JP2006281146A - 水質浄化体 - Google Patents

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Abstract

【課題】河川や水路に設置して水質を浄化する水質浄化体において、取扱いや交換を容易にし、長期間使用可能にする。
【解決手段】河川や湖沼、水路に設置して水質を浄化する水質浄化体1であって、第1ゼオライトを第1バインダーによって造粒して多孔質粒状体2を形成し、この多孔質粒状体2を第2バインダーによってポーラス状のブロックに成形する。
【選択図】図1

Description

本発明は、河川や湖沼、水路に設置して水質を浄化する水質浄化体に関する。
従来より、工場廃水や農業集落排水等の重金属類及び富栄養化塩を吸着又は除去する方法として、水酸化物生成による共沈除去方法、キレート樹脂又は液体キレート等を用いる浄化方法、植物利用によるファイトレメディエーションによる浄化方法等が知られている。
しかしながら、水酸化物生成による共沈除去方法では、機械設備を設置することが難しい場所や機械を動作させるための電気を確保できない場所には適用できない上に、機械の設置費用が高いという問題があった。また、キレート樹脂又は液体キレート等を用いる浄化方法では、定期的なメンテナンスや薬液の補充が必要であるという問題があった。さらに、植物利用によるファイトレメディエーションによる浄化方法では、植物が生育しない場所には適用できない上に、植物の伐採や育成管理をする必要があるという問題があった。そこで、設置条件が少ない上にメンテナンスを必要としない方法として、陽イオン交換能及び吸着効果を有するゼオライトを河川や湖沼、水路の底面に敷設する浄化方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−29951号公報
しかしながら、ゼオライトは通常粉末であるため、取扱いや使用後の交換が難しかったり、骨材及びバインダー等を用いて一定の形状に成形しても、ゼオライトの単位量が小さくなることから長期間使用することが難しいという問題があった。また、他の物質の表面にゼオライトを添着しても、ゼオライトは剥離し易いためにその物質のゼオライトの単位量が小さくなり、やはり長期間使用することができないという問題があった。
本発明の課題は、河川や水路に設置して水質を浄化する水質浄化体において、取扱いや交換を容易にし、長期間使用可能にすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1及び2に示すように、河川や湖沼、水路に設置して水質を浄化する水質浄化体1であって、
第1ゼオライト(図示せず)を第1バインダー(図示せず)によって造粒して多孔質粒状体2を形成し、この多孔質粒状体2を第2バインダー3によってポーラス状のブロックに成形したことを特徴としている。
なお、ゼオライトは、水中に含まれる重金属やアンモニア体窒素等の陽イオンを、予めゼオライトに結合されている陽イオンと交換する陽イオン交換機能と、硫化水素やメタン等のガスや油を自身の細孔部に吸着させる吸着機能とを有している。
請求項1に記載の発明によれば、水質浄化体は、第1ゼオライトを第1バインダーによって造粒して多孔質粒状体を形成し、この多孔質粒状体を第2バインダーによってポーラス状のブロックに成形しているため、取扱いや交換が容易な上、透水性を高くすることができる。よって、この水質浄化体を河川や湖沼、水路に設置することによって、水質浄化体を通過する水に含まれる重金属やアンモニア態窒素等の陽イオンやガス及び油等が吸着除去される。従って、河川や湖沼、水路の水質を浄化することができる。また、水質浄化体の空隙や細孔に微生物を生息させることによって、水質を浄化させることができる。さらに、水質浄化体は、第1ゼオライトと第1バインダーとから形成される多孔質粒状体を骨材として、この骨材に第2バインダーを加えて形成されるため、他の骨材を用いる場合に比して水質浄化体の単位体積当りの第1ゼオライトの量を大きくすることができる。従って、水質浄化体を長期間使用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の水質浄化体1において、前記第2バインダー3には、第2ゼオライトが前記第2バインダー3に対し重量比で50%以下添加されていることを特徴としている。
ここで、第2バインダー3に対し第2ゼオライトの量を重量比で50%以下としたのは、50%よりも多いと第2バインダー3の接着効果が小さくなり、多孔質粒状体2をポーラス状のブロックに形成できない可能性があるためである。
請求項2に記載の発明によれば、第2バインダーには、第2ゼオライトが第2バインダーに対し重量比で50%以下添加されているので、第2バインダーの接着効果を下げることなく、水質浄化体の単位体積当りの第2ゼオライトの量を大きくすることができる。従って、水質浄化体を長期間使用することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の水質浄化体1において、前記第1バインダーの量は、前記第1ゼオライトに対し重量比で0.5〜45%であることを特徴としている。
ここで、第1ゼオライトに対し第1バインダーの量を重量比で0.5〜45%としたのは、0.5%よりも少ないと第1バインダーの接着効果が小さくなり、第1ゼオライトを多孔質粒状体2に形成できなくなり、45%よりも多いと第1ゼオライトの割合が小さくなり、多孔質粒状体2の陽イオン交換機能が弱くなる可能性があるためである。
請求項3に記載の発明によれば、第1バインダーは第1ゼオライトに対し重量比で0.5〜45%加えられるため、第1ゼオライト同士を接着させて多孔質粒状体を形成することができる上に、多孔質粒状体の陽イオン交換機能が弱くなるのを防ぐことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の水質浄化体1において、前記第1バインダーは、セメントにα化でんぷん、ポリビニルアルコール、ベントナイト、アクリル樹脂、コロイダルシリカのうちの少なくともいずれか一種類が、前記セメントに対し重量比で5〜150%添加されていることを特徴としている。
ここで、セメントに対しα化でんぷん、ポリビニルアルコール、ベントナイト、アクリル樹脂、コロイダルシリカのうちの少なくともいずれか一種類を重量比で5〜150%としたのは、5%より少ないとセメントの割合が大きくなるため、粒子の細かいセメントによって多孔質粒状体1の透水性が小さくなる可能性がある。また、150%より多いとα化でんぷん、ポリビニルアルコール、ベントナイト、アクリル樹脂、コロイダルシリカの割合が大きくなるため、多孔質粒状体1の単位面積当りの第1ゼオライトの量が小さくなり、陽イオン交換機能が弱くなる可能性があるためである。
請求項4に記載の発明によれば、第1バインダーは、セメントにα化でんぷん、ポリビニルアルコール、ベントナイト、アクリル樹脂、コロイダルシリカのうちの少なくともいずれか一種類が、セメントに対し重量比で5〜150%添加されて形成されている。よって、多孔質粒状体の単位面積当りの第1ゼオライトの量が小さくなるのを防ぐとともに、多孔質粒状体の透水性を確保することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の水質浄化体1において、前記第1ゼオライト及び第2ゼオライトは、モルデナイト、クリノプチロライト、A型ゼオライト、X型ゼオライト、Y型ゼオライト、P型ゼオライト、石炭灰から生成された人工ゼオライトのうちのいずれかであることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、第1ゼオライト及び第2ゼオライトは、モルデナイト、クリノプチロライト、A型ゼオライト、X型ゼオライト、Y型ゼオライト、P型ゼオライト、石炭灰から生成された人工ゼオライトのうちのいずれかであるため、陽イオン交換機能及び吸着機能を有する。従って、重金属やアンモニア態窒素等の陽イオンやガス及び油等を吸着除去することができる。
本発明によれば、水質浄化体を河川や湖沼、水路に設置することによって、水質浄化体を通過する水に含まれる重金属やアンモニア態窒素等の陽イオンやガス及び油等が吸着除去される。従って、河川や湖沼、水路の水質を浄化することができる。また、水質浄化体を長期間使用することができる。
以下、図1及び2を参照して水質浄化体1の第1の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1及び2は、本発明に係る水質浄化体1を示す図である。水質浄化体1は、円柱状の多孔質粒状体2を、第2バインダー3によってポーラス状の直方体のブロックに成形したものである。
図1及び2に示すように、水質浄化体1は、無数の多孔質粒状体2を第2バインダー3によって縦30cm、横30cm、高さ10cmのポーラス状の直方体に成形したものである。この第2バインダー3は、セメントに水を加えてセメントペーストとした後、セメントペーストに対して重量比で15%の粉末状の第2ゼオライトを添加したものである。
多孔質粒状体2は、粉末状の第1ゼオライトを第1バインダーであるアクリル樹脂によって平均粒径5mmの円柱状に形成したものである。
また、第1ゼオライト及び第2ゼオライトは、石炭灰から生成された粉末状の人工ゼオライトである。詳しくは、石炭灰と苛性ソーダ等のアルカリ溶液を混合し、混合したスラリーを規定温度まで加熱して反応させた後、洗浄及び固液分離して、この分離したものを乾燥して得られる。また、第1ゼオライト及び第2ゼオライトには、予めカルシウムイオンを結合させておく。
これらの水質浄化体1は、河川や湖沼等では底床に積み重ねて設置され、水路等では水路を塞ぐように設置されて、水を通過させる。
次に、以上のように構成される水質浄化体1の製造方法について説明する。
まず、粉末状の第1ゼオライトに第1バインダーであるアクリル樹脂を混合し、ディスクペレッター等の造粒装置によって平均粒径5mmの円柱状の多孔質粒状体2を形成する。ここで、アクリル樹脂は第1ゼオライトに対して重量比で10%加える。
なお、好ましくは、多孔質粒状体2は粒径2〜75mmに形成する。
次に、セメントに水を加えたセメントペーストに、粉末状の第2ゼオライトを添加し、第2バインダー3を形成する。ここで、第2ゼオライトは、セメントペーストに対して重量比で15%添加する。
そして、多孔質粒状体2を型枠に敷詰め、第2バインダー3によってポーラス状の直方体に成形して、水質浄化体1が完成する。
なお、水質浄化体1の成形に用いる型枠の形状を変えることによって、水質浄化体1を球体、多角柱、多角錐等の所望の形状に成形することができる。
以上の第1の実施形態によれば、第1ゼオライト及び第2ゼオライトは、石炭灰から生成された人工ゼオライトであるため、陽イオン交換機能及び吸着機能を有する。従って、重金属やアンモニア態窒素等の陽イオンやガス及び油等を吸着除去することができる。
また、水質浄化体1は、第1ゼオライトを第1バインダーによって造粒して多孔質粒状体2を形成し、この多孔質粒状体2を第2バインダー3によってポーラス状のブロックに成形しているため、取扱いや交換が容易な上、透水性を高くすることができる。よって、この水質浄化体1を河川や湖沼、水路に設置することによって、水質浄化体1を通過する水に含まれる重金属やアンモニア態窒素等の陽イオンやガス及び油等が吸着除去される。従って、河川や湖沼、水路の水質を浄化することができる。また、水質浄化体1の空隙や細孔に微生物を生息させることによって、水質をさらに浄化させることができる。
ここで、重金属の陽イオンとは、鉛、カドニウム、亜鉛、銅等のイオンのことである。
さらに、水質浄化体1は、第1ゼオライトと第1バインダーとから形成される多孔質粒状体2を骨材として、この骨材に第2バインダー3を加えて形成されるため、他の骨材を用いる場合に比して水質浄化体1の単位体積当りの第1ゼオライトの量を大きくすることができる。従って、水質浄化体1を長期間使用することができる。また、第2バインダー3には、第2ゼオライトが第2バインダー3に対し重量比で15%添加されているので、第2バインダー3の接着効果を下げることなく、水質浄化体1の単位体積当りの第2ゼオライトの量を大きくすることができる。従って、水質浄化体1を長期間使用することができる。
また、予め第1ゼオライト及び第2ゼオライトに結合されていたカルシウムイオンは、陽イオン交換機能によって遊離し、代わりに第1ゼオライト及び第2ゼオライトには重金属やアンモニア態窒素等の陽イオンが結合する。遊離したカルシウムイオンは水中のリン酸と結合して不溶性のリン酸カルシウムとなるため、富栄養化塩のリン酸を水中から除去することができ、水質を浄化することができる。
さらに、第1バインダーは第1ゼオライトに対し重量比で10%加えられるため、第1ゼオライト同士を接着させて多孔質粒状体2を形成することができる上に、多孔質粒状体2の陽イオン交換機能が弱くなるのを防ぐことができる。
なお、以上の実施形態においては、第1バインダー及び第2バインダー3は、アクリル樹脂、ポリビニルアルコール、α化でんぷん、コロイダルシリカ、アルミナゾル、レジン等、接着効果を有するものであればどれでもよい。さらに、第1ゼオライト及び第2ゼオライトには予めカルシウムイオンを結合させたが、ナトリウムイオン等を結合させておいてもよい。
(第2の実施形態)
次に、水質浄化体1の第2の実施形態について詳細に説明する。
本実施形態における水質浄化体1の多孔質粒状体2は、粉末状の第1のゼオライトに、セメントに水を加えたセメントペーストにベントナイトを添加した第1バインダーを用いて、形成されている。ここでセメントペースト及びベントナイトは、第1ゼオライトに対して重量比でそれぞれ15%添加されている。すなわち、ベントナイトはセメントペーストに対して重量比で100%添加されている。
ここで、セメントは粒子が小さいため、第1バインダーとしてセメントペーストのみを用いると多孔質粒状体2の透水性が小さくなってしまうが、セメントにベントナイト等を添加することによって多孔質粒状体2の透水性を確保することができるため、第1及び第2ゼオライトの陽イオン交換機能を維持することができる。
なお、多孔質粒状体2に保持されている交換可能な陽イオンの総量である陽イオン交換容量の測定結果を示すと、第1バインダーとしてセメントペーストのみを10%用いると16.7cmol(+)/kgであるのに対し、セメントペーストとベントナイトをそれぞれ15%用いたものは106cmol(+)/kgとなり、陽イオン交換機能が飛躍的に向上しているのが分かる。
その他の構成は第1の実施形態と同様であるため、その説明については省略する。
次に、以上のように構成される水質浄化体1の製造方法について説明する。
まず、粉末状の第1ゼオライトに第1バインダーであるセメントペースト及びベントナイトを混合し、ディスクペレッター等の造粒装置によって平均粒径5mmの円柱状の多孔質粒状体2を形成する。ここで、セメントペースト及びベントナイトは第1ゼオライトに対して重量比でそれぞれ15%加える。
その他の製造方法については第1の実施形態と同様であるため、その説明については省略する。
以上の第2の実施形態によれば、第1バインダーは第1ゼオライトに対し重量比で30%加えられるため、第1ゼオライト同士を接着させて多孔質粒状体2を形成することができる上に、多孔質粒状体2の陽イオン交換機能が弱くなるのを防ぐことができる。
また、第1バインダーは、セメントにベントナイトが、セメントに対し重量比で100%添加されて形成されている。よって、水質浄化体1の単位面積当りの第1ゼオライトの量が小さくなるのを防ぐとともに、ベントナイトは親水性を有するために、多孔質粒状体2の透水性を確保することができる。
なお、ベントナイトの代わりにポリビニルアルコール又はα化でんぶんを用いると、セメントが固化した後にポリビニルアルコール又はα化でんぶんの一部が溶解して空隙を生じるため、水質浄化体1の透水性を確保することができる。
その他、第1の実施形態と同様の構成部分については同様の効果を得ることができるため、その説明については省略する。
なお、以上の実施形態においてはセメントペーストにベントナイトを添加して第2バインダー3を形成したが、ベントナイトでなくアクリル樹脂、ポリビニルアルコール、α化でんぷん、コロイダルシリカ等を添加してもよい。
本発明に係る水質浄化体を示す斜視図である。 本発明に係る水質浄化体を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 水質浄化体
2 多孔質粒状体
3 第2バインダー

Claims (5)

  1. 河川や湖沼、水路に設置して水質を浄化する水質浄化体であって、
    第1ゼオライトを第1バインダーによって造粒して多孔質粒状体を形成し、この多孔質粒状体を第2バインダーによってポーラス状のブロックに成形したことを特徴とする水質浄化体。
  2. 前記第2バインダーには、第2ゼオライトが前記第2バインダーに対し重量比で50%以下添加されていることを特徴とする請求項1に記載の水質浄化体。
  3. 前記第1バインダーの量は、前記第1ゼオライトに対し重量比で0.5〜45%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の水質浄化体。
  4. 前記第1バインダーは、セメントにα化でんぷん、ポリビニルアルコール、ベントナイト、アクリル樹脂、コロイダルシリカのうちの少なくともいずれか一種類が、前記セメントに対し重量比で5〜150%添加されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の水質浄化体。
  5. 前記第1ゼオライト及び第2ゼオライトは、モルデナイト、クリノプチロライト、A型ゼオライト、X型ゼオライト、Y型ゼオライト、P型ゼオライト、石炭灰から生成された人工ゼオライトのうちのいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の水質浄化体。
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