JP2006279588A - 多地点通信会議用端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信会議システムにおいて、通信先の相手の画像表示位置と音像定位を一致させ、話者の認知を効果的に行う。
【解決手段】会議参加者の各々に一つずつアドレスを割り当てて、各テーブルの着席位置と会議参加者のアドレスを一対一に対応付け、そのアドレスに応じて話者の画像表示と音像定位を行う。複数の異なる地点における会議参加者が仮想的な1つの会議室に集まった状態を想定して、奥行方向をもった画像表示と音像定位を行う。通信網に接続された会議室の接続数に応じて音声の残響付加を行う。
【選択図】図12

Description

本発明は、多地点通信会議システムにおいて、複数の地点間を結ぶ端末に関するものであり、特に画像表示位置と音声信号の定位を制御する手段を有する端末に関するものである。
従来から多地点通信会議システムの画像表示方法にはさまざまなものがある。例えば、特許文献1においては、会議サーバを導入して、そのサーバで会議の参加者、会議机、資料等のオブジェクトを配置して会議の状態を表現した映像を生成し、各参加者用端末からの要求に応じて、前記映像に対して所定の加工を加えた映像をそれぞれ生成して参加者用端末に送信して参加者用画面に表示する会議映像表示方法が開示されている。
また、特許文献2には、画面上の表示位置と、音声出力の左右音量比を相関させることにより、ユーザにとって音と画面表示の関係を分かりやすくするシステムが示されている。
特開2000−152204号公報 特開平8−125760号公報
特許文献1に示されるように、会議サーバを用いて複数の参加者の画像を合成して会議状態の映像を作れば、一つの画面で全参加者の画像を見ることができ、視点をそらされることなく、複数の地点の参加者を把握することができる。しかし、会議参加者数が多くなると、参加者一人一人がどの地点に属するか分かり難くなる。また、音響的な配慮がなされていないため、話者を認識することが困難になる。一方、特許文献2に示されるように、画面上の発言者の位置に対応して、音声出力の左右音量比を相関させる技術を用いた場合、参加者が数人であれば左右のスピーカ出力レベルの設定で話者の認識ができるが、平面的な相関であるため、さらに人数が増え発言者の画像が重なるような場合は、やはりその違いが分かり難くなる。
本発明の目的は、多地点通信会議において、多数の会議参加者があっても、思考を中断するような視点の大きな移動を伴わずに発言者の特定を容易にでき、さらに発言者の属する地点(会議室)を特定することで、地点(会議室)ごとの意見を把握しやすく、効率的な会議進行ができる多地点通信会議システムを提供することである。
本発明は通信会議に使用される端末であって、通信網を介して他の端末と通信する通信手段と、複数のアドレスを保持する記憶手段と、複数の画像信号入力手段と、複数の音声信号入力手段と、前記複数の画像信号入力手段から得られる画像信号の一つ及び前記複数の音声信号入力手段から得られる音声信号の一つに、前記複数のアドレスを保持する記憶手段から得られるアドレスの一つを共通に付加して出力する出力手段と、前記他の端末から出力される前記アドレスを付加された画像信号を、画像表示装置上の該アドレスに対応した位置に表示する表示手段と、前記他の端末から出力される前記アドレスを付加された音声信号を、該アドレスに対応した位置に定位させる定位手段とを有する。
また前記端末は、前記通信網に接続された他の端末から出力された音声信号に残響を付加する残響付加手段を有してもよい。さらに前記端末は、前記通信網に接続された他の端末から出力された画像信号の表示位置及び音声信号の定位位置を端末単位で設定する手段や、特定の端末から出力される画像信号及び音声信号を選択して画像の表示位置及び音声の定位を制御する手段を有してもよい。
本発明によれば、複数の地点の会議室が通信網を介して接続されて多地点通信会議を行う場合、会議参加者の画像及び音声が一つの仮想的な会議室の中に奥行方向をもって定位されるので、複数の話者が交互あるいは同時に発言したような場合でも、注意がそらされることなく、かつ話者の識別が容易になり、会議の進行を円滑に行うことができる。さらに、各地点ごとにまとめて会議参加者の画像及び音声を定位するため、会議参加者一人一人がどの地点の会議室から参加しているか把握しやすくなり、会議室単位での意見の集約あるいは特徴の抽出が容易になる。
図1は、本発明に係る多地点通信会議用端末のブロック構成図である。図2は本発明に係る端末を会議室に設置したときの結線図である。図2では会議参加者数を4名とした場合を示しているが、参加者数は4名とは限らない。図3に前記端末を設置した会議室が通信網を介して接続された、通信会議システムの構成を示す。図3では接続された会議室の数は4であるが、常に4である必要はない。通信網301は通常の通信会議に使用できるものであればよい。
以下、実施例として、ITU勧告H.323等のインターネットを使用した通信プロトコルに従う通信会議用端末について、図面を参照しながら説明する。
図1のCPU100は端末T全体の動作を制御する装置であり、ROM101に記憶されたプログラムに従って、本発明に係る機能を実現する。会議参加者一人一人にカメラとマイクが割当てられており、端末Tは前記カメラ及びマイクの信号を入力する画像入力部(110〜1n0)及び音声入力部(111〜1n1)を少なくとも会議参加者数分有する。また端末Tは、会議室に設置された画像表示部Dに会議参加者の画像を表示するための画像出力部200を有する。さらに端末Tは、会議室に設置された二つのスピーカS1、S2に会議参加者の音声を出力する音声出力部201、202を有する。さらに端末Tは、通信網に信号を入出力するためのデータインターフェース部103を有する。
端末Tは自身のIPアドレスを通信網を介して取得する。あるいは該アドレスは図示しないアドレス設定装置により固定の値を割り振るようにしてもよい。このとき、端末Tに会議出席者数nを加えた、n+1個のアドレスを確保する。そして、端末T自身のアドレスを元に、さらに会議参加者一人一人に対応したアドレスをCPUにて生成する。端末Tのアドレス及び参加者一人一人に割当てられたアドレスは上位ビットに対応するネットワークアドレスを共通のものとし、下位ビットに対応するホストアドレスを端末Tから順に1、2、…、n+1とする。すなわち、会議参加者に便宜的に2からn+1までの番号を割当て、それに対応したアドレスのテーブルが作成されRAM102に保存される。図4は、IPv4に対応した32ビットアドレスを使用し、下位8ビットをホストアドレスに割当てたアドレステーブルの例である。ただし、図4のアドレスは架空の値なので、上位の16ビットは**で示した。
図5は、会議室に4人の会議参加者が着席している様子を平面図で示すものである。4人の参加者Pa1〜Pa4が会議テーブルTaに向かって座っている。会議テーブルTa上に各参加者に対応したカメラC1〜C4及びマイクM1〜M4が設置されている。会議テーブルTaの一端に画像表示部Dが設置され、画像表示部Dの両側にスピーカS1,S2が設置されている。図2は図5で示した会議室AのカメラC1〜C4、マイクM1〜M4、画像表示部D及びスピーカS1,S2と端末Tとの間の結線を模式的に示している。例えば、カメラC1は会議参加者Pa1の画像を撮像し、その信号を端末Tの画像入力部110に出力する。また、マイクM1は会議参加者Pa1の音声を端末Tの音声入力部111に出力する。一方端末の画像出力部200からは、画像表示部Dへ会議画像が出力される。また、端末の音声出力部201からはスピーカS1へ、音声出力部202からはスピーカ2へ、それぞれ会議参加者の音声信号が出力される。
画像入力部110に入力された画像は画像コーデック104で会議参加者Pa1に対応したアドレス、**.**.180.2を付加されて、データインターフェース部103から通信網301へ出力される。音声入力部111に入力された音声は音声コーデック105で会議参加者Pa1に対応したアドレス、**.**.180.2を付加されて、データインターフェース部103から通信網301へ出力される。このときの画像データ及び音声データのフォーマットは例えば、ITU勧告H.323に含まれるビデオコーデック規格H.261あるいはオーディオコーデック規格G.711に規定されたものである。
通信網を介して接続された他の端末からの画像信号及び音声信号はデータインターフェース部103に入力される。RAM102の中に接続された端末のアドレスのテーブルと接続された端末の数を示すカウンタを保持する。他の端末との間で接続が確立された順に、該端末のアドレスをRAM102の中の端末アドレステーブルに保存するとともに、端末数カウンタをカウントアップする。図6は、接続された端末アドレステーブルの例である。
ROM101の中には、CPU100のプログラムの他に、接続された端末の数に対応した室内画像データを保持している。会議開始時に会議参加地点の端末と呼の設定を行い、接続が確立された端末数を示す端末数カウンタの値に応じて、室内画像データが選択される。この室内画像データは会議室に設置された会議テーブルを模したもので、接続数が増えるにしたがって、奥に延びていく形状になっている。端末数カウンタの値に応じて選択された室内画像データに、データインターフェース部103に入力された他の端末の画像信号を重ね合わせて、画像出力部200より出力する。ただし、室内画像データを使用せずに、他の端末から出力された画像信号のみを所定の配置にして画像出力部より出力してもよい。
データインターフェース部103に入力された、他の端末からの音声信号は、図7に示す処理を行ってからスピーカS1,S2に供給される。すなわち、他の端末から出力された音声信号は音像定位部401及び残響音付加部402に供給される。音像定位部401に入力された音声信号はそのアドレスに基づいて音像を定位する位置が決定され、該位置に対応した遅延とレベル制御を行い、2チャンネルの音声信号となる。一方、前記他の端末からの音声信号は同時に、残響音付加部402に供給され、2チャンネルの残響音信号となる。この残響音は前記端末数カウンタで示される、接続した端末の数に対応する仮想的な会議室の残響特性を示すもので、IIRフィルタあるいはFIRフィルタまたはその組み合わせからなるリバーブ部410により所定の残響特性を持った信号である。前記仮想的な会議室の残響特性はROM101にリバーブ部410のIIRフィルタあるいはFIRフィルタの係数として記憶されている。この残響音信号は中央部に定位しないよう、2つのチャンネル間で互いに異なる特性を持ち、音像定位部402で生成された2チャンネルの音声信号に加算部403、404にてそれぞれ加算される。音像定位部402で生成された2チャンネルの音声信号のみでも本発明を構成することは可能であるが、残響音信号を付加することで、より効果的に話者を識別することができる。
以下、実施例として、2つの異なる地点に存在する会議室、会議室Aと会議室Bとの間での通信会議システムの場合を示す。会議室A、Bともに会議の参加者数を4人とする。2地点間の会議なので、前記端末数カウンタの値は1である。これに対応する室内画像データを図8に示す。図8の室内画像データに通信網を介して相手先から出力されてきた参加者の画像を重ね合わせて画像表示部に表示した結果が図9である。図9は会議室Aの参加者から見た画像で、会議室Aに設置された画像表示部Dに会議室Bの参加者が表示されている。画像表示部Dに表示された画像の背景や会議テーブルは、会議室Aに設置された端末のROM101に記憶されている室内画像データから選択されたもので、通信網に流れる画像信号は会議参加者の画像のみである。会議参加者の画像の表示位置と表示サイズは該参加者の画像に付加されたアドレスにより決定される。
会議室Aの参加者から見た画像表示部Dの画像は図9のように見えるが、このときの画像はあたかも現実の会議テーブルTaの先に仮想的に会議室Bのテーブルがつながっているような状態になる。すなわち、会議室Aの先に仮想的な会議室がつながったような状態を模擬している。この仮想的な会議室において、会議室Bの会議参加者Pb1〜Pb4は図10に示したような配置で着席しているように見える。すなわち、画像表示部Dに近いほうにPb1、Pb2の二人が着席し、その奥にそれぞれPb3、Pb4の二人が着席している。ここで、会議参加者Pb1〜Pb4の画像に付加されたアドレスの上位24ビットが「会議室B」の画像であることを示し、該アドレスの下位8ビットが、会議参加者Pb1〜Pb4の番号を示している。すなわち、該アドレスの下位8ビットの値が「2」であれば、その画像は会議参加者Pb1のものであると判定され、画像表示部Dにて右手前に表示される。同様に該アドレスの下位8ビットの値が「3」であれば、その画像は会議参加者Pb2のものであると判定され、画像表示部Dにて左手前に表示される。画像を表示する具体的な座標値は、例えば会議室A側に仮想的にカメラを設置し、会議室Aに連続する仮想会議室310の方向を見たときの、会議参加者Pb1〜Pb4の位置を画像表示部Dに投影した値としてもよいし、あらかじめ参加者の着席位置に対応する座標値をROM101の中にもっていてもよい。
この仮想会議室310における着席位置に対応して会議参加者Pb1〜Pb4の音声に遅延とレベルの制御を行い、さらに残響を付加してスピーカS1、S2から出力する。すなわち、図10に示すように、会議参加者Pb1は仮想会議室310内において、スピーカS1、S2からそれぞれL11、L12だけ離れた位置に着席している。この距離に対応した遅延時間が図7のd11、d12に設定され、またこの距離に対応した減衰がa11、a12に設定される。会議参加者Pb2〜Pb4もそれぞれの着席位置に対応した遅延時間と減衰量が設定される。4人の会議参加者Pb1〜Pb4は同じ仮想会議室310にいるので、残響特性は共通のものとする。ただし、画像表示部Dの中心からの直線距離に応じて、残響音の混合比を変える。すなわち、画像表示部Dから遠ざかるほど、残響音の割合を大きくする。残響音の混合比はリバーブ部410へ入力する信号の係数a13で制御する。また、残響音は必ず直接音より遅れて聞こえてくるので、リバーブ部410に入力される信号は、音像定位部401における遅延時間d11、d12のうち少なくとも小さいほうの値よりも大きな遅延時間d13だけ遅らせる。このような音声の処理を行うことにより、Pb1の後方にPb3が着席していて、Pb2の後方にPb4が着席していることがより明瞭になり、話者の判別が容易になる。データインターフェース部103から入力される音声信号と会議参加者Pb1〜Pb4との対応付けは画像信号と同様に、音声信号に付加されたアドレスの下位8ビットを見て判断する。
図5に会議室Aの参加者、カメラ、マイク、画像表示部及びスピーカの配置を示す。図5は会議室Aを上から見た状態で、実際の会議テーブルTaを囲んで、会議参加者Pa1〜Pa4の4人が着席している。各参加者の前にはそれぞれカメラC1〜C4とマイクM1〜M4が設置されている。カメラは参加者が画像表示部Dの方向を見たときに、参加者の正面の画像が写るような位置に設置されていることが望ましいが、参加者がテーブルに向かったときに正面の画像が写る向きでもよい。画像表示部Dの左右にスピーカS1、S2が配置されている。
次に第2の実施例として、第1の実施例に示した会議状態に、さらに会議室A、Bと異なる地点にある会議室Cが接続された場合を示す。会議室Cの会議参加者数は2人の場合を例とする。接続数が1増えたため、室内画像データは図11に示すような新たな室内画像を選択する。そして、新たに選択された2地点接続時の室内画像に各会議室の会議参加者の画像を重ね合わせる。その結果、会議室Aの画像表示部Dには図12のような会議状態の画像が表示される。図11の室内画像データは2つの異なる地点の会議テーブルが奥行方向につながった状態を表している。互いに異なる地点のテーブルの色は同じでもよいが、図11のように色を変えることにより、図12のように2つの地点の会議参加者の画像が一つにまとめられたとき、どちらの会議室の参加者か判別しやすくなる。
図12の画像が画像表示部Dに表示された状態は、2つの異なる地点にある会議室B及び会議室Cの会議参加者Pb1〜Pb4及びPc1〜Pc2が、図13に示す仮想会議室311に集まっている様子を示している。このとき、会議室Cの会議参加者Pc1及びPc2は、会議室Bの会議参加者Pb1〜Pb4の後方に着席しているように表示される。すなわち、例えば会議参加者Pc2の画像は会議室Bの会議参加者Pb4の後方に表示され、会議参加者Pc2の音声は距離L61、L62に相当する遅延と減衰を受けてスピーカS1、S2から出力される。2つの地点が接続されたことにより、仮想会議室311はその残響特性も変化する。この特性は会議参加者Pb1〜Pb4及びPc1〜Pc2の全員に共通である。ただし、残響音の直接音に対する割合は、着席位置が画像表示部Dから遠ざかるほど大きくなる。
図13に示すように、通信網を介して2つの異なる地点にある会議室Bと会議室Cの会議参加者Pb1〜Pb4及びPc1〜Pc2が1つの仮想会議室311に着席しているのと同等な位置に画像を表示し、かつ音像を定位することで、会議室Aの会議参加者Pa1〜Pa4は画像表示部Dの中に奥行方向に延びた1つのテーブルに会議参加者Pb1〜Pb4及びPc1〜Pc2が着席しているように捉えることができる。
また、会議室の表示順を変更することで、会議室Cの会議参加者Pc1〜Pc2を画像表示部Dに対して最前列に配置することも可能である。このとき、会議参加者Pb1〜Pb4及びPc1〜Pc2と画像表示部Dとの間の距離はすべて変更され、それに伴いスピーカS1及びS2へ出力する音声信号の遅延時間と出力レベル及び残響付加レベルも変更される。図6に示すように、端末のアドレスは接続が確立された順にテーブルに入れられている。そして、端末のRAM102には初期設定として、会議室表示順テーブルが図14のように端末番号順に記憶されている。すなわち、初期状態では接続が確立された順に手前から画像を表示する。ここで、図14の会議室表示順テーブルの順番を入れ替えると、その順に手前から画像を表示するようになる。
さらに、会議室と着席位置を指定することで、特定の会議参加者の画像をクローズアップして画像表示部Dに表示させることもできる。この場合は指定された会議参加者と画像表示部Dとの距離はないものと想定し、遅延時間は0、レベルの減衰もないものとする。また、残響音は付加しない。これにより、明瞭な音声が画像表示部Dの中央部に定位することになる。
会議の進行状況によっては、会議室Bのみの画像及び音声、あるいは会議室Cのみの画像及び音声を画像表示装置D及びスピーカS1,S2から出力することもできる。この場合の音像定位及び残響特性は1つの地点のみが接続されたときのものになる。
以上説明したように、本発明の多地点通信会議用端末Tによれば、複数の地点の会議室が通信網を介して接続され、異なる会議室から複数の会議参加者があっても、仮想的に一つの会議室に集まった状態で、奥行方向に画像表示および音像定位がなされるので、注意がそらされることなく、かつ話者の識別が容易になり、会議の進行を円滑に行うことができる。
多地点通信会議用端末のブロック構成図である。 会議室内のブロック結線図である。 多地点通信会議システム全体の接続図である。 会議参加者アドレステーブルである。 会議室Aの配置図である。 端末アドレステーブルである。 音声信号処理ブロック図である。 1地点接続時の室内画像である。 1地点接続時の会議状態画像である。 1地点接続時の仮想会議室の平面概念図である。 2地点接続時の室内画像である。 2地点接続時の会議状態画像である。 2地点接続時の仮想会議室の平面概念図である。 会議室表示順テーブルである。
符号の説明
C1 … 着席位置1の話者用カメラ、 C2 … 着席位置1の話者用カメラ、
Cn … 着席位置nの話者用カメラ、 M1 … 着席位置1の話者用マイク、
M2 … 着席位置2の話者用マイク、 Mn … 着席位置nの話者用マイク、
D … 画像表示部、 S1 … 左チャンネル用スピーカ、
S2 … 右チャンネル用スピーカ、 T … 端末、
100 … CPU、 101 … ROM、 102 … RAM、
300A … 会議室A、 300B … 会議室B、 300C … 会議室C、
300D … 会議室D、 301 … 通信網
310 … 1地点接続時の仮想会議室、 311 … 2地点接続時の仮想会議室、
401 … 音像定位処理部、 402 … 残響付加部、
403 … チャンネル1音声信号加算部、404 … チャンネル2音声信号加算部、
410 … リバーブ部、

Claims (6)

  1. 通信会議に使用される端末であって、通信網を介して他の端末と通信する通信手段と、
    複数のアドレスを保持する記憶手段と、
    複数の画像信号入力手段と、
    複数の音声信号入力手段と、
    前記複数の画像信号入力手段から得られる画像信号の一つ及び前記複数の音声信号入力手段から得られる音声信号の一つに、前記複数のアドレスを保持する記憶手段から得られるアドレスの一つを共通に付加して出力する出力手段と、
    前記他の端末から出力される前記アドレスを付加された画像信号を、画像表示装置上の該アドレスに対応した位置に表示する表示手段と、
    前記他の端末から出力される前記アドレスを付加された音声信号を、該アドレスに対応した位置に定位させる定位手段と
    を有する通信会議用端末。
  2. 前記通信網に接続された他の端末から出力された音声信号に残響を付加する残響付加手段を有する請求項1記載の通信会議用端末。
  3. 前記通信網に接続された他の複数の端末から出力された画像信号表示位置及び音声信号の定位位置を端末単位で設定する設定手段を有する請求項1または請求項2に記載の通信会議用端末。
  4. 特定の端末から出力される画像信号及び音声信号を選択して表示及び定位する選択手段を有する請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信会議用端末。
  5. 前記接続された端末の数に応じた会議室画像データを保持し、該会議室画像データと前記他の端末から出力された画像信号を重ね合わせて表示する重畳手段を有する請求項1から請求項4のいずれかに記載の通信会議用端末。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の通信会議用端末と、画像表示装置と、音声出力装置と、撮像装置と、音声入力装置と、からなる通信会議システム。
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