JP2006272039A - 洗浄装置、液晶表示器の基板洗浄装置及び液晶表示器組付装置 - Google Patents

洗浄装置、液晶表示器の基板洗浄装置及び液晶表示器組付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】液晶表示器のガラス基板の異方性導電フィルムの貼付領域だけを効率的に洗浄すること。
【解決手段】電極10A及び10Bは、互いに対峙する面に各々一連の溝部11を有する。電極10A及び10Bと、プラズマを発生させるガスの流路201を有する絶縁物から成る治具20とを組み合わせて開口部101を形成する。こうして電極10A及び10Bに交流電位を印加すると、陰極側となった電極の溝部11にホローカソードプラズマが発生し、プラズマを発生させるガスの流れと共に図面上方に位置する被加工物に照射される。電極10A及び10Bの対峙する領域、即ちの開口部101の形状を設計することで、液晶表示装置のガラス基板の任意形状の領域に効率良くプラズマを照射し、この領域のみを効率良く洗浄することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄装置、液晶表示器の基板洗浄装置及び液晶表示器組付装置に関する。特に、液晶表示器の基板において、異方性導電フィルム(以下、「ACF」という)を貼付する部分を、ACFを貼付する前に、洗浄することで、ACFの基板に対する接着度を向上させた装置に関する。
下記の特許文献1、2に開示されているように、 液晶表示器のガラス基板上の端子部と外部機器などの接続にACFが用いられている。ACFをガラス基板に貼付する前に、このACFのガラス基板に対する接合力を向上させるために、ガラス基板をプラズマで洗浄することが行われている。
特開平3−228029号公報 特開2004−102271
しかしながら、この装置で用いられているプラズマ発生装置は、プラズマ発生密度が低く、プラズマの温度も高いために、洗浄力が必ずしも高いとは言えなかった。また、液晶表示器には偏光フィルムが用いられているものもあるが、プラズマの温度が高いとこのフィルムが損傷してしまうという問題があった。このため、携帯電話などの小型の液晶表示器の基板には用いることが困難であった。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、液晶表示器の基板において、ACFを貼付する領域だけを効果的に洗浄し、他の領域には熱的影響やプラズマの照射による影響がない局所的に低温高密度のプラズマの照射が可能な小型の液晶表示装置の基板洗浄装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため請求項1の発明は、物体の吸着物を除去する洗浄装置であって、所望の形状の開口部を形成するように、間隙を挟んで用いられる2つの電極を有し、少なくとも片方の電極の間隙に面する部分に、少なくとも1箇所の凹部が形成されており、開口部とは逆側から間隙にプラズマを発生させるガスを注入することで、凹部においてホローカソード放電によるプラズマを発生可能とし、開口部からプラズマを放出可能とし、開口部に対して対向するように配置された物体にプラズマを照射するようにしたことを特徴とする洗浄装置である。
また、請求項2の発明は、物体の吸着物を除去する洗浄装置であって、所望の形状の開口部を形成するように、間隙を挟んで用いられる2つの電極を有し、少なくとも片方の電極の間隙に面する部分に、開口部の形状に対応した一連の溝部が形成されており、開口部とは逆側から間隙にプラズマを発生させるガスを注入することで、溝部においてホローカソード放電によるプラズマを発生可能とし、開口部の形状の範囲にプラズマを放出可能とし、開口部に対して対向するように配置された基板にプラズマを照射するようにしたことを特徴とする洗浄装置である。
また、請求項3の発明は、吸着物は有機物質であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置であり、請求項4の発明は、物体はガラス基板であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の洗浄装置である。
以上の発明の装置は、物体に付着した有機物質などの不純物を除去するのに用いることができる。
請求項5の発明は、液晶表示装置の基板の洗浄装置であって、所望の形状の開口部を形成するように、間隙を挟んで用いられる2つの電極を有し、少なくとも片方の電極の間隙に面する部分に、少なくとも1箇所の凹部が形成されており、開口部とは逆側から間隙にプラズマを発生させるガスを注入することで、凹部においてホローカソード放電によるプラズマを発生可能とし、開口部からプラズマを放出可能とし、基板の端子部に異方性導電フィルムを貼付する前に、開口部に対して対向するように配置された基板にプラズマを照射するようにしたことを特徴とする液晶表示装置の基板洗浄装置である。
本発明は凹部において生じるマイクロホローカソード放電によって、開口部に供給されたガスをプラズマ化する装置である。
請求項6の発明は、液晶表示装置の基板の洗浄装置であって、所望の形状の開口部を形成するように、間隙を挟んで用いられる2つの電極を有し、少なくとも片方の電極の間隙に面する部分に、開口部の形状に対応した一連の溝部が形成されており、開口部とは逆側から間隙にプラズマを発生させるガスを注入することで、溝部においてホローカソード放電によるプラズマを発生可能とし、開口部の形状の範囲にプラズマを放出可能とし、基板の端子部に異方性導電フィルムを貼付する前に、開口部に対して対向するように配置された基板にプラズマを照射するようにしたことを特徴とする液晶表示装置の基板洗浄装置である。
本発明は、プラズマを照射する形状を任意にすることができ、一連の溝部において生じるマイクロホローカソード放電によって、開口部に供給されたガスをプラズマ化する装置である。
請求項7の発明は、異方性導電性フィルム上に液晶素子を駆動する半導体素子又はFPCを配設する液晶表示器を組み付ける液晶表示器組付装置において、請求項5又は請求項6に記載の洗浄装置を設けたことを特徴とする液晶表示器組付装置である。
本発明は、上記の基板洗浄装置を有することに特徴を有する液晶表示器組付装置である。
請求項8の発明は、洗浄装置の開口部に対向する基板は、開口部に対して移動されており、基板の搬送過程において、プラズマによる洗浄が行われることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示器組付装置である。
本発明は、ACFを貼付する工程に液晶表示器の基板を搬送する過程において、基板を洗浄することを特徴とした液晶表示器組付装置である。
以上の全ての発明において、大気圧が望ましいが、減圧でも、加圧でも良く、大気圧には、0.5〜2気圧程度も大気圧とする。
電極を直流電源または交流電源に接続すると、負電位の印加された電極側の凹部又は溝部にホローカソード放電が生じ、当該凹部又は溝部に高密度のプラズマが発生する。このプラズマがガス流に沿って放出され、開口部の形状にしたがったパターンで照射される。2つの電極の間隙を所望の形状とすることで、微小な又は特殊な形状の領域でも、プラズマを特に効率良く照射することが容易に達成できる。この際、直流電源を用いる場合は陰極側に、交流電源を用いる場合は少なくとも一方に、望ましくは両方に、凹部又は一連の溝部を形成すると良い。このようにして、プラズマ流を大気圧の外部に出力させることができる。また、本装置では、電圧を印加する方向と、ガス流の方向とは直交しており、凹部や溝において放電を発生させるものであるので、ガス流の方向に沿っては電極を長くすることができる。したがって、狭い間隙間においてプラズマを生成し、ガスの流れる方向に沿ったプラズマ生成領域の長さを長くとることができる。この結果として、ガスの流速を高くすることで、プラズマの生成密度を高くでき、プラズマの温度を低くすることが可能となる。したがって、有機物などの不純物の付着したガラス基板などの物体の洗浄を高い精度及び高効率で行うことができる(請求項1、2、3、4)。また、液晶表示器の基板においてACFを貼付する領域にのみ、他の領域に影響を与えることなく、プラズマを照射することができる(請求項5、6)。
請求項7、8の発明では、液晶表示器組付装置に、請求項5又は6の洗浄装置を設けたものである。ACFを基板に貼付する直前に、基板のACFの貼付領域のみ高度に洗浄することが可能となり、ACFを基板に強固に接合できるので、製品の信頼性を向上させることができる。
洗浄する物体としては任意であり、例えばガラス基板である。また、物体に吸着した不純物は、任意であり、例えば、有機物質である。特に、本発明は、液晶表示器の基板(例えば、ガラス基板)の洗浄に有効である。
本発明は開口部付近においてプラズマを発生させ、開口部間近に配置された液晶表示器の基板に当該プラズマを照射させるので、他の大きなプラズマ発生領域は必要ではない。開口部を形成するためには、2つの電極と、それを固定するための絶縁体から成る治具が必要である。当該絶縁体にガス流路を設け、当該ガス流路の終端に2つの電極を配設することが最も簡単な構成となる。例えば矩形形状(ストライプ状)の開口部を形成するためには、2つの電極の互いに対峙する面と、絶縁体から成る治具により4辺(面)を形成すると良い。ガス流路を有する絶縁体から成る治具は、1個で構成しても、複数個の部品を組み合わせて構成しても良い。
電極の材料としては、ステンレス、モリブデン、タンタル、ニッケル、銅、タングステン、又は、これらの合金などを使用することができる。ホローカソード放電を生じせしめる凹部を形成する面は、ガスの流路方向に1〜30mm程度の厚さとするのが望ましい。厚くすることで、凹部を多段に形成することができ、ガスの流速を向上させてプラズマの生成密度を向上させることができる。ホローカソード放電を生じせしめる凹部は、例えば幅及び深さを1mm以下、0.5mm程度とすると良い。凹部はドット状に不連続に形成されても、溝状に連続して形成されても良いが、連続していた方が望ましい。凹部の形状は、円柱面状、半球面状、角柱面状、角錐状、その他任意に形成できる。
プラズマを発生させるためのガスは、大気圧で、空気、酸素、例えばHe、Ne、Arその他の希ガス、窒素、水素などを用いることができる。空気や酸素を用いることにより、活性な酸素ラジカルが得られ、有機汚染物質の効果的な洗浄が可能となる。また、空気を用いれば経済的である。たとえば、希ガスであるArを用いた場合には、Arプラズマが基板に照射される時、周囲の酸素分子がArプラズマにより酸素ラジカルになる。この酸素ラジカルにより液晶表示器の基板に付着している有機汚染物質を効果的に除去することができる。また、ガスとしてArガス以外に使用しないので、経済的でもある。以上の理由か、空気とArとの混合ガスを用いても良い。同様に酸素ラジカルが発生することから、基板に付着している有機汚染物質を効果的に除去することができる。ガスの流速、供給量、或いは真空度は任意に設定できる。また、本発明は高周波によりプラズマを発生させるものではなく、電極に接続する電源は、直流、交流、その他任意であって、周波数に制限はない。
また、開口部と基板との距離は、ガスの流速とも関係するが、2mm〜20mmの範囲が望ましい。さらに望ましくは、3mm〜12mmであり、最も望ましくは、4mm〜8mmである。要するに、基板の表面において酸素ラジカルの密度が最も高く、電子密度が最も低くなるような距離に設定するのが良い。これにより、基板の対するチャージアップ損傷を防止でき、最も、効率の良い洗浄が可能となる。さらに、基板に対して斜め方向からプラズマを照射するのが良い。斜め方向からプラズマを照射することで、偏光フィルムや液晶封止剤にプラズマが照射されて製品に対する悪影響を防止することができる。また、基板上のプラズマを照射したくないところには、照射したくないところに空気などのガスを吹き付けて、プラズマが拡散しないようにすることで、基板のACFを貼付する部分のみプラズマを照射して、この部分のみの洗浄をすることができる。
また、電極の酸化防止には、窒素やAr、又は、還元作用のある水素を含むガスを用いると良い。また、複数種類のプラズマを発生させることで、有機汚染物質のみ除去し、他の領域には反応しないようにすることも可能である。また、基板へのプラズマの照射部分から反応後のガスを吸引しておくのが望ましい。これにより有機汚染物質と反応した分子が他の領域に付着することが防止される。さらに、プラズマの温度と密度をレーザ光の吸収分光分析などを用いて測定し、所定の温度と密度になるように、印加電圧の大きさ、パルス印加であれば、デューティ比、照射時間、ガス流速などをフィードバック制御することが望ましい。これにより、品質の高い洗浄と洗浄時間の短縮を実現することができる。また、開口部を直線状に形成したとして、開口部の幅と長さを適正に設定することにより、基板においてACFを貼付する部分にのみプラズマを照射することが可能となる。また、基板上にACFを貼付する装置に基板を搬送する過程において、搬送中に基板にプラズマを照射することで、製造時間を短縮することが可能となる。さらに、ガスを冷却しておいて、本装置に供給してプラズマ化するのが望ましい。これにより、プラズマの温度が上昇することが防止され、液晶表示装置に対する影響、たとえば、偏光フィルムへの損傷を防止することが可能となる。この基板洗浄装置は、ガスを通過させる筒状の胴体部分とその先端に設けられた対向電極を形成する開口部とから成るので、非常に小型にすることができると共に、ガスの供給方向とプラズマの吹き出し方向や、吹き出しプラズマの形状などを任意に自由に設計することができる。よって、これらのプラズマを吹き出す開口部を複数設け、それぞに、任意の方向からガスを供給させることも可能となる。したがって、基板においてACFの貼付部分にのみプラズマを高密度で照射することが可能となると共に、液晶表示器組付装置の空いている狭い空間であっても、有効に本洗浄装置を有効に取り付けることが可能となる。
本実施例では、洗浄する物体として液晶表示器の基板(例えば、ガラス基板)の洗浄に用いた例である。吸着物質としては、任意であるが、例えば、有機物質である。
図1は本発明の具体的な一実施例に係る基板洗浄装置の特徴ある要部の構成を示す図であり、図1.Aは開口部101付近を示す外観図、図1.Bはガス流路201に沿った断面図、図1.Cは電極10A及び10Bの溝部11の詳細を示す断面図である。
図1.Bのように、ガス流路201を中心に有する筒状の絶縁体から成る治具20と、2つの先端で屈曲した板状の電極10A及び10Bを組み合わせる。この際、図1.Aのように、2つの電極10A及び10Bと治具20と囲まれた、4辺(面)を有する開口部101が形成される。電極10A及び10Bには、図1.Cのように互いに対峙する面において、幅及び深さが共に0.5mmの凹部11が電極10A、10Bの厚さ方向に沿って2箇所形成されている。当該凹部11は開口部101の長辺方向に沿って形成されており、その開口部101と同一の長さを有した溝部となっている。凹部11の長辺に垂直な断面は1辺が除かれた矩形状(コの字形状)である。尚、ガス流路201の形状は、ガスを導入する接続部203付近においては円筒状でありテーパ部201tを経由して先端部202においては断面が矩形状である。また、電極10A及び10Bはボルト30A及び30Bで各々治具20に固定されている。
電極10A及び10Bを交流電源に接続して電圧を印加し、治具20のガス流路201を通して開口部101へプラズマを発生させるためのガスを大気圧で流すと、電極10A及び10Bのうち負電位が印加された側の凹部11において、ホローカソード放電により放出された電子がガスに衝突してプラズマが高密度に発生する。このホローカソード放電によって発生したプラズマはガス流に乗って開口部101から照射される。これにより、液晶表示器の洗浄対象の基板の開口部101に面した狭い領域に効率良くプラズマが照射される。
図2は、電極10A及び10B及び治具20の形状を説明するための斜視図であり、図2.Aは組み立て前の斜視図、図2.Bは組み立て後の斜視図である。図2.Aのように、電極10Bの溝部11は、開口部101の長手方向に対応して一連(連続した)の溝となっている。電極10Aの溝部11も同様に形成される。治具20のガス流路201の先端部202は図2.Aに示す通り矩形状である。治具20はガス流路201の先端部202よりも上部に、突出部211を有し、また、電極10Aを組み付けるための凹部210Aを有している。また、電極10Bを組み付けるための凹部210Bも同様に有している。図2.Bの如く、治具20の突出部211の内面と、電極10A及び10Bとで矩形状(スリット状)の開口部101が形成される。
図3は治具20の形状を詳細に説明するための図であり、図3.Aはガス流路201の先端部202側から見た平面図、図3.Bは正面図、図3.Cは図3.AのC矢視方向の断面図、図3.D及び図3.Eは各々図3.BでD、E矢視方向の断面図である。図2でも示した通り、ガス流路201を有する外観が直方体形状の治具20には、その先端部にガス流路201の矩形状の先端部202よりも突出している突出部211が設けられ、電極10A及び10Bを組み付けるための凹部210A及び210Bが設けられ、根元部にガスを導入する接続部203が設けられている。図3.C、3.D及び3.Eに示す通り、ガス流路201の形状は、ガスを導入する接続部203付近においては円筒状でありテーパ部201tを経由して、先端部202では矩形形状になっている。
尚、図3の各図においては、ボルト30A及び30Bを組み付けるための穴や、ガスを導入する接続部203のネジ山は省略した。また、電極10A及び10Bの組み付けは、各々1個のボルト30A及び30Bによるものに限定されない。例えばガス流路201の矩形状の先端部202付近に更に開口部101の空隙幅調整用のワッシャ及びボルトを設ける等の任意の公知の技術を追加又は置換することができる。また、図1乃至図3は基板洗浄装置の要部である「プラズマ発生部分」を示したものであるが、これをガスの供給装置や電源装置を有する装置に組み込むことで、基板洗浄装置を構成することができる。この際、図1乃至3に示した、電極10A及び10Bを固定した治具20を、任意の手段で固定し、電源を接続し、接続部203にガス供給系を接続することは、全て本願発明の実施に当たる。尚、説明の都合上「開口部が上向き」の図を掲載しているが、プラズマを下向きに放出するダウンフロープラズマを発生させる構成が本願発明に包含されることは当然である。
図1の構成は、ガス流路を有する絶縁物から成る治具20に2つの電極を組み合わせて開口部を形成するものであったが、例えば図4のように、2つの電極10C及び10Dのみで開口部101を形成する構成としても良い。図4の構成においては、開口部101を形成する電極10C及び10Dの互いに対峙する面に、凹部を形成する。凹部を連続した溝とする場合は、開口部101の星型形状に対応するように、当該溝部(凹部)が星型様に形成される。尚、ガス流路を有する治具の形状及び治具と電極との固定方法、並びに電極と電源との接続方法については任意である。
その他、開口部の形状は、図5.Aのように鉤型でも、また図5.Bのように幅広の部分を有するストライプ状でも良い。図5.Bのように開口部の幅が場所によって異なる場合は、必要に応じ、幅広部分において電極の対峙する面に形成する凹部を多くする。
図1では、下方からプラズマ発生ガスを導入し、洗浄対象の基板を開口部101の上方向に配設することを想定して記載したが、開口部の向き、即ちプラズマの放出方向は上方向に限られない。図1は本発明の要部を説明するための一実施例であり、開口部を横方向、下方向として基板洗浄装置を構成しても良い。
図6に示すように、上記した基板洗浄装置1の直線状の開口部101が被洗浄物である液晶表示器のガラス基板40に対向するように、洗浄装置1を配置する。この時、ガラス基板40をx軸方向に移動すれば、ガラス基板40の表面において、開口部101の幅にほぼ等しい幅Wで、−x軸方向に沿ってガラス基板40の表面が洗浄される。開口部101とガラス基板40の表面との距離Hは、プラズマ流がガラス基板40の表面に照射される距離に設定すれば良く、洗浄可能な最大距離は、ガスの供給量速度によっても変化する。
次に、基板洗浄装置1の開口部101とガラス基板40の表面との距離を5.5mmに設定して、ガラス基板40へのプラズマの照射時間と表面洗浄の効果との関係を測定した。表面洗浄の効果は、ガラス基板40の表面に一定量の水を滴下して、表面に水滴を形成して、その水滴の接触角(基板との接触点における水滴表面の接平面と基板表面との成す角)で評価した。その結果を図7の表と、図8のグラフに示す。照射時間0時間は、プラズマによる洗浄をしない時の値であり、照射時間0.0784secは、ガラス基板40を38.265mm/secの速度でx軸方向に移動させながら、プラズマを照射した場合における開口部101の幅3mm当たりの照射時間に相当する。このグラフから明らかなように、ガラス基板40を38.265mm/secで搬送しながら、洗浄したとしても、接触角は24度であり、洗浄しない場合の1/3程度まで低下し、高い洗浄効果が得られていることが理解される。プラズマの照射時間を30secとすると、水滴の接触角は5度となり、極めて高い洗浄効果が得られていることが分かる。
ガラス基板40を38.265mm/secで搬送しながら洗浄する場合の洗浄効果を高めるには、ガラス基板の搬送ラインに沿って、10箇所にこの基板洗浄装置1を設ければ、プラズマの照射時間は、約0.8secとなり、水滴の接触角18度の洗浄度が得られる。
図9は、ガラス基板40の洗浄も含めた液晶表示器組付装置の構成を示している。ガラス基板40はガラス基板供給装置50により搬送装置51に供給される。搬送装置51に供給されたガラス基板40は基板洗浄装置1の直下を通過して、ACF貼付装置52に供給され、さらに、部品接合装置53によってICチップがACFに圧着される。その後、他の部品もガラス基板40上に組み付けられ、液晶表示器となる。液晶表示器組付装置は、このような構成となっている。
また、図6に示すように、プラズマを照射しない領域Sには、偏光フィルムや基板間の接合剤(図示略)など、プラズマが照射されたくない部品が存在する。この領域Sに、確実に、プラズマを照射しないようにするためには、基板洗浄装置1を領域S側に傾斜させて、開口部101とガラス基板40の表面との成す角を、たとえば、45度位とする。このようにすれば、プラズマはガラス基板40に対して、領域S側に45度だけ傾斜した方向から照射されることになり、領域Sへのプラズマの照射を排除することができる。さらに、領域S上に窒素ガスを別の装置により吹き付けておくと、領域Sにプラズマが照射されることが防止される。また、プラズマとガラス基板40上に付着している有機汚染物質と反応して得られるガスを吸入するために、別の吸引装置をプラズマの吹付位置付近に設け置くのが良い。
本発明は、物体に付着した不純物を除去するための洗浄装置に用いることができる。特に、液晶表示器のガラス基板の異方性導電フィルムを貼付する領域の洗浄に用いると有効である。
本発明の具体的な一実施例に係る基板洗浄装置の要部の構成図。 電極10A及び10B及び治具20の形状を説明するための、組み立て前の斜視図(2.A)、組み立て後の斜視図(2.B)。 治具20の、ガス流路201の先端部202側から見た平面図(3.A)、正面図(3.B)、3.AのC矢視方向の断面図(3.C)、3.BでD、E矢視方向の断面図(3.D及び3.E)。 他の電極形状(開口部形状)を示す図。 他の電極形状(開口部形状)を示す図。 本発明の具体的な一実施例に係る洗浄装置による洗浄方法を示した説明図。 本洗浄装置により洗浄されたガラス基板の洗浄効果を示す洗浄時間と水滴の接触角との関係を示した表図。 本洗浄装置により洗浄されたガラス基板の洗浄効果を示す洗浄時間と水滴の接触角との関係をグラフで示した図。 本発明の一実施例に係る液晶表示器組付装置の構成を示したブロック図。
符号の説明
10A、10B:電極
11:凹部または溝部
20:絶縁体から成る治具
30A、30B:ボルト
40:ガラス基板
101:開口部
201:ガス流路
201t:ガス流路のテーパ部
202:ガス流路の先端部
203:接続部
210A、210B:電極10A、10Bを組付けるための凹部
211:突出部

Claims (8)

  1. 物体の吸着物を除去する洗浄装置であって、
    所望の形状の開口部を形成するように、間隙を挟んで用いられる2つの電極を有し、
    少なくとも片方の前記電極の前記間隙に面する部分に、少なくとも1箇所の凹部が形成されており、
    前記開口部とは逆側から前記間隙にプラズマを発生させるガスを注入することで、前記凹部においてホローカソード放電によるプラズマを発生可能とし、前記開口部からプラズマを放出可能とし、
    前記開口部に対して対向するように配置された前記物体に前記プラズマを照射するようにしたことを特徴とする洗浄装置。
  2. 物体の吸着物を除去する洗浄装置であって、
    所望の形状の開口部を形成するように、間隙を挟んで用いられる2つの電極を有し、
    少なくとも片方の前記電極の前記間隙に面する部分に、前記開口部の形状に対応した一連の溝部が形成されており、
    前記開口部とは逆側から前記間隙にプラズマを発生させるガスを注入することで、前記溝部においてホローカソード放電によるプラズマを発生可能とし、前記開口部の形状の範囲にプラズマを放出可能とし、
    前記開口部に対して対向するように配置された前記基板に前記プラズマを照射するようにしたことを特徴とする洗浄装置。
  3. 前記吸着物は有機物質であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 前記物体はガラス基板であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の洗浄装置。
  5. 液晶表示装置の基板の洗浄装置であって、
    所望の形状の開口部を形成するように、間隙を挟んで用いられる2つの電極を有し、
    少なくとも片方の前記電極の前記間隙に面する部分に、少なくとも1箇所の凹部が形成されており、
    前記開口部とは逆側から前記間隙にプラズマを発生させるガスを注入することで、前記凹部においてホローカソード放電によるプラズマを発生可能とし、前記開口部からプラズマを放出可能とし、
    前記基板の端子部に異方性導電フィルムを貼付する前に、前記開口部に対して対向するように配置された前記基板に前記プラズマを照射するようにしたことを特徴とする液晶表示装置の基板洗浄装置。
  6. 液晶表示装置の基板の洗浄装置であって、
    所望の形状の開口部を形成するように、間隙を挟んで用いられる2つの電極を有し、
    少なくとも片方の前記電極の前記間隙に面する部分に、前記開口部の形状に対応した一連の溝部が形成されており、
    前記開口部とは逆側から前記間隙にプラズマを発生させるガスを注入することで、前記溝部においてホローカソード放電によるプラズマを発生可能とし、前記開口部の形状の範囲にプラズマを放出可能とし、
    前記基板の端子部に異方性導電フィルムを貼付する前に、前記開口部に対して対向するように配置された前記基板に前記プラズマを照射するようにしたことを特徴とする液晶表示装置の基板洗浄装置。
  7. 前記異方性導電性フィルム上に液晶素子を駆動する半導体素子又はFPCを配設する液晶表示器を組み付ける液晶表示器組付装置において、
    請求項5又は請求項6に記載の洗浄装置を設けたことを特徴とする液晶表示器組付装置。
  8. 前記洗浄装置の前記開口部に対向する前記基板は、前記開口部に対して移動されており、前記基板の搬送過程において、プラズマによる洗浄が行われることを特徴とする請求項7に記載の液晶表示器組付装置。
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