JP2006277810A - 光ピックアップの汚れ検出装置、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

光ピックアップの汚れ検出装置、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 光ピックアップの感度等のばらつきに影響されることなく、光ピックアップの汚れ検出精度を高くすることができる光ピックアップの汚れ検出装置、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】 光ディスクの再生回数を計測し、再生回数が多く、かつ、光ピックアップの受光レベルが正常範囲の光ディスクを、光ピックアップの汚れ判定用の基準ディスクに設定し(ステップS1〜S3)、この基準ディスク再生時における光ピックアップの受光レベルに基づいて汚れ判定用の基準レベルを設定し(ステップS4)、基準ディスク再生時における光ピックアップの受光レベルが上記基準レベル以下となった場合に光ピックアップが汚れていると判定するようにした(ステップS5〜S10)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ピックアップの汚れを検出する汚れ検出装置、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体に関する。
従来より、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)等のディスク型記録媒体(光ディスク)を再生するディスク再生装置には、光ピックアップの対物レンズの汚れを検出する機能を備えたものがある。この種のディスク再生装置は、光ディスク再生時の光ピックアップの受光レベルが予め設定した基準レベル以下か否かを判定し、基準レベル以下となった場合に、光ピックアップが汚れていると判定するように構成されている(例えば、特許文献1)。
特開平8−315396号公報
しかし、従来の構成では、光ピックアップの汚れ判定に用いる基準レベルが各ディスク再生装置で同じ値が採用されるため、光ピックアップの感度のばらつきや他の部品のばらつきに応じて光ピックアップの汚れ検出精度にばらつきが生じてしまう。
また、従来の構成では、光ピックアップの対物レンズが汚れていなくても光ディスクが汚れていると、その光ディスクの反射率が低下するために光ピックアップの受光レベルが低下し、これによって、光ピックアップが汚れていると誤検知してしまう問題があった。また、光ディスクが汚れているのか光ピックアップが汚れているのかを判別可能な汚れ検出装置を提供できれば、ユーザに汚れている方を正確に報知することができ、より高機能な汚れ検出装置を提供することができる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、光ピックアップの感度等のばらつきに影響されることなく、光ピックアップの汚れ検出精度を高くすることができる光ピックアップの汚れ検出装置、その制御方法、制御プログラム及び記録媒体を提供することにある。
上述課題を解決するため、本発明は、光ディスクに光を照射してその反射光を受光する光ピックアップの汚れを検出する汚れ検出装置において、前記光ピックアップにより光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、前記再生手段が再生した各光ディスクの再生回数を計測し、再生回数の多い光ディスクを、光ピックアップの汚れ判定用の基準ディスクに設定する基準ディスク設定手段と、前記基準ディスクの再生時における前記光ピックアップの受光レベルに基づいて、光ピックアップの汚れ判定用の基準レベルを設定する基準レベル設定手段と、前記基準ディスクの再生時に、前記光ピックアップの受光レベルが前記基準レベル以下か否かを比較し、受光レベルが基準レベル以下の場合に、前記光ピックアップが汚れていると判定する汚れ判定手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、光ディスクの再生回数を計測して再生回数の多い光ディスクを、光ピックアップの汚れ判定用の基準ディスクに設定し、この基準ディスク再生時における光ピックアップの受光レベルに基づいて汚れ判定用の基準レベルを設定し、基準ディスク再生時における光ピックアップの受光レベルが上記基準レベル以下となった場合に光ピックアップが汚れていると判定するので、光ピックアップの感度等のばらつきを反映した適切な基準レベルを設定でき、光ピックアップの汚れ検出精度を高くすることができる。
上記構成において、前記基準ディスク設定手段が、前記再生手段が再生した光ディスクのうち、前記光ピックアップの受光レベルが予め定めた正常範囲であった光ディスクの中から前記基準ディスクを設定してもよい。また、前記基準ディスク設定手段が、前記再生手段により得た光ディスクの所定領域に記録された情報を、前記光ディスクを特定する識別情報として記憶させ、この記憶された情報に基づいて、各光ディスクの再生回数を計測し、前記汚れ判定手段が、前記再生手段により得た光ディスクの所定領域に記録された情報と、記憶した前記識別情報とを比較することにより、前記基準ディスクに設定された光ディスクか否かを検出するようにしてもよい。
また、上記構成において、前記基準ディスク設定手段が、複数の光ディスクを基準ディスクに設定し、前記汚れ判定手段が、複数の基準ディスクの再生時における前記光ピックアップの受光レベルが基準レベル以下となった場合に、前記光ピックアップが汚れていると判定してもよい。また、前記汚れ判定手段が、前記光ピックアップの受光レベルが基準レベル以下の基準ディスクと、前記光ピックアップの受光レベルが基準レベルより大きい基準ディスクとが混在した場合、前記光ピックアップの受光レベルが基準レベル以下となった光ディスクを汚れていると判定するようにしてもよい。これにより、光ディスクが汚れている場合にその旨を報知することにより、光ディスクの汚れをユーザに報知することができる。また、前記汚れ判定手段の判定結果を報知する報知手段を設けてもよい。
また、本発明は、光ディスクに光を照射してその反射光を受光する光ピックアップの汚れを検出する汚れ検出装置の制御方法において、前記再生手段が再生した各光ディスクの再生回数を計測し、再生回数の多い光ディスクを、光ピックアップの汚れ判定用の基準ディスクに設定する基準ディスク設定ステップと、前記基準ディスクの再生時における前記光ピックアップの受光レベルに基づいて、光ピックアップの汚れ判定用の基準レベルを設定する基準レベル設定ステップと、前記基準ディスクの再生時に、前記光ピックアップの受光レベルが前記基準レベル以下か否かを比較し、受光レベルが基準レベル以下の場合に、前記光ピックアップが汚れていると判定する汚れ判定ステップとを実行することを特徴とする。
この構成によれば、光ディスクの再生回数を計測して再生回数の多い光ディスクを、光ピックアップの汚れ判定用の基準ディスクに設定し、この基準ディスク再生時における光ピックアップの受光レベルに基づいて汚れ判定用の基準レベルを設定し、基準ディスク再生時における光ピックアップの受光レベルが上記基準レベル以下となった場合に光ピックアップが汚れていると判定するので、光ピックアップの感度等のばらつきを反映した適切な基準レベルを設定でき、光ピックアップの汚れ検出精度を高くすることができる。
また、本発明は、以上説明した光ピックアップの汚れ検出装置及びその制御方法に適用する他、この発明を実施するための制御プログラムを電気通信回線を介して一般ユーザに配布したり、そのようなプログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体等のコンピュータに読み取り可能な記録媒体に格納して一般ユーザ等に配布する、といった態様でも実施され得る。
本発明は、光ディスクの再生回数を計測して再生回数の多い光ディスクを、光ピックアップの汚れ判定用の基準ディスクに設定し、この基準ディスク再生時における光ピックアップの受光レベルに基づいて汚れ判定用の基準レベルを設定し、基準ディスク再生時における光ピックアップの受光レベルが上記基準レベル以下となった場合に光ピックアップが汚れていると判定するので、光ピックアップの感度等のばらつきを反映した適切な基準レベルを設定でき、光ピックアップの汚れ検出精度を高くすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本実施形態に係るディスク再生装置の光ピックアップの汚れ検出に関わる構成を示すブロック図である。
このディスク再生装置10は、CD等のディスク型記録媒体(以下、光ディスク20と言う)を再生する車載型ディスク再生装置であり、このディスク再生装置10は、液晶表示装置を備える表示部12やユーザから各種指示を入力する指示入力部13を有し、指示入力部13を介して入力された指示に応じて当該装置10に挿入された光ディスク20を再生し、この光ディスク20に記録された音声を車両スピーカ(図示せず)から報音させるものである。
上記光ディスク20は、図示を省略したローディング機構によって当該再生装置10内にローディングされ、ターンテーブル14にクランプされる。このターンテーブル14は、駆動部15によって回転駆動され、これによって、光ディスク20が回転駆動される。
このターンテーブル14の近傍には、光ピックアップ30が配置され、この光ピックアップ30は、光ディスク20の情報記録面に向けてレーザ光を照射するレーザーダイオードと、このレーザ光の反射光を受光する受光素子と、この照射光及び反射光を集光するための対物レンズ等の光学系とを備え、レーザ光の反射光の受光レベルを示すRF信号や、トラッキングエラー信号や、フォーカスエラー信号を出力する。
また、この光ピックアップ30は、光ディスク20の径方向に移動自在に支持され、制御部19の制御の下、駆動部15によって光ディスク20の径方向の位置が制御(トラッキング制御を含む)されると共に、対物レンズのフォーカス制御が行われる。なお、この光ピックアップ30の構成及びディスク再生装置10の構成は、汚れ検出に関わる構成を除いて従来のものと略同様であるため、以下、汚れ検出に関わる部分を詳細に説明する。
レベル検出部16は、光ピックアップ30から出力されるRF信号の信号レベル、つまり、光ピックアップ30の受光レベルを検出するものであり、比較部17は、レベル検出部16により検出された受光レベルを、後述する処理によって設定された基準レベルL0と比較し、比較結果を制御部19に出力する。なお、光ピックアップ30の受光レベルは、上記RF信号で検出する場合に限らず、光ピックアップ30の他の出力信号(フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号)で検出してもよい。
再生部18は、制御部19の制御の下、光ピックアップ30から出力されるRF信号から光ディスク20に記憶された情報を再生するものである。
制御部19は、このディスク再生装置10全体を制御するものであり、記憶部19Aは、制御部19が実行する汚れ検出用の制御プログラムを含む各種プログラム等のデータが予め記憶される記憶領域(例えばROM)と、光ディスク20から読み出したTOC情報や各種フラグ等を書き込み可能な記憶領域(例えばRAMやSRAM)とを備えている。
次に、このディスク再生装置10の光ピックアップ30の汚れを検出する汚れ検出処理について説明する。図2は汚れ検出処理を示すフローチャートである。
制御部19は、まず、再生回数の多い光ディスク20を特定するために、光ディスク20が挿入される毎に、駆動部15を制御して光ディスク20に記録されたTOC(Table Of Contents)情報(識別情報)を読み出し、記憶部19Aに順次蓄積する再生履歴取得処理を開始する(ステップS1)。
そして、制御部19は、再生履歴取得処理を開始して一定期間が経過すると、或いは、予め定めた枚数の光ディスクのTOC情報が蓄積されると、TOC情報毎にその数を計数することにより、各TOC情報に対応する光ディスクの再生回数を各々計数し、再生回数が所定回数以上(例えば2回以上)の光ディスク再生時の光ピックアップ30の受光レベルを取得する受光レベル取得処理を開始する(ステップS2)。
具体的には、制御部19は、光ディスク20が挿入される毎に、その光ディスク20のTOC情報を読み出し、このTOC情報が再生回数が所定回数以上の光ディスクのTOC情報と一致するか否かを判定し、一致する場合に、この光ディスク再生時(TOC情報読み取り時を含む)における光ピックアップ30の受光レベルを、レベル検出部16により検出させ、検出された受光レベルを上記TOC情報と対応づけて記憶部19Aに記憶させる。これによって、記憶部19Aには、図3に示すように、再生回数が所定回数以上の光ディスク20のTOC情報(TOC1、TOC2、・・・)と、各光ディスク再生時の受光レベル(LEVEL1、LEVEL2、・・・)とを対応づけたテーブルデータT1が作成される。
次に、制御部19は、上記テーブルデータT1を参照し、受光レベルが予め設定された正常範囲の下限レベルL1以上の光ディスク20、つまり、受光レベルが正常範囲となる光ディスク20を特定し、これら特定した光ディスク20のうち、再生回数が最も多いものから上位2つの光ディスクを、光ピックアップの汚れ判定用の基準ディスクに設定する(ステップS3)。なお、基準ディスクの数は3つ以上にしてもよい。
続いて、制御部19は、テーブルデータT1を参照し、基準ディスク再生時の受光レベルから予め定めたオフセット量を引いた値を、光ピックアップ30の汚れ判定用の基準レベルL0に設定する(ステップS4)。この場合、基準レベルL0は、複数の基準ディスク再生時の受光レベルの平均値から上記オフセット量を引いた値としてもよく、また、最も再生回数の多い基準ディスク再生時の受光レベルから上記オフセット量を引いた値としてもよい。
基準レベルL0を設定すると、制御部19は、基準ディスクに設定された光ディスク20が挿入されたか否かを、挿入された光ディスク20のTOC情報から判定し、基準ディスクが挿入された場合、その基準ディスク再生時(TOC情報読み取り時を含む)における光ピックアップ30の受光レベルを、レベル検出部16により検出させ、比較部17により、その受光レベルと基準レベルL0との比較結果を取得する(ステップS5)。
基準ディスク再生時の受光レベルが基準レベルL0より大きい場合(ステップS6:NO)、制御部19は、基準ディスク再生時の受光レベルが基準レベルL0以下になったことが検出されるまで、このステップS4の処理を繰り返し実行する。また、このステップS4の処理において、基準ディスクに設定された光ディスク20が所定期間内に挿入されない場合、制御部19は、その光ディスク20を基準ディスクの登録から外し、次に再生回数の多い光ディスク20を基準ディスクに設定する基準ディスク変更処理が実行される。
一方、基準ディスク再生時の受光レベルが基準レベル以下の場合(ステップS6:YES)、制御部19は、受光レベルの低下を記憶部19Aに記録し(ステップS7)、他の基準ディスク再生時の光ピックアップ30の受光レベルを取得する処理を開始する(ステップS8)。このステップS8の処理において、制御部19は、他の基準ディスクの挿入を検出すると、レベル検出部16により、その基準ディスク再生時の光ピックアップ30の受光レベルを取得し、受光レベルと基準レベルL0との比較結果を取得する。
ここで、他の基準ディスク再生時の受光レベルが基準レベルL0以下の場合(ステップS9:YES)、当初、光ピックアップ30の受光レベルが基準レベルL0より大きかった複数の基準ディスクに対し、光ピックアップ30の受光レベルが基準レベルL0以下となっているため、光ピックアップ30が汚れていると判断できる。このため、制御部19は、かかる場合は、光ピックアップ30の汚れを報知する第1報知処理を行う(ステップS10)。この第1報知処理は、具体的には、表示部12に「レンズが汚れています」等の警告を表示する処理、あるいは、その旨の音声をスピーカから報音させる処理である。これによって、ユーザに光ピックアップ30のクリーニングを促すことができる。
一方、他の基準ディスク再生時の受光レベルが基準レベルL0より大きい場合(ステップS9:NO)、光ピックアップ30が汚れている可能性よりも光ディスク20が汚れている可能性が高いため、制御部19は、光ディスク20の汚れを報知する第2報知処理を実行する(ステップS11)。
この第2報知処理は、汚れている光ディスク20が挿入されると、その旨を報知する処理であり、具体的には、制御部19は、受光レベルが基準レベルL0以下となった光ディスク(基準ディスクを含む)20を判別できるように、テーブルデータT1等に所定の情報を書き込み、光ディスク20が挿入される毎に、受光レベルが基準レベルL0以下となった光ディスク20か否かを判定し、その光ディスク20であった場合に、その光ディスク20が汚れている旨を報知する報知処理(例えば表示部12に「光ディスクが汚れています」の警告を表示する処理等)を行う。これによって、ユーザに光ディスク20のクリーニングを促すことができる。
なお、制御部19は、上記第1報知処理を実行した後は、上記テーブルデータT1をクリアしてステップS1の処理に移行し、上記第2報知処理の実行後は、所定期間経過後に、上記テーブルデータT1をクリアしてステップS1の処理に移行する。これによって、上述した光ピックアップ30の汚れ検出処理が繰り返し実行され、光ピックアップ30の汚れ又は光ディスク20の汚れが継続的に監視される。
以上説明したように、本構成では、当該ディスク再生装置10に挿入された光ディスク20のうち、再生回数が多く、かつ、その光ディスク再生時の光ピックアップ30の受光レベルが正常範囲であった光ディスク20を、基準ディスクに設定し、この基準ディスク再生時の光ピックアップ30の受光レベルから汚れ判定用の基準レベルL0を設定するので、光ピックアップ30の感度等のばらつきを反映した適切な基準レベルL0を設定することができる。
しかも、本構成では、複数の基準ディスク再生時の受光レベルが、上記基準レベルL0以下となった場合に、光ピックアップ30が汚れていると判定するので、従来の基準レベルが固定のものに比して、光ピックアップ30の汚れ検出精度を向上させることができる。
また、ユーザが頻繁に再生する光ディスク20を基準ディスクに設定するので、光ピックアップ30に汚れが生じた場合に比較的短時間で光ピックアップ30の汚れを報知することができる。
さらに、本構成では、光ピックアップ30の受光レベルが基準レベルL0以下の基準ディスクと、光ピックアップ30の受光レベルが基準レベルL0より大きい基準ディスクとが混在した場合に、光ピックアップ30の受光レベルが基準レベルL0以下の光ディスク20を汚れていると判定するので、光ディスク20の汚れも検出することができる。このため、光ディスクが汚れている場合も光ピックアップの汚れとして報知する従来のものに比して、高機能な汚れ検出装置を提供することができる。
上述した実施形態は、あくまで本発明の一態様に過ぎず、本発明の範囲内で任意に変形が可能である。例えば、上述の実施形態では、複数の基準ディスク再生時の受光レベルが、上記基準レベルL0以下となった場合に、光ピックアップ30が汚れていると判定する場合について述べたが、いずれかの基準ディスク再生時の受光レベルが上記基準レベルL0以下となった場合に、光ピックアップ30が汚れていると判定するようにしてもよい。また、上述の実施形態では、車載型ディスク再生装置に本発明を適用する場合について述べたが、車載以外のディスク再生装置に適用してもよく、また、光ピックアップの汚れ検出のための構成をディスク再生装置に内蔵する場合に限らず、専用の汚れ検出装置を構成することも可能である。
また、上述の実施形態では、光ピックアップの汚れ検出を行うための制御プログラムを予め記憶部19Aに記憶しておく場合について述べたが、この制御プログラムを、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体記録媒体等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納し、コンピュータが記録媒体からこの制御プログラムを読み取って実行するようにしてもよい。また、この制御プログラムを通信ネットワーク(電気通信回線)を介して配信サーバ等からダウンロードできるようにしてもよい。
本実施形態に係るディスク再生装置の光ピックアップの汚れ検出に関わる構成を示すブロック図である。 汚れ検出処理を示すフローチャートである。 テーブルデータの一例を示す図である。
符号の説明
10 ディスク再生装置
12 表示部(報知手段)
13 指示入力部
15 駆動部
16 レベル検出部
17 比較部
18 再生部(再生手段)
19 制御部(基準ディスク設定手段、基準レベル設定手段、汚れ判定手段)
19A 記憶部
20 光ディスク
30 光ピックアップ

Claims (9)

  1. 光ディスクに光を照射してその反射光を受光する光ピックアップの汚れを検出する汚れ検出装置において、
    前記光ピックアップにより光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、
    前記再生手段が再生した各光ディスクの再生回数を計測し、再生回数の多い光ディスクを、光ピックアップの汚れ判定用の基準ディスクに設定する基準ディスク設定手段と、
    前記基準ディスクの再生時における前記光ピックアップの受光レベルに基づいて、光ピックアップの汚れ判定用の基準レベルを設定する基準レベル設定手段と、
    前記基準ディスクの再生時に、前記光ピックアップの受光レベルが前記基準レベル以下か否かを比較し、受光レベルが基準レベル以下の場合に、前記光ピックアップが汚れていると判定する汚れ判定手段と
    を備えることを特徴とする光ピックアップの汚れ検出装置。
  2. 前記基準ディスク設定手段は、前記再生手段が再生した光ディスクのうち、前記光ピックアップの受光レベルが予め定めた正常範囲であった光ディスクの中から前記基準ディスクを設定することを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップの汚れ検出装置。
  3. 前記基準ディスク設定手段は、前記再生手段により得た光ディスクの所定領域に記録された情報を、前記光ディスクを特定する識別情報として記憶させ、この記憶された情報に基づいて、各光ディスクの再生回数を計測し、
    前記汚れ判定手段は、前記再生手段により得た光ディスクの所定領域に記録された情報と、記憶した前記識別情報とを比較することにより、前記基準ディスクに設定された光ディスクか否かを検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップの汚れ検出装置。
  4. 前記基準ディスク設定手段は、複数の光ディスクを基準ディスクに設定し、
    前記汚れ判定手段は、複数の基準ディスクの再生時における前記光ピックアップの受光レベルが基準レベル以下となった場合に、前記光ピックアップが汚れていると判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光ピックアップの汚れ検出装置。
  5. 前記汚れ判定手段は、前記光ピックアップの受光レベルが基準レベル以下の基準ディスクと、前記光ピックアップの受光レベルが基準レベルより大きい基準ディスクとが混在した場合、前記光ピックアップの受光レベルが基準レベル以下となった光ディスクを汚れていると判定することを特徴とすることを特徴とする請求項4に記載の光ピックアップの汚れ検出装置。
  6. 前記汚れ判定手段の判定結果を報知する報知手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光ピックアップの汚れ検出装置。
  7. 光ディスクに光を照射してその反射光を受光する光ピックアップの汚れを検出する汚れ検出装置の制御方法において、
    前記再生手段が再生した各光ディスクの再生回数を計測し、再生回数の多い光ディスクを、光ピックアップの汚れ判定用の基準ディスクに設定する基準ディスク設定ステップと、
    前記基準ディスクの再生時における前記光ピックアップの受光レベルに基づいて、光ピックアップの汚れ判定用の基準レベルを設定する基準レベル設定ステップと、
    前記基準ディスクの再生時に、前記光ピックアップの受光レベルが前記基準レベル以下か否かを比較し、受光レベルが基準レベル以下の場合に、前記光ピックアップが汚れていると判定する汚れ判定ステップと
    を実行することを特徴とする光ピックアップの汚れ検出装置の制御方法。
  8. 光ディスクに光を照射してその反射光を受光する光ピックアップの汚れを検出する汚れ検出装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    コンピュータを、前記光ピックアップにより光ディスクに記録された情報を再生する再生手段と、
    前記再生手段が再生した各光ディスクの再生回数を計測し、再生回数の多い光ディスクを、光ピックアップの汚れ判定用の基準ディスクに設定する基準ディスク設定手段と、
    前記基準ディスクの再生時における前記光ピックアップの受光レベルに基づいて、光ピックアップの汚れ判定用の基準レベルを設定する基準レベル設定手段と、
    前記基準ディスクの再生時に、前記光ピックアップの受光レベルが前記基準レベル以下か否かを比較し、受光レベルが基準レベル以下の場合に、前記光ピックアップが汚れていると判定する汚れ判定手段として機能させるための制御プログラム。
  9. 請求項8に記載の制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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