JP2006275887A - 組合せ秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 計量不良を速やかに検出し、対処する。
【解決手段】 ロードセル4を備えた複数の計量ホッパ2に対応して複数の供給ホッパ8が設けられている。CPU18が、計量ホッパ2の物品重量の組合せの中から合計重量が目標重量に等しいか近い組合せを選択し、選択された組合せの計量ホッパ2から物品を排出させ、空になった計量ホッパ2には、対応する供給ホッパ8から物品を供給し、計量することを繰り返す。供給ホッパ8にはロードセル12が設けられている。計量ホッパ2にこれに対応する供給ホッパ8から物品が供給された後、対応するロードセル2の計量値とロードセル12の同一の物品の計量値をCPU18が比較する。CPU18は、対応するロードセル4、12の計量値が不一致と判定されたとき、ロードセル2の零点ずれを判定し、ずれがある場合には、ロードセル2を校正する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、組合せ秤に関し、特に物品を計量ホッパに物品を供給する、例えば供給ホッパのような物品供給手段にも計量手段を設けたものに関する。
供給ホッパにも計量手段を設けた組合せ秤は、多数提案されている。例えば特許文献1に開示されている組合せ秤では、計量手段をそれぞれ備えた計量ホッパに対応して設けた複数の供給ホッパにも計量手段を設け、計量ホッパのみを対象とするパターンと、供給ホッパのみを対象とするパターンと、対応する計量ホッパと供給ホッパとを対として、対の計量ホッパと供給ホッパとを対象とするパターンとによって、組合せ演算を行うものである。
特開昭63−250528号公報
このような組合せ秤では、計量ホッパや供給ホッパには、物品排出用のゲートが設けられ、これらゲートを駆動するための駆動装置も設けられている。また、この組合せ秤において計量される物品も様々な物性を持っている。物品の性質によっては、計量ホッパに物品が付着することによって計量信号の零点がずれたり、排出ゲートに物品が噛み込んだりする。また、駆動装置は消耗品であり、経年劣化によって正常に排出ゲートを開閉できなくなる。このような零点のずれ、排出ゲートへの物品の噛み込み、排出ゲートの異常等の計量不良が生じた場合、速やかにこれを検出し、対処する必要がある。この対処法としては、ゲート等の調整や、計量手段の校正のみで済む場合もあれば、部品の交換を必要する場合もある。部品の交換が必要な場合において、その部品が無い場合には、その部品が手にはいるまで組合せ秤が停止してしまうことは、好ましくなく、応急処置で組合せ秤を稼働できることが望ましい。
本発明は、計量ホッパだけではなく、計量ホッパへの物品供給手段にも設けられた計量手段も利用して、上述したような計量不良を速やかに検出し、対処できる組合せ秤を提供することを目的とする。また、本発明は、これに加えて、応急処置的に稼働することが可能な組合せ秤を提供することも目的とする。
本発明による組合せ秤の一態様は、複数の計量ホッパを備えている。これら計量ホッパに供給された物品を計量する第1計量手段を、これら計量ホッパは、備えている。これら計量ホッパは、供給された物品を排出する排出手段、例えばゲートを備えていることが望ましい。また、これら排出手段を駆動する駆動手段を備えていることも望ましい。これら計量ホッパに対応して複数の物品供給手段、例えば供給ホッパが設けられている。これら物品供給手段は、対応する前記計量ホッパに物品を供給する。物品供給手段が上述した供給ホッパの場合、各供給ホッパは、対応する計量ホッパの上方に配置されることが望ましく、また対応する計量ホッパに物品を排出するための排出手段、例えばゲートを有していることが望ましく、この排出手段を駆動するための駆動手段を備えていることも望ましい。物品供給手段としては、この他にコンベヤ等を使用することもできる。制御手段は、各第1計量手段によって得られた前記各計量ホッパの物品重量を種々に組み合わせて、これら組合せの中から合計重量が予め定めた目標重量に等しいか近い組合せを選択し、選択された組合せを構成する前記計量ホッパから物品を排出させ、空になった前記計量ホッパには、それに対応する前記物品供給手段から物品を供給して、計量することを繰り返す。前記各物品供給手段には、各物品手段が含んでいる物品を計量する第2計量手段が、それぞれ設けられている。第2の計量手段の計量値は、記憶手段に記憶しておくことが望ましい。各計量ホッパに対応する前記各物品供給手段から当該計量ホッパに物品が供給された後、例えば計量ホッパの物品が組合せに選択されて排出された後、対応する前記計量ホッパの第1計量手段の計量値と前記物品供給手段の第2計量手段によって既に得られていた計量値を比較手段が比較する。即ち、同一の物品に対する第1及び第2の計量手段の計量値が比較される。第1の計量手段の計量値も記憶手段に記憶しておくことが望ましい。比較手段の比較結果によって、例えば記憶手段に記憶されている対応する第1及び第2計量手段による、同一の物品に対する計量値が実質的に不一致と判定されたとき、第1精度判定手段が第1計量手段の精度の判定を行う。精度の判定は、例えば計量信号の零点が変動しているか、或いは計量信号のスパンが変動しているかを判定するものが使用できる。第1精度判定手段によって精度不良と判定されたときであって、前記計量ホッパが空のときに、第1の計量手段の校正を第1校正手段が行う。
このように構成された組合せ秤では、計量ホッパに物品が不存在で、対応する物品供給手段から物品が供給された後に、既に物品供給手段において計量されていた物品の計量値と、この物品の計量ホッパにおける計量値とが比較される。両者が不一致の場合には、例えば第1の計量手段の不良、物品供給手段での物品の滞留等が原因として考えられる。そこで、計量ホッパから物品が排出された状態において、計量ホッパの第1の計量手段の精度の判定を行い、第1の計量手段の精度に不良があるか判定する。第1の計量手段に精度不良があると、第1校正手段によって第1計量手段の校正が行われる。
前記第1精度判定手段において精度良と判定されたとき、第1精度判定手段によって判定された第1計量手段に対応する第2計量手段の精度の判定を第2精度判定手段が行うことができる。この場合、第2精度判定手段によって精度不良と判定されたときであって、前記物品供給手段が空のときに、第2校正手段が第2計量手段の校正を行う。
このように構成すると、第1の計量手段が正常な場合には、物品供給手段に設けられた第2の計量手段の精度に基づいて、その良否が判定され、その精度が否の場合には、第2の計量手段の校正が行われる。
更に、第2精度判定手段において精度良と判定されたとき、対応する前記計量ホッパと前記物品供給手段とを不良と報知するする報知手段を設けることができる。報知手段は、視覚的に報知することもできるし、聴覚的に報知することもできる。
このように構成すると、第2精度判定手段が精度良と判定するということは、第2計量手段は正常であることになり、既に第1精度判定手段において第1計量手段は正常であると判定されているので、第1及び第2の計量手段は共に正常であり、第1及び第2の計量手段の計量値が不一致である原因は、計量ホッパまたは及び物品供給手段の機構にあることになり、その場合には、保守員による点検が必要であるので、点検を促すための表示手段が設けられている。
更に、第1及び第2校正手段を零点校正手段することができる。この場合、前記報知手段によって不良と報知された後の点検の結果、前記物品供給手段の第2計量手段の不良と判定されたとき、対応する前記計量ホッパに当該物品供給手段を介して物品を供給させることができる。このように構成すると、例えば物品供給手段を介して計量ホッパに物品を供給することができるので、対応する計量ホッパを組合せ演算に参加させることができ、組合せ秤の稼働率が低下することを防止できる。
或いは、第1及び第2校正手段が零点校正手段である場合、前記報知手段によって不良と報知された後の点検の結果、前記計量ホッパの第1計量手段の不良と判定されたとき、対応する前記物品供給手段の第2計量手段の計量値を前記制御部に組合せ演算用に供給する。このように構成すると、物品供給手段を計量ホッパに代用として使用することができるので、組合せ秤の稼働率が低下することを防止できる。
この場合、前記物品供給手段は、対応する前記計量ホッパを介して物品を排出するものとすることもできるし、或いは、対応する前記計量ホッパに物品を排出可能に構成されると共に、直接に外部に物品排出可能に構成され、対応する前記計量ホッパの第1の計量手段の不良と判定されている状態において、前記制御部によって組合せに選択されると、直接に物品を外部に排出するものとすることもできる。いずれの場合でも、物品供給手段上の物品を組合せの対象とすることができる。
以上のように、本発明によれば、物品供給手段が備える計量手段と、計量ホッパが備える計量手段とが同一の物品を計量した計量値に相違があるか否かによって、計量ホッパ及びまたは物品供給手段に異常があるか否かを、容易にチェックすることができる。また、そのチェックの結果に従って応急処置を容易に行うことができる。
本発明の第1の実施の形態の組合せ秤は、図1に示すように、複数の計量ホッパ2を有している。計量ホッパ2は、その上部から供給された物品を収容可能に構成されている。これら計量ホッパ2には、第1の計量手段、例えばロードセル4が取り付けられており、計量ホッパ2に供給された物品の重量を表すアナログ計量信号を発生する。計量ホッパ2には、更に排出手段、例えば排出ゲート2aが設けられ、図示しない駆動機構を同じく図示しない駆動手段、例えばエアーシリンダによって駆動することによって開閉される。この排出ゲート2aを開くことによって、計量ホッパ2内の物品が排出される。これら計量ホッパ2は、集合シュート6に設けられている。集合シュート6は、例えば逆円錐台状に形成され、その上部及び下部が開口した内部が中空のものである。各計量ホッパ2は、集合シュート6の上部開口に沿って環状に配置されている。
各計量ホッパ2の上方には、これらに対応するようにそれぞれ物品供給手段、例えば供給ホッパ8が配置されている。従って、各計量ホッパ2の上部に、環状に配置されている。これら供給ホッパ8は、上部から供給された物品を収容するもので、更に排出ゲート8aを有している。排出ゲート8aは、図示しない駆動機構及び駆動手段によって開閉可能である。各供給ホッパ8は、排出ゲート8aを開くことによって、対応する計量ホッパ2に、収容している物品を供給する。
これら供給ホッパ8には、これら供給ホッパ8に対応して、上記供給ホッパ8がなす環の中央側から放射状に配置された直進フィーダ10が配置されている。供給ホッパ8内の物品が排出された後、対応する直進フィーダ10から供給ホッパ8に物品が供給される。これら各直進フィーダ10には、上記環の中心に位置する分散フィーダ12から物品が供給される。
各供給ホッパ8には、第2の計量手段、例えばロードセル14がそれぞれ設けられている。ロードセル14は、供給ホッパ8に収容している物品の重量を表すアナログ計量信号を発生する。
各ロードセル4、14からのアナログ計量信号は、A/D変換器16によってデジタル計量信号に変換された後、制御手段、例えばCPU18に供給される。CPU18は、記憶手段、例えばメモリ19に記憶されているプログラムに従って組合せ演算を行う。組合せ演算は、例えば各計量ホッパ2の物品の重量を表しているデジタル計量信号を種々に組合せ、これら組合せの中から合計重量が、操作設定表示装置20によって予め定めた目標重量に等しいか近いものを選択する。この選択された合計重量が、目標重量に対して操作設定表示装置20によって設定した許容重量偏差範囲内にあると、その選択された組合せを構成している計量ホッパ2を操作設定表示装置20に表示すると共に、選択された計量ホッパ2の排出ゲート2をゲート駆動装置22によって開いて、内部の物品を集合シュート6に排出する。集合シュート6の下方には、図示していない包装機が配置され、集合シュート6の下部開口に集められた物品を包装機が包装する。
空になった計量ホッパ2の上方にある対応供給ホッパ8の排出ゲート8aをゲート駆動装置22を介してCPU18が開き、空の計量ホッパ2には物品が供給される。また空になった供給ホッパ8に対応する直進フィーダ10を振動制御装置24を介してCPU18が振動させて、空になった供給ホッパ8に物品が対応直進フィーダ10から供給される。また、物品の量が減少した直進フィーダ10に物品を供給するために、CPU18は振動制御装置24を介して分散フィーダ12を制御する。
この組合せ秤では、供給ホッパ8にもロードセル14が設けられている。計量ホッパ2や供給ホッパ8が正常であれば、供給ホッパ8に収容されていた物品を、対応する計量ホッパ2に供給した場合、同一の物品を対応する計量ホッパ2と供給ホッパ8とが計量しているので、両者の計量値は一致するはずである。一致しないなら、計量ホッパ2または供給ホッパ8に異常があることになる。例えば計量ホッパ2の場合、ロードセル4に故障があるか、計量ホッパ2内に物品が付着したままであるとか、ゲート2aに物品が噛み込んでいるとかが考えられる。供給ホッパ8でも同様である。
そこで、この組合せ秤では、供給ホッパ8は、直進フィーダ10から物品が供給されるごとに、その物品の重量を表すデジタル計量信号をメモリ19に記憶させておく。同様に、計量ホッパ2も、例えば内部に収容していた物品が組合せに選択されて、その計量ホッパ2から物品が排出されて、その後に当該計量ホッパ2に対応する供給ホッパ8から当該計量ホッパ2に物品が供給されて計量を行うと、そのデジタル計量信号をメモリ19に記憶させる。即ち、互いに対応する計量ホッパ2と供給ホッパ8とが同じ物品を計量した値がメモリ19には記憶されている。そして、この計量ホッパ2の物品が組合せに選択されて、排出されると、これに応じて、CPU18は、図2に示すような処理を開始する。
まず、物品が供給された計量ホッパ2のデジタル計量信号と、対応する供給ホッパ8とのデジタル計量信号を比較する(ステップS2)。例えば両者の差が予め定めた許容範囲内であるか否かを判定する。上述したように対応する計量ホッパ2及び供給ホッパ8に異常がなければ両者の差は許容範囲内である。その場合には、そのままこの処理を終了し、例えばこの計量ホッパ2に対応する供給ホッパ8から物品の供給を行わせる。このステップS2は、計量ホッパ2の物品が排出される以前、例えば計量ホッパ2に供給ホッパ8から物品が供給されたときに実行することもできる。
ステップS2に続いて、計量ホッパ2のロードセル4の精度が正しいか、例えば零点に異常がないか判定するために、安定時間の経過を待つ(ステップS4)。安定時間の経過後にロードセル4のデジタル計量信号に零点ずれが生じていないか判定する(ステップS6)。例えば予め定めた許容零点範囲よりも零点が変動しているか判定する。零点ずれが生じていると、この零点ずれが、対応する計量ホッパ2と供給ホッパ8とが同一物品を計量しているにも拘わらず、両デジタル信号の差が許容範囲外となった原因であるので、計量ホッパ2のロードセル4の零点校正を行い(ステップS8)、この処理を終了する。ステップS6がロードセル4に対する精度判定手段に対応し、ステップS8がロードセル4の校正手段に対応する。
ステップS6の判定で零点ずれが無いと判定されると、今度は、供給ホッパ8のロードセル14に異常がないか、例えば零点に異常がないか判定するために、安定時間の経過を待つ(ステップS10)。この時間が経過すると、ステップS6と同様に零点ずれがロー路セル14のデジタル計量信号に生じていないか判定する(ステップS12)。零点ずれが生じていると、この零点ずれが、対応する計量ホッパ2と供給ホッパ8とが同一物品を計量しているにも拘わらず、両デジタル信号の差が許容範囲外となった原因であるので、供給ホッパ8のロードセル12の零点校正を行い(ステップS14)、この処理を終了する。ステップS12がロードセル12に対する精度判定手段に対応し、ステップS14がロードセル12の校正手段に対応する。
ステップS12でも零点ずれが生じていないと判定されると、ロードセル4、12以外の計量ホッパ2、供給ホッパ8の機構に異常があると判断できるので、互いに対応する計量ホッパ2と供給ホッパ8(以後、ヘッドと称する)に異常がある旨を操作設定表示装置20に表示し、このヘッドの供給ホッパ8、計量ホッパ2への物品供給を停止させ(ステップS16)、この処理を中止する。なお、このとき、以後の組合せ秤は、このヘッドに属する計量ホッパ2と供給ホッパ8とを除いた状態で、保守点検員の到着まで動作を継続することもできるし、或いは、保守点検員の到着まで組合せ秤の動作を停止しておくこともできる。
なお、保守点検員による保守点検が行われた結果、例えば部品交換等が必要で、その部品が到着するまで、組合せ秤を作動させるための応急処理は、例えば図3に示すように行われる。
まず、供給ホッパ8の故障か否かを保守点検員が点検し(ステップS18)、この点検の結果、供給ホッパ8の故障であると判定されると、供給ホッパ8のロードセル12の零点ずれ以外の故障か保守点検員が判定する(ステップS20)。ロードセル12の故障と判定されると、その供給ホッパ8のロードセル12からの計量信号をCPU18が読み込まないように操作設定表示装置20によって設定して(ステップS22)、この応急処置を終える。これによって、ロードセル12が故障している供給ホッパ8では、対応する計量ホッパ2への物品の供給はそのまま行える。
ステップS20において、供給ホッパ8のロードセル12の零点ずれ以外の故障でないと判定されると、即ち供給ホッパ8のゲート8aまたはこれに駆動機構躍や駆動手段等の異常であると判定されると、この供給ホッパ8のゲート8aを開いたままにすることができるか判定し(ステップS24)、できる場合には、供給ホッパ8の排出ゲート8aを開いたままになるように操作設定表示装置20で設定して(ステップS26)、更にステップS22を実行する。これによって、この供給ホッパ8では、排出ゲート8aが開いたままとなり、かつロードセル12の計量信号がCPU18に読み込まれないので、直進フィーダ10から、ゲート8aが開いたままの供給ホッパ8を介して対応する計量ホッパ2に物品が供給される。即ち、故障のある供給ホッパ8を単なる物品の通貨経路として使用する。この状態で、組合せ秤が稼働する。
ステップS24において、供給ホッパ8のゲート8aを開いたままにすることができないと判定されると、この異常があるヘッドの供給ホッパ8と計量ホッパ2とは使用不可能であるので、操作設定表示装置20でこのヘッドの使用中止を設定し(ステップS28)、この応急処理を終える。この場合には、このヘッドを除いて、組合せ秤が稼働する。
ステップS18において、計量ホッパ2に故障があると判定されると、たとえロードセル4が正常であっても、ゲート2aまたはその駆動機構、駆動部に故障があると、計量ホッパ2からの物品の正常な排出が困難であるので、計量ホッパ2のロードセル4からの計量信号のCPU18への読み込みを中止するように操作設定表示装置20によって設定する(ステップS30)。そして、計量ホッパ2の排出ゲート2aを開いたままにできるか判定する(ステップS32)。そして、できるなら、計量ホッパ2の排出ゲート2aを開いたままとするように操作設定表示装置20によって設定し(ステップS34)、更に対応する供給ホッパ8のロードセル12の計量信号をCPU18が組合せの対象として使用するように操作設定表示装置20によって設定し(ステップS36)、この応急処理を終了する。これによって、以後に行われる組合せ演算では、供給ホッパ8の物品が組合せの対象となり、供給ホッパ8の物品が組合せに選択された場合には、その物品は、ゲート2aが開かれている下方にある計量ホッパ2を通過して集合シュート6に排出される。
なお、計量ホッパ2の排出ゲート2aを開いたままにできないとステップS32において判断された場合には、ステップS28が実行されて、ヘッドの使用が中止される。
本発明の第2の実施の形態は、図4に示すように供給ホッパ8には、計量ホッパ2に排出ゲート8aの他に、排出ゲート8bが設けられている。供給ホッパ8の設置位置は、計量ホッパ2の真上よりも幾分外側に配置され、排出ゲート8aを開くことによって物品を計量ホッパ2に供給でき、排出ゲート8bを開くことによって物品を集合シュート6に排出できるようにされている。他の構成は、第1の実施形態と同様である。
このように供給ホッパ8から直接に物品を集合シュート6に排出できるように構成してあるので、応急処置において計量ホッパ2の異常と判断された場合の処理が、図5に示すように第1の実施の形態と異なる。即ち、ステップS30において、計量ホッパ2のロードセル4の計量信号のCPU18への読み込みを中止した後に、供給ホッパ8は正常と既にステップS18において判断されているので、対応する供給ホッパ8のゲート8aを閉じたままとして、ゲート8bを開いて、物品を供給ホッパ8から直接に集合シュート6に排出できるように、操作設定表示装置20で設定する(ステップS38)。これに続いて、ステップS36において、この供給ホッパ8の計量信号を組合せの対象とするように操作設定表示装置20によって設定する。これによって、以後に行われる組合せ演算では、供給ホッパ8の物品が組合せの対象となり、供給ホッパ8の物品が組合せに選択された場合、その物品は、供給ホッパ8の排出ゲート8bから集合シュート6に排出される。
上記の両実施の形態では、供給ホッパ8を物品供給手段として使用したが、これに限ったものではなく、例えば計量コンベヤのような計量手段を備えて、計量ホッパ2に物品供給可能なものであれば、種々のものを物品供給手段として使用することができる。また、上記の実施の形態では、物品供給手段である供給ホッパ8には直進フィーダ10によって物品を供給したが、例えば各供給ホッパ8には、作業員が物品を供給するように構成することもできる。上記の実施の形態では、各ロードセルの精度判定として、計量信号の零点のずれがあるか否かを判定したが、例えば計量信号のスパンに変動があるか否かを精度判定として行うこともできる。
本発明の第1の実施形態の組合せ秤の概略構成図である。 図1の組合せ秤のフローチャートである。 図1の組合せ秤における応急処置のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の組合せ秤の部分省略構成図である。 図4の組合せ秤における応急処置の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
2 計量ホッパ
4 ロードセル(第1の計量手段)
8 供給ホッパ(物品供給手段)
12 ロードセル(第2の計量手段)
18 CPU(制御手段、比較手段、精度判定手段、校正手段)

Claims (7)

  1. 供給された物品を計量する第1計量手段を備えた複数の計量ホッパと、
    これら計量ホッパに対応して設けられ、対応する前記計量ホッパに物品を供給する複数の物品供給手段と、
    前記各第1計量手段によって得られた前記各計量ホッパの物品重量を種々に組み合わせて、これら組合せの中から合計重量が予め定めた目標重量に等しいか近い組合せを選択し、選択された組合せを構成する前記計量ホッパから物品を排出させ、空になった前記計量ホッパには、それに対応する前記物品供給手段から物品を供給して、計量することを繰り返す制御手段とを、
    備えた組合せ秤において、
    前記各物品供給手段が含んでいる物品を計量する第2計量手段を前記各物品供給手段に設け、
    前記各計量ホッパに対応する前記各物品供給手段から当該計量ホッパに物品が供給された後、対応する前記計量ホッパの第1計量手段の計量値と前記物品供給手段の第2計量手段によって既に得られていた計量値を比較する比較手段と、
    この比較手段の比較結果によって対応する第1及び第2計量手段による計量値が実質的に不一致と判定されたとき、第1計量手段の精度の判定を行う第1精度判定手段と、
    第1精度判定手段によって精度不良と判定されたときであって、前記計量ホッパが空のときに、第1の計量手段の校正を行う第1校正手段とを、
    備えた組合せ秤。
  2. 請求項1記載の組合せ秤において、前記第1精度判定手段において精度良と判定されたとき、第1精度判定手段によって判定された第1計量手段に対応する第2計量手段の精度の判定を行う第2精度判定手段と、
    第2精度判定手段によって精度不良と判定されたときであって、前記物品供給手段が空のときに、第2計量手段の校正を行う第2校正手段とを、
    備えた組合せ秤。
  3. 請求項2記載の組合せ秤において、第2精度判定手段において精度良と判定されたとき、対応する前記計量ホッパと前記物品供給手段とを不良と報知する報知手段が設けられている組合せ秤。
  4. 請求項3記載の組合せ秤において、第1及び第2校正手段が零点校正手段であって、前記報知手段によって不良と報知された後の点検の結果、前記物品供給手段の第2計量手段の不良と判定されたとき、対応する前記計量ホッパに当該物品供給手段を介して物品を供給させる組合せ秤。
  5. 請求項3記載の組合せ秤において、第1及び第2校正手段が零点校正手段であって、前記報知手段によって不良と報知された後の点検の結果、前記計量ホッパの第1計量手段の不良と判定されたとき、対応する前記物品供給手段の第2計量手段の計量値を前記制御部に組合せ演算用に供給する組合せ秤。
  6. 請求項5記載の組合せ秤において、前記物品供給手段は、対応する前記計量ホッパを介して物品を排出する組合せ秤。
  7. 請求項5記載の組合せ秤において、前記物品供給手段は、対応する前記計量ホッパに物品を排出可能に構成されると共に、直接に外部に物品排出可能に構成され、対応する前記計量ホッパの第1の計量手段の不良と判定されている状態において、前記制御部によって組合せに選択されると、直接に物品を外部に排出する組合せ秤。
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