JP2006277111A - キーボード装置 - Google Patents

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雅博 金子
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Abstract

【課題】 重量が軽く、かつ、仕様変更に低コストで対応できるキーボード装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 底板(10)は主底部(11)と周縁部(12)から成る。主底部(11)と周縁部(12)は別個に形成され、主底部と周縁部が両方とも樹脂製、または、一方が樹脂製で他方が金属製とされ、主底部と周縁部とが結合手段で結合されている。結合手段として熱カシメ、両面テープ、接着剤等が利用される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、キーボード装置に関する。特にはノート型パソコンに搭載されるキーボード装置に関する。
ノート型パソコンが広く普及しているが、携帯性を改善するために更なる軽量化が要求され、その一環としてキーボード装置についても更なる軽量化が要求されている。
一般的な、ノート型パソコンに搭載されるキーボード装置は、まず最下方に底板が配置され、その上に、底板の上に接点と回路を含むメンブレンシートが配置される。メンブレンシートの上にキートップに弾性支持力を与えるアクチュエータと、キートップの動作を案内する案内部材と、その案内部材を支持する中間パネルが配置されている。
上記のように構成されるキーボード装置のうち、底板以外の部品はプラスチックやゴムで形成される。しかしながら、キーボード装置を構成する部品の中でも最も寸法が大きな部品である底板は剛性を得るために、殆どの場合、金属で形成されている。したがって、底板の重量がキーボード装置の重量の大半を占めることになる。
金属としては従来アルミニウム(2.70g/cm3)が使われることがおおかったが、最近では、軽量化のためにマグネシウム(1.74g/cm3)が使用されることもある。しかし、マグネシウムは高価であり、また成形時にバリを生じ易く、表面の平滑性が良好でない等、加工性が悪いという問題点がある。
そこで、キーボード装置の底板に樹脂を利用することが提案されている。例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3に記載のものがある。
特許文献1はメンブレンシートを支持する底板を樹脂で構成することを開示している。特許文献2はメンブレンシートを支持する底板を樹脂製とし、この樹脂製の底板の両面に導電メッキを施すことを開示している。また、特許文献3は曲げ部を有する樹脂製の底板を開示している。
上記のものでは底板の全部を樹脂製にすることによって重量を軽減することができる。しかしながら、これらの底板は型を用いて全体を樹脂で一体成形している。したがって、製品の仕様変更によって、底板の一部のみを変更する場合でも、型を取り替えねばならず、コストがかかる。
実公平6−50915号公報 実開平5−38734号公報 特開2002−108539号公報
本発明は上記問題に鑑み、重量が軽く、かつ、仕様変更に低コストで対応できるキーボード装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明によれば、使用者により押下されるキートップを含むキーボード装置であって、
底板と、底板の上に配設され接点と回路を含むメンブレンシートと、メンブレンシートの上に配設されキートップに弾性支持力を与えるアクチュエータと、キートップの動作を案内する案内部材と、案内部材を支持する中間パネルと、を具備し、
底板が、平面部分のみからなる主底部と、主底部と別個に形成され主底部の周りに配設され補強のための曲げ部分を有する周縁部と、を含み、主底部と周縁部が両方とも樹脂製、または、一方が樹脂製で他方が金属製とされ、主底部と周縁部とが結合手段で結合されている、ことを特徴とするキーボード装置が提供される。
請求項2の発明では周縁部が金属製で主底部が樹脂製とされ、請求項3の発明では周縁部が樹脂製で主底部が金属製とされ、請求項4の発明では底板の主底部と周縁部が、共に樹脂製とされる。
請求項5の発明では、請求項2〜4の発明において、樹脂製の部分の表面に、金属めっきが施される。
請求項6の発明では結合手段が熱カシメとされ、請求項7の発明では結合手段が両面テープとされ、請求項8の発明では結合手段が接着剤とされる。
各請求項の発明は、使用者により押下されるキートップを含むキーボード装置であるが、底板と、底板の上に配設され接点と回路を含むメンブレンシートと、メンブレンシートの上に配設されキートップに弾性支持力を与えるアクチュエータと、キートップの動作を案内する案内部材と、案内部材を支持する中間パネルと、を具備し、底板が、平面部分のみからなる主底部と、主底部と別個に形成され主底部の周りに配設され補強のための曲げ部分を有する周縁部と、を含み、主底部と周縁部が両方とも樹脂製、または、一方が樹脂製で他方が金属製とされ、主底部と周縁部とが結合手段で結合されている。
したがって、従来のような底板をすべて金属製としたものよりも軽量にすることができ、かつ、底板が主底部と周縁部に分割されているので、底板の小さな仕様変更は変更部分が含まれる主底部または周縁部の、いずれかのみについて、型の変更をおこなえばよく、低いコストで仕様変更の要求に応じることができる。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態の構成を示す分解組み立て図である。図1において、最下部に参照符号10で示されているのは底板であり、底板10の上には接点と回路を含むメンブレンシート20が配設される。メンブレンシート20の上方には中間パネル30が配設され、中間パネル30の上にキートップ40が配設されている。
図2は1つのキートップに関して詳細を示す拡大部分断面図であり、メンブレンシート20の上にはキートップ40に弾性支持力を与えるアクチュエータ21、および、使用者がキートップ40を押し下げたときにキートップ40がメンブレンシート20に向かって真っ直ぐに進むようにキートップ40の動きを案内する案内部材31が中間パネル30に支持されて配置されている。
キートップ40が押下されるとアクチュエータ21が変形してアクチュエータ21の下方への突起部21aがメンブレンシート20内に形成されている図示しないスイッチ部を押圧して所定の信号を発するようにされている。
図3は底板10の構造を示す図であって、底板10は平らな主底部11と水平部分12hと垂直部分12vを有する角部として形成されている周縁部12とを結合して構成されている。ここで、本発明では底板10の主底部11と周縁部12が別の材料で形成されていることを特徴としている。
一つ実施の形態では主底部11が樹脂製とされ周縁部12が金属製とされ、他の実施の形態では主底部11が金属製とされ周縁部12が樹脂製とされている。
ここで、比重が金属より小さい樹脂材料(比重≒1.10〜1.50g/cm3)を用いることによりキーボード装置の軽量化が可能となる。また、樹脂材料としては、例えばダイセル化学工業製の長繊維強化熱可塑性樹脂を用いることで剛性の向上、反りの低減が図れる。
図4は樹脂製の主底部11と金属製の周縁部12の熱カシメによる結合を示す図であって、金属製の周縁部12の水平部分12hに孔12aを穿設し、一方、樹脂製の主底部11に孔12aの長さより長い突起11bを付設し、主底部11の突起11bを周縁部12の水平部分12hに穿孔された孔12aに係合させ、孔12aからはみ出た突起11bの先端部分を加熱により拡径変形せしめて結合している。
図5は金属製の主底部11と樹脂製の周縁部12の熱カシメによる結合を示す図であって、金属製の主底部11に孔11aを穿設し、一方、樹脂製の周縁部12の水平部分12hに孔11aより長い突起12bを付設し、主底部11に穿設された孔11aに周縁部12の水平部分12hに付設された突起12bを係合させ、孔11aから突出した突起12bの先端部分を加熱により拡径変形せしめている。
図6は主底部11と周縁部12を両面テープ13で結合したものを示し、図7は主底部11と周縁部12を接着剤14で結合したものを示している。
図8は主底部11と周縁部12を共に樹脂製としたものであるが、剛性を向上させるために、両方の樹脂製の部材の表面にメッキ処理を施して金属メッキ層を設けてある。このように金属メッキ層を設けることは、勿論、一方のみ樹脂製とされているものにも適用できる。
金属メッキの種類は特に限定されるものではなく、工業的に利用し易い、ニッケル、鉄、ニッケル−コバルト合金、ニッケル−リン合金、ニッケル−マンガン合金、ニッケル−モリブデン合金、ニッケル−タングステン合金、ニッケル−鉄合金、鉄−炭素合金、鉄−コバルト合金、鉄−リン合金、鉄−マンガン合金、鉄−タングステン合金等が挙げられる。なお、樹脂表面に金属メッキを施す方法は、すでに数多く開発されており、例えば、特開2000−343644公報に記載された方法を用いることができる。
本発明はパソコン用のキーボード装置に適用され、特にはノート型パソコンのキーボード装置への適用に適している。
本発明のキーボード装置の全体構成を示す分解斜視図。 図1のキーボード装置の1つのキートップの周りの構造を示す断面図。 本発明の底板の構造を示す分解斜視図。 熱カシメによる主底部と周縁部の結合の例を示す断面図。 熱カシメによる主底部と周縁部の結合の例を示す断面図。 両面粘着テープによる主底部と周縁部の結合を示す断面図。 接着剤による主底部と周縁部の結合を示す断面図。 樹脂製の主底部の表面に金属メッキを施した例を示す断面図。
符号の説明
10 底板
11 主底部
11a 孔
11b 突起
12 周縁部
12h 水平部
12v 垂直部
12a 孔
12b 突起
13 両面テープ
14 接着剤
15 金属メッキ
20 メンブレンシート
21 アクチュエータ
30 中間パネル
31 案内部材
40 キートップ

Claims (8)

  1. 使用者により押下されるキートップを含むキーボード装置であって、
    底板と、底板の上に配設され接点と回路を含むメンブレンシートと、メンブレンシートの上に配設されキートップに弾性支持力を与えるアクチュエータと、キートップの動作を案内する案内部材と、案内部材を支持する中間パネルと、を具備し、
    底板が、平面部分のみからなる主底部と、主底部と別個に形成され主底部の周りに配設され補強のための曲げ部分を有する周縁部と、を含み、主底部と周縁部が両方とも樹脂製、または、一方が樹脂製で他方が金属製とされ、主底部と周縁部とが結合手段で結合されている、ことを特徴とするキーボード装置。
  2. 周縁部が金属製で、主底部が樹脂製である、ことを特徴とする請求項1に記載のキーボード装置。
  3. 周縁部が樹脂製で、主底部が金属製である、ことを特徴とする請求項1に記載のキーボード装置。
  4. 底板の主底部と周縁部が、共に樹脂製である、ことを特徴とする請求項1に記載のキーボード装置。
  5. 樹脂製の部分の表面に、金属めっきを施したことを特徴とする、請求項2から4のいずれか一項に記載のキーボード装置。
  6. 結合手段が熱カシメである、ことを特徴とする請求項1に記載のキーボード装置。
  7. 結合手段が両面テープである、ことを特徴とする請求項1に記載のキーボード装置。
  8. 結合手段が接着剤である、ことを特徴とする請求項1に記載のキーボード装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008235000A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Oki Electric Ind Co Ltd キースイッチ構造
JP2008293923A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Oki Electric Ind Co Ltd キースイッチ構造

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