JP2006279309A - 無線装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線受信部が受信する受信電波の周波数に対して、無線送信部が送信する送信電波の周波数が近接していても、当該受信電波の受信への妨害を抑制することのできる無線装置を実現する。
【解決手段】位相振幅調整部105は、送信部102がアンテナ101へ送出する送信信号またはその一部を受けて、位相および振幅を調整し、受信系統の信号に含まれる、送信信号に起因する妨害波と位相が概ね反転し、かつ、振幅が概ね等しい信号を生成する。加算部106はこの信号を、妨害波が受信信号に混入してなる信号に加算し、妨害波を減衰させる。
【選択図】図1
【解決手段】位相振幅調整部105は、送信部102がアンテナ101へ送出する送信信号またはその一部を受けて、位相および振幅を調整し、受信系統の信号に含まれる、送信信号に起因する妨害波と位相が概ね反転し、かつ、振幅が概ね等しい信号を生成する。加算部106はこの信号を、妨害波が受信信号に混入してなる信号に加算し、妨害波を減衰させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、通信・放送の送受信機において使用される無線送受信装置に関するものである。
近年、無線装置の小型化が進み、携帯電話機に地上デジタル放送などのテレビジョン放送(以下、テレビ放送と称する)の受信機能を内蔵させることが求められている。携帯電話機で電話通信のみならず、このようにテレビ放送の受信をも行おうとする場合、電話通信用の電波とは異なる周波数の放送電波を受信することとなる。従って、このような受信機においては、電話通信用の電波が、受信しようとする放送電波に対して妨害波とならないことが望ましい。
電子機器一般においては、上記妨害波の概念がもう少し広げられ、いわゆるイミュニティ対策が施される。すなわち、自身の機器内で使用する電源電圧や信号に、不要輻射による干渉が入ると機器の誤動作の原因となるため、これへの耐性を強める必要がある。例えば特許文献1には、GSM方式の携帯電話機の電波がVTRやVCRのVHF帯電波の受信に干渉を引き起こすことに対するイミュニティ対策を施すのに、GNDの強化やパターンレイアウトの変更などでは技術上・デザイン上の制約やコスト高を招くことから、VTRやVCR機器内にトラップフィルタを設けるようにすることが開示されている。
GSM方式の携帯電話機には900MHz帯の電波が使用されているため、VTRやVCRによるVHF帯の電波の受信に際しては上記携帯電話機の電波は妨害波となる。そこで、当該文献では、アンテナとチューナのミキサ部との間にコンデンサとインダクタンスとで構成される上記トラップフィルタを設けて、これにより、所望の受信信号(電波)に影響を与えることなく、妨害波を減衰させるようにしている。
特開2002−218283(2002(平成14)年8月2日公開)
上述した特許文献1の発明は、受信信号としてVHF帯域の信号を、妨害波として900MHz帯の信号を想定している。この場合、受信信号の周波数と妨害波の周波数とは、大きく離れているため、簡単なトラップフィルタにより受信信号を大きく減衰させることなく、妨害波を減衰させることが可能である。しかし、冒頭で述べた携帯電話機のように自ら電話通信用の送信電波を発するとともにテレビ放送の受信を行う場合には、以下の問題が生じる。すなわち、電話通信用の送信電波はテレビ放送の受信電波に対する妨害波となるが、例えば、電話通信用の送信電波が800MHzで、テレビ放送の受信電波がUHF帯の信号である場合には、電話通信用の送信電波の周波数と妨害波の周波数とが近接しているため、小型で低価格なフィルタでは、テレビ放送の受信信号を減衰させることなく、妨害波だけを十分減衰させることは困難であった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、無線受信部が受信する受信電波の周波数に対して、無線送信部が送信する送信電波の周波数が近接していても、当該受信電波の受信への妨害を抑制することのできる無線装置を実現することにある。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、無線送信部と無線受信部とを備えた無線装置において、前記無線送信部がアンテナに送出する高周波信号から、前記高周波信号の位相と振幅とのうち少なくとも一方の量を変化させた波形の信号を生成して、前記無線受信部に入力される受信信号に加算する、信号生成加算部を備えていることを特徴としている。
上記の発明によれば、送信する高周波信号が受信信号に妨害波として混入しても、信号生成加算部が当該高周波信号から妨害波を減衰させる波形の信号を生成して、妨害波が混入した受信信号に加算することができる。従って、送信電波の周波数が受信電波の周波数と近接していても、容易に妨害波を減衰させることができる。
以上により、無線受信部が受信する受信電波の周波数に対して、無線送信部が送信する送信電波の周波数が近接していても、当該受信電波の受信への妨害を抑制することのできる無線装置を実現することができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記信号生成加算部は、前記波形の信号を生成するために変化させる前記量の少なくとも一つは、変化分が可変であることを特徴としている。
上記の発明によれば、無線装置のその時々の環境や状態に応じて、最も効果的に妨害波を減衰させることができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記信号生成加算部は、前記波形の信号を生成するために変化させる前記量の変化分のうち、一部を予め定められた値に固定する固定部と、残りを可変とする調整部とを備えていることを特徴としている。
上記の発明によれば、固定部により妨害波とほぼ逆位相で振幅がほぼ等しい信号を生成し、調整部により微調整を行い、妨害波のキャンセル率を向上させることが可能になるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記信号生成加算部は、前記無線装置の使用時以外に、前記量の変化分についての設定が可能であることを特徴としている。
上記の発明によれば、無線装置の出荷前に、装置ごとに位相や振幅の変化分を設定することができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記信号生成加算部は、前記受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることを特徴としている。
上記の発明によれば、受信信号に混入した妨害波を常に最大限に減衰させることができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記信号生成加算部は、前記無線受信部の受信電力が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることにより、前記受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることを特徴としている。
上記の発明によれば、受信信号に混入した妨害波を容易に最大限に減衰させることができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記信号生成加算部は、前記無線受信部の出力信号のS/Nが極力改善されるように前記波形の信号の生成が制御されることにより、前記受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることを特徴としている。
上記の発明によれば、受信信号に混入した妨害波を容易に最大限に減衰させることができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記無線受信部はデジタル無線通信またはデジタル無線放送の受信部であり、前記信号生成加算部は、前記無線受信部の出力信号のエラーレートが極力改善されるように前記波形の信号の生成が制御されることにより、前記受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることを特徴としている。
上記の発明によれば、デジタル無線通信またはデジタル無線放送の受信部に対して、受信信号に混入した妨害波を容易に最大限に減衰させることができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記信号生成加算部は、前記高周波信号に関する情報に基づいて、前記受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることを特徴としている。
上記の発明によれば、無線送信部が送出する高周波信号に関して計測を行わなくても情報が得られるので、受信信号に混入した妨害波を容易に最大限に減衰させることができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記無線送信部と前記無線受信部とは、互いに別々のアンテナを用いることを特徴としている。
上記の発明によれば、無線送信部が送信用のアンテナから送信した高周波信号が受信用のアンテナから無線受信部へと混入する無線装置において、妨害波を効果的に減衰させることができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記無線送信部と前記無線受信部とは、一つのアンテナを共有していることを特徴としている。
上記の発明によれば、無線送信部から送出された高周波信号が装置内部を介して無線受信部へ混入する無線装置において、妨害波を効果的に減衰させることができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記無線送信部と前記無線受信部とは、互いに同一の通信システムの送受信を担うものであることを特徴としている。
上記の発明によれば、互いに同一の通信システムに用いられる無線送信部と無線受信部とに対して、無線送信部の送信する高周波信号が無線受信部にとって妨害波となるのを防止することができるという効果を奏する。また、このようなシステムにおいて送受信が同時に行われるものについては、妨害波の減衰を非常に効果的に行うことができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記無線送信部と前記無線受信部とは、互いに別々の通信システムの送受信を担うものであることを特徴としている。
上記の発明によれば、互いに別々の通信システムに用いられる無線送信部と無線受信部とに対して、無線送信部の送信する高周波信号が無線受信部にとって妨害波となるのを防止することができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記無線送信部は電話通信を行うためのものであることを特徴としている。
上記の発明によれば、電話送信による妨害波が減衰された無線装置を実現することができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記無線受信部は放送受信を行うためのものであることを特徴としている。
上記の発明によれば、妨害波が減衰された放送受信を行う無線装置を実現することができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、上記課題を解決するために、前記無線送信部は電話通信を行うためのものであり、前記無線受信部は放送受信を行うためのものであり、前記電話通信の受信部をさらに備えていることを特徴としている。
上記の発明によれば、電話送信による妨害波が減衰された放送受信を行うとともに、電話通信を行うことができる無線装置を実現することができるという効果を奏する。
本発明の無線装置は、以上のように、信号生成加算部を備えているので、無線受信部が受信する受信電波の周波数に対して、無線送信部が送信する送信電波の周波数が近接していても、当該受信電波の受信への妨害を抑制することのできる無線装置を実現することができるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の第1の実施形態について、図1ないし図4、および図10に基づき説明すると以下の通りである。
本発明の第1の実施形態について、図1ないし図4、および図10に基づき説明すると以下の通りである。
図1に、本実施の形態に係る無線装置100の構成を示す。無線装置100は、アンテナ101・103、送信部(無線送信部)102、受信部(無線受信部)104、位相振幅調整部105、および加算部106を備えている。アンテナ101は送信用のアンテナであり、アンテナ103は受信用のアンテナである。また、送信部102と受信部104とは、互いに別々の通信システムに用いられるものであってもよいし、同一の通信システムに用いられるものであってもよい。
送信部102が送信信号をアンテナ101を用いて送信している時、その信号の一部は、アンテナ103や、アンテナ103と受信部104との接合部分などを介して、受信系統に混入する。位相振幅調整部105は、送信部102がアンテナ101に送出する送信信号である高周波信号またはその一部を受けて、位相および振幅を調整し、受信系統において送信信号に起因する妨害波が受信信号に混入してなる信号(以下、混入信号と称する)に含まれる妨害波と位相が概ね反転し、かつ、振幅が概ね等しい信号を生成する。そして、加算部106において、上記のように生成した信号を混入信号と加算し、妨害波を減衰させる。位相振幅調整部105と加算部106とは、信号生成加算部を構成している。
図2は、位相振幅調整部105の一例を示す図である。入力端子201から入力された信号は、抵抗202を通り、トランス204の1次側コイルとキャパシタ203とで構成された並列共振回路(同調回路)を通して、トランス204の2次側に出力され、出力端子205から出力される。トランス204のコイルの極性は、出力端子205から1次側と位相が反転した信号が出力されるように設定されている。抵抗202によって並列共振回路に入力される信号が減衰され、さらにトランス204の巻数比に応じて信号の振幅は所定倍される。抵抗202とキャパシタ203とを適切に選ぶことにより、入力信号の周波数において、入力信号の移相量と振幅の増減すなわちゲインとを所望の値に設定することが可能である。送信用のアンテナ102と受信用のアンテナ103との距離はおよそ一定であるので、送信信号がどの程度の強度や位相ずれで妨害波となるかについて試算あるいは実測することは可能であり、また使用する周波数が一定の場合もある。従って、抵抗202とキャパシタ203とを予め選定することはある程度有用となる。
図3は、位相振幅調整部105の別の構成例を示す図である。この例では、入力端子301から入力された信号は、可変抵抗302を通り、トランス304の1次側コイルと可変キャパシタ303とで構成された並列共振回路を通して、トランス304の2次側に出力され、出力端子305から出力される。トランス304のコイルの極性は、出力端子305から1次側と位相が反転した信号が出力されるように設定されている。可変抵抗302によって並列共振回路に入力される信号が減衰され、さらにトランス304の巻数比に応じて信号の振幅は所定倍される。この構成では、可変抵抗302と可変キャパシタ303とを用いて、妨害波の位相および振幅に応じて、入力信号に対する移相量とゲインとを調整することが可能である。
図4は、位相振幅調整部105のさらに別の構成例を示す図である。この例では、移相量およびゲインが固定された位相振幅調整部401と、移相量およびゲインが調整可能な位相振幅調整部406とが備えられている。入力端子402から位相振幅調整部401に入力された信号は、抵抗403を通って減衰され、さらにトランス404によって前述と同様に位相が反転され、バッファ405を通して出力される。この出力信号は位相振幅調整部406に入力され、可変抵抗407を通して減衰され、さらにコイル408と可変キャパシタ409とで構成された並列共振回路を通して、出力端子410から出力される。上記構成により、位相振幅調整部401で妨害波とほぼ逆位相で、振幅がほぼ等しい信号を生成し、位相振幅調整部406で微調整を行い、妨害波のキャンセル率を向上させることが可能になる。このように、位相振幅調整部401は、信号の変化分の一部に対して移相量およびゲインを予め定められた値に固定する固定部であり、位相振幅調整部406は、信号の変化分の残りに対して移相量およびゲインを妨害波の位相および振幅に応じて可変とする調整部である。
上記図3および図4の構成においては、位相および振幅の調整に用いる可変抵抗、可変キャパシタが備えられているので、無線装置100の使用時以外、例えば出荷前に移相量やゲインを装置ごとに最適な値に調整しておくこともできる。また、可変抵抗および可変キャパシタを無線装置100の使用時に調整することにより、使用環境や装置の経年変化により妨害波の混入割合や位相が変化しても最適にキャンセルすることが可能である。
上記無線装置100が使用する電波波形の具体例を図10に示す。図10(a)は受信部104がアンテナ103から受信する受信信号の波形を示す。当該受信信号は地上デジタル放送の受信電波に用いられるOFDM変調信号である。また、図10(b)は送信部102がアンテナ101から送信する送信信号の波形を示す。当該送信信号はキャリアの周波数が一定の位相変調信号である。本実施の形態において、図10(b)の波形の電波は図10(a)の波形の電波にとって妨害波となる。受信信号に妨害波が混入した場合、図10(c)に示す波形となる。本実施の形態では、送信部102がアンテナ101へ向けて図10(b)の信号を送出すると、位相振幅調整部105が、前述の図2ないし図4のような構成により、妨害波の周波数を有する信号に対して図10(b)の信号の位相と振幅とを調整して、図10(c)で表される混入信号のうちの妨害波の部分を打ち消す信号を生成する。そしてこの生成された信号が図1の加算部106において該混入信号に加算され、妨害波が打ち消される。
なお、本実施の形態では、送信信号の位相と振幅との両方の量を調整する構成であったが、これに限らず、少なくとも一方の量を変化させて妨害波を減衰させてもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、送信する高周波信号が受信信号に妨害波として混入しても、信号生成加算部が当該高周波信号から妨害波を減衰させる波形の信号を生成して、妨害波が混入した受信信号に加算することができる。従って、送信電波の周波数が受信電波の周波数と近接していても、容易に妨害波を減衰させることができる。
以上により、無線受信部が受信する受信電波の周波数に対して、無線送信部が送信する送信電波の周波数が近接していても、当該受信電波の受信への妨害を抑制することのできる無線装置を実現することができる。
また、図3や図4のように妨害波の位相や振幅に応じて移相量およびゲインを可変としたり、またこれらの少なくとも一方を可変としたりすることにより、無線装置のその時々の環境や状態に応じて、最も効果的に妨害波を減衰させることができる。
また、本実施の形態では無線送信部と無線受信部とが互いに別々のアンテナを用いている構成について述べたが、本発明によればこのように、無線送信部が送信用のアンテナから送信した高周波信号が受信用のアンテナから無線受信部へと混入する無線装置において、妨害波を効果的に減衰させることができる。
〔実施の形態2〕
本発明の第2の実施形態について、図5および図10に基づき説明すると以下の通りである。
〔実施の形態2〕
本発明の第2の実施形態について、図5および図10に基づき説明すると以下の通りである。
図5に、本実施の形態に係る無線装置500の構成を示す。無線装置500は、送信部(無線送信部)501、アンテナ502、信号制御部503、加算部504、受信部(無線受信部)505、および、位相振幅調整部506を備えている。無線装置500では、一つのアンテナ502を送信用と受信用とに共用している。また、送信部501と受信部505とは、互いに別々の通信システムに用いられるものであってもよいし、同一の通信システムに用いられるものであってもよい。信号制御部503は、アンテナ502と送信部501および受信部505との間の信号の流れを制御し、送信信号の流れと受信信号の流れとを分離する。信号制御部503としてはダイプレクサーを用いることができる。
送信部501から送信された信号の一部は、信号制御部503やアンテナ502等を介して受信系統に混入する。上記のような信号制御部503を備えており送信信号が受信信号の妨害波となる無線装置500として、例えば送受信が同時となる周波数分割多重方式の無線装置が挙げられる。位相振幅調整部506は、送信部501の送信信号である高周波信号またはその一部を受けて、位相および振幅を調整し、受信部505への該混入信号と位相が概ね反転し、かつ、振幅が概ね等しい信号を生成して、加算部504において混入信号と加算する。これにより、混入信号は減衰する。位相振幅調整部506と加算部504とは、信号生成加算部を構成している。
位相振幅調整部506の構成例については、前述の図2ないし図4と同様である。
また、無線装置500が使用する電波波形の具体例としては図10のものがあり、その説明は前述のものと同様である。
以上のように、本実施の形態によれば、送信する高周波信号が受信信号に妨害波として混入しても、信号生成加算部が当該高周波信号から妨害波を減衰させる波形の信号を生成して、妨害波が混入した受信信号に加算することができる。従って、送信電波の周波数が受信電波の周波数と近接していても、容易に妨害波を減衰させることができる。
以上により、無線受信部が受信する受信電波の周波数に対して、無線送信部が送信する送信電波の周波数が近接していても、当該受信電波の受信への妨害を抑制することのできる無線装置を実現することができる。
また、本実施の形態では、無線送信部と無線受信部とが一つのアンテナを共有している構成について述べたが、本発明によればこのように、無線送信部から送出された高周波信号が装置内部を介して無線受信部へ混入する無線装置において、妨害波を効果的に減衰させることができる。
〔実施の形態3〕
本発明の第3の実施形態について、図6および図10に基づき説明すると以下の通りである。
〔実施の形態3〕
本発明の第3の実施形態について、図6および図10に基づき説明すると以下の通りである。
図6に、本実施の形態に係る無線装置600の構成を示す。無線装置600は、アンテナ601、送信部(無線送信部)602、位相振幅調整部603、アンテナ604、加算部605、受信部(無線受信部)606、受信アンテナ604、電力検知回路609、および、制御回路610を備えている。受信部606は、例えば、前置アンプ607とそれに続く受信回路608とから構成されていて、受信信号を前置アンプ607の出力から電力検知回路609に入力することができる。アンテナ601は送信用のアンテナであり、アンテナ604は受信用のアンテナである。また、送信部602と受信部606とは、互いに別々の通信システムに用いられるものであってもよいし、同一の通信システムに用いられるものであってもよい。
送信部602から送信された信号の一部は、アンテナ604等を介して受信系統に混入する。位相振幅調整部603は、送信部602の送信信号である高周波信号またはその一部を受けて、位相および振幅を調整し、加算部605において、混入信号と加算する。位相振幅調整部603と加算部605とは、信号生成加算部を構成している。電力検知回路609は、前置アンプ607の出力から、受信部606の内部における受信電力を検知して、制御回路610にその指標を伝える。制御回路610は、位相振幅調整部603を受信信号の電力の指標ができるだけ小さくなるように制御すし、それに応じた移相量およびゲインが設定される。送信部602から送出される送信信号が受信信号に対して妨害波となる場合、妨害波は受信部606に近接して送信され、受信信号は遠距離からの減衰した信号である場合が多いので、一般に、混入信号の受信電力の大半は妨害波の受信電力となる。従って、受信電力の指標ができるだけ小さくなるようにすれば、妨害波は最も大きく減衰されることになる。
位相振幅調整部703の構成例としては、前述の図3や図4と同様に移相量およびゲインが可変のものが挙げられる。
また、無線装置600が使用する電波波形の具体例としては図10のものがあり、その説明は前述のものと同様である。
以上のように、本実施の形態によれば、送信する高周波信号が受信信号に妨害波として混入しても、信号生成加算部が当該高周波信号から妨害波を減衰させる波形の信号を生成して、妨害波が混入した受信信号に加算することができる。従って、送信電波の周波数が受信電波の周波数と近接していても、容易に妨害波を減衰させることができる。
以上により、無線受信部が受信する受信電波の周波数に対して、無線送信部が送信する送信電波の周波数が近接していても、当該受信電波の受信への妨害を抑制することのできる無線装置を実現することができる。
また、信号生成加算部は、受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように移相量やゲインが制御されるので、受信信号に混入した妨害波を常に最大限に減衰させることができる。また、この制御を、無線受信部の受信電力が極力小さくなるように行うので妨害波を容易に最大限に減衰させることができる。
また、本実施の形態では無線送信部と無線受信部とが互いに別々のアンテナを用いている構成について述べたが、本発明によればこのように、無線送信部が送信用のアンテナから送信した高周波信号が受信用のアンテナから無線受信部へと混入する無線装置において、妨害波を効果的に減衰させることができる。
〔実施の形態4〕
本発明の第4の実施形態について、図7および図10に基づき説明すると以下の通りである。
〔実施の形態4〕
本発明の第4の実施形態について、図7および図10に基づき説明すると以下の通りである。
図7に、本実施の形態に係る無線装置700の構成を示す。無線装置700は、アンテナ701、送信部(無線送信部)702、位相振幅調整部703、アンテナ704、加算部705、受信部(無線受信部)706、および、制御回路710を備えている。受信部706は、例えば、前置アンプ707とそれに続く受信回路708とから構成されている。アンテナ701は送信用のアンテナであり、アンテナ704は受信用のアンテナである。また、送信部702と受信部706とは、互いに別々の通信システムに用いられるものであってもよいし、同一の通信システムに用いられるものであってもよい。
送信部702から送信された信号の一部は、アンテナ704等を介して受信系統に混入する。位相振幅調整部703は、送信部702の送信信号である高周波信号またはその一部を受けて、位相および振幅を調整し、加算部705において、混入信号と加算する。位相振幅調整部703と加算部705とは、信号生成加算部を構成している。制御回路710は受信回路708から出力される受信感度の指標709が最良値に近づくように、位相振幅調整部703を制御し、それに応じた移相量およびゲインが設定される。受信感度の指標としては、S/N、エラーレートなどがある。特に、エラーレートは、受信部706がデジタル無線通信またはデジタル無線放送の受信部である場合に使用することができる。
位相振幅調整部703の構成例としては、前述の図3や図4と同様に移相量およびゲインが可変のものが挙げられる。
また、無線装置700が使用する電波波形の具体例としては図10のものがあり、その説明は前述のものと同様である。
以上のように、本実施の形態によれば、送信する高周波信号が受信信号に妨害波として混入しても、信号生成加算部が当該高周波信号から妨害波を減衰させる波形の信号を生成して、妨害波が混入した受信信号に加算することができる。従って、送信電波の周波数が受信電波の周波数と近接していても、容易に妨害波を減衰させることができる。
以上により、無線受信部が受信する受信電波の周波数に対して、無線送信部が送信する送信電波の周波数が近接していても、当該受信電波の受信への妨害を抑制することのできる無線装置を実現することができる。
また、信号生成加算部は、受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように移相量やゲインが制御されるので、受信信号に混入した妨害波を常に最大限に減衰させることができる。また、この制御を、無線受信部のS/Nが極力改善されるように、あるいはエラーレートが極力小さくなるように行うので妨害波を容易に最大限に減衰させることができる。
また、本実施の形態では無線送信部と無線受信部とが互いに別々のアンテナを用いている構成について述べたが、本発明によればこのように、無線送信部が送信用のアンテナから送信した高周波信号が受信用のアンテナから無線受信部へと混入する無線装置において、妨害波を効果的に減衰させることができる。
〔実施の形態5〕
本発明の第5の実施形態について、図8および図10に基づき説明すると以下の通りである。
〔実施の形態5〕
本発明の第5の実施形態について、図8および図10に基づき説明すると以下の通りである。
図8に、本実施の形態に係る無線装置800の構成を示す。無線装置800は、アンテナ801、送信部(無線送信部)802、アンテナ803、受信部(無線受信部)804、位相振幅調整部806、加算部807、および、制御回路808を備えている。アンテナ801は送信用のアンテナであり、アンテナ803は受信用のアンテナである。また、送信部802と受信部804とは、互いに別々の通信システムに用いられるものであってもよいし、同一の通信システムに用いられるものであってもよい。
送信部802から送信された信号の一部は、アンテナ803等を介して受信系統に混入する。位相振幅調整部806は、送信部802の送信信号である高周波信号またはその一部を受けて、位相および振幅を調整し、加算部807において、混入信号と加算する。位相振幅調整部806と加算部807とは、信号生成加算部を構成している。送信部802からは、送信信号に関する情報805が制御回路808に伝えられる。制御回路808は送信信号に関する情報805に基づいて位相振幅調整部806を制御し、それに応じた移相量およびゲインが設定される。送信信号に関する情報805としては、例えば送信周波数、送信電力などがある。
位相振幅調整部806の構成例としては、前述の図3や図4と同様に移相量およびゲインが可変のものが挙げられる。
また、無線装置800が使用する電波波形の具体例としては図10のものがあり、その説明は前述のものと同様である。
また、さらに前述の図6のような電力検知回路で受信電力を検知して制御回路808にフィードバックする構成や、図7のようにS/Nやエラーレートを検知して制御回路808にフィードバックする構成なども可能である。
以上のように、本実施の形態によれば、送信する高周波信号が受信信号に妨害波として混入しても、信号生成加算部が当該高周波信号から妨害波を減衰させる波形の信号を生成して、妨害波が混入した受信信号に加算することができる。従って、送信電波の周波数が受信電波の周波数と近接していても、容易に妨害波を減衰させることができる。
以上により、無線受信部が受信する受信電波の周波数に対して、無線送信部が送信する送信電波の周波数が近接していても、当該受信電波の受信への妨害を抑制することのできる無線装置を実現することができる。
また、無線送信部が送出する高周波信号に関して計測を行わなくても情報が得られるので、受信信号に混入した妨害波を容易に最大限に減衰させることができる。
また、本実施の形態では無線送信部と無線受信部とが互いに別々のアンテナを用いている構成について述べたが、本発明によればこのように、無線送信部が送信用のアンテナから送信した高周波信号が受信用のアンテナから無線受信部へと混入する無線装置において、妨害波を効果的に減衰させることができる。
〔実施の形態6〕
本発明の第6の実施形態について、図9および図10に基づき説明すると以下の通りである。
〔実施の形態6〕
本発明の第6の実施形態について、図9および図10に基づき説明すると以下の通りである。
図9に、本実施の形態の無線装置900の構成を示す。無線装置900は、アンテナ902、信号制御部903、受信部904、送信部(無線送信部)905、位相振幅調整部906、アンテナ907、加算部908、および、受信部(無線受信部)909を備えている。このうち、アンテナ902、信号制御部903、受信部904、および、送信部905は無線送受信部901を構成しており、これらは互いに同一の通信システムに用いられる。また、受信部909は上記無線送受信部901とは別の通信システムに用いられる。アンテナ902は例えば電話通信用のアンテナであって、送信用と受信用とに共用される。アンテナ907は例えばテレビ放送受信用のアンテナである。信号制御部903は、アンテナ902と送信部905および受信部904との間の信号の流れを制御し、送信信号の流れと受信信号の流れとを分離する。信号制御部903としてはダイプレクサーを用いることができる。
無線送受信部901の送信部905から送信された信号の一部は、アンテナ907等を介して受信部909を備える受信系統に混入する。位相振幅調整部906は、送信部905の送信信号である高周波信号またはその一部を受けて、位相および振幅を調整し、加算部908において、混入信号と加算する。位相振幅調整部906と加算部908とは、信号生成加算部を構成している。無線送受信部901の例としては、携帯電話送受信部やワイヤレスLAN送受信部などがある。受信部909の例としては、ラジオ受信部やテレビ受信部などがある。
位相振幅調整部906の構成例については、前述の図2ないし図4と同様である。
また、無線装置900が使用する電波波形の具体例としては図10のものがあり、その説明は前述のものと同様である。
なお、信号制御部903は無線送受信部901における信号の流れを制御するものであったが、これに限らず、さらに受信部909の受信信号の流れを制御するものであってもよい。この場合、アンテナ907は不要となる。
以上のように、本実施の形態によれば、送信する高周波信号が受信信号に妨害波として混入しても、信号生成加算部が当該高周波信号から妨害波を減衰させる波形の信号を生成して、妨害波が混入した受信信号に加算することができる。従って、送信電波の周波数が受信電波の周波数と近接していても、容易に妨害波を減衰させることができる。
以上により、無線受信部が受信する受信電波の周波数に対して、無線送信部が送信する送信電波の周波数が近接していても、当該受信電波の受信への妨害を抑制することのできる無線装置を実現することができる。
また、本実施の形態では無線送信部と無線受信部とが互いに別々のアンテナを用いている構成について述べたが、本発明によればこのように、無線送信部が送信用のアンテナから送信した高周波信号が受信用のアンテナから無線受信部へと混入する無線装置において、妨害波を効果的に減衰させることができる。
以上、各実施の形態について述べた。なお、各実施の形態では同調回路を用いて特定の周波数の信号に対して位相や振幅の調整を行う構成について述べた。しかし、位相振幅調整部としては、広い周波数帯域をもつ妨害波の位相や振幅を調整するものでもよく、例えば図11に示すように、送信信号またはその一部が入力される広帯域の遅延回路11とその出力に接続された反転増幅回路12とで構成することが可能である。すなわち、妨害波が複数種類の周波数の合成波形であっても、これを同じ複数種類の周波数の信号から生成した波形で減衰させることができる。
また、無線送信部と無線受信部とが互いに同一の通信システムの送受信を担うものである場合には、無線送信部の送信する高周波信号が同一システムの無線受信部にとって妨害波となるのを防止することができる。また、このようなシステムにおいて送受信が同時に行われるものについては、妨害波の減衰を非常に効果的に行うことができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、テレビ受信機能付き携帯電話機に好適に使用することができる。
100、500、600、700、800、900
無線装置
102、501、602、702、802、905
送信部(無線送信部)
104、505、606、706、804、909
受信部(無線受信部)
無線装置
102、501、602、702、802、905
送信部(無線送信部)
104、505、606、706、804、909
受信部(無線受信部)
Claims (16)
- 無線送信部と無線受信部とを備えた無線装置において、
前記無線送信部がアンテナに送出する高周波信号から、前記高周波信号の位相と振幅とのうち少なくとも一方の量を変化させた波形の信号を生成して、前記無線受信部に入力される受信信号に加算する、信号生成加算部を備えていることを特徴とする無線装置。 - 前記信号生成加算部は、前記波形の信号を生成するために変化させる前記量の少なくとも一つは、変化分が可変であることを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
- 前記信号生成加算部は、前記波形の信号を生成するために変化させる前記量の変化分のうち、一部を予め定められた値に固定する固定部と、残りを可変とする調整部とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の無線装置。
- 前記信号生成加算部は、前記無線装置の使用時以外に、前記量の変化分についての設定が可能であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の無線装置。
- 前記信号生成加算部は、前記受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の無線装置。
- 前記信号生成加算部は、前記無線受信部の受信電力が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることにより、前記受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることを特徴とする請求項5に記載の無線装置。
- 前記信号生成加算部は、前記無線受信部の出力信号のS/Nが極力改善されるように前記波形の信号の生成が制御されることにより、前記受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることを特徴とする請求項5に記載の無線装置。
- 前記無線受信部はデジタル無線通信またはデジタル無線放送の受信部であり、
前記信号生成加算部は、前記無線受信部の出力信号のエラーレートが極力改善されるように前記波形の信号の生成が制御されることにより、前記受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることを特徴とする請求項5に記載の無線装置。 - 前記信号生成加算部は、前記高周波信号に関する情報に基づいて、前記受信信号に混入している妨害波が極力小さくなるように前記波形の信号の生成が制御されることを特徴とする請求項5に記載の無線装置。
- 前記無線送信部と前記無線受信部とは、互いに別々のアンテナを用いることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の無線装置。
- 前記無線送信部と前記無線受信部とは、一つのアンテナを共有していることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の無線装置。
- 前記無線送信部と前記無線受信部とは、互いに同一の通信システムの送受信を担うものであることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の無線装置。
- 前記無線送信部と前記無線受信部とは、互いに別々の通信システムの送受信を担うものであることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の無線装置。
- 前記無線送信部は電話通信を行うためのものであることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の無線装置。
- 前記無線受信部は放送受信を行うためのものであることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の無線装置。
- 前記無線送信部は電話通信を行うためのものであり、前記無線受信部は放送受信を行うためのものであり、前記電話通信の受信部をさらに備えていることを特徴とする請求項1ないし13のいずれかに記載の無線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005092800A JP2006279309A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 無線装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007215184A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Thomson Licensing | 干渉をキャンセルする方法及び装置 |
JP2010041291A (ja) * | 2008-08-04 | 2010-02-18 | Kddi Corp | 無線通信装置 |
JP2010124328A (ja) * | 2008-11-20 | 2010-06-03 | Denso Wave Inc | Rfidリーダライタ装置及びrfidリーダライタシステム |
-
2005
- 2005-03-28 JP JP2005092800A patent/JP2006279309A/ja active Pending
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