JP2006272249A - 自動車車体のメタリック塗装方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動車車体外板部に、平均粒子径L1μmの光輝性顔料を含有し、下地隠蔽膜厚15μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリックベースコート塗料及びクリヤコート塗料を2コート1ベークで塗装し、次いで平均粒子径L2μmの光輝性顔料を含有し、下地隠蔽膜厚20〜45μmの光輝性塗膜を形成するメタリックベースコート塗料及びクリヤコート塗料を2コート1ベークで塗装すること、並びに該車体内板部に、平均粒子径(L3)が〔(L1+L2)/2〕μmより0.2〜4.0μm小さい値である光輝性顔料を含有し、下地隠蔽膜厚12μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリック塗料を1コート1ベークで塗装するか、又は該メタリック塗料及びクリヤコート塗料を2コート1ベークで塗装することを特徴とするメタリック塗装方法。
【選択図】なし
Description
自動車車体内板部に、平均粒子径(L3)が〔(L1+L2)/2〕μmより0.2〜4.0μm小さい値である光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚12μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリック塗料(a−3)を塗装、硬化して、単層塗膜(C)を形成することを特徴とする自動車車体のメタリック塗装方法。
自動車車体内板部に、平均粒子径(L3)が〔(L1+L2)/2〕μmより0.2〜4.0μm小さい値である光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚12μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリック塗料(a−3)を塗装し、未硬化のメタリック塗面上に、クリヤコート塗料(b−3)を塗装し、次いで未硬化のメタリックコート及びクリヤコートを同時に硬化せしめてなる二層塗膜(D)を形成することを特徴とする自動車車体のメタリック塗装方法。
本発明のメタリック塗装方法は、自動車車体外板部に、平均粒子径L1μmの光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚15μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリックベースコート塗料(a−1)及びクリヤコート塗料(b−1)を、2コート1ベーク方式で塗装してなる二層塗膜(A)、並びに該二層塗膜(A)上に、平均粒子径L2μmの光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚20〜45μmの光輝性塗膜を形成するメタリックベースコート塗料(a−2)及びクリヤコート塗料(b−2)を、2コート1ベーク方式で塗装してなる二層塗膜(B)を形成すること、並びに
自動車車体内板部に、平均粒子径(L3)が〔(L1+L2)/2〕μmより0.2〜4.0μm小さい値である光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚12μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリック塗料(a−3)を1コート1ベークで塗装して単層塗膜(C)を形成するか、又は、メタリック塗料(a−3)及びクリヤコート塗料(b−3)を、2コート1ベーク方式で塗装して二層塗膜(D)を形成する塗装方法である。
本発明塗装方法の被塗物は、自動車車体の外板部及び内板部である。自動車外板部としては、例えば、フード、フェンダー、ルーフパネル、ドア、トランクリッド等が挙げられ、自動車車体内板部としては、例えば、エンジンルーム、ラゲッジ(トランク)ルーム、ドアーオープニング等が挙げられる。
ベースコート塗料(a−1)は、自動車車体外板部に塗装される塗料であって、平均粒子径がL1μmである光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚が15μm以下である光輝性塗膜を形成する塗料である。
本明細書において、平均粒子径とは、レーザー回折散乱法により測定された体積基準粒度分布のメジアン径(d50)の値であり、例えば、マイクロトラック粒度分布測定装置「MT3300」(商品名、日機装社製)を用いて測定することができる。
クリヤコート塗料(b−1)は、メタリックベースコート塗料(a−1)の未硬化の塗面に塗装する、透明塗膜を形成する塗料である。
ベースコート塗料(a−2)は、二層塗膜(A)の塗面上に塗装する、光輝性塗膜を形成する塗料である。ベースコート塗料(a−2)は、平均粒子径がL2μmである光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚が20〜45μm程度の範囲内である光輝性塗膜を形成するベースコート塗料である。
ベースコート塗料(a−2)における光輝性顔料の平均粒子径L2は、5〜25μm程度の範囲内であるのが好ましく、10〜20μm程度の範囲内であるのがより好ましい。
クリヤコート塗料(b−2)は、ベースコート塗料(a−2)の未硬化の塗面に塗装する、透明塗膜を形成する塗料である。
メタリック塗料(a−3)は、自動車車体内板部に塗装される塗料であって、平均粒子径L3が〔(L1+L2)/2〕μmより0.2〜4.0μm程度小さい値である光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚が12μm以下程度である光輝性塗膜を形成する塗料である。
メタリック塗料(a−3)における光輝性顔料の平均粒子径L3は、内板部メタリック塗膜と外板部メタリック塗膜との色一致性を向上せしめる観点から、〔(L1+L2)/2〕μmより0.2〜4.0μm程度小さい値である必要があり、〔(L1+L2)/2〕μmより0.5〜3.0μm程度小さい値であるのが好ましい。具体的な光輝性顔料の平均粒子径L3としては、上記要件を満たした上で、5〜20μm程度の範囲であるのが好ましく、7〜15μm程度の範囲内であるのがより好ましい。
クリヤコート塗料(b−3)は、メタリック塗料(a−3)の未硬化の塗面に、必要に応じて塗装する、透明塗膜を形成する塗料である。
本発明のメタリック塗装方法は、自動車車体外板部に、特定の塗料を用いて4コート2ベークによる複層メタリック塗膜を形成すること、及び自動車車体内板部に、特定の塗料を用いて1コート1ベークによる単層メタリック塗膜又は2コート1ベークによる二層メタリック塗膜を形成することにより、特徴付けられる。
本発明の塗装方法において、自動車車体外板部には、平均粒子径L1μmの光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚15μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリックベースコート塗料(a−1)及びクリヤコート塗料(b−1)を、2コート1ベーク方式で塗装して二層塗膜(A)を形成し、次いで、該二層塗膜(A)上に、平均粒子径L2μmの光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚20〜45μmの光輝性塗膜を形成するメタリックベースコート塗料(a−2)及びクリヤコート塗料(b−2)を、2コート1ベーク方式で塗装して二層塗膜(B)を形成することにより、4コート2ベークによる複層メタリック塗膜が形成される。
本発明の塗装方法において、自動車車体内板部には、平均粒子径(L3)が〔(L1+L2)/2〕μmより0.2〜4.0μm小さい値である光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚12μm以下程度の光輝性塗膜を形成するメタリック塗料(a−3)を1コート1ベーク方式で塗装して単層メタリック塗膜(C)を形成するか、又は、メタリック塗料(a−3)及びクリヤコート塗料(b−3)を、2コート1ベーク方式で塗装して二層メタリック塗膜(D)を形成する。
自動車車体の内板部の塗装と外板部の塗装の順序については特に限定されるものではないが、例えば、次のような順序で塗装することが、好ましい。
脱脂及びリン酸亜鉛化成処理を施したダル鋼板(大きさ400mm×300mm×0.8mm)に、硬化膜厚が20μmとなるように熱硬化性エポキシ樹脂系カチオン電着塗料(商品名「エレクロン9600」、関西ペイント(株)製)を電着塗装し、170℃で30分間加熱硬化させた後、該電着塗膜上に、ポリエステル樹脂・メラミン樹脂系中塗り塗料(商品名「アミラックTP−65−2」、関西ペイント(株)製、グレー)を硬化膜厚が35μmとなるようにエアスプレー塗装し、140℃で30分間加熱して中塗り塗膜を硬化させてなる塗装鋼板を被塗物とした。
水酸基含有アクリル樹脂(i)(注1)75部、メチル・ブチル混合エ−テル化メラミン樹脂25部、アルミニウムフレーク(i)(注2)10部、アルミニウムフレーク(ii)(注3)2部及びアルミニウムフレーク(iii)(注4)3部を、有機溶剤(トルエン及びキシレンの等重量混合溶剤)中に混合分散し、20℃にてフォードカップ#4で測定して14秒の粘度に調整して、メタリックベースコート塗料(a−1−1)を得た。各成分の配合量は、いずれも固形分重量を示す。
水酸基含有アクリル樹脂(i)75部、メチル・ブチル混合エーテル化メラミン樹脂25部、アルミニウムフレーク(i)6部、アルミニウムフレーク(iii)2部及びアルミニウムフレーク(iv)(注5)2部を、有機溶剤(トルエン及びキシレンの等重量混合溶剤)中に混合分散し、20℃にてフォードカップ#4で測定して14秒の粘度に調整して、メタリックベースコート塗料(a−2−1)を得た。各成分の配合量は、いずれも固形分重量を示す。
水酸基含有アクリル樹脂(i)75部、メチル・ブチル混合エーテル化メラミン樹脂25部、アルミニウムフレーク(ii)5部、アルミニウムフレーク(v)(注6)5部及びアルミニウムフレーク(vi)(注7)10部を、有機溶剤(トルエン及びキシレンの等重量混合溶剤)中に混合分散し、20℃にてフォードカップ#4で測定して14秒の粘度に調整してメタリック塗料(a−3−1)を得た。各成分の配合量は、いずれも固形分重量を示す。
水酸基含有アクリル樹脂(i)75部、メチル・ブチル混合エーテル化メラミン樹脂25部、アルミニウムフレーク(i)6部、アルミニウムフレーク(ii)6部及びアルミニウムフレーク(vi)6部を、有機溶剤(トルエン及びキシレンの等重量混合溶剤)中に混合分散し、20℃にてフォードカップ#4で測定して14秒の粘度に調整してメタリック塗料(a−3−2)を得た。各成分の配合量は、いずれも固形分重量を示す。
水酸基含有アクリル樹脂(i)75部、メチル・ブチル混合エーテル化メラミン樹脂25部、アルミニウムフレーク(i)4部、アルミニウムフレーク(ii)10部及びアルミニウムフレーク(v)6部を、有機溶剤(トルエン及びキシレンの等重量混合溶剤)中に混合分散し、20℃にてフォードカップ#4で測定して14秒の粘度に調整してメタリック塗料(a−3−3)を得た。各成分の配合量は、いずれも固形分重量を示す。
水酸基含有アクリル樹脂(i)75部、メチル・ブチル混合エーテル化メラミン樹脂25部、アルミニウムフレーク(i)8部、アルミニウムフレーク(ii)8部及びアルミニウムフレーク(v)4部を、有機溶剤(トルエン及びキシレンの等重量混合溶剤)中に混合分散し、20℃にてフォードカップ#4で測定して14秒の粘度に調整してメタリック塗料(a−3−4)を得た。各成分の配合量は、いずれも固形分重量を示す。
水酸基含有アクリル樹脂(i)75部、メチル・ブチル混合エーテル化メラミン樹脂25部、アルミニウムフレーク(i)8部、アルミニウムフレーク(iii)4部及びアルミニウムフレーク(v)8部を、有機溶剤(トルエン及びキシレンの等重量混合溶剤)中に混合分散し、20℃にてフォードカップ#4で測定して14秒の粘度に調整してメタリック塗料(a−3−5)を得た。各成分の配合量は、いずれも固形分重量を示す。
水酸基含有アクリル樹脂(i)75部、メチル・ブチル混合エーテル化メラミン樹脂25部、アルミニウムフレーク(ii)8部、アルミニウムフレーク(v)2部及びアルミニウムフレーク(vi)10部を、有機溶剤(トルエン及びキシレンの等重量混合溶剤)中に混合分散し、20℃にてフォードカップ#4で測定して14秒の粘度に調整してメタリック塗料(a−3−6)を得た。各成分の配合量は、いずれも固形分重量を示す。
水酸基含有アクリル樹脂(i)75部、メチル・ブチル混合エーテル化メラミン樹脂25部、アルミニウムフレーク(i)10部、アルミニウムフレーク(iv)3部及びアルミニウムフレーク(v)5部を、有機溶剤(トルエン及びキシレンの等重量混合溶剤)中に混合分散し、20℃にてフォードカップ#4で測定して14秒の粘度に調整してメタリック塗料(a−3−7)を得た。各成分の配合量は、いずれも固形分重量を示す。
製造例1で得た被塗物上に、製造例2で得た外板部用メタリックベースコート塗料(a−1−1)を、回転式静電塗装機を用いてブース温湿度25℃/75%で、硬化膜厚15μmとなるように塗装した。室温で2分間放置後、その未硬化塗面に、アクリル樹脂・メラミン樹脂系溶剤型上塗りクリヤ塗料(商品名「マジクロンTC−69」、関西ペイント(株)製)を、石油系芳香族炭化水素溶剤(商品名「スワゾール1000」、コスモ石油社製)を用いて温度20℃においてフォードカップ#No.4で25秒の粘度に調整して、ミニベル型回転式静電塗装機を用い、ブース温湿度25℃/75%で、硬化膜厚35μmとなるように塗装し、室温で7分間放置した後、140℃で30分間加熱してこの両塗膜を同時に硬化させて二層塗膜を得た。
製造例1で得た被塗物上に、製造例4で得た内板部用メタリック塗料(a−3−1)をエアスプレーにより、硬化膜厚15μmとなるように塗装した。室温で5分間放置後、140℃で30分間加熱して塗膜を硬化させた。
実施例2において、内板部用メタリック塗料(a−3−1)に代えて、製造例5で得た内板部用メタリック塗料(a−3−2)を用いる以外は、実施例2と同様にして、硬化塗膜を形成させて、1コート1ベーク方式による単層メタリック塗膜が形成された試験板を得た。
実施例2において、内板部用メタリック塗料(a−3−1)に代えて、製造例6で得た内板部用メタリック塗料(a−3−3)を用いる以外は、実施例2と同様にして、硬化塗膜を形成させて、1コート1ベーク方式による単層メタリック塗膜が形成された試験板を得た。
製造例1で得た被塗物上に、製造例6で得た内板部用メタリック塗料(a−3−3)をエアスプレーにより、硬化膜厚15μmとなるように塗装した。室温で3分間放置後、その未硬化塗面に、アクリル樹脂・メラミン樹脂系溶剤型上塗りクリヤ塗料(商品名「マジクロンTC−69」、関西ペイント(株)製)を、石油系芳香族炭化水素溶剤(商品名「スワゾール1000」、コスモ石油社製)を用いて温度20℃においてフォードカップ#No.4で25秒の粘度に調整して、エアスプレーにより、硬化膜厚35μmとなるように塗装し、室温で7分間放置した後、140℃で30分間加熱してこの両塗膜を同時に硬化させた。
実施例2において、内板部用メタリック塗料(a−3−1)に代えて、製造例7で得た内板部用メタリック塗料(a−3−4)を用いる以外は、実施例2と同様にして、硬化塗膜を形成させて、1コート1ベーク方式による単層メタリック塗膜が形成された試験板を得た。
実施例2において、内板部用メタリック塗料(a−3−1)に代えて、製造例8で得た内板部用メタリック塗料(a−3−5)を用いる以外は、実施例2と同様にして、硬化塗膜を形成させて、1コート1ベーク方式による単層メタリック塗膜が形成された試験板を得た。
実施例2において、内板部用メタリック塗料(a−3−1)に代えて、製造例9で得た内板部用メタリック塗料(a−3−6)を用いる以外は、実施例2と同様にして、硬化塗膜を形成させて、1コート1ベーク方式による単層メタリック塗膜が形成された試験板を得た。
実施例2において、内板部用メタリック塗料(a−3−1)に代えて、製造例10で得た内板部用メタリック塗料(a−3−7)を用いる以外は、実施例2と同様にして、硬化塗膜を形成させて、1コート1ベーク方式による単層メタリック塗膜が形成された試験板を得た。
実施例2において、内板部用メタリック塗料(a−3−1)に代えて、製造例2で得た外板部用ベースコート塗料(a−1−1)を用いる以外は、実施例2と同様にして、硬化塗膜を形成させて、1コート1ベーク方式による単層メタリック塗膜が形成された試験板を得た。
実施例2において、内板部用メタリック塗料(a−3−1)に代えて、製造例3で得た外板部用ベースコート塗料(a−2−1)を用いる以外は、実施例2と同様にして、硬化塗膜を形成させて、1コート1ベーク方式による単層メタリック塗膜が形成された試験板を得た。
製造例1で得た被塗物上に、製造例2で得た外板部用ベースコート塗料(a−1−1)をエアスプレーにより、硬化膜厚15μmとなるように塗装した。室温で5分間放置後、140℃で30分間加熱してこの塗膜を硬化させた。この硬化塗面に、製造例3で得た外板部用ベースコート塗料(a−2−1)をエアスプレーにより、硬化膜厚15μmとなるように塗装し、室温で5分間放置した後、140℃で30分間加熱してこの塗膜を硬化させて、2コート2ベーク方式による二層メタリック塗膜が形成された試験板を得た。
実施例2〜7及び比較例1〜5でメタリック塗装を行なった各内板部塗装試験板について、塗装外観及び密着性の性能試験を行った。試験方法は、以下の通りである。
Claims (4)
- 自動車車体外板部に、平均粒子径がL1μmである光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚15μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリックベースコート塗料(a−1)を塗装し、未硬化のベースコート塗面上にクリヤコート塗料(b−1)を塗装し、次いで未硬化のベースコート及びクリヤコートを同時に硬化せしめてなる二層塗膜(A)、並びに該二層塗膜(A)上に、平均粒子径がL2μmである光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚20〜45μmの光輝性塗膜を形成するメタリックベースコート塗料(a−2)を塗装し、未硬化のベースコート塗面上にクリヤコート塗料(b−2)を塗装し、次いで未硬化のベースコート及びクリヤコートを同時に硬化せしめてなる二層塗膜(B)を形成してなる4コート2ベーク方式による複層メタリック塗膜を形成すること、並びに
自動車車体内板部に、平均粒子径(L3)が〔(L1+L2)/2〕μmより0.2〜4.0μm小さい値である光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚12μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリック塗料(a−3)を塗装、硬化して、単層塗膜(C)を形成することを特徴とする自動車車体のメタリック塗装方法。 - 請求項1の塗装方法によりメタリック塗装された自動車車体。
- 自動車車体外板部に、平均粒子径がL1μmである光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚15μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリックベースコート塗料(a−1)を塗装し、未硬化のベースコート塗面上にクリヤコート塗料(b−1)を塗装し、次いで未硬化のベースコート及びクリヤコートを同時に硬化せしめてなる二層塗膜(A)、並びに該二層塗膜(A)上に、平均粒子径がL2μmである光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚20〜45μmの光輝性塗膜を形成するメタリックベースコート塗料(a−2)を塗装し、未硬化のベースコート塗面上にクリヤコート塗料(b−2)を塗装し、次いで未硬化のベースコート及びクリヤコートを同時に硬化せしめてなる二層塗膜(B)を形成してなる4コート2ベーク方式による複層メタリック塗膜を形成すること、並びに
自動車車体内板部に、平均粒子径(L3)が〔(L1+L2)/2〕μmより0.2〜4.0μm小さい値である光輝性顔料を含有し、かつ下地隠蔽膜厚12μm以下の光輝性塗膜を形成するメタリック塗料(a−3)を塗装し、未硬化のメタリック塗面上に、クリヤコート塗料(b−3)を塗装し、次いで未硬化のメタリックコート及びクリヤコートを同時に硬化せしめてなる二層塗膜(D)を形成することを特徴とする自動車車体のメタリック塗装方法。 - 請求項3の塗装方法によりメタリック塗装された自動車車体。
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