JP2006282174A - 容器の蓋 - Google Patents

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JP2006282174A JP2005100359A JP2005100359A JP2006282174A JP 2006282174 A JP2006282174 A JP 2006282174A JP 2005100359 A JP2005100359 A JP 2005100359A JP 2005100359 A JP2005100359 A JP 2005100359A JP 2006282174 A JP2006282174 A JP 2006282174A
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Abstract

【課題】
従来、粉ミルクやコーヒーなどが入った筒状の缶容器にあっては、容器の蓋を用いて密封包装をして内容物への湿気・臭い・異物等の侵入を防ぐ為にピルファープルーフを用いた容器がある。この場合、缶容器が手指のかかりのない容器本体にあっては、ピルファープルーフのある容器の蓋をこじ開けて開封しやすいのでその対策を講じた容器の蓋を提供する。
【解決手段】
容器本体の開口部へ被せ密封する上蓋部2と、容器本体の外周径より小さく形成し容器本体へ巻き付き密着するバンド部5と、上蓋部とハンド部の間を連結するピルファープルーフ部3とから成る構成の容器の蓋である。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に粉状、粒状などの内容物が密封包装されていているもの、例えば、粉ミルクやコーヒーなどが入った容器の蓋に関するものである。
従来、粉ミルクやコーヒーなどが入った筒状の缶容器にあっては、容器の蓋を用いて密封包装をして内容物への湿気・臭い・異物等の侵入を防ぐ為にピルファープルーフを用いた容器がある。この場合、外部から容器の蓋をこじ開けて開封する対策が必要であるが、その対策として、手指のかかりのない容器本体の缶容器などには、特許文献1に記載のピルファープルーフバンドの下端周方向に複数の折り返し羽根を形成し内側へ折り曲げて装着するオーバーキャップか、特許文献2に記載のピルファープルーフバンドの下端にバンド延長部を設けたオーバーキャップを装着後、バンド延長部を熱収縮させて容器本体とバンド延長部に手指が入る空隙をなくし手指のかかりを防止していた。
特開2004−161325号公報 特開2004−196338号公報
手指のかかりのない容器本体の缶容器などには、特許文献1に記載のピルファープルーフバンドの下端周方向に互いに間隔をおいて複数の折り返し羽根を設けて折り返し羽根をピルファープルーフバンドの内側へ折り曲げる場合では、折り曲げられた状態の折り返し羽根に厚みがでるため、容器本体と折り曲げられた折り返し羽根との間に空隙が発生し、折り返し羽根を手指に引っかけて持ち上げることは可能となる。更に、折り返し羽根を折り曲げるためには折り返し羽根が形成されていない連結部が複数間隔で形成されることから、一端折り返し羽根を手指で引っかけてオーバーキャップを持ち上げた状態で連結部と容器本体の間にできた空隙から手指などを引っかけてオーバーキャップをこじ開けることは可能であり、その行為によって発生するキズについては、折り返し羽根で折り曲げられた箇所は肉厚となるためキズがつきにくく、再び、折り返し羽根を折り曲げて容器本体へ装着することも容易であるため、外部からのこじ開けがあったかどうかを判断するのは困難な状態であった。
そこで、外部からのこじ開けが明確に判断できる方法として、特許文献2に記載のオーバーキャップを装着後ピルファープルーフバンドの下端のバンド延長部を熱収縮させて容器本体とバンド延長部の接する面に手指のかかる空隙を発生させない場合では、バンド延長部を熱収縮させるための専用装置が必要となる上、実際に熱収縮を行うための専用装置を使用しても熱のあたり具合の調整が難しく、そのために熱ムラが発生しバンド延長部を安定的に熱収縮させることが困難であった。また、熱を外部から与えるために熱を与えても問題が発生しない内容物に限定されてしまう上、オーバーキャップの樹脂原料も熱収縮がしやすい材質に限定されてしまっていた。
本発明の目的は、上記課題を解決し、手指のかかりのない容器本体の缶容器などにおいて容器の蓋をこじ開けて開封しやすいのでその対策を講じた容器の蓋を提供することである。
容器本体の開口部へ被せ密封する上蓋部と、前記容器本体の外周より小さい外周で容器本体へ密着するバンド部と、上蓋部とバンド部の間を連結するピルファープルーフ部と、一端が前記ピルファープルーフ部と一体に形成された切離用摘み部とから成り、前記バンド部を拡張して容器本体の開口部へ圧入し装着する容器の蓋であって、前記ピルファープルーフ部と前記上蓋部の間及び前記ピルファープルーフ部と前記バンド部の間にはそれぞれ切離が容易となる第一薄肉部が形成され、前記切離用摘み部は上蓋部、ピルファープルーフ部及びバンド部の少なくとも一つと複数箇所で連結する連結部を備え、前記切離用摘み部の他端位置のピルファープルーフ部に第二薄肉部を形成し、前記切離用摘み部を前記連結部から切離して前記ピルファープルーフ部を上蓋部とバンド部から前記第二薄肉部の位置で分離して、残った前記ピルファープルーフ部をヒンジ部とすることを特徴とする容器の蓋である。
容器本体の開口部へ被せ密封する上蓋部と、前記容器本体の外周より小さい外周で容器本体へ密着するバンド部と、上蓋部とバンド部の間を連結するピルファープルーフ部と、一端が前記ピルファープルーフ部と一体に形成された切離用摘み部とから成り、前記バンド部を拡張して容器本体の開口部へ圧入し装着することで、容器本体の外周に沿って収縮したバンド部が容器本体へ密着し容器本体とバンド部の密着部分に手指かけ空隙ができないため、手指のかかりのない容器本体の缶容器などに装着でき、無理矢理本発明である容器の蓋を取り外そうとすれば、前記バンド部と容器本体に破壊された傷跡が残るためイタズラ行為の有無を容易に知ることができる。
また、前記ピルファープルーフ部と前記上蓋部の間及び前記ピルファープルーフ部と前記バンド部の間にはそれぞれ切離が容易となる第一薄肉部が形成され、前記切離用摘み部は上蓋部、ピルファープルーフ部及びバンド部の少なくとも一つと複数箇所で連結する連結部を備え、前記切離用摘み部の他端位置のピルファープルーフ部に第二薄肉部を形成し、前記切離用摘み部を前記連結部から切離して前記ピルファープルーフ部を上蓋部とバンド部から前記第二薄肉部の位置で分離して、残った前記ピルファープルーフ部がヒンジ部と
なるため、前記ピルファープルーフ部を取り除いた後でも容器本体と密着し固着状態となったバンド部には、バンド部とヒンジ部とで連結した上蓋部の開封後に容器本体にぶら下がり離脱することはなく、そのため内容物を取り出す際に、前記蓋をホコリがついた机や水滴が付着している台所の台上へおく必要がないため衛生的な容器の蓋1を提供することができる。更に、前記容器本体の開口部と上蓋部は気密を保つ構造であるため、繰り返し容器の蓋を開閉しても湿気や臭いなどの侵入を防ぐことができる。
図1乃至図5において、容器本体8aの開口部8bへ被せ密封する上蓋部2と、前記容器本体8aの外周より小さい外周で容器本体8aへ密着するバンド部5と、上蓋部2とバンド部5の間を連結するピルファープルーフ部3と、一端が前記ピルファープルーフ部3と一体に形成された切離用摘み部4とから成り、前記バンド部5を拡張して容器本体8aの開口部8bへ圧入し装着する容器の蓋1を構成する。これにより、前記容器本体8aとバンド部5の密着部分に手指かけとなる空隙ができず、無理矢理容器の蓋1を取り外そうとすれば、前記バンド部8aと容器本体8bに破壊された傷跡が残りイタズラ行為の有無が容易に判断できる。
図2乃び図3において、図1に示す前記切離用摘み部4は上蓋部2、ピルファープルーフ部3及びバンド部5の少なくとも一つと複数箇所で連結する連結部4aを備え、前記連結部4aは切離用摘み部4のめくれ防止作用を有するものである。また、前記連結部4aをピルファープルーフ部3から分離してピルファープルーフ部3を上蓋部2とバンド部5から切離して連結部4aの位置を残してヒンジ部6が形成される。
図3及び図4において、容器本体8aは溝状の円周突起などの手指のかかりが形成されておらず、前記容器本体8aの開口部8bに、前記バンド部5を拡張して圧入し装着するとフランジ部8cと嵌合部2aの凹凸形状が合致して密封構造となる。また、前記バンド部5と容器本体8aが接する面は密着されバンド部5と容器本体8aの境目である密着部5aには段差が発生しない構造となる。
図4において、図1に示す前記ピルファープルーフ部3と前記上蓋部2の間及び前記ピルファープルーフ部3と前記バンド部5の間にはそれぞれ切離が容易となる第一薄肉部3aが形成される。
図5、図6及び図9において、前記切離用摘み部4の他端位置のピルファープルーフ部3に第二薄肉部6aを形成し、前記切離用摘み部4を前記連結部4aから切離して前記ピルファープルーフ部3を上蓋部2とバンド部5から前記第二薄肉部6aの位置で分離して、残った前記ピルファープルーフ部3がヒンジ部6となる。
図7において、ピルファープルーフ部3が切離後ピルファープルーフ部3が切離された箇所には空隙部7となる空隙ができる。
図8において、前記ピルファープルーフ部3が取り除かれた状態で、上蓋部2の開閉が可能となる。開閉方法については、切離用摘み部4を手指で摘み引き上げ連結部4aをピルファープルーフ部3から分離させピルファープルーフ部3をはがしながら切離し、ヒンジ部6を基点として上蓋部2をめくり開封し、内容物を取り出して後、ヒンジ部6を基点に上蓋部2とフランジ部8cとを密着させ嵌合するように閉封することで気密が保つ構造となり、開封後、繰り返し容器の蓋1を開閉しても湿気や臭いなどの侵入を防ぐことができる。また、前記ピルファープルーフ部3を取り除いた後でも容器本体8aと密着し固着状態となったバンド部5には、バンド部5とヒンジ部6とで連結した上蓋部2が開封後に容器本体8aにぶら下がり離脱することはないため、内容物を取り出す際に容器の蓋1をホコリがついた机や水滴が付着している台所の台上へおく必要がないため衛生的な容器の蓋1を提供することができる。
図10において、容器の蓋1は図4に示す構造と同じであるが、上蓋部2の上面2bまたは下面2cの少なくとも一面側に、面粗度平均粗さが1.1〜1.6μm程度の凹凸形状となる凹凸面9を施すことによって、内容物に対しての遮光の効果を得ることができ、その効果で内容物の変色・劣化を防止する事が出来る。よって内容物が粉ミルクなどである場合は、乳及び乳製品の成分規格などに関する省令の衛生基準(略称、乳等省令)に適合した容器の蓋1を提供することができる。
なお、本発明の容器の蓋1をポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂で上蓋部2とバンド部5とピルファープルーフ部3と摘み部4と連結部4aとを一体に成形することにより、反転バネ性のあるヒンジ部6を提供することができる。
本発明は、主に粉状、粒状などの内容物が密封包装されていているもの、たとえば、粉ミルクやコーヒーが入った缶容器など容器形状が筒状で、手指のかかりのない容器本体の缶容器などに装着できる容器の蓋として利用できる。
本発明の実施形態を示す容器の蓋の正面図である。 同実施形態の摘み部周辺の平面図である。 同実施形態の摘み部周辺の断面図である。 同実施形態のピルファープルーフ部周辺の断面図である。 ピルファープルーフ部が一部切離された状態を示す同実施形態の側面図である。 ピルファープルーフ部が切離された状態のヒンジ部を示す同実施形態の断面図である。 ピルファープルーフ部が切離された状態の空隙部を示す同実施形態の断面図である。 上蓋部が開封した状態を示す同実施形態の断面図である。 図5記載のA−A方向の断面図である。 容器の蓋に係る異なる実施形態の断面図である。
符号の説明
1 容器の蓋
2 上蓋部
2a 嵌合部
2b 上面
2c 下面
3 ピルファープルーフ部
3a 第一薄肉部
4 摘み部
4a 連結部
5 バンド部
5a 密着部
6 ヒンジ部
6a 第二薄肉部
7 空隙部
8a 容器本体
8b 開口部
8c フランジ部
9 凹凸面

Claims (1)

  1. 容器本体の開口部へ被せ密封する上蓋部と、前記容器本体の外周より小さい外周で容器本体へ密着するバンド部と、上蓋部とバンド部の間を連結するピルファープルーフ部と、一端が前記ピルファープルーフ部と一体に形成された切離用摘み部とから成り、前記バンド部を拡張して容器本体の開口部へ圧入し装着する容器の蓋であって、前記ピルファープルーフ部と前記上蓋部の間及び前記ピルファープルーフ部と前記バンド部の間にはそれぞれ切離が容易となる第一薄肉部が形成され、前記切離用摘み部は上蓋部、ピルファープルーフ部及びバンド部の少なくとも一つと複数箇所で連結する連結部を備え、前記切離用摘み部の他端位置のピルファープルーフ部に第二薄肉部を形成し、前記切離用摘み部を前記連結部から切離して前記ピルファープルーフ部を上蓋部とバンド部から前記第二薄肉部の位置で分離して、残った前記ピルファープルーフ部をヒンジ部とすることを特徴とする容器の蓋。

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009241938A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Morinaga Milk Ind Co Ltd ピルファープルーフバンド付きオーバーキャップ
JP2009241939A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Morinaga Milk Ind Co Ltd ピルファープルーフバンド付きオーバーキャップ
JP2017218218A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 大日本印刷株式会社 開閉容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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