JP2006279097A - 校正原稿の形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

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Toshifumi Takahira
俊史 高平
Koji Inoue
幸治 井上
Ryuichi Ishizuka
隆一 石塚
Akira Uehama
亮 上濱
Yasushi Nishide
康司 西出
Takanori Okuoka
貴典 奥岡
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Abstract

【課題】 リモートカラープルーフを適用するときに、写真画像を含む原稿での文字の校正指示を的確に伝達可能とする校正原稿を形成する。
【解決手段】 校正原稿60A、60Bは、イメージオブジェクト46及びグラフィックオブジェクト48に換えて、該当位置にあたり罫62を配置し、このあたり罫と共に文字であるテキストオブジェクト44を形成し、また、校正原稿60Bはあたり罫に加えてファイル名64が形成されている。このような校正原稿を用いることにより形成されている文字の的確な視認が可能となると共に、赤入れした校正指示の正確な視認が可能となるので、校正指示の正確な伝達が可能となる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、赤入れ等によって校正指示を書き込んだ原稿(赤入れ原稿)などを作成するための校正原稿に係り、特に文字などの校正に用いる校正原稿の形成方法及び画像形成装置に関する。
印刷処理の分野におけるデジタル化として、DTP(Desktop Publishing)化が浸透している。DTPは、パーソナルコンピュータやワークステーション等の処理装置上で、画像の作成、加工、編集等を行うことによりページレイアウトを作成し、このページレイアウトに基づいて印刷版を露光するためのフィルムの作成を行ったり(CEPS)、印刷版に直接書き込んで印刷用の刷版を作成する(CTP:Computer to Plate)。
また、実際の刷版を用いた印刷に先立って校正等を行うときには、WYSIWYG機能等を用いて、モニタに表示したページレイアウトを、ページプリンタ等の印刷出力装置によって印刷出力してカラープルーフを作成する(カンプ出力)。
一方、最終的な印刷物を得る前には、校正用に作成したカラープルーフを、印刷会社から印刷物の発注者(依頼主)などに渡して、発注者等による校正が行われる。すなわち、カラープルーフを元の原稿として、修正個所に赤入れ等によって修正指示を書き込み(以下、赤入れとする)、修正原稿(赤入れ原稿)を作成する。
発注者は、この修正原稿を印刷会社に渡して、元の原稿に対する修正を指示し、この修正指示に基づいた修正が行われることにより、印刷用の画像データが得られるようにしている。
近年のネットワークの普及と汎用プリンタの色再現性の向上に伴って、ネットワーク伝送を用いたリモートカラープルーフが用いられることがある。このリモートカラープルーフでは、印刷会社側から発注者へ画像データを伝送して、発注者側のプリンタを用いてカラープルーフを印刷出力することにより、発注者にカラープルーフを受け渡す。発注者は、このカラープルーフに赤入れを行うことにより修正原稿を作成し、作成した修正原稿を、画像読取り装置(例えばスキャナ)によって読み取って修正原稿に応じた画像データを作成し、この画像データを、ネットワーク伝送によって印刷会社に伝送する。
これにより、印刷会社では、発注者から伝送された修正原稿の画像データに基づいて元の画像データに対する修正等の処理が可能となる。
ところで、ネットワークを介して多量のデータを伝送する時には、伝送時間が長くなってしまう。また、ネットワークには、データ量に応じて課金される従量制を適用したものがあり、このようなネットワークを利用しているときに多量のデータを伝送すると、伝送コストが高くなってしまう。
ここから、赤入れ等の修正を施した修正原稿から赤入れ情報を抽出し、元の原稿の画像は伝送せず、抽出した赤入れ情報のみを伝送するリモートカラープルーフシステムの提案がなされる(例えば、特許文献1参照。)。
この提案では、修正原稿から赤入れ情報を抽出し、この赤入れ情報のデータ(画像データ)のみを伝送することにより、伝送データ量の低減を図り、伝送時間の短縮や、伝送コストの低減を可能としている。また、赤入れ情報のデータ(画像)を単色にしたり、解像度を下げることにより、ネットワークカラープルーフを利用するときの、より一層の伝送データ量の減少を達成できるようにしている。
特開2003−143394号公報
しかしながら、文字以外のオブジェクトが多い原稿では、解像度を落としただけでは、赤入れ部分が目立たなくなることがあり、このために、文字などに対する修正指示が不明瞭となってしまう。また、校正原稿を白黒のファクシミリなどで伝送しなければならないことがあり、このようなときには、修正漏れが生じる恐れがある。
また、校正した原稿を印刷会社だけでなく、他の場所や校正者へ送ることがあり、このとき、校正原稿の伝送先が、元の原稿を持っていないと、赤入れ部分のみを伝送すると、どのような原稿に対する校正原稿なのであるかや、校正指示の内容がわからないという問題が生じる。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、リモートカラープルーフを適用するときに、特に文字等に対する的確な校正指示の伝達を可能とする校正原稿の形成方法及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、文字と共に写真画像を含むオブジェクトが配置された原稿の画像データから、原稿に対する校正指示を書き込む校正原稿を形成する校正原稿の形成方法であって、前記画像データに基づいて前記文字を形成すると共に、前記文字を除く前記オブジェクトが配置される位置に、オブジェクトの画像サイズに合わせて枠組みしたあたり罫を、該オブジェクトに換えて形成することを特徴とする。
この発明によれば、写真画像などのオブジェクトに換えて、あたり枠を形成する。このとき、文字は、そのまま校正原稿上に形成する。
これにより、赤入れによって書き込まれる修正指示が、写真画像などのオブジェクトに紛れることが無く、明瞭に識別可能となる。
なお、あたり罫を形成するときには、前記あたり罫に隣接して、該あたり罫内に配置するオブジェクトを特定可能な情報を形成することが好ましく、このときの情報としては、該当オブジェクトのファイル名やデータ名等を適用することができる。
また、本発明は、文字と共に写真画像を含むオブジェクトが配置された原稿の画像データから、原稿に対する校正指示を書き込む校正原稿を形成する校正原稿の形成方法であって、前記画像データに基づいて前記文字を形成すると共に、前記画像データに基づいて前記オブジェクトを形成するときに、該オブジェクトを形成する画素間を開けて形成する、ことを特徴とする。
このとき、本発明では、前記画素間を開けることにより非画素面積を広げることを特徴とする。
この発明によれば、写真画像などのオブジェクトを形成するときの画素を間引くなどすることにより、画素の間を開け、網点の間隔が広がるようにする。所謂、網点の荒い画像が形成されるようにする。また、網点を荒くすることにより、下地となる白色などの面積となる非画素面積を広げる。これにより、単に解像度を下げたときと異なり、赤入れ部分が明瞭となるようにすることができる。
さらに、本発明は、文字と共に写真画像を含むオブジェクトが配置された原稿の画像データから、原稿に対する校正指示を書き込む校正原稿を形成する校正原稿の形成方法であって、前記画像データに基づいて前記文字を形成すると共に、前記画像データに基づいて前記オブジェクトを形成するときに、該オブジェクトを形成する画素のドットを一律に縮小して形成する、ことを特徴とする。
この発明によれば、写真画像などのオブジェクトを形成するときに、ドットを一定比率で縮小することにより、薄い色で現れるようにする。
校正原稿内のオブジェクトを荒い網点で形成したり、薄い色で形成することにより、校正原稿に本来のオブジェクトを視認可能な画像を形成しながら、赤入れによって書き込む修正指示(校正指示)が不明瞭となってしまうのを防止することができる。
すなわち、本発明は、写真画像等のオブジェクトを、あたり罫で表す校正原稿、荒い網点で表した校正原稿及び、薄い色で表した校正原稿を形成する。
このような本発明では、写真画像のみならず、図形などのグラフィック画像に対しても適用することができる。
また、本発明を適用する画像形成装置は、画像データに基づいて所定の画像処理を施すと共に、印刷出力装置で画像を形成するラスタデータを生成する画像処理手段を含み、文字と共に写真画像を含むオブジェクトが配置された原稿の画像データが画像処理装置から入力されたときに、該画像データに基づいて前記原稿に対する校正指示を書き込む校正原稿を形成する画像形成装置であって、前記オブジェクトに換えて該オブジェクトのあたり罫を形成するように設定可能な処理設定手段を含み、前記画像処理手段が、前記設定手段の設定に基づいたラスタデータを生成するものであればよく、このとき、前記処理設定手段が、前記オブジェクトを形成する画素の間隔を広げて形成するように設定可能であっても良く、また、前記処理設定手段が、前記オブジェクトを形成する画素のドットを一律に縮小するように設定可能とであっても良い。
また、本発明を適用する画像形成装置は、前記画像処理手段が、画像データに基づいたラスタデータを生成した後、該ラスタデータに対して、前記設定手段の設定に基づいた処理を行うものであっても良い。
すなわち、ラスタデータを生成するときに、処理設定手段の設定に基づいた画像処理を行うものであっても良いが、網点を荒くするときや、薄い色となるようにするときには、ラスタデータに対して該当する処理を行うものであっても良い。
また、画像形成装置としては、前記処理設定による設定を選択して指定可能な選択手段を含み、前記処理設定手段が前記選択手段の指定に基づいた処理を設定することが好ましく、このとき、前記選択手段を前記画像処理装置に設けることもできる。
以上説明したように本発明によれば、写真画像等のオブジェクトを、あたり罫で表すか、荒い網点で表すか又は、薄い色で表した校正原稿を形成する。これにより、校正原稿上の文字などの視認は勿論、赤入れした校正指示の的確な視認が可能となり、校正指示に沿った原稿の修正漏れが生じるのを防止することが可能となるという優れた効果が得られる。
また、本発明は、写真画像等のオブジェクトを、荒い網点で表すか、又は、薄い色で表した校正原稿を形成することにより、元の原稿を持っていない相手に伝送したときにも、伝送先で校正内容の確認が可能となる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適用した校正システム10の概略構成を示している。この校正システム10は、複数のネットワークユーザー12が、ネットワーク接続されている。
なお、ネットワークユーザー12は、それぞれが構内LAN(ローカルエリアネットワーク)等のネットワークを形成していてもよく、校正システム10は、このネットワークユーザー12同士を接続して形成しており、ネットワークユーザー12の接続は、電話回線などの通信回線や公衆ネットワーク(インターネット)に限らず、専用通信線を用いたネットワークを適用することもでき、このときに、伝送するデータ量等に応じて課金する従量制ネットワークなどを適用することができる。
ネットワークユーザー12(以下、単にユーザー12とする)は、例えば、原稿作成及び作成した原稿に基づいた印刷処理を行う印刷会社など(以下、区別するときにはユーザー12Aとする)及び、印刷会社へ原稿の作成/修正及び印刷処理を依頼する発注者など(以下、区別するときにはユーザー12Bとする)を適用できる。
ユーザー12Aには、少なくとも、各種のアプリケーションを用いてページレイアウトやドキュメント等の印刷用の原稿を作成可能な画像処理端末14及び、各種の画像データに基づいた印刷処理を行うプリンタ16が接続されたプリントサーバ18が設けられている。
なお、ユーザー12Aには、画像処理端末14によって作成したページレイアウトやドキュメントなどの画像データに基づいて印刷用の刷版を作成するために感光性平版印刷版等を直接露光するプレートセッターや、感光性平版印刷版への画像焼付(露光)に用いる原稿フィルムを露光する露光装置等が設けられていても良い。
ユーザー12Bには、少なくとも、ユーザー12Aから伝送される画像データに応じた印刷処理を行うプリンタ20と、原稿等に記録された画像を読み込んで画像データを生成する画像読取り装置(スキャナ22)が設けられており、これらが例えばサーバ24に接続している。また、ユーザー12Bには、各種の画像処理を行う画像処理端末26が設けられていても良い。
なお、ユーザー12Bでは、プリンタ20、スキャナ22及びサーバ24を一体にした複合機を用いても良く、サーバ24に替えて画像処理端末26によってプリンタ20やスキャナ22の作動を制御するものであっても良い。
また、校正システム10では、画像処理端末14、26として、パーソナルコンピュータやワークステーションなどの従来公知の画像処理端末を用いることができる。また、プリントサーバ18やサーバ24は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)に所定機能のPCIボード等を追加することにより形成可能な従来公知の一般的構成を適用できる。
これにより、ユーザー12A、12Bのそれぞれでは、画像処理端末14、26から印刷ジョブをプリントサーバ18又はサーバ24へ送ることにより、プリンタ16、20を用いた印刷処理が実行される。このとき、プリントサーバ18やサーバ24では、画像データに基づいた画像処理(RIP処理など)を実行して印刷データ(ラスタデータ)をプリンタ16、20へ出力する。すなわち、プリンタ16、20としては、ラスタデータのみを取り扱うダムプリンタ等を用いることができる。
また、ユーザー12Bでは、スキャナ20によって読み込んだ原稿画像の印刷出力(複写)、画像データのHDDなどの図示しない記憶手段への格納や、画像処理端末26等への出力が可能となっている。
一方、校正システム10では、ユーザー12間でのデータ伝送が可能となっており、これにより、ユーザー12Aの画像処理端末14で作成したページレイアウトやドキュメントなどの画像データを、画像処理端末14から、ユーザー12Bのサーバ24や画像処理端末26へ伝送可能となっている。このとき、画像データがサーバ24へ伝送されるか、又は画像処理端末26からサーバ24へ伝送されることにより、サーバ24では、該当画像データを印刷ジョブとして印刷処理可能となっている。
また、ユーザー12Bでは、画像処理端末26で保持している画像データやスキャナ22によって読み込んだ画像データを、別のユーザー12Bのサーバ24や画像処理端末26へ伝送可能であると共に、ユーザー12Aの画像処理端末14やプリントサーバ18へ伝送可能となっており、例えば、プリントサーバ18へ画像データを伝送したり、画像処理端末14からプリントサーバ18へ伝送されることにより、プリントサーバ18では、該当画像データを印刷ジョブとして印刷処理可能となっている。
このように構成されている校正システム10では、ユーザー12Aの画像処理端末14によって作成したページレイアウトやドキュメントなどに対する校正処理を行うときに、該当画像の画像データ((校正原稿の画像データ、原稿画像データ)を、ユーザー12のサーバ24へ直接伝送したり、画像処理端末26を介してサーバ24へ伝送して、プリンタ20から印刷出力することにより、校正用の原稿(校正原稿、カラープルーフ)としてユーザー12Bの校正者に渡すことができる。
また、校正システム10では、校正原稿に赤入れ等によって校正指示を書き込むなどして形成された校正指示原稿(赤入れ原稿)を、ユーザー12Aに校正指示として戻すときには、この赤入れ原稿の画像を、スキャナ22によって読み込んで赤入れ原稿の画像データ(赤入れ画像データ)を生成し、この赤入れ画像データを、ユーザー12Aのプリントサーバ18ないし画像処理端末14へ伝送するようにしている。
ところで、校正システム10では、赤入れ原稿上の校正指示が、ユーザー12Bから的確にユーザー12Aに伝わるようにできる赤入れ原稿が作成可能な校正原稿を印刷出力できるようにしている。
ここで、ユーザー12Bに設けているサーバ24によってプリンタ20から印刷出力する校正原稿及び校正原稿の印刷出力を説明する。
ユーザー12Bに設けているサーバ24は、プリントサーバとしての機能を備えており、図2には、サーバ24でのプリントサーバ機能の概略構成を示している。
サーバ24には、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)28が設けられており、このネットワークI/F28を介して、画像処理端末26や、他のユーザー12に接続している。また、サーバ24は、周辺機器と接続するインターフェイスとして双方向インターフェイス(双方向I/F)30を備えており、この双方向I/F30を介してプリンタ20が接続している。
なお、サーバ24と画像処理端末26等の接続は、任意のネットワークプロトコルによる接続を適用することができ、また、サーバ24としては、ファクシミリ用のプロトコルによってデータの送受信が可能であってもよい。
このようなサーバ24は、パーソナルコンピュータ(PC)に所定の機能を備えたPCIボードを追加するなどして構成することができる。また、サーバ24は、キーボード、マウス等の入力デバイスやCRTディスプレイやLCDディスプレイ等の表示デバイスを備えており、表示デバイスに表示した画像に対する処理及び表示画像を印刷出力するWYSIWYG機能を備えたものであっても良い。
このサーバ24には、サーバ24自体と共にプリンタ20を制御するプリントコントローラ32、画像処理部34及び各種のデータを記憶するHDD36が設けられている。
画像処理部34は、画像処理端末26等から印刷ジョブとして入力される画像データや描画命令などのジョブデータに基づいた画像処理及びラスタデータを生成するRIP処理を行なう。
また、サーバ24では、入力された印刷ジョブを処理待ちキューに格納すると共に、処理待ちキューに格納している印刷ジョブを順に読み出して、画像処理(RIP処理)を実行し、画像処理されてプリンタ20へ出力されるデータ(ラスタデータ)を印刷待ちキューに格納して、この印刷待ちキューからプリンタ20へ順に出力する。また、サーバ24では、印刷処理が指定されていないか印刷処理の実行ができないジョブに加えて、サーバ24への格納が指定されているジョブを保持キューに格納して保持する。
このときに、サーバ24では、該当ジョブに対して画像処理及びRIP処理を行って、ラスタデータとして保持することも可能となっている。このように、サーバ24の基本構成は、一般的なプリントサーバ機能を備えたものであれば良く、本実施の形態では、サーバ24の基本的構成の説明を省略する。
サーバ24には、印刷機能設定部38が設けられており、印刷ジョブ等のジョブを受信すると、印刷ジョブで指定されている各種の印刷機能の設定を行う。なお、サーバ24では、従来公知の印刷機能の設定が可能となっており、印刷機能設定部38では、印刷ジョブで指定されている印刷機能を判断し、それぞれの印刷機能をプリントコントローラ32及び画像処理部34で実行されるように設定する。
一方、サーバ24は、ユーザ12Aから校正する原稿の画像データに対する処理設定を行う処理設定部40が設けられている。この処理設定部40では、画像データに基づいて校正原稿を印刷出力するときの校正原稿出力設定を行う。
例えば、図4に示すように、校正する原稿42には、文字などのテキストオブジェクト44に加えて、写真画像などのイメージオブジェクト46や、図形やイラストなどのグラフィックオブジェクト48が含まれる。
一般に、テキストオブジェクト44は、白黒(黒色)などの単色画像であるのに対して、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48はカラー画像となっている。
校正作業を行うときには、赤色などの筆記具を用いて、校正原稿に修正指示などを書き込み(赤入れ)、赤入れを行った校正原稿(赤入れ原稿)を、ユーザー12Aに戻すことにより、原稿の修正が行われるようにしている。
校正システム10では、リモートカラープルーフが適用されており、ユーザー12Aからユーザー12Bに校正原稿を渡すときには、画像処理端末14から校正原稿用の画像データ(原稿の画像データ)を伝送し、ユーザー12Bがこの画像データに基づいて校正原稿を印刷出力する。
また、校正システム10では、校正原稿に基づいて作成した赤入れ原稿をユーザー12Bからユーザー12Aに戻すときや、ユーザー12Bから他のユーザー12Bに渡すときに、赤入れ原稿をスキャナ22によって読み込んで、赤入れ原稿に応じた画像データを生成し、この画像データをユーザー12Aや、他のユーザー12Bに伝送するようにしている。
このとき、校正原稿にカラー画像が多用されていると、赤入れ部分が目立たなくなり、修正漏れなどが生じ易くなる。ここから、サーバ24では、赤入れ部分が校正原稿(赤入れ原稿)上で目立つようにする処理設定が可能となっている。
以下では、一例として、この処理設定をサーバ24に設けている処理設定部40で行うものとして説明するが、例えば、画像処理端末14、26から校正原稿用の画像データをサーバ24等へ伝送するときに、印刷設定として設定されるものであっても良い。
なお、処理設定をサーバ24上で行うことにより、全ての校正原稿を出力するときに適用されるものであって良く、また、校正原稿ごとに処理設定がなされるものであっても良い。
本実施の形態に適用した校正システム10に設けているサーバ24では、この校正原稿を印刷出力するときの処理設定として、テキストオブジェクト44を除くイメージオブジェクト46ないしグラフィックオブジェクト48等に対する処理を設定する。
サーバ24では、校正原稿に対する処理設定に用いるUIが記憶されており、このUIを表示デバイスに表示しながら、キーボード、マウスなどの入力デバイスを用いて、校正原稿に対する処理設定の入力が可能となっている。
図3には、このUIの一例とする設定ウィンド50を示している。この設定ウィンド50には、チェックボックス52が設けられており、このチェックボックス52をマークすることにより、校正原稿に対する処理設定が可能となっている。
また、設定ウィンド50には、ラジオボタン54A、54B、54Cが設けられており、チェックボックス52をマークすることにより、ラジオボタン54A〜54Cの何れかに対応する項目の選択設定が可能となっている。
サーバ24では、校正原稿に対する処理設定として、イメージオブジェクトなどに対して、「あたり罫で印刷(プリント)」、「荒い網点で印刷(プリント)」及び「薄い色で印刷(プリント)」が可能となっており、ラジオボタン54A、54B、54Cが、それぞれの処理項目に対応している。
これにより、設定ウィンド50では、ラジオボックス54A〜54Cによって、校正原稿に対する処理として、「あたり罫で印刷」、「荒い網点で印刷」又は「薄い色で印刷」の何れかを選択して設定可能となっている。
また、サーバ24では、イメージオブジェクト46などに対してあたり罫を印刷するときに、該当するイメージオブジェクト46を特定可能とする情報として、ファイル名の印刷が可能となっており、ラジオボタン54Aを選択した状態で、チェックボックス56をチェックすることにより、あたり罫と該当位置のオブジェクトのファイル名を印刷するように設定可能となっている。
また、サーバ24では、荒い網点で印刷する画像(オブジェクト)として写真などのイメージオブジェクト46のみを指定することが可能となっている。すなわち、写真などのイメージオブジェクト46は、網点を荒くしても、形成している画像の把握が可能であることが多いが、グラフィックオブジェクト48などでは、網点を荒くすると、形成される図形の判別が困難となることが多い。
ここから、ラジオボタン54Bを選択した状態で、チェックボックス58をマークすることにより、イメージオブジェクト(写真)46のみを指定して、荒い網点で印刷するよに設定可能となっている。また、チェックボックス58をマークしないときには、イメージオブジェクト46と共に、グラフィックオブジェクト48に対しても、荒い網点で印刷されるように設定することができる。
ここで、あたり罫で印刷出力をするように設定されていると、図5(A)に示すように、校正原稿60として、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48の配置位置に、所定太さの罫線によって枠組みしたあたり罫62を印刷した校正原稿60Aが得られるようになっている。
一般にあたり罫は、印刷用の原稿上のイメージオブジェクトやグラフィックオブジェクトなどの各種のオブジェクトの配置位置及び配置領域を示すようになっており、また、印刷物上には現れないようになっている。サーバ24は、このあたり罫62を印刷することより、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48の配置位置及び領域が明確となるようにしている。
原稿42を作成するときには、どのページにどの写真(イメージオブジェクト46)や、どの図形(グラフィックオブジェクト48)を配置するかが予め決定されていることがあり、このようなときには、校正原稿60上での印刷が不要とすることが可能となり、これにより、あたり罫62のみを印刷した校正原稿60Aを用いることができる。
また、サーバ24では、ファイル名の印刷が設定されていることにより、図5(B)に示すように、あたり罫62と共に、イメージオブジェクト46、グラフィックオブジェクト48のファイル名64が印刷された校正原稿60Bが得られるようにしている。
原稿42の画像データには、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48を、個別のデータファイルとなっているものがあり、このときに、ファイル名を印刷した校正原稿60Bを用いることにより、あたり罫62内に配置するイメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48の確認が可能となるようにしている。
また、サーバ24では、イメージオブジェクト46などに対して、荒い網点で印刷出力するように設定されていると、例えば50lpi程度の網点で印刷出力されるように画像処理を施す。
これにより、図6(A)に示すように、サーバ24は、校正原稿60として、荒い網点でイメージオブジェクト46Aなどを印刷した校正原稿60Cが印刷出力されるようにしている。また、イメージオブジェクト46のみを選択していないときには、荒い網点でグラフィックオブジェクト48Aが形成される。
この校正原稿60Cでは、イメージオブジェクト46等を荒い網点で印刷することにより、赤入れによって書き込んだ修正指示が、イメージオブジェクト46Aと重なっても、修正指示が明確になるようにすると共に、本来のイメージオブジェクト46等の概略(形成されている画像の雰囲気)も把握できるようになっている。
また、サーバ24では、薄い色で印刷するように設定されることにより、イメージオブジェクト46等の画像データに対して、画像濃度を一律に下げる(例えば一律に30%とするなど)。これにより、図6(B)に示すように、サーバ24は、校正原稿60として、テキストオブジェクト44以外を薄い色で印刷したイメージオブジェクト46Bやグラフィックオブジェクト48Bが形成された校正原稿60Dが得られるようにしている。
このよう処理は、原稿42の画像データからフォント情報を抽出することにより、フォント情報によって特定されるテキストオブジェクト44を分離する。これにより、テキストオブジェクト44以外のイメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48を示すコードデータを特定することができ、特定したコードデータに基づいて、処理設定に応じた処理を施せばよい。
ここで、図7を参照しながら、校正原稿60の印刷処理を具体的に説明する。なお、サーバ24では、予め原稿42の画像データから校正原稿60を印刷出力するときの処理設定がなされているものとする。
このフローチャートは、サーバ24が、原稿42の画像データを受信することにより実行され、最初のステップ100では、用紙サイズ、印刷部数(例えば1部)などの基本的印刷設定を行う。これと共に、ステップ102では、画像データに対する処理設定を読み込む。
この後、ステップ104では、処理設定としてあたり罫62での印刷が指定されているかを確認し、ステップ106では、荒い網点で印刷が指定されているか否かを確認し、さらに、ステップ108では、薄い色での印刷が指定されているかを確認する。
ここで、あたり罫62での印刷が指定されているとステップ104で肯定判定してステップ110へ移行する。このステップ110では、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48の位置に、あたり罫62を印刷するように画像処理を設定する。
また、ステップ112では、ファイル名の印刷が指定されているか確認し、ファイル名の印刷が指定されているときには、ステップ112で肯定判定してステップ114へ移行し、あたり罫62に隣接する所定位置に、ファイル名を印刷するように画像処理を設定する。
このようにしてあたり罫62の印刷ないしあたり罫62とファイル名64を印刷するように画像処理を行うと、ステップ116へ移行し、印刷設定及び処理設定に基づいた画像処理を実行し、ステップ118では、ラスタデータの生成を行う(RIP処理)。
このようにして、ラスタデータが生成されると、ステップ120では、このラスタデータをプリンタ20へ出力して印刷処理を実行する。これにより、校正原稿60A又は校正原稿60Bが印刷出力される。
一方、荒い網点での印刷が指定されていると、ステップ106で肯定判定してステップ122へ移行し、写真画像であるイメージオブジェクト46のみに対する指定かを確認する。
ここで、イメージオブジェクト46のみに対する指定であるときには、ステップ122で肯定判定してステップ124へ移行し、写真画像のみが荒い網点で印刷されるように画像処理を設定する。
また、イメージオブジェクト46のみに対する指定でないときには、ステップ122で否定判定してステップ126へ移行し、文字などのテキストオブジェクト44を除くイメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48が、荒い網点で印刷されるように画像処理を設定する。
このようにして画像処理が設定されることにより、イメージオブジェクト46又は、テキストオブジェクト44を除くイメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48が荒い網点で印刷された校正原稿60Cが得られる。
また、薄い色での印刷が指定されているときには、ステップ108で肯定判定してステップ128へ移行する。このステップ128では、テキストオブジェクト44を除くイメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48が、薄い色で印刷されるように画像処理を設定する。
これにより、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48が薄い色で印刷された校正原稿60Dが印刷出力される。なお、校正原稿の印刷出力に対して何の指定もなければ、ステップ104〜106のそれぞれで否定判定され、通常の印刷処理が実行される。
このようにして得られる校正原稿60(60A〜60D)に、赤色などの所定の色の筆記具を用いて修正指示を書き込むことにより、赤入れ原稿を作成すると、ここ赤入れ原稿をスキャナ22に装填して、赤入れ原稿に応じた画像データを生成し、生成した画像データを、ユーザー12Aへ伝送する。これにより、プリンタ16から赤入れ原稿が印刷出力されることにより、赤入れ原稿がユーザー12Aに渡される。
ここで、校正原稿60A、60Bには、カラー画像であるカラーオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48が記録されておらず文字などのテキストオブジェクト44とあたり罫62が記録されている。
このために、赤入れによって加筆された修正指示が明瞭となり、また、文字などの確認も可能となっている。
また、校正原稿60A、60Bから作成した赤入れ原稿の画像データには、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48の画像データが含まれなくなるので、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48が含まれているときに比べて、データ量が極めて少なくなる。
したがって、ユーザー12Bから赤入れ原稿をユーザー12Aに戻すときなどにおいてデータの伝送時間が短くてすむと共に、伝送コストを抑えることができる。
また、校正原稿60Bは、あたり罫62に加えてファイル名64が印刷されているので、あたり罫62内に形成されるべきイメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48の確認も可能となっている。
また、校正原稿60Cには、荒い網点のイメージオブジェクト46Aなどが形成されており、校正原稿60Dには、薄い色のイメージオブジェクト64Bなどが形成されている。
これにより、校正原稿60C、60Dでは、イメージオブジェクト46A等の確認が可能となっている。また、校正原稿60C、60Dでは、イメージオブジェクト46などのカラー画像が鮮明でなくなっているために、赤入れによって書き込んだ文字などの修正指示が目立つようになり、これにより、修正指示の的確な確認が可能となっている。
また、校正原稿60Cでは、イメージオブジェクト46などが荒い網点のイメージオブジェクト46Aなどとして形成されているために、正規の網点で形成しているときに比べて、赤入れ原稿を画像データとして伝送するときのデータ量が少なくなり、伝送時間の短縮や伝送コストの抑制が図られるようになっている。
このように、校正システム10では、校正原稿60A〜60Dの何れかを用いることより、赤入れによって校正指示を行ったときに、校正指示の内容を的確に伝達できるようになっている。
一方、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48を荒い網点で形成する処理や、薄い色で形成する処理は、ラスタデータ上で、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48を形成する画素を抽出して、抽出した画素に対して所定の処理を施すことにより可能となる。
このときのイメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48を形成する画素の抽出は、例えば、特許第2564959号などに提案されている公知の手法を用いるもので合っても良い。
また、網点を荒くするときには、例えば、スクリーン線数を低くすることによる可能なり、また、色を薄くするときには、網点の大きさを一律に減少させるようにするなどの手法を用いることができる。
さらに、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48の色を薄くするときには、複数画素を一つのブロックとして、ブロックごとに画素を抜くようにしても良い。すなわち、縦横に所定画素ずつの領域を一つのブロックとして、それぞれのブロックの所定位置の少なくとも1画素以上を抜くことにより、例えば、白色や薄い色の下地にイメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48を形成することにより、色を薄くできるので、この方法を用いるようにしても良い。
図8には、校正原稿60を印刷出力するときのラスタデータ上での処理設定に用いることができるUIの一例とする設定ウィンド70を示している。この設定ウィンド70には、チェックボックス52と共に、ラジオボックス54B、54Cを設けている。
これにより、校正原稿60として、校正原稿60C、60Dの何れを選択できるようにあっている。なお、ラスタデータ上では、カラーオブジェクト46とグラフィックオブジェクト48の識別が難しいことから、チェックボックス58を省略している。
図9には、ラスタデータ上で処理を行うときの校正原稿処理の概略を示している。このフローチャートでは、最初のステップ140で印刷設定を行い、ステップ142では、設定に基づいた画像処理を実行する。この後、ステップ144では、RIP処理を実行することによりラスタデータを生成し、ステップ146で生成したラスタデータをスプールする。
このようにしてラスタデータをスプールすると、ステップ148では、処理設定が入力されたか否かを確認する。すなわち、ラスタデータをスプールした状態で、設定ウィンド70等を用いて処理設定を入力することができる。なお、これに限らず、処理設定が予め設定されているときには、ステップ146、148を省略することができる。
ここで、処理設定が入力されるとステップ148で肯定判定してステップ150へ移行し、処理設定を読み込むと共に、ステップ152では、スプールしているラスタデータを読み出す。
この後、ステップ154では、処理設定が荒い網点で印刷するように設定されているか否かを確認し、ステップ156では、薄い色で印刷するように設定されているか否かを確認する。
ここで、イメージオブジェクト46などを荒い網点で印刷するように設定されているときには、ステップ154で肯定判定してステップ158へ移行し、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48などの、テキストオブジェクト44以外のオブジェクトを形成する画素を抽出し、抽出した画素によって形成される領域に対して、例えば、50lpiなどの低線数のスクリーン処理等を行うことにより荒い網点が形成されるようにする。
この後に、ステップ160では、ラスタデータをプリンタ20へ出力することにより、印刷処理を実行する。これにより、校正原稿60Cが得られる。このとき、網点を荒くしたラスタデータをプリンタ20へ出力するので、プリンタ20へ出力するデータの圧縮率を上げることができるので、データの伝送時間の短縮を図ることができる。
また、イメージオブジェクト46などを薄い色で印刷するように設定されているときには、ステップ156で肯定判定してステップ162へ移行し、イメージオブジェクト46やグラフィックオブジェクト48などの、テキストオブジェクト44以外のオブジェクトを形成する画素を抽出し、抽出した画素のドット(網点)を一律に縮小(例えば30%の縮小化)する。
これにより、ステップ160でラスタデータをプリンタ20へ出力することにより、イメージオブジェクト46などのテキストオブジェクト44以外のオブジェクトを薄い色で形成した校正原稿60Dが得られる。なお、イメージオブジェクト46などに対する処理が設定されていなく、印刷出力のみを行う時には、ステップ154、156で否定判定して、ステップ160が実行される。
このように、荒い網点や薄い色などでイメージオブジェクト46などを形成するときには、ラスタデータに対する処理によっても可能となる。
なお、以上説明した本実施の形態では、サーバ24上で予め校正原稿を出力するときの処理を設定するか、画像処理時などの所定のタイミングで設定を入力するようにしたが、これに限らず、画像処理端末26に設けているプリンタドライバ(ドライバソフト)上で、印刷設定と共に処理設定が入力設定されるものであっても良い。
すなわち、ユーザー12Aから原稿42の画像データを、画像処理端末26へ伝送するようにし、画像処理端末26からこの画像データをサーバ24へ伝送するときに、印刷設定と共に処理設定を行って、所望の校正原稿60が印刷出力されるようにする。
このときに、画像処理端末26では、イメージオブジェクト46などを通常の形態で印刷出力したり、画像処理端末26上の図示しない表示デバイス上に表示するなどして確認できるので、赤入れ原稿上であたり罫62のみを印刷するようにした校正原稿60A、60Bを用いたときでも、本来のイメージオブジェクト46を正確に確認することができる。
また、本実施の形態では、画像データの伝送先であるユーザー12Bで処理設定を行うように説明したが、これに限らず、画像処理端末14上で、画像データを伝送するとき処理設定を入力するようにすることもできる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものでは無く、本発明は、校正システム10に限らず、リモートカラープルーフが適用可能な任意の構成に適用することができる。
本実施の形態に適用した印刷システムの概略構成図である。 画像形成装置の一例とするサーバの概略構成図である。 選択手段とするUIの一例を示す設定ウィンドの概略図である。 原稿の一例を示す概略図である。 (A)はあたり罫を形成した校正原稿の一例を示す概略図、(B)はあたり罫とファイル名を形成した校正原稿の一例を示す概略図である。 (A)は荒い網点を形成した校正原稿の一例を示す概略図、(B)は薄い色で形成した校正原稿の一例を示す概略図である。 校正原稿の印刷処理の一例を示す流れ図である。 選択手段として用いるUIの他の一例を示す概略図である。 校正原稿の印刷処理の他の一例を示す流れ図である。
符号の説明
10 校正システム
12(12A、12B) ユーザー
14、26 画像処理端末(画像処理装置)
16、20 プリンタ(出力装置)
18 プリントサーバ(画像形成装置)
22 スキャナ
24 サーバ(画像形成装置)
32 プリントコントローラ(画像処理手段)
34 画像処理部(画像処理手段)
40 処理設定部(処理設定手段)
50、70 設定ウィンド(選択手段)
42 原稿
44 テキストオブジェクト(文字)
46、46A、46B イメージオブジェクト(写真画像)
48、48A、48B グラフィックオブジェクト(グラフィック画像)
60(60A、60B、60C、60D) 校正原稿
62 あたり罫
64 ファイル名

Claims (12)

  1. 文字と共に写真画像を含むオブジェクトが配置された原稿の画像データから、原稿に対する校正指示を書き込む校正原稿を形成する校正原稿の形成方法であって、
    前記画像データに基づいて前記文字を形成すると共に、
    前記文字を除く前記オブジェクトが配置される位置に、オブジェクトの画像サイズに合わせて枠組みしたあたり罫を、該オブジェクトに換えて形成することを特徴とする校正原稿の形成方法。
  2. 前記あたり罫に隣接して、該あたり罫内に配置するオブジェクトを特定可能な情報を形成することを特徴とする校正原稿の形成方法。
  3. 文字と共に写真画像を含むオブジェクトが配置された原稿の画像データから、原稿に対する校正指示を書き込む校正原稿を形成する校正原稿の形成方法であって、
    前記画像データに基づいて前記文字を形成すると共に、
    前記画像データに基づいて前記オブジェクトを形成するときに、該オブジェクトを形成する画素間を開けて形成する、
    ことを特徴とする校正原稿の形成方法。
  4. 前記画素間を開けることにより非画素面積を広げることを特徴とする請求項3に記載の校正原稿の形成方法。
  5. 文字と共に写真画像を含むオブジェクトが配置された原稿の画像データから、原稿に対する校正指示を書き込む校正原稿を形成する校正原稿の形成方法であって、
    前記画像データに基づいて前記文字を形成すると共に、
    前記画像データに基づいて前記オブジェクトを形成するときに、該オブジェクトを形成する画素のドットを一律に縮小して形成する、
    ことを特徴とする校正原稿の形成方法。
  6. 前記オブジェクトとして、グラフィック画像を含むことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の校正原稿の形成方法。
  7. 画像データに基づいて所定の画像処理を施すと共に、印刷出力装置で画像を形成するラスタデータを生成する画像処理手段を含み、文字と共に写真画像を含むオブジェクトが配置された原稿の画像データが画像処理装置から入力されたときに、該画像データに基づいて前記原稿に対する校正指示を書き込む校正原稿を形成する画像形成装置であって、
    前記オブジェクトに換えて該オブジェクトのあたり罫を形成するように設定可能な処理設定手段を含み、
    前記画像処理手段が、前記設定手段の設定に基づいたラスタデータを生成することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記処理設定手段が、前記オブジェクトを形成する画素の間隔を広げて形成するように設定可能であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記処理設定手段が、前記オブジェクトを形成する画素のドットを一律に縮小するように設定可能とであることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像処理手段が、画像データに基づいたラスタデータを生成した後、該ラスタデータに対して、前記設定手段の設定に基づいた処理を行うことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記処理設定による設定を選択して指定可能な選択手段を含み、前記処理設定手段が前記選択手段の指定に基づいた処理を設定することを特徴とする請求項8から請求項10の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記選択手段が前記画像処理装置に設けられていることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
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