JP2006274719A - エキスパンションジョイント構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両などが傾斜面から斜め下方に侵入してきたときでも、天板が外れたり破損したりするのを抑制する。
【解決手段】 傾斜面3aを有する地盤3に形成された段差水平面31bに水平方向に弾性変位可能な弾性部材11が支持されている。弾性部材11上には複数の天板15が弾性変位方向に配列されている。傾斜面3aから弾性変位方向に関する一列目及び二列目に配置されている天板15を被覆するように中間板16が地盤3に固定されている。天板15及び中間板16を被覆するように表装シート17の端部が地盤3及び免震建物2の張り出し部21にそれぞれ固定されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、免震構造を有する建物である免震建物と、この免震建物から水平方向に離隔しつつ免震建物に対向した非免震物とを接続するエキスパンションジョイント構造に関する。
免震構造を有する建物である免震建物と、免震建物から水平方向に離隔しつつ免震建物に対向した非免震物とを接続するためにエキスパンションジョイントが用いられることがある。エキスパンションジョイントとしては、非免震物に形成された段落ち部に設置された複数のジョイント主体から成る弾性部材と、各ジョイント主体に支持された複数の天板と、免震建物と非免震物とを接続すると共に複数の天板の上面に設置されたゴム製の表装シートとを有するものが知られている(特許文献1参照)。弾性部材は、免震建物の一部である張り出し部の端面と非免震物に形成された段落ち部の縦壁面との間に配置されており、地震により免震建物の張り出し部が弾性部材を圧縮する方向に変位することによって弾性部材が圧縮されて弾性変位する。複数の天板は、その一方端部が揺動自在に支持されており、弾性部材が圧縮されるに伴って、天板の他方端部が隣接する天板の一方端部の上面に乗り上げる。これにより、各天板が弾性体のジョイント主体の動きに追従する。表装シートは、張り出し部の変位に伴って伸縮するため、常に免震建物と非免震物とを接続している。
特開2001−49747号公報(図1、図2)
特許文献1の技術によると、免震建物又は非免震物がエキスパンションジョイントに向かって下方に傾斜している傾斜面を有している場合に、車両などが傾斜面の上方からエキスパンションジョイント上に侵入してきたとき、車両のタイヤが表装シートに対して斜め上方から大きな荷重を加える。このとき、表装シートが弾性変形することにより大きな水平方向の荷重が天板に加えられる。これにより、天板が外れたり破損したりすることがある。
本発明の主たる目的は、車両などが傾斜面から斜め下方に侵入してきたときでも、天板が外れたり破損したりしにくいエキスパンションジョイント構造を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明のエキスパンションジョイント構造は、免震建物と前記免震建物から水平方向に離隔しつつ前記免震建物に対向した非免震物との間に配置されており、水平方向に弾性変位可能であると共に、上方に開口した間隙が形成されるように配列された複数の弾性部品を含む弾性部材と、前記弾性部材の弾性変位方向に関して前記弾性部材の全域を被覆するように前記免震建物と前記非免震物とに固定された弾性を有する表装シートと、それぞれが前記弾性部品に固定されており、前記弾性部材の弾性変位に応じて互いのオーバーラップ率が変化するように前記弾性部材上において前記弾性変位方向に配列された硬質の複数の天板と、前記天板の上面と前記表装シートの上面との間に配置された硬質の中間板とを備えている。そして、前記弾性部材が、前記免震建物及び前記非免震物の一方であって他方に向かって下方に傾斜した傾斜面を有する方に支持されており、前記中間板が、前記免震建物及び前記非免震物の一方に固定及び支持されていると共に前記弾性部材において少なくとも前記傾斜面に近い方の端部と対向する位置に配置されており、且つ、前記弾性変位方向に関して前記免震建物及び前記非免震物の他方と干渉することがない長さを有している。通常時においては、前記弾性部材が前記免震建物及び前記非免震物の両方と接触していると共に、前記表装シートが前記弾性変位方向に関して自然長以上の長さ範囲内にあり、地震時においては、前記弾性部材が圧縮されつつ前記免震建物及び前記非免震物の両方と接触していると共に、前記表装シートが前記弾性変位方向に関して自然長未満の長さ範囲内にある状態と、前記弾性部材が前記免震建物及び前記非免震物の前記一方だけと接触していると共に、前記表装シートが前記弾性変位方向に関して自然長を超える長さ範囲内にある状態とを取る。
本発明によると、車両などが傾斜面からエキスパンションジョイントに斜め下方に侵入してきたとき、表装シートの傾斜面に近い方の端部近傍に大きな水平方向の荷重が加えられるが、加えられた水平方向加重が中間板によって緩和される。これにより、中間板に覆われた天板が外れたり破損したりしにくくなる。
本発明においては、前記中間板が、前記天板と前記表装シートとの間に挟まれていることが好ましい。これによると、表装シートが中間板を被覆するように配置されているため、これらを取り付けるための施工が容易になる。また、中間板が露出しないため意匠性が損なわれない。
また、本発明においては、前記中間板と前記弾性部材とが、同じ締結具によって、前記免震建物及び前記非免震物の前記一方に固定されていることが好ましい。これによると、締結具により中間板と弾性部材とを一括して固定することができるため、中間板を容易且つ強固に固定することができる。
以下、本発明の好適な一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るエキスパンションジョイント構造を示した断面図である。図2は、図1に示す矢印IIから見た図である。
図1及び図2に示すように、エキスパンションジョイント1は、免震建物2と免震建物2に対向する地盤3とを接続するものである。免震建物2は、免震建物2に免震機能を付与するための免震装置30を有している。また、免震建物2は、地盤3に向かって突出している張り出し部21を有している。地盤3における、張り出し部21の端面21aと水平方向に離隔しつつ対向している領域には、段差鉛直面31a及び段差水平面31bが形成されている。また、地盤3の上面は、張り出し部21に向かって下方に傾斜している傾斜面3aとなっている。傾斜面3aの下方端部と段差鉛直面31aの上端部とが接続されている。
エキスパンションジョイント1について図3及び図4をさらに参照しつつ詳細に説明する。図3は、図1に示すエキスパンションジョイント1の拡大断面図である。図4は、エキスパンションジョイント1の斜視図である。なお、図1〜図4は、通常時におけるエキスパンションジョイント1を示している。図1〜図4に示すように、エキスパンションジョイント1は、弾性部材11と、多数の天板15と、中間板16と、表装シート17とを有している。弾性部材11は、免震建物2と地盤3との離隔方向に弾性変位可能なものであり、張り出し部21の端面21aと地盤3の段差鉛直面31aとの間に配置されるように、段差水平面31bに支持されている。通常時においては、弾性部材11の一方の端部が張り出し部21の端面21aと接しており、他方の端部が段差鉛直面31aに接している。また、弾性部材11は、弾性変位方向及び弾性変位方向に直交する方向にマトリックス状に配列された多数の弾性部品12を含んでいる。段差鉛直面31aと張り出し部21に最も近い弾性部品12とがワイヤ19により連結されており、弾性部品12が張り出し部21側に倒れるのを防止している。なお、図2及び図4においては天板15及び表装シート17の一部が省略されている。
弾性部品12について図5を参照しつつ説明する。図5は弾性部品12の斜視図である。図5に示すように、弾性部品12は、支持板13と2つの弾性変形板14とを有している。支持板13は、短手方向全域が平面方向に凸となっている凸部13aが長手方向に2つ配列されている波形の板部材である。このように支持板13を波形にすることによって支持板13の短手方向に関する耐荷重が大きくなっている。また、支持板13の凸部13aが凸となっている方向の反対面における、凸部13aの長手方向の両側に形成されている平面領域が接触部13bとなっている。弾性変形板14は矩形状の板部材であり、その長手方向中央が凸部13aの先端中央に固定されている。また、弾性変形板14の凸部13aの反対面における長手方向両端部が接触部14aとなっている。接触部14aが押圧されることにより、弾性変形板14が長手方向に湾曲するように弾性変形する(図中矢印参照)。
図4に示すように、多数の弾性部品12は、弾性変形板14の接触部14aと、弾性変位方向に隣接する弾性部品12が有する支持板13の接触部13bとが接するように配列されている。このように配列された多数の弾性部品12においては、弾性変位方向に直交する方向に関して、接触部14aと接触部13bとから成る接触領域と、接触領域以外の非接触領域とが交互に形成されている。そして、弾性部材11においては、非接触領域に画定されて上方に開口した間隙が多数形成されている。
弾性部材11が弾性変位方向に圧縮されると、支持板13の接触部13bが、弾性変位方向に隣接する弾性部品12が有する弾性変形板14の接触部14aを押圧する。これにより、弾性変形板14は、その長手方向が湾曲するように弾性変形する。このとき、支持板13の凸部13aの先端が弾性変位方向に隣接する弾性部材11の凸部13aの内側に入り込むように変位するため、弾性部材11の弾性変位方向の長さが短くなる。
複数の天板15は、それぞれが各弾性部品12に独立して固定されているものであり、複数の弾性部品12に対応するように弾性部材11上において弾性変位方向及び弾性変位方向に直交する方向にマトリックス状に配列されている。天板15について、図6をさらに参照しつつ詳細に説明する。図6は天板15の側面部分拡大図である。図6に示すように、天板15は、板部材15aと支持部材15bとを有している。板部材15aは、一方向に延在した矩形状を有する硬質の金属板であり、固定されている各弾性部品12の上面を覆うように、且つ、短手方向が弾性部材11の弾性方向に沿うように配置されている。これにより、板部材15aが弾性部品12により下方から支持されている。板部材15aの短手方向の両端辺部には短手方向に傾斜したテーパ面が形成されている。支持部材15bは、水平方向に延在した軸を中心に揺動自在なヒンジ機構を有するものであり、一方端部が弾性部品12の支持板13に固定されていると共に、他方端部が板部材15aに固定されている。これにより、板部材15aが水平方向に延在した軸を中心に揺動自在となっている。
通常時においては、板部材15aの張り出し部21側の端辺部に形成されたテーパ面が、弾性方向に隣接する板部材15aの地盤3側の端辺部に形成されたテーパ面上にオーバーラップするように配置されている。これにより、複数の板部材15aが弾性変位方向に関して弾性部材11の上面の全域を被覆している。
図1〜4に戻って、中間板16は、矩形状を有する硬質の金属板であり、通常時において、地盤3から弾性変位方向に関する1列目及び2列目に配置された天板15を被覆している。
表装シート17は、ゴム製の弾性を有するシート部材であり、その一方端部が地盤3に固定されていると共に、他方端部が張り出し部21に固定されている。これにより、表装シート17は、弾性変位方向に関する複数の天板15及び中間板16の全域を被覆している。つまり、中間板16は、天板15と表装シート17との間に挟まれている。表装シート17の上面は、地盤3の上面の高さと実質的に同じ高さを有している。
中間板16及び表装シート17の固定方法について図7を参照しつつ説明する。図7は、エキスパンションジョイント1の部分拡大斜視図である。図7に示すように、所定間隔毎に配置された複数の固定ボルト(締結具)3bにより、表装シート17と中間板16とが共に地盤3に固定されている。
次に、地震時におけるエキスパンションジョイント1の動作について図8及び図9を参照しつつ説明する。図8は、地震により、免震建物2が地盤3から水平方向に離隔するように変位したときのエキスパンションジョイント1の動作を示す図である。図9は、地震により、免震建物2が地盤3に水平方向に接近するように変位したときのエキスパンションジョイント1の動作を示す図である。
図8に示すように、地震により、免震建物2が地盤3から水平方向に離隔するように変位したときは、免震建物2の張り出し部21と、地盤3の段差鉛直面31aとの間の水平方向に沿った距離が大きくなる(図中矢印参照)。これにより、弾性部材11の端部に接触していた張り出し部21の端面21aが、弾性部材11の端部から離隔する。このとき、複数の天板15は、弾性変位方向に関する弾性部材11の上面の全域を被覆している。また、張り出し部21に固定されている表装シート17が、張り出し部21の変位に伴って弾性変位方向に自然長よりも伸びている。
図9に示すように、地震により、免震建物2が地盤3に水平方向に接近するように変位したときは、免震建物2の張り出し部21と、地盤3の段差鉛直面31aとの間の水平方向に沿った距離が短くなる(図中矢印参照)。これにより、弾性部材11が、段差鉛直面31aと張り出し部21の端面21aとに挟持されつつ弾性変位方向に圧縮される。このとき、上述したように、弾性変形板14が湾曲して弾性変位方向に関する弾性部品12間の距離が縮まる。また、弾性変位方向に関する弾性部品12間の距離が縮まることによって、各弾性部品12に固定された天板15同士の距離が縮まる。このとき、板部材15aが支持部材15bにより水平方向に伸びた軸を中心に揺動自在となっているため、板部材15aの張り出し部21に近い方の端部が弾性変位方向に隣接する他の板部材15a上に乗り上げて互いにオーバーラップする。このように、板部材15aは、弾性部材11の弾性変位に応じて互いのオーバーラップ率が変化する。また、張り出し部21が地盤3に近づく方向に変位することにより、表装シート17は中央付近が上方に向かって凸となるように湾曲する。すなわち、表装シート17の長さが弾性変位方向に関して自然長より短くなっている。ここで、中間板16は、弾性部材11が許容限界まで圧縮されたときに、張り出し部21と干渉することがない長さとなっている。
次に、車両が地盤3の傾斜面3aからエキスパンションジョイント1上に斜め下方に侵入してきたときの作用について図10を参照しつつ説明する。図10は、傾斜面3aから侵入してきた車両のタイヤ50がエキスパンションジョイント1に到達したときの荷重状態を示す図である。図10に示すように、タイヤ50が傾斜面3aからエキスパンションジョイント1上に到達したとき、タイヤ50からエキスパンションジョイント1の表装シート17における傾斜面3a近傍の領域に荷重f(図中白抜き矢印)が加えられる。この荷重fは、傾斜面3aに沿った左斜め下方を向いたベクトルで表されている。したがって、表装シート17には、垂直方向のみならず水平方向においても瞬間的に大きな荷重が加えられる。表装シート17に加えられた水平方向の荷重により、表装シート17が水平方向に押し伸ばされるように弾性変形する。このとき、表装シート17における当該領域の下方においては、表装シート17が水平方向に変形するときに発生する大きな水平方向の荷重が中間板16に加えられる。中間板16が地盤3に固定されているため、中間板16のさらに下方に配置された天板15には、水平方向の荷重が加えられない。
以上説明したように、本実施の形態のエキスパンションジョイント1の構造によると、車両などが傾斜面3aからエキスパンションジョイント1に斜め下方に侵入してきても、中間板16が天板15に対して水平方向の荷重が加えられるのを阻止する。これにより、中間板16に覆われている天板15が外れたり破損したりするのことがなくなる。
また、中間板16が、天板15と表装シート17との間に挟まれているため、これらを取り付けるための施工が容易になる。また、中間板16が露出しないため意匠性が損なわれない。
さらに、締結具である固定ボルト3bにより、表装シート17と中間板16とが共に地盤3に固定されているため、中間板16を容易且つ強固に地盤3に固定することができる。
以上、本発明の好適な一実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実施の形態では、弾性部材11が傾斜面3aを有する地盤3の段差水平面3bに支持されると共に中間板16が地盤3に固定される構成であるが、地盤が張り出し部を有しており、免震建物が傾斜面及び当該傾斜面の下方端部に接続された段差水平面を含む段部を有していれば、弾性部材11が免震建物の段差水平面に支持されると共に中間板16が免震建物に固定されてもよい。
また、上述の実施の形態においては、弾性部材11が、多数の弾性部品12を備えることによって弾性変位可能な構成となっているが、このような構成に限定されるものではなく、弾性部材は他の構成により弾性変位可能となっていてもよい。例えば、弾性部品の形状が異なっていてもよいし、ゴムなどの弾性材を備える構成でもよい。
加えて、上述の実施の形態においては、中間板16が、天板15と表装シート17との間に挟まれているが、中間板は表装シートの上面に配置されていてもよいし、表装シート内に配置されていてもよい。
さらに、上述の実施の形態においては、締結具である固定ボルト3bにより、表装シート17と中間板16とが共に地盤3に固定されているが、表装シート17と中間板16とが異なる締結具により地盤3に固定されていてもよい。
また、上述の実施の形態においては、エキスパンションジョイント1が、免震建物2と地盤3とを接続する構成であるが、免震建物2と非免震物である他の建物とを接続する構成であってもよい。
本発明の一実施の形態に係るエキスパンションジョイント構造を示した断面図である。 図1に示す矢印IIから見た図である。 図1に示すエキスパンションジョイントの拡大断面図である。 図1に示すエキスパンションジョイントの斜視図である。 図4に示す弾性部品の斜視図である。 図4に示す天板の側面部分拡大図である。 図1に示すエキスパンションジョイントの部分拡大斜視図である。 図1に示す免震建物が地盤から水平方向に離隔するように変位したときのエキスパンションジョイントの動作を示す図である。 図1に示す免震建物が地盤に水平方向に接近するように変位したときのエキスパンションジョイントの動作を示す図である。 図1に示す傾斜面から侵入してきた車両のタイヤがエキスパンションジョイントに到達したときの荷重状態を示す図である。
符号の説明
1 エキスパンションジョイント
2 免震建物
3 地盤
3a 傾斜面
11 弾性部材
12 弾性部品
13a 凸部
13b 接触部
13 支持板
14 弾性変形板
14a 接触部
15 天板
16 中間板
17 表装シート
21 張り出し部
21a 端面
31a 段差鉛直面
31b 段差水平面

Claims (3)

  1. 免震建物と前記免震建物から水平方向に離隔しつつ前記免震建物に対向した非免震物との間に配置されており、水平方向に弾性変位可能であると共に、上方に開口した間隙が形成されるように配列された複数の弾性部品を含む弾性部材と、
    前記弾性部材の弾性変位方向に関して前記弾性部材の全域を被覆するように前記免震建物と前記非免震物とに固定された弾性を有する表装シートと、
    それぞれが前記弾性部品に固定されており、前記弾性部材の弾性変位に応じて互いのオーバーラップ率が変化するように前記弾性部材上において前記弾性変位方向に配列された硬質の複数の天板と、
    前記天板の上面と前記表装シートの上面との間に配置された硬質の中間板とを備えており、
    前記弾性部材が、前記免震建物及び前記非免震物の一方であって他方に向かって下方に傾斜した傾斜面を有する方に支持されており、
    前記中間板が、前記免震建物及び前記非免震物の一方に固定及び支持されていると共に前記弾性部材において少なくとも前記傾斜面に近い方の端部と対向する位置に配置されており、且つ、前記弾性変位方向に関して前記免震建物及び前記非免震物の他方と干渉することがない長さを有しており、
    通常時においては、前記弾性部材が前記免震建物及び前記非免震物の両方と接触していると共に、前記表装シートが前記弾性変位方向に関して自然長以上の長さ範囲内にあり、
    地震時においては、前記弾性部材が圧縮されつつ前記免震建物及び前記非免震物の両方と接触していると共に、前記表装シートが前記弾性変位方向に関して自然長未満の長さ範囲内にある状態と、前記弾性部材が前記免震建物及び前記非免震物の前記一方だけと接触していると共に、前記表装シートが前記弾性変位方向に関して自然長を超える長さ範囲内にある状態とを取ることを特徴とするエキスパンションジョイント構造。
  2. 前記中間板が、前記天板と前記表装シートとの間に挟まれていることを特徴とする請求項1に記載のエキスパンションジョイント構造。
  3. 前記中間板と前記弾性部材とが、同じ締結具によって、前記免震建物及び前記非免震物の前記一方に固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のエキスパンションジョイント構造。
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