JP2006275694A - 電波修正時計 - Google Patents

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稔 小林
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Abstract

【課題】 アナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、ICを実装することにより、小型化を可能とした電波修正時計の提供を目的とする。
【解決手段】 電波修正時計1は、アンテナ2と、IC31,32と、回路基板4と、電源34と、裏回り35と、アナログ輪列5とを有し、アナログ輪列5を、地板6と輪列受51で軸支保持するとともに、回路基板4と地板6の間に、輪列受51と受信用IC31が断面的に重なり、かつ、平面的に離れるように、輪列受51を配置し、さらに、アナログ輪列5の三番車52と平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、受信用IC31を実装した構成としてある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電波修正時計に関し、特に、アナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、ICを実装することにより、小型化を可能とした電波修正時計に関する。
近年、無線(標準電波)で送信される時刻情報を、ムーブメント内部に搭載されたアンテナで受信して、自動的に時刻修正を行う電波修正時計が普及している。また、電波修正時計は、電波を受信するための電力を必要とするため、太陽光発電装置を組み込んだものも製品化されており、このような太陽光発電装置付き電波修正時計は、電池交換や時刻合わせといった手間がかからないので、使い勝手が非常に優れている。
たとえば、アンテナをムーブメント内部に搭載した電波修正時計において、時計基材である地板とこの地板に固定される回路基板との間に、アンテナの一部を挟むことにより、アンテナを固定する電波修正時計の技術が開示されている(特許文献1参照)。
この技術によれば、固定したアンテナを再度取り外すことが可能となり、また、固定用ねじを用いる必要がないので、ねじやねじ穴がアンテナの性能に悪影響を与えるといった不具合を回避することができる。さらに、アンテナを固定するための特別な部品を必要としないので、製造原価のコストダウンを図ることができる。
ところで、電波修正時計は、一般的なクオーツ時計と比較すると、電波修正時計に特有の部品が必要であり、これらの部品によって、上記の優れた機能を実現することができる。電波修正時計に特有の部品としては、アンテナ,受信用IC,受信用ICと接続される複数のコンデンサーチップなどを挙げることができる。また、電波修正時計によっては、感度調整用受信ICや、アンテナの共振周波数調整用のコンデンサーなどが別途必要となる。
特開2004−264288号公報(請求項1,2及び図1参照)
しかしながら、電波による時刻自動修正機能を備えた腕時計においては、これらの機能を実現するための特有の部品(たとえば、アンテナや受信用IC等)を時計内に収納する必要がある。男性用腕時計は、この課題を克服し製品化に成功しているものの、女性用腕時計は、男性用腕時計に対して、その平面の直径がたとえば約70%であるとすると、部品の実装スペースを男性用腕時計の約49%にしなければならない。すなわち、女性用腕時計においては、全部品を男性用腕時計の約半分の実装スペースに収納する必要があり、女性用の電波修正腕時計を製品化する上で、時計内部の限られたスペースの有効活用を図り、大幅に小型化しなければならないといった問題があった。
本発明は、以上のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、アナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、ICを実装することにより、小型化を可能とした電波修正時計の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の電波修正時計は、アンテナと、ICと、前記ICを実装する回路基板と、電源と、アナログ輪列とを有し、前記アナログ輪列を、時計基材である地板と板状の保持部材である輪列受で軸支保持する電波修正時計であって、前記回路基板と地板の間において、前記ICを、前記輪列受と断面的に重なり、かつ、平面的に離れるように配置し、さらに、前記ICを、前記アナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように実装した構成としてある。
このように、アナログ輪列と干渉しないように、ICを時計内部に立体的に配置することにより、電波修正時計を小型化することができる。また、輪列受と断面的に重なり、かつ、平面的に離れるように、ICを配置することにより、電波修正時計を薄型化することができる。
また、本発明の電波修正時計は、前記アナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重なっている前記ICを、受信用ICとした構成としてある。
このように、受信用ICをアナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重ねて配置することにより、電波修正時計を小型化することができる。
また、本発明の電波修正時計は、さらに裏回りを有し、前記回路基板に、前記裏回りと平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、マイコンICを実装した構成としてある。
このようにすると、マイコンICが裏回りと平面的に重なることにより、電波修正時計を小型化することができる。
また、本発明の電波修正時計は、前記アナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重なっている前記ICを、マイコンICとした構成としてある。
このように、マイコンICをアナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重ねて配置することにより、電波修正時計を小型化することができる。
また、本発明の電波修正時計は、さらに裏回りを有し、前記回路基板に、前記裏回りと平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、受信用ICを実装した構成としてある。
このようにすると、受信用ICが裏回りと平面的に重なることにより、電波修正時計を小型化することができる。
また、本発明の電波修正時計は、前記ICと平面的に重なるアナログ輪列の歯車を、三番車とした構成としてある。
このようにすると、三番車がICと平面的に重なることにより、電波修正時計を小型化することができる。
また、本発明の電波修正時計は、前記ICと平面的に重なるアナログ輪列の歯車を、五番車とした構成としてある。
このようにすると、五番車がICと平面的に重なることにより、電波修正時計を小型化することができる。
また、本発明の電波修正時計は、前記ICと平面的に重なるアナログ輪列の歯車を、指針が係合する秒車又は分車とした構成としてある。
このようにすると、秒車又は分車がICと平面的に重なることにより、電波修正時計を小型化することができる。
また、本発明の電波修正時計は、前記ICを、前記アナログ輪列を駆動するモータの少なくとも一部と平面的に重なるように実装した構成としてある。
このようにすると、ICがアナログ輪列を駆動するモータの少なくとも一部と平面的に重なることにより、電波修正時計を小型化することができる。
また、本発明の電波修正時計は、前記モータは、ロータとステータとコイルを有するステップモータであり、前記ICを、前記ステータ又は前記コイルの巻芯の少なくとも一方と平面的に重なるように実装した構成としてある。
このようにすると、ICがコイル巻芯と平面的に重なることにより、電波修正時計を小型化することができる。
また、本発明の電波修正時計は、前記回路基板は、前記アンテナとの干渉をさけるための開口部を有し、該開口部に設けた直線状の基板外周に対して、前記ICの一辺が斜めになるように、前記ICを実装した構成としてある。
このようにすると、ICを基板外周により接近させて配置することができるので、回路基板の実装密度を密にすることができ、電波修正時計を小型化することができる。
本発明の電波修正時計によれば、アナログ輪列と干渉しないように、ICを時計内部に立体的に配置することにより、電波修正時計を小型化することができる。また、輪列受と断面的に重なり、かつ、平面的に離れるように、ICを配置することにより、電波修正時計を薄型化することができる。さらに、ICを基板外周により接近させて配置することができるので、回路基板の実装密度を密にすることができ、電波修正時計を小型化することができる。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一実施形態にかかる電波修正時計を説明するための要部の概略平面図を示している。
また、図2は、本発明の第一実施形態にかかる電波修正時計の、受信用ICの実装構造を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
図1,2において、本実施形態の電波修正時計1は、女性用の小型の電波修正時計であり、アンテナ2と、受信用IC31と、マイコンIC32と、水晶振動子33と、回路基板4と、電池34と、裏回り35と、コイル36と、ステータ37と、巻真38と、アナログ輪列5とを有し、アナログ輪列5を、時計基材である地板6と板状の保持部材である輪列受51で軸支保持する構成としてある。
電波修正時計1における主要な部品の平面的な配置としては、図1に示すように、アナログ輪列5が電波修正時計1の中央に配置され、その上方に巻真38及び裏回り35が配置され、アナログ輪列5の右側に水晶振動子33及び電池34が配置されている。また、アナログ輪列5の左側にコイル36及びステータ37が配置され、アナログ輪列5の下方にアンテナ2が配置されている。さらに、アナログ輪列5の右斜め上方にマイコンIC32が配置され、アナログ輪列5の左斜め下方に受信用IC31が配置されている。
電波修正時計1のアナログ輪列5は、秒針が圧入される四番車(秒車)56と、分針が圧入される二番車(分車)55と、時針が圧入される筒車54と、四番車56の回転を60分の1の回転速度に減速して二番車55に伝達する三番車52と、ステータ37によって一秒に半回転するロータ57と、ロータ57の回転を30分の1の回転速度に減速して四番車56に伝達する五番車53とを備えた構成としてある。このアナログ輪列5は、地板6と輪列受51に挟持されるとともに、上述したように、地板6と輪列受51によって軸支保持される。
また、電波修正時計1は、図2に示すように、地板6の表面側に文字板7が取り付けられる。さらに、輪列受51の裏面側に、受信用IC31などの電子部品が輪列受51側の面に集中して実装された回路基板4及び回路押さえ71が、ねじ72によって地板6に取り付けられる。
ここで、好ましくは、回路基板4と地板6の間において、輪列受51と各IC31,32が断面的に重なり、かつ、平面的に離れるように、各IC31,32を配置するとよい。このようにすると、たとえば、受信用IC31の下方に輪列受51を配置した場合に比べると、電波修正時計1の薄型化を図ることができる。
なお、「断面的に重なる」とは、厚さ方向の位置が重複することをいい、「断面的に離れる」とは、厚さ方向の位置が重複せず、離れていることをいう。また、「平面的に離れる」とは、平面方向の位置が重複せず、離れていることをいい、「平面的に重なる」とは、平面方向の位置が重複することをいう。たとえば、図2に示すように、受信用IC31と輪列受51は、断面的に重なっており、重複厚さ11を有し、かつ、平面的に離れており、離間距離12を有している。
また、本実施形態の電波修正時計1は、アナログ輪列5の三番車52と平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、受信用IC31を回路基板4に実装してある。すなわち、三番車52と受信用IC31は、厚さ方向に離間距離14を有し、かつ、平面的には、重複領域13を有している。このようにすると、受信用IC31が三番車52と干渉しないように、受信用IC31を時計内部のスペースに立体的に配置することができ、少なくとも重複領域13の面積分だけ電波修正時計1を小型化することができる。
なお、電波修正時計1の設計において、受信用IC31の実装位置は、回路基板4のパターン配線44や他の全ての部品との位置関係等を考慮して決定されており、重複領域13を設けないとすると、受信用IC31及び受信用IC31に関連する部品を、連鎖的に電波修正時計1の外周方向に拡げて配設する必要がある。すなわち、ほぼ円形の電波修正時計1においては、一方向の半径が延長されることにより、前記一方向を除く全ての方向に対して大型化するので、通常、重複領域13の面積より大きい面積を小型化できる。
また、受信用IC31は、ロータ57を駆動するステータ37と平面的に重なるように実装してある。すなわち、受信用IC31は、ステータ37と断面的に離れ、かつ、ステータ37と平面的に重なっており、ステータ37に対して重複領域15を有している。このようにすると、ステータ37と干渉しないように、受信用IC31を時計内部のスペースに立体的に配置することができ、重複領域15の少なくとも面積分だけ電波修正時計1を小型化することができる。
また、受信用IC31は、中央部にコイル巻線362が巻かれたコイル巻芯361の端部と平面的に重なるように実装してある。すなわち、受信用IC31は、コイル巻芯361の端部と断面的に離れ、かつ、コイル巻芯361の端部と平面的に重なっており、コイル巻芯361に対して重複領域16を有している。このようにすると、コイル巻芯361と干渉しないように、受信用IC31を時計内部のスペースに立体的に配置することができ、少なくとも重複領域16の面積分だけ電波修正時計1を小型化することができる。
図3は、本発明の第一実施形態にかかる電波修正時計の、マイコンICの実装構造を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。
同図において、電波修正時計1は、電波修正時計1の制御を行うマイコンIC32が、地板6に螺着された裏押さえ352と平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、回路基板4に実装されている。このようにすると、マイコンIC32のほぼ全平面積が重複領域(図1参照)となり、少なくともマイコンIC32の面積分だけ電波修正時計1を小型化することができる。
なお、裏回り35は、地板6におしどり軸353が圧入され、地板6に挿入された巻真38を、おしどり軸353に嵌入されたおしどり351が回転自在に支持し、さらに、おしどり押さえばね354がおしどり351を押下した状態で、裏押さえ352が地板6に螺着されている。
電波修正時計1のアンテナ2は、巻線部21とコア部材22とからなっており、地板6に形成された、巻線部21とコア部材22を収納する凹部(図示せず)に収納され、コア部材22の両端部が、地板6と回路基板4とによって挟持される。また、アンテナ2は、巻線部21が回路基板4と断面的に重なり、かつ、平面的に離れるように配置されており、これにより、回路基板4がアンテナ2の巻線部21と断面的に離れてしまい、ムーブメントが厚くなるといった不具合を防止することができる。
また、回路基板4には、アンテナ2と対抗する部分が、アンテナ2の巻線部21と干渉しないように、開口した切欠41が形成してあり、この切欠41により、回路基板4は、直線状の基板外周42を有している。
図4は、本発明の第一実施形態にかかる電波修正時計の、受信用ICの実装構造を説明するための要部の概略図を示しており、(a)は本実施形態の受信用ICの概略拡大図を、(b)は比較例の受信用ICの概略拡大図を示している。
同図において、受信用IC31は、ほぼ正方形状であり、裏面周縁部には、外部電極311が配設してある。この外部電極311に、半田バンプ(図示せず)が形成され、半田バンプを介して回路基板4のパッド43に半田付けされる。また、パッド43からは、パターン配線44が引き回されている。
本実施形態の受信用IC31は、同図(a)に示すように、裏面周縁部に形成された外部電極311の列が直線状の基板外周42に対して斜めになるように、実装されている。これに対し、比較例として、外部電極311の列が直線状の基板外周42に対して平行又は直角となるように、実装した形態を同図(b)に示す。すなわち、本実施形態では、外部電極311の列が直線状の基板外周42に対してたとえば約30°斜めになるように、実装することにより、受信用IC31と基板外周42との距離D1(比較例における距離D2の約半分の距離となる)を短縮している。このようにすると、外部電極311までのパターン配線44の長さを短縮することができ、その分回路基板4の実装面積を有効に活用できるので、実装密度を密にし、回路基板4を小型化することができる。なお、この場合には、受信用ICの対角線方向が時計の中心側に長く延在することになるが、受信用IC31は、比較的薄いので、他の構成部品であるステータ37や歯車に断面的に重なるように、その隙間を有効に利用して配置することができ、受信用IC31の対角線方向もスペース効率よく配置することができる。また、受信用IC31をアンテナ2と接近した位置に実装することにより、アンテナ2と受信用IC31とのパターン配線44の長さを短縮することができる。
このように、本発明の電波修正時計1は、受信用IC31及びマイコンIC32を他の構成部品と断面的に重ねて配置し、さらに、受信用IC31を基板外周42に対して斜めに実装することにより、時計内部のスペースを有効活用し、大幅な小型化を実現することができる。これにより、電波修正時計1は、男性用腕時計の約半分の大きさに小型化が可能となり、女性用の電波修正腕時計1として製品化が可能となる。
[第二実施形態]
以下、本発明の第二実施形態について、図面を参照して説明する。
図5は、本発明の第二実施形態にかかる電波修正時計を説明するための要部の概略平面図を示している。
同図において、本実施形態の電波修正時計1aは、第一実施形態の電波修正時計1と比較して、受信用IC31aを、アナログ輪列5の五番車53と平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように実装した点が相違する。他の構成要素は、ほぼ第一実施形態と同様としてある。
したがって、図5において、図1と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
このように、本実施形態の電波修正時計1aは、受信用IC31aと五番車53が、平面的に、重複領域13aを有している。このようにすると、五番車53と干渉しないように、受信用IC31aを時計内部のスペースに他の構成部品と断面的に重ねて配置することができ、重複領域13aの面積分だけ電波修正時計1aの小型化を図ることができる。
以上、本発明の電波修正時計について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る電波修正時計は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態の電波修正時計1,1aにおいて、受信用IC31とマイコンIC32の実装位置を入れ換え、アナログ輪列5の少なくとも一つの歯車と平面的に重なっているICを、マイコンIC32とし、さらに、回路基板4に、裏回り5と平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、受信用IC31を実装した構成としてもよい。このようにすると、電波修正時計1,1aとほぼ同等の小型化を実現することができる。
また、IC31,32と平面的に重なるアナログ輪列5の歯車を、四番車(秒車)56又は二番車(分車)55としてもよく、このようにしても、電波修正時計の小型化を図ることができる。
さらに、回路基板4に実装されるICは、受信用IC31及びマイコンIC32に限定されるものではなく、たとえば、感度調整用受信ICが実装される場合には、この感度調整用受信ICに対しても、本発明を適用することができる。
以上説明したように、本発明の電波修正時計は、女性用の小型指針表示式時計に限定されるものではなく、通常時刻表示機能以外の付加機能付き電子時計などにも、有効に適用することができる。
本発明の第一実施形態にかかる電波修正時計を説明するための要部の概略平面図を示している。 本発明の第一実施形態にかかる電波修正時計の、受信用ICの実装構造を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。 本発明の第一実施形態にかかる電波修正時計の、マイコンICの実装構造を説明するための要部の概略拡大断面図を示している。 本発明の第一実施形態にかかる電波修正時計の、受信用ICの実装構造を説明するための要部の概略図を示しており、(a)は本実施形態の受信用ICの概略拡大図を、(b)は比較例の受信用ICの概略拡大図を示している。 本発明の第二実施形態にかかる電波修正時計を説明するための要部の概略平面図を示している。
符号の説明
1,1a 電波修正時計
2 アンテナ
4 回路基板
5 アナログ輪列
6 地板
7 文字板
11 重複厚さ
12 離間距離
13,13a 重複領域
14 離間距離
15 重複領域
16 重複領域
21 巻線部
22 コア部材
31,31a 受信用IC
32 マイコンIC
33 水晶振動子
34 電池
35 裏回り
36 コイル
37 ステータ
38 巻真
41 切欠
42 基板外周
43 パッド
44 パターン配線
51 輪列受
52 三番車
53 五番車
54 筒車
55 二番車
56 四番車
57 ロータ
71 回路押さえ
72 ねじ
311 外部電極
351 おしどり
352 裏押さえ
353 おしどり軸
354 おしどり押さえばね
361 コイル巻芯
362 コイル巻線

Claims (11)

  1. アンテナと、ICと、前記ICを実装する回路基板と、電源と、アナログ輪列とを有し、前記アナログ輪列を、時計基材である地板と板状の保持部材である輪列受で軸支保持する電波修正時計であって、
    前記回路基板と地板の間において、
    前記ICを、前記輪列受と断面的に重なり、かつ、平面的に離れるように、配置し、
    さらに、前記ICを、前記アナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、実装したことを特徴とする電波修正時計。
  2. 前記アナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重なっている前記ICを、受信用ICとした請求項1記載の電波修正時計。
  3. 前記電波修正時計は、さらに裏回りを有し、前記回路基板に、前記裏回りと平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、マイコンICを実装した請求項2記載の電波修正時計。
  4. 前記アナログ輪列の少なくとも一つの歯車と平面的に重なっている前記ICを、マイコンICとした請求項1記載の電波修正時計。
  5. 前記電波修正時計は、さらに裏回りを有し、前記回路基板に、前記裏回りと平面的に重なり、かつ、断面的に離れるように、受信用ICを実装した請求項4記載の電波修正時計。
  6. 前記ICと平面的に重なるアナログ輪列の歯車を、三番車とした請求項1〜5のいずれか一項に記載の電波修正時計。
  7. 前記ICと平面的に重なるアナログ輪列の歯車を、五番車とした請求項1〜5のいずれか一項に記載の電波修正時計。
  8. 前記ICと平面的に重なるアナログ輪列の歯車を、指針が係合する秒車又は分車とした請求項1〜5のいずれか一項に記載の電波修正時計。
  9. 前記ICを、前記アナログ輪列を駆動するモータの少なくとも一部と平面的に重なるように実装した請求項1〜8のいずれか一項に記載の電波修正時計。
  10. 前記モータは、ロータとステータとコイルを有するステップモータであり、前記ICを、前記ステータ又は前記コイルの巻芯の少なくとも一方と平面的に重なるように実装した請求項9記載の電波修正時計。
  11. 前記回路基板は、前記アンテナとの干渉をさけるための開口部を有し、該開口部に設けた直線状の基板外周に対して、前記ICの一辺が斜めになるように、前記ICを実装したことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の電波修正時計。
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