JP2006281559A - 熱転写プリンタ - Google Patents

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【課題】 本発明は、インクリボンの走行に負荷を与えることなく、インクリボンを幅方向に引き伸ばすことで、シワの発生を防止することができる熱転写プリンタを提供することを課題とする。
【解決手段】 インクリボン4を走行方向に搬送する応力を作用させると共に、インクリボン4を幅方向に引き伸ばす応力を作用させる引張部10を設ける。引張部10は、外周面に逆向きのらせん溝114a、114bがそれぞれ形成され、インクリボン4の走行方向と略平行に配設された一対の引張ローラ11a、11bと、インクリボン4を挟んで一対の引張ローラ11a、11bと対向する位置に配設された押当て板12とからなり、一対の引張ローラ11a、11bと押当て板12とでインクリボン4を挟持した状態で、インクリボン4のそれぞれの端部付近にそれぞれ配置した一対の引張ローラ11a、11bを互いに逆方向にそれぞれ回転させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ラベル等の被印字媒体にインクリボンを用いて印字を行う熱転写プリンタに関し、特に転写済みのインクリボンをリボン巻き取り軸に巻き取る熱転写プリンタに関する。
ラベル等の被印字媒体にインクリボンを用いて印字を行う熱転写プリンタにおいては、ロール状に巻き回したインクリボンをリボン供給軸に装着し、インクリボンは、リボン供給軸からサーマルヘッドとプラテンローラとの間に供給され、サーマルヘッドとプラテンローラとによって被印字媒体と同期してインクリボンも挟持搬送され、印字後のインクリボンがリボン巻き取り軸に巻き取られるようになっている。
インクリボンの巻き取り方法として、モータによってリボン巻き取り軸を駆動する方法が一般的であるが、被印字媒体の走行とインクリボンの走行とは、インクリボンに弛みを出さないために、インクリボンの走行、すなわち巻き取り長さが被印字媒体の走行速度を上回るように設定されており、インクリボンの巻き取り長さと被印字媒体の走行速度との差は、リボン巻き取り軸にスリップ機構であるトルクリミッタを設けて吸収している。
インクリボンの巻き取り長さと被印字媒体の走行速度との差を吸収するためのトルクリミッタは、リボン巻き取り軸の駆動の部分に付けられるため、スリップを起こすトルクは一定であるが、インクリボンのテンションは、リボン巻き取り軸に巻き取られたインクリボンの巻き取り量、すなわちインクリボンの巻き取り径によって変化し、巻きはじめが強く、終端では弱くなる。このようにインクリボンのテンションが変化することにより、インクリボンが伸び縮みしてシワが発生してしまうことがある。
そこで、略中央から両端に向けて互いに逆向きに形成されたらせん溝を外周面上に有するガイドローラによって、インクリボンをその走行方向を横切る幅方向にその中央から外側に広げることで、インクリボンのシワを防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術では、インクリボンをその走行方向を横切る幅方向にその中央から外側に広げる作用を行うガイドローラは、インクリボンの圧接によって回転する従動ローラであり、ガイドローラがインクリボンの走行に負荷を与えることになるため、インクリボンが伸びてしまい、シワの発生を有効に防止することができないという問題点があった。
特開2004−338108公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インクリボンの走行に負荷を与えることなく、インクリボンを幅方向に引き伸ばすことで、インクリボンの巻き取り径が変わってもインクリボンの伸び縮みを抑制することができ、シワの発生を防止することができる熱転写プリンタを提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、プラテンローラとサーマルヘッドとで被印字媒体とインクリボンとを挟持搬送することによって前記被印字媒体の印字面に前記インクリボンからインクを転写させて印字を施すと共に、転写済みの前記インクリボンをリボン巻き取り軸に巻き取る熱転写プリンタであって、印字後の前記インクリボンの経路に、前記インクリボンを走行方向に搬送する応力を作用させると共に、前記インクリボンを幅方向に引き伸ばす応力を作用させる引張手段を具備することを特徴とする熱転写プリンタに存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記引張手段は、外周面に互いに逆向きのらせん溝がそれぞれ形成され、前記インクリボンの走行方向と略平行に配設された一対の引張ローラと、前記インクリボンを挟んで一対の前記引張ローラと対向する位置に配設された押当て板とからなり、一対の前記引張ローラと前記押当て板とで前記インクリボンを挟持した状態で、前記インクリボンのそれぞれの端部付近にそれぞれ配置した一対の前記引張ローラを互いに逆方向にそれぞれ回転させることにより、前記インクリボンを走行方向に搬送する応力を作用させると共に、前記インクリボンを幅方向に引き伸ばす応力を作用させることを特徴とする請求項1記載の熱転写プリンタに存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記引張ローラは、前記インクリボンの幅方向に移動可能であることを特徴とする請求項2記載の熱転写プリンタに存する。
また請求項4記載の発明の要旨は、前記インクリボンの実際の走行速度を検出する走行速度検出手段を具備し、前記引張手段は、前記走行速度検出手段によって検出された前記インクリボンの実際の走行速度で前記インクリボンを走行方向に搬送する応力を作用させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の熱転写プリンタに存する。
また請求項5記載の発明の要旨は、前記走行速度検出手段は、前記インクリボンの圧接によって回転する従動ローラの回転軸に設けられたエンコーダーの出力に基づいて前記インクリボンの実際の走行速度を検出することを特徴とする請求項4記載の熱転写プリンタに存する。
本発明の熱転写プリンタは、印字後のインクリボンの経路に、インクリボンを走行方向に搬送する応力を作用させると共に、インクリボンを幅方向に引き伸ばす応力を作用させる引張手段を設けることにより、インクリボンの走行に負荷を与えることなく、インクリボンを幅方向に引き伸ばすことで、インクリボンの巻き取り径が変わってもインクリボンの伸び縮みを抑制することができ、シワの発生を防止することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の熱転写プリンタは、インクリボンの実際の走行速度を検出し、検出したインクリボンの実際の走行速度でインクリボンを走行方向に搬送する応力を作用させるように構成することにより、インクリボンの走行への負荷を完全になくした状態で、インクリボンを幅方向に引き伸ばすことができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る熱転写プリンタの実施の形態の構成を示す概略側面図であり、図2は、図1に示す引張部を矢印Aの方向から見た説明図であり、図3は、図2に示すガイド板を矢印Bの方向から見た説明図であり、図4は、図2に示す引張ローラの駆動制御を説明するためのブロック図である。
本実施の形態は、図1を参照すると、プラテンローラ1と、発熱体がプラテンローラ1に対向する面に形成されているサーマルヘッド2とを有し、ラベル等の被印字媒体3とインクリボン4とを重ねてプラテンローラ1とサーマルヘッド2との間に挟持し、サーマルヘッド2の発熱体を選択的に発熱させることにより、被印字媒体3の印字面にインクリボン4からインクを転写させて所望の文字、バーコード等の印字を施すように構成されている。
インクリボン4は、リボン供給軸5とリボン巻き取り軸6との間に架け渡されている。リボン供給軸5にロール状に巻き回された状態で保持されたインクリボン4は、回転自在に設けられた案内ローラ7を介してプラテンローラ1とサーマルヘッド2との間に供給され、転写後のインクリボン4は、回転自在に設けられた転向ローラ8を介してリボン巻き取り軸6に至り、リボン巻き取り軸6によって巻き取られる。
リボン巻き取り軸6に巻き取られるインクリボン4の走行速度は、インクリボン4に弛みを出さないために、プラテンローラ1によって搬送される被印字媒体3の走行速度を上回るように設定されており、インクリボン4と被印字媒体3との走行速度の差は、リボン巻き取り軸6にスリップ機構であるトルクリミッタ9を設けることで吸収するように構成されている。
転向ローラ8とリボン巻き取り軸6との間のインクリボン4の走行路には、インクリボン4を幅方向、すなわち走行方向に対して直交する方向に両側から引き伸ばす引張部10が設けられている。
引張部10は、図2を参照すると、インクリボン4の走行方向と平行に配設された左右一対の引張ローラ11a、11bと、インクリボン4を挟んで引張ローラ11a、11bと対向する位置に配設された押当て板12とからなり、一対の引張ローラ11a、11bは、互いに逆方向にそれぞれ回転、すなわち、図2に矢印で示すように、インクリボン4の当接された周面が互いに遠ざかる方向にそれぞれ回転するように構成されている。従って、引張ローラ11a、11bと押当て板12とでインクリボン4を挟持した状態で、引張ローラ11aは、押当て板12との間に挟持したインクリボン4を図2における左側に引っ張ることになると共に、引張ローラ11bは、押当て板12との間に挟持したインクリボン4を図2における右側に引っ張ることになり、インクリボン4のそれぞれの端部付近にそれぞれ配置した一対の引張ローラ11a、11bによって、インクリボン4が幅方向にひき伸ばされる。なお、引張ローラ11a、11bの外周面は、インクリボン4との間で摩擦が発生するゴム等の素材で構成されている。
一対の引張ローラ11a、11bのそれぞれの回転軸111a、111bは、相対するガイド板13によってそれぞれ回転自在に支持されており、回転軸111a、111bの一端部には、かさ歯車113a、113bがそれぞれ取り付けられている。
ガイド板13には、図3を参照すると、引張ローラ11aの回転軸111aを回転自在に支持する開口131と、引張ローラ11bの回転軸111bを回転自在に支持するための開口132a〜132cとが形成されている。開口132a〜132cは、案内溝133によって繋がっており、引張ローラ11bをインクリボン4の幅方向に移動させ、開口132a〜132cの位置に引張ローラ11b(引張ローラ11bの回転軸111b)を配置することができるようになっている。引張ローラ11bの幅方向への移動は、引張ローラ11aとの間隔を可変にするものであり、インクリボン4のリボン幅に応じた適切な位置、すなわちインクリボン4のそれぞれの端部付近に引張ローラ11a、11bをそれぞれ配置させるために、開口132a〜132cのいずれかの位置に引張ローラ11b(引張ローラ11bの回転軸111b)を配置させることができる。
引張ローラ11a、11bは、同一の駆動源である引張ローラ駆動モータ14によって回転駆動される。図2を参照すると、引張ローラ駆動モータ14の回転駆動軸141がインクリボン4の走行方向と直交する向きに配設されており、回転駆動軸141には、引張ローラ11aのかさ歯車113aと噛合するかさ歯車142aが取り付けられていると共に、かさ歯車142aと反対の向きに、引張ローラ11bのかさ歯車113bと噛合するかさ歯車142b〜142dが取り付けられている。
かさ歯車142bは、引張ローラ11bが開口132aに配置されたときに、引張ローラ11bのかさ歯車113bと噛合し、かさ歯車142cは、引張ローラ11bが開口132bに配置されたときに、引張ローラ11bのかさ歯車113bと噛合し、かさ歯車142dは、引張ローラ11bが開口132cに配置されたときに、引張ローラ11bのかさ歯車113bと噛合する。
引張ローラ11bは、軸方向に移動可能に設けられており、引張ローラ11bの回転軸111bに設けられたコイルバネ112によってかさ歯車113bが回転駆動軸141のかさ歯車142b〜142dと噛合する方向に付勢されている。従って、引張ローラ11bをコイルバネ112の付勢力に抗して軸方向に移動されることにより、引張ローラ11bのかさ歯車113bと回転駆動軸141のかさ歯車142b〜142dとの噛合が解除され、ガイド板13の案内溝133に沿って引張ローラ11bをインクリボン4の幅方向に移動させることが可能になる。
引張ローラ11a、11bの外周面には、図2に示すように、互いに逆向きのらせん溝114a、114bがそれぞれ形成されている。らせん溝114a、114bは、引張ローラ11a、11bのそれぞれの回転方向にそれぞれ沿ってインクリボン4の走行方向に向かうような向きで形成されており、引張ローラ11a、11bの回転によってインクリボン4を幅方向に引き伸ばす際に、インクリボン4を走行方向に搬送する応力が作用するように構成されている。引張ローラ11a、11bの回転によるインクリボン4の走行速度は、引張ローラ11a、11bの回転速度と、らせん溝114a、114bの角度とによって決められるが、本実施の形態では、引張ローラ11a、11bの回転を制御することで、リボン巻き取り軸6によるインクリボン4の実際の走行速度と、引張ローラ11a、11bの回転によるインクリボン4の走行速度とが同一になるようにしている。
引張ローラ11a、11bの回転制御は、図4を参照すると、インクリボン4の実際の走行速度に応じて回転、すなわちインクリボン4の圧接によって回転する従動ローラである転向ローラ8の回転軸81に設けられ、転向ローラ8の回転速度に対応するパルスを出力するエンコーダー15と、エンコーダー15から出力されたパルスに基づいてインクリボン4の実際の走行速度を検出する走行速度検出部16と、走行速度検出部16によって検出されたインクリボン4の実際の走行速度に基づいて、実際のインクリボン4の走行速度と、引張ローラ11a、11bの回転によるインクリボン4の走行速度とが同一になるように、引張ローラ駆動モータ14を駆動する引張制御部17とによって行われる。
図1を参照すると、インクリボン4を挟んで対向する押当て板12と引張ローラ11a、11bとは、押当て板12が被印字媒体3の排出方向側に位置していると共に、図3を参照すると、押当て板12は、図示しないヒンジによって側壁等に取り付けられており、引張ローラ11a、11bに対向する位置から退避できるように構成されている。押当て板12を退避させることにより、作業空間を確保することができるため、インクリボン4のセットと、セットしたインクリボン4に応じた位置への引張ローラ11bの移動を簡単に行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、印字後のインクリボン4の経路に、インクリボン4を走行方向に搬送する応力を作用させると共に、インクリボン4を幅方向に引き伸ばす応力を作用させる引張部10を設けることにより、インクリボン4の走行に負荷を与えることなく、インクリボン4を幅方向に引き伸ばすことで、インクリボン4の巻き取り径が変わってもインクリボン4の伸び縮みを抑制することができ、シワの発生を防止することができるという効果を奏する。
さらに、本実施の形態によれば、インクリボン4の実際の走行速度を検出し、検出したインクリボン4の実際の走行速度でインクリボン4を走行方向に搬送する応力を作用させるように構成することにより、インクリボン4の走行への負荷を完全になくした状態で、インクリボン4を幅方向に引き伸ばすことができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態では、一方の引張ローラ11bのみをインクリボン4の幅方向に移動可能に構成したが、センター合わせのプリンタ等の場合には、両方の引張ローラ11a、11bをインクリボン4の幅方向に移動可能に構成しても良い。
また、本実施の形態では、引張ローラ11a、11bをインクリボン4の走行方向と平行に配設するように構成したが、引張ローラ11a、11bをインクリボン4の走行方向に対して若干傾け、引張ローラ11a、11bにおけるインクリボン4の走行方向の上流側を、押当て板12からやや持ち上げた配置にしても良い。引張ローラ11a、11bをこのように配置することで、走行するインクリボン4が引張ローラ11a、11bと押当て板12との間になめらかに供給される。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係る熱転写プリンタの実施の形態の構成を示す概略側面図である。 図1に示す引張部を矢印Aの方向から見た説明図である。 図2に示すガイド板を矢印Bの方向から見た説明図である。 図2に示す引張ローラの駆動制御を説明するためのブロック図である。
符号の説明
1 プラテンローラ
2 サーマルヘッド
3 被印字媒体
4 インクリボン
5 リボン供給軸
6 リボン巻き取り軸
7 案内ローラ
8 転向ローラ
9 トルクリミッタ
10 引張部(引張手段)
11a、11b 引張ローラ
12 押当て板
13 ガイド板
14 引張ローラ駆動モータ
15 エンコーダー
16 走行速度検出部
17 引張制御部
81 回転軸
111a、111b 回転軸
112 コイルバネ
113a、113b かさ歯車
114a、114b らせん溝
131 開口
132a、132b、132c 開口
133 案内溝
141 回転駆動軸
142a、142b、142c、142d かさ歯車

Claims (5)

  1. プラテンローラとサーマルヘッドとで被印字媒体とインクリボンとを挟持搬送することによって前記被印字媒体の印字面に前記インクリボンからインクを転写させて印字を施すと共に、転写済みの前記インクリボンをリボン巻き取り軸に巻き取る熱転写プリンタであって、
    印字後の前記インクリボンの経路に、前記インクリボンを走行方向に搬送する応力を作用させると共に、前記インクリボンを幅方向に引き伸ばす応力を作用させる引張手段を具備することを特徴とする熱転写プリンタ。
  2. 前記引張手段は、外周面に互いに逆向きのらせん溝がそれぞれ形成され、前記インクリボンの走行方向と略平行に配設された一対の引張ローラと、
    前記インクリボンを挟んで一対の前記引張ローラと対向する位置に配設された押当て板とからなり、
    一対の前記引張ローラと前記押当て板とで前記インクリボンを挟持した状態で、前記インクリボンのそれぞれの端部付近にそれぞれ配置した一対の前記引張ローラを互いに逆方向にそれぞれ回転させることにより、前記インクリボンを走行方向に搬送する応力を作用させると共に、前記インクリボンを幅方向に引き伸ばす応力を作用させることを特徴とする請求項1記載の熱転写プリンタ。
  3. 前記引張ローラは、前記インクリボンの幅方向に移動可能であることを特徴とする請求項2記載の熱転写プリンタ。
  4. 前記インクリボンの実際の走行速度を検出する走行速度検出手段を具備し、
    前記引張手段は、前記走行速度検出手段によって検出された前記インクリボンの実際の走行速度で前記インクリボンを走行方向に搬送する応力を作用させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の熱転写プリンタ。
  5. 前記走行速度検出手段は、前記インクリボンの圧接によって回転する従動ローラの回転軸に設けられたエンコーダーの出力に基づいて前記インクリボンの実際の走行速度を検出することを特徴とする請求項4記載の熱転写プリンタ。
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