JP2006278561A - 通信機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】集合型メディアコンバータにおいて、サージ電流対策を実現すること。
【解決手段】キャビネット30は、ガイドレール溝35a、36aがフィジカルグランドFGと電気的に接続してある。メディアコンバータモジュール40のプリント基板41は縁42Z1、42Z2に沿ってフィジカルグランドパターン60,61を有する。フィジカルグランドパターン60等は、隙間部70によってシグナルグランドパターン50等に対して電気的に絶縁されている。メディアコンバータモジュール40がキャビネット30に挿入されると、フィジカルグランドパターン60等はガイドレール溝35a、36aを介してフィジカルグランドFGと電気的に接続された状態とされる。モジュール交換時などに、人間が触れるパネル部からのサージ電流は、フィジカルグランドFGに到り、シグナルグランドパターン50等には流れ込まない。
【選択図】図1

Description

本発明は通信機器に係り、特に集合型メディアコンバータに関する。
光ファイバーを利用している通信システムが普及しつつある。この通信システムは、局舎内に集合型メディアコンバータが設置される。この集合型メディアコンバータは、キャビネット内にメディアコンバータモジュールが多数並んで装着されている構造であり、ラックに取り付けられている。各メディアコンバータモジュールは、キャビネットの前面から挿入されて装着されており、保守等において、個々に抜いて取外すことが可能である構成である。一つのメディアコンバータモジュールが一つの家庭に対応し、各メディアコンバータモジュールから、光ファイバーが家庭まで延びている。各メディアコンバータモジュールの保守は、集合型メディアコンバータの電源がオンの状態で行われる。
よって、集合型メディアコンバータ及びメディアコンバータモジュールは、保守等の作業時に不都合が起きない構成であることが必要である。
図10は従来のメディアコンバータモジュール1を示す。メディアコンバータモジュール1はプリント基板2が金属板製のカバー3で覆われており、且つ、プリント基板2の先端にコネクタ4を有する構成である。プリント基板2は、回路パターン及びグランドパターンを有する。金属板製のカバー3はプリント基板2のグランドパターンと電気的に接続してある。
キャビネット10は、金属板のプレス加工品であるガイドレール部材11、12を有し、且つ、奥部に、バックボード14が設けてあり、バックボード14にコネクタ15が取り付けてある。
このメディアコンバータモジュール1は、キャビネット10の金属板のプレス加工品であるガイドレール部材11、12によって案内されて、キャビネット10内に挿入されて、コネクタ4がコネクタ15と嵌合接続されて、装着されている。
特開2004−279960号公報
従来のメディアコンバータモジュール1は、プリント基板2のグランドパターンが一つであるため、サージ電流によって電子回路が影響を受ける虞れがあった。また、プリント基板2の他に金属板製カバー3を有する構成であるため、コスト高であった。
そこで、本発明は、上記課題を解決した通信機器を提供することを目的とする。
本発明は、回路基板と金属製のフロントパネルとを有する回路基板モジュールと、
前記回路基板モジュールの回路基板の縁を案内するガイドレール溝とを有する通信機器において、
前記ガイドレール溝がフィジカルグランドと電気的に接続され、
前記回路基板モジュールの前記回路基板は、シグナルグランドパターンとフィジカルグランドパターンとを電気的に絶縁された状態で有し、
該シグナルグランドパターンが該回路基板のうちの前記ガイドレール溝に嵌合する縁に沿う部分に設けられ、前記回路基板モジュールが前記通信機器本体に挿入されると、前記フィジカルグランドパターンが前記ガイドレール溝を介して前記フィジカルグランドと電気的に接続される構成としたことを特徴とする。
本発明によれば、回路基板は、シグナルグランドパターンとフィジカルグランドパターンとを電気的に絶縁された状態で有し、フィジカルグランドパターンが回路基板の縁に沿う部分に設けてある構成であるため、回路基板モジュールが通信機器本体に挿入されると、フィジカルグランドパターンがガイドレール溝を介してフィジカルグランドと電気的に接続され、サージ電流をフィジカルグランドに逃がすことが出来、電子回路をサージ電流から保護することが出来る。
次に本発明の実施の形態について説明する。
図1は発明の実施例である通信機器としての集合型メディアコンバータ20を、回路基板モジュールとしてのメディアコンバータモジュール40と通信機器本体としてのキャビネット30とを対向させて示す。図2はメディアコンバータモジュール40をX2側から見て示す。X1−X2は複数のメディアコンバータモジュール40が並んでいる方向、Y1−Y2はメディアコンバータモジュール40の挿入抜去の方向及び集合型メディアコンバータ20の奥行き方向、Z1−Z2は集合型メディアコンバータ20の高さ方向である。
図3(A)、(B)、(C)は集合型メディアコンバータ20を示す。図4は図3(B)中の一部を拡大して示し、図5は図3(A)中の一部を拡大して示す。図6はメディアコンバータモジュール40のキャビネット30への装着動作を示す。図7は図6(D)の一部を拡大して示す。図8は図7中、VIII-VIII線に沿う拡大断面である。
[メディアコンバータモジュール40]
先ず、主に図1及び図2を参照して、メディアコンバータモジュール40について説明する。メディアコンバータモジュール40は、プリント基板41上に光コネクタ付きの光電変換装置75、LANコネクタ76、電気コネクタ80等が実装してあり、Y2側にフロントパネル90を有する構成である。
プリント基板41は、回路パターン(図示せず)と、略面状のシグナルグランドパターン50、51,55,56と、帯状のフィジカルグランドパターン60,61,62,65,66、67とを有する。なお、回路パターンは、フィジカルグランドパターン60,61,62,65,66、67の部分及び後述する隙間部70、71の部分以外の領域に形成してあり、シグナルグランドパターン50、51,55,56は隣り合う回路パターンの間の部分を占めるように形成してある。図8に示すように、シグナルグランドパターン50、51,55,56及び回路パターン(図示せず)は、絶縁性の半田レジスト膜72,73でもって覆われている。
プリント基板41はZ1側の上縁42Z1、Z2側の下縁42Z2、Y1側の縁42Y1,Y2側の縁42Y2を有する。
図1に示すように、プリント基板41のX1側の面43X1には、縁42Z1の全長に帯状に沿うフィジカルグランドパターン60と、縁42Z2の全長に帯状に沿うフィジカルグランドパターン61と、フィジカルグランドパターン60,61の間を繋ぐフィジカルグランドパターン63と、フィジカルグランドパターン61、62,63に囲まれた部分のシグナルグランドパターン50、51とを有する。フィジカルグランドパターン60,61、62と、シグナルグランドパターン50、51との間には隙間部70があり、両者は電気的に絶縁されている。
図2に示すように、プリント基板41のX2側の面43X2には、縁42Z1の全長に帯状に沿うフィジカルグランドパターン65と、縁42Z2の全長に帯状に沿うフィジカルグランドパターン66と、フィジカルグランドパターン65,66の間を繋ぐフィジカルグランドパターン67と、フィジカルグランドパターン65、66,67に囲まれた部分のシグナルグランドパターン55、56とを有する。フィジカルグランドパターン65,66、67と、シグナルグランドパターン55、56との間には隙間部71があり、両者は電気的に絶縁されている。
プリント基板41の面43X1のフィジカルグランドパターン60,61、62と面43X2のフィジカルグランドパターン65,66、67とは、スルーホールでもって電気的に接続してある。プリント基板41の面43X1のシグナルグランドパターン50、51と面43X2のシグナルグランドパターン55、56とはスルーホールでもって電気的に接続してある。
フロントパネル90は、金属製であり、Y1側に突き出ているラグ部91,92がフィジカルグランドパターン65,66に押し付けられてネジ93,94でもってプリント基板41に固定してある。よって、フロントパネル90は、フィジカルグランドパターン60,61、62、65,66、67と電気的に接続してある。
電気コネクタ80は、図1に拡大して示すように、電気絶縁性合成樹脂製のベース部81と、ベース部81の両側から延びているカンチレバー部82、83の先端の間に支持されている電気絶縁性合成樹脂製の本体部85と、複数のL字形状のコンタクト部材89とを有する。コンタクト部材89は、本体部85とベース部81とにまたがって組み込んであり、一端のコンタクト部89aは本体部85からY1方向に突き出ており、他端のコンタクト部89bがベース部81からZ1方向に突き出ている。
この電気コネクタ80は、ベース部81をプリント基板41の面43X2上に固定されて、コンタクト部89bをプリント基板41のスルーホールに半田付けされて実装してある。カンチレバー部82、83及びコンタクト部材89の途中の部分が弾性変形することによって、本体部85は、X,Y,Z方向に約1mmの範囲で変位することが可能である。
本体部85は、Z1側とZ2側とに、Y1方向に突き出た腕部86,87とを有する。腕部86,87の間が空間88となっている。また、腕部86,87の対向する面側に、ガイドレール86a,87aを有する。また、腕部86,87の先端の内側には、外側にテーパ状に拡がるテーパ部86b,87bを有する。
[キャビネット30]
次にキャビネット30について説明する。
図3(A)、(B)、(C)に示すように、キャビネット30は、高さの低い直方体形状であり、前面が開口31aである箱形状のシャーシ31と、Z1側の支持板32と、Z2側の支持板33と、中央の支持板34とを有し、支持板32の下面に導電性合成樹脂製のガイドレール溝板部材35がネジ止めしてあり、支持板33の上面に導電性合成樹脂製のガイドレール溝板部材36がネジ止めしてあり、支持板34のY2側の面にバックボード37がネジ止めしてあり、支持板34よりY1側の部分に、トランス38と直流電源39が設けてあり、電源コード100が延びている構成である。電源コード100の端にプラグ101が設けてある。
図4に示すように、支持板32、33は、Y2端側に、折り曲げ部32a、33aを有し、各折り曲げ部32a、33aに雌ねじ部32b、33bが形成してある。雌ねじ部32b、33bはピッチPで並んでいる。
ガイドレール溝板部材35、36の合成樹脂は、導電性を得るために炭素が混入してある帝人化成株式会社製のパンライト(商標)であり、抵抗値は100Ω以下である。ガイドレール溝板部材35、36には夫々複数のガイドレール溝35a、36aがピッチPで並んで形成してある。各ガイドレール溝35a、36aは長さL1を有する。ガイドレール溝板部材35、36は樹脂成形部品であり、ガイドレール溝35a、36aの寸法精度は良い。
バックボード37には、電気コネクタ110がY2方向に突き出て等しいピッチで固定してある。電気コネクタ110はガイドレール溝35a、36aに対応した位置に配置してある。この電気コネクタ110は、前記の電気コネクタ80が接続されるものであり、図1に拡大して示すように、前記空間88に対応する大きさの電気絶縁性合成樹脂製の本体部111と、この本体部111に組み込んである複数の端子部材115とよりなる。本体部111のZ1及びZ2側の面には、前記ガイドレール86a,87aに対応するガイド溝112,113が形成してある。
キャビネット30は両側をラックの柱に固定されてラックに取り付けてある。また、図7に示すように、電源コードプラグ101のフィジカルグランド端子102は、シャーシ31に接続してあり、最終的にはフィジカルグランドFGに接続してある。また、直流電源39はバックボード37に接続してあり、マイナス端子がシグナルグランドSGとなっている。フィジカルグランドFGとシグナルグランドSGとは別である。
[メディアコンバータモジュール40のキャビネット30への装着状態]
各メディアコンバータモジュール40は、図1(A),(B)、図6(D)、図7、図8に示すように、プリント基板41の縁42Z1、42Z2が夫々ガイドレール溝35a、36aに嵌合し、且つ、電気コネクタ80が電気コネクタ110と接続されて、且つ、ノブ付きネジ部材95,96が雌ねじ部32b、33bにねじ込まれて、フロントパネル90が支持板32、33に固定された状態で、装着されている。複数のメディアコンバータモジュール40がX1−X2方向に並んでおり、フロントパネル90が隣接して並んで開口31aを塞いでいる。
プラグ101が商用電源に接続したままである。商用電源がトランス38と直流電源39とを介して直流電圧とされ、直流圧がバックボード37上の電気コネクタ110を通して、各メディアコンバータモジュール40に供給されており、各メディアコンバータモジュール40はこの直流電圧によって動作される。
[メディアコンバータモジュール40のキャビネット30へ装着する過程の動作]
次に、メディアコンバータモジュール40をキャビネット30へ装着する過程の動作について説明する。
例えば補修を完了したメディアコンバータモジュール40は、図6(A)に示すように、作業者がフロントパネル90側を持って、垂直姿勢とし、電気コネクタ80を先頭にして、開口31a内に挿入し、図6(B)に示すように、プリント基板41の縁42Z1、42Z2のY1側の端を夫々ガイドレール溝35a、36aに嵌合させ、Y1方向に押し込む。メディアコンバータモジュール40は、図6(C)及び図8に示すように、縁42Z1、42Z2を夫々ガイドレール溝35a、36aに案内されつつ、滑って、Y1方向に移動され、図6(D)及び図7に示す最終位置まで押し込まれて挿入され、電気コネクタ80が電気コネクタ110と接続され、フロントパネル90がシャーシ31の前面に当る。最後に、ノブ付きネジ部材95,96を締める。
ここで、ガイドレール溝35a、36aは合成樹脂製であり、且つ、長さL1に亘っているため、プリント基板41との摩擦が少なく、プリント基板41はガイドレール溝35a、36a内を円滑に滑り、メディアコンバータモジュール40を押し込む作業は円滑になされる。また、プリント基板41の縁42Z1、42Z2は比較的長い部分がガイドレール溝35a、36aによって支持されるため、メディアコンバータモジュール40は垂直姿勢に安定に維持され、このことによっても、メディアコンバータモジュール40を押し込む作業は円滑になされる。
また、以下の(1)、(2)、(3)の動作が行われる。
(1)フィジカルグランドがとられる動作
先ず、フィジカルグランドがとられる動作について説明する。
プリント基板41のフィジカルグランドパターン60,61、65,66は共にプリント基板41の縁42Y1まで延びて形成してある。
このため、図6(B)に示すように、プリント基板41の縁42Z1、42Z2が夫々ガイドレール溝35a、36aに嵌合し始めた時点で、フィジカルグランドパターン60,61、65,66は、ガイドレール溝板部材35、36、支持板32、33、シャーシ31を介して、フィジカルグランドFGと電気的に接続されフィジカルグランドがとられる。
その後の挿入の過程でも、また、装着された後の状態でも、フィジカルグランドパターン60,61、65,66はフィジカルグランドがとられ続ける。
よって、メディアコンバータモジュール40はフィジカルグランドがとられている状態で、電気コネクタ80が電気コネクタ110と接続される。
ここで、電気コネクタ80が電気コネクタ110と接続される直前では、長さL1に亘る部分で、フィジカルグランドパターン60,61、65,66とガイドレール溝35a、36aとが接触しあっており、フィジカルグランドは安定にとられている。
(2)サージ電流をフィジカルグランドFGに逃がす動作
プリント基板41のフィジカルグランドパターン60,61、65,66は共にプリント基板41の縁42Y2まで延びて形成してあり、フロントパネル90はフィジカルグランドパターン60,61、65,66と電気的に接続されている。このため、作業者がフロントパネル90側を持ってメディアコンバータモジュール40をキャビネット30内へ挿入している過程で、作業者に帯電していた静電気がフロントパネル90に放電した場合でも、この放電によるサージ電流は、フロントパネル90、フィジカルグランドパターン60,61、65,66、ガイドレール溝板部材35、36、支持板32、33、シャーシ31を通ってフィジカルグランドFGに流れ込む。
ここで、シグナルグランドパターン50、51、55、56は、隙間部70、71によってフィジカルグランドパターン60,61、62、65,66、67に対して電気的に絶縁されているため、上記のサージ電流は、配線パターン及びシグナルグランドパターン50、51、55、56には流れ込まず、電子回路が破壊される危険はない。
(3)電気コネクタ80が電気コネクタ110と接続される動作
電気コネクタ80は、その腕部86,87が電気コネクタ110のガイド溝112,113に嵌合しつつ、電気コネクタ110と接続される。電気コネクタ110は電気コネクタ80の空間88内に収まる。
ここで、電気コネクタ80は、その本体部85がX,Y,Z方向に約1mmの範囲で変位することが可能であり、腕部86,87の先端部がテーパ状に拡がっているため、図9(A)に示すように、電気コネクタ110の位置が所定の位置よりZ1方向にすこしずれていた場合であっても、メディアコンバータモジュール40の挿入の最終の段階において、図9(B)に示すように、テーパ部86b(87b)によって、本体部85が電気コネクタ110の位置に合うように位置を自動的に補正され、腕部86,87がガイド溝112,113に嵌合を開始し、電気コネクタ80は図9(C)に示すように電気コネクタ110と正常に嵌合して接続される。電気コネクタ110は腕部86,87の間に収まった状態となる。
このため、バックボード37上の電気コネクタ110の配置の精度は緩くてもよくなり、キャビネット30の組立て性は従来に比較して良い。また、カンチレバー部82、83が弾性変形することによって、接続状態の電気コネクタ80、110に作用する負荷は小さく、この負荷が作用し続けても不具合は起きない。
なお、上記とは逆に、電気コネクタ80をバックボード37に設け、電気コネクタ110をメディアコンバータモジュール40に設けてもよい。この場合には、バックボード37上の電気コネクタ80が、近づいてくるメディアコンバータモジュール40の電気コネクタ110を基準に位置を補正され、電気コネクタ110が電気コネクタ80に正常に嵌合して接続される。
[メディアコンバータモジュール40をキャビネット30から引き抜く過程の動作]
メディアコンバータモジュール40がキャビネット30から引き抜かれる過程では、即ち、メディアコンバータモジュール40がキャビネット30から完全に引き抜かれるまでは、フィジカルグランドパターン60,61、65,66はフィジカルグランドFGと電気的に接続され続けてフィジカルグランドがとられた状態を維持している。よって、引き抜き作業中に、作業者等からの静電気がフロントパネル90に放電した場合でも、この放電によるサージ電流は、フィジカルグランドFGに逃がされ、電子回路が破壊される危険はない。
本発明の実施例1になる集合型メディアコンバータを、メディアコンバータモジュールとキャビネットとを対向させて示す図である。 メディアコンバータモジュールをX2側から見て示す図である。 集合型メディアコンバータを示す図である。 図3(B)中の一部を拡大して示す図である。 図3(A)中の一部を拡大して示す図である。 メディアコンバータモジュールのキャビネットへの装着動作を示す図である。 図6(D)の一部を拡大して示す図である。 図7中、VIII-VIII線に沿う拡大断面図である。 電気コネクタの接続動作を示す図である。 従来の集合型メディアコンバータを示す図である。
符号の説明
20 集合型メディアコンバータ
30 キャビネット
31 シャーシ
32,33 支持板
35,36 ガイドレール溝板部材
35a、36a ガイドレール溝
37 バックボード
38 トランス
39 直流電源
40 メディアコンバータモジュール
41 プリント基板
42Z1、42Z2 縁
50、51 シグナルグランドパターン
60,61,62,65,66、67 フィジカルグランドパターン
70、71 隙間部
72,73 半田レジスト膜
75 光コネクタ付きの光電変換装置
76 LANコネクタ
80 電気コネクタ
81 ベース部
82、83 カンチレバー部
85 本体部
86,87 腕部
86b,87b テーパ部
89 コンタクト部材
90 フロントパネル
91,92 ラグ部
93,94 ネジ
101 電源コードプラグ
102 フィジカルグランド端子
110 電気コネクタ
SG シグナルグランド
FG フィジカルグランド

Claims (5)

  1. 回路基板と金属製のフロントパネルとを有する回路基板モジュールと、
    前記回路基板モジュールの回路基板の縁を案内するガイドレール溝とを有する通信機器において、
    前記ガイドレール溝がフィジカルグランドと電気的に接続され、
    前記回路基板モジュールの前記回路基板は、シグナルグランドパターンとフィジカルグランドパターンとを電気的に絶縁された状態で有し、
    該シグナルグランドパターンが該回路基板のうちの前記ガイドレール溝に嵌合する縁に沿う部分に設けられ、前記回路基板モジュールが前記通信機器本体に挿入されると、前記フィジカルグランドパターンが前記ガイドレール溝を介して前記フィジカルグランドと電気的に接続される構成としたことを特徴とする通信機器。
  2. 請求項1に記載の通信機器において、
    前記フィジカルグランドパターンは、前記回路基板の縁の全長に亘って形成してあり、
    該フィジカルグランドパターンの一端が前記フロントパネルと電気的に接続してある構成としたことを特徴とする通信機器。
  3. 請求項1又は2に記載の通信機器において、
    前記フィジカルグランドパターンは、前記回路基板の上縁部及び下縁部の全長に亘って形成してあり、且つ、上下のフィジカルグランドパターンが該回路基板を横切っているパターンで繋がっている構成であり、
    且つ、上下のフィジカルグランドパターンの一端が前記フロントパネルと電気的に接続してある構成としたことを特徴とする通信機器。
  4. 請求項1に記載の通信機器において、
    前記回路基板モジュールの前記回路基板は、その両面に、前記フィジカルグランドパターンを有する構成としたことを特徴とする通信機器。
  5. 請求項1に記載の通信機器において、
    前記ガイドレール溝は、導電性合成樹脂製のガイドレール溝板部材に形成してある構成としたことを特徴とする通信機器。
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