JP2006271701A - 開放弁 - Google Patents
開放弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006271701A JP2006271701A JP2005095494A JP2005095494A JP2006271701A JP 2006271701 A JP2006271701 A JP 2006271701A JP 2005095494 A JP2005095494 A JP 2005095494A JP 2005095494 A JP2005095494 A JP 2005095494A JP 2006271701 A JP2006271701 A JP 2006271701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- cylinder
- piston
- communication hole
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
【解決手段】弁ボディ1には、一次側流路2と二次側流路3とが連通孔4を介して連通され、円筒状のシリンダ5がその円筒状の開口を二次側流路3に臨ませて、かつ、その軸心を連通孔4の孔中心に一致させて、二次側流路3を挟んで連通孔4と相対して形成されている。そして、ピストン16がシリンダ5内に摺動自在に配設されて、シリンダ5内をピストン室5aと作動室5bとに区分している。また、ステム19が一端をピストン16の軸心位置に固着され、他端をディスク部7のステム嵌合凹部9に嵌着されている。
【選択図】図1
Description
また、従来の開放弁では、上壁面が上部室と二次側流路とを隔離するようにバルブ主体に一体に形成され、ピストンに突設されたステムを挿通するためのステム挿入孔が上壁面に穿設されているので、バルブ主体の構造が複雑なものとなり、製造コストが高くなるという問題もあった。
図1はこの発明の実施の形態1に開放弁における弁全閉状態を示す断面図、図2はこの発明の実施の形態1に開放弁における弁全開状態を示す断面図、図3は図1のIII−III矢視断面図である。なお、図1および図2における主弁の断面は、便宜上、図3のA−B断面を示している。
ステム19は、一端をピストン16の中心位置に固着され、他端をディスク部7のステム嵌合凹部9に嵌着されて、その軸心がシリンダ5の軸心に一致するように取り付けられている。
まず、開放弁が閉止しているとき、流体である水が一次側流路2内に導入されており、一次側の水圧とスプリング14のばね力がディスク部7を加圧して、Oリング10がバルブシート4aに密接している。これにより、一次側流路2から連通孔4を介して二次側流路3への水の流入が阻止される。
ついで、開放弁に開放信号があると、パイロット弁(図示せず)が開放され、作動流体としての水が蓋体15に設けられた導入孔15aから作動室5b内に導入される。そして、作動室5b内の水圧がディスク部7を加圧している一次側の水圧とスプリング14のばね力との総和を上回ると、ピストン16が二次側流路3側に移動する。このピストン16の移動力がステム19を介して主弁6に伝達され、主弁6が一次側流路2側に移動し、Oリング10が連通孔4の開口縁部で構成されるバルブシート4aから離れ、開放弁が開放される。そして、ピストン16が移動してストッパ18に当接すると、それ以上の移動が阻止される。これにより、水が、図2中矢印で示されるように、一次側流路2から連通孔4を介して二次側流路3に流入する。
ついで、開放弁に閉止信号があると、パイロット弁が閉止され、作動室5b内の水がシリンダ蓋体15に設けられた排出孔15bから排出される。そして、作動室5b内の水圧が低下すると、スプリング14の付勢力により主弁6が二次側流路3側に押圧され、Oリング10がバルブシート4aに密接し、開放弁が閉止状態となる。
ここで、導入孔15aと排出孔15bを記載したが、導入孔15aおよび排出孔15bの一方の孔のみを設置し、1つの孔で導入と排出とを行うことも可能である。
また、ピストン室5aと二次側流路3とを隔離する隔壁がないので、弁ボディ1の構造が簡素化され、ダイカストし易くなり、かつ、材料が削減され、製造コストを低減できるとともに、小型化が図られる。
また、ステム19の他端がディスク部7のステム嵌合凹部9に嵌着されているので、ピストン16の動作時に、ステム19の軸心がシリンダ5の軸心に対してずれることがない。これにより、ピストン16の動作が安定し、開放弁の動作不良を引き起こすことが抑制される。
また、上記実施の形態1では、開放弁を加圧開放式に使用しているが、連通孔4に対してディスク部7を逆側に配置することで減圧開放式とすることも可能である。さらに、上記実施の形態1の流水方向を逆にして、一次側と二次側とを逆にすることも可能である。
図4はこの発明の実施の形態2に係る開放弁の要部断面図である。
図4において、切り欠き部20a,20bがストッパ18の一部を切り欠いて形成されている。この切り欠き部20aは、開放弁が縦置きに設置された場合に、即ち図1が鉛直面における断面を示すような状態に開放弁が設置された場合に、ストッパ18の鉛直下方の部位を切り欠いて形成されている。また、切り欠き部20bは、開放弁が横置きに設置された場合に、即ち図1が水平面における断面を示すような状態に開放弁が設置された場合に、ストッパ18の鉛直下方の部位を切り欠いて形成されている。そして、切り欠き部20a,20bは90度ずれて形成され、その切り欠き幅Lがその弁サイズに使用されるナット六角寸法もしくは六角ナットが滑らず保持される位置より広く形成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
また、切り欠き部20a,20bは90度ずれて形成されているので、開放弁の縦置きに設置されても、横置きに設置されても、ピストン16の動作時に、異物を二次側流路3に確実に排出できる。
図5はこの発明の実施の形態3に開放弁における弁全閉状態を示す断面図である。
図5において、ステム嵌合凹部9aがステム嵌合凹部9より深くしてディスク部7の一側中央部に凹設されている。この深さは、ピストン16とディスク部7が最も離れた場合でもステム19がステム嵌合凹部9aから外れない量とする。そして、ステム19が、一端をピストン16の中心位置に固着され、他端をディスク部7のステム嵌合凹部9aに嵌着されて、その軸心がシリンダ5の軸心に一致するように取り付けられている。さらに、切り欠き部20aがシリンダ5内の鉛直下方に位置するストッパ18の部位を切り欠いて形成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
また、切り欠き部20aがシリンダ5内の鉛直下方に位置するように形成されているので、シリンダ5内に入り込み、シリンダ5内の鉛直下方に集まった異物は、ピストン16の移動とともに二次側流路3側に押され、切り欠き部20aから二次側流路3に排出される。これにより、異物がピストン室5a内に入り込んでも、開放弁の動作不良の発生がより確実に抑制される。
Claims (2)
- 一次側流路と二次側流路とが連通孔を介して連通され、円筒状のシリンダがその円筒状の開口を一次側流路と二次側流路とのいずれかの流路に臨ませて、かつ、その軸心を該連通孔の孔中心に一致させて、当該流路を挟んで該連通孔と相対して形成された弁ボディと、
流路側の上記連通孔の開口縁部に接離して該連通孔を開閉するディスク部、該ディスク部の一側から延設されて該連通孔に摺動自在に嵌挿されるガイド部および該ディスク部の一側中央部に凹設されたステム嵌合凹部を有する主弁と、
上記ディスク部を上記連通孔の開口縁部に押圧するように付勢するスプリングと、
上記シリンダ内に摺動自在に配設されて、該シリンダ内を流路側のピストン室と反流路側の作動室とに区分し、該作動室内への作動流体の導入および該作動室からの作動流体の排出により該シリンダの軸心方向に往復移動するピストンと、
一端が上記ピストンの軸心位置に固着され、他端が上記ステム嵌合凹部に嵌着されて、該ピストンの移動力を上記主弁に伝達するステムと、
上記シリンダの内壁面の流路側の開口端部に突設され、流路側に移動する上記ピストンの外周縁部に当接して該ピストンの流路側への移動量を規制するストッパと、
を備えたことを特徴とする開放弁。 - 切り欠き部が上記ストッパの一部を切り欠いて上記シリンダ内の鉛直下方に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1記載の開放弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005095494A JP4689318B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 開放弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005095494A JP4689318B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 開放弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006271701A true JP2006271701A (ja) | 2006-10-12 |
JP4689318B2 JP4689318B2 (ja) | 2011-05-25 |
Family
ID=37207014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005095494A Active JP4689318B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 開放弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4689318B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200452398Y1 (ko) * | 2008-05-27 | 2011-02-25 | 주식회사 에쓰브이씨 | 감압밸브 |
CN102359648A (zh) * | 2011-09-30 | 2012-02-22 | 南通锻压设备股份有限公司 | 一种大通径快排慢进气阀 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0449274U (ja) * | 1990-09-03 | 1992-04-27 | ||
JP2000179725A (ja) * | 1998-12-16 | 2000-06-27 | Nohmi Bosai Ltd | 自動弁 |
JP2002276815A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Nok Corp | シールリング |
-
2005
- 2005-03-29 JP JP2005095494A patent/JP4689318B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0449274U (ja) * | 1990-09-03 | 1992-04-27 | ||
JP2000179725A (ja) * | 1998-12-16 | 2000-06-27 | Nohmi Bosai Ltd | 自動弁 |
JP2002276815A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Nok Corp | シールリング |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200452398Y1 (ko) * | 2008-05-27 | 2011-02-25 | 주식회사 에쓰브이씨 | 감압밸브 |
CN102359648A (zh) * | 2011-09-30 | 2012-02-22 | 南通锻压设备股份有限公司 | 一种大通径快排慢进气阀 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4689318B2 (ja) | 2011-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102348916B (zh) | 压力动作控制阀 | |
JP4822225B2 (ja) | 呼吸装置を持つ組合わせばね制動シリンダ−常用制動シリンダ | |
US20070145318A1 (en) | Solenoid valve for fluid flow | |
US9097360B2 (en) | Pilot operated valve | |
KR101504378B1 (ko) | 석백 밸브 | |
EP3596369B1 (en) | Valve with integral balancing passage | |
WO2014021124A1 (ja) | チェックバルブ | |
JP6346907B2 (ja) | オーバーフロー弁 | |
EP1114957A1 (en) | Pilot valve | |
CN109952464A (zh) | 用于减少压力浪涌的装置 | |
KR20160147062A (ko) | 밸브 엑추에이터 조립체에 사용하기 위한 가이드 부재 | |
KR102116863B1 (ko) | 공기압 조작 밸브 및 그 조립 방법 | |
RU2018141978A (ru) | Узел гидравлической муфты | |
JP4108596B2 (ja) | 手動操作機構部付き複合自動弁 | |
JP4689318B2 (ja) | 開放弁 | |
JP2014518359A (ja) | 弁、特に圧力調整弁又は圧力制限弁 | |
EP2988042B1 (en) | Timing valve and kick-down valve | |
JP7149037B2 (ja) | 減圧弁 | |
JP6966961B2 (ja) | 制御弁 | |
JP6558300B2 (ja) | バルブ構造 | |
JP5303247B2 (ja) | 逆止弁 | |
JP4292060B2 (ja) | 常閉形フロート式オートドレン | |
JP7110595B2 (ja) | リリーフ弁 | |
JP4738078B2 (ja) | パイロット式流調弁装置 | |
CN211259719U (zh) | 背压阀 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100706 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110215 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4689318 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225 Year of fee payment: 3 |