230の内容が更新されたのにともなって、エンコーダ1240が新たにaddr−2というアドレスを生成するようになる(ステップS1502)。また、0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出したため、第1入力レジスタ1111のデータと第2入力レジスタ1112のデータからG拘束違反の0ランを除去したものが第2入力レジスタ1112に転送される(ステップS1503)。
図14は、入力データ50が入力された場面を示している。同図に示すように、入力データ50が入力されたことにより、アドレスレジスタ1230は、「10」のパターンの検出数の累計値が8に更新される(ステップS1601)。また、0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出しないため、0ラン除去用バス1130を経由して、第2入力レジスタ1112の内容がテンポラリレジスタ1150に転送される(ステップS1602)。
続いて、図15に示すように、テンポラリレジスタ1150の内容がレジスタ1330nに転送され、レジスタ1330nに格納されていた内容はシフト動作によってレジスタ1330mに転送される(ステップS1701)。また、アドレスレジスタ1230の内容が更新されたのにともなって、エンコーダ1240が新たにaddr−3というアドレスを生成するようになる(ステップS1702)。そして、0ラン検出回路1120がG拘束違反を検出しないため、第2入力レジスタ1112に第1入力レジスタ1111の内容が転送される(ステップS1703)。
入力データ50は、次の入力データが入力された後に、レジスタ1330nに転送され、レジスタ1330mとレジスタ1330nに格納されていたデータは、シフト動作によって上位のレジスタに転送される。こうして、置換結果格納部1300には、アドレスが上位のレジスタに適切な順序で格納され、G拘束違反の0ランが除去されたデータが下位のレジスタに適切な順序で格納されることになる。
なお、置換結果格納部1300においては、アドレスとデータが必ずしも連結されていないため、置換結果格納部1300からデータを取り出す場合は、前部のアドレスと後部のデータとが連続しているように取り出す必要がある。また、最後のアドレスを取り出す場合は、デリミタの値を1に置き換える必要がある。
次に、本実施例に係る置換装置1000の処理手順について説明する。図16は、本実施例に係る置換装置1000のG拘束違反未検出時の処理手順を示す流れ図である。同図に示すように、0ラン除去部1100がシンボルデータを取得したならば(ステップS1801)、アドレス生成部1200が、「10」のパターンの数を検出する(ステップS1802)。そして、検出数を加算してアドレスカウンタ1230の検出数の累計値を更新し(ステップS1803)、この累計値に基づいてアドレスの生成をおこなう(ステップS1804)。
ここで、0ラン除去部1100でG拘束違反が検出されないため(ステップS1805)、置換結果格納部1300は、アドレス以外のデータが格納されたレジスタの内容を上位のレジスタにシフトさせる(ステップS1806)。そして、0ラン除去部1100は、第2入力レジスタ1112の内容をテンポラリレジスタ1150へ転記し(ステップS1807)、置換結果格納部1300は、テンポラリレジスタ1150の内容を末尾のレジスタに格納する。そして、0ラン除去部1100が、第1入力レジスタ1111の内容を第2入力レジスタ1112へ転記して一連の処理が完了する(ステップS1808)。
図17は、本実施例に係る置換装置1000のG拘束違反検出時の処理手順を示す流れ図である。同図に示すように、0ラン除去部1100がシンボルデータを取得したならば(ステップS1901)、アドレス生成部1200が、「10」のパターンの数を検出する(ステップS1902)。そして、検出数を加算してアドレスカウンタ1230の検出数の累計値を更新し(ステップS1903)、この累計値に基づいてアドレスの生成をおこなう(ステップS1904)。
ここで、0ラン除去部1100は、G拘束違反を検出し(ステップS1905)、第1入力レジスタ1111の内容と第2入力レジスタ1112の内容からG拘束違反の0ランを除去したものをテンポラリレジスタ1150へ転記し(ステップS1906)、同じものを第2入力レジスタ1112へ転記する(ステップS1907)。そして、置換結果格納部1300が、アドレス生成部1200によって当該のG拘束違反が検出される前に生成されたアドレスを未使用の先頭のレジスタに転記して一連の処理が完了する(ステップS1908)。
続いて、インターリーブ装置の説明に移ることとする。図18は、本実施例に係るインターリーブ装置2000の構成を示すブロック図である。インターリーブ装置2000は、置換装置1000がG拘束違反を除去したデータを前半のデータが奇数ビットになり、後半のデータが偶数ビットになるように編成し直す処理をおこなう。このようにビットを編集し直すことにより、I拘束違反を満足させることが可能になる。
図18に示すように、インターリーブ装置2000は、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010と、入力用シフトレジスタ2020と、インターリーブ用バス2030と、バスドライバ2040と、出力用シフトレジスタ2050とを有する。
インターリーブ制御用シフトレジスタ2010は、バス転送によりインターリーブ処理をおこなう後半側のデータの位置を指定するためのシフトレジスタである。本実施例に係るインターリーブ装置2000では、入力用シフトレジスタ2020に格納されたデータのうち、先頭の所定のビットと、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010が指定するビットとをバス転送によってインターリーブ処理する。
入力用シフトレジスタ2020は、インターリーブ処理前の入力データが格納されるシフトレジスタである。インターリーブ用バス2030は、インターリーブ処理のためにビットを編成し直して転送する機能を備えたバスであり、バスドライバ2040は、インターリーブ用バス2030を制御するドライバである。出力用シフトレジスタ2050は、インターリーブ処理後のデータが格納されるシフトレジスタである。
次に、本実施例に係るインターリーブ装置2000の動作について例を示して説明する。図19〜26は、本実施例に係るインターリーブ装置2000の動作を説明するための説明図である。
図19は、入力用シフトレジスタ2020にインターリーブ処理前のデータが格納された場面を示している。入力用シフトレジスタ2020に格納されたデータは、先頭に2つのアドレスを有したnビットのデータであるとする。入力用シフトレジスタ2020にデータが入力されると、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010は、先頭からn/2+1ビット目からアドレスの半分の幅のビット(本実施例の場合は5ビット分)が1となり、他のビットは0に初期化される。
図20は、一つ目のアドレスが出力用シフトレジスタ2050に転送された場面を示している。アドレスがインターリーブ用バス2030を経由して出力用シフトレジスタ2050に一つ転送されると、入力用シフトレジスタ2020は、アドレスの幅だけ(本実施例の場合は10ビット分)データを前方へシフトさせる。また、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010は、アドレスの幅の半分だけ(本実施例の場合は5ビット分)データを前方へシフトさせる。
図21は、二つ目のアドレスが出力用シフトレジスタ2050に転送された場面を示している。アドレスが出力用シフトレジスタ2050に転送されたのにともなって、入力用シフトレジスタ2020は、アドレスの幅だけ(本実施例の場合は10ビット分)データを前方へシフトさせ、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010は、アドレスの幅の半分だけ(本実施例の場合は5ビット分)データを前方へシフトさせている。なお、アドレスを転送する場合は、インターリーブ用バス2030は、インターリーブ処理をおこなわない。
図22は、全てのアドレスを出力用シフトレジスタ2050に転送した後の状態を示している。入力用シフトレジスタ2020に格納されたデータは、10ビットのシフトを2回受けているため、n−20ビットのサイズとなっている。一方、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010をみると、5ビットのシフトを2回受けているため、ビットが1に変化する前の部分は、n/2−10ビットのサイズとなっている。
このように、アドレスを出力用シフトレジスタ2050に転送するたびに、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010をアドレスの半分だけシフトさせることにより、全てのアドレスの転送完了後、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010のビットが1に変化する部分は、入力用シフトレジスタ2020に格納されたデータの後半の先頭部分を示すことになる。
図23は、データにインターリーブ処理を加えて転送する場面を示している。アドレスの転送が完了すると、入力用シフトレジスタ2020は、先頭からアドレスの半分の幅の部分(本実施例の場合は5ビット分)と、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010においてビットが1に変化している部分のビット(本実施例の場合は5ビット分)とをインターリーブ用バス2030を経由して出力用シフトレジスタ2050に一つ転送する。このとき、インターリーブ用バス2030は、インターリーブ処理をおこなってビットを編成し直す。
図24は、インターリーブ処理を実現する仕組みを示している。同図に示すように、インターリーブ用バス2030は、入力用シフトレジスタ2020の先頭からアドレスの半分の幅のビット(本実施例の場合は5ビット分)を奇数ビットにマッピングして転送する。また、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010においてビットが1に変化している部分のビット(本実施例の場合は5ビット分)を偶数ビットにマッピングして転送する。
特許文献1による符号化方式では、データの内容によってアドレスの数が変化するため、インターリーブ処理を開始するデータの位置と長さは変動する。このため、インターリーブ処理をバスを利用せずに実装しようとすると、非常に大規模な回路が必要となる。
バスによる転送は、転送元を任意に変更でき、また、ビットのマッピングの変更もできるため、上記のような問題が発生せず、回路規模を小さくすることができる。本実施例に係る置換装置は、このようにインターリーブ処理をバスをもちいて実現することにより、回路規模を小さくすることを可能にしている。
図25は、インターリーブ処理を加えてデータを転送した後の状態を示している。データの転送後、入力用シフトレジスタ2020は、アドレスの幅の半分だけ(本実施例の場合は5ビット分)データを前方へシフトさせる。インターリーブ制御用シフトレジスタ2010は、シフト動作をおこなわない。
図26は、再びデータにインターリーブ処理を加えて転送する場面を示している。同図に示すように、5ビット分のシフトをおこなっているため、前回転送した部分の次の部分がインターリーブ処理されて転送されることになる。このようにして、全てのアドレスの転送後、バス転送とシフトを繰り返すことにより、全てのデータのインターリーブが完了する。
このように、本実施例に係るインターリーブ装置2000は、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010のシフト動作のみによって、インターリーブ処理のためのバス転送を制御するため、複雑な制御回路を必要としない。また、アドレスのサイズが変わった場合でも、シフトの幅を変更するだけで対応することができ、符号長に依存しない回路を実現することができる。また、インターリーブ用バス2030の幅と、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010を初期化する際に1に設定するビットの幅とを変更するだけで、任意のI拘束条件に対応することができる。
次に、本実施例に係るインターリーブ装置2000の処理手順について説明する。図27は、本実施例に係るインターリーブ装置2000の処理手順を示すフローチャートである。ここでは、アドレスのサイズをmビットとして説明する。
入力用シフトレジスタ2020に入力データが格納されたならば、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010の各ビットのうち、入力データの中間点からm/2ビットのみを1に設定し、他のビットは0に設定する(ステップS2001)。
そして、入力用シフトレジスタ2020の先頭がアドレスであれば(ステップS2002肯定)、先頭のアドレスを出力用シフトレジスタ2050へ移動させ(ステップS2003)、入力用シフトレジスタ2020をmビットシフトし(ステップS2004)、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010をm/2ビットシフトする(ステップS2005)。シフトが完了したならば、ステップS2002に復帰し、入力用シフトレジスタ2020の先頭がアドレスであるか否かを確認する。
入力用シフトレジスタ2020の先頭がアドレスでなければ(ステップS2002否定)、入力用シフトレジスタ2020にデータが残っているかを確認する。ここで、データが残っている場合は(ステップS2006肯定)、入力用シフトレジスタ2020のビットのうち、先頭のm/2ビットと、インターリーブ制御用シフトレジスタ2010で1が立っている部分とをインターリーブ処理して出力用シフトレジスタ2050へバス転送する(ステップS2007)。そして、バス転送が完了したならば、入力用シフトレジスタ2020のみをm/2ビットシフトした後(ステップS2008)、ステップS2006に復帰し、入力用シフトレジスタ2020にデータが残っているかを確認する。
なお、上記の説明は、符号器についての説明であるが、バスを利用することで回路規模を小さく抑える手法は、復号器においても有効である。復号器では、まず、インターリーブ処理されたデータを復元する必要があるが、これは、インターリーブ用バス2030がおこなうビット操作と逆の動作をバスにおこなわせることにより、回路規模を小さく抑えることができる。
また、アドレスに置換された0ランを復元するには、アドレスをデコードして0ランの挿入位置を判別した後、0ランをその位置に挿入する必要がある。この0ランを挿入したデータを合成する処理は、バス転送を利用することにより、回路規模を拡大させることなく実現することができる。
上述してきたように、本実施例では、G拘束違反の0ランを除去する処理やインターリーブ処理をバス転送によって実現することとしたので、小規模な回路を実現することができる。
(付記1)RLL符号をもちいて符号化をおこなう符号器であって、
データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、その前後のデータをバス転送によって合成し、所定の長さよりも長い0ランが除去されたデータを生成する0ラン除去手段
を備えたことを特徴とする符号器。
(付記2)データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、生成されたアドレスを記憶手段の所定の位置へバス転送するアドレス転送手段をさらに備えたことを特徴とする付記1に記載の符号器。
(付記3)順序付けされた複数のレジスタから構成された記憶手段をさらに備え、前記レジスタは、前記アドレス転送手段からの出力データと、隣接するレジスタの保持データと、自身の保持データのいずれを入力とするかを選択する選択手段を備えたことを特徴とする付記2に記載の符号器。
(付記4)2つの同じ長さのデータを入力とし、バス転送によって、一方のデータが奇数ビットとなり、他方のデータが偶数ビットになったデータが生成されるようにビット操作をおこなうビット操作手段をさらに備えたことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の符号器。
(付記5)前記ビット操作手段がビット操作をおこなうべきビット位置を決めるために、予め定められたパターンに初期設定され、シフト動作によって前記ビット操作をおこなうべきビット位置を変化させるビット操作位置制御手段をさらに備えたことを特徴とする付記4に記載の符号器。
(付記6)RLL符号をもちいて復号化をおこなう復号器であって、
入力されたデータを、バス転送によって、奇数ビットから合成したデータと、偶数ビットから合成したデータとに分離するデータ分離手段
を備えたことを特徴とする復号器。
(付記7)アドレスより求めた位置へ所定の長さの0ランをバス転送によって挿入する0ラン挿入手段をさらに備えたことを特徴とする付記6に記載の復号器。
(付記8)RLL符号をもちいて符号化をおこなう符号化方法であって、
データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、その前後のデータをバス転送によって合成し、所定の長さよりも長い0ランが除去されたデータを生成する0ラン除去工程
を含んだことを特徴とする符号化方法。
(付記9)データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、生成されたアドレスを記憶手段の所定の位置へバス転送するアドレス転送工程をさらに含んだことを特徴とする付記8に記載の符号化方法。
(付記10)2つの同じ長さのデータを入力とし、バス転送によって、一方のデータが奇数ビットとなり、他方のデータが偶数ビットになったデータが生成されるようにビット操作をおこなうビット操作工程をさらに含んだことを特徴とする付記8または9に記載の符号化方法。
(付記11)前記ビット操作工程がビット操作をおこなうべきビット位置を決めるために、記憶手段を予め定められたパターンに初期設定し、前記記憶手段のシフト動作によって前記ビット操作をおこなうべきビット位置を変化させるビット操作位置制御工程をさらに含んだことを特徴とする付記10に記載の符号化方法。
(付記12)RLL符号をもちいて復号化をおこなう復号化方法であって、
入力されたデータを、バス転送によって、奇数ビットから合成したデータと、偶数ビットから合成したデータとに分離するデータ分離工程
を含んだことを特徴とする復号化方法。
(付記13)アドレスより求めた位置へ所定の長さの0ランをバス転送によって挿入する0ラン挿入工程をさらに含んだことを特徴とする付記12に記載の復号化方法。
以上のように、本発明に係る符号器、復号器および符号化方法は、RLLをもちいた符号化および復号化に有用であり、特に、データの符号化および復号化を小規模な回路によって実現することが必要な場合に適している。
本実施例に係る置換装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した0ラン除去部の構成を示すブロック図である。 0ラン除去用バスによる0ラン除去動作を説明するための説明図である。 図1に示したアドレス生成部の構成を示すブロック図である。 アドレスのフォーマットを示す構成図である。 図1に示した置換結果格納部の構成を示すブロック図である。 本実施例に係る置換装置の動作を説明するための入力データを示すサンプル図である。 本実施例に係る置換装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係る置換装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係る置換装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係る置換装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係る置換装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係る置換装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係る置換装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係る置換装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係る置換装置のG拘束違反未検出時の処理手順を示す流れ図である。 本実施例に係る置換装置のG拘束違反検出時の処理手順を示す流れ図である。 本実施例に係るインターリーブ装置の構成を示すブロック図である。 本実施例に係るインターリーブ装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係るインターリーブ装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係るインターリーブ装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係るインターリーブ装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係るインターリーブ装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係るインターリーブ装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係るインターリーブ装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係るインターリーブ装置の動作を説明するための説明図である。 本実施例に係るインターリーブ装置の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10、20、30、40、50 入力データ
1000 置換装置
1100 0ラン除去部
1111 第1入力レジスタ
1112 第2入力レジスタ
1120 0ラン検出回路
1130 0ラン除去用バス
1141、1142 バスドライバ
1150 テンポラリレジスタ
1160 セレクタ
1200 アドレス生成部
1210 10検出部
1220 アキュミュレータ
1230 アドレスレジスタ
1240 エンコーダ
1300 置換結果格納部
1310 アドレス用バス
1320 バスドライバ
1330a〜1330n レジスタ
1340a〜1340n セレクタ
2000 インターリーブ装置
2010 インターリーブ制御用シフトレジスタ
2020 入力用シフトレジスタ
2030 インターリーブ用バス
2040 バスドライバ
2050 出力用シフトレジスタ

Claims (10)

  1. RLL符号をもちいて符号化をおこなう符号器であって、
    データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、その前後のデータをバス転送によって合成し、所定の長さよりも長い0ランが除去されたデータを生成する0ラン除去手段
    を備えたことを特徴とする符号器。
  2. データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、生成されたアドレスを記憶手段の所定の位置へバス転送するアドレス転送手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の符号器。
  3. 順序付けされた複数のレジスタから構成された記憶手段をさらに備え、前記レジスタは、前記アドレス転送手段からの出力データと、隣接するレジスタの保持データと、自身の保持データのいずれを入力とするかを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の符号器。
  4. 2つの同じ長さのデータを入力とし、バス転送によって、一方のデータが奇数ビットとなり、他方のデータが偶数ビットになったデータが生成されるようにビット操作をおこなうビット操作手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の符号器。
  5. 前記ビット操作手段がビット操作をおこなうべきビット位置を決めるために、予め定められたパターンに初期設定され、シフト動作によって前記ビット操作をおこなうべきビット位置を変化させるビット操作位置制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の符号器。
  6. RLL符号をもちいて復号化をおこなう復号器であって、
    入力されたデータを、バス転送によって、奇数ビットから合成したデータと、偶数ビットから合成したデータとに分離するデータ分離手段
    を備えたことを特徴とする復号器。
  7. アドレスより求めた位置へ所定の長さの0ランをバス転送によって挿入する0ラン挿入手段をさらに備えたことを特徴とする請求項6に記載の復号器。
  8. RLL符号をもちいて符号化をおこなう符号化方法であって、
    データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、その前後のデータをバス転送によって合成し、所定の長さよりも長い0ランが除去されたデータを生成する0ラン除去工程
    を含んだことを特徴とする符号化方法。
  9. データ中に所定の長さよりも長い0ランが検出された場合に、生成されたアドレスを記憶手段の所定の位置へバス転送するアドレス転送工程をさらに含んだことを特徴とする請求項8に記載の符号化方法。
  10. 2つの同じ長さのデータを入力とし、バス転送によって、一方のデータが奇数ビットとなり、他方のデータが偶数ビットになったデータが生成されるようにビット操作をおこなうビット操作工程をさらに含んだことを特徴とする請求項8または9に記載の符号化方法。
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