JP2006276383A - プログラムおよび通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 携帯電話器において、他の端末のユーザから楽曲データのプレゼントを受けた場合に、当該端末と、このプレゼントを受けた楽曲データとを迅速に対応付けられるようにする。
【解決手段】 他の端末から楽曲データのプレゼントがあった場合には、その旨が電子メールとしてサーバから携帯電話器(提供先端末)に通知される。この電子メールには、提供元端末の端末特定情報(電話番号またはメールアドレス)が含まれている。ダウンロードが完了すると、該楽曲データは何れかの端末の端末特定情報に対応するものであるか否かが判定され(SP2)、対応する場合には、該端末に係る着信メロディとして当該楽曲データを関連付けるか否かが携帯電話器のユーザによって選択される(SP4,SP6)。そして、関連付ける場合には、端末特定情報と楽曲データとを対応付けるテーブルの内容が更新される(SP8)。
【選択図】 図5
【解決手段】 他の端末から楽曲データのプレゼントがあった場合には、その旨が電子メールとしてサーバから携帯電話器(提供先端末)に通知される。この電子メールには、提供元端末の端末特定情報(電話番号またはメールアドレス)が含まれている。ダウンロードが完了すると、該楽曲データは何れかの端末の端末特定情報に対応するものであるか否かが判定され(SP2)、対応する場合には、該端末に係る着信メロディとして当該楽曲データを関連付けるか否かが携帯電話器のユーザによって選択される(SP4,SP6)。そして、関連付ける場合には、端末特定情報と楽曲データとを対応付けるテーブルの内容が更新される(SP8)。
【選択図】 図5
Description
本発明は、携帯電話器等に用いて好適なプログラムおよび通信端末に関する。
従来より携帯電話器においては、該携帯電話器に対して発信した発信元端末の電話番号と、楽曲データ(着信メロディ)とを対応付けることのできるものがあった。これにより、該携帯電話器のユーザは、発信元端末を着信メロディに応じて識別することができる。また、特許文献1には、着信メロディ等に使用される楽曲データを相手側端末にプレゼントする技術が開示されている。
しかし、上述した技術においては、あるユーザAから他のユーザBに対してプレゼントされた楽曲データをユーザBがユーザAに対して対応付けるためには、まずユーザBの携帯電話器のアドレス帳においてユーザAを探し出し、さらに複数の楽曲データの中からこのプレゼントされた楽曲データを探し出した上で両者を対応付ける操作を行う必要があり、ユーザBの操作がきわめて煩雑であった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、発信元端末と楽曲データとの対応付けを迅速に実行できるプログラムおよび通信端末を提供することを目的としている。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、発信元端末と楽曲データとの対応付けを迅速に実行できるプログラムおよび通信端末を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載のプログラムにあっては、複数の端末を各々特定する端末特定情報(端末特定情報欄72)と、前記各端末に対応する楽曲データを指定する楽曲データ指定情報(楽曲データ欄74)とを対応付けて成るテーブル(70)を記憶手段(4)に記憶するテーブル記憶過程と、一の端末の端末特定情報と、該一の端末に係る楽曲データを特定する楽曲データ特定情報(ダウンロードページのURL)とを受信する特定情報受信過程(SP114)と、受信した前記楽曲データ特定情報に対応する楽曲データを前記記憶手段(4)にダウンロードするダウンロード過程(SP120)と、受信した前記一の端末の端末特定情報と、ダウンロードされた前記楽曲データとを対応付けるように前記テーブル(70)を自動的に更新するテーブル更新過程(SP8)と、を処理装置に実行させることを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載のプログラムにおいて、受信した前記一の端末の端末特定情報と、ダウンロードされた前記楽曲データとを対応付けるか否かをユーザの操作に基づいて選択する選択過程(SP4,SP6)をさらに有し、前記テーブル更新過程(SP8)は該選択過程において対応付ける旨が選択されたことを条件として実行されることを特徴とする。
さらに、請求項3記載の構成にあっては、請求項1記載のプログラムにおいて、前記端末特定情報は、前記各端末の電話番号またはメールアドレスであることを特徴とする。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項3記載のプログラムにおいて、更新された前記テーブル(70)は、対応付けられた前記楽曲データを、該楽曲データに対応付けられた端末の電話番号またはメールアドレスを発信元とする着信があった際の着信メロディとするための着信音設定テーブルであることを特徴とする。
また、請求項5記載の通信端末にあっては、複数の端末を各々特定する端末特定情報(端末特定情報欄72)と、前記各端末に対応する楽曲データを指定する楽曲データ指定情報(楽曲データ欄74)とを対応付けて成るテーブル(70)を記憶する記憶手段(4)と、一の端末の端末特定情報と、該一の端末に係る楽曲データを特定する楽曲データ特定情報(ダウンロードページのURL)とを受信する特定情報受信手段(SP114)と、受信した前記楽曲データ特定情報に対応する楽曲データを前記記憶手段(4)にダウンロードするダウンロード手段(SP120)と、受信した前記一の端末の端末特定情報と、ダウンロードされた前記楽曲データとを対応付けるように前記テーブル(70)を自動的に更新するテーブル更新手段(SP8)とを有することを特徴とする。
請求項1記載のプログラムにあっては、複数の端末を各々特定する端末特定情報(端末特定情報欄72)と、前記各端末に対応する楽曲データを指定する楽曲データ指定情報(楽曲データ欄74)とを対応付けて成るテーブル(70)を記憶手段(4)に記憶するテーブル記憶過程と、一の端末の端末特定情報と、該一の端末に係る楽曲データを特定する楽曲データ特定情報(ダウンロードページのURL)とを受信する特定情報受信過程(SP114)と、受信した前記楽曲データ特定情報に対応する楽曲データを前記記憶手段(4)にダウンロードするダウンロード過程(SP120)と、受信した前記一の端末の端末特定情報と、ダウンロードされた前記楽曲データとを対応付けるように前記テーブル(70)を自動的に更新するテーブル更新過程(SP8)と、を処理装置に実行させることを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載のプログラムにおいて、受信した前記一の端末の端末特定情報と、ダウンロードされた前記楽曲データとを対応付けるか否かをユーザの操作に基づいて選択する選択過程(SP4,SP6)をさらに有し、前記テーブル更新過程(SP8)は該選択過程において対応付ける旨が選択されたことを条件として実行されることを特徴とする。
さらに、請求項3記載の構成にあっては、請求項1記載のプログラムにおいて、前記端末特定情報は、前記各端末の電話番号またはメールアドレスであることを特徴とする。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項3記載のプログラムにおいて、更新された前記テーブル(70)は、対応付けられた前記楽曲データを、該楽曲データに対応付けられた端末の電話番号またはメールアドレスを発信元とする着信があった際の着信メロディとするための着信音設定テーブルであることを特徴とする。
また、請求項5記載の通信端末にあっては、複数の端末を各々特定する端末特定情報(端末特定情報欄72)と、前記各端末に対応する楽曲データを指定する楽曲データ指定情報(楽曲データ欄74)とを対応付けて成るテーブル(70)を記憶する記憶手段(4)と、一の端末の端末特定情報と、該一の端末に係る楽曲データを特定する楽曲データ特定情報(ダウンロードページのURL)とを受信する特定情報受信手段(SP114)と、受信した前記楽曲データ特定情報に対応する楽曲データを前記記憶手段(4)にダウンロードするダウンロード手段(SP120)と、受信した前記一の端末の端末特定情報と、ダウンロードされた前記楽曲データとを対応付けるように前記テーブル(70)を自動的に更新するテーブル更新手段(SP8)とを有することを特徴とする。
このように本発明によれば、受信した一の端末の端末特定情報と、ダウンロードされた楽曲データとを対応付けるように、テーブルを自動的に更新するから、楽曲データをダウンロードしたユーザの操作がきわめて簡易になり、対応付けの操作を迅速化することができる。
1.実施例のハードウエア構成
次に、本発明の一実施例の通信システムの構成を図1を参照し説明する。
図において110は楽曲データサーバであり、携帯電話器に対して楽曲データの配信処理等を実行する。この楽曲データサーバ110は、かかる配信処理のため携帯電話器等によってアクセス可能なWebページを提供するHTTPサーバ(Webサーバ)および必要な情報を各ユーザに電子メールとして送信するメールサーバを兼ねている。112はユーザ情報サーバであり、各携帯電話器の電話番号や暗証番号等のユーザ情報を記憶する。102,104は携帯電話器であり、各々異なるユーザによって使用される。100は通信網であり、上記各構成要素に対して音声信号、制御信号およびIPパケット等を伝送する。
次に、本発明の一実施例の通信システムの構成を図1を参照し説明する。
図において110は楽曲データサーバであり、携帯電話器に対して楽曲データの配信処理等を実行する。この楽曲データサーバ110は、かかる配信処理のため携帯電話器等によってアクセス可能なWebページを提供するHTTPサーバ(Webサーバ)および必要な情報を各ユーザに電子メールとして送信するメールサーバを兼ねている。112はユーザ情報サーバであり、各携帯電話器の電話番号や暗証番号等のユーザ情報を記憶する。102,104は携帯電話器であり、各々異なるユーザによって使用される。100は通信網であり、上記各構成要素に対して音声信号、制御信号およびIPパケット等を伝送する。
次に、携帯電話器102の構成を図2を参照し説明する。
図2において2はCPUであり、フラッシュメモリ4に記憶されたプログラムに基づいて、バス12を介して携帯電話器102内の各部を制御する。6はRAMであり、CPU2のワークメモリとして使用される。8はディスプレイであり、CPU2の制御の下、各種情報を表示する。10はキー入力部であり、電話番号等のデータを入力する。26は音源部であり、着信メロディ等の楽曲データ(MIDIデータまたはMP3データ)を再生して楽音信号を合成する。28はサウンドシステムであり、合成された楽音信号を発音する。18は電話通信部であり、マイク20から入力された音声信号を符号化しアンテナ24を介して出力するとともに、アンテナ24を介して受信した符号化音声信号を復号化し、スピーカ22を介して発音する。なお、携帯電話器104も携帯電話器102と同様に構成されている。
図2において2はCPUであり、フラッシュメモリ4に記憶されたプログラムに基づいて、バス12を介して携帯電話器102内の各部を制御する。6はRAMであり、CPU2のワークメモリとして使用される。8はディスプレイであり、CPU2の制御の下、各種情報を表示する。10はキー入力部であり、電話番号等のデータを入力する。26は音源部であり、着信メロディ等の楽曲データ(MIDIデータまたはMP3データ)を再生して楽音信号を合成する。28はサウンドシステムであり、合成された楽音信号を発音する。18は電話通信部であり、マイク20から入力された音声信号を符号化しアンテナ24を介して出力するとともに、アンテナ24を介して受信した符号化音声信号を復号化し、スピーカ22を介して発音する。なお、携帯電話器104も携帯電話器102と同様に構成されている。
また、上記フラッシュメモリ4においては、着信メロディ等として使用される複数の楽曲データが記憶されるとともに、これら楽曲データと他の端末すなわち発信元端末とを関係付ける着信音設定テーブル70(図6(a)参照)が記憶されている。図6(a)において72は端末特定情報欄であり、発信元端末の電話番号またはメールアドレスが記録され、該端末特定情報欄72毎に着信音設定テーブル70のレコードが構成されている。74は楽曲データ欄であり、これらレコード毎に、電話番号またはメールアドレスに各々対応する楽曲データのファイル名が記録されている。そして、電話通信部18に着信があると、CPU2は着信音設定テーブル70を参照して、発信元端末の電話番号またはメールアドレスに対応する楽曲データに基づいて楽音信号(着信メロディ)を再生するように音源部26に指示する。なお、端末特定情報欄72において「その他」と記載されているレコードは、デフォルトの楽曲データを指定するレコードである。
次に、楽曲データサーバ110の構成を図3を参照し説明する。図において、32はハードディスクであり、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、楽曲データ等が格納される。36は表示器であり、ユーザに対して各種情報を表示する。38は入力装置であり、文字入力用キーボードおよびマウス等から構成されている。48は通信インタフェースであり、通信網100を介して他の機器との間でデータ通信を行う。50はCPUであり、バス44を介して他の構成要素を制御する。52はROMであり、楽曲データサーバ110のイニシャルプログラムローダ等が記憶されている。54はRAMであり、CPU50のワークメモリとして用いられる。なお、ユーザ情報サーバ112も楽曲データサーバ110と同様に構成され、そのハードディスクには各ユーザの識別番号(電話番号)等が記録されている。
2.実施例の動作
次に、本実施例の動作を図4を参照し説明する。
まず、携帯電話器102,104等のうち楽曲データを他の端末に提供しようとする携帯電話器を「提供元端末」といい、該楽曲データを受信しようとする携帯電話器を「提供先端末」という。
まず、提供元端末によって、楽曲データサーバ110の所定のURLアドレスにアクセスされる(ステップSP102)。なお、当該URLアドレスは、提供先端末に提供可能な楽曲データのリストを表示するWebページに係るものである。提供元端末が該Webページにアクセスする際に、提供元端末の電話番号が楽曲データサーバ110に通知されるから、楽曲データサーバ110においては該提供元端末のユーザが直ちに特定される。次に、該アクセスに対する応答として、WebページのHTMLデータが楽曲データサーバ110から提供元端末に返信され、提供元端末のディスプレイ8においては該Webページの内容が表示される(ステップSP104)。
次に、本実施例の動作を図4を参照し説明する。
まず、携帯電話器102,104等のうち楽曲データを他の端末に提供しようとする携帯電話器を「提供元端末」といい、該楽曲データを受信しようとする携帯電話器を「提供先端末」という。
まず、提供元端末によって、楽曲データサーバ110の所定のURLアドレスにアクセスされる(ステップSP102)。なお、当該URLアドレスは、提供先端末に提供可能な楽曲データのリストを表示するWebページに係るものである。提供元端末が該Webページにアクセスする際に、提供元端末の電話番号が楽曲データサーバ110に通知されるから、楽曲データサーバ110においては該提供元端末のユーザが直ちに特定される。次に、該アクセスに対する応答として、WebページのHTMLデータが楽曲データサーバ110から提供元端末に返信され、提供元端末のディスプレイ8においては該Webページの内容が表示される(ステップSP104)。
ここで、提供元端末のユーザは、必要に応じてこれらの楽曲データを試聴することができる。そして、提供すべき楽曲データが決定すると、この楽曲データをリストの中から選択することができ、該楽曲データを提供する一または複数の提供先端末をこれらの電話番号またはメールアドレスによって指定することができる。そして、提供元端末において所定の確定操作が実行されると、提供しようとする楽曲データの識別番号と、一または複数の提供先端末の電話番号と、関連付ける通信方法(電話通信、電子メール等)とが楽曲データサーバ110に送信される(ステップSP106)。なお、提供元端末のユーザは、通信方法として複数種類の方法を選択することもできる。次に、楽曲データサーバ110からユーザ情報サーバ112に対して、楽曲データの配信の申込があった旨が報告され、ユーザ情報サーバ112においては提供元端末のユーザに対して料金が課金される。また、この課金金額を通知するHTMLデータが提供元端末に対して送信され、該HTMLデータに基づいて、課金金額を提供元端末のユーザに報知する画面が該提供元端末のディスプレイ8に表示される(ステップSP108)。
次に、先に提供元端末によって指定された一または複数の提供先端末に対して、楽曲データサーバ110から電子メールが送信される(ステップSP110)。ここで、該電子メールのタイトルには所定の文字列、例えば「**着信メロディプレゼント**」が必ず含まれていることとする。また、該電子メールの本文中においては、指定された楽曲データのダウンロードページのURL(楽曲データサーバ110にアクセスする際のURL)と、該楽曲データのファイル名と、該楽曲データのダウンロードが可能である旨を通知するメッセージと、提供元端末のユーザ名と、先に指定された通信方法に応じて提供元端末を特定する端末特定情報とが含まれている。本文中に含まれる端末特定情報は、上記ステップSP106において選択された通信方法が「電話通信」であった場合には電話番号であり、通信方法が「電子メール」であった場合にはメールアドレスである。また、通信方法が複数指定された場合には、これら全ての通信方法に係る端末特定情報が電子メール内に含められることになる。
次に、提供先端末のユーザがこの電子メールを閲覧した後、該ダウンロードページのURLにアクセスすると(ステップSP112)、楽曲データサーバ110からユーザ情報サーバ112に対して、該提供先端末に楽曲データのダウンロードが許可されているか否かが照会される。そして、許可されている旨の応答がユーザ情報サーバ112から楽曲データサーバ110に返信されると、楽曲データサーバ110においては、該提供先端末に対してダウンロードページのHTMLデータが送信される(ステップSP114)。これにより、提供先端末のディスプレイ8には、ダウンロードページの内容が表示される。
ここで、提供先端末のユーザが該楽曲データの試聴を希望する場合には、ダウンロードページにおいて所定の試聴要求操作を行うと、試聴要求が楽曲データサーバ110に対して送信される(ステップSP116)。ステップSP118においては、これに対するレスポンスとして、楽曲データサーバ110から提供先端末に対して、試聴用データが送信される。この試聴用データを試聴した結果、提供先端末のユーザが楽曲データのダウンロードを希望する場合には、ダウンロードページにおいて所定のダウンロード操作を行うと、ダウンロード要求が楽曲データサーバ110に対して送信される(ステップSP120)。ステップSP122においては、これに対するレスポンスとして、楽曲データサーバ110から提供先端末に対して、楽曲データがダウンロードされる。なお、この楽曲データのダウンロードの費用については、既に提供元端末に対して課金されているため、提供先端末に対して課金はされない。
次に、楽曲データのダウンロードが完了すると、図5に示すデータ受信完了イベントルーチンが起動される。図において処理がステップSP2に進むと、ダウンロードした楽曲データに提供元端末の端末特定情報が対応付けられているか否かが確認される。すなわち、RAM6内に残存する受信済み電子メールの中から、所定の文字列(例えば「**着信メロディプレゼント**」)が含まれる電子メールが検索され、これらの本文中に上記ダウンロードした楽曲データのファイル名が検索される。ここで、当該楽曲データのファイル名が上述した電子メールのうち何れかの本文中に存在する場合は、該楽曲データは該電子メール内に記録されている端末特定情報に対応付けられているものとみなされる。一方、電子メールによらず、携帯電話器のユーザが自主的に楽曲データをダウンロードすることもあるため、かかる場合には楽曲データは何れの端末特定情報にも対応付けられないことになる。
ステップSP2において「NO」と判定されると、本ルーチンは直ちに終了する。一方、ステップSP2において「YES」と判定されると、処理はステップSP4に進み、当該楽曲データを提供元端末の端末特定情報に対応付けるか否かを問い合わせるとともに、「YES」および「NO」の選択肢とがディスプレイ8に表示される。ここで、キー入力部10において「YES」または「NO」に対応する操作が行われると、処理はステップSP6に進み、何れの操作が行われたのか判定される。ここで、「NO」に対応する操作が行われた場合には、該楽曲データは端末特定情報に対応付けられることなく、本ルーチンの処理が直ちに終了する。一方、「YES」に対応する操作が行われると、処理はステップSP8に進み、ダウンロードされた楽曲データに係る新たなレコードが着信音設定テーブル70内に追加される。すなわち、当該レコードの端末特定情報欄72には、先に電子メールに含まれていた端末特定情報が記録され、楽曲データ欄74にはダウンロードした楽曲データのファイル名が記録されることになる。
また、上記電子メール内に複数の端末特定情報(例えば電話番号とメールアドレス)が含まれていた場合には、各端末特定情報毎にレコードが作成され、その各々の楽曲データ欄74には上記楽曲データのファイル名が各々記録されることになる。このように、着信音設定テーブル70において複数のレコードを作成する場合にも、これらのレコードを自動的に作成することができる。ここで、本ルーチンが実行される前の着信音設定テーブル70が図6(a)に示す内容であって、端末特定情報として「提供元端末の電話番号」のみが指定され、本ルーチンのステップSP8が実行された場合の着信音設定テーブル70の内容の一例を図6(b)に示す。同図(b)においては、同図(a)のものと比較して、電話番号「0901212XXXX」と、これに対応する楽曲データのファイル名「harunouta.mmf」とが各々端末特定情報欄72および楽曲データ欄74に追加されていることが解る。なお、ステップSP2またはSP6において「NO」と判定された場合であっても、楽曲データそのものは提供先端末にダウンロードされているから、該楽曲データを目覚まし音等に流用できることは言うまでも無い。
ところで、楽曲データのダウンロードが完了した際に提供先端末においては上述したデータ受信完了イベントルーチン(図5)が実行されるのであるが、その前にこのルーチンに係るプログラムがフラッシュメモリ4に記憶されていなければ、提供先端末においては該ルーチンを実行することができない。そこで、上記ステップSP114において楽曲データサーバ110から提供先端末に送信されるダウンロードページのHTMLデータの中に、提供先端末の機種に対応した「データ受信完了イベントルーチン」のプログラムのリンクも含めておき、提供先端末において必要に応じて該プログラムをダウンロードできるようにしておくとよい。
以上のように、本実施例によれば、ユーザ情報サーバ112から提供先端末に送信される電子メールには、提供元端末の電話番号あるいはメールアドレス等の端末特定情報が含まれているため、提供先端末のユーザは提供元端末の端末特定情報をアドレス帳から検索する必要がなく、提供元端末と楽曲データとの対応付けをきわめて迅速に行うことができる。
そして、本実施例のように楽曲データをユーザ間で交換することにより、楽曲データの新しい使い方と広がりを実現することができる。例えば、提供元端末のユーザは、自分のテーマ曲を決定して複数の提供先端末に楽曲データをプレゼントすることが考えられるため、同一の楽曲データを複数購入することになり、楽曲データの販売を促進することができる。また、自ら積極的に楽曲データをダウンロードしないユーザに対しても、他のユーザからのプレゼントを受けることにより、着信メロディのカスタマイズの面白さを啓蒙することができる。
3.変形例
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例においては、CPU2上で動作するプログラムによって各種処理を実行したが、このプログラムのみをCD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例においては、CPU2上で動作するプログラムによって各種処理を実行したが、このプログラムのみをCD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
(2)また、上記実施例においては、楽曲データの配信に係る課金は、提供元端末から指令を受けた際に該提供元端末に対して行われたが、課金の方法はこれに限定されるものではない。例えば、提供元端末ではなく提供先端末に対して課金するようにしてもよい。また、課金のタイミングは実際に提供先端末に楽曲データがダウンロードされたときにしてもよい。
(3)また、上記実施例においては、提供元端末の電話番号等の端末特定情報を電子メール内に含めたが、楽曲データの形式がこのような付随的な情報にも対応する場合には、楽曲データそのものに端末特定情報を含めるようにしてもよい。例えば、SMAF(Synthetic music Mobile Application Format)形式のデータであれば、楽曲そのものの内容とともに、様々なテキストデータを楽曲データに含めることができるため、これらによって端末特定情報を楽曲データ内に記述してもよい。
(4)また、上記実施例においては、楽曲データサーバ110とユーザ情報サーバ112とを別体のサーバとして構成したが、両サーバの機能を一台のサーバで実行してもよい。
(5)また、上記実施例においては、電子メール本文中に含まれる端末特定情報は提供元端末を特定するものであったが、これに限らず、提供元端末のユーザが指定する任意の電話番号またはメールアドレスであってもよい。
2:CPU、4:フラッシュメモリ(記憶手段)、6:RAM、8:ディスプレイ、10:キー入力部、12:バス、18:電話通信部、20:マイク、22:スピーカ、24:アンテナ、26:音源部、28:サウンドシステム、32:ハードディスク、36:表示器、38:入力装置、44:バス、48:通信インタフェース、50:CPU、52:ROM、54:RAM、70:着信音設定テーブル、72:端末特定情報欄、74:楽曲データ欄、100:通信網、102,104:携帯電話器、110:楽曲データサーバ、112:ユーザ情報サーバ。
Claims (5)
- 複数の端末を各々特定する端末特定情報と、前記各端末に対応する楽曲データを指定する楽曲データ指定情報とを対応付けて成るテーブルを記憶手段に記憶するテーブル記憶過程と、
一の端末の端末特定情報と、該一の端末に係る楽曲データを特定する楽曲データ特定情報とを受信する特定情報受信過程と、
受信した前記楽曲データ特定情報に対応する楽曲データを前記記憶手段にダウンロードするダウンロード過程と、
受信した前記一の端末の端末特定情報と、ダウンロードされた前記楽曲データとを対応付けるように前記テーブルを自動的に更新するテーブル更新過程と、
を処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。 - 受信した前記一の端末の端末特定情報と、ダウンロードされた前記楽曲データとを対応付けるか否かをユーザの操作に基づいて選択する選択過程をさらに有し、
前記テーブル更新過程は該選択過程において対応付ける旨が選択されたことを条件として実行されることを特徴とする請求項1記載のプログラム。 - 前記端末特定情報は、前記各端末の電話番号またはメールアドレスであることを特徴とする請求項1記載のプログラム。
- 更新された前記テーブルは、対応付けられた前記楽曲データを、該楽曲データに対応付けられた端末の電話番号またはメールアドレスを発信元とする着信があった際の着信メロディとするための着信音設定テーブルであることを特徴とする請求項3記載のプログラム。
- 複数の端末を各々特定する端末特定情報と、前記各端末に対応する楽曲データを指定する楽曲データ指定情報とを対応付けて成るテーブルを記憶する記憶手段と、
一の端末の端末特定情報と、該一の端末に係る楽曲データを特定する楽曲データ特定情報とを受信する特定情報受信手段と、
受信した前記楽曲データ特定情報に対応する楽曲データを前記記憶手段にダウンロードするダウンロード手段と、
受信した前記一の端末の端末特定情報と、ダウンロードされた前記楽曲データとを対応付けるように前記テーブルを自動的に更新するテーブル更新手段と
を有することを特徴とする通信端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005094314A JP2006276383A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | プログラムおよび通信端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005094314A JP2006276383A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | プログラムおよび通信端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=37211223
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7356776B1 (ja) | 2023-08-03 | 2023-10-05 | 株式会社Lifes. | 情報提供装置、および、方法 |
-
2005
- 2005-03-29 JP JP2005094314A patent/JP2006276383A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7356776B1 (ja) | 2023-08-03 | 2023-10-05 | 株式会社Lifes. | 情報提供装置、および、方法 |
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