JP2006279265A - 携帯機、及び、この携帯機を用いた情報システム - Google Patents
携帯機、及び、この携帯機を用いた情報システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 プライバシーを守りつつ動画等のメイン情報を記録した情報抱持体(写真付きシール等)から、その情報を読み取り可能な携帯機、及び、この携帯機を利用した情報システムを提供する。
【解決手段】 携帯電話1は、シール3から暗号化されたメイン情報と、IPアドレスを受信し、IPアドレスに対応した暗号情報に基づいてそのメイン情報を複合化して出力している。そのため、この携帯電話1が、IPアドレスに対応した暗号情報を有しない場合、動画情報を出力することはできない。従って、この携帯電話1を用いると、シール3に記録されたメイン情報のプライバシーを守りつつ動画情報を記録したシール3から、その情報を読み取ることができ、例えば、シール3を交換する遊びをする場合、より趣向性に富んだ遊びをすることができる。
【選択図】 図7
【解決手段】 携帯電話1は、シール3から暗号化されたメイン情報と、IPアドレスを受信し、IPアドレスに対応した暗号情報に基づいてそのメイン情報を複合化して出力している。そのため、この携帯電話1が、IPアドレスに対応した暗号情報を有しない場合、動画情報を出力することはできない。従って、この携帯電話1を用いると、シール3に記録されたメイン情報のプライバシーを守りつつ動画情報を記録したシール3から、その情報を読み取ることができ、例えば、シール3を交換する遊びをする場合、より趣向性に富んだ遊びをすることができる。
【選択図】 図7
Description
本発明は、携帯機及びこの携帯機を用いた情報システムに関する。
従来より、中高生を中心に、プリクラ(商標名)と呼ばれる写真付きシールの交換がブームとなり、現在もそのブームは衰えることがない。このブームを支えているのが、写真付きシールの製造装置で、現在でもゲームセンター、ボーリング場、カラオケボックス等、多くの場所に設置されている。
なお、写真付きシール製造装置については、周知であるので、特に調査は行っていない。
しかし、従来の写真付きシールは、画像だけが記録されているものなので、記録が一面的であるという問題があった。
そのため、写真付きシールにRFIC等の記憶素子を埋め込み、その記憶素子にその写真付きシールを撮影するときの音声や、撮影時の様子を記録した動画を記録すると、記録が多様化して趣向性が向上すると思われる。
そのため、写真付きシールにRFIC等の記憶素子を埋め込み、その記憶素子にその写真付きシールを撮影するときの音声や、撮影時の様子を記録した動画を記録すると、記録が多様化して趣向性が向上すると思われる。
しかし、写真付きシールの場合、そのような情報をそのまま記録すると、プライバシーが侵害される問題があった。
そこで本発明では、プライバシーを守りつつ動画等のメイン情報を記録した情報抱持体(写真付きシール等)から、その情報を読み取り可能な携帯機、及び、この携帯機を利用した情報システムを提供することを目的とする。
そこで本発明では、プライバシーを守りつつ動画等のメイン情報を記録した情報抱持体(写真付きシール等)から、その情報を読み取り可能な携帯機、及び、この携帯機を利用した情報システムを提供することを目的とする。
上述した問題を解決するためになされた発明である請求項1記載の携帯機は、問合情報及び暗号化されたメイン情報を記憶する情報抱持体から前記問合情報及び前記メイン情報を無線で受信する受信手段と、この受信手段で受信した前記問合情報に対応した前記暗号情報に基づいて前記メイン情報を複合化する複合化手段と、この複合化手段において複合化された前記メイン情報に基づいて出力を行う出力手段とを備えることを特徴とする。
この携帯機は、情報抱持体に記憶された暗号化されたメイン情報を、問合情報とともに受信し、問合情報に対応した暗号情報に基づいてそのメイン情報を複合化し出力している。そのため、この携帯機が、問合情報に対応した暗号情報を有しない場合、メイン情報を出力することはできない。しかしこの携帯機が、問合情報に対応する暗号情報を有する場合、そのメイン情報は適式に複合化されて、そのメイン情報を出力することができる。一方、情報抱持体にはメイン情報を複合化するための情報も記憶されていないので、メイン情報が不正に解読される恐れもない。
従って、この携帯機を用いると、情報抱持体に記録されたメイン情報のプライバシーを守りつつメイン情報を記録した情報抱持体(写真付きシール等)から、その情報を読み取って出力することができる。
尚、携帯機とは、携帯電話、PDS、ノートパソコンその他の携帯可能な機器のことである。
プライバシー性を高めるためには、次のような方法が考えられる。
プライバシー性を高めるためには、次のような方法が考えられる。
請求項2に記載したように、操作者の操作に基づいて照会情報を生成する生成手段を備え、複合化手段は、問合情報及び照会情報に対応した暗号情報に基づいてメイン情報を複合化するようにしてもよい。このようにすれば、操作者が照会情報を知らなければメイン情報が携帯機から出力されないため、プライバシー性をより高めることができる。
一方、情報抱持体を交換したとき、交換相手の携帯機でもプライバシーを維持しつつメイン情報を出力するには次のような方法が考えられる。
この方法とは、請求項3に記載したように、携帯機が、他の携帯機から照会情報を受信する第2受信手段を備え、複合化手段が、この第2受信手段で受信した照会情報及び問合情報に対応した暗号情報に基づいてメイン情報を複合化するというものである。このようにすると、この携帯機は、第2受信手段で照会情報を受信しておけばメイン情報を出力できるので、情報抱持体を交換した相手に照会情報を知らせることなく、相手の携帯機でプライバシーを保ちつつメイン情報を出力させることができる。
この方法とは、請求項3に記載したように、携帯機が、他の携帯機から照会情報を受信する第2受信手段を備え、複合化手段が、この第2受信手段で受信した照会情報及び問合情報に対応した暗号情報に基づいてメイン情報を複合化するというものである。このようにすると、この携帯機は、第2受信手段で照会情報を受信しておけばメイン情報を出力できるので、情報抱持体を交換した相手に照会情報を知らせることなく、相手の携帯機でプライバシーを保ちつつメイン情報を出力させることができる。
次に暗号情報については、請求項4に記載したように、複合化手段が、問合情報、照会情報、及び、暗号情報を関連付けて記憶する情報管理機に、問合情報及び照会情報に関連する暗号情報を問い合わせる問合手段を備え、この問合手段の問い合わせに応じた暗号情報に基づいて、情報抱持体から受信したメイン情報を複合化するようにしてもよい。このようにすれば、暗号情報ですら情報管理機に問い合わせないと携帯機ではメイン情報を複合化、そして出力することができないので、プライバシーをより高めることができる。
請求項5記載の携帯機は、他の携帯機から照会情報を受信する第2受信手段と、この照会情報に対応した前記暗号情報に基づいて、前記メイン情報を複合化可能な期間を制限する制限手段とを備え、前記複合化手段は、前記問合情報、照会情報、及び、暗号情報を関連付けて記憶する情報管理機に、前記問合情報及び前記照会情報に関連する前記暗号情報を問い合わせる問合手段を備え、この問合手段の問合せに応じた前記暗号情報に基づいて、前記期間の間、前記情報抱持体から受信した前記メイン情報を複合化することを特徴とする。この携帯機では、第2受信手段を用いて他の携帯機から照会情報を受信し、その照会情報に基づいた暗号情報を用いてメイン情報を複合化する場合は、制限手段により、メイン情報を複合化可能な期間を制限している。このようにすれば、他人にいつまでも動画情報を見られる恐れがないので、動画情報がプライバシーに関わるものなら、そのプライバシーを一定期間経過後は、他人には知られないようにすることができる。
ところで上述した請求項1に記載の携帯機を利用する場合、請求項6に記載したような情報システムを構築するとよい。請求項6に記載の情報システムは、問合情報及び暗号化されたメイン情報を記憶する情報抱持体と、この情報抱持体から問合情報及びメイン情報を無線で受信する受信手段、この受信手段で受信した問合情報に対応した暗号情報に基づいてメイン情報を複合化する複合化手段、この複合化手段において複合化されたメイン情報に基づいて出力を行う出力手段を備える携帯機とを備えることを特徴とする。この情報システムを用いれば、請求項1に記載した携帯機を用いることで、情報抱持体に記録されたメイン情報のプライバシーを守りつつ動画等のメイン情報を記録した情報抱持体(写真付きシール等)から、その情報を読み取ることができる。
請求項7に記載したように、上述した請求項2に記載の携帯機を利用する場合、情報システムは、携帯機は、操作者の操作に基づいて照会情報を生成する生成手段を備え、複合化手段は、問合情報及び照会情報に対応した暗号情報に基づいてメイン情報を複合化するとよい。このようにすれば、請求項2に記載した携帯機を用いても、操作者が照会情報を知らなければメイン情報が携帯機から出力されないため、プライバシー性をより高めることができる。
請求項8に記載したように、上述した請求項3に記載の携帯機を利用する場合、情報システムは、携帯機が、他の携帯機から照会情報を受信する第2受信手段を備え、複合化手段は、問合情報及び照会情報に対応した暗号情報に基づいてメイン情報を複合化するとよい。このようにすれば、請求項3に記載した携帯機を用いても、この携帯機は、第2受信手段で照会情報を受信すればメイン情報を出力できるので、情報抱持体を交換した相手に照会情報を知らせることなく、相手の携帯機でプライバシーを保ちつつメイン情報を出力させることができる。
請求項9に記載したように、上述した請求項4に記載の携帯機を利用する場合、情報システムは、携帯機が、問合情報、照会情報、及び、暗号情報を関連付けて記憶する情報管理機を備え、携帯機の複合化手段は、この情報管理機に、問合情報及び照会情報に関連する暗号情報を問い合わせる問合手段を備え、この問合手段の問合せに応じた暗号情報に基づいて、情報抱持体から受信したメイン情報を複合化するとよい。このようにすれば、請求項4に記載した携帯機を用いても、暗号情報ですら情報管理機に問い合わせないと携帯機ではメイン情報を複合化、そして出力することができないので、プライバシーをより高めることができる。
請求項10に記載したように、上述した請求項5に記載の携帯機を利用する場合、前記携帯機は、他の携帯機から照会情報を受信する第2受信手段と、この照会情報に対応した前記暗号情報に基づいて、前記メイン情報を複合化可能な期間を制限する制限手段とを備え、前記複合化手段は、前記問合情報、照会情報、及び、暗号情報を関連付けて記憶する情報管理機に、前記問合情報及び前記照会情報に関連する前記暗号情報を問い合わせる問合手段を備え、この問合手段の問合せに応じた前記暗号情報に基づいて、前記期間の間、前記情報抱持体から受信した前記メイン情報を複合化するとよい。この情報システムでは、第2受信手段を用いて他の携帯機から照会情報を受信し、その照会情報に基づいた暗号情報を用いてメイン情報を複合化する場合は、制限手段により、メイン情報を複合化可能な期間を制限している。このようにすれば、他人にいつまでも動画情報を見られる恐れがないので、動画情報がプライバシーに関わるものなら、そのプライバシーを一定期間経過後は、他人には知られないようにすることができる。
請求項11に記載したように、請求項6〜10に記載の情報システムは、情報抱持体にメイン情報を書き込む情報生成機を組み込んでもよい。そして、プライバシーの点からメイン情報がそのまま情報抱持体に記憶されるのは好ましくないので、請求項12に記載したように、情報生成機は、メイン情報を暗号化して情報抱持体に書き込むことが好ましい。
請求項13に記載したように、情報生成機は、照会情報を入力する操作を受け付ける入力手段を備え、この入力手段で入力された照会情報と、メイン情報を暗号化する際の暗号情報と、情報抱持体から読み込んだ問合情報とを関連付けて、情報管理機に送信し、情報管理機は、入力情報と照会情報と暗号情報とを関連付けて記憶するようにしてもよい。情報生成機と前記情報入力機とが通信可能に接続されていれば、情報システムをこのように構築してもよい。さらに請求項14に記載したように、情報生成機は、情報抱持体の表面に画像を形成する画像形成手段を備えていてもよいことはもちろんである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
ここで図1は、本実施形態の全体構造を示した模式図である。図2は、携帯電話のブロック図である。図3は、シールの正面図と断面図である。図4は情報管理機のブロック図である。図5は情報入力機のブロック図である。
ここで図1は、本実施形態の全体構造を示した模式図である。図2は、携帯電話のブロック図である。図3は、シールの正面図と断面図である。図4は情報管理機のブロック図である。図5は情報入力機のブロック図である。
本実施形態の情報システムは、図1に示すように、携帯電話1、写真付きシール3(以下単にシール3という)、センターコンピュータ5(以下情報管理機5という)、情報入力機7を備えており、情報入力機7でシール3にメイン情報を入力し、その入力したメイン情報を携帯電話1で安全に出力し、そしてこの安全な出力を情報管理機5で管理するシステムである。この情報システムを構成する各装置のうち、携帯電話1、情報管理機5、情報入力機7は携帯電話回線網を含む一般公衆回線網9を介して、互いに通信可能に接続され、携帯電話1、シール3は、無線により通信可能に構成されている。
携帯電話1は、図2に示すように、中央制御装置10、操作装置12、電話装置14、モニタ16、リーダ18、スピーカ20、メモリ22、その他の装置29を備え、中央制御装置10と各装置12〜29は通信可能に接続されている。
中央制御装置10は、CPU、ROM、RAM10aを備える一般的なコンピュータ装置であり、この携帯電話1に備えられた各装置10〜29と連携して、上述した情報システムや、携帯電話機能を実行するための各種処理を実行する。
操作装置12は、携帯電話1の筐体の表面に設置された複数の押しボタンスイッチ等12aを備えた装置であり(図1参照)、操作者の指令を入力する装置である。電話装置14は、一般公衆回線網9と携帯電話1とを無線で通信可能に接続する通信装置である。携帯電話1は、この電話装置14を用いることで、一般公衆回線網9に接続された他の装置と通信することができる。モニタ16は、液晶製の画像形成装置で、携帯電話1の筐体の表面であって、押しボタンスイッチ等12aの上方に配置されている。リーダ18は、シール3の後述するICタグに記憶された各種情報を読み取る読取装置である。スピーカ20は、音声を出力する装置である。メモリ22は、フラッシュメモリからなり、データの記憶・消去が可能な装置である。このメモリ22は、本実施形態ではIPアドレスと、暗号情報とをそれぞれ関連付けて記憶する装置として用いられる。その他の装置29としては、本実施形態では、携帯電話1の携帯電話としての機能等を実行するための各種装置が、この携帯電話1には備えられている。
次に、シール3は、図3(a)に示すように、写真用のプリント用紙30と、図3(b)に示すように、プリント用紙30の裏面に接着剤32が積層されたものである。このうち、プリント用紙30内には、RFID(Radio Frequency Identification)技術を利用したタグであって、図示しないICチップとアンテナとが組み合わされたICタグ34が埋め込まれている。このICタグ34のICチップは、様々な情報を記憶することができるが、本実施形態では、このICタグ34に固有のIPアドレスの他に、情報入力機7で作製されたメイン情報を記憶する装置として用いられる。そしてこのIPアドレスとメイン情報は、本実施形態では、携帯電話1がICタグ34に記憶された情報を読み取ることができるリーダ18を備えているので、携帯電話1側でこれらの情報が読み取られる。
次に、情報管理機5は、図4に示すように、中央制御装置50、操作装置52、通信装置54、モニタ56、記憶装置58、その他の装置69を備え、中央制御装置50と各装置52〜69は通信可能に接続されている。
中央制御装置50は、CPU、ROM、RAMを備える一般的なコンピュータ装置で、上述した情報システムや、コンピュータの各種機能を実行するための各種処理を実行する。操作装置52は、キーボード、マウス等からなる装置であり、操作者の指令を入力する装置である。通信装置54は、一般公衆回線網9と情報管理機5とを通信可能に接続する通信装置である。情報管理機5は、この通信装置54を介することで、一般公衆回線網9に接続された他の装置と通信することができる。モニタ56は、CRTその他の画像形成装置である。記憶装置58は、ハードディスクからなり、データの記憶・消去が可能な装置である。本実施形態ではIPアドレス、照会情報、暗号情報をそれぞれ関連付けて記憶する装置として用いられる。その他の装置69は、情報管理機5のその他の機能を実行するための各種装置である。
次に、情報入力機7は、中央制御装置70、操作装置72、通信装置74、モニタ76、カメラ78、マイク80、スピーカ82、フラッシュ装置84、プリンタ86、書込装置87、記憶装置88、その他の装置89とを備えている。
中央制御装置70は、CPU、ROM、RAM70aを備える一般的なコンピュータ装置で、上述した情報システムや、情報入力機7の各種機能に関する各種処理を実行する。操作装置72は、情報入力機7の筐体の表面に設置された複数の押しボタンスイッチ等72aからなる装置であり(図1参照)、操作者の指令を入力する装置である。
通信装置74は、一般公衆回線網9と情報入力機7とを無線で通信可能に接続する通信装置である。情報入力機7は、この通信装置74を介することで、一般公衆回線網9に接続された他の装置と通信することができる。モニタ76は、情報入力機7の筐体の表面であってボタンスイッチ72aの上側に配置された液晶製の画像形成装置である。カメラ78は、情報入力機7のモニタ76の上側に配置されており、情報入力機7の正面に立った人物等を撮影することができるよう配置されている。マイク80は、音声を入力する装置である。スピーカ82は、音声を出力する装置である。フラッシュ装置84は、情報入力機の頂部に設置され、撮影時にフラッシュ光を放つ装置である。プリンタ86は、シール3の表面に画像を印刷する印刷装置である。書込装置87は、シール3のICタグにメイン情報を入力する装置である。記憶装置88は、ハードディスクからなり、データの記憶・消去が可能な装置である。その他の装置89は、情報入力機7のその他の機能を実行するための各種装置である。
次に、以上のように構成された各装置を用いて実行される、本実施形態の情報システムの各種処理について説明する。
ここで、図6は、本実施形態の情報システムで実行される処理のうち、主に、情報入力機7においてメイン情報をシール3に書き込む書込処理についてのタイムチャートである。図7は、本実施形態の情報システムで実行される処理のうち、主に、携帯電話1においてシール3に書き込まれたメイン情報を読み込んで出力する読込処理についてのタイムチャートである。
ここで、図6は、本実施形態の情報システムで実行される処理のうち、主に、情報入力機7においてメイン情報をシール3に書き込む書込処理についてのタイムチャートである。図7は、本実施形態の情報システムで実行される処理のうち、主に、携帯電話1においてシール3に書き込まれたメイン情報を読み込んで出力する読込処理についてのタイムチャートである。
書込処理は、情報入力機7の図示しない硬貨投入口に所定の金額の硬貨が投入されたらスタートする(S10)。この読込処理がスタートすると、次に、情報入力機7では、シール3に印刷する静止画と、シール3に記憶する動画を撮影する2つの処理(S12)が実行される。
静止画を撮影する処理では、シール3に印刷するための静止画を撮影・決定する処理を実行する。具体的には、操作装置72、カメラ78、フラッシュ装置84を用いて撮影した複数の画像をモニタ76に表示したり、操作者に操作装置72を操作させ、その表示された複数の静止画の中から必要な静止画を選択させたり、静止画と共に表示するフレームを選択させたりする処理を実行する。尚、これらの処理は一般的な処理なので、詳細については省略する。
一方、動画を撮影する処理では、シール3にメイン情報として入力する動画を撮影する処理を実行する。具体的には、例えば、カメラ78、モニタ76、マイク80等を用いて、静止画の撮影を開始し終了するまでの様子を撮影する。尚、撮影する動画は、どのような動画でもよい。例えば、静止画を撮り終えた後、動作を撮影してもよい。この場合、操作者が操作装置12を操作して、撮影開始と終了を操作者が指示すればよい。また、動画に変えて、音声だけを録音してもよい。あるいは、音声および動画を別々に録音、録画してもよい。尚、撮影された静止画および動画は、ともに記憶装置88に一旦記憶される。
この撮影処理(S12)が終了すると、中央制御装置70は、次に、照会情報を入力させる照会情報入力処理(S14)を実行する。
この照会情報入力処理(S14)では、中央制御装置70は、操作者に照会情報を作製するための暗証番号を入力させる処理を実行する。具体的には、中央制御装置70がモニタ76に暗証番号を入力するよう催促する画像を表示する。そして、この表示に従って操作者が操作装置72を操作して暗証番号を入力し、暗証番号を決定する操作をしたら、中央制御装置70は、この暗証番号に関する情報を照会情報として中央制御装置70のRAM70aに一時的に記憶する。また中央制御装置70は、この暗証番号に基づいて、動画を暗号化するための暗号情報を作製して(作製方法は任意)、中央制御装置70のRAM70aに一時的に記憶し、次に、静止画像を写真付きシールに印刷する印刷処理(S16)を実行する
この印刷処理(S16)では、中央制御装置70は、記憶装置88に記憶された静止画に基づいて、プリンタ86を制御してシール3の表面に写真を現像する処理を実行する。そして、中央制御装置70はこの印刷処理(S16)と並行して、S14でRAM70aに記憶された暗号化情報を用いて、記憶装置88に記憶された動画情報を暗号化する処理を実行する(S18)。そしてこのS18の処理で動画が暗号化されたら、中央制御装置70は、書込装置87を制御して、シール3のICタグ34に動画情報を記憶させる処理(S28)を実行する。この動画情報が、前述したメイン情報である。
この照会情報入力処理(S14)では、中央制御装置70は、操作者に照会情報を作製するための暗証番号を入力させる処理を実行する。具体的には、中央制御装置70がモニタ76に暗証番号を入力するよう催促する画像を表示する。そして、この表示に従って操作者が操作装置72を操作して暗証番号を入力し、暗証番号を決定する操作をしたら、中央制御装置70は、この暗証番号に関する情報を照会情報として中央制御装置70のRAM70aに一時的に記憶する。また中央制御装置70は、この暗証番号に基づいて、動画を暗号化するための暗号情報を作製して(作製方法は任意)、中央制御装置70のRAM70aに一時的に記憶し、次に、静止画像を写真付きシールに印刷する印刷処理(S16)を実行する
この印刷処理(S16)では、中央制御装置70は、記憶装置88に記憶された静止画に基づいて、プリンタ86を制御してシール3の表面に写真を現像する処理を実行する。そして、中央制御装置70はこの印刷処理(S16)と並行して、S14でRAM70aに記憶された暗号化情報を用いて、記憶装置88に記憶された動画情報を暗号化する処理を実行する(S18)。そしてこのS18の処理で動画が暗号化されたら、中央制御装置70は、書込装置87を制御して、シール3のICタグ34に動画情報を記憶させる処理(S28)を実行する。この動画情報が、前述したメイン情報である。
次に、IPアドレス送信命令処理(S22)を実行する。このIPアドレス送信命令処理(S22)では、中央制御装置70が書込装置87を制御して、シール3のICタグ34に、IPアドレスを読み取るための信号を送信する。すると、ICタグ34からIPアドレスに関する情報が情報入力機7側に送信されるので(S24)、これを書込装置87で受信し、このIPアドレスを照会情報、暗号情報に関連付けてRAM70aに記憶する(S26)。尚、このとき、情報入力機7では、複数のシール3が一枚のシートになっていることが多いので、本実施形態では、これら各シール3のIPアドレスを一括して照会情報、暗号情報に関連付けて記憶してもいいし、各IPアドレスに照会情報、暗号情報を関連付けて記憶してもよい。
そして、IPアドレスの記憶が終了したら、中央制御装置70は、それぞれ関連付けられたIPアドレス、照会情報、暗号情報をセンターの情報管理機5に送信する処理を実行し(S28)、このS28の処理で送信され、記憶装置88に記憶されている各情報を消去する。
この処理(S28)が実行されると、センターの情報管理機5の中央制御装置50は、IPアドレス、照会情報、暗号情報をそれぞれ関連づけて、記憶装置58に記憶する処理を実行する(S30)。一方、情報入力機7では、シール3を取り出し口87aから排出し、受取ボックス87bに投入する処理を実行する(S32)。
次に、携帯電話1を用いてシール3のICタグ34に記憶された動画データを読み取って出力する読取処理について説明する。
この読取処理は、リーダ18がシール3のICタグ34と通信範囲内に位置するようになり、メイン情報の出力を指示する操作が操作装置12に対してなされたら開始される(S50)。
この読取処理は、リーダ18がシール3のICタグ34と通信範囲内に位置するようになり、メイン情報の出力を指示する操作が操作装置12に対してなされたら開始される(S50)。
この読取処理を開始すると、中央制御装置10は、シール3のICタグ34に記憶されたIPアドレスを読み取るため、リーダ18を制御して、IPアドレスを問い合せる信号をシール3に送信する処理を実行する(S52)。すると、シール3からは、IPアドレスが返信されるので(S54)、中央制御装置10は、このIPアドレスに関連づけられた暗号情報がメモリ22に記憶されているか否かを判定する処理を実行する(S56)。
この処理(S56)で、これらの情報が関連付けられた情報がメモリ22に記憶されていると判定された場合(S56:YES)、中央制御装置10は、シール3にメイン情報を送信するよう指令する信号を送信する(S58)。すると、シール3からICタグ34内に記憶されたメイン情報が携帯電話1のリーダ18で受信されるので(S60)、中央制御装置10は、このリーダ18で受信したメイン情報を、メモリ22に記憶された暗号情報で複合化し、その複合化したメイン情報に基づいて動画をモニタ16に表示し音声をスピーカ20から出力する処理を行う(S62)。
一方、S56の処理で、IPアドレスに関連付けられた暗号情報がメモリ22に記憶されていないと判定された場合、中央制御装置10は、モニタ16に照会情報を入力するよう指示する画像を表示する処理を実行する(S70)。この照会情報は、前述した書込処理(図6参照)のS14において、情報入力機7に対して入力された暗証番号である。このS70の処理が実行されると、操作者が操作装置12を操作して照会情報を入力するので、この照会情報が入力されたら、中央制御装置10は、S52での問い合わせに応じて受信したIPアドレスと共に、この照会情報を情報管理機5に送信する処理を実行する。
すると、センターの情報管理機5の中央制御装置50は、受信したIPアドレス、照会情報の両方に関連付けられた暗号情報が、記憶装置60に記憶されているか検索し(S76)、対応する暗号情報を携帯電話1に返信する処理を実行する(S78)。尚、対応する情報がない場合は、対応する情報がない旨送信し、携帯電話1の中央制御装置10は、照会番号を再び入力するよう指示する処理(S70)を実行してもよい。
携帯電話1が暗号情報を受信したら、暗号情報をIPアドレスに関連付けて、メモリ22に記憶する処理を実行する(S80)。この処理(S80)が実行されると、次に、携帯電話1がIPアドレスを同じシール3から受信したときに、S56の処理で肯定判定され、センターの情報管理機5に問い合せる必要がなくなり、すばやく動画情報を出力することができるようになる。
そして、このS80の処理が実行されたら、前述したS58からS62の処理が中央制御装置10において実行され、携帯電話1において、シール3に記憶されたメイン情報に基づく動画が出力される。
以上説明した本実施形態の情報システムにおいては次のような作用・効果がある。
本実施形態で用いられる携帯電話1は、シール3に記憶された暗号化されたメイン情報を、IPアドレスとともに受信し、問合情報に対応した暗号情報に基づいてそのメイン情報を複合化し出力している。そのため、この携帯電話1が、IPアドレスに対応した暗号情報を有しない場合、動画情報を出力することはできない。しかしこの携帯電話1が、IPアドレスに対応する暗号情報を有する場合、そのメイン情報は適式に複合化されて、その動画情報を出力することができる。一方、シール3にはメイン情報を複合化するための情報も記憶されていないので、動画情報が不正に解読される恐れもない。
本実施形態で用いられる携帯電話1は、シール3に記憶された暗号化されたメイン情報を、IPアドレスとともに受信し、問合情報に対応した暗号情報に基づいてそのメイン情報を複合化し出力している。そのため、この携帯電話1が、IPアドレスに対応した暗号情報を有しない場合、動画情報を出力することはできない。しかしこの携帯電話1が、IPアドレスに対応する暗号情報を有する場合、そのメイン情報は適式に複合化されて、その動画情報を出力することができる。一方、シール3にはメイン情報を複合化するための情報も記憶されていないので、動画情報が不正に解読される恐れもない。
従って、この携帯電話1を用いると、シール3に記録されたメイン情報のプライバシーを守りつつ動画情報を記録したシール3から、その情報を読み取ることができる。
次に、本実施形態で用いられる携帯電話1は、操作者の操作に基づいて照会情報を生成し(S72)、S62の処理では、IPアドレス及び照会情報に対応した暗号情報に基づいて動画情報を複合化している。そのため、照会情報を知られなければ動画情報が携帯電話1から出力されないため、プライバシー性をより高めることができる。
次に、本実施形態で用いられる携帯電話1は、操作者の操作に基づいて照会情報を生成し(S72)、S62の処理では、IPアドレス及び照会情報に対応した暗号情報に基づいて動画情報を複合化している。そのため、照会情報を知られなければ動画情報が携帯電話1から出力されないため、プライバシー性をより高めることができる。
次に、本実施形態では、暗号情報については、IPアドレス、照会情報を関連付けて記憶する情報管理機5に暗号情報を問い合わせ、この問合せに応じた暗号情報に基づいて、シール3から受信した動画情報を複合化している。そのため、暗号情報ですら携帯電話1とは別体の情報管理機5に問合せないと携帯電話1では動画情報を複合化、そして出力することができないので、プライバシーをより高めることができる。
尚、本実施形態の携帯電話1は、本発明の携帯機に相当し、電話装置14及びS52、S54、S58、S60の処理を実行する中央制御装置10は、本発明の受信手段に相当し、S62の処理を実行する中央制御装置10は、本発明の複合化手段に相当し、S62の処理を実行する中央制御装置10、モニタ16、スピーカ20は、本発明の出力手段に相当する。S72の処理を実行する中央制御装置10は、本発明の生成手段に相当し、S74の処理を実行する中央制御装置10は、本発明の問合手段に相当する。
以上本発明の実施形態ついて説明したが、本発明はこの実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、メイン情報だけを携帯電話1で出力していたが(S62)、動画を出力する前などに、シール3に印刷されている画像をモニターに表示するようにしてもよい。このようにすると、複数のシール3がある場合、いずれのシール3の動画情報を出力しようとしているのかその静止画によって確認でき、動画情報の読み間違いを防止できるからである。この場合、ICタグ34に静止画に関する情報も入力しておき、携帯電話1側で、動画の入力とともに入力すればよい。
また、静止画は、照会情報を入力するよう操作者に促すS70の処理の際に表示してもよい。このようにすれば、S72以下の間違った照会情報についての暗証番号を検索する無駄な処理を防止できるからである。
さらに、静止画は、メイン情報の送信を要求する処理(S58)の前にモニターに表示するようにしてもよい。このようにすれば、S60以下の間違った照会情報についての暗証番号を検索する無駄な処理を防止できるからである。
次に、上記実施形態では、メイン情報として動画を用いたが、動画に代えて、音楽や音声を出力したり、複数の静止画をモニタに出力してもよい。
次に、上記実施形態の携帯電話1では、S70及びS72で照会情報を操作者に入力させる処理をしているが、この携帯電話1の所有者とシール3の作製者とが異なる場合、シール3の作製者の携帯電話等から照会情報を受信し、その受信した照会情報及びIPアドレスに対応した暗号情報を照会するようにしてもよい。このようにすれば、他人に照会情報を知られることなく、他人の携帯電話で動画を出力させることができる。また、照会情報を他の携帯電話等から受信して、その照会情報で暗号情報を問い合せたときは、携帯電話1に暗号情報を一定期間だけ記憶するようにしてもよい。このように構成すれば、他人にいつまでも動画情報を見られる恐れがないので、動画情報がプライバシーに関わるものなら、そのプライバシーを一定期間経過後は、他人には知られないようにすることができる。尚、このように他の携帯電話等から照会情報を受信する処理を実行する中央制御装置10及び電話装置14は、本発明の第2受信手段に相当する。また、照会情報を他の携帯電話等から受信して、その照会情報で暗号情報を問い合せたとき、携帯電話1に暗号情報を一定期間だけ記憶する構成は、メイン情報を複合化可能な期間を制限する本発明の制限手段に相当する。
次に、上記実施形態の携帯電話1では、S70及びS72で照会情報を操作者に入力させる処理をしているが、この携帯電話1の所有者とシール3の作製者とが異なる場合、シール3の作製者の携帯電話等から照会情報を受信し、その受信した照会情報及びIPアドレスに対応した暗号情報を照会するようにしてもよい。このようにすれば、他人に照会情報を知られることなく、他人の携帯電話で動画を出力させることができる。また、照会情報を他の携帯電話等から受信して、その照会情報で暗号情報を問い合せたときは、携帯電話1に暗号情報を一定期間だけ記憶するようにしてもよい。このように構成すれば、他人にいつまでも動画情報を見られる恐れがないので、動画情報がプライバシーに関わるものなら、そのプライバシーを一定期間経過後は、他人には知られないようにすることができる。尚、このように他の携帯電話等から照会情報を受信する処理を実行する中央制御装置10及び電話装置14は、本発明の第2受信手段に相当する。また、照会情報を他の携帯電話等から受信して、その照会情報で暗号情報を問い合せたとき、携帯電話1に暗号情報を一定期間だけ記憶する構成は、メイン情報を複合化可能な期間を制限する本発明の制限手段に相当する。
次に、上記実施形態では、暗号情報は暗唱番号のような個人情報で作成したが、個人情報によらず、任意の方法で作製してもよいことはもちろんである。
1…携帯電話、3…シール、5…情報管理機、7…情報入力機、9…一般公衆回線網、10…中央制御装置、12…操作装置、12a…押しボタンスイッチ等、14…電話装置、16…モニタ、18…リーダ、20…スピーカ、22…メモリ、30…プリント用紙、32…接着剤、34…ICタグ、50…中央制御装置、52…操作装置、54…通信装置、56…モニタ、58…記憶装置、60…記憶装置、70…中央制御装置、72…操作装置、72a…ボタンスイッチ、72a…押しボタンスイッチ等、74…通信装置、76…モニタ、78…カメラ、80…マイク、82…スピーカ、84…フラッシュ装置、86…プリンタ、87…書込装置、87a…取り出し口、87b…受取ボックス、88…記憶装置
Claims (14)
- 問合情報及び暗号化されたメイン情報を記憶する情報抱持体から前記問合情報及び前記メイン情報を無線で受信する受信手段と
この受信手段で受信した前記問合情報に対応した前記暗号情報に基づいて前記メイン情報を複合化する複合化手段と、
この複合化手段において複合化された前記メイン情報に基づいて出力を行う出力手段と、
を備えることを特徴とする携帯機。 - 請求項1記載の携帯機において、
操作者の操作に基づいて照会情報を生成する生成手段を備え、
前記複合化手段は、前記問合情報及び前記照会情報に対応した前記暗号情報に基づいて前記メイン情報を複合化することを特徴とする携帯機。 - 請求項1〜2のいずれかに記載の携帯機において、
他の携帯機から照会情報を受信する第2受信手段を備え、
前記複合化手段は、前記第2受信手段で受信した前記照会情報および前記問合情報に対応した前記暗号情報に基づいて前記メイン情報を複合化することを特徴とする携帯機。 - 請求項2〜3のいずれかに記載の携帯機において、
前記複合化手段は、
前記問合情報、照会情報、及び、暗号情報を関連付けて記憶する情報管理機に、前記問合情報及び前記照会情報に関連する前記暗号情報を問い合わせる問合手段を備え、
この問合手段の問合せに応じた前記暗号情報に基づいて、前記情報抱持体から受信した前記メイン情報を複合化することを特徴とする携帯機。 - 請求項1〜2のいずれかに記載の携帯機において、
他の携帯機から照会情報を受信する第2受信手段と
この照会情報に対応した前記暗号情報に基づいて、前記メイン情報を複合化可能な期間を制限する制限手段とを備え、
前記複合化手段は、前記問合情報、照会情報、及び、暗号情報を関連付けて記憶する情報管理機に、前記問合情報及び前記照会情報に関連する前記暗号情報を問い合わせる問合手段を備え、この問合手段の問合せに応じた前記暗号情報に基づいて、前記期間の間、前記情報抱持体から受信した前記メイン情報を複合化することを特徴とする携帯機。 - 問合情報及び暗号化されたメイン情報を記憶する情報抱持体と、
この情報抱持体から前記問合情報及び前記メイン情報を無線で受信する受信手段、この受信手段で受信した前記問合情報に対応した前記暗号情報に基づいて前記メイン情報を複合化する複合化手段、この複合化手段において複合化された前記メイン情報に基づいて出力を行う出力手段を備える携帯機と
を備えることを特徴とする情報システム。 - 請求項6記載の情報システムにおいて、
前記携帯機は、操作者の操作に基づいて照会情報を生成する生成手段を備え、前記複合化手段は、前記問合情報及び前記照会情報に対応した前記暗号情報に基づいて前記メイン情報を複合化することを特徴とする情報システム。 - 請求項6,7のいずれかに記載の情報システムにおいて、
前記携帯機は、他の携帯機から照会情報を受信する第2受信手段を備え、前記複合化手段は、前記第2受信手段で受信した前記照会情報および前記問合情報に対応した前記暗号情報に基づいて前記メイン情報を複合化することを特徴とする情報システム。 - 請求項7〜8のいずれかに記載の情報システムにおいて、
前記問合情報、照会情報、及び、暗号情報を関連付けて記憶する情報管理機を備え、
前記携帯機の複合化手段は、この情報管理機に、前記問合情報及び前記照会情報に関連する前記暗号情報を問い合わせる問合手段を備え、この問合手段の問合せに応じた前記暗号情報に基づいて、前記情報抱持体から受信した前記メイン情報を複合化することを特徴とする情報システム。 - 請求項6〜7のいずれかに記載の情報システムにおいて、
前記携帯機は、他の携帯機から照会情報を受信する第2受信手段と
この照会情報に対応した前記暗号情報に基づいて、前記メイン情報を複合化可能な期間を制限する制限手段とを備え、
前記複合化手段は、前記問合情報、照会情報、及び、暗号情報を関連付けて記憶する情報管理機に、前記問合情報及び前記照会情報に関連する前記暗号情報を問い合わせる問合手段を備え、この問合手段の問合せに応じた前記暗号情報に基づいて、前記期間の間、前記情報抱持体から受信した前記メイン情報を複合化することを特徴とする情報システム。 - 請求項6〜10のいずれかに記載の情報システムにおいて、
前記情報抱持体に前記メイン情報を書き込む情報生成機を備えることを特徴とする情報システム。 - 請求項11記載の情報システムにおいて、
前記情報生成機は、前記メイン情報を暗号化して前記情報抱持体に書き込むことを特徴とする情報システム。 - 請求項12に記載の情報システムにおいて、
前記情報生成機は、照会情報を入力する操作を受け付ける入力手段を備え、この入力手段で入力された前記照会情報と、前記メイン情報を暗号化する際の暗号情報と、前記情報抱持体から読み込んだ前記問合情報とを関連付けて、前記情報管理機に送信し、
前記情報管理機は、前記入力情報と前記照会情報と前記暗号情報とを関連付けて記憶する情報システム。 - 請求項11〜13のいずれかに記載の情報システムにおいて、
前記情報生成機は、前記情報抱持体の表面に画像を形成する画像形成手段を備えることを特徴とする情報システム。
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JP2005092201A JP2006279265A (ja) | 2005-03-28 | 2005-03-28 | 携帯機、及び、この携帯機を用いた情報システム |
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- 2005-03-28 JP JP2005092201A patent/JP2006279265A/ja active Pending
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