JP2006279554A - 高周波モジュール及びこれを用いた無線通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】帯域通過フィルタ1と送信電力増幅器5とを接続する整合回路4にチップインダクタやチップキャパシタが用いられており、基板に実装する部品点数が多くモジュール全体としての部材費や工数が多くなり、体積が大きい。
【解決手段】DCブロックキャパシタ6を送信電力増幅器5に内蔵するとともに、整合回路4を、誘電体層の表層または内層の導体パターンで形成された直列インダクタ2、誘電体層の表層または内層の導体パターンで形成された並列キャパシタ3、のいずれか又は双方で構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は携帯型情報端末機、無線LAN、WLL(Wireless Local Loop)等の無線通信機器に用いられる、小型・高性能かつ低価格な高周波モジュールに関するものである。
図6に従来技術を用いた高周波モジュールの回路図を示す。
この高周波モジュールは、無線通信機器のアンテナに接続されるアンテナ端子ANT、セルラーシステムの送信/受信回路(図示せず)にそれぞれ接続される送信/受信端子CELL-Tx/CELL-Rx、GPSシステムの回路に接続される端子GPSを備えている。
高周波モジュールの内部には、帯域通過フィルタ21、DCブロックキャパシタ27、送信電力増幅器PA、カップラ26、デュープレクサ28、分波回路29が含まれている。
セルラーシステムの送信信号の流れを説明すると、セルラーシステムの送信回路から出力される送信信号は、帯域通過フィルタ21を通過することにより、余分な周波数成分が減衰される。送信信号は、送信力信号の直流成分を遮断するDCブロックキャパシタ27を通して送信電力増幅器PAに入力される。
送信電力増幅器PAで電力増幅された送信信号は、カップラ26を通過することにより、その電力値がモニタされる。モニタ出力値は、セルラーシステムの送信回路に帰還され、これにより常に適正な電力が維持される。
カップラ26を通過した送信信号は、デュープレクサ28を通過し、分波回路29を通過して、アンテナから送信される。なお、デュープレクサ28は、セルラーシステムの送信信号と受信信号とを切り分ける回路、分波回路29は、セルラーシステムの周波数帯とGPSシステムの周波数帯を分離する回路である。
前記高周波モジュールの構成では、DCブロックキャパシタ27は、チップキャパシタで構成されている。
ところで、この高周波モジュールに対して、前段のセルラーシステムの送信回路から送信信号を入力する場合、高周波モジュールに入力する信号の反射が大きいと、前段送信回路の出力を増加する必要があるため、前段送信回路に含まれる半導体素子の動作点は非線形領域に近づき歪成分やノイズが増加する。
したがって、歪成分やノイズの多い信号が高周波モジュールに入力することになり、アンテナから送信される無線通信信号の品質低下を招く。
そこで、高周波モジュールの入力端子における反射量の上限は規格化され管理項目となっている。通常は、50 ohmを基準インピーダンスとし、反射係数か、または、反射係数と1対1対応する値である電圧定在波比(VSWR)の上限が規定されている。
しかしながら、高周波モジュールに含まれる前記送信電力増幅器の入力インピーダンスは必ずしも50 ohmに設計されていない。また、帯域通過フィルタのインピーダンスも完全に50 ohmではないため、帯域通過フィルタと送信電力増幅器との間にインピーダンス不整合が生じるおそれがある。
そこで従来から、図6で「22」に示されるように、チップインダクタを信号ラインと接地との間に、並列に挿入している。
このチップインダクタ22と前記チップキャパシタ27との組み合わせで、整合回路を構成している。
また、この整合回路の変形として、図7に示すように、チップインダクタ22の位置が変わっている場合もある。
送信信号の基本周波数が約1〜2GHzである高周波モジュールでは、誘電体基板の表面に実装される前記チップキャパシタ27の値は、30pF〜1000pF程度の値を採用しており、前記整合回路を採用することにより、送信周波数におけるインピーダンスは、特性インピーダンスに近い50 ohm付近とすることができた。
ところが最近では、携帯電話端末機などの無線通信機器では、ますます小型化の要求が強くなっている。また、通常の携帯電話端末機が一つの送受信系のみを取り扱うのに対し、2つ以上の送受信系を取り扱うマルチバンド対応携帯電話端末機の需要も多くなっている。
このように1つのモジュールでさらに多くのバンドに対応する必要が生じた場合、誘電体基板にはバンド数に比例した表層スペースが必要となり、高周波モジュールには、ますます小型化が要求される。
そこで、DCブロックキャパシタ27として、チップ型のキャパシタではなく、前記送信電力増幅器を含む半導体ベアチップに内蔵したものが要求され、このような半導体ベアチップが開発されている。
半導体ベアチップに内蔵されたDCブロックキャパシタでは、半導体集積回路基板の誘電率とチップサイズの制約からキャパシタの値をあまり大きくすることはできない。したがって、インピーダンスは容量性の領域にシフトした値をとってしまう。
本発明の目的は、小型で、部品点数が少なく、しかもインピーダンス整合のとれた高周波モジュール及びこれを用いた無線通信機器を提供することにある。
本発明の高周波モジュールは、導体パターン層と誘電体層を交互に積層した誘電体基板上に実装され、送信周波数帯域の送信信号を通過させる帯域通過フィルタと、前記帯域通過フィルタの出力端子に接続される整合回路と、前記整合回路を通過した送信信号を電力増幅する送信電力増幅器と、前記送信電力増幅器へ入力される送信信号の直流成分を遮断するDCブロックキャパシタとを備え、前記送信電力増幅器は、半導体回路基板に形成されることにより、半導体ベアチップを構成するものであり、前記DCブロックキャパシタは、前記半導体ベアチップに内蔵されており、前記半導体ベアチップは前記誘電体基板に実装され、前記整合回路は、前記誘電体基板の表層または内層に形成された導体パターンで構成された直列インダクタを含むことを特徴とする。
このような構成とすれば、帯域通過フィルタと送信電力増幅器の間の整合回路については、誘電体基板上にチップインダクタやチップキャパシタなどの部品の搭載が不必要となる。従って、誘電体基板の所要面積を少なくすることができ、他の追加部品の搭載が可能になり、マルチバンド化が容易にできる。また、誘電体基板自体を小さくすることもできるので、高周波モジュールを小型化でき、ひいては、それを搭載した無線通信機器の小型化も容易にできる。
前記整合回路は、前記導体パターンと接地グランドパターン、との間に構成された並列キャパシタをさらに含むものであってもよい。本実施態様では直列インダクタの前段に並列キャパシタを形成する。これにより、帯域通過フィルタのインピーダンスが完全に50 ohmでない場合、帯域通過フィルタと送信電力増幅器との整合をとるために直列インダクタの他に調整の自由度が増える。
送信電力増幅器と帯域通過フィルタの近くの部分に広い接地グランドパターンがある場合、前記並列キャパシタは、前記直列インダクタを形成する導体パターンと、それよりもさらに下層に形成された接地グランドパターン、との間に形成されていることが望ましい。これにより、直列インダクタパターンから接地グランドパターンが直接見えないので、直列インダクタの特性インピーダンスが増加し、単位長さあたりのインダクタンス値が増大し、整合回路の小型化を図ることができる。
前記直列インダクタを構成する導体パターンは、複数の誘電体層にわたってスパイラル状に形成されていることが望ましい。直列インダクタパターンのストリップラインをスパイラル形状で形成することにより、単位長さあたりのインダクタンス値を増加させ、整合回路の小型化を図ることができる。
前記並列キャパシタが存在する場合、前記スパイラルは、前記誘電体基板を平面透視して、接地キャパシタを形成する最下層の導体パターンのサイズの中に入っていることが望ましい。これにより、直列インダクタパターンから接地グランドパターンが直接見えないので、直列インダクタの特性インピーダンスが増加し、単位長さあたりのインダクタンス値が増大し、整合回路の小型化を図ることができる。
さらに、本発明は、以上に説明した高周波モジュールを搭載する、小型低損失の無線通信装置に係るものである。
以上のように、本発明によれば、帯域通過フィルタと送信電力増幅器の間の整合回路に関して、誘電体基板上にチップインダクタやチップキャパシタなどの部品の搭載が不必要であり、部品点数減少や部材費削減が可能となり、より安価で小型の高周波モジュールを提供することができる。
本発明の高周波モジュールの実施例として、セルラーシステム(800MHz帯)、GPSシステム(1575MHz)共用の高周波モジュールを例にして説明する。
図1は、本発明の高周波モジュールの構成例を示すブロック図である。
この高周波モジュールは、無線通信機器のアンテナに接続されるアンテナ端子ANT、セルラーシステムの送信/受信回路(図示せず)にそれぞれ接続される送信/受信端子CELL-Tx/CELL-Rx、GPSシステムの回路に接続される端子GPSを備えている。
高周波モジュールの内部には、帯域通過フィルタ1、整合回路4、送信電力増幅器5、カップラ7、デュープレクサ8、分波回路9が含まれている。
セルラーシステムの送信信号の流れを説明すると、セルラーシステムの送信回路から出力される送信信号は、帯域通過フィルタ1を通過することにより、余分な周波数成分が減衰される。送信信号は、帯域通過フィルタ1の出力側インピーダンスと送信電力増幅器5の入力側インピーダンスとの整合をとる整合回路4を通り、送信力信号の直流成分を遮断するDCブロックキャパシタ6を通して送信電力増幅器5に入力される。
送信電力増幅器5で電力増幅された送信信号は、カップラ7を通過することにより、その電力値がモニタされる。モニタ出力値は、セルラーシステムの送信回路に帰還され、これにより常に適正な電力が保持される。
カップラ7を通過した送信信号は、デュープレクサ8を通過し、分波回路9を通過して、アンテナから送信される。なお、デュープレクサ8は、セルラーシステムの送信信号と受信信号とを切り分ける回路、分波回路9は、セルラーシステムの周波数帯とGPSシステムの周波数帯を分離する回路である。
図2は、本発明の高周波モジュールの外観斜視図である。
本発明の高周波モジュールは、誘電体層と導体層が積層されてなる誘電体基板Aに搭載されている。
前記誘電体基板Aは、セラミック、又はエポキシ系樹脂などからなる同一寸法形状の複数の誘電体層が積層されて構成されている。
この誘電体基板Aの各誘電体層上には、所定のパターンからなる導体層が形成されている。
前記誘電体層は、例えば、低温焼成用のセラミックスで形成され、前記導体層は、銅や銀などの低抵抗導体によって形成される。
このような誘電体基板Aは、周知の多層セラミック技術によって形成されるもので、例えば、セラミックグリーンシートの表面に導電ペーストを塗布して上述した各回路を構成する導体パターンをそれぞれ形成した後、グリーンシートを積層し、所要の圧力と温度の下で熱圧着し焼成して形成されている。
また、各誘電体層には、複数の層にわたって回路を構成ないしは接続するために必要なビアホール導体が、誘電体層に形成した貫通孔にメッキ処理するか、導体ペーストを充填するかして形成される。
この誘電体基板Aの下面には、大面積の接地グランド電極18が形成されているとともに、接地電極の周囲には信号用端子パターンがLGA(ランドグリッドアレイ)方式の電極10として形成されている。
前記帯域通過フィルタ1は、弾性表面波(SAW)フィルタチップで形成されており、誘電体基板Aの表面上に実装されている。SAWフィルタの各端子は、誘電体基板Aの表面上に導体パターンで形成されたパッドに半田バンプを介して接続されている。
前記整合回路4は、誘電体基板Aの表層または内層にストリップラインとして形成された直列インダクタ2と、表層または内層の導体パターンで形成された並列キャパシタ3とにより構成されている。
前記送信電力増幅器5は、GaAs(ガリウム砒素)化合物、Si(シリコン)又はAl2O3(サファイア)を主成分とする半導体集積回路基板上に形成されたものである。この送信電力増幅器5は、高周波モジュールを搭載する誘電体基板Aとは別に、半導体素子のベアチップ(以下「半導体ベアチップ」という)で形成されており、前記誘電体基板Aの表面上に実装される。この半導体ベアチップの各端子は、誘電体基板Aの表面上に導体パターンで形成されたパッドにボンディングワイヤを介して接続されている。前記DCブロックキャパシタ6は、この半導体ベアチップの中に内蔵されている。
本実施例では、DCブロックキャパシタ6が送信電力増幅器5の半導体ベアチップの中に内蔵されているため、新たにチップキャパシタを誘電体基板Aの表面に実装する必要はない。
しかしながら、DCブロックキャパシタ6を内蔵したことで、以下に示すような懸念が生じる。
従来、送信信号の基本周波数が約1〜2GHzである高周波モジュールでは、誘電体基板Aの表面に実装されるチップキャパシタの値は、30pF〜1000pF程度の値を採用しており、送信信号の周波数におけるインピーダンスは、特性インピーダンスに近い50 ohm付近であった。
しかしながら、半導体ベアチップに内蔵されたDCブロックキャパシタ6では、半導体集積回路基板の誘電率とチップサイズの制約からキャパシタの値をあまり大きくすることはできず、最大でも10pF程度の値しかとれない。したがって、インピーダンスは容量性の領域にシフトした値をとることになる。
本実施例では、この容量性のインピーダンスシフトを補うため、図1に示すように、送信電力増幅器5の入力側に、誘電体基板Aの表層または内層に形成された導体パターンを利用して、直列インダクタ2を構成している。
また本実施例では、直列インダクタ2の前段に並列キャパシタ3を形成する。これは、帯域通過フィルタのインピーダンスが完全に50 ohmでない場合、送信電力増幅器5と帯域通過フィルタの整合をとるために直列インダクタパターンの他にもうひとつ調整の自由度が必要となるからである。
図3(a)〜(f)は、本発明の高周波モジュールの誘電体基板Aを積層方向から観た、分解平面図である。
図3(a)は誘電体基板Aの表面を示し、図3(b)から(f)にかけて、各誘電体層A1〜A4とその上面に形成された導体パターンを一層ずつ示す。
図3(a)に示すように、送信電力増幅器55と帯域通過フィルタ1とが、誘電体基板Aの表面に搭載されている。
帯域通過フィルタ1は、誘電体基板Aの表面の搭載パッド20にフリップチップ実装されている。帯域通過フィルタ1の出力端子11は、パッド電極11から、誘電体層A1,A2を貫通するビアホール導体を通って誘電体層A3に形成されている導体パターン12aに接続される。導体パターン12aは、ビアホール導体を通って上につながり、誘電体層A1に形成される曲線形の直列インダクタパターン12bに接続される。直列インダクタパターン12bは、一段下の誘電体層A2に形成される曲線形の直列インダクタパターン12cに接続され、さらに一段下の誘電体層A3に形成される曲線形の直列インダクタパターン12dに接続される。このようにして、直列インダクタパターン12b〜12dによりスパイラル状のインダクタを形成する。
一番下の直列インダクタパターン12dは、更に一段下の誘電体層A4に形成されている導体パターン14に接続される。この導体パターン14と、誘電体基板Aの底面の接地グランド電極18との間で、キャパシタを形成する。導体パターン14が間にあることで直列インダクタパターン12b〜12dから接地グランドが直接見えない。これにより、直列インダクタパターンの特性インピーダンスが増加し、単位長さあたりのインダクタンス値が増大する。
一方、この導体パターン14は、誘電体層A1〜A3を貫通するビアホール導体を通って、誘電体層A1のワイヤボンディングパッド15に接続される。このワイヤボンディングパッド15は、ボンディングワイヤ16を介して送信電力増幅器55の入力端子17に接続される。
以上のような、誘電体基板A内での接続構造により、図1に示したインダクタとキャパシタとからなる整合回路4が実現される。
以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実施は、前記の形態に限定されるものではない。例えば、キャパシタ3をインダクタパターンの前段に入れていたが、後段に入れてもよい。
前段に設けるか後段に設けるかの選択は以下の条件による。
帯域通過フィルタの出力側インピーダンスの実部が50 ohmより小さい場合は、図1のように並列キャパシタを直列インダクタパターンの前段に入れて2素子の値を調整する。
帯域通過フィルタの出力側インピーダンスの実部が50 ohmより大きい場合は、図4のように並列キャパシタを直列インダクタパターンの後段に入れて2素子の値を調整する。
帯域通過フィルタの出力側インピーダンスの実部が50 ohmである場合は、並列キャパシタは不要であり、図5のように直列インダクタパターンのみの値を調整する。
いずれの回路構成をとるとしても、本実施例の高周波モジュールにおいては、帯域通過フィルタから送信電力増幅器5に至る経路中には誘電体基板Aの表面に実装するチップ部品が不要となる。
本発明による高周波モジュールのブロック図である。 本発明による高周波モジュールの外観斜視図である。 本発明による高周波モジュールの誘電体基板Aを積層方向から観た、分解平面図である。 整合回路の他の回路構成図である。 整合回路の他の回路構成図である。 従来の高周波モジュールのブロック図である。 整合回路の他の回路構成である。
符号の説明
1 帯域通過フィルタ
2 直列インダクタ(スパイラル形状の分布定数線路)
3 並列キャパシタ
4 整合回路
5 送信電力増幅器5(DCブロックキャパシタ6内蔵)
6 DCブロックキャパシタ6(送信電力増幅器5に内蔵されている)
7 方向性結合器
8 ダイプレクサ
9 分波回路
10 信号電極
11 帯域通過フィルタの出力端子
12b〜12d 直列インダクタパターン
15 ワイヤボンディングパッド(誘電体基板A表層)
16 ボンディングワイヤ
17 送信電力増幅器5の入力端子
18 接地グランドパターン
22 チップインダクタ
27 DCブロックキャパシタ6(チップキャパシタ)
A 誘電体基板A
ANT アンテナ端子
PA 送信電力増幅器5(DCブロックキャパシタ6含まず)
CELL Tx Cellular送信端子
CELL Rx Cellular受信端子
GPS GPS受信端子
CELL Monitor Cellularモニタ出力端子

Claims (6)

  1. 導体パターン層と誘電体層を交互に積層した誘電体基板上に実装され、
    送信周波数帯域の送信信号を通過させる帯域通過フィルタと、
    前記帯域通過フィルタの出力側に接続される整合回路と、
    前記整合回路を通過した送信信号を電力増幅する送信電力増幅器と、
    前記送信電力増幅器へ入力される送信信号の直流成分を遮断するDCブロックキャパシタとを備える高周波モジュールにおいて、
    前記送信電力増幅器は、半導体回路基板に形成されることにより、半導体ベアチップを構成するものであり、
    前記DCブロックキャパシタは、前記半導体ベアチップに内蔵されており、
    前記半導体ベアチップは、前記誘電体基板に実装され、
    前記整合回路は、前記誘電体基板の表層または内層に形成された導体パターンで構成された直列インダクタを含む高周波モジュール。
  2. 前記整合回路は、前記導体パターンと接地グランドパターン、との間に形成された並列キャパシタをさらに含む請求項1記載の高周波モジュール。
  3. 前記並列キャパシタは、前記直列インダクタを形成する導体パターンと、それよりもさらに下層に形成された接地グランドパターン、との間に形成されている請求項2記載の高周波モジュール。
  4. 前記直列インダクタを構成する導体パターンは、複数の誘電体層にわたってスパイラル状に形成されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の高周波モジュール。
  5. 前記直列インダクタを構成する導体パターンは、複数の誘電体層にわたってスパイラル状に形成され、前記スパイラルは、前記誘電体基板を平面透視して、並列キャパシタを形成する最下層の導体パターンのサイズの中に入っている請求項3記載の高周波モジュール。
  6. 前記請求項1から請求項5のいずれかに記載の高周波モジュールを搭載した無線通信機器。
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