JP2006274726A - スペーサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ストランドを用いた籠体を孔内に建て込む前に、あらかじめ籠体に設置しておくことができるスペーサを提供すること。
【解決手段】 円弧状の本体23と、本体23の一端に設けられた溶接端部19と、本体23の他端に設けられた折返し部材21とからなるスペーサ17を、鋼板等を曲げ加工して形成する。そして、帯筋13と軸筋であるストランド15からなる籠体7に、籠体7が縮小または伸展した状態で、スペーサ17を設置する。スペーサ17は、本体23が籠体7の外周方向に突出し、かつ、帯筋13に直交するように配置され、溶接端部19が籠体7の帯筋13に固定される。籠体7を、縮小状態から伸展状態にする際、および、伸展状態から縮小状態にする際には、籠体7の複数の帯筋13が、スペーサ17の折返し部材21に対して、上下方向に移動する。折返し部材21は、籠体7を伸展した状態の時に、帯筋13に接触する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スペーサに関するものである。
従来、杭等を建設しようとする場所の上方の空間に制限がある場合には、(1)軸方向の鋼材に使用するストランドをドラムに巻きつけておき、ストランドを掘削孔に建て込みつつ帯筋を設置して籠体を組み立てる方法(例えば、特許文献1)があった。
特開平11−36294号公報
また、(2)結束治具を用いて、軸筋であるストランドと帯筋とを交差角が変化可能なように結束して籠体を形成し、ストランドを円弧状に曲げて長さを縮めた状態の籠体を、ストランドを直線状に戻しつつ掘削孔に設置する方法が提案されていた。
しかしながら、(1)の方法では、ストランドを掘削孔に建て込みつつ帯筋を設置して籠体を組み立てる際に、孔壁と籠体との間隔を保持するスペーサを取り付けていた。
(2)の方法では、掘削した孔に籠体を伸展しながら建て込む時にスペーサを取り付けることになるが、そのためには、少なくともスペーサを取り付ける付近の籠体を地上で伸展する必要があった。しかし、空頭制限が厳しい施工条件では、地上で伸展するためのスペースが十分でなく、作業が困難であった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ストランドを用いた籠体を孔内に建て込む前に、あらかじめ籠体に設置しておくことができるスペーサを提供することにある。
前述した目的を達成するための第1の発明は、軸筋であるストランドと、前記ストランドの周囲に設けられた帯筋とを有する籠体に、前記籠体の外周方向に突出するように配置された弓型の本体と、前記本体の一端に設けられ、前記ストランドを螺旋状に曲げることにより前記籠体を縮小した状態または前記ストランドを伸長することにより前記籠体を伸展した状態で、前記帯筋に固定される連結用部材と、を具備し、前記籠体を縮小または伸展する際に、前記籠体の複数の帯筋が前記本体の他端に対して上下方向に移動することを特徴とするスペーサである。
スペーサは、板材を曲げ加工して形成される。弓型とは、例えば、円弧形や、台形や方形等の凸部を有する形状である。スペーサの本体の一端に設けられた連結用部材は、ストランドを螺旋状に曲げることにより籠体を縮小した状態、または、ストランドを伸長することにより籠体を伸展した状態で、籠体の帯筋に固定される。連結用部材とは、溶接端部、ボルト穴を有する平板等である。
スペーサの本体の他端は籠体に固定されず、籠体を縮小または伸展する際に、籠体の複数の帯筋がスペーサの本体の他端に対して上下方向に移動する。スペーサの本体の他端には、籠体を伸展した際に帯筋に接触する部材、または、帯筋を挟持する部材が設けられる。
スペーサの本体は、帯筋と直交するように配置され、籠体を伸展した状態の時にストランドと平行となる。または、帯筋と所定の角度を成すように配置され、籠体を伸展した状態の時にストランドと交差する。スペーサの本体の、籠体と対向しない面には、必要に応じて、椀形部材または円錐台形部材が固定される。
第2の発明は、軸筋であるストランドと、前記ストランドの周囲に設けられた帯筋とを有する籠体に、前記籠体の外周方向に突出するように配置された本体と、前記本体の両端に設けられ、前記ストランドを螺旋状に曲げることにより前記籠体を縮小した状態または前記ストランドを伸長することにより前記籠体を伸展した状態で、前記ストランド、前記帯筋、または、前記ストランドと前記帯筋との結合部に対して回転可能に連結される連結用部材と、を具備し、前記籠体を縮小または伸展する際に、前記ストランドの変形に追随することを特徴とするスペーサである。
スペーサは、鋼板、FRP材、塩ビ材等の板材を曲げ加工して形成される。スペーサの本体の両端に設けられた連結用部材は、ストランドを螺旋状に曲げることにより籠体を縮小した状態、または、ストランドを伸長することにより籠体を伸展した状態で、籠体のストランドに固定されたスペーサ取り付け治具、帯筋に固定されたスペーサ取り付け治具、または、ストランドと帯筋とを結合する回転結合治具に連結される。
連結用部材とは、例えば、ボルト穴を有する平板であり、籠体のストランド、帯筋、または、ストランドと帯筋との結合部と連結用部材とは、ボルトおよびナットを用いて連結される。このとき、スペーサの板材が剛である場合には、連結用部材のボルト穴にあそびが設けられる。スペーサは、籠体を縮小または伸展する際に、籠体のストランド、帯筋、または、ストランドと帯筋との結合部と連結用部材との連結部分においてボルト穴のあそびで変形を吸収することによって、ストランドの変形に追随する。
スペーサの板材が曲げ加工後も変形可能な材質である場合には、連結用部材のボルト穴にあそびを設ける必要はない。スペーサは、籠体を縮小または伸展する際に、スペーサの本体の板材自身がねじられたり、または、スペーサの本体の弓形が伸縮したりして変形を吸収することによって、ストランドの変形に追随する。
スペーサの本体は、籠体を伸展した際にストランドと平行となるように配置される。スペーサの本体の、籠体と対向しない面には、必要に応じて、椀形部材または円錐台形部材が固定される。
本発明によれば、ストランドを用いた籠体を孔内に建て込む前に、あらかじめ籠体に設置しておくことができるスペーサを提供することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。図1は、籠体7を孔3に設置する際の各工程を示す図である。図1の(a)図は、孔3上に籠体7を配置した状態を示す。図1の(b)図は、孔3内に籠体7を設置した状態を示す。図1に示すように、地盤1上に既設構造物5が存在し、孔3に籠体7を設置する作業に用いる空間9の高さに制限がある場合には、伸縮可能な籠体7が用いられる。第1の実施の形態では、籠体7にスペーサを設ける。
図2は、スペーサ17が固定された籠体7の立面図を示す。図2の(a)図は、長さを縮小した状態の籠体7の立面図を、図2の(b)図は、長さを伸展した状態の籠体7の立面図を示す。
図2に示すように、籠体7は、ストランド15、帯筋13、スペーサ17等からなる。ストランド15と帯筋13との交差点は、帯筋13に対してストランド15の回転が可能となるように、回転結合治具(図示せず)を用いて結合される。ストランド15は、帯筋13の直径と同程度以上に曲げても強度等に問題が生じないような、可撓性を有する材料とする。帯筋13は、鉄筋等とする。
籠体7は、ストランド15を帯筋13に対して回転させ、ストランド15と帯筋13との交差角を変化させることにより、長さの縮小や伸展が行われる。籠体7を縮小するには、図2の(a)図に示すように、ストランド15を螺旋状にすることにより、帯筋13の配筋間隔を縮める。籠体7を伸展するには、図2の(b)図に示すように、ストランド15を直線状とし、帯筋13の配筋間隔を広げる。
図3は、籠体7を伸展した状態でのスペーサ付近の斜視図である。図3の(a)図は、籠体7を伸展した状態、すなわち、図2の(b)図に示す状態でのスペーサ17付近の斜視図を示す。
図2、図3の(a)図に示すように、スペーサ17は、円弧状の本体23と、本体23の一端に設けられた連結用部材である溶接端部19と、本体23の他端に設けられた折返し部材21とからなる。スペーサ17は、例えば、鋼製の板材を曲げ加工して形成される。
スペーサ17は、籠体7の外周面に設置される。このとき、本体23は、籠体7の外周方向に突出するように配置される。溶接端部19は、籠体7を縮小した状態(図2の(a)図)、または、伸展した状態(図2の(b)図)で、帯筋13に固定される。溶接端部19は、例えば溶接25によって、帯筋13に固定される。折返し部材21は、籠体7に固定されない。スペーサ17は、帯筋13に直交するように配置され、籠体7を伸展した状態(図2の(b)図)の時に、ストランド15に平行となる。
籠体7を、縮小した状態(図2の(a)図)から伸展した状態(図2の(b)図)にする際、および、伸展した状態(図2の(b)図)から縮小した状態(図2の(a)図)にする際には、籠体7の複数の帯筋13が、スペーサ17の折返し部材21に対して、上下方向に移動する。折返し部材21は、帯筋13の移動を阻害しないような形状、位置に形成される。折返し部材21は、図2の(b)図、図3の(a)図に示すように、籠体7を伸展した状態の時に、帯筋13に接触する。
孔3に籠体7を設置するには、まず、図1の(a)図に示すように、孔3の上方の空間9に、縮小した籠体7を配置する。そして、図1の(b)図に示すように、籠体7を伸展しつつ、孔3の内部に設置する。籠体7が孔3の内部に設置された時、スペーサ17は、本体23の面29(図3の(a)図)が孔壁11に接触することにより、籠体7と孔壁11との間隔を保持する。
このように、第1の実施の形態では、本体23の一端に設けた溶接端部19が籠体7の帯筋13に固定され、籠体7を縮小および伸展する際に、本体23の他端に設けた折返し部材21に対して籠体7の帯筋13が上下方向に移動するようなスペーサ17を用いる。これにより、籠体7と孔壁11との間隔を保持するためのスペーサを、籠体7を孔3に設置する前に、あらかじめ設置しておくことが可能となる。
なお、スペーサの形状は、図2および図3の(a)図に示すものでなくてもよい。スペーサには、籠体7が伸展した状態の時に帯筋13に接触する折返し部材21のかわりに、籠体7が伸展した状態の時に帯筋13を挟持する部材を設けてもよい。
図3の(b)図は、返し部材27を有するスペーサ17aの斜視図を示す。スペーサ17aは、円弧状の本体23aと、本体23aの一端に設けられた連結用部材である溶接端部19と、本体23aの他端に設けられた折返し部材21aと、折返し部材21aの帯筋13側の面に固定された返し部材27とからなる。
スペーサ17aは、籠体7の外周面に設置される。このとき、本体23aは、籠体7の外周方向に突出するように配置される。溶接端部19は、例えば溶接25によって籠体7の帯筋13に固定される。折返し部材21aおよび返し部材27は、籠体7に固定されない。
折返し部材21aおよび返し部材27は、図3の(b)図に示すように、籠体7を伸展した状態の時に、帯筋13を挟持する。スペーサ17aは、本体23aの面29aが孔壁11(図1)に接触することにより、籠体7が孔3内に設置された時に、籠体7と孔壁11との間隔を保持する。
スペーサ17aでは、返し部材27を設けて、籠体7が孔壁11に押し付けられる時に折返し部材21a側でも帯筋13に反力を取れるようにすることにより、スペーサ17よりも強度を増すことができる。
図3の(b)図に示すようなスペーサ17aを用いた場合にも、スペーサ17を用いた場合と同様に、籠体7と孔壁11との間隔を保持するためのスペーサを、籠体7を孔3の内部に設置する前にあらかじめ設置しておくことが可能となる。
図4は、他のスペーサの斜視図である。スペーサの本体は、円弧状以外の弓形でもよい。また、スペーサの本体の、籠体7と対向しない面に、椀形部材や円錐台型部材等を固定してもよい。
図4の(a)図は、椀形部材31を有するスペーサ17bの斜視図を示す。スペーサ17bは、台形状の本体23bと、本体23bの一端に設けられた連結用部材である溶接端部19と、本体23bの他端に設けられた折返し部材21と、本体23bの籠体7と対向しない面29bに固定された椀形部材31とからなる。
図4の(b)図は、円錐台型部材33を有するスペーサ17cの斜視図を示す。スペーサ17cは、台形状の本体23cと、本体23cの一端に設けられた連結用部材である溶接端部19と、本体23cの他端に設けられた折返し部材21と、本体23cの籠体7と対向しない面29cに固定された円錐台型部材33とからなる。
スペーサ17b、スペーサ17cは、籠体7の外周面に設置される。このとき、スペーサ17bの本体23b、スペーサ17cの本体23cは、籠体7の外周方向に突出するように配置される。溶接端部19は、例えば溶接25によって籠体7の帯筋13に固定される。折返し部材21は、籠体7に固定されない。
折返し部材21は、籠体7を伸展した状態の時に、帯筋13に接触する。スペーサ17b、スペーサ17cは、椀形部材31、円錐台型部材33が孔壁11(図1)に接触することにより、籠体7が孔3内に設置されたときに、籠体7と孔壁11との間隔を保持する。
図4に示すようなスペーサ17b、スペーサ17cを用いた場合にも、籠体7を孔3の内部に設置する前に、籠体7にスペーサをあらかじめ設置しておくことが可能となる。スペーサを取り付けた籠体7は、孔3内で伸展する際に回転するが、椀形部材31を有するスペーサ17b、円錐台型部材33を有するスペーサ17cを用いることにより、籠体7の伸展中の回転によってスペーサが孔壁11から切削する土砂の量を極力低減することができる。
また、スペーサと帯筋13との固定方法は溶接に限らない。例えば、スペーサを帯筋13に直接固定せず、帯筋13に固定したスペーサ取り付け治具を用いる場合もある。図5は、ネジ棒を有する各種スペーサ取り付け治具の斜視図を示す。
図5の(a)図に示すスペーサ取り付け治具は、半割パイプ61の外周面にネジ棒63を固定したものである。半割パイプ61は、内周面側が帯筋13に固定される。
図5の(b)図に示すスペーサ取り付け治具は、フラットバー65の片面にネジ棒63を固定したものである。フラットバー65は、ネジ棒63が固定されない面が帯筋13に固定される。
図5の(c)図に示すスペーサ取り付け治具は、切欠部69を有する切欠付パイプ67の外周面にネジ棒63を固定したものである。切欠付パイプ67は、切欠部69を介して帯筋13に嵌めこまれ、帯筋13に固定される。
図5の(d)図に示すスペーサ取り付け治具は、パイプ71の外周面にネジ棒63を固定したものである。パイプ71は内部に帯筋13が挿通され、帯筋13に固定される。
図5に示す各種スペーサ取り付け治具を用いる場合には、スペーサの本体の一端に設けられる連結用部材として、溶接端部の替わりに、ボルト穴を有する連結用部材を用いる。そして、ネジ棒63をスペーサの連結用部材のボルト穴に挿入し、ナット等で締付ける。
さらに、図2、図3では、スペーサの本体の、籠体7の下端側の端部に連結用部材を設けたが、籠体7の上端側の端部に連結用部材を設けてもよい。
次に、第2の実施の形態について説明する。図6は、スペーサ37が固定された籠体7の立面図を示す。図6の(a)図は、長さを縮小した状態の籠体7の立面図を、図6の(b)図は、長さを伸展した状態の籠体7の立面図を示す。籠体7は、第1の実施の形態で説明した籠体7(図2)と同様の構成である。
図6に示すように、スペーサ37は、円弧状の本体43と、本体43の一端に設けられた連結用部材である溶接端部39と、本体43の他端に設けられた折返し部材41とからなる。スペーサ37は、例えば、鋼製の板材を曲げ加工して形成される。
スペーサ37は、籠体7の外周面に設置される。このとき、本体43は、籠体7の外周方向に突出するように配置される。溶接端部39は、籠体7を縮小した状態(図6の(a)図)、または、伸展した状態(図6の(b)図)で、帯筋13に固定される。溶接端部39は、例えば溶接45によって、帯筋13に固定される。折返し部材41は、籠体7に固定されない。スペーサ37は、帯筋13と所定の角度を成して斜めに配置され、籠体7を伸展した状態(図6の(b)図)の時に、ストランド15と交差する。
籠体7を、縮小した状態(図6の(a)図)から伸展した状態(図6の(b)図)にする際、および、伸展した状態(図6の(b)図)から縮小した状態(図6の(a)図)にする際には、籠体7の複数の帯筋13が、スペーサ37の折返し部材41に対して、上下方向に移動する。折返し部材41は、帯筋13の移動を阻害しないような形状、位置に形成される。折返し部材41は、図6の(b)図に示すように、籠体7を伸展した状態の時に、帯筋13に接触する。
籠体7を孔3に設置するには、第1の実施の形態で述べたように、まず、図1の(a)図に示すように、孔3の上方の空間9に、縮小した籠体7を配置する。そして、図1の(b)図に示すように、籠体7を伸展しつつ、孔3の内部に設置する。籠体7が孔3の内部に設置された時、スペーサ37は、本体43の籠体7と対向しない面46(図6の(b)図)が孔壁11に接触することにより、籠体7と孔壁11との間隔を保持する。
このように、第2の実施の形態では、本体43の一端に設けた溶接端部39が籠体7の帯筋13に溶接され、籠体7を縮小および伸展する際に、本体43の他端に設けた折返し部材41に対して籠体7の帯筋13が上下方向に移動するようなスペーサ37を用いる。これにより、スペーサ37を、籠体7を孔3の内部に設置する前に、あらかじめ設置しておくことが可能となる。
また、スペーサを取り付けた籠体7は、孔3内で伸展する際に回転するが、スペーサ37を帯筋13に対して斜めに固定することにより、スペーサ17を帯筋13と直交するように固定する場合(図2)と比較して、帯筋13の円周方向の回転移動と伸展による鉛直方向の移動が重なった斜め方向の移動に対してスペーサ37の弓型あるいは凸型の長手方向が一致するので、スペーサ37としての機能を有効にでき、孔壁11からの土砂の切削を防止することができる。
なお、第2の実施の形態においても、スペーサの形状は、図6に示すものに限らない。籠体7が伸展した状態の時に帯筋13を挟持する部材を有するスペーサ17b(図3の(b)図)、椀形部材31を有するスペーサ17b(図4の(a)図)、円錐台型部材33を有するスペーサ17c(図4の(c)図)等を、帯筋13に対して斜めに固定してもよい。
また、スペーサの本体の一端に設けられる連結用部材として、溶接端部以外のものを用いてもよい。図5に示すような各種スペーサ取り付け治具は、スペーサを帯筋13に対して斜めに取り付ける際にも適用される。
さらに、図6では、スペーサの本体の、籠体7の下端側の端部に連結用部材を設けたが、籠体7の上端側の端部に連結用部材を設けてもよい。
次に、第3の実施の形態について説明する。図7は、スペーサ47が固定された籠体7の立面図を示す。図7の(a)図は、長さを縮小した状態の籠体7の立面図を、図7の(b)図は、長さを伸展した状態の籠体7の立面図を示す。籠体7は、第1の実施の形態で説明した籠体7(図2)と同様の構成である。但し、図7では、図2では図示しなかった回転結合治具55を図示した。
図8は、籠体7にスペーサ47を設置する際に用いる各部品を示す図である。図8に示すように、回転結合治具55は、パイプ73、ネジ棒53、アングル材75、ナット77等からなる。回転結合治具55では、パイプ73の内部にストランド15が通され、ストランド15にパイプ73が固定される。また、アングル材75の水平な面81に帯筋13が固定される。
ネジ棒53は、パイプ73の外周面に、籠体7の外周側に突出するように固定される。ネジ棒53は、アングル材75の鉛直な面の穴76に挿入される。アングル材75とパイプ73とは、ネジ棒53にナット77を螺合することにより、アングル材75に対してパイプ73が回転するように一体化される。これにより、帯筋13とストランド15とは、回転可能に結合される。
図7、図8に示すように、スペーサ47は、弓形の本体49と、本体49の両端に設けられた連結端部51とからなる。連結端部51には、穴52が設けられる。スペーサ47は、例えば、鋼製の板材を曲げ加工して形成される。
スペーサ47は、籠体7の外周面に配置される。また、連結端部51は、スペーサ47の連結用部材であり、籠体7を縮小した状態(図7の(a)図)、または、伸展した状態(図7の(b)図)で、帯筋13とストランド15とを回転可能に結合する回転結合治具55を用いて、ストランド15と帯筋13との結合部に連結される。
スペーサ47は、1本のストランド15に沿うように、すなわち、正面から見たときにストランド15と平行となるように配置される。籠体7を縮小した状態でのスペーサ47の円弧の半径は、帯筋13の半径と同程度とする。但し、籠体7を縮小した状態で、スペーサ47が籠体7の外側に配置されるようにする。
スペーサ47を、回転結合治具55を用いてストランド15と帯筋13との結合部に連結するには、図8に示すように、スペーサ47の連結端部51の穴52に、回転結合治具55のネジ棒53を挿入し、ネジ棒53にナット79を螺合する。ネジ棒53およびナット79は、スペーサ47と回転結合治具55とを、回転結合治具55のアングル材75に対してスペーサ47の連結端部51が回転するように一体化する。これにより、スペーサ47の連結端部51は、ストランド15と帯筋13との結合部に対して、回転可能に連結される。
籠体7を、縮小した状態(図7の(a)図)から伸展した状態(図7の(b)図)にする際、および、伸展した状態(図7の(b)図)から縮小した状態(図7の(a)図)にする際、スペーサ47は、連結端部51が帯筋13に対して回転し、ストランド15の変形に追随する。
なお、スペーサ47の連結端部51の穴52(図8)には若干の遊びが設けられ、スペーサ47と回転結合治具55とは、本体49の面内に若干可動で、面外には傾かないように連結される。
これは、籠体7の縮小前後でスペーサ47を取り付ける位置の間隔が変化しており、籠体7が縮小している状態においてストランド15が円弧状に曲げられていると同時に捩れているために、2ヶ所の連結端部51の位置でのネジ棒53のスペーサ47に対する角度が異なっているためである。また、籠体7の製作誤差を吸収する必要もある。スペーサ47は、籠体7の縮小・伸展時に、穴52の遊びで変形を吸収することによって、ストランド15の変形に追随する。
籠体7を孔3に設置するには、第1の実施の形態で述べたように、まず、図1の(a)図に示すように、孔3の上方の空間9に、縮小した籠体7を配置する。そして、図1の(b)図に示すように、籠体7を伸展しつつ、孔3の内部に設置する。スペーサ47は、籠体7を伸展すると、図7の(b)図に示すように、本体49が籠体7の外周方向に所定の寸法に迫り出す。籠体7が孔3の内部に設置された時に、スペーサ47は、本体49の籠体7と対向しない面57(図7の(b)図)が孔壁11に接触することにより、籠体7と孔壁11との間隔を保持する。
このように、第3の実施の形態では、本体49の両端に設けた連結端部51が籠体7の回転結合治具55に回転可能に連結され、籠体7を縮小および伸展する際に、ストランド15の変形に追随するスペーサ47を用いる。これにより、スペーサ47を、籠体7を孔3内に設置する前に、あらかじめ設置しておくことが可能となる。
また、スペーサを取り付けた籠体7は、孔3内で伸展する際に回転するが、ストランド15の変形に追随するスペーサ47を用いることにより、スペーサ17(図2)やスペーサ37(図6)を用いる場合と比較して、籠体7の伸展中の回転によってスペーサが孔壁11から切削する土砂の量を低減することができる。
なお、第3の実施の形態においても、スペーサの形状は、図7に示すものに限らない。籠体7の直径と帯筋13との間隔によっては、スペーサ47の面57に椀形部材31(図4の(a)図)や円錐台型部材33(図4の(b)図)を設けてもよい。
また、スペーサ47を図8に示す以外の構成の回転結合治具に連結してもよい。さらに、図5に示すような各種スペーサ取り付け治具をストランド15や帯筋13に固定し、ストランド15や帯筋13にスペーサ47を連結してもよい。
各種スペーサ取り付け治具を用いてストランド15や帯筋13にスペーサ47を連結する場合にも、回転結合治具55を用いてストランド15と帯筋13との結合部にスペーサ47を連結する場合と同様に、籠体7を縮小した状態でのスペーサ47の円弧の半径は、帯筋13の半径と同程度とする。また、スペーサ47の連結端部51の穴52(図8)には若干の遊びが設けられ、スペーサ47と各種スペーサ取り付け治具とは、本体49の面内に若干可動で、面外には傾かないように連結される。
図9、図10は、スペーサ47の取り付け部付近の状態を示す図である。以下に、図9、図10を用いて、スペーサ47の連結端部51の穴52(図8)に遊びが必要である理由について説明する。
上述したように、スペーサ47の連結端部51は、ストランド15と帯筋13との結合部、ストランド15、または、帯筋13に連結される。図9は、スペーサ47をストランド15と帯筋13との結合部、または、ストランド15に連結する場合についての説明図である。スペーサ47を、図8に示すような回転結合治具55等の回転結合治具を用いてストランド15と帯筋13との結合部に連結する場合や、図5に示すような各種スペーサ取り付け治具等を用いてストランド15に連結する場合には、1本のストランド15に沿うように取り付ける。
なお、図9では、図8に示す回転結合治具55を用いてスペーサ47をストランド15と帯筋13との結合部に連結する場合について図示した。図9の(a)図は、籠体7を伸展した状態でのスペーサ47付近の立面図である。図9の(b)図、図9の(c)図は、籠体7を縮小した状態でのスペーサ47付近の平面図である。
図10は、スペーサ47を、帯筋13に連結する場合についての説明図である。スペーサ47を、図5に示すような各種スペーサ取り付け治具等を用いて帯筋13に連結する場合には、籠体7が伸展した時にスペーサ47とストランド15とが平行となるように取り付ける。
なお、図10では、図5の(b)図に示すスペーサ取付け治具を用いてスペーサ47を帯筋13に連結する場合について図示した。図10の(a)図は、籠体7を伸展した状態でのスペーサ47付近の立面図である。図10の(b)図、図10の(c)図は、籠体7を縮小した状態でのスペーサ47付近の平面図である。
図9、図10に示すようにL、L、R、θ、hを設定すると、籠体7の伸展状態および縮小状態にあるスペーサ47の取り付け状態は、以下のように説明できる。
なお、Lは、籠体7を伸展した状態でのスペーサ47の取り付け区間距離(mm)である。Lは、籠体7を縮小した状態でのスペーサ47の取り付け区間距離(mm)である。Rは、図9の場合(スペーサ47を、ストランド15と帯筋13との結合部、または、ストランド15に連結する場合)では、籠体7が完全に縮小した時のストランド15の曲率半径(mm)であり、図10の場合(スペーサ47を帯筋13に連結する場合)では、帯筋13の半径(芯寸法)(mm)である。
θは、スペーサ47の取り付け位置の中心角(ラジアン)である。hは、図9の場合(スペーサ47を、ストランド15と帯筋13との結合部、または、ストランド15に連結する場合)では、回転結合治具やスペーサ取り付け治具の取り付け高さで、ストランド15の芯からスペーサ47の連結端部51の穴52(図8)の中心までの距離(mm)、図10の場合(スペーサ47を帯筋13に連結する場合)では、スペーサ取り付け治具の取り付け高さで、帯筋13の芯からスペーサ47の連結端部51の穴52(図8)の中心までの距離(mm)である。
スペーサ47の取り付け位置の中心角θは、θ=L/Rであるから、籠体7を縮小した状態でのスペーサ47の取付け区間距離Lは、L=2(R+h)sin(θ/2)=2(R+h)sin(L/2R)(mm)と表される。
籠体7を用いて直径1.2〜1.8mの杭を形成する場合について、スペーサ47の連結端部51の穴52(図8)に必要なあそびを求めてみる。あそびは、籠体7を縮小した状態でのスペーサ47の取り付け区間距離(mm)Lと、籠体7を伸展した状態でのスペーサ47の取り付け区間距離Lの差である。
スペーサ47の取り付け区間距離Lは通常300〜450mmであるから、回転結合治具やスペーサ取り付け治具の取り付け高さh(図9に示すように治具をストランド15に固定する場合50mm、図10に示すように治具を帯筋13に固定する場合20mm)について籠体7を縮小した状態でのスペーサ47取り付け区間距離(mm)Lと籠体7を伸展した状態でのスペーサ47の取り付け区間距離Lの差を求めてみると、ストランド15に取り付けた場合はせいぜい30mm、帯筋13に取り付けた場合はせいぜい10mmとなる。
すなわち、図9の場合ではスペーサ47の両端の連結端部51の穴52を双方とも15mmの動きを吸収できるような長穴とすれば、図10の場合では同じく5mmの長孔とすれば、籠体7の伸展前後のスペーサ47の取り付け区間距離(L、L)の変化を吸収できるような取り付けが可能となる。なお、どちらの場合も、取り付け間隔は籠体7の縮小時に大きく、伸展時に最小となるので、縮小時には両端の穴52の外側にネジ棒53やネジ棒63があり、伸展時は穴52の内側にネジ棒53やネジ棒63がある。
一方、籠体7を縮小した状態でのスペーサ47の取り付け区間距離Lが伸展した状態でのスペーサ47の取り付け間隔Lと同じであれば、ストランド15は変形(伸縮)しない。したがって、籠体7を伸展した状態でのスペーサ47の取り付け区間距離Lが、縮小した状態(ストランド15が曲率半径Rに曲げられた状態)でのスペーサ47の取り付け位置2点の直線距離に等しければ、スペーサ47は変形することはない。
前述の式を変形するとh=L/2sin(L/2R)−Rとなる。すなわち、この式において、L=Lとして治具の取り付け高さhを設定すれば、スペーサ47は、籠体7の縮小前後で変形することはない。
さらに、図9の(b)図および図10の(b)図に示すように、スペーサ47の円弧の半径をR+hとすると、籠体7を縮小した状態において、スペーサ47の円弧は籠体7に沿うようになる。こうすると、籠体7の縮小時は、スペーサ47が籠体7に貼りつくような状態となり、籠体7を完全に伸展すると、スペーサ47の円弧が必要なかぶりを確保して籠体7から突出する状態となる。これは理想的ではあるが、このようなスペーサ47の取り付け区間距離Lは必ずしも帯筋13の間隔と一致しないので、現実的ではない。
スペーサ47の高さ(図9、図10のx、x’)は、上記の半径で設計上必要な値に設定する。スペーサ47は、設計上必要なかぶり厚さを確保するためのものである。例えば鉄道のリバース杭では、設計上必要なかぶり厚さは、杭径に関係なく軸方向鉄筋に対し120mmであり、ストランド15の芯に対して130mm程度となる。
h+xが130mmよりも小さい場合は、図9の(c)図および図10の(c)図に示すように、スペーサ47の円弧部分の半径を、籠体7を縮小状態とした時に帯筋13に平行となる半径よりも小さくする方法や、前述したように、スペーサ47の面57に椀形部材31(図4の(a)図)や円錐台型部材33(図4の(b)図)を設ける方法により、所定のかぶり厚さが得られるようにすることも可能である。
なお、第3の実施の形態では、スペーサ47の連結端部51の穴52(図8)に遊びを設けることを述べたが、スペーサ47を曲げ加工後に変形可能な材質とすれば、穴52に遊びを設ける必要はない。例えば、通常のスペーサ47は板厚3.2mm程度の平鋼板で形成されるが、この場合、スペーサ47は、籠体7を縮小または伸展する際に、スペーサ47の取り付け区間距離の変化をスペーサ47自身の弾性変形(板材がねじられること、または、板材の弓形が伸縮すること)で吸収することにより、ストランドの変形に追随する。
以上、添付図面を参照しながら本発明にかかるスペーサの好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
籠体7を孔3に設置する際の各工程を示す図 スペーサ17が固定された籠体7の立面図 籠体7を伸展した状態でのスペーサ付近の斜視図 他のスペーサの斜視図 ネジ棒を有する各種スペーサ取り付け治具の斜視図 スペーサ37が固定された籠体7の立面図 スペーサ47が固定された籠体7の立面図 籠体7にスペーサ47を設置する際に用いる各部品を示す図 スペーサ47の取り付け部付近の状態を示す図 スペーサ47の取り付け部付近の状態を示す図
符号の説明
7………籠体
11………孔壁
13………帯筋
15………ストランド
17、17a、17b、17c、37、47………スペーサ
19………溶接端部
21、21a、41………折返し部材
23、23a、23b、23c、43、49………本体
27………返し部材
29、29a、29b、29c、46、57………面
31………椀形部材
33………円錐台型部材
51………連結端部
52………穴
53、63………ネジ棒
55………回転結合治具

Claims (7)

  1. 軸筋であるストランドと、前記ストランドの周囲に設けられた帯筋とを有する籠体に、前記籠体の外周方向に突出するように配置された弓型の本体と、
    前記本体の一端に設けられ、前記ストランドを螺旋状に曲げることにより前記籠体を縮小した状態または前記ストランドを伸長することにより前記籠体を伸展した状態で、前記帯筋に固定される連結用部材と、
    を具備し、
    前記籠体を縮小または伸展する際に、前記籠体の複数の帯筋が前記本体の他端に対して上下方向に移動することを特徴とするスペーサ。
  2. 前記本体の他端に、前記籠体を伸展した際に前記帯筋に接触する部材、または、前記帯筋を挟持する部材が設けられることを特徴とする請求項1記載のスペーサ。
  3. 前記本体が、前記帯筋と直交するように配置され、前記籠体を伸展した状態の時に前記ストランドと平行となることを特徴とする請求項1記載のスペーサ。
  4. 前記本体が、前記帯筋と所定の角度を成すように配置され、前記籠体を伸展した状態の時に前記ストランドと交差することを特徴とする請求項1記載のスペーサ。
  5. 前記本体の、前記籠体と対向しない面に、椀形部材または円錐台形部材が固定されることを特徴とする請求項1記載のスペーサ。
  6. 軸筋であるストランドと、前記ストランドの周囲に設けられた帯筋とを有する籠体に、前記籠体の外周方向に突出するように配置された本体と、
    前記本体の両端に設けられ、前記ストランドを螺旋状に曲げることにより前記籠体を縮小した状態または前記ストランドを伸長することにより前記籠体を伸展した状態で、前記ストランド、前記帯筋、または、前記ストランドと前記帯筋との結合部に対して回転可能に連結される連結用部材と、
    を具備し、
    前記籠体を縮小または伸展する際に、前記ストランドの変形に追随することを特徴とするスペーサ。
  7. 前記本体の、前記籠体と対向しない面に、椀形部材または円錐台形部材が固定されることを特徴とする請求項6記載のスペーサ。
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